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HUMAN PRESSURE ON NATURAL ENVIRONMENT AND ENVIRONMENTAL PRESSURE ON HUMANKIND

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第15回 環境 問題 シ ンポ ジウ ム講 演 論 文 集1987年8月

(4)人 間 と地球環境-人 間圧と環境圧

HUMAN PRESSURE ON NATURAL ENVIRONMENT AND ENVIRONMENTAL PRESSURE ON HUMANKIND

近藤満雄*

Mitsuo KONDO*

ABSTRACT; Humankind has been consuming the natural resources, exhausting them, also discharging much quantities of waste matter, destroying the natural environment, and polluting it by population growth and man's activities. This human pressure on the natural environment raises

the environmental pressure on humankind which injures man's health or brings disadvantages on human life and activities. When the environmental pressure is raised more than some value, a negative feedback acts on humankind from the natural environment,so it lowers the human pressure. The natural environment has a restoring power which lowers the environmental pressure. If the human pressure is lower than the restoring power of the natural environment, the natural environment lowers the environmental pressure,so the natural environment is healthy. To keep off

the ruin of humankind, we must lower the human pressure on the natural environment. So we must lower population growth and keep man's activities under the restoring power of the natural environment.We must also manage the development and the industrial activities properly to protect the natural resources and the environment from insignificant destruction. Furthermore, we must develop the technology to lower the human pressure.

KEY WORD; environmental resources, negative feedback, restoring power, human pressure, environmental pressure. 1人 間 圧 と環境 圧 1987年 の 世界 総人 口 は50億 に達 す る とい う。発展 途上 国 で は1世 紀 ご とに人 口が20倍 にな る とい う恐 るべ き人 口増加 が続 き、 開発 に よ る生 活水 準 の向 上 が絶望 的 とな った。国 民1人 当 りの 食糧 生産 や所 得 は減 少 す るばか りで な く、開 発 と人 口増加 の ため 森林 や表 土 や草 地が荒 廃 し、 水資 源 と水の 循環 は著 しく変 容 し、 食糧 不足 は一層 ひ ど くな り飢餓 に 直面 す る国の数 が 増 え るばか りで あ った。1973年 以 前 の経済 成 長 を保 持 し ようとす る努 力の 中 で多 くの発 展途 上 国 は累積 債務 の泥 沼 にの め り込 んで い った。 世界 人 口 は 100億 に達す るまで増 加 を続 け、50億 の増 加 分の殆 どは イ ン ド亜大 陸 ・中 東 ・ア フ リカ ・ラテ ン アメ リ カ の国 々と予測 され て い る。 この ような人 口増 加 は発展 途 上国 の生 態系 を壊 滅 さ せ、 この生 態学 的悪 化 は経 済 的衰 亡へ 、そ れ はさ らに社 会的 崩壊 へ とつ なが って い く。一 方先 進国 で は、 科学技 術 の進 歩 と大量 生 産 ・ 大量 消 費の 使 い捨 て 経済 シ ステ ムが 人間活 動 の 自然環境 に及ぼ す破 壊力 を巨大化 させ、 自然 破壊 と環 境汚 染 と資 源 の枯 渇 を引 き起 し、地 球生 態系 を瀕 死 の状 態に追 い込ん で い る。生態 系 の崩 壊 は経 済 的基 盤 を壊 し、 経済 的 ・社 会的 ・政 治的混 乱 を起 しなが ら、衰 退 の道 を歩 む こ とにな ろ う。核兵 器 も人 間の 破壊 力 を 巨大化 した。 核戦 争 は多 くの人 間 を殺戮 す るば か りでな く、 自然 を破 壊 し環境 を汚 染 し気候 を変 え、 「核 の冬 」 を

