このたびは「金ヶ作公園」の再整備を考えるワークショップ
にご参加・ご協力いただきありがとうございます。
第
4
回のワークショップでは
「公園プランを決定しよう!」
「地域の関わり方を考えよう!」
をテーマに4つの班に分かれ、
前回の意見をもとに作成した最終計画案や新たな公園に対する
地域の関わりについて話し合い、図面を用いて考えました。
日
時:
平成
26 年
1
月 11 日(土)
13:30
∼
16:00
場
所:
金ヶ作公園、常盤平市民センター
会議室
出席者:
38
名
(内
市 7
名、コンサルタント6名)
金ヶ作公園 ワークショップ
ワークショップってなに?
地域の方の考えや意見を
把握し、合意形成を
図るための手法です。
ワークショップの流れ
第 4 回
①<前回のふりかえり>
前回WSの結果
について確認し
ました。
グループワーク
1
前回
WS
でみなさんから頂いた意見をもとに作成した最終計画案に対して、グループごとにもう少し
改善したい場所について話し合い、意見をまとめました。
②<グループワーク 1>
前回の意見をもと
に作成した計画案
に対して、グルー
プごとに意見をま
とめました。
④<グループワーク 2>
新しい公園への地
域の関わりや維持
管理について、グ
ループごとに意見
をまとめました。
⑤<グループワーク 2>
各グループの協
議結果の発表を
行いました。
③<グループワーク 1>
各グループの協
議結果の発表を
行いました。
⑥<全体のまとめ>
各グループの結果
から、
今後の展望や
地域として出来る
事柄をまとめまし
た。
項 目 方 針
テ ー マ
既存樹木を生かした緑の森
(既存の空間構 成を生 かし 、樹木の中に施設を配置し 、常盤平の森を イメー ジ)
既 存 樹 木
「倒 木の危 険性が ある 木」や「 見通しを遮ってい る木」、「公 園設計 上支障 にな る木」に ついて は、安全性・見 通しを 確保 するため伐採するが、出来 るだけ現況を生 かす。
多 目 的 広 場 多目的広場の中 心はグ ラウ ンドカバー、その他は土埃の立ちに くく排水性の 良い土舗装と する。
森 の 遊 び 場
現在 の形状 を出来 るだけ生かし つつ、複合遊具 や幼児用遊具 を配置 し、一体的に 子供た ちが遊 べる見通しの良 い、森 の中 の広場とする。
防 災
「一次避難地(近隣住民 の緊急避難の場および広域避難地まで の中継 地)」としての役割を果た せるように、避 難対象者約11,000人を収容でき るスペースを確保する。
災害時に炊き出 し用の かま どとして機能するかまどベ ンチなどの設置 を検討 する。 公園南入口から 西入口 へ緊 急車両の通りぬけを可能と する園路を配置 する。
園路・排水
公園を一周でき る歩き やす い園路を配置する。
南口エントラン スにつ いて 公園内部への開放性を考慮 した改修を行う 。
雨天 時に水 が溢れ ることのない ように、必要 箇所に 側溝や暗渠等を 整備し、適切 に排水 が行え るように計画す る。
また、舗装材も 排水性 の良 い舗装を用い、降雨後すぐ に公園を利用で きるよ うに配慮する。
バ リ ア フ リ ー
高齢 者や障 害者の 方も利用でき るように園路の 幅員や勾配等 は「松 戸市移 動等 円滑化 のため に 必要な特定公園 施設の 設置 に関する基準を定める条例 」の基準を順守 し設計 する。
駐 車 場
現在 の駐車 台数は 地区公園とし て必要な台数を 満たしており 、駐車 台数 は増や さない が、利用 者が駐車しやす いよう に配 置等の見直しを 行う。
駐 輪 場 自転車利用が多 いこと に配 慮し、公園南側、東側、西 側の4箇所に駐 輪場を 整備する。
◎最終計画案と整備方針
◎計画案・方針に対する意見
項目
意見
出
入
口
乳 母 車 、 車 イ ス で 入 り や す い よ う に
/階段には手すりを
ベ
ン
チ
かまどベンチは安全に配慮し、
勝手に
使えないように
/かまどベンチだけ
でなく背もたれベンチも必要
グ ラ ウ ン ド
野球場は2面必要か
/野球場は子供
用 に
/ 全 面 芝 生
/ 最 初 の う ち は 維
持 管 理 を や る が 年 数 が 経 つ と や ら な
くなる
駐車場
障害者用の駐車スペースが必要
/駐
車 場 の 利 用 時 間 は テ ニ ス コ ー ト に 合
わせていいのか
/テニスコート専用
の 駐 車 場 で は な い の で 使 い 方 を 考 え
なおす
グラウンド・駐車場の使い方、
維持管
