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(1)

NIA

Letter

VOL.2

2014.11

発行元/公益財団法人新潟県国際交流協会 Niigata International Association  「スポーツに国境はない」と言われています。オリンピックや世界大会 では各国の選手が言葉は通じなくとも、ルールに則り、最高のパフォーマ ンスを発揮し、観ているものに感動を与えてくれます。また、国際友好親 善にもスポーツは大きな役割を果たしています。  公益財団法人新潟県体育協会では、今年で41回を数える「日独スポー ツ少年団同時交流」に参画し、これまで多くの両国青少年が交流を深め合 い、友情を培ってきました。この事業の特徴は、スポーツ活動(試合等) がメインではなく、異文化を理解するため、ホームステイを中心として、 文化、歴史、自然や工場見学など様々な体験を通じて青少年が国際感覚を 養い、人として成長することを目的としていることにあります。また、 パートナー地域同士の交流という点も長続きしている理由と言えると思い ます。  本県にはこの交流参加を契機にドイツに留学し、現在ドイツ語を教えて いる人もいます。今年、糸魚川市を訪問したドイツ団の指導者は、4年前 には団員として魚沼市を訪れており、成長して再び新潟県を訪問してくれ ました。また、2002年に糸魚川市を訪問した少年の妹が、奇しくも同じ 家にホームステイすることとなり、まるでわが子のように温かく迎え入れ てもらったということです。このような心温まる交流が40年にわたって続 いています。  また、2002年のサッカーワールドカップ日韓大会の共催を記念し、日 韓両国の友好関係を一層推進するために、両国間のスポーツ交流、青少年 交流の拡大を目的として、日韓両国政府の合意により「日韓共同未来プロ ジェクト」が実施されていますが、その中の「日韓青少年スポーツ交流 (派遣・受入)」を本会でも夏季で1回、冬季(スキー)で2回実施し、多 いときは一度に200人規模で受け入れています。両国団員とも最初は緊張 していますが、試合や交流会をした後は、笑顔で一緒に写真撮影し、アド レス交換をする姿が見られ、スポーツの素晴らしさを実感することができ ます。  その他、これまで本県指導者数名が日本体育協会主催の日独と日中の指導者交流(派遣・受入)に参加し、その経験をその後の国際交流 活動に活かしているところです。  2011年に制定された「スポーツ基本法」の前文で「スポーツは、世界共通の人類の文化である。」と高らかに謳い、基本理念では「ス ポーツは、スポーツに係る国際的な交流及び貢献を推進することにより、国際相互理解の増進及び国際平和に寄与するものとなるよう推進 されなければならない。」としています。本会でもスポーツマンシップとフレンドシップの精神を大切にして、スポーツを通じた国際交流 を今後とも推進していくとともに、2020年に開催される東京オリンピックに本県出身選手が出場し、活躍できるよう、競技力の向上にも 努めていきたいと考えています。 公益財団法人 新潟県体育協会  澁谷 健一 氏

C O N T E N T S

■特集 スポーツで国際交流

 ● 「新潟県体育協会の 国際スポーツ交流活動と意義」   (公財)新潟県体育協会 澁谷 健一 氏  ●県内で行われている  スポーツを活用した国際交流の取り組み ■NIA活動レポート  ■インタビュー  孫 蘇平さん(新潟県国際交流員) ■NIAインフォメーション 

特 集

 スポーツは、世界中の人々に親しまれている世界共通の文化です。楽しませてくれるだけでなく、人を 育ててくれます。さらに、言葉や文化の壁を超えた国際交流の推進にも大きな役割を果たします。  今号では、本年度県内各地で実施された国際交流スポーツイベントをいくつかご紹介します。

ス ポ ー ツ で 国 際 交 流

書道体験@妙高 太鼓体験@妙高 弓道体験@糸魚川 お祭り参加@糸魚川 日韓青少年スポーツ交流 交流会@韓国 バスケットボール交流戦@韓国 ちょっと

聞き耳

Interview

最優秀賞 優秀賞 第3位 日独スポーツ少年団同時交流  まず、本県における各種スポーツ団体を統括する公益財団法人 新潟県体育協会の澁谷さんに、国際スポーツ交流活動についてお聞 きしました。