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生 じ生 態系 を壊滅 す る。 この よ うに地 球環 境 や資 源に 巨大 な破 壊 力 を持 っ た人間 が、 破壊 力 を発 揮 して 自滅 の 道 を選ぶ か 、破 壊力 を抑 制 して 自然 との 調和 的共 存 の道 を選 ぶ か、 道 は二 つ しかな い 。 人間 は まず生 存 の ため に、続 いて豊 か さ ・便 利 さ ・快 適 さ を求 めて 、人 間活 動 を行 な い、文 明 や科 学技 術 を進 歩 ・発 展 させ て来 た。 この人 間活 動 は、多 くの資源 を消費 し、排 出物 や廃 棄物 の 量 をふ や し、 自然破 壊 、 環 境汚 染、 資源 の枯 渇 を引 き起 して来 た。 人 口の増 加 も資 源の 消費 をふや し、排 出物 と廃 棄物 の量 をふ や し、 自然 破 壊、 環境 汚染 、資 源 の枯 渇 を引 き起 して 来 た。 この 人 口増加 や 人間 活動 が 、 自然 環 境 や資源 に与 え る 圧 力、 マ イナ スの作 用 を、 それ ぞ れ人 口圧 、活 動圧 と名 付 け、 人 口圧 と活 動圧 を合 せ て人 間圧 と名 付 け よ う。 そ して 、 自然環 境の 破壊 や環 境 汚染 、資 源 の枯渇 が 逆 に人 間や 人間 生活 や 人間 活動 に与 え る圧 力 、マ イナ ス の作 用 を環 境圧 と名 付 け よう。 人間 圧 が高 ま ると、 環境 圧 が高 ま る。 しか し、環 境 圧 があ る値 を越 え て高 ま ると、 人間 圧 にネガ テ ィブ ・フ ィー ドバ ックが かか り、 人 間圧 は低 下 す る。 これが 人 間 と環 境 の間 の法 則 で あ る。 環境圧 が 高 ま って、人 間圧 にネガ テ ィブ ・フ ィー ドバ ックが かか り出す 直前 の人 間圧 、 つ ま り自然 環 境 が耐 え られ る最 大 人間圧 を環境 耐 圧 と名付 け よ う。環 境耐 圧 はそ の土 地 の気候 の型 、 雨量 、気 温 、湿 度 、 日照 ・風 ・土 地 の傾斜 度 、海流 、 地理 的位 置 、生 態系 、土 壌 の肥 沃度 、標 高等 に よって 異な るその 土地 固有 の値 を示 す。 環境 耐圧 が大 きい と、 その土 地 の環 境 の復元 力 が大 きい こ とを意 味す る。 熱帯 、乾 燥 地帯 、半 乾 燥 地帯 、地 中海 性気 候地 帯 、南 極 、北極 の環 境 耐圧 は小 さ く、 日本 等 の夏 多雨 ・冬 小雨 の 温帯 地方 の 環境 耐 圧 は大 き い。急 傾斜 地や 亜 高 山や 高山 の環 境耐 圧 は小 さ く、平 地 や標 高の 低 い土地 の環 境耐 圧 は大 きい 。 2文 明を衰退させた環境圧 2.1ギ リ シ ャ文 明 紀元 前 八世紀 の 中 頃に は、 ギ リシ ャ全土 に人 口 の重圧 の 兆候 が 見 られ る。紀 元 前八 世紀 以 降の300年 に わ た る人 口増 加 に対応 して、 ギ リシ ャ人 は森林 を牧 草地 に 変 え、牧 草 地や 林地 を耕 地 に変 え、 食糧 を増産 し た。 か くして紀元 前五 世紀 の 中頃 までに南 の 山間地 方 を除 き、殆 どす べ ての森 林 を破 壊 して しまっ た。 