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特別養護老人ホーム入所者の 日常生活 自立度の 5 年 間の変化

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( 6 3 ) 原著 :秋田大学医短紀要1 0( 2):1 6 5‑1 7 0,2 0 0 2

特別養護老人ホーム入所者の 日常生活 自立度の 5 年 間の変化

進 藤 伸 一

要 旨

特別養護老人ホーム入所者5 0 名のADL自立度 を,入所後 5 年間にわた り調査 した。調査 したAD L は,移動,食事,排准,入浴,着替,整容お よび意思疎通の 7 項 目で,自立度は自立,一部介助お よび全介助の 3 段階 とした。結果は次の通 りである。①入所後 5 年間で全てのADL の自立度が低下 したが,排涯や入浴 は比較的維持 されていた。②食事,意志疎通お よび整容 は,時間の経過 とともに 一貫 して自立度が低下 したが,着替,入浴,排壮お よび移動 は,入所後一時的に改善 してか ら低下 し た。③ ADL の一時的改善は,比較的若 くてADL の一部介助群の者 に多 く,改善のみ られた時期 は 入所後 2‑3 年 目であった。 また,食事 ,排壮お よび着替の一次的改善率 は高かった。

は じめに

障害の予後 を予測することは, リハ ビリテー シ ョンの介入戦略 を立て,介入の効果 を評価す るうえで重要 な課題であ り, これ まで脳卒中を 中心 に多 くの研究が行 われて きた

1 3 .

0

しか し, これ らは障害の改善が予想 される回 復期の予後研究であ り,特別養護老人ホーム入 所者 な ど悪化が予想 される維持的 リハ ビリテー シ ョン期 にある障害の予後研究は,必ず しも多 くはない。その内容 も,入所後一定年数 を経過 した時点での 日常生活 自立度 ( ADL自立度) を比較 して,変化 しない,あるいは低下する, と結論づ けている ものがほ とん どである

4 5'。

しか し現実 には,施設入所後 に生活ケアを通 し て 自立度が改善する入所者 もお り,その実態 は

必ず しも正確 に把握 されてはいるとはいいがた

い 。

今 回,特別養護老人ホーム入所者の主要な障 害であるADL 障害 を取 り上げ,入所後 5 年間 で どの ように変化す るのか調査 したので報告す る。

対象 と方法

対象は,特別養護老人ホームをすでに退所 し た,あるいは現在 も入所 中の障害高齢者で,入 所後 5 年間のADL自立度の経過 を追跡で きた 5 0 名である。内訳 は,男 1 2 名,女3 8 名で,入所 時の年齢 は 5 3 歳か ら 9 4 歳 にわた り,平均7 5. 5 歳 であった。主 な障害は,中枢神経障害3 0 名,骨 関節障害 6 名,内部障害 7 名お よび虚弱等 7 名

秋 田大学医療技術短期大学部 理学療法学科

秋 田大学医短紀要 第10巻 第

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Ke y Wo

rd s

: 特別養護老人ホーム 日常生活活動 日常生活 自立度

1 6 5

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進藤伸一/特別養護老人ホーム入所者の日常生活自立度の

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年間の変化

で,約半数が中等度以上の痴呆 を合併 していた。

方法は,年 1 回定期的 に実施 している ADL 自立度調査の結果 を,後方視的に分析 した。検 討 した ADL は,移動,食事 ,排准,入浴,着 香,整容,意志疎通の 7 項 目で,判定基準 は, 自立,一部介助,全介助の 3 段階 とした。 この 調査項 目と判定基準 は,厚生省の 「 障害老人の 日常生活 自立度 ( 寝 た きり度)判定基準」7 1に したがってお り, 日常的 に介護 に当たっている 介護職員が調査 を行 った。

入所後最初 に受けた調査 の結果 を,入所後 1 年 目の もの とし,実際 には入所時期 にば らつ き があるため入所 してか ら平均半年後の ものであ り, したがって 2 年 目の もの とは平均 1年半後 の結果 をあててお り,それ以降 も同様 に定義 し た。

分析 に当たって,便宜的に自立 2 点,一部介 助 1 点お よび全介助 0点 として自立度 を数量化

し,これを自立度得点 とした。

なお本施設では,常勤の リハ ビリテーシ ョン 専 門職が勤務 してお らず,月 1 回,非常勤理学 療法士が指導 に当たっている。

結 果

1. AD L自立度の変化

ADL 自立度得点の変化 を表 1 に示す。入所 後 5 年間で,全ての ADL 自立度得点が低下 し てお り,最 も低下 したのは整容 ( p<0 . 0 1 ) , 次 いで食事 (p <0 . 0 5 ) ,移 動 (p <0 . 0 5 ) で あ った。整容の低下得点 0 . 2 6 は 4 人 に 1 人,食 事 の 0 . 2 2 と移動 の 0 . 1 8 5 は 5 人 に 1人の 自立度 が 1ランク低下 した ことに相当する。

