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(1)

Keysight E364xA 単出力 DC 電源

ユーザーズ/

サービス・ガ

イド

(2)
(3)
(4)

ご注意

© Keysight Technologies 1999 – 2014 米国および国際著作権法の規定に基づ き、Keysight Technologiesによる事前の 同意と書面による許可なしに、本書の 内容をいかなる手段でも(電子的記憶 および読み出し、他言語への翻訳を含 む)複製することできません。

マニュアル・パーツ番号

E3640-90413

11版、201411 Keysight Technologies 1400 Fountaingrove Parkway Santa Rosa, CA 95403

保証

本書に記載した説明は「現状のまま」

で提供されており、改訂版では断りな く変更される場合があります。また、

Keysightは、法律の許す限りにおい

て、本書およびここに記載されている すべての情報に関して、特定用途への 適合性や市場商品力の黙示的保証に限 らず一切の明示的保証も黙示的保証も いたしません。Keysightは、本書およ びその内容の誤り、およびその使用に 伴って生じる偶然または必然のいかな る損害についても、責任を負いませ ん。Keysightとユーザとの間に別個の 書面による契約が存在し、本書の内容 を対象とする当該契約の保証条件が上 記の条件と矛盾する場合は、別個の契 約の保条件が適用されるものとしま す。

テクノロジー・ライセンス

本書に記載されたハードウエア及びソ フトウエア製品は、ライセンス契約条 件に基づき提供されるものであり、そ のライセンス契約条件の範囲でみ使用 または複製することができます。

権利の制限について

米国政府の権利の制限。連邦政府に付 与されるソフトウェア及びテクニカ ル・データの権利には、エンド・ユー ザ・カスタマに提供されるカスタの権 利だけが含まれます。Keysightは、本 ソフトウェアおよび技術データに関す るこの慣習的な商用ライセンスを、

FAR 12.211(技術データ)および12.212

(コンピュータ・ソフトウェア)、およ び国防総省に対してはDFARS 252.227-7015(技術データ - 商用品目)

およびDFARS 227.7202-3(商用コン ピュータ・ソフトウェアまたはコン ピュータ・ソフトウェア・ドキュメ ントに関する権利)に基づいて提供し ます。

安全に関する注意事項

注 意

注意の表示は、危険を表しま す。ここに示す操作手順や規 則などを正しく実行または遵 守しないと、製品の損傷また は重要なデータの損失を招く おそがあります。指定された 条件を完全に理解し、それが 満たされていることを確認す るまで、注意の指示より先に 進まないでください。

警 告

警告の表示は、危険を表しま す。ここに示す操作手順や規 則などを正しく実行または遵 守しないと、怪我または死亡 のおそれがあります。指定さ た条件を完全に理解し、それ が満たされていることを確認 するまで、警告の指示より先 に進まないでください。

(5)

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド III

安全記号

測定器およびマニュアルに記載された以下の記号は、本器を安 全に操作するために守るべき注意事項を示します。

注意、危険あり(具体的な警告/注意

情報については本書を参照) 双安定押しボタンのオン位置

DC(直流電流または電圧)

端子はアース電位にあります。一方の 端子がアース電位で動作するように設 計された測定回路と制御回路に使用さ れます。

AC(交流電流または電圧) 正バインディング・ポスト

感電防止用アース端子 負バインディング・ポスト

双安定押しボタンのオフ位置 グランド端子

(6)

安全に関する注意事項

本器を使用する前に、以下の内容をお読みください。

以下の安全に関する一般的な注意事項は、本器の操作、サービ ス、修理のあらゆる段階において遵守する必要があります。こ れらの注意事項や、書の他の部分に記載された具体的な警告を 守らないと、本器の設計、製造、想定される用途に関する安全 基準に違反します。キ一サイトは、顧がこれらの要件を守らな い場合について、いかなる責任も負いません。

注 意

デバイスは必ず付属のケーブルと一緒に使用してくだ さい。

デバイスをメーカの指示どおりに使用しないと、デバイス の安全機能が損なわれる可能性があります。

デバイスの清掃には、必ず乾いた布を使用してください。

デバイスの清掃にエチル・アルコールなどの揮発性の液体 を使用しないでください。

デバイスの通気口をふさがないでください。

(7)

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド V

警 告

定格値に満たない電源コードは使用しないでください。

メーカが提供する電源コードを必ず使用してください。

デバイスに損傷や欠陥があると思われる場合は、デバイス を使用しないでください。電源を切り離し、サービスマン により安全が確認されるまでバイスを使用しないでくださ い。必要な場合、安全機能を維持するため、デバイスを サービスと修理のためにキ一サイトまで返送してください

可燃性のあるガスや煙、蒸気がある環境、または濡れた環 境でデバイスを使用しないでください。

デバイスにケーブルを接続する前に、デバイスのすべての マークを確認してください。

出力端子に接続する前に、デバイスの出力をオフにしてく ださい。

デバイスのサービスの際には、必ず指定された交換部品を 使用してください。

デバイスに交換部品を装着したり、デバイスを無断で改造 したりしないでください。安全機能を維持するために、デ バイスをサービスと修理のたにKeysightまで返送してくだ さい。

カバーが取り外された状態、またはきちんと固定されてい ない状態でデバイスを使用しないでください。

機器が動作中のときは換気用の穴やファンを塞がないでく ださい。

(8)

安全および EMC 要件

この電源は、安全およびEMC(電磁環境適合性)要件に従って 設計されています。

EMC

• IEC 61326-1:2005/EN 61326-1:2006

• CISPR 11:2003/EN55011:2007

• カナダ:ICES/NMB-001:Issue 4、2006年6月

• オーストラリア/ニュージーランド:AS/NZS CISPR11:2004 安全性

• IEC 61010-1:2001/EN61010-1:2001 (2nd Edition)

• カナダ:CAN/CSA-C22.2 No. 61010-1-04

• 米国:ANSI/UL 61010-1:2004

環境条件

本器は、屋内専用に設計されています。下の表に、本製品の一 般的な環境要件を示します。

環境条件 要件

温度

動作条件

0 ℃~40 ℃(最大定格出力)

保管条件

–20 ℃~70 ℃

湿度 動作条件

95 %RH(最大)

高度 最大2000 m

インストール・カテ

ゴリ II(屋内で使用)

汚染度 2

(9)

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド VII

規制マーク

CEマークは、欧州共同体の登録 商標です。このCEマークは、製 品が関連するすべての欧州法的指 令に適合することを示します。

C-Tickマークは、オーストラリア

のスペクトラム管理局の登録商標 です。これは、オーストラリアの Radio Communication Act(1992)の 条項に基づくEMCフレムワーク 規制への適合を示します。

ICES/NMB-001は、このISMデバ イスがカナダのICES-001に適合し ていることを示します。

Cet appareil ISM est confomre a la norme NMB-001 du Canada.