スペ イン、 イ タ リア、 ギ リシャ、 アル ジ ェ リア、チ ュニジ ア、 トル コ等 の地 中海 沿 岸 の諸国 は夏 季 乾燥 ・冬 季 多 雨 の 、植物 の成 育 や土壌 の 保全 に厳 しい気候 で あ る ため 、火 入 れ ・伐採 ・林 内 放牧 等 で森林 が 破壊 され る と、 土 壌が 流失 して ・森 林 の復元 は 難 しく、急速 に裸 地 化 し、荒 廃 した国土 に な るこ とが多 い 。 この ため ギ リシ ャの丘 陵地帯 の 農地 や・ 斜面 の放 牧 地や 、森 林伐 採 地の 土壌 が冬 の 豪雨 で浸 食 され 、流 失 した。一一方低 地 は 上流 か ら運ば れ た土砂 で お おわ れ、湿 地 化 し、多 くの水源 を失 って しま った。 ギ リシ ャの国 土 は荒 廃 し、農 地の 生産 力 が低下 し、文 明 は衰退 した。今 日の ギ リシ ャは貧 しい後進 国 で あ る。ギ リシ ャは文 明の繁 栄 と引 き替 え に・人 間圧 を 高め ・環 境が 復元 力 を喪 失す るまで環 境 を破 壊 し、環 境 圧 を高め 、環 境圧 か ら人 間圧 ヘ ネガ テ ィブ ・フ ィ ー ドバ ックがか か り、土 壌 の生 産力 が低 下 し、 急速 に文 明 が衰 退 した例 とい え よ う。 2.2メ ソ ポ タ ミア 文 明 メソポ タミア文 明 を支 えた のは チグ リス ・ユ ーフ ラテ ス両河 の 流域 の肥 沃 な沖積 土 と豊 富 な水 で あ る。 こ の土壌 と水 を支 えたの は両 河の 上流 地 域の 森林 で あ った。 この 森林 が遊 牧 民族 に荒 され出 す と、下 流 の メ ソ ポ タ ミアは洪水 と沈 積 土の 堆積 に苦 しむ こ ととな っ た。 メソポ タ ミアは灌 概運 河 の浚渫 に努 め、 肥沃 な表 土 を沈積 土 の堆積 か ら守 り、文 明 は維 持 され たの で あ る。土地 が 平垣 で浸 食 が少 な く土壌 が肥 沃 な ため 、農 業 生 産力 は 高 く、1500万 ∼2000万 の人 口を養 い 、物質 文 明の 極地 に 達 した とい われ る 。 しか しなが ら、 メソポ タ ミア は寡雨 地帯 で あ り・灌 概農 業 に よる土 壌へ の塩 分 の集 積 が土壌 の生 産 力 を奪 って い った 。森林 破壊 は塩 害 を増 大 させ た。侵 略者 の 蒙古 が灌 概運 河 を破 壊 して以 後 農耕 は衰 退 の一 途 を辿 っ た。両 河 の上 流 地域 で は森林 が無 秩序 に伐採 さ れ、過 放 牧 とな り緑地 が失 わ れ、 山岳 地 帯の 塩分 と表 土 の流 失 が増 大 しメ ソ ポ タ ミアの塩 害 と沈積 土 の堆 積 は激化 し、土 砂が 両河 流域 の 灌概 溝 を埋 めて 堆積 した。 今 日で は メソポ タ ミ ア は果 て しない荒 野 と化 して い る。 メ ソポ タ ミアは文 明 を維持 ・存続 す る ため森 林 を破壊 し環 境 圧 を高 め て い たが・ 上流水 源 地帯 の森 林 の存在 で 救 われ て いた。 この 森林 地帯 の 破壊 が増 大 した時環 境圧 か ら人 間圧 へ 強 いネガ テ ィブ ・フ ィー ドバ ックがか か り塩分 集積 の ため 土壌 の生 産 力 が低下 し文 明 が衰 退 したの であ る。