「新潟県体育協会の国際スポーツ交流活動と意義」

(2)

 去る9月26日から28日までの3日間盛大に開催されました。 ●主 催:世界ゲートボール連盟 ●主 管:日本ゲートボール連合、(一財)新潟県ゲートボール連盟 ●参加国・地域: オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、香港、         インドネシア、日本、韓国、マカオ、パラグアイ、ペルー、         フィリピン、台湾、アメリカ、インド、ロシア、         スイス、タイ、ウルグアイ、ヨーロッパ混合チーム   約20カ国・地域 ●参加チーム数・人数:96チーム(日本16チーム) 約700人 ●実施日:2014年9月26日∼9月28日 ●会 場:新潟市陸上競技場(4年に1回、世界各地で開催)  新潟県は、競技者数が全国トップのゲートボール王国であり、世界中の 実力者のプレーに間近で接し、新潟県における競技力の向上や競技人口の 拡大を図るとともに、佐渡や朱鷺ほか新潟県の誇る文化や自然などの世界 的遺産を世界の人々に見ていただく良い機会になることから、今回新潟が 開催地に選ばれたということです。

一般財団法人 新潟県ゲートボール連盟

TEL:0256-34-6770  E-mail:mail@ngl.gr.jp  HP:http://www.ngl.gr.jp/

第11回 世界ゲートボール選手権大会

開始式前の各国交流の様子 写真を撮ったり、記念品を交換したり、とても和やかな雰囲気 試合中は各国真剣勝負!! 各国代表による始球式 開始式の様子

問合せ先

 次に、今年9月に新潟市で開催された「世界ゲートボール選手権大会」をご紹介します。  新潟県で世界大会が開催されることは大変珍しく、世界から来訪客を多く迎え、スポーツイベントが地域の国際化を促進するエンジ ンとなりました。また、地域社会全体の積極的な参加によって、経済効果やメディア効果も生まれました。  事務局では、今後とも、ゲートボールを通じて、世界の国々と友好を深めながら、県内のゲートボール界をはじめ新潟県全体を盛り 上げていきたいと話されていました。

新潟県ゲートボール連盟の事務局担当の方から次のようなお話を伺いました。

・ 各国の選手による熱戦が繰り広げられたほか、各国選手による交流会など競技 以外でも国際交流が盛んに行われ、多くの県内在住の市民ボランティアや英 語・中国語・韓国語・スペイン語・ロシア語の通訳ボランティアの方々も活躍 されました。 ・ 参加各国・地域の友好関係の促進が図られたほか、大会を契機に、海外の方々 には新潟を知っていただき、新潟の方々にはゲートボールや海外の魅力を知っ ていただく良い機会となりました。 ・ 大会を支えてくださった多くのボランティアの皆さんが、地域の絆を向上させ てくれました。また、スポーツとは若干距離のある通訳ボランティアなどの地 域活動が、国際的なスポーツイベントでは、重要な役割を果たしてくれたこと に感謝しています。 ・ 海外ではゲートボールが若い世代にも浸透している国が増えているので、新潟 からも若い選手がどんどん輩出されることを期待しています。 通訳ボランティアも大活躍!!中国語で今日の流れを説明中! (※通訳・翻訳ボランティアについて、詳しくはp.6をご覧ください。)

(3)