一方,最 も低下 しなかったのは排継の 0 . 0 2 で, 5 年経過 して も入所時の自立度がほぼ維持 され ていた。次いで入浴の 0 . 1 0であ り, これは 1 0 人 に 1 人の自立度が 1ランク低下 したことに相当 す る。

次 に ,ADL の 自立度得点の年次推移 を図 1に示す。 1年 目の ADL 自立度 は,高い もの か ら食事,意思疎通,整容,着替,入浴,排湛 お よび移動の順であったが,順位 は経年的にほ

1 6 6

とん ど変化 しなかった。 また,推移 のパ ターン か ら,食事,意志疎通お よび整容 は,1 年 目の 自立度 は比較的高いが,時間の経過 とともに自 立度が低下 してい くのに対 し,着替 ,入浴,排 湛 お よび移動 の 自立度 は,1 年 目は比較 的低 い が , 2 年 目,あるいは 3 年 目に一時的に改善 し てか ら低下するとい う異なる 2 つのパ ター ンが み られた。

2. ‑時的に改善 した ADL

入所後,一時的 に改善 した ADL の項 目数 と 人数 を表 2 に示す。入所後 ,1 4 名が 1 項 目改善

してお り ,2 項 目 5 名 ,3 項 目 2 名で ,5 0 名中 2 1 名 ( 4 2%) は何 らかの ADL が一時的に改善 し ていた。

ADL の一時的改善の有無 と年齢 の関係 を表 3 に示す 。7 5 歳以上群 と 7 4 歳未満群 に分 けて分 析 した と こ ろ ,7 4 歳 未 満 群 で は 2 1 名 中 1 4 名 ( 6 7 %) で一次的改善がみ られたのに対 し ,7 5 歳以上 になる と改善 した者 は 3 3% に とどま り, 相対的に若い入所者で一時的改善が多 くみ られ た (p <0 . 0 1 ) 。

次 に ,ADL 自立度別一時改善者の比率 を表 4 に示す. 7 項 目中 5 項 目で,一部介助群か ら 改善 した者の比率が,全介助群か ら改善 した者 の比率 より大 きく,有意差 は確認 されなかった が一部介助 は全介助 に比べ ADL が一時的に改 善す る傾向が見 られた。特 に,食事 や排池 は一 部介助群の約 1/2 が,着啓 は約 1/3 が一時 的に改善 していた。

なお この他 に,性別,障害種別,痴呆の程度 など,一時的改善 に影響す ると考 え られる要因 について も分析 したが,一次的改善 との関係 は み られなかった。

考 察

これまでの特別養護老人ホーム入所者の AD

L 予後調査では ,ADL は 1年後は低下 しない

とするもの

4)

, 3 年後あるいは 5 年後 は低下す

るとするもの 5, 6. な どの報告があるが,長期的

な低下の過程で一時的改善がみ られることを指

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年間の変化

表 1 ADL自立度得点の変化

1 年 目 5 年 目 1 ‑5 年 目 移 動

食 事 排 池 入 浴 者 菅 整 容 意 志疎通

0. 66 0. 48 ‑0. 1 8' 1 . 7 8 1 . 5 6 10. 22' 0. 7 4 0. 72 ‑0. 02 0. 82 0. 7 2 ‑0. 1 0 1 . 04 0. 90 ‑0. 1 4 1 . 6 4 1 . 38 ‑0. 26

1 . 7 2 1 . 58 ‑0. 1 4

* p<0. 05 * * p <0. 01

8 6 4 2 1 8 「1 1 1 1 0

唖 . 延 髄 倒 皿 雪 駄

0. 6 0 . 4 0. 2 0

1 年 目 2 年 目 3 年 目 4 年 目 5 年 目 入所後期 間

図 1 ADL自立度得点の年次推移

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一 一く トー 一食幸

一亡卜 意 思 疎 通

‑ 1ゝ一 ・ 一整容

‑うト 着 替

1 一 升一 一入浴

‑くトー排雅 + 移動

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1 67

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表 2 ‑時的に改善 した ADL の項 目数 と人数

ADL 項 目数 人 数 3 項 目

2 項 目 1 項 目 0 項 目

2 ( 4 ) 5 (1 0) 1 4 (28) 29 (5 8) ( ) 内 は%

表 3 ADL の一時的改善の有無 と年齢

一時的改善有 り 一時的改善無し

〜7 4 歳 1 4 (67 ) 9 (3 1 ) 7 5 歳〜 7 (3 3) 2 0 (69) 計 21 ( 1 00) 29 ( 1 00) ( )内は% x 2 ‑1 3. 37( p<0. 0 1)