本器は、WEEE指令(2002/96/EC)

のマーキング要件に適合します。

貼付された製品ラベルは、本電気

/電子製品を家庭ゴミとして廃棄 してはならないとを示します。

CSAマークは、カナダ規格協会の 登録商標です。

この記号は、通常使用時に危険物 質または有害物質が漏れ出すこと がないと期待される期間の長さを 示します。製品の期待寿命は40 年間です。

EMC規制に対する韓国の認証マー クです。専門的な用途および家庭 用以外の電磁界環境での使用に適

したClass Aの機器です。

(10)

Waste Electrical and Electronic EquipmentWEEE )指令 2002/96/EC

本器は、WEEE指令(2002/96/EC)のマーキング要件に適合しま す。貼付された製品ラベルは、本電気/電子製品を家庭ゴミと して廃棄してはならないとを示します。

製品カテゴリ:

WEEE指令付録1の機器タイプに基づいて、本器は"Monitoring and Control Instrument"製品に分類されます。

製品に貼付されるラベルを下に示します。

家庭ゴミとして廃棄しないでください。

不要になった測定器の回収については、Keysight計測お客様窓口 にお問い合わせいただくか、下記を参照してください。

www.keysight.co.jp/environment/product

上記のWebサイトに詳細情報が記載されています。

(11)

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド IX

Declaration of ConformityDoC

この測定器のDeclaration of Conformity(DoC)はKeysight Webサイ トで入手できます。下記のWebアドレスで、製品モデルまたは 記述からDoCを検索できます。

http://www.keysight.com/go/conformity

該当するDoCを検索できない場合は、計測お客様窓口までお問 い合わせください。

(12)
(13)

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド XI

目次

1 測定前の準備 はじめに 2

標準付属品 6 オプション 6 アクセサリ 7

電源の準備 8 事前チェック 8 電源投入 9 出力チェック 10 電源電圧の変換 12

キャリング・ハンドルの調整 15 電源のラックへの格納 16

製品の概要 18

フロント・パネル 18 リア・パネル 21

ディスプレイ・インジケータ 22 出力の接続 24

電流定格 24 電圧降下 25

負荷に関する注意事項 25

電圧のリモート・センシングの接続 27 複数の負荷 29

電源の操作 30

冷却 30

ベンチ動作 30

清掃 30

(14)

概要 32 定電圧動作 34

フロント・パネルの操作 34 リモート・インタフェース操作 36 定電流動作 36

フロント・パネルの操作 36 リモート・インタフェース操作 38 リモート・インタフェースの設定 38

GPIB の構成 39 RS-232 の構成 39

動作ステートの保存とリコール 40 フロント・パネルの操作 40 リモート・インタフェース操作 42 過電圧保護のプログラミング 42

フロント・パネルの操作 42 リモート・インタフェース操作 45

出力の無効化 47

フロント・パネルの操作 47 リモート・インタフェース操作 47 外部リレーを使った出力の切断 48 システム関連の操作 49

ステートの記憶 49 セルフテスト 50 エラー条件 51

ファームウェア・リビジョンの問合せ 51

SCPI 言語バージョン 52

(15)

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド XIII

GPIB インタフェースのリファレンス 53

RS-232 インタフェースのリファレンス 54

RS-232 構成の概要 54

RS-232 データ・フレーム形式 55

コンピュータまたは端末への接続 55

RS-232 のトラブルシューティング 57

校正 58

校正のセキュリティ 58 校正のセキュリティ解除 59 校正のセキュリティ保護 60 セキュリティ・コードの変更 61 校正回数 62

校正メッセージ 63

3 Remote Interface Reference SCPI Command Summary 66

Introduction to the SCPI Language 71 Command format used in this manual 72 Command separators 73

Using the MIN and MAX parameters 74 Querying parameter settings 74

SCPI command terminators 75 IEEE-488.2 common commands 75 SCPI parameter types 75

Simplified Programming Overview 77 Using the APPLy command 77 Using the low-level commands 77 Reading a query response 78 Selecting a trigger source 78

Power supply programming ranges 79

(16)

APPLy {<voltage>| DEF | MIN | MAX}[,{<current>| DEF | MIN

| MAX}] 81 APPLy? 81

Output Settings and Operation Commands 82 Triggering 88

Trigger source 88 Triggering commands 90 System-Related Commands 91 State Storage Commands 95 Calibration Commands 97

Calibration example 100

Interface Configuration Commands 102 SCPI Status Registers 103

What is an event register? 103 What is an enable register? 103 Questionable Status register 105 Standard Event register 106 Status Byte register 108

Using service request (SRQ) and serial poll 109 Using *STB? to read the Status Byte 110 Using the Message Available Bit (MAV) 110 Using SRQ to interrupt the bus controller 111

Determining when a command sequence is completed 111 Using *OPC to signal when data is in the output buffer 112 Status Reporting Commands 113

Halting an Output in Progress 116 SCPI Conformance Information 117

SCPI confirmed commands 117

(17)

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド XV

Device-specific commands 119

IEEE-488 Conformance Information 120 Dedicated hardware lines 120 Addressed commands 120

IEEE-488.2 common commands 121

4 エラー・メッセージ

概要 124

フロント・パネルの操作 124 リモート・インタフェース操作 125 実行エラー・メッセージ 126

セルフテストのエラー・メッセージ 131 校正エラー・メッセージ 133

5 アプリケーション・プログラム 概要 136

C および C++ のサンプル・プログラム 137

Excel 97 のサンプル・プログラム 141

6 チュートリアル

電源の操作の概要 148 出力特性 150

非レギュレート状態 152 不要な信号 153

電圧レンジと電流レンジの拡張 155 直列接続 155

並列接続 156

(18)

7 特性と仕様 物理特性 162

環境特性 163 電気仕様 164 補足特性 166

8 Service and Maintenance

Overview 170

Operating Checklist 171 Types of Service Available 172

Standard repair service (worldwide) 172 Repacking for Shipment 173

Electrostatic Discharge (ESD) Precautions 174 Surface Mount Repair 174

Replacing the Power-Line Fuse 174 Troubleshooting Hints 175

Unit reports errors 740 to 755 175 Unit fails self-test 175

Bias supplies problems 176 Self-Test Procedures 177

Power-on self-test 177 Complete self-test 177 General Disassembly 179

Recommended Test Equipment 180

Test Considerations 182

(19)