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3自 然環境の復元力 自然 環境 に は高 ま った環 境圧 を低 め る作 用 が あ る。 これが 環境 復 元力 で あ り、 自浄 作用 は その 一つで あ る。 生態 系 は 自分 の 傷 を癒 す幾 つ かの機 構 を持 って い る。 この 機構 は、 元 の生態 学 的平 衡状 態 を徐 々に回 復 させ るこ とに よ って ・生 態系 が外 か らの損 傷 に打 ち勝 て る ように す る。 しか し、 さ らに多 くの 場合 、生 態 系 は単 な る損傷 の修 復 で はな く、適 応 的変 化 を行 な う。 この場 合 に は損 傷 を受 け る前 に は表 に現 れな か った あ る種 の潜 在能 力 が活 性化 さ れ る。世 界 の多 くの 場所 で は、生 態 学 的回 復 に は極め て長 い期間 を必 要 とす る。そ し て生態 系 の回 復 は・ 非常 に広 い地 域 がそ れ以 上 損傷 を受 け な い よ うに守 られ て い る時の み可 能 で ある。 あ る 場 所 の人 間圧 が 自然環 境 の復 元力 内(=環 境 耐 圧)で あれ ば 、 自然環 境 は高 まった環 境圧 を徐 々に下 げ 、元 に戻 そ うとす るので環 境 は健 康 で あ る。 人間 圧 が 自然環 境 の復 元力 を圧 倒 した こ とが 、 この百 年間 の 自然 破 壊 ・環 境汚 染 の原 因 で ある。 人 間が 自然 の復 元力 に見合 う人 間 活動 を心 が け 、人 口増加 を抑 制 し、人 間圧 と 環 境圧 のバ ラ ン スを と り、 自然 と調和 した生 活 をす れば 、環 境 問題 は起 こ らな い。 今人 間圧 を 受 けて い る局 所 的環 境の 健康 度 を知 る基準 は、 人 間が 自然 環境 へ の一 切の 圧迫 をやめ 、人 間 圧 を零 に した時 に 、時 間経 過 と ともに環 境 が可逆 プ ロセ ス を経 て復 元 す る(環 境 は健康 で あ る。)か 、不 可 逆的 プ ロセ ス を経 て復元 す る (環 境 は病 んで いる。)か 、全 く復 元 しな い(環 境 は瀕死 の 重体 で あ る。)か で あ る。 環境 耐 圧 とは 、人 間 圧 を受 けて い る局所 的 な環 境 が、人 間圧 を零 に した時 に可 逆 的 プ ロセ スを経 て 復元 で き る最 大 人 間圧 を い う。 4環 境資源-無 用の用の大切さ 存 在 す る資 源 の全量 を消費 し・使 い切 って も環境 に全 く影響 を与 えな い資 源 もあ れば 、 あ る量以 上 の資 源 を消費 す ると環境 に大 きな影 響 を及 ぼす 資源 もあ る。環 境資 源 は後 者 に属 す る資源 で あ る。人 間 が資 源 と し て消費 し、利 用 しな くて も、 た だそ こに存 在 す るだ けで 良好 な 自然環 境 を構 成 し、維持 す る有 用 な資 源 が あ る。 これ を環境 資源 とい う。環 境資 源 は ・生物 の 生存 に適 した優 れ た環 境 を構成 ・維 持 ・安 定化 させ る もの、 環 境の 持 つ復元 力 を支 え るも の・ 自然 界の 自浄 作用 を担 う もの、 物質 や エ ネルギ ーの 地球 的 な循 環 を支 え る か安 定 さ せ るもの ・生態 系 の多 様性 を保ち の生 態系 の安 定 に寄 与 し ・生物 種 の生 息密 度 を一定 に保 ち ・生 物 集 団へ の伝 染病 の蔓 延 を防 ぎ ・生物 種 の進 化 を支 え るもの 等役 割 は様 々で あ るが、 いず れ も環境 圧 を低 め る 働 きが あ る。森 林 ・土壌 ・地下 水 ・河川 水 ・太 陽 エ ネル ギ ー ・大 気 ・オ ゾ ン層 ・生態 系 ・サ ンゴ礁 ・マ ング ロ ーブ 林 ・河 口域 ・藻 場 ・干 潟 は環 境 資源 で あ る。 世 界 の森林 は・西 暦2000年 まで に地 表面 の20%か ら16%へ 減少 す るもの と予 測 され て い る。森 林 の約 半分 が 熱帯 お よび亜 熱帯 地 域 の開発 途 上国 に あ る。そ の地 域 で は爆 発的 な人 口増 加 に よ って 、農地 と薪 炭材 を求め て、あ る いは開発 のた めに森 林 が急 速 に破 壊 され つつ ある。 そ こで は河川 上 流 の森林 地 帯 を破 壊 しだ ため・ 山崩 れ が続発 し・下 流 の農業 地 帯 が洪水 で大 打 繋 を受 け て いる。 また、熱 帯 雨林 は い っだ ん破 壊 す る と、高温 のため 土壌 中 の荷機 物 は数 ヶ月 で 殆 ど分解 され 、栄 養分 は 大雨 で洗 い流 さ れ、 土壌 に は殆 ど貯 蔵 され な い・雨 は表 土 を浸食 し・乾 期 には強 風 が土 壌 を浸 食 し、 か くして土 地 は生産 性 を失 い 、湿潤 性 砂漠 がで きあ が る。森 林 は、水 を貯 え 、地 下水 を涵 養 し、水 を浄 化 し、水 を徐 々に供給 し、洪水を防ぎ、土砂崩 れ を防 ぎ、土 壌 を作 り、 表土 を保 全 し、炭酸 ガ ス を吸収 し、酸 素 を供給 し、気 候 を緩 和 し、 多種 多様 な 生態 系 を養 い ・優 れ た環 境 を作 り・保 全 して いる。森 林 を伐 採 して 木材 と して 利用 しな くて も、森 林 と して 存 在 す るだ けで十 二分 に役 立 って い る、 価値 あ る環境 資 源 であ る。 世界 の耕 地 か ら毎年254億 トン もの 刻 が 浸 食 に よ って失 われ て お り、 これ が土 地 の生産 力 を低 下 さ せ て いる。 農耕 地の 荒廃 は世 界 中 で進行 し、深 刻化 して い る。 まだ、 世界 全体 で 、多 くの土地 が 、湿 地 化 ・塩 類 集積 ・アル カ リ化 に よ って生 産 力 を喪 失 して い る。 乾燥 地 帯 では 急激 な 人口 増加 の ため 、家 畜 の頭 数 を 草 の 生産 量以 上 に押 し上 げ、 その 上 砂漠 の水 資源 開 発 が ます ます過 放牧 を強め た 。 この だめ植 生 が破 壊 さ れ、 裸 地化 し・強風 に よ って表 土が 吹 き飛 ば され、 砂 漠化 が進 行 して いる。 また、農 地 は工 業化 ・都市 化 の ため 葬 農地 に転 換 され て消失 す るば か りでな く、残 りの農 地 も荒廃 しつ つ あ る。 土壌 は植 物 ・動 物 ・微 生物 が 何 曹無 ・何 千年 もの長 い歳 月 をか け て作 り出 した、 有機質 に富む 、水 分 と空気 を含 む多 孔 性 の団粒 構 造 を持 つ