新潟県サッカー協会の板垣事務局長から次のようなお話を

伺いました。

・この大会の目的は、若い頃からスポーツを通じて国際感覚を養う ことと、本県サッカー界を強化することですが、選手や観戦者に とっては、新潟で国際試合を経験できる貴重な機会です。 ・新潟のユースサッカーは全国レベルまで成長してきています。選 手のほか、地域の方々にもこの大会が浸透し、海外チームを受け入れる環境等が全体で整ってきています。 ・来県した海外チームは、毎年、新潟市内の小学校を訪問し、交流を行っています。今年度参加したセルビアでは、5月に大規模な 洪水が発生したことから、試合会場で復興支援の募金活動を行ったところであり、スポーツを通じて、スポーツに留まらない交流 が行われています。  現在、南米エクアドルに青年海外協力隊員として新潟市出身の齋藤 勇太さんが派遣され、現地の子供たちの野球指導に当たっています。 齋藤さんの指導を受けている野球少年たちを新潟に招き、日本の野球 や文化に触れてもらい、エクアドルにおける野球技術の向上を図ると ともに、子供たちの今後の人生にも活かしてもらう趣旨で、「エクア ドルチームを新潟へ誘致する会」の人たちにより企画されました。 ●滞在期間等:本年8月20日から9月1日までの間、県内各地で親善試 合や野球教室に参加したほか、齋藤さんの母校である 大学チームの見学や東京でプロ野球観戦をしました。 ●招待人数等:齋藤さんがコーチを務める野球チームの13歳から15 歳の選手12人とコーチ1人が来日しました。  齋藤さんは、今回の日本遠征をきっかけに、エクアドルと新潟とのつながりを今後も育んでいくとともに、少しでも交流した子供た ちが感じたり、気付いたりしたことがあれば大変うれしいことであり、お互いに良いところを学び合い、今後の人生に活かしてほしい と話されていました。  一般社団法人新潟県サッカー協会が主催して毎年開催しているユー ス年代に属する選手による、日本と海外チームの国際親善試合です。 18回目の本年度は、去る7月19日から21日までの3日間開催されまし た。 ●参 加 国:メキシコ、セルビア、日本(日本代表・新潟選抜) ●参加人数:選手スタッフ合計約100人、観客多数 ●会  場:スポアイランド聖籠、新発田市五十公野公園陸上競技場、       新潟市陸上競技場

エクアドル野球チーム新潟遠征プロジェクト

第18回国際ユースサッカーin新潟

エクアドルチームを新潟へ誘致する会

E-mail:ecuador.yakyu@gmail.com  HP:http://ecuador-yakyu.digi2.jp/ 問合せ先

一般社団法人新潟県サッカー協会

TEL:025-233-0100  E-mail:info@niigata-fa.or.jp  HP:http://www.niigata-fa.or.jp/ 問合せ先

青年海外協力隊員・齋藤勇太さんから次のようなお話を伺

いました。

・滞在中、県内野球チームとの交流試合のほか、野球グラウンドの 整備や日本の規律や礼儀を学ぶとともに、高校生や地域の人々と の交流、ホームステイ体験などにより、互いに文化や習慣を学び合いました。 ・各地で試合、練習、交流会、ホームステイなどに協力、応援をしていただいたすべての皆さんに感謝しています。 ・エクアドルの子供たちには、日本や世界に飛び立つことを目標にして、エクアドルの野球界を盛り上げていってもらいたいと思います。 グラウンドの整備指導を受けている様子 @ハードオフエコスタジアム エクアドルでの指導の様子 彼らのやり方を尊重した上での熱の入った指導 新潟商業高校の生徒さんとの交流 左:軟式野球部による日本の文化紹介 右:書道部による書道体験  板垣さんは、「世界で活躍する選手を新潟から送り出す、新潟で頑張ればチャンスがある」との力強い一言とともに、この大会を今後 とも継続し、さらに発展させていきたいと話されていました。 小学生からメキシコ代表メンバーへ 手作りのプレゼント 試合の様子。新潟選抜は、世界の強豪チームと対戦の中、見事優勝!! メキシコ代表メンバーが新潟市内の 小学校を訪問し交流  次にご紹介する4競技(団体)は、県内各地域の特性を生かした国際スポーツ交流活動です。スポーツを通じた国際交流だからこそ、育まれて いる絆がそこにはあります。毎年開催しているものや現在も進行中のプロジェクトですので、読者のみなさんも積極的にご参加ください!!