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド XVII

Operation Verification and Performance Tests 183

Operation verification tests 183 Performance tests 183

Measurement Techniques 184 Common test setup 184 Current-monitoring resistor 185 General measurement techniques 185 Electronic load 186

Programming 186

Constant Voltage (CV) Verifications 187 Constant voltage test setup 187

Voltage programming and readback accuracy 187 CV load effect (load regulation) 189

CV source effect (line regulation) 190 CV PARD (ripple and noise) 191 Load transient response time 193 Constant Current (CC) Verifications 195

Constant current test setup 195

Current programming and readback accuracy 195 CC load effect (load regulation) 197

CC source effect (line regulation) 198 CC PARD (ripple and noise) 199 Common Mode Current Noise 201 Performance Test Record 202 Calibration Reference 205

Keysight calibration services 205 Calibration interval 205

To unsecure the power supply without the security code 206 General Calibration or Adjustment Procedure 207

Front panel voltage and current calibration 208

(20)

Calibration Error Messages 212 コンポーネント配置図 215

メインボード・アセンブリのコンポーネント配置図-

上 215

メインボード・アセンブリのコンポーネント配置図-

下 216

フロントパネルのコンポーネント配置図 217 メインボード・アセンブリのコンポーネント配置図-

上(シリアル MY53xx6xxx ) 218

メインボード・アセンブリのコンポーネント配置図-

下(シリアル MY53xx6xxx) 219

フロントパネルのコンポーネント配置図 -上(シリア

ル MY53xx6xxx) 220

(21)

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド XIX

図一覧

図 1-1 リア出力端子 5

図 1-2 電源電圧の選択スイッチ(115 Vac に設定) 13 図 1-3 フロント・パネルの外観 18

図 1-4 電圧および電流リミット値の設定 20 図 1-5 リア・パネルの外観 21

図 1-6 ディスプレイ・インジケータ 22 図 1-7 電圧のリモート・センシングの接続 27 図 1-8 ローカル・センシング接続 28

図 2-1 バッテリ充電で推奨される保護回路 45 図 2-2 電圧のオーバシュートを防ぐための推奨接

続 46

図 2-3 DB-9 シリアル接続 56 図 2-4 DB-25 シリアル接続 57 図 3-1 SCPI status system 104

図 5-1 プログラムの実行結果の例 141 図 6-1 直列電源のシンプルな回路図 148

図 6-2 リモート・インタフェースの絶縁を示すブロッ ク図 149

図 6-3 理想的な定電圧電源 150 図 6-4 理想的な定電流電源 150 図 6-5 出力特性 152

図 6-6 コモン・モードとノーマル・モードでのノイズ 源の簡略図 154

図 6-7 応答速度-アップ・プログラミング(フル負 荷) 157

図 6-8 応答時間-ダウン・プログラミング 158 図 7-1 E364xA の寸法 162

図 7-2 ラック・マウントのための E364xA の寸法 163 図 8-1 Performance verification test setup 184

図 8-2 Front/rear panel terminal connections 185 図 8-3 Front/rear panel terminal connections for the Vrms

measurement 191

図 8-4 Transient response time 194

図 8-5 CC PARD (ripple and noise) connections 200

(22)
(23)

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド XXI

表一覧

表 1-1 E364xA オプション 6 表 1-2 E364xA アクセサリ 7 表 1-3 E364xA の電源ヒューズ 9 表 1-4 フロント・パネルの概観 18 表 1-5 リア・パネルの概要 21

表 1-6 ディスプレイ・インジケータの概観 22 表 1-7 ワイヤ定格 24

表 2-1 工場出荷時のセキュリティ・コード 59 表 3-1 SCPI command summary 67

表 3-2 Keysight E3640A/E3642A/E3644A programming ranges 79

表 3-3 Keysight E3641A/E3643A/E3645A programming ranges 80

表 3-4 Reset state of the power supply 94

表 3-5 Bit definitions — Questionable Status register 105 表 3-6 Bit definitions — Standard Event register 106 表 3-7 Bit definitions — Status Byte summary register 108 表 3-8 SCPI confirmed commands 117

表 3-9 Device-specific commands (Non-SCPI) 119 表 4-1 実行エラー・メッセージ 126

表 4-2 セルフテストのエラー・メッセージ 131 表 4-3 校正エラー・メッセージ 133

表 7-1 物理特性 162 表 7-2 電気仕様 164 表 7-3 補足特性 166

表 8-1 Bias supplies voltages 176

表 8-2 Bias supplies voltages (serial MY53xx6xxx) 176 表 8-3 Self-test error messages 177

表 8-4 Recommended test equipment 180 表 8-5 Verification programming values 187 表 8-6 CV performance test record 202 表 8-7 CC performance test record 203 表 8-8 Parameters for calibration 207 表 8-9 Calibration record 211

表 8-10 Calibration error messages 212

(24)
(25)

1 E364xA 単出力DC電源

ユーザーズ/サービス・ガイド

1

測定前の準備

はじめに 2 標準付属品 6 電源の準備 8 製品の概要 18 出力の接続 24 電源の操作 30

この章では、電源を初めてセットアップするための手順を説明 します。電源の全機能の概要も紹介します。

(26)

はじめに

はじめに

Keysight E3640A/E3641A(30 W)、E3642A/E3643A(50 W)

およびE3644A/E3645A(80 W)は、GPIBおよびRS-232Cイ ンタフェースを備えた高性能単出力デュアル・レンジのプログ ラマブルDC電源です。ベンチトップとシステムの両方機能を 組み合わせることで、デザイン/テスト要件に幅広く対応しま す。

便利なベンチトップ機能

単出力デュアル・レンジ

出力のオン/オフ

優れた確度/分解能

優れた負荷変動/電源変動

低リップ/低ノイズ

過電圧保護

5つの動作ステートを保存

使いやすいインタフェース

電圧のリモート・センシング

フロント/リア出力端子

脚に滑り止めが施された、持ち運び可能で堅牢なケース

見やすい真空蛍光ディスプレイ

エラー・メッセージ表示

柔軟なシステム機能

標準GPIB(IEEE-488)およびRS-232Cインタフェース

Standard Commands for Programmable Instruments(SCPI)