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だ土 で あ る。 土壌 は 農作物 や 樹 木 を育 て、 それ が 多 くの入 間 や動 物 を養 い 、生 態系 を支 え る大 切 な資 源 で あ る。森 林 土壌1g中 には数 十 億個 の微 生物 が住 み、 有機 物 を分 解 し、 栄養 塩 を植 物 に供給 し、 大地 の浄 化力 を支 えて い る。文 明 の基 盤 は土 壌の 生産 力 に あ ると言 われ る。歴 史 上、 土壌 を破 壊 し、流失 させ だ国 はす べ て 国 力 を低 下 させ、 貧 しい後 進 国 とな って い る。 地下 水 は地 下 水層 に存 在 す る ことに よ って地 盤沈 下 を防 ぎ 、地 上構 造物 の 安全 を守 って くれ る。 地下 水 の この 大 切な役 割 を忘 れて 、 地下 水 を水資 源 と して徹 底 的 に利用 しよう とす る とこ ろに、 地盤 沈 下、 地 下水 の 塩 水化 、 井戸涸 れ、 酸欠 空気 の 発生 を起す 原因 が あ る。地 下水 は、 自然 が涵 養 す る量 以 上の 水量 を使 って は いけ な い資 源 であ る。 川 は水 が流 れ て いて こそ川 で あ り、 川の健 康 が保 だれ る。川 の 水 は多 くの 動植 物 ・微 生物 を養 い、気 候を 緩 和 し、 流域 の多 くの生 態系 を支 えて い る。生 活用 水 ・工 業用 水 ・農 業用 水 ・発 電用 水 に、河 川 水 が使 わ れ、 日本各 地 で河 川水 の過 剰取 水 が 問題 に な って い る。人 間の 目には 無駄 に見 えて も、川 に水 が 流 れて い な けれ ば 、川 の生態 系 は壊滅 し、川 は死 の川 にな る。 ま た川 に流 人す る汚水 量 が少 な くて も、川 の 流 量が少 な い と、 汚 水 が十 分 に希釈 で きず 、水 質 が著 し く悪 化 し、川 の生 物 は打 撃 を受 け る上 、 自浄作 用 が低 下 し、 川 は病 み 、 や がて死 の川 に な る。川 の生 態系 を守 り、 自浄作 用 を低 下 さ せな い ため に も、川 の健 康 を維 持 で きる だけ の 流 量 が必 要 であ る。 世界 各地 の川 では 、森林 伐 採 や開発 の ため 、流 入 す る細泥 が 増大 し、川 の生 態 系が 大 き な 打 撃 を受 けて い る。 また大 量 に流 入す る在生活 排水 や産 業 排水 は川 を汚 し、川 の生態 系 に大 きな 打 繋 を あた え るばか りで な く、 限 りあ る水資 源 を喪 失 させ て い る。 太 陽エ ネル ギ ーも環境資 源 で あ る。森 林 に固 定 され る太 陽エ ネルギ ーの割 合(純 生産 効率)は 最 大で も照 射 量 の1∼2%以 下 で あ る。残 りの 太 陽エ ネル ギ ー は、地球 的 な 水循環 を促進 す る水 の蒸 発 散の だめや 、気 温 の上 昇 を抑制 し、 成育 しやす い気 候環 境 を形 成 す るため に植 物 が残 しだ と考 えて よ い。 も しも森林 の植物 が 太陽 エ ネル ギ ーを独 占的 に100%利 用 してい だ ら、 この地 球 は寒 冷 な、 水循 環 の小 さな 、生 物 の住 め な い世界 にな って いた だ ろう。 原 始 地球 の大 気組 成 で は、水 蒸気 を除 くと、炭 酸ガ スが91%を 占め て いた。35億 年 以 上 もか け て、 こ の炭 酸ガ スを減少 させ、 酸 素 を造 り出 したの は植物 で あ る。 サン ゴ 虫も炭 酸ガ スを減 少 させ るのに 大 き く貢 献 しだ。 この お かげ で、 動植 物 の地 上 での生 活 が可 能 とな っ た。 と こ ろが現在 、 石油 や石 炭等 の 化石 燃 料の 燃焼 、 ゴ ミや 木材 の燃 焼 、森林 の伐採 及び これ に と もな う腐 植 土 中 の有機物 の分解 、 サ ンゴ礁 の 破壊 が原 因 とな って 、大気 中 の炭 酸ガ ス濃度 が上 昇 して い る。 この まま進 行 すれ ば、大 気 中 の炭酸 ガ ス の濃 度 は202 5無 頃に は1890年 の2倍 に達 す るといわ れ る。 こ の時炭 酸ガ スの温 窒効 果 に よ って、 中緯 度 地域 の低 層 の 大気 の平 均気 温 は約2∼3℃ 上 昇 し、地 球 全体 の平 均 降水 量 は7%増 加 す る といわ れ る。極 地 域で は温 度 上昇 は3∼4倍 も大 き い という.こ の ため、極 地 の氷 が徐 々に融 け、 世界 の海 面 は平 均数 m程 高 くな ると い われ る。 一方 、酸 性 降下物 が 汚染 に敏 感 な地域 の 森林 や湖 へ の大 きな脅 威 とな って きだ。酸 性 降下 物 とは化 石燃料 の燃焼 や=金属精 錬 に よって 発生 した硫黄 酸 化物 や 窯素 酸化 物 が大 気中 に 排 出され 、紫 外 線 に よ る光 化 学反 応 を受 けて硫 酸 や硝酸 とな り、雨 や雪 に混 じ って、或 いは乾 性 の酸 性粒 子状 物 質 と して地 上 に降 って く るもの を いう。 現在 、北 ア メ リカ東 部や ヨー ロ ッパ 北 部、 中 部の広 範 な地 域 で、 雨や 雪 のPHの 年 間平 均 値 は4.0∼4.5で あ り、人 間活 動 の影 響 のな か った時 の約10∼30倍 の 酸 性 度 とな って い る。酸 性 降 下物 の ため最 も深刻 な被 害 を受 け て い るの が河 川 や湖 の生 物 で あ る。水 の酸 性度 が 上昇 し、PH4.5以 下 にな る と、すべ ての 魚 が死 に絶 え 、水 中 には藻 類 ・コケ ・菌類 だけ が残 され る。 スウ ェ ーデ ン ・ノル ウ ェ ー ・ア メ リカ ・カ ナ ダで は魚 が死滅 した湖 が続 出 して い る。 また、酸性降下物は土の粒子に固定されているカ ル シ ウム ・マグ ネ シウ ム ・カ リウ ム等 の栄養 分 を溶 出 させ 、森 林 の生 産力 を低 下さ せ るばか りでな く、無害 の 土壌 金属 と して固定 され て い るアル ミニ ウ ムを溶 出 させ 、樹 木 の根 系 に損傷 を与 え、水 分 や栄 養分 を吸収 す る能力 や 、虫害 や旱 越 に対 す る抵 抗力 を低下 さ せ る。 ドイツ ・チ ェ ロス ロバ キア ・オ ー ス トリア ・ポ ーラ ン ドそ の他 多 くの国 々で 大 きな森 林 被害 が 見 られて いる。

