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総 合 文 化 研 究 所 長

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Academic year: 2021

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巻頭言

総 合 文 化 研 究 所 長

栗田勝二

一昨年四月に、本学に本格的な多分野交流施設として'アゴラ・グローバルが竣工し、

その中心施設であるプロメテウス・ホールが様々な用途で使われるようになったO全体の

施設名に含まれる「アゴラ」は'古代ギリシャにおいて民会が開かれ、商品の売買がおこ

なわれる市場でもあった広場を指し、劇場名の「プロメテウスLはいうまでもな‑、ゼウ

スの元から火を盗み出し人間に文明の源をもたらしたギリシャ神話中の神の名であるO本

学のアゴラ・グローバル、プロメテウス・ホールにおいても教員・学生が集い、知と文化

の交流がおこなわれる広場として機能していってもらいたいと願っている。

本学では尊攻語として学ばれている一一十六言語による「語劇」が大学祭の期間に健され、

生きた外国語学習の場としての意味をもつと同時に、地域の人々も多‑観覧し、それぞれ

のl▲一.蒜⁝とそれが話されている国々の文化や歴史を知ってもらう幾墓な機会となっている。

これまでは大教室に臨時にステ:I,>を設置し'そこで上演されていたが、T昨年からプロ

メテウス・ホ‑ルで上演されるようになった。プロメテウス・ホールは五五〇名を収容し、

音響・照明の設備も整った本格的な劇場であり、それだけに語劇

ヒ演する

生もr外国

語学習の発表の場であるだけでな‑「劇」を見せる機会として'これまでよりも力を入れ

て練習し、舞台に立っているように見えるo

プロメテウス・ホ〜ルはもちろん劇の上演に限らず、シンポF,,hウム・講演会の開催や'

通常の授業にも使わ

'本学の文化的プレゼンテーションの水準向上に大いに役立ってい

る。本研究所でも'一昨年は「語りと劇による﹃源氏物語賢、昨年は「子規六尺の天地」

という二つの劇を上演し、多‑の一般市民を含む観客を魅了したQ演奏家を招いてコンサ

ートを催すこともあり'文化研究を軸とする本研究所にとってほ、活動を後押しする施設

の登場といえるだろう。

ところでここで「一昨年」という形でホールの紹介を記しているのほ'昨年「総合文化

研究」の刊行が投稿論文の不足によって成らなかったためでもあるoそのことは大いに反

省しな‑てはならず、今後は研究論文の発表という研究者の基本を押さえながら、多角的

な活動を展開していきたいと考えている。

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