互換

フロント・パネルからI/Oを簡単設定

ソフトウェア校正、物理的な内部調整が不要

(27)

測定前の準備 1 はじめに

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド 3

E364xA電源は、プログラミング機能とリニア電源性能を備え、

電源システムのアプリケーションに最適です。E364xA電源のプ ログラミングは、フロント・パネルからローカルに実行する方 法と、GPIBおよびRS-232Cインタフェースを介してリモート 実行する方法があます。

E364xA電源には2つのレンジがあり、低い電流レベルでより

高い電圧、低い電圧レベルでより高い電流を得ることができま す。出力レンジはフロント・パネルまたはリモート・インタ フェースで選択します。

動作と機能

単出力デュアル・レンジ

定電圧(CV)動作または定電流(CC)動作

過電圧保護 (OVP)

ユーザ定義の動作ステート用の5つの記憶位置

自動パワー・オン・セルフテスト

リア・パネル端子でのリモート検出

フロント・パネルまたはリモート・インタフェースでのユー ザ校正

フロント・パネル操作

使いやすい制御機能

出力レンジ選択

OVPのオン/オフ

OVPトリップ・レベルの設定

OVP状態のクリア

電圧と電流のリミット値の設定と表示

動作ステートの保存と復元

パワー・オン状態へのリセット

リモート・モードからローカル・モードへの復帰

ディスプレイでのエラー・メッセージの表示とスクロール

校正メッセージまたはシステム・ファームウェア・リビジョ ンの表示

電源の校正(校正セキュア・コードの変更を含む)

(28)

はじめに

リモート・インタフェースの設定

出力のオン/オフ

リモート・インタフェースでの動作では、E364xAはリスナと トーカのいずれとしても機能します。外部コントローラを使用 すれば、出力設定を行い、ステータス・データをGPIBまたは

RS-232Cインタェース経由で送信するように指示できます。次

に、機能をまとめます。

電圧/電流プログラミング

電圧/電流リードバック

現在/記録されているステータスのリードバック

プログラミング構文エラー検出

完全なセルフテスト

フロント・パネルのVFD(Vacuum-Fluorescent Display)には 次のような特徴があります。

出力電圧/電流の実際の値の表示(メータ・モード)

出力電圧/電流のリミット値の表示(リミット・モード)

インジケータの動作ステータスをチェック

エラー・コード(メッセージ)のエラー・タイプをチェック フロント・パネルのバインディング・ポストで、ベンチ動作用 の負荷ワイヤを接続できます。電源の出力とシャーシ・グラン ドへの接続は、リア力端子で行います。

(29)

測定前の準備 1 はじめに

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド 5

1-1 リア出力端子

1 最大フローティング電圧は±60 Vdc、 から(絶縁なしでコ ンダクタを短絡)。

2 最大フローティング電圧は±240 Vdc、 (絶縁してコンダク タを短絡)。

警 告

電源出力をシャーシから±60 Vdcを超えてフローティングさ せると、オペレータが感電する危険があります。

裸センス・ワイヤを使用してユニット背面の(+)出力端子 と(+)センス端子、(–)出力端子と(–)センス端子を接続 している場合は、±60 Vdcを超えて出力をフローティングさせ ないでください。

(30)

標準付属品

標準付属品

電源の梱包に以下の付属品が揃っていることを確認します。欠 けている付属品または損傷している付属品がある場合は、最寄

りのKeysight営業所にお問い合わせください。

✔ 電源ケーブル

✔ 校正証明書

✔ E364xA Product Reference CD

✔ E364xA ユーザーズ/サービス・ガイド(本書)

✔ E364xA Quick Reference Card

オプション

0EM、0E3、0E9の各オプションにより、出荷時の電源電圧設定

が決まります。標準ユニットでは、入力電圧115 Vac ±10 %、

47 Hz~63 Hzに設定されています。

電源電圧設定の変更の詳細については、「電源電圧の変換」(12 ページ)を参照してください。

1-1 E364xAオプション

オプション 概要

OEM 入力電圧は115 Vac ±10 %、47 Hz~ 63 Hz OE3 入力電圧は230 Vac ±10 %、47 Hz~ 63 Hz OE9 入力電圧は100 Vac ±10 %、47 Hz~63 Hz

1CM ラック・マウント・キット(Keysightパーツ番号5063-9240)

910 予備のマニュアル(電源を注文したときに選択した言語と同じもの)[1]

[1] 予備の英語版ユーザーズ・ガイドを注文するには、Keysightパーツ番号E3640-90001を注文してください。

(31)

測定前の準備 1 標準付属品

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド 7

アクセサリ

次のアクセサリは、地域のKeysight営業所で電源とセットまた は個別に注文いただけます。

1-2 E364xAアクセサリ

パーツ番号 概要

10833A GPIBケーブル、1 m

10833B GPIBケーブル、2 m

34398A RS-232C、9ピン(メス)- 9ピン(メス)、2.5 mケーブル

9ピン(オス)- 25ピン(メス)アダプタ

(32)

電源の準備

電源の準備

事前チェック

1 付属品のチェック

「標準付属品」(6ページ)の品目が同梱されていることを確 認します。不足しているものまたは損傷しているものがある 場合は、最寄りのKeysight営業所にお問い合わせください。

2 電源コードを接続し、電源をオンにします。

パワー・オン・セルフテストの実行中、フロント・パネルの ディスプレイが短時間点灯します。GPIBアドレスが表示さ れます。すべてのインジケータを点灯してパワーオン・ディ スプレイを確認するには、 電源投入時にを押してくださ い。電源がオンにならない場合は、「電源投入」(9ページ)

を参照してください。

3 完全なセルフテストを実行します。

完全なセルフテストでは、電源投入時に実行されるセルフテ ストよりも詳細なテストが実行されます。電源投入時に

を押し、長いビープ音が鳴ったら放します。これに よってセルフテストが始まります。

セルフテストが失敗した場合は、第8章「Service and Maintenance」の手順に従って、電源をKeysightに返送して ください。

Display Limit

Display Limit

この電源には、お住まいの地域用のプラグが付いた電源コード が同梱されています。電源コードは、3線式グランドタイプで す。グランドするのは3つ目の導線です。電源コードが適切な 受け口に差し込まれていることを確認してから、グランドして ください。キャビネットによる適切なグランドを行わずに電源 を動作させないでください。

(33)