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成層 圏の下 部 に厚 さ十 数1kmに わ た って 存在 す るオ ゾ ン層 は太 陽光 の有 害 な紫 外線(波 長280-320 nm)を 吸 収 し、我 々人間 を含 む あ らゆ る動植 物 の 地上生 活 を可 能 に して くれ る。 この オゾ ン層 を 二十億 年 の歳 月 を かけ て造 って くれ たの は藻 類 等の 水 中植物 であ る。 と こ ろが、核 爆 発や 、成 層 圏 を飛ぶ 超音 速 旅客 機 の排 気ガ スや 、 人間 が造 り ・使用 して い るフ ロンガ スや メ チル クロ ロホル ム等 に よ って、 オゾ ン層 が破 壊 され出 してい る。 この ため 皮膚 ガ ンや 視力 障害 や 皮膚 障害 の増 加 が懸 念 され て い る。 生 態 系 も環境 資源 で あ る。健 全 な生 態系 の働 きの おかげ で 、地 球 大気 の組成 が一定 に た もたれ 、 地球 の水 循環 が 安定 化 し、大 気 や水 や大 地 の汚 れ が浄化 され、 水資 源 が涵 養 され 、生物 の 住 みや す い気 候 が形 成 され 、 生物 の 進化 が継 続 し、 生物 の生 息密度 が一 定 に保 たれ 生物 が飢 餓 や病 気 か ら守 られ てい るの で あ る。 しか し 重 要な 種 がそ の生 態系 か らいつた ん除 かれ て しま うと、生 態系 の こ れ らの働 きは 崩 壊す る。 人間 は 、35億 年 もの 問絶 え ず進化 し、適 応 して きた多種 多様 な 生物 種 を絶滅 させ 、地球 の生 物 学 的多様 性 を急 速 に消 失 さ せ つ つ あ る。現 在、地 球 上に現 存 す る300万 ∼1000万 種 の 生物 の う ち、少 な くとも、50万 ∼60万 種 が この20年 間 に この地 球 か ら消滅 す る もの と見 られ る。病 害 虫 に強 い野性 種 、多 収量 の野 性 種、 抗生 物 質 等 有用 な薬物 を作 り出す 微生 物種 、 薬 草類 、未 知 の可能 性 を秘 め た生物 種等 が 世界中で 消滅 しつつ ある。 サ ンゴ礁 は複 雑 ざ と多様 性 で熱 帯雨 林 に匹敵 し、魚 類全 体 の1/3に 当 た る種 また無数 の無 脊 椎動 物 に餌 と隠 れ場 を提供 して い る。 サ ンゴ 虫 は大気 中 の炭 酸ガ ス を吸収 し炭 酸カ ル シウ ム と して固 定 し、 石灰 岩 と変 え、原 始大 気 の組 成 を今 日の大 気 組成 に変 え るの に 大きな 貢献 を した。森 林 が減 少 し大気 中 の炭 酸ガ ス濃 度 が 増大 して いる今 日サ ン ゴ礁 の果 す役 割 は極め て 大 切で あ る。 サン ゴ礁 は 自己修復 機 能 を もつエ ネル ギ ー消 散 型防 波堤 と して大 陸 や島 の海 岸線 を守 って い る。サ ン ゴ礁 は漁 業資 源 を守 り育 て海 を浄 化 して い る。 熱帯 や 亜熱 帯の沿岸 地帯 のマ ン グ ロ ーブ林 は高 い生産 力を持 って い る。 マ ン グロ ーブ林 は海 岸線 の保 護に 役 立 ち、人 間 に薪 や炭 や木 材 を提 供 し、鳥 や獣 の 隠れ場 とな り、各 種 の淡 水 あ るいは海 の生 物 の 成育 ・繁 殖 の場 とな る。 マン グ ロ ーブ林 は漁 業資源 を守 り、 育て 、海 を浄 化 して い る。 世界 の漁業 資源 の2/3が マ ン グ ローブ林 と係 わ って い る と言 わ れ る。熱帯 や 亜熱 帯の 沿岸 地帯 の マ ング ロ ーブ林 が、 開発 や 、薪 や炭 や木 材 にす るため に、年 間26万 ヘ ク タール も伐 採 や退 化 に よ って 失 われて いる。 熱帯 の沿 岸 に あるマ ン グロ ー ブ 林の1/3が す でに伐 採 され て い ると いわれ る。 河 口水域 は 、地球 の水 生動 物 の生 態 系の 中で 大 きな役 割 を果 して いる。 魚介類 の多 くは 大陸 棚 や沿岸 の河 口水域 で産 卵す る。カ キ ・ハマ グ リ ・ホ タテガ イな どの 水生 動 物 は、 その全 生 涯 を河 口で過 す 。 サ ケや ス ズ キ類 の よ うな 潮河 性 の魚類(淡 水 で孵 化 す るが その大 部分 の生涯 を海 で過 す も の)、 ウナギ の よ うな降 流 性 の魚 種(海 で孵 化 してそ の)生涯の 大部 分 を淡 水 で過す も の)の 両 者 に とって 、 この水 域 は回 遊ル ー トの 一 部 にな って い る。 その他 の 魚種 で は、河 口水 域 そ の もの が産 卵 と戒 育 の場所 で あ る。 また 、河 口水 域 は浄化 力 が大 きい場 所 で あ る。 陸地 に近 い藻 場 はプ ラ ンク トン ・多種 多様 な 海藻 ・魚 介類 の 絶好 の産 卵 ・繁 殖 ・成育 の場 で あ る。海 藻 は 太 陽光 と付 着す る場 を必 要 とす るので 、藻 場は浅 い海で な けれ ば な らな い。藻 場 は稚 魚 の 隠れ家 とな る。藻 場 は漁 業資 源 を守 り、育 て 、海 を浄 化 して い る。 干潟 は陸 上 か ら栄 養塩 類 が流 入す る上、浄 化作 用 が大 き く、 ま た潮 の汀線 で活 動 す る生物 や 乾 いた所 が好 きな生 物が 潮の 干満 に合 せ て、 生活 の場 の 「住 み分 け」 を行 な ってお り、 そ こに は多種 多様 な生 物 が生 息 し て い る。干潟 は漁業資 源 の宝 庫 で あ る。 マ ング ローブ 林 ・サ ンゴ礁 ・藻場 ・干 潟 ・浅海 は、森 林伐 採 や開 発 に よって 増大 す る細泥 の 流入 の ため や、 流 人す る生活 排 水や 産 業排 水の ため 、生 態系 が大 きな打 撃 を受 けて い る。 また これ らは開発 の ため 埋め 立 て られ破 壊 されて い る。水 深 が浅 く埋 め立 て が容易 で 、工期 が 短 く経 費が 安 く大量 の用 地 が得 られ るた め、沿 岸漁 業 に と って 最 高の これ らの 自然 環 境は埋 め 立て の絶好 の対 象 とな る。埋 め 立て はそ こ に生 息す る多 種 多 様 な生 物 を壊滅 さ せ、魚 の産 卵 場 と稚魚 の成 育場 を奪 い、魚 を追 い立 て、 その上 埋 め立 て工事 の際 に流 失 す る土砂 や汚 濁水 が打撃 を与 え、 埋め 立て が終 わ る と生 活排 水 や産 業 排水 が流 人 し、 とどめ をさ す こ とにな る。