(4)

今年の大会を主催された十日町市国際交流員の

メアリー・コリンズさんから次のようなお話を伺いました。

・スポーツをしながら交流できることから、県内外に在住する外国 語指導助手(ALT)やバスケットボール愛好家の日本人を中心に 人気を呼び、今年は出場チーム数を制限したほどでした。 ・毎年参加している人にとっては、松之山に来ればみんなに会えるというのも楽しみです。また、 街中に住んでいる人にとっては、日本の田舎を体感できる貴重な機会になっています。 ・大会中の宿泊や食事は、地元の温泉施設や名産品を利用しており、松之山の魅力を十分堪能でき ますし、イベントの準備から開催まで、地域の方々との温かいやりとりがあるのも極めて魅力的 です。 ・この大会に参加することで、福島県会津若松のALTによる震災復興団体である「会津4ふくし ま」へ500円の寄付が行われるほか、チャリティーグッズの販売も行われており、バスケットの試合や地域における交流だけでは ない、強いつながりが生まれています。  去る6月7日・8日の2日間、新潟県内では初めて、モンゴル相撲や モンゴル族の文化を紹介するイベントとして開催されました。 ●主 催:新潟内モンゴル自治区親善交流協会 ●参加国:モンゴル、中国内モンゴル自治区、日本 ●会 場:①6月7日・新潟県スポーツ公園(多目的運動広場南エリア)      ②6月8日・新発田城址公園 ●参加者数:選手等・約180人、観客・見学者等・約1,000人  十日町市松之山地区で毎年、年2回開催されているバスケットボー ルのイベントで、松之山地区の温泉や名産品を活用しながら、地域住 民の方々と日本在住の外国人の方々とが交流しています。 ●経緯等:十日町市の国際交流員であったキャメロンさんが、松之山 地域の魅力を発信し、県内外の人々から当地を訪れてもら い、地域の活性化を図ることを企図して開始 ●概 要:2011年6月に第1回を開催し、以後、毎年6月と10月に土 曜日と翌日曜日の2日間にわたり、十日町市松之山公民館 及び周辺で実施 ●参加者国籍・人数:      アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュー ジーランド、日本ほか 約80人(今年6月開催時)

新潟県モンゴル相撲親善大会

NiigataIntheInakaBasketballTournament

新潟内モンゴル自治区親善交流協会

TEL:025-267-4843  HP:http://niigatauchimongol.blog137.fc2.com/ 問合せ先

松之山公民館 十日町市松之山CIRメアリー・コリンズさん

TEL:025-596-2265  E-mail:ys-kominkan@city.tokamachi.lg.jp

facebookで「Niigata In the Inaka Basketball Tournament」を検索してください。

問合せ先 2日目は、リラックスしてチームを 混ぜてコスプレでゲーム! 緑のTシャツが福島の震災チャリ ティーグッズのひとつ。 1日目のゲームのあとは、旅館の 大広間で交流会 大会の様子  左:新潟・福島・石川・群馬のALTを中心に毎回約80名が参加  右:1日目は、各チーム優勝目指して真剣勝負!!  深滝さんは、国際交流は、言葉よりも笑顔と興味と少しの勇気で行動することが大事で、スポーツを通じた交流はやり易いと思うの で、多くの人から行動してみてほしいと話されていました。

親善交流協会の深滝さんから次のようなお話を伺いました。

・今回が第1回目の開催となることから、試行錯誤しながらでしたが、無事終えることができました。 ・開催に当たっては、目標を高く揚げ、相撲の試合に留まらず、モンゴル族の歌や踊りの披露のほか、交流会も実施したことから、 新潟の多くの方々にモンゴルの文化に触れていただけました。 ・このようなイベントを毎年継続して開催することが目標です。何事もわからないよりわかったほうがおもしろいものであり、ま た、いろいろな文化を理解することは楽しいことでもあります。今後もより多くの方々にモンゴル族のことを知ってもらえるよ う、盛り上げていきます。 日本人参加者も奮闘! モンゴル民族120名、日本人60名が参加  メアリー・コリンズさんは、言葉は違っても、バスケが楽しいという共通点を通してとても有意義な交流をしており、今後も継続し て開催し、松之山地域の発展と県内外のALTや関係者とのネットワークを強化していきたいと話されていました。

(5)

“新潟賞”日本語スピーチコンテストを

開催しました!