測定前の準備 1 電源の準備

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド 9

電源投入

電源が入らない場合

電源が入らない場合には、次の手順を実行して問題を解決しま す。問題を解決できない場合は、第8章「Service and

Maintenance」の手順に従って電源をKeysightに返送してくだ さい。

1 電源にAC電源ラインが接続されていることを確認します。

最初に、電源のリア・パネルにある受け口に電源コードが しっかりと差し込まれていることを確認してください。また、

電源に接続する外部電源通電していることを確認する必要が あります。その後、電源がオンになっていることを確認して ください。

2 電源電圧設定を確認します。

この電源は、出荷時に電源電圧をお住まいの国に適した値に 設定してあります。値が適切でない場合は、電圧設定を変更 してください。設定は、100 Vac、115 Vac、230 Vacのいずれ かです。

3 正しい電源ヒューズが取り付けられていることを確認します。

電源には、工場出荷時にお住まいの国に適した電源ヒュー ズが取り付けられます。ヒューズの交換が必要な場合は、

表1-3を参照してください。

1-3 E364xAの電源ヒューズ

モデル Keysightパーツ番号 パーツの概要

E3640A E3641A

2110-0918 ヒューズ1.6 A 250 V(100 Vacおよび

115 Vac用)

2110-1346 ヒューズ1 A T 250 V(230 Vac用)

E3642A E3643A

2110-1550 ヒューズ2.5 A T 125 V(100 Vacおよび115

Vac用)

2110-1346 ヒューズ1 A T 250 V(230 Vac用)

E3644A E3645A

2110-1549 ヒューズ3.15 A T 125 V(100 Vacおよび115

Vac用)

2110-1548 ヒューズ 2 A T 250 V(230 Vac用)

(34)

電源の準備

出力チェック

次の手順では、電源が定格出力を発生し、フロント・パネルか らの操作に適切に応答することを確認します。性能テストと動 作確認テストの詳細ついては、第8章「Service and

Maintenance」を参照してください。

電圧出力のチェック

次の手順では、負荷をかけずに基準電圧の動作を検査します。

1 電源をオンにします。

電源はパワーオン/リセット状態になり、出力はオフになり ます(OFF表示が点灯します)。低電圧レンジが選択されま す。OVPおよび低電圧レンジの各表示が点灯し(E3640Aモ デルの場合は8 Vが点灯します)、ノブには電圧制御機能が割 り当てられます。

2 出力をオンにします。

OFF表示が消えて、CV表示が点灯します。ディスプレイは メータ・モードになります。メータ・モードでは、実際の出 力電圧と出力電流がディスプレイに表示されます

3 フロント・パネルの電圧計がノブの操作に応答することを、

低電圧レンジと高電圧レンジの両方で確認します。

ノブを時計回りまたは反時計回りに回して、電圧計がノブの 制御に応答することと、電流計がゼロ付近を指していること を確認します。ノブを回と、それに伴って点滅している数値 も変わります。

4 ノブを回すことにより、ゼロから最大定格値まで電圧を調整 できることを確認します。[1]

出力チェック中にエラーが検出されると、ERRORインジケータ が点灯します。詳細については、第4章「エラー・メッセージ」

を参照してください。

[1] 電圧の設定では、分解能選択キーで点滅している桁を右または左に

Power

On/Off Output

1

(35)

測定前の準備 1 電源の準備

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド 11

電流出力のチェック

次の手順では、電源の出力端子の両端を短絡することで基準電 流の動作をチェックします。

1 電源をオンにします。

出力がオフになっていることを確認します。OFF表示が点灯 します。

2 絶縁されているテスト用リード線を使用して、(+)と(-)

出力端子に短絡片を接続します。

最大電流に対応できる線径であることを確認します。詳細に ついては、表1-7を参照してください。

3 出力をオンにします。

テスト用リードの抵抗に応じて、CVまたはCCの表示が点灯 します。ディスプレイはメータ・モードになります。

4 電圧リミット値を1.0 Vに調整します。

ディスプレイをリミット・モードに設定します(Limit表示が 点滅します)。CCが確実に動作するように、電圧リミット値

を1.0 Vにします。CC表示が点灯します。通常モードに戻り

ます。 キーをもう一度押すか、数秒待ってタイムアウ

トしてください。

5 ノブを電流制御に設定し、フロント・パネルの電流計がノブ の動きに合わせて応答することを確認します。

ディスプレイがメータ・モードになっているときに、ノブを 時計回りまたは反時計回りに回します(Limit表示が消えま す)。電流計がノブの制御に応答することと、電圧計がゼロ付 近を指していることを確認します(電圧計はテスト用のリー ド線によて生じた電圧降下を示します)。ノブを回すと、それ に伴って点滅している数値も変わります。

6 電流をゼロから最大定格値まで調整できることを確認し ます。[1]

7 電源をオフにして、出力端子から短絡片を取り外します。

[1] 電流の設定では、分解能選択キーで点滅している桁を右または左に 移動できます。

Power

On/Off Output

Display Limit

Display Limit

CurrentVoltage

1

(36)

電源の準備

電源電圧の変換

電源電圧の変換は、リア・パネルにある電圧選択スイッチと電 源ヒューズを使って行います。

1 AC電源を外します。

2 カバーを取り外します。「General Disassembly」(179ページ)

を参照してください。

3 PCボード上の2カ所にある電圧選択スイッチで、電源電圧を 設定します。図1-2を参照してください。

4「電源ヒューズの交換」(13ページ)を参照して電源ヒューズ の定格を確認し、必要であれば正しいヒューズに交換します。

5 カバーを元に戻し、電源のタグまたはラベルに、正しい電源 電圧とヒューズが使用されていることを記載します。

警 告

感電の危険のある作業中は、電源カバーを取り外さないでく ださい。部品の交換や内部の調整作業は、資格を持った担当 者のみが行ってください

(37)

測定前の準備 1 電源の準備

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド 13

1-2 電源電圧の選択スイッチ(115 Vacに設定)

電源ヒューズの交換

1 電源コードを取り外します。マイナス・ドライバを使って、

リア・パネルからヒューズ・ホルダ・アセンブリを外します。

230 V 100 V 115 V

平面図 セレクタ

(38)

電源の準備

2 アセンブリからヒューズ・ホルダを外します。

3 正しいヒューズに交換します。

4 リア・パネルにヒューズ・ホルダ・アセンブリを戻します。

正しい電源電圧が選択され、正しい電源ヒューズが取り付けら れていることを確認します。

(39)

