• 検索結果がありません。

. 日光市の概要 市の総面積は約,45 kmで栃木県の約四分の一を占め 全国でも 番目に大きな自治体 市内の高低差は約,m 有り 市内においても気温や天候等の自然条件が大きく異なります 平成 8 年 月に 5 市町村の合併により誕生したため それぞれ地域特性が大きく異なります 自動車が主な交通手段で

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア ". 日光市の概要 市の総面積は約,45 kmで栃木県の約四分の一を占め 全国でも 番目に大きな自治体 市内の高低差は約,m 有り 市内においても気温や天候等の自然条件が大きく異なります 平成 8 年 月に 5 市町村の合併により誕生したため それぞれ地域特性が大きく異なります 自動車が主な交通手段で"

Copied!
6
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

6 人 口 1 5 人 当 鹿沼市 た 4.50 矢板市 4.50 日光市 5.47 り ( 公 4 佐野市 3.97 4.20 大田原市 栃木県内市町村平均 H 共 足利市 真岡市 3.71 2 施 3.63 1 設 3.67 3.46 ) 延 床 3 面 2.85 積 宇都宮市 ( ㎡ / 2 人 ) 3.35 栃木市 小山市 那須塩原市 2.97 下野市 2.32 2.07 さいたま市 3.36 さくら市 3.42 全国市区町村平均 栃木県内市町村平均 342 1 200 300 400 500 600 人口 1 人当たり市債残高(千円/人)(H24) 人 口 1 人 当 た り 公 共 施 設 延 床 面 積 ( ㎡ / 人 ) ( H 2 1 )

日光市の現状と課題(まとめ)

(資料)東洋大学PPP研究センター「全国自治体公共施設延床面積データ 」(2012年1月)、 決算カードより作成 (H25日光市) (H25日光市) (H25日光市) (H25日光市) ← ← ← ←6.08

資料3

ハコモノ

ハコモノ

ハコモノ

ハコモノ

(2)

1.日光市の概要



市の総面積は約1,450㎢で栃木県の約四分の一を占め、全国でも3番目に大きな自治体。市内の高低差は約2,300m有り、市内においても気温や天候等の自然条件が大きく異なります。



平成18年3月に5市町村の合併により誕生したため、それぞれ地域特性が大きく異なります。



自動車が主な交通手段であり、交通弱者(後期高齢者や若年層)は公共交通機関に頼らざるを得ない状況



昼間人口よりも夜間人口の方が多く、昼間は多くの人間が通勤・通学で市外へ出ています。市内においては今市地域を中心とした人口移動が多く、日光・藤原地域から今市地域への流入が多い

2.人口状況

(2)将来人口予測(3階層別人口推移及び将来予測)

各地域によって将来人口動向は大きく異なります

今市地域

日光地域

85歳以上が最多年齢階層となり、後期高齢 者比率が共に30%近くに達している

藤原地域

足尾地域

栗山地域

▲ ▲▲ ▲39393939....2222%%%% ▲43▲▲▲434343...9.999%%%% 59.8% 59.8% 59.8% 59.8% 55.6%55.6%55.6%55.6% 高齢者率が50%を超えて、 地域社会の持続可能性に課題 24 24 24 24人人人人 49 4949 49人人人人 若い子育て世代が激減し、 年少人口がほとんどいない社会 14,825人 18,265人 市内の地域で唯一増加

(1)過去からの人口推移

0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 昭 和 2 5 26 27 28 92 30 31 32 33 43 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 平 成 元 年 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 人口 世帯数 児童生徒数 人 口 (人 )、 世 帯 数 (世 帯 ) 児 童 生 徒 数 (人 ) 昭和32年 最大人口 113,116人 平成23年年 90,611人 (ピーク時の80%) 平成23年年 36,237世帯 (2.50人/世帯) 平成23年年 6,717人 (ピーク時の27%) 昭和33年 ピーク 24,792人 総人口 総人口総人口 総人口 児童生徒数 児童生徒数 児童生徒数 児童生徒数 世帯数 世帯数 世帯数 世帯数 (年度)