表 4 ADL 自立度別一時改善者の比率 改善者数 改善音数 一部 介助群 全介助群 移 動

食 事 排 池 入 浴 着 替 整 容 意 志疎 通

) ) ) ) ) ) ) 8 0 1 1 1 5 0 2 1 1 2 ( ( ( ー ( ( (

4 4 8 8 8 4 3 2 2 1 1 / / / / / / / 2 0 6 2 2 1 0

) ) ヽノ ) ー ) ) 6 7 3 9 3 0 2 1 6 4 3 1 2 ( ( ( ( ′lヽ ( ′1

9 3 7 3 2 0 9 1 ‑ 2 1 1 / / / / / / / 3 2 3 2 4 1 2

( )内は%

摘 した報告 は少 ない.吉永 ら 8 .は,脳卒 中退 院 患者 の予後調査 で,退院後一時改善 してか らま た低 下す る者が 5 . 1 % い た と報告 してお り,実 際 に施設入所後 に自立度が改善す る入所者が存 在す ることは,多 くはないに しろ 日常観察 され

1 68

ることである。 また,坪井 ら

5

'が行 った特別養

護老 人ホームの 3 年間の ADL 予後調査 の報告

をみ ると,機能的 自立度評価 (F IM) の 1 8 項

目中,食事 ,整容 ,ベ ッ ド移乗 ,歩行/車椅子

お よび階段 の 5 項 目で一時的改善がみ られてい

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巻 第

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た。今 回の結果 で も,着替,排浬,入浴 な どは 入所後 に一時的 に改善 していたが, これ らは食 事 や整容 な どと比べ比較的困難 な ADL である ため,入所前 の家庭 や病 院での 自立へ の支援が 不十分で,潜在能力が未開発 の ままであったた め と考 え られ る

また, 自立度が比較的維持 されていた排涯や 入浴 は,入所後 に自立度が一時的 に改善 した A DL であ り, この一時的改善が 5 年 間の 自立度 の維持 に貢献 していた と考 え られる

以上 の ことか ら,維持的 リハ ビリテーシ ョン にお い て は, 自立度低 下 のペ ー ス を遅 らす と いったアプローチ を行 う一方,改善の可能性 の ある対象 には回復 的 アプローチが有効 な場合が あるため,その ことを念頭 に置 き,両者 を組 み 合 わせ たプログラムを作成すべ きであろ う

本施設では, リハ ビリテーシ ョンの積極 的介 入が行 われていない にもかかわ らず,入所後 1 項 目以上 の ADL が一時的 に改善 した者が約 4 割 いた ことは,当初 の予想 を上 回る ものであっ た。 これは,特別養護老人ホームの生活 ケアが 持つ リハ ビリテーシ ョン的機能 を示す もの とし て注 目され る点であ る 9 。 しか し, この ように 高い比率で一時的改善がみ られたのは,今 回の 対象 を入所後 5 年 間の ADL 自立度調査 の結果 がそろっていた入所者 に限ったため,結果的に 平均年齢が全 国平均 よ り1 0歳近 く若 くなったこ

とも,大 きな要 因 と思われる。

維持的 リハ ビリテーシ ョンにおける介入 は, 生活 ケアが持つ この リハ ビリテー シ ョン的機能

を強化す るように働 きかけるのが効果的である。

今 回の結果か ら,効果が期待 される対象 として は,① 入所後早期 (2‑ 3年以 内),② 比較 的 若 い ( 7 4 歳未満),③ 障害 の あ ま り重症 で ない ( AD L 一部介助以上の)入所者で, また介入 で効果が期待 される ADL としては,①食事 ,

②排湛お よび③着替であることがわか った。

ま と め

特別養護老 人ホーム入所者の ADL 自立度 を, 入所後 5 年間 にわた り調査 して以下 の結果 を得

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た。

1)入所後 5 年 間で全 ての ADL の 自立度が 低下す るが,大 きく低下 したのは整容,食事 お よび移動 であ り,あ ま り低下 しなか ったのは排 子 世や入浴 であった。

2)ADL の年次推移 は,食事 ,意志疎通お よび整容 の ように,時間の経過 とともに自立度 が低下 してい くもの と,着替,入浴,排浬お よ び移動の ように,入所後,一時的 に改善 してか ら低下す る 2 つのパ ター ンがあった。