測定前の準備 1 電源の準備

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド 15

キャリング・ハンドルの調整

位置を調整するには、ハンドルの両側を手でつかんで、外側に 引っぱります。次に、ハンドルを必要な位置まで回転させます。

ベンチトップ位置 運搬位置

(40)

電源の準備

電源のラックへの格納

電源は、3つのオプション・キットのいずれかを使用して、標準

の48 cm(19インチ)ラック・キャビネットに設置できます。

各ラック・マウント・ットには、説明書と取り付け金具が付属 しています。同サイズのKeysight System II装置であれば、

Keysight E3640A、E3641A、E3642A、E3643A、E3644Aまた

はE3645Aの横に設置できます。

1 ハンドルを取り外すには、ハンドルを垂直位置まで回転させ、

両端を外側に引っ張ります。

2 ゴム製バンパーを取り外すには、バンパーの角を引っ張って スライドさせます。

電源をラック・マウントする前に、キャリング・ハンドル、フ ロントとリアのゴム製バンパーを取り外します。

フロント リア(下面図)

(41)

測定前の準備 1 電源の準備

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド 17

3 ラックに設置する装置が1台の場合は、アダプタ・キット

(5063-9240)をご注文ください。

4 横に並べて2つの測定器をラックマウントする場合は、ロック リンク・キット(5061-9694)とラックマウント・キット

(5063-9212)を注文してください。ラック・キャビネット内 にサポート・レールを使用してください。

5 スライド式サポート・シェルフに装置を1台以上設置する場合 は、サポート・シェルフ(5063-9255)とスライド・キット

(1494-0015)をご注文ください。単一の測定器の場合は、

フィラー・パネル(5002-3999)を注文してください。

(42)

製品の概要

製品の概要

フロント・パネル

1-3 フロント・パネルの外観

1-4 フロント・パネルの概観

番号 項目 概要

1 低電圧レンジ選択キー 低電圧レンジを選択し、出力端子への最大定格出力を可能 にします。

2 高電圧レンジ選択キー 高電圧レンジを選択し、出力端子への最大定格出力を可能 にします。

3 過電流保護キー 過電圧保護機能をオンまたはオフにします。また、トリッ プ電圧レベルの設定および過電圧条件のクリアを行います。

(43)

測定前の準備 1 製品の概要

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド 19

4 リミット値表示キー 電圧リミット値と電流リミット値をディスプレイに表示し、

ノブでリミット値を設定可能にします。

5 電圧/電流調整選択キー ノブ制御機能を電圧調整と電流調整のどちらに使用するか 選択します。

6 保存ステート・リコール・メ ニュー

位置1~5の保存した動作ステートのリコールと、このメ ニューからRESETを選択することにより電源をパワーオ ン・ステート(*RSTコマンド)にリセットします。

7 [State storage]メニュー/

[Local]キー[1]

電源ステータスを5つまで不揮発性メモリに保存し、各メ モリ位置に名前を割り当てます。または、電源をリモート・

インタフェース・モードからローカル・モードに戻します。

8 [View]メニュー/[Calibrate]

キー[2]

エラー・コードとエラー・メッセージのテキスト、校正文 字列、システム・ファームウェア・バージョンを表示しま す。または、校正モードをオにします。

9 [I/O configuration]メニュー/

[Secure]キー[3]

リモート・インタフェース用の電源の構成や、校正のため に電源をセキュリティ保護または解除を行います。

10 出力のオン/オフ・キー 電源の出力をオンまたはオフにしますこれは、オンとオフ を切り替えるトグル・キーです。

11 分解能選択キー 点滅している桁を左右に移動し、[View]メニューで表示す るテキストのスクロール速度を調整します。

12 ノブ 時計回りまたは反時計回りに回すと、点滅している数値が 増減します。

[1] 電源がリモート・インタフェース・モードのとき、[Local]キーとして使用できます。

[2] このキーを押して電源をオンにすると、校正モードになります。

[3] 電源の校正では、[Secure]キーまたは[Unsecure]キーとして使用できます。

1-4 フロント・パネルの概観 (続き)

番号 項目 概要

(44)

製品の概要

電圧および電流リミット値の設定

電圧および電流のリミット値は、次の方法でフロント・パネル で設定できます。

1-4 電圧および電流リミット値の設定

1 電源装置の電源を入れてから、電圧レンジ選択キーを使用し て、目的の電圧レンジを選択します。

2 を押すと、リミット値が表示されます。

3 分解能選択キーで点滅している桁の位置を動かし、制御ノブ を回して電圧リミット値を設定します。ディスプレイのタイ ムアウトになったら、も一度 を押します。

4 を押して、ノブを電流制御モードに設定します。

5 分解能選択キーで点滅している桁の位置を動かし、制御ノブ を回して電流リミット値を設定します。

6 を押して、出力をオンにします。およそ5秒後にディス

プレイは自動的に出力モニタ・モードになり、電圧と電流が 表示されます。

+

Low

High または

Display Limit

Display Limit CurrentVoltage

On/Off Output

リモート・インタフェース・コマンドでフロント・パネルの キーとコントロールをすべて無効にすることができます。フロ ント・パネルのキーとントロールを機能させるには、ローカル・

モードにする必要があります。

(45)

測定前の準備 1 製品の概要

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド 21

リア・パネル

1-5 リア・パネルの外観

E3643AまたはE3645A用のC-Tickのサプライヤ・コードは、N10149

です。

1-5 リア・パネルの概要 番号 概要

1 ACソケット

2 電源ヒューズ・ホルダ・アセンブリ 3 電源モジュール

4 RS-232Cインタフェース・コネクタ

(46)

製品の概要

フロント・パネルの キーから次の操作が可能です。

GPIBインタフェースまたはRS-232Cインタフェースを選択 する。

GPIBアドレスを設定する。

RS-232Cのボーレートとパリティを設定する。

ディスプレイ・インジケータ

1-6 ディスプレイ・インジケータ

5 GPIB(IEEE-488)インタフェース・コネクタ

6 リア出力端子

1-5 リア・パネルの概要 (続き)

番号 概要

ConfigI/O

1-6 ディスプレイ・インジケータの概観

項目 概要

Adrs 電源がリモート・インタフェース経由で対話できるように設定されています。

Rmt リモート・インタフェース・モードで稼働しています。

8 V[1]/35 V[2] 低電圧レンジが選択されていることを示します。

[1] [2]

(47)