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河 口域 ・マ ング ロ ーブ林 ・サン ゴ礁 ・藻場 ・干潟 ・浅 海 の破 壊 と汚濁 に よって魚 介 類の 生息 域 が失 わ れ れば 、 沿 岸 の生産 力 と保 護能 力 が損 なわ れ 、世 界の漁 獲 量 と種組 成 に大 きな変化 を もた らす こ とにな る。 以上 述べ た様 に環 境 資源 は極 め て大 切な役割 を果 して い る。 これ ら環 境資 源の 役割 を正 し く評価 し、他 の 重 要な資 源 と同等 以上 に価 値付 け、大 切に守 って行 か ねば な らな い。 人 間が 消費 し、 利用 しな くて も 、環 境 資源 は存花 す る こと に意 義 と価 値 が あ る。 優れ た環 境 を保 全 す るため に も、環 境 資源 が存 在 す る ことの 重要 性 を理解 し、環 境資 源 を破 壊や 汚染 や濫 用 か ら守 る必 要 があ る。 5人 間圧 を低 め る 人 口増加 や 人間活 動 の増大 は 自然 破壊 ・環 境 汚染 ・資 源 の枯 渇 を引 き起 して来 た。 人間 が この まま資源 に 大 きな圧 力 を加 え 自然破 壊 を続 け るな らば 、我 々の前途 に待 ち受 け るの は人類 の滅 亡 しか な いだ ろ う。そ れ を 防 ぐしこは環 境 圧 を高 めな い よ う人 口増 加 を抑 制 して 、環境 の 復元 力 に見 合 う人 間活動 を行 い、 人間 圧 を低 め 、地 球環 境 と生 態 系 を守 り、 自然 と調 和 し自然 と共 存で き る生 き方 を しな ければ な らな い。 そ のた め には 地球 環境 の有 限性 を よ く認識 す る こ と、 自然 環境 や生 態 系 を長期 的 視点 で かつ 地球 的視 野 で把 握 す るこ と、 生態 系 を最 大限 尊重 し多様 性 を 損わ な いよ うに す るこ と、 自然 環境 の持 つ復 元 力 を低 下 さ せ るよ うな こ とを しな い こ と・本来 地球 的 な物 質循 環 に存在 しな かつ た物質 は極 力物 質循 環 に いれな い よ うにす るこ と、 も と も と物 質循 環 に存 在 す る物 質 で あ って もス トッ ク量 や循環 毅を大 幅 に変 え る ような こ とを しな い こ と、開発 に際 し地域 の 環境 特性 を十 分理 解 す る とと もに開 発 に よる利 益総 和 の最大 化 よ り不利 益総 和 の最 小 化 を はか る こと・ 地球 環境 を有 害な 排水 や 廃棄 物 の捨 て場 と しな い こ と、良 き環 境政 策 を 採用 す るこ と等 が 必 要で あ る。環 境 問題 や資 源枯 渇の 解 決法 は人 間圧 を低下 さ せ るこ とで あ り、科学 技 術 の問題 も含 まれ るが 、そ れ以 上に 政治 ・経 済 ・社 会の問 題 で あ る。人間 圧 を下 げ る一つ は 人 口圧 を下 げ るこ とで あ る。つ ま り出生 力 を低 下 させ人 口増 加 を抑 制 し徐 々に人 口 を減少 させ る ことで あ る。国 民 の教育 レベル が高 く、民 主主 義 が確 立 し、 寓 の分 配 が公 平で 、国家 財政 が 豊 かな 国で は これ が可 能で あ る。 