理 方 法 に つ い て は 今 後 も 話 し 合 い を
続けていきます。
そ
の
他
災 害 時 に 水 が 使 え る よ う に し て ほ し
い
/足場を良くしてほしい
これらのご意見をふまえ、
ワークショップの感想
今後どのように具体化されるか見守りたい。/ 理想と現実の間で、なかなか難しい問題が山積していたように思いま した。/ 公園の基本的なコンセプトづくりの部分にもっと厚みを持たせてほしかった。/ とても良い計画案ができ たと思います。/ 今後、今まで立てたプランと協議がどう活かされるかが楽しみです。/ 参加している多くの人が 現金ヶ作公園に満足していることに気付きました。/ これだけ長い期間話し合ったので、ぜひ意見を無駄にせず形に していただきたいです。/ 時間が短く感じられる有意義なひと時でした。今後とも地元の住民として市民としても注 目していきたいと思います。/ これで終わりでなく、今後運営について継続的に関わっていこうと思います。
グループワーク2
新しい公園が出来るまで、そして出来てから、地域としてどのように関わることができるか、
利用・運営、管理についてグループごとに話し合いました。
◎各グループの意見
各グループから様々な意見が得られました。その中で、公園づくりに今後も関わっていきたい、
工事開始までにもう少し色々な人の意見を聞きたい、といった意見が多く見られたことから、新た
に話し合いの場が設けられることとなりました。
D グループ
利用・運営
管理
工事開始
まで
(H26)
工事中
(H27)
・ シ ン ボ ル ツ リ ー の 記 念植樹
・ 伐 採 し た 木 を 利 用 し たベンチづくり
・ 工 事 期 間 中 も 一 部 使 え る よ うに
公園
完成後
(H28∼)
プレ ーパー ク
・自治会組織に頼らず外 部 団 体 等 と 連 携 し た プレーパークの実施 ・子 供や学生、NP O が
関わるイベントに ・ 地 域 の 負 担 に な ら な
いように
・ バ ザ ー や 運 動 会 、 夏 祭り等と同時開催
(グラウンド) ・ 管 理 を 自 主 性 に 任 せ る の は 難しい ・ 利 用 団 体 に 管
理 を 一 部 お 願 いする (市民花壇) ・ 主 体 と な る ボ
ラ ン テ ィ ア 団 体を見つける
C グループ
利用・運営
管理
工事開始
まで
(H26)
・低 年 齢 用 の遊 具を整備 ・新 た な 植 栽で
特徴をつくる
・伐採する植栽の確認
工事中
(H27)
公園
完成後
(H28∼)
・防 災 訓 練 など で利用 ・地 元 の イ ベン
トに活用 ・利 用 者 の マナ
ー向上
管 理 の 内 容 が 公 開 さ れ れば 参加できる
・それぞれの集合住宅に 管理組合
・商店街でも仕組みがで きれば協力
・花壇等は 地区別(組 織 別)に分割して管理 ・幼稚園でも花壇で学習
出来る
B グループ
利用・運営 / 管理
工事開始
まで
(H26)
・最後の設計まで現地 で見 て参加し たい ・案ができたら 、公園の使い方も含め子供
会等(子育て世代)の 意見 を聞く場 をつ くる
工事中
(H27)
公園
完成後
(H28∼)
A グループ
利用・運営
管理
工事開始
まで
(H26)
運営協議会をつくる
ま ず は 見 守 る 団 体 ( 集 まり)をつくる ・利用団体の参加 ・ 利 用 団 体 か ら の 費 用
補 助 ( 賛 助 会 員 を つ くる)
・UR、民間、常盤平 環 境 会 議 と の 連 携 や 調 整との連携
(検討内容)
・ 駐 車 場 の 有 料 化 ( コ インパーキング) ・ 災 害 時 の 運 用 ( 水 の
扱い) など
工事中
(H27)
公園
完成後
(H28∼)
・樹木の維持 ・ 公 園 愛 護 会 シ
ステムの活用
<
お問い合わせ先>
松戸市役所
街づくり部
公園緑地課
担
当:霜田、北口、川辺
TEL:366−7380
メール:
1月31日(金)
14:00 ∼
常盤平市民センター
次回は
で開催予定です。
ワークショップは今回で終了となります。
しかし、今回のワークショップの中で
引き続き今後の公園づくりへの地
域の関わりについて、話し合いを続けていきたい
とのご意見が多くあ
りましたので、新たに話し合いの場を設けることになりました。
以下の 日程 で座 談会を 行いま す
の で 、興 味の お ありに な る方は ご自
由にご参加下さい。
<結
果>
・話し場を作る(例:公園運営委員会)
(仮)新金ヶ作公園利用協議会
愛称:常盤平の森公園
↓