約50年間に総人口は20%減少。それに対して

児童生徒数に至っては73%減少し、人口構成

割合は大きく変化している

対対対対

17.5 16.0 14.6 13.0 11.7 10.8 10.2 9.7 9.2 67.1 66.0 64.2 62.4 60.7 57.7 55.2 54.0 52.8 15.4 18.0 21.3 24.6 27.6 31.5 34.6 36.3 38.0 0 10 20 30 40 50 60 70 80 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 平成2年 (1990年) 平成7年 (1995年) 平成12年 (2000年) 平成17年 (2005年) 平成22年 (2010年) 平成27年 (2015年) 平成32年 (2020年) 平成37年 (2025年) 平成42年 (2030年) 年少人口 生産年齢人口 老年人口 年少人口(割合) 生産年齢人口(割合) 高齢者人口(割合) (%) 96,859人 (人) 98,143人 94,291人 90,066 84,817人 79,10773,095 人 66,883人 99,988人 現在

人口数

減少

人口構成割合

変化

(3)各地域の将来人口動向

▲ ▲▲ ▲585858.58...000%0%%% ▲52▲▲▲525252...5.555%%%% ③ ③ ③ ③ 人口規模小/過疎化人口規模小/過疎化・人口規模小/過疎化人口規模小/過疎化・・・超高齢化超高齢化超高齢化(超高齢化(足尾((足尾足尾・足尾・・・栗山地域栗山地域栗山地域栗山地域)))) ② ② ② ② 人口規模中/人口減少率大人口規模中/人口減少率大(人口規模中/人口減少率大人口規模中/人口減少率大(((日光日光・日光日光・・・藤原地域藤原地域藤原地域)藤原地域))) ① ①① ① 人口規模大/人口減少率小人口規模大/人口減少率小人口規模大/人口減少率小人口規模大/人口減少率小(((今市地域(今市地域今市地域今市地域))))

今後

20

年間で市内全体で

26

%の人口減少

(3)

3.財政状況

市税の減少

・リーマンショック後の世界 的な景気の低迷や生産年 齢人口の減少により歳入の 内、最も大きな割合を占め る市税が減少傾向。

合併特例制度の活用

・合併後の特例措置(合併 算定替・合併特例債)を利用 して地方交付税や市債収入 が増加している。 合併特例制度は平成32 年までに終了し、今後は 更に生産年齢人口の減少 によって、これまでの歳入 規模の確保は困難。