 新潟県とモンゴルとは、県費留学生の受入、中越大震災時のモンゴルからの支援、在新潟モンゴル国名誉領事館の設 置、モンゴルへの訪問団派遣などの交流を積み重ねてきました。2012年8月には、モンゴルにおいて県内大学留学経験 者等を中心に「モンゴル・新潟親善協会」が設立され、さらなる交流が期待されています。新潟県国際交流協会は、モ ンゴル・新潟親善協会とともに、ウランバートルにおいて“新潟賞”日本語スピーチコンテストを開催しました。

■コンテスト概要

日 時/平成26年8月18日(月)14:30∼17:30 会 場/モンゴル・日本センター多目的室(ウランバートル市) 出場者/10名(観覧者 約50名)

■優秀者のスピーチより

国際理解セミナー∼アジアを知る!∼

「食文化を通してベトナムを知る」を開催しました!

 アジア地域について理解を深める国際理解セミナーを県内4地域で開催しま した。  11月8日(土)には「食文化を通してベトナムを知る」と題して、新潟市食 育・花育センターにおいて、「ハイフォン海老ビーフンスープ」の調理実習 を含めたセミナーを開催しました。  前半はベトナムの概要や文化などを知る講座を、後半は調理実習を行いま した。約30名の参加者の皆さんは、ベトナムに想いを馳せながら、どこかオ リエンタルな香り漂う美味しいスープを味わい、ベトナムを身近に感じてい ました。 ちょっと

聞き耳

Interview

※ 上位の3名には、副賞として新潟旅行が贈呈されました。 新潟県を実際に見ることにより、将来、新潟県とモンゴ ルとの架け橋としての活躍が期待されます。 ガントゥムル・ウランバイガルさん(モンゴル国立大学) 最優秀賞 最優秀賞  中学2年で日本に交換留学した際に「十人十色」という言葉を知りました。 長所を活かせば、一人の人間でも一民族や一国を代表することができます。 偉い人物にならなくてもよいのです。自分にできることを一生懸命やればよ いのです。 バーサンドルジ・ブジンさん(モンゴル国立大学) 優秀賞 優秀賞  日本に行った際に道端のゴミを拾う日本人を見て、拾わなかった自分が恥 ずかしくなりました。日本人は環境を愛し、国を愛し、ゴミ拾いのような小 さなことにも取り組んでいます。このような姿勢をモンゴルは日本から学ぶ べきです。 メリグ・ゲレルさん(モンゴル国立医学大学) 第3位 第3位  東日本大震災時に被災者が整然と支援物資を受け取る姿はすばらしいもの でした。幸せは必然ではなく、努力は必須です。日本人はみな努力していま す。日本が成功した理由は日本人そのものです。私も迷ったら勇気を出して 進み、努力したいと思います。

NIA活動レポート

左:県庁知事政策局長訪問 右:北方文化博物館視察

(6)

■発行:公益財団法人新潟県国際交流協会 

〒950-0078 新潟県新潟市中央区万代島5番1号 万代島ビル2階   電話:025-290-5650 FAX:025-249-8122 E-mail:nia21c@niigata-ia.or.jp HP:http://www.niigata-ia.or.jp/

国際理解教育プレゼンテーションコンテストを開催します!

 県内の中学生、高校生による「国際理解」をテーマとしたプレゼン テーションコンテストの見学者を募集しています。熱のこもったプレゼ ンテーションを通して、国際理解について一緒に考えてみませんか? □日  時:平成26年12月13日(土)12:00∼17:35 □会  場:朱鷺メッセ 301中会議室 □入場無料 □プログラム:11:30∼ 開場       12:00∼16:35 開会・コンテスト (中学生部門 10チーム/高校生部門 13チーム)       16:45∼17:05 ステージパフォーマンス       17:05∼17:35 審査発表・表彰式       17:35∼18:30 交流会(※希望者のみ)       ※発表内容により、時間が変更になる場合があります。 □申込方法: 下記までお問い合わせください。

通訳・翻訳ボランティア・アースサポーター募集!

