2003年7月3日〜4日の静岡市の豪雨
著者 長島 昭
雑誌名 静岡地学
巻 88
ページ 43‑53
発行年 2003‑11‑22
出版者 静岡県地学会
URL http://doi.org/10.14945/00025041
1 .はじめに
7月3日の夕刻から[寄り出した 日)と同じように雷をともない、
試416ネ束、 3日夜から
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ら 4 日明け方にかけて七夕豪雨 (1974年 7 月 7 日 ~8 を躍らせた。こ
ミ リ (4 日 0 時 13分~1 時13分)
は334ミリに達した。また、天城山(アメダス)でも 4日4時の
け崩れも し を中心に、浜岡町、本川根町で
ど13カ所でがけ崩れが起き、
ワサビ産地の天城湯ヶ に土砂が流入するなどの被害が出 ことが11日までの河期.の調査で分かった。
された。
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1によると、 内観測点、で7 3日 も く隔が降りだし のは大淵 、次いで山間部の水 焔薙であった。 に近い は15時過ぎから り出していることが わかるO
などを結ぶ、軸に東西 国l総雨量図によると、総雨量200ミリ以上の地域は春野… ]I[根ー
に広がり(平地と山岳地帯との境付近)、この軸より南側と北側で 中部の仁科峠、熱]I[付近にもあるO
は少ない。また、伊豆半
次に 3日21時から 48 6時までの時間雨量図についてみることにするO
3 821時の時間雨量図(函2)によれば、県西部の本坂では時間雨量24ミリの豪雨となっており、
時間雨量20ミリの線は天竜J11に達している(天竜20ミリ)。時間雨量10ミリの大雨の線は大井川 (J1[ 根10ミワ)に達しているO そして伊久美、瀬戸谷付近にも10ミリの雨域があり、時間雨量5ミリ以上 の南域の先端は富士川を越し、伊立半島南部や県東部県境を除いて黒全域が南となっているO
3 822時の時間雨量図(図3)によれば、県西部浜名湖北方地域で誌時間雨量30ミリを越し(細江 31ミリ、初生31ミリ)、時間雨量20ミワ以上の雨域は大井Jrrを越えて瀬戸谷付近(瀬戸谷22ミリ)に
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し、時間雨量10ミリの雨域は富士川右岸近くに達し、 5ミリの雨域 し、 Oの観測点、は熱海と下田だけとなった。
3日23時の時間雨量図(図4)によれば、県西部に ミリ以上の雨域が現れ、県中部に時 ミリ以上の雨域が形成され(瀬戸谷37ミリ、用宗37ミリ)、 ミリの線は清水沖、
駿河湾に出た。そして伊豆半島の一部を除いた県全域が時間雨量5ミリ以上の雨域となった。
3日24日寺の時間雨量密(国5)によれば、時間雨量30ミリ以上の雨域は愛知県境から富士山南麓ま で東部に広がって5つほどの豪雨の中心を持つようになった。坂野 (35ミ リ ) 竜 山 (35ミリ)‑都 田JI[ダム (36ミリ)を囲む雨域、大河内 (44ミリ)を閤な雨域、瀬戸谷 (52ミリ)を閤む雨域、用宗
(63ミリ)を囲む雨域、清水沖(清水58ミリ)の雨域。
4日1時の時間雨量図(図 6)によれば、豪雨の中心は、陸上では大河内 (84ミリ)、富島 (80ミ リ)、静岡 (103ミリ)、能島 (65ミリ)となっているO 由比@蒲原沖にも豪雨の中心が推定されるo 3
824時に比べて豪雨域は東に移動して時間雨量も格段に増加しているO 伊豆半島東岸熱川付近に 雨量30ミリ以上の雨域が現れた。
4日2時の時間雨量図(図 7) vこよれば、豪雨の中心は大河内 (69ミリ)‑伊久美 (71ミリ) (80ミリ)を結ぶ、地域、用宗付近 (103ミリ)、清水沖 (80ミリ)推定、富士山南麓(商船津72ミ リ、愛鷹73ミリ)の 4つがみられ、県西部では雨は弱くなってきているO
4日3時の時間雨量図(図8)によれば、豪雨の中心は陸上では静関市付近(用宗86ミリ)から駿 河湾に出た。伊立半島の付け根から中西部にかけて時間雨量40'"'‑'60ミリの観測点、が見られるようにな
るO 県西部は一部を除いて雨は下火になってきた。
4日4時の時間雨量図(図9)によれば、富士川左岸から神奈川県との境までは時間雨量Oとなっ たが、伊豆半島の中部で豪雨となり、仁科峠で105ミリもの時間雨量を記録しているO 県中部に時間 雨量10ミリ以上の雨域が2つ、県西部沿岸地域にも10ミリ以上の雨域があるO
4日5時の時間雨量図(図10)によると、伊豆半島の南部に雨域が残り、特に南西部に時間雨量30 ミリを越す観測点が現れた(松崎35ミリ、大峠32ミリ)0 駿河湾をはさんだ対岸の榛原郡沿岸部にも 時間雨量30ミリ近い観測点がみられる(波津28ミリ)。
4日6時の時間雨量図(図11)によれば、県西部の渋川地区と伊立半島南部に時間雨量10ミリ以上 の雨域があるだけになった。
3. まとめ
この豪南は7月3日、 16時過ぎに県西部から始まり、 21時に 中部に広がり、豪雨の中心が2つになり、 23時を過ぎる頃から 心は5つになり、県中部の豪雨の中心2つ し
な雨を降らせているO
1
1右岸に達し、 22持を過ぎて県 I[河口付近まで広がって豪雨の中 用宗でそれぞれ52ミリ、 63ミリの猛烈
4日に入ると豪雨の中心は5つとなり、時間雨量は100ミリを越す観測点も現われた(静岡103ミ リ)0 1時を過ぎると県西部の豪雨は下火に向い始めたが、中、東部では豪雨は衰えず¥その中心は 陸上では大河内一伊久美の地域の60ミリ以上、静岡(用宗103ミリ)付近、富士南麓の地域の 3つに
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中心が移り、仁科i峠で105ミワの雨が降1), 4持 を 過 して関は収まっていった。
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注 渋JIi(農)辻?弓4日 設 時 ま で 時 間 雨 量 が あ るn 大認は 7月3日15時o時間雨三そが あるの
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