扶助費の増加

・高齢者人口の増加によっ て、平成24年度の扶助費は 合併時である平成18年度の 約1.7倍まで増加 順位 順位 順位 順位 団体名団体名団体名団体名 財 政力指数財 政力指数財 政力指数財 政力指数 1111 小山市 1.020 2222 宇都宮市 1.010 3333 真岡市 0.910 4444 那須塩原市 0.850 5555 下野市 0.840 6666 佐野市 0.760 6666 さくら市 0.760 8888 足利市 0.750 8888 矢板市 0.750 10 1010 10 鹿沼市 0.740 11 1111 11 栃木市 0.720 12 1212 12 日光市 0.700 13 1313 13 大田原市 0.680 14 1414 14 那須鳥山市 0.470 平均 平均 平均 平均 0.7830.7830.7830.783 順位 順位 順位 順位 団体名団体名団体名団体名 経 常 収 支 比 率経 常 収 支 比 率経 常 収 支 比 率経 常 収 支 比 率 1111 真岡市 83.7 2222 下野市 84.1 3333 さくら市 84.6 4444 小山市 85.1 5555 佐野市 85.5 6666 那須鳥山市 87.4 7777 栃木市 88.1 8888 大田原市 88.9 9999 鹿沼市 90.8 10 10 10 10日光市 91.0 11 11 11 11矢板市 91.3 12 12 12 12足利市 91.8 13 13 13 13那須塩原市 93.3 14 14 14 14宇都宮市 93.4 平均 平均 平均 平均 88.5088.5088.5088.50 順位 順位順位 順位 団体名団体名団体名団体名 実質公債費比率実質公債費比率実質公債費比率実質公債費比率 1111 鹿沼市 6.8 2222 足利市 7.5 3333 小山市 7.6 4444 佐野市 8.2 5555 宇都宮市 9.0 6666 真岡市 9.6 7777 下野市 10.1 8888 日光市 10.4 9999 栃木市 10.6 10 10 10 10さくら市 10.8 11 11 11 11那須塩原市 11.2 12 12 12 12那須鳥山市 11.5 13 13 13 13矢板市 12.2 14 14 14 14大田原市 12.6 平均 平均 平均 平均 9.869.869.869.86 順 位 順 位 順 位 順 位 団 体 名団 体 名団 体 名団 体 名 ( 1 人 当 た り )( 1 人 当 た り )( 1 人 当 た り )( 1 人 当 た り )市 債 残 高市 債 残 高市 債 残 高市 債 残 高 14 14 14 14 宇都宮市 255,188 13 13 13 13 鹿沼市 293,624 12 12 12 12 真岡市 294,147 11 11 11 11 小山市 298,957 10 10 10 10 足利市 299,173 9999 栃木市 301,924 8888 下野市 312,280 7777 佐野市 331,287 6666 矢板市 341,413 5555 那須塩原市 347,566 4444 さくら市 384,068 3333 那須鳥山市 423,398 2222 大田原市 449,532 1111 日光市 523,267 346,845 346,845346,845 346,845 平均 平均 平均 平均 財政力指数H20~22平均 経常収支比率 実質公債費比率(%) 1人当たり市債残高

他市との財政力比較

他市との財政力比較

他市との財政力比較

他市との財政力比較

投資的経費の増加

・合併以後、合併特例債の 活用や国庫支出金や交付 金等の市に有利な資金を活 用して地域振興事業を行う。 扶助費や公債費の支払 いの増加等で財政の自由 度は少なくなり、今後は厳 しい財政状況が続く。 増加傾向にあった投資 的経費も、今後、減少が見 込まれる。

弱い財政力

・県下14市との各財政指数 の比較では、下位の指標が 多く、財政力は弱い。 今後、自治体の財政の健全 化又は将来世代に負担をさ せないためには、各指標の 改善が必要。 今後は将来の世代に負 担をかけないように、限ら れた予算の中で効率的・ 効果的な公共施設マネジ メントが求められる。

4.保有施設

全国平均 全国平均 全国平均 全国平均 3.42㎡/人 1.8倍

地域別保有量

地域別保有量

地域別保有量

地域別保有量

築年

築年

築年

築年別保有状況

別保有状況

別保有状況(平成

別保有状況

平成

平成

平成25年度

年度

年度)

年度

地域によって、保有施設の持ち方・老朽化 状況・1人当たりの保有量が大きく異なる。 全体 の 約6 割が 学校 ・ 市営住宅

過大な施設量

・1人当たりの保有量が全 国平均の約1.8倍であり、 市の人口規模に比較して 過大な施設量を保有して いる。

施設整備の継続

・昭和28年以降に整備が 始まり、建設集中期は昭和 44年から平成7年までの間 に、年平均1.3万㎡の施設 整備が実施。その後も年 平均0.7万㎡の施設整備を 継続中 市内の人口は、50年 以上もの間、減少して いるにも関わらず、新た なニーズによって施設 整備が続いている。 今後の財政状況から 判断した場合、これまで の様な整備は困難。 S28年 S44年 H7年 白書作成時(H22年度)より保有面積で2万㎡増加し、かつ人口が減少しているため、 市民1人当たりの面積は5.7㎡/人から6.08㎡/人に増加。 学校教育系施設21.2万㎡(40%) 市営住宅11.0万㎡(21%) 一般財源 (市が自由に 使えるお金) 減少傾向 減少傾向 減少傾向 減少傾向

