• 検索結果がありません。

厚生労働科学研究費補助金(難治性疾患等政策研究事業)

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "厚生労働科学研究費補助金(難治性疾患等政策研究事業)"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

97  

厚生労働科学研究費補助金(難治性疾患等政策研究事業)

分担研究報告書

「先天性および若年性の視覚聴覚二重障害に対する一体的診療体制に関する研究」 

 

研究分担者  星  祐子 

独立行政法人国立特別支援教育総合研究所インクルーシブ教育システム推進センター 上席総括研究員兼インクルーシブ教育システム推進センター長

 

研究要旨

視覚聴覚二重障害児者の教育と社会参加に関する評価を行った。

国立特別支援教育総合研究所で実施した「特別支援学校における盲ろう幼児児童生徒の実態調査」

についての分析を行った。本調査によって、視覚及び聴覚に障害のある幼児児童生徒の在籍及び教育 相談者315名を特定した。特定できた315名の内訳は、視覚障害と聴覚障害の組み合わせから、全盲 ろう11名、全盲難聴61名、弱視ろう17名、弱視難聴157名、測定不能・不明61名、無回答8名であっ た。

また、連絡機関として医療機関を挙げている割合が21.9%であり、今後、連携をとっていくことの必 要性が明らかになった。

研究協力者氏名・所属研究機関名及び所属研究機関における職名

A.研究目的

先天性および若年性の視覚聴覚二重障害に対 する一体的診療体制構築に向けた検討材料とし て、視覚聴覚二重障害児者の教育と社会参加に 関する評価を行う。

B.研究方法

平成29年度に国立特別支援教育総合研究所が 実施した「特別支援学校における盲ろう幼児児 童生徒の実態調査」(全国の特別支援学校1000 校程を対象)についての分析を行った。なお、

本調査については、「学校教育法施行令22条の 3」に該当する幼児児童生徒を対象とし、視覚 障害及び聴覚障害の他に、知的障害、肢体不自 由、病弱など他の障害を併せ有する幼児児童生 徒も対象とした。

  これらの調査と併せて、視覚聴覚二重障害児 の在籍する学校や保護者等に対して、ニーズに 関する聞き取りを行った。

(倫理面への配慮)

  調査実施においては、国立特別支援教育総合 研究所内の倫理審査委員会に諮り、承認を得て いる。

C.研究結果   

本調査によって、視覚聴覚二重障害の幼児児 童生徒の在籍及び教育相談者315名を特定し た。特定できた315名について、視覚障害と聴 覚障害の組み合わせから、以下のタイプに大別 した。全盲ろう11名、全盲難聴61名、弱視ろう 17名、弱視難聴157名、測定不能・不明61名、

無回答8名。そのうち、視覚障害及び聴覚障害 の他にも障害を有していると回答があったのは 86.0%であった。これらの幼児児童生徒の視覚 障害の原因及び聴覚障害の原因として、最も割 合が高かったにはCHARGE症候群であった。

また、連絡機関として医療機関を挙げている割 合が21.9%であった。

(2)

98 D.考察

 

特別支援学校に在籍している視覚聴覚二重障 害児の幼児児童生徒の多くは先天性であり、そ の幼児児童生徒のうち、視覚障害及び聴覚障害 の他に知的障害・肢体不自由等他の障害を有し ている割合が高く、医療的ケアを必要とする幼 児児童生徒の割合も半数近くであり、一体的診 療体制の必要性が浮かび上がってきている。ま た、連絡機関として医療機関を挙げている割合

21.9%であり、今後、連携をとっていくこと

の必要性が明らかになった。

E.結論

  視覚聴覚二重障害のある幼児児童生徒の実態 と保護者のニーズから一体的診療体制の構築を 早急に進めることが重要である。

F.研究発表 1. 論文発表

  実態調査の結果については、国立特別支援 教育総合研究所のHPにて詳細を掲載してい る。

2. 学会発表

G.知的財産権の出願・登録状況(予定を含 む。

1. 特許取得  2. 実用新案登録 3. その他

参照

関連したドキュメント

て、小児では稀であると思われている。しかし、SS

「診断の手引き」としての体裁となっていた。これ は、小児慢性特定疾病が、児童福祉法(平成 27

1)医療機関の移行支援体制と連携方法

「算数・数学の学習障害」 「運動発達の遅滞」 「一 般的戦略」 「感覚戦略」 「感覚(行動及び感覚的 支援) 」 「聴覚」

①第 60 回厚生科学審議会疾病対策部会難病対 策委員会・第 35 回社会保障審議会児童部会小児 慢性特定疾患児への支援の在り方に関する専門 委員会(平成 31 年 2 月 20

分担者の所属機関では、16名の視覚・聴覚二重 障害患者を経験している。視覚障害1級が3名、2

医療従事者の視聴覚二重障がい者の診療経験の 有無にかかわらず、視聴覚二重障がい者に対し

  当センターの機能としては①全国より各 専門診療科へいわゆる 難病 、 難治症 例 、 セカンドオピニオン