 (公財)新潟県国際交流協会では、観光案内やレセプション等での通訳をするボランティア、案内文書やパンフレット等の翻訳をするボラ ンティア、国際的なイベント等の運営を補助するアースサポーターを募集しています。 ■対 象 者:満18歳以上 【通訳・翻訳ボランティア】日常会話の通訳、専門知識を要しない文書の翻訳が支障なくできる方。 【アースサポーター】国際交流・協力に関するイベント等の企画・運営に興味や熱意のある方。 ■登録方法:当協会ホームページから登録票をダウンロードし、必要事項を記入の上、FAXかE-MAILで送付してください。  新潟県と友好県省提携をしている中国黒龍江省ハルビン市から来県した孫蘇平(ソン ソヘ イ)さんは、今年の4月から新潟県知事政策局国際課で国際交流員(CIR)として勤務して います。日中の架け橋として活躍が期待される孫さんにお話を伺いました。 ちょっ ちょっとと

聞き耳

聞き耳

Interview

Interview

ー来日したきっかけを教えて ください。  私は小さい時、テレビで日 本のアニメ『ドラえもん』を 見て、日本という国に非常に 興 味 を 持 つ よ う に な り ま し た。その後、大学で日本語科 に 入 り 、 日 本 語 を 勉 強 し 始 め、新潟に来る前まで、ハル ビン理工大学で日本語の教師をしていました。  日本語を学び教えている以上、やはりこの目で日本を見てみたい と思い、国際交流員に応募しました。 ー新潟で暮らしてみて、感じたことを教えてください。  新潟に着いた翌日に見た、信濃川沿いの桜はとても綺麗で印象的で した。新潟の米「コシヒカリ」といちごの「越後姫」をおいしくいただ き、大変いいところに来たなと思っております。お寿司やお酒もとて もおいしいです。驚いたこととしては、日本はコインがとても多いこ とです。中国ではコインもありますが、よく使われているのはお札で す。今の財布はちょっと重い気がします。また、コンビニや銀行など の営業時間はちょっと短いです。 ー中国におけるスポーツ分野での国際交流について教えてください。  中国でもスポーツ分野での国際交流は盛んです。特に2008年 に北京オリンピックが開催されてから、その交流が一層活発化し てきています。スポーツ分野での国際交流は主に競技体育、社会体 育、学校体育、体育産業と体育文化という5つの面に分けられてい ます。サッカー、バスケットボール、卓球、テニス、バドミントン 等、ほぼあらゆる競技種目について海外と交流し合っていて、日本 との交流も盛んです。黒龍江省と新潟県は1991年から隔年でお互 いに体育代表団を派遣して、太極拳、水泳、柔道などの交流をして います。 ー新潟の皆さんに一言お願いします。  はじめまして。黒龍江省ハルビン市から参りました孫蘇平と申し ます。黒龍江省と新潟県は30年余りの友好提携の歴史があり、お互 いに幅広い分野において盛んに交流してきました。この1年間、自 分の能力を発揮し、全力を挙げて、両地域の友好交流に尽力させて いただきたいと思います。新潟県のことをより多くの中国人に紹介 し、また皆さんにも中国のことをいろいろ紹介していきたいと思っ ております。どうぞよろしくお願いいたします。

編集

後記

 今回の特集はいかがでしたか?国際交流をする手段のひとつとして、気軽に楽しめる「スポーツで国際交流」の魅力 をお伝えすることができたら幸いです。  最後に、取材にご協力いただいた皆様に本紙面を借りて重ねてお礼申し上げます。

NIAインフォメーション

最優秀賞 優秀賞 第3位

参照

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