歳入の推移・予測

歳入の推移・予測

歳入の推移・予測

歳入の推移・予測

歳出の推移・予測

歳出の推移・予測

歳出の推移・予測

歳出の推移・予測

投資的経費はH18年度比 H24年度:1.4倍増 H25年度:2倍増 H24 H24H24 H24年度扶助費は H18年度比1.7倍増 投資的経費は今後 減少 公債費(借金) が増加

(4)

5.日光市総合的視点に基づく保全計画まとめ

2.今後のハコモノに係る維持更新費の試算(40年間)

4.保全(長寿命化)計画の実施(H25年度)

劣化状況診断等よりわかる内容

 市の公共建築は建設後、故障等の対応のみで計画的修繕・保全を行っていないため劣化が進ん

でいる。

1) このままにしておくと躯体に影響を及ぼす等早急な対応が必要な建物

:保全計画による削減額 :基準の見直しによる維持更新費

 劣化状況診断(目視調査)

 劣化度による保全優先順位の設定

 調査結果より今後の修繕・改修コストの算出

実施内容

保全計画実施による維持更新費の総額2,070億円(年平均51.8億円)

保全(長寿命化)計画実施により29%のコスト縮減効果

保全計画を実施しても、財政制約の差は1.5倍

(年平均16.1億円)

1

1.5

1.5

1.5

1.5倍

29

29

29

29%減

%減

%減

%減

保全方針実現のために必要な各種基準の設定

2

3

40年平均

35.7

35.7

35.7

35.7億円/年

73.4

73.4

73.4

73.4億円/年

51.8

51.8

51.8

51.8億円/年

保全計画前 の試算 保全計画による コスト試算 2,938 億円 2,070 億円 73.5 億円/年 51.8 億円/年 環境対応 バリアフリー 災害対応 基本的性能 の向上 整備レベル の向上 整備水準の 向上 2 9 2 9 2 9 2 9%%%%

学校:45棟、支所・集会所:11棟、スポーツ施設6棟、保育園:4棟 等

2) 築年数による老朽化状況以上に劣化が進んでいる建物

築40年前の学校や、木造の市営住宅

中央公民館、日光総合会館、今市文化会館、藤原総合文化会館、清滝出張所、並

木保育園、原町みどり保育園、農村環境改善センター 等

3) 築30年以上の建物で修繕・機能改善等が行われていない建物

266棟 12.7万㎡(小規模(100㎡以下)、建替え・解体予定を除く)

4) 適切な時期に更新されていない部分

屋上防水、外壁及び鉄部塗装、各種シーリング、給排水管、機械類 等

5) 寒冷地等の各地域の気候・風土に合致しない仕様

単板ガラスサッシ、断熱材の有無や厚さ、ダクト類の防露材、雪対策 等

総額2,070

2,070

2,070

2,070億円

年1,500円/㎡の 修繕費を確保

維持管理レベル

省エネ機能、耐久 性能等の確保

整備レベル

劣化問診票

継続的な実態把握

躯体が健全なら80年

目標使用年数

保全計画(施設長寿命化)実施による効果

(保全計画実施による

縮減効果)

今後40年間の維持更新費は

総額2,938億円

(年平均73.4億円)かかります。

今後の維持更新費と財政制約との差は

2.1倍(年平均37.7億円不足)

:維持更新費 :投資的経費の実績

2

3

1

財政見通し(H32まで)と財政シミュレーションにより

設定する財政制約は年平均35.7億円(40年間で

1,428億円)です。

40年平均

73.4

73.4

73.4

73.4億円/年

2.1

2.1

2.1

2.1倍

40年平均

35.7

35.7

35.7

35.7億円/年

3.今後のハコモノとインフラに係る維持更新費の試算(40年間)

