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特集「新たな展開を迎えるITS,モバイル通信とユビキタスコンピューティング」の編集にあたって

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Academic year: 2021

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(1)情報処理学会論文誌. Vol.53 No.1 163–164 (Jan. 2012). 特集「新たな展開を迎える ITS,モバイル通信と ユビキタスコンピューティング」の編集にあたって 屋代 智之1,a). 次世代無線ブロードバンド通信技術の発展と新しいユー. 関するものが 3 件,モビリティモデルと交通予測に関する. ザデバイスの登場により,高度交通システム(ITS),モ. ものが 3 件,モバイルネットワークに関するものが 3 件,. バイル通信,そしてユビキタスコンピューティングの研究. アドホックネットワークとセンサネットワークに関するも. 開発は新しい展開を迎えようとしている.4G 移動通信シ. のが 5 件,ユビキタス応用に関するものが 4 件であった.. ステムやスマートフォンの普及,位置依存サービスやコ. これらの論文テーマは車々間通信や路車間通信などの通信. ンテキスト・アウェア・サービス,ITS に割り当てられた. 技術から,アドホックネットワーク,センサネットワーク. 700MHz 帯の電波などにより,新たなサービスの創出を含. やモバイルネットワークなどを対象としたミドルウェア,. む大きな変革をもたらすと考えられる.. さらにアプリケーションとしてのモビリティモデルや交通. これらのテーマについて,情報処理学会の高度交通シス. 予測の検討,ユビキタス応用と多岐にわたり,本特集の主. テム(ITS)研究会やモバイルコンピューティングとユビ. 題となっている新たな展開を迎える ITS,モバイル通信と. キタス通信(MBL)研究会,ユビキタスコンピューティン. ユビキタスコンピューティングに関する研究分野の広がり. グ(UBI)研究会が中心となり,毎年 100 件以上の優れた. をよく示している.. 論文が研究会で発表されている.また,1997 年から開催さ. 以上,編集委員会としては,ITS とモバイル通信,ユビ. れ,発表件数が毎年 200 を超える DICOMO シンポジウム. キタスコンピューティング分野の多岐にわたる技術に関し. でも,これらの分野に関連する論文が数多く発表されてお. て,現在注目されかつ質の高い論文を採択できたと考えて. り,重要性・注目度が認識できる.また,これらの研究分. おり,本特集号が今後の研究開発の一助になることを期待. 野は,相互に深く関係しており,個別の議論と全体を俯瞰. している.. した議論の両方が必要である.したがって,これらの分野. 最後に,本特集は締切が東日本大震災の直後であった.. における優れた研究成果を幅広く募集し,一括して掲載す. 被災された方や震災で影響を受けられた方々に心からお見. ることは,研究の推進と発展に寄与することになり,大変. 舞いを申し上げる.また,大変な時期だったにもかかわら. 意義のあることと考えられる.. ず,多くの方から論文投稿をいただいた.さらに,このよ. 本特集号は,このような研究開発の成果である論文を一. うな困難な状況下でも,多様かつ多数の査読を行い,出版. 括掲載することにより,ITS,モバイル通信とユビキタス. まで至ることができたのは,編集委員や査読者,学会関係. コンピューティングの今後を切り拓くことを目的として,. 者の皆様の多大なご協力によるものであり,編集委員長と. ITS 研究会,MBL 研究会と UBI 研究会が合同で企画した. して厚く御礼申し上げる.. ものである.2010 年 12 月に論文募集を行い,2011 年 4 月. 7 日に投稿締切り,4 月 15 日に第 1 回編集委員会,6 月 16 日に第 2 回編集委員会,9 月 12 日に第 3 回編集委員会と いうスケジュールであった.今回の投稿件数はテクニカル ノート 4 件を含めて 44 件であり,そのうち 3 件のとり下. 「新たな展開を迎える ITS,モバイル通信とユビキタスコ ンピューティング」特集編集委員会. • 編集委員長 屋代智之(千葉工大). げがあったが,最終的にテクニカルノート 2 件を含む 23 件を採録とした.採録率は 52%であった. 採録された 23 件の論文をテーマごとにまとめると,ITS 通信方式に関するものが 5 件,車両状態推定と運転支援に 1. a). 千葉工業大学 Chiba Institute of Technology, Narashino, Chiba 275–0016, Japan [email protected]. c 2012 Information Processing Society of Japan . • 幹事 重野 寛(慶大). • 編集委員 油田健太郎(大分工業高専) ,梅津高朗(阪大) ,遠藤 秀則(NTT データ),川島英之(筑波大),川原圭博 (東大) ,清原良三(三菱電機) ,猿渡俊介(東大) ,田頭. 163.

(2) 情報処理学会論文誌. Vol.53 No.1 163–164 (Jan. 2012). 茂明(九州大),竹下 敦(NTT ドコモ),田坂和之 (KDDI 研) ,寺田 努(神戸大) ,戸田真志(公立はこ だて未来大) ,西 正博(広島市立大) ,野口 拓(立命 館大) ,長谷川輝之(KDDI 研) ,堀内浩規(KDDI 研). c 2012 Information Processing Society of Japan . 164.

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