3 )入所後 ,ADL に一時的改善のみ られた 者 は約 4 割お り,比較的若 いグループで ,AD

L の一部介助群 に多か った。

4 )以上か ら, リハ ビリテー シ ョン介入で効 果が期待 され る対象 としては,①入所後早期 ,

②比較 的若い,③ 障害のあ ま り重症で ない入所 者で, また介入で効果が期待 される ADL とし ては,①食事 ,②排酒,③ 着替 ,が考 え られる

調査 にご協力いただいた特別養護老 人ホーム 松恵苑 の皆 さまにお礼 申 し上 げ ます。

文 献

1 )二木 立 ( 1 9 8 3) 脳卒 中患者 の障害の構造 の研 究 ( 第 1 報)片麻痔 と起居移動動作 能 力 の回復過程 の研究. 総合 リハ 6: 4 65‑47 6.

2 )二木 立 ( 1 9 8 3) 脳卒 中患者の障害 の構造 の研究 ( 第 2 報)機能障害 の構造お よび機 能障害 ・年齢 と能力障害 との関係 の研究.

総合 リハ 6 :5 5 7‑5 6 9.

3) 二木 立 ( 1 9 8 3) 脳卒 中患者 の障害の構 造 の研究 ( 第 1報) 日常生活動作 の構造の研 究.総合 リハ 6 :6 45‑6 5 5.

4 )山下一也 ,飯島献一,小林祥泰 ( 1 9 9 8) 特 別養護老 人ホーム入所者の ADL と QOL の 1 年 間の変化. 日本老年医学会雑誌 3 6:

71 1‑71 4.

5 )坪井章雄,新井光男,木村 明彦 ( 1 9 9 9) 特 別養護老人ホーム入所者の ADL 予後の検 討 .作業療法 ジャーナル 3 3:2 5 9‑2 6 2.

6) 溝 口 環,津 島 隆 也,井 上 剛 輔 ( 1 9 97 ) ナーシングホーム利用者の 自立度変化の検

1 6 9

(6)

(68)

進藤伸一/特別養護老人ホーム入所者の日常生活自立度の

5

年間の変化

討. 日本老年医学会雑誌 3 4:35 0. 麻痔患者の地域 リハ ビリテーシ ョン.総合 7)全国老 人保健施設協会稀 ( 1 9 9 6) 老人保健 リ ハ1 0:1 8 9‑1 9 5.

施設職員ハ ン ドブ ック.厚生科学研究所 , 9 )三好春樹 ( 1 9 8 6) 老 人 の生 活 ケ アー<生 活 東京,pp. 2 61‑2 65 障害 >への新 しい看護の視点.医学書院, 8 )吉永繁彦,田中 伸,木村徳久 ( 1 9 8 2) 片 東京.

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Thea i m oft hi ss t udywa st oe xa mi net hec ha nge si na c t i vi t i e so fda i l yl i v i ng( ADL)o fr e s i de n t si na s p ec i a lnu r s i ngho me.Thes u b j e c t swe r e5 0 r e s i d e n t s . ( 1 2 me n , 3 8 wo me na g e d 5 3 t o 9 4 ye a r s , me a na g e7 5 ・ 5 ye a r s )Wea na l yz e dt he i rADL( mob i l i t y,e a t i ng,t oi l e t i ng,b a t hi ng,gr o o mi ng,血e s s i nga n dc o mmu ni c a t i o n) f o rf i veye a r sa f t e ri ns t i t ut i ona l i z a t i o n. Thepnnc I Pa lr e s ul t swe r ea sf ol l ows :

l )Al lt hea c t i vi t i e sde c l i ne dov e rt h ef i veye a r s , howe v e rt oi l e ta n dba t hi ngwe r ema i nt a ine dr e l a t i v e l y.

2)Ea t i ng,g r o o m inga ndc o mmum iC a t i o nd e c l i ne do nas t r a i g h tl e v e l ,howe v e rmob i l i t y,t oi l e t i ng,b a t hi nga nd 血e s s i ngi mpr ov e dt e mpo r a r i l yt h e nde c l i ne d.3 )Thos ewhoi mpr o ve dt e mpo r a r i l yt e nde dt ober e l a t i v e l y you nge r a n d not s e v e r e c a s e s ,a n d t he i mpr o ve me nt oc c ur r e d wi t hi n t wo o r t h r e e ye a r s a f t e r i ns t i t u t i o na l i z a t i on. 4)Ther a t i oo ft het e mpo r a li mpr o ve me nt so fe a t i ng, t o i l e t i nga nd血e s s i ngwa sl a r ge rt h a n t ha toft h eo t he ra c t i vi t i e s .

1 7 0

秋田大学医短紀要 第10巻 第

2 号

参照

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