しか しこれ らの条件 を欠 いた多 くの発展 途 上 国 で は人 口圧 を低 め るこ とが非 常 に困難 で あ る。 豊かな 先進 国 の経済 的 ・技 術 的 ・人的 援助 が必 要 で あ る。 人 口圧 を低 め るに は、避 妊 を推 奨 す るこ と、結 婚年 齢 を引 き 上げ る こ と、 避妊 効 果の あ る母乳 を奨 励 す る こ と、女性 の教 育 レベ ル を向上 させ る こと、女 性 の有 給労 働 への 参加 を推 進 す る ことが有 効 といわ れ る。後 の 二つ は 出産数 を低 下 させ る効 果 が大 きい といわ れ る。 人間塚 を下げ るも う一つ は活 動圧 を 下げ るこ とで あ る。 豊 か さ ・便利 さ ・快 適 さをひ た す ら追求 し、 自国の大 切 な資 源 は保 全 しな が ら、他 国の 資源 を輪入 し、浪 費 す る ことに よ って貧 しき国 々の保 全 すべ き大 切な 資 源 を壊滅 さ せ、 一方 で は 自国 の川 や 湖 や海 や 大気 や土 壌 を汚 して い る豊 かな 国 々。活 動圧 を高め て、 環境 圧 を高 めて い る豊 かな 国 々。 これ らの 国 々 は活動 圧 を低 め る必 要が あ る。活 動圧 を 下げ る方 法 は二 つ あ る。 豊 かさ ・便利 さ ・快適 さ を求め る人間 活動 、 つ ま り開 発 や 産 業活 動 を抑 制す るこ とであ る。 しか し、 これ は政治 的 ・纏済 的 ・社 会 的 に大 きな摩 擦 を起 し、非常 に困 難 で ある。 も う 一つ の方 法 は開発 や産 業 活動 を適 切な管 理 と技術 の 下 に行 い、極 力 無意 味 な 自然破 壊 ・環 境汚 染 ・資 源 の枯渇 を防 ぐこ とで あ る。 また活 動圧 を低 め る技 術 を開 発す ると とも に、活 動圧 を低め るよ うに環 境 と資 源 の管理 を行 うこ とが必 要 で あ る。 活動 圧 を低め る技 術 や管理 には次 の もの が あ る。 資 源の 循環 利 用 、エ ネ ルギ ー効率 の 向上(省 エ ネ ル ギ ー)・ 再生 可能 エネ ルギ ー(水 力 ・地熱 ・風 力 ・太 陽エ ネル ギ ー)の 利 用、 廃棄 物 の資 源化 、排 水中 の窒 素 ・リンの 除 去、排 煙 中の亜 硫 酸ガ ス と窒素 酸化 物 の 除去 、 自動車 排 ガ ス中の一 酸 化炭 素 と窒 素酸 化 物 と炭 化 水素 の除 去 、生 活 排水 と工場排 水の分 離 処理 、重 金属 ・難 分解 性 毒物 排 出 の総 量規制 、環 境 と防災 と資 源 を配 慮 した適 正 な 土地利 用 、表土 の 保全 と復 元 の義 務化 、植 林 と造 林、 農業 ・林 業 ・漁 業 の振 興 と育 成 、河 川 上 流 地帯や 傾斜 地 の森林 保 全、 都 市及び 都 市近 郊 の森林 の保 全、 熱帯 雨林 の保 全 、サ ン ゴ礁 ・マ ン グ ロ ー ブ林 ・藻 場 ・干潟 ・砂 浜 ・河 口域 ・浅 海 の保全 、乱獲 を防 ぐ漁業 資源 管 理 、 自浄 作 用 と防災 と利 水 を配 慮 し た河川 管 理・ 山や 川 や海 への ゴ ミ投棄 の禁 止 、農 地 への有 機物 の還元 、環 境 アセ ス メ ン ト・の徹底 化 、騒 音 ・ 振 動対 策 技術 な どで あ る。

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