測定前の準備 1 製品の概要

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド 23

OVP OVPインジケータがオンになり過電圧保護機能がオンになったか、表示の点滅時に過電 圧保護回路によって電源がシャットダウンしました。

CAL 校正モードで稼働しています。

Limit ディスプレイに電圧と電流のリミット値が表示されます。

ERROR ハードウェアまたはリモート・インタフェース・コマンドでエラーが検出され、エ

ラー・ビットがクリアされていません。

OFF 電源の出力がオフになっています。詳細については、「出力の無効化」(47ページ)を参 照してください。

Unreg 電源の出力が調整されていません(出力はCVとCCのいずれでもありません)。

CV 定電圧モードで稼働しています。

CC 定電流モードで稼働しています。

[1] 対象:E3640A/E3642A/E3644A 電源 [2] 対象:E3641A/E3643A/E3645A 電源

1-6 ディスプレイ・インジケータの概観 (続き)

項目 概要

ディスプレイのインジケータを確認するには、 を押しなが ら電源を投入します。

Display Limit

(48)

出力の接続

出力の接続

フロント・パネルのバインディング・ポストで、ベンチ動作用 の負荷ワイヤを接続できます。バインディング・ポストは、リ ア・パネル(+)と(–)接続と並列になっています。フロン ト・パネルとリア・パネルの端子には、第7章で示すように、

ノイズを押さえ、電源変動とトランジェント応答時間を最適化 する設計が採用されています。

リア出力端子では、(+)と(–)出力端子、(+)と(–)センス 端子、グランド端子の接続が可能です。リア出力端子で使用で きるワイヤのサイズは、AWG(American Wire Gauge)24~ AWG 14です。

電流定格

表1-7は、AWG導線の特性です。

注 意

リア出力端子への接続を行う前に、接続回路が破損しないよ うに、まず電源の出力がオフになっていることを確認してく ださい。

E3644A/E3645A電源では、リア出力端子から負荷接続を行う際

に、最大定格電流が発生する場合は、CV負荷変動を良好に維持 するために負荷ワイヤを4本使用する要があります。

1-7 ワイヤ定格

AWG 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28

推奨最大電流(アン ペア)[1]

40 25 20 13 10 7 5 3.5 2.5 1.7

mΩ/ft 1.00 1.59 2.53 4.02 6.39 10.2 16.1 25.7 40.8 64.9

mΩ/m 3.3 5.2 8.3 13.2 21.0 33.5 52.8 84.3 133.9 212.9

[1] 自由空間での単一導体、30 °C、絶縁あり

(49)

測定前の準備 1 出力の接続

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド 25

電圧降下

ワイヤのインピーダンスによる過大な電圧降下を避けるために、

負荷ワイヤは十分な太さである必要があります。一般的に、過 熱せずに最大ショト電流を流せるだけのワイヤの太さがあれば、

過大な電圧降下が発生することはありません。ワイヤ間での電 圧降下は、2 V未満に抑える必要がります。一般的に使用される AWG導線での電圧降下の計算は、表1-7を参照してください。

負荷に関する注意事項

容量性負荷

電源は、ほとんどのすべての負荷キャパシタンスに対して安定 動作します。ただし、負荷コンデンサが大きいと、トランジェ ント応答でリンギンが発生することがあります。負荷コンデン サ、それに対する直列抵抗、負荷リードのインダクタンスの組 み合わせによっては、不安定になる(振)場合があります。こ のような場合、容量性負荷のサイズを増減することによって問 題を解決できることがあります。

負荷コンデンサが大きいと、出力電圧の再プログラム時に電源 が瞬間的にCCモードまたは非レギュレート・モードになるこ とがあります。出力電のスルーレートは、電源設定を負荷キャ パシタンスの合計(内部と外部の合計)で除算した値に制限さ れます。

安全性要件を満たすため、最大短絡出力電流の発生時に加熱し ないように、太さが十分にある負荷ワイヤを使用してください。

負荷が複数ある場には、どの負荷ワイヤのペアも最大定格電流 に対応できるようにしてください。

(50)

出力の接続

誘導性負荷

誘導性負荷は、定電圧モードでループ安定性の問題が発生しな いようにします。定電流モードでは、電源の出力コンデンサと の並列共振を発生さます。一般的に電源の安定性に影響するこ とはありませんが、負荷電流のリンギングの下人になることが あります。

パルス負荷

一部の用途では、負荷電流は最小値から最大値までの間を定期 的に変動します。定電流回路は、出力電流を制限します。出力 コンデンサにより、流のリミット値を超えるピーク負荷を得る ことができます。出力仕様の範囲内を維持するためには、電流 のリミット値を想定されるピーク電流りも上に設定してくださ い。この設定を行わないと、電源は瞬間的にCCモードまたは 非レギュレート・モードになることがあります。

逆電流負荷

電源に接続されているアクティブな負荷は、動作サイクル中に 電源に逆電流を与えることあります。外部電源から電流を供給 すると、レギュレーョンの悪化や破損の恐れがあります。

このような事態は、ダミーの負荷抵抗を使って事前に出力に負 荷を与えることによって回避できます。ダミーの負荷抵抗は少 なくとも、アクティな負荷が電源に供給する電流と同じ量の電 流を電源から得る必要があります。ダミー負荷抵抗の電流と、

負荷が電源から得る電流の合計は、電の最大電流よりも小さく する必要があります。

(51)

測定前の準備 1 出力の接続

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド 27

電圧のリモート・センシングの接続

電圧のリモート・センシングは、負荷変動を維持し、電源と負 荷を結ぶリードの電圧降下に起因する変動の悪化を低減するの に使用されます。

電源をリモート・センシング用に接続すると、OVP回路は出力 端子ではなくセンシング・ポイント(負荷)で電圧を検出しま す。

図1-7で示すように、電源のセンシング端子と出力端子の接続 を外し、シールド付き2線式ケーブルを使って電源装置のセン シング端子を負荷に接続します。

センス・リードのシールドの一方を、シャーシ・グランド

( )に接続します。センス・リードを開くと、電源の出力電 圧が負荷のリード部で低下します。センシング・リードを負荷 に接続する場合は、極性注意してください。

1-7 電圧のリモート・センシングの接続

センス・コンダクタとしてシールドを使用せず、もう一方の端 は接続しない状態にしてください。

(52)

出力の接続

1-8 ローカル・センシング接続

安定性

特定の負荷リード長および大きな負荷容量の組み合わせでリ モート・センシングを使用すると、アプリケーションによって フィルタが形成され、圧フィードバック・ループに組み込まれ る場合があります。このフィルタによって生じた過剰な位相シ フトのために、電源の安定性が低下してトランジェント応答が 遅くなったり、ループが不安定になる可能性があります。最悪 の場合は、発振が生じることもあります。

