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受託研究三宅村郷土資料公開・保存事業期間:

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Academic year: 2021

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写真 1 三宅島郷土資料館の調査の様子

24

 2015年度より田上繁ゼミの調査としてはじまった三宅島郷土資料調査は、現在日本常民文化研 究所の受託研究として段階的に進展し、2018年度は「三宅島のオーラルヒストリー」シリーズの 2冊目を作成して、農漁業従事者の貴重な記録として残すことができた。以下に、2018年11月の 調査概要を記す。

 2018年度調査では、まず、2016年度に行った聞書き調査の結果の音声のテープ起こしを、当時 の聞き手を中心に校正(

1

次)した原稿を教育委員会の方々にお渡しし、話者による確認をしてい ただくための打ち合わせを行った。2016年度には、天草漁に関わって、当時海女をされていた 方々にお集まりいただいた際の聞書きも含まれている。当時、海女は、鳥羽や韓国の済州島からも やってきていた。

日本常民文化研究所/受託研究

受託研究 三宅村郷土資料公開・保存事業

期間:2018年

7

2

日~2019年

2

28

(継続)

[所員]内田青蔵 

[客員研究員]田上 繁

三宅島郷土資料の公開と保存のための調査、研究

田上 繁

(2)

写真 2 七島文庫冊子類の記録写真

写真 3 収蔵民具の展示

写真 4 七島文庫の整理

25

日本常民文化研究所年報 2018 受託研究 三宅村郷土資料公開・保存事業

■ 2018 年度の活動

○三宅島郷土資料館資料目録作成作業 20181123日~26

 三宅島郷土資料館 田上繁・越智信也、小野寺佑紀・佐藤夏美・山室陸(院生)

 次に、資料館2階に収納されている諸 資料の整理・目録化作業に移った。昨年 度まで継続していた。

 「七島文庫」の整理を継続し、作業は、

①写真撮影(表紙・冒頭頁および奥付)、

②目録取り(すでに作成されている「七島 文庫目録」はデータ化がされていないので、

新たに

Excel

表に入力し、分類ごとになっ

ている整理番号に加え、通し番号を付して いる)を行った。

 ①写真撮影について:「七島文庫」は故 浅沼悦太郎氏が収集した伊豆七島に関す る古文書・書籍・冊子群で、古文書に関 しては早稲田大学の西脇康氏による整理 が行われており、詳細な目録も作成され ているが、データ化することによって、

今後の利用の便宜を図ることが目的であ る。

 2018年度は、これまで手を付けてい なかった、③展示されている資料の現状 記録、④個々の資料の写真撮影を同時に 進めた。

 まず、展示室1~5までの部屋ごとの 簡単なスケッチを取り、展示品に部屋ご との通し番号を付した。その上で、展示 室の展示状況を概観できるように写真を 撮り、各資料の個別写真を撮影した。上 記の作業は、今回の調査で終了した。

 今後は、オーラルヒストリーの資料集 の続刊と、「七島文庫」をはじめとした 三宅島郷土資料館の資料に関する目録を 順次作成したいと考えている。今回も三 宅村教育委員会の加藤一則教育長をはじ め、多くの方々にご助力をいただいた。

記して感謝の意を表したい。

参照

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