こうした可能性を最小限に抑えるには、負荷リードをできる限 り短くして、より合わせます。センス・リードは電源のプログ ラミング・フィードック・ループの一部なので、リモート・セ ンシング動作中にセンス・リードまたは負荷リードを誤って オープンにすると、さまざまな悪影響がじます。安全な永続的 な接続が得られます。

CV

レギュレーション

第7章に記載されている電圧負荷の仕様は、電源の出力端子の 仕様です。リモート・センシングの場合は、負荷電流の変動に 起因する正のセンシング・イント(+)と出力端子の間での1 V あたりの電圧降下に対して5 mVを加算します。センス・リード は電源のフィードバック経路の一部なので、センス・リードの 抵抗を1本のリードあたり0.5 Ω以下に保って、上述の仕様性 能を維持してください。

Output

リモート・センシングの設定中は、負荷または電源の損傷を防 ぐために、電源をオフにする(電源ON/OFFボタンを押す)こと を強くお勧めします。

(53)

測定前の準備 1 出力の接続

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド 29

出力定格

第7章の定格出力電圧/電流仕様は、電源の出力端子に適用さ れます。リモート・センシングの場合は、負荷リードの電圧降 下量を負荷電圧に加算して最大出力電圧を計算します。最大出 力電圧を超えた場合は、性能仕様は保証されません。電源に対 する電力需要が過大になりレギュレーション悪化すると、Unreg インジケータがオンになり、出力がレギュレートされていない ことを示します。

出力ノイズ

センス・リードで拾われたノイズはすべて電源の出力に現れ、

電圧負荷変動に悪影響を及ぼす場合があります。センス・リー ドを撚り合わせて、入外来ノイズを最小限に抑え、負荷リード 沿いに近接して敷設します。ノイズの大きな環境では、場合に よっては、センス・リードをシールドる必要があります。電源 の終端のシールドだけをグランドに接続します。シールドをセ ンス導体の1本として使用しないでください。

複数の負荷

複数の負荷を電源に接続する場合は、各負荷を出力端子に個別 の接続ワイヤで接続します。これにより、負荷間のカップリン グ効果を最小限に抑、電源の利点である低出力インピーダンス が最大限に発揮されます。個々のワイヤ・ペアはできるだけ短 くし、ツイストまたは束ねることでリドのインダクタンスとノ イズ混入を抑えます。シールドを使用する場合は、1端を電源グ ランド端子に接続し、もう一方は接続しないようにしま。

ケーブルの配線上、電源と離れた場所にある配電端子を使用す る必要がある場合は、ツイストまたはシールド付きのワイヤ・

ペアで出力端子を配端子に接続します。負荷は、配電端子に個 別に接続してください。

(54)

電源の操作

電源の操作

冷却

電源は、0 °C~ 40 °Cの定格温度で稼働できます。ファンは、

両サイドから吸気して背面に排気することで電源を冷却します。

Keysightラックマウントを使用すると、空気の流れが妨げられ

ません。

ベンチ動作

この電源は、両サイドと背後に十分なスペースがある場所に設 置して、空気の適切な循環を確保する必要があります。また、

ラックへの収納にはゴム製バンパーを取り外す必要があります。

清掃

本製品には清掃は不要です。筐体の埃を掃除する場合は、乾い た布を使用してください。

(55)

31 E364xA 単出力DC電源

ユーザーズ/サービス・ガイド

2

動作と機能

概要 32 定電圧動作 34 定電流動作 36

リモート・インタフェースの設定 38 動作ステートの保存とリコール 40 過電圧保護のプログラミング 42 出力の無効化 47

システム関連の操作 49

GPIBインタフェースのリファレンス 53

RS-232インタフェースのリファレンス 54

校正 58

この章では、E364xA単出力DC電源の動作と機能について説明 します。

(56)

概要

概要

ここでは、電源の動作の前に、フロント・パネルのキーについ て説明します。

この電源装置は、フロント・パネル動作モードに設定された 状態で出荷されます。電源をオンにすると、自動的にフロン ト・パネル動作モードにります。このモードになっていると きは、フロント・パネルのキーを使用できます。

電源がリモート動作モードになっている状態で、フロント・

パネル・ロックアウト・コマンドを送信していない場合には、

(Local)キーを押すとフロント・パネル動作モードに 戻ります。フロント・パネル動作モードとリモート動作モー ドを切り替えても、出力パラメータは更されません。

(Limitインジケータが点滅)を押すと、電源のディ

スプレイはリミット・モードになり、現在のリミット値が表 示されます。このモードでは、ノブを回とリミット値の変化 を確認できます。 をもう一度押すか、数秒待ってタイ ムアウトにすると、電源装置はメータ・モードに戻ります

(Limitインジケータが消えます)。このモードでは、実際の出 力電圧と電流が表示されます。

フロント・パネルの を押すとフロント・パネルから電 源の出力を有効または無効にできます。出力がオフになると、

OFFインジケータがオンになり、出力は無効になります。

ディスプレイには、電源の動作ステータスとエラー・コード が表示されます。例えば8 V/3 AレンジのCVモードで動作 していて、フロント・パネルで御している場合、CVと8 Vの インジケータがオンになります。ただし、電源がリモート制 御されている場合はRmtインジケータがオンになり、GPIB インタフェースを経由している場合はAdrsインジケータがオ ンになります。詳細については、「ディスプレイ・インジケー タ」(22ページ)を参照してください。

Local Store

Display Limit

Display Limit

On/Off Output

(57)

動作と機能 2 概要

E364xAユーザーズ/サービス・ガイド 33

ディスプレイには、電源の動作ステータスとエラー・コード が表示されます。

図  5-1 プログラムの実行結果の例     141 図 6-1  直列電源のシンプルな回路図    148 図  6-2 リモート・インタフェースの絶縁を示すブロッ ク図     149 図  6-3 理想的な定電圧電源     150 図  6-4 理想的な定電流電源     150 図  6-5 出力特性     152 図  6-6 コモン・モードとノーマル・モードでのノイズ 源の簡略図    154 図  6-7 応答速度-アップ・プログラミング(フル負 荷)    157 図  6-8 応答時
図 1-5 リア・パネルの外観
Table 3-1 SCPI command summary
Table 3-1 SCPI command summary (continued)
+7

参照

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