ハコモノは統廃合できても道路・橋梁・下水道は・・・ 道路・橋梁・下水道は統廃合が難しい・・

統廃合が可能なハコモノの再編を進めなければならない・・

現在 現在 ※ 直近5年平均 71.3億円/年 予定(臨時) 事業費含む平均 67.6億円/年 現在 (インフラ) (ハコモノ)

40年間の財政制約の総額 1,628億円 1,628億円 1,628億円 1,628億円 平均40.7億円 平均40.7億円平均40.7億円 平均40.7億円////年年年年

(5)

6.今後の対応

1.耐震安全性の確保(耐震安全性の確保を最優先とする)

3.建物の状況に適した目標耐用年数の設定(長寿命化)

4.目標耐用年数に応じた改修・省エネ等の整備水準の確立

5.保全方針

2.劣化状況診断で明らかになった危険部位の解消

これまでは、学校を中心に耐震改修に取り組んできました。いまだ、

耐震安全性が確保できていない建物が延9.2万㎡(17%)あります。

(用途:市営住宅、集会施設、保育園、スポーツ施設 等)

これらのうち、今後も存続させる建物は、早急に耐震診断・耐震改

修を実施します。

劣化状況の定量評価と施設の重要度による保全優先順位付けを

行います。

危険部位を解消する修繕を実施します。

(直近で71棟、概算費用10.3億円の実施)

今後は、劣化問診票による適切な調査手法の確立(継続的かつ一

元管理)による問題箇所の早期発見と修繕実施により、危険部位

を未然に防ぎます。

これまでは躯体の寿命を使いきらずに築45年程度で建替えてきま

した。今後は躯体が健全であれば、躯体以外の部位(屋上・外壁・

設備等)は計画的に改修を実施し、常に良い状態を維持すること

により80年程度まで使用します。

築年が40年を超える建物は大規模改修を行わずに機能の回復

工事を行い、60年程度まで使用します。

経年による劣化と年々高まる社会的要求とのギャップを解消する

ため築30年以前の建物は大規模改修による機能向上を図ります。

地域の特性(日光市の気候・風土)に合った仕様の最適化を図り、

ライフサイクルコストの縮減を図ります。

定期的な機器の交換や各部の修繕を実施するための費用を確

保します。

集約化・複合化等により総量の削減・

有効活用等の地域での再編計画が必要。

改善方針の策定

削減目標の設定

再編計画

(アクションプラン)

中長期保全計画

連動

・計画保全だけではコストを圧縮できない

・既存施設全てを維持することはできない

・大規模な総量削減が必要

保全計画から見えてきたもの

今後、財政的に更新が可能なラインま

での「総量縮減・有効活用」の検討が必要

維持すべき施設の計画的保全の全体

優先順位付けが必要。

市民1人当りの負担で見ると

◎既存施設を全て更新した場合

◎既存施設を全て更新した場合

◎既存施設を全て更新した場合

◎既存施設を全て更新した場合

(6)

8.公共施設マネジメントの必要性

(1)地域別の人口及び施設から見た本市の課題

今後、20年間で本市全体の人口は、約26%減少することが予想されています。しかし、本市

は異なる歴史を持つ地域の合併により誕生したため、直近に人口ピークを迎えた今市地域

から人口ピークは大正時代の足尾地域まで様々です。そのため、今後20年間の人口減少に

ついても地域によってかなりの格差があります。現在、すでに人口の約68%を抱える今市地

域には施設保有量の45%しか配置されておらず、20年後には今市地域の人口占有割合は約

78

%にまで高まり、人口分布と施設配置のギャップが更に拡大します。

7.用途別の実態・課題

主な用途別

・地域別

課題

公共施設白書からの

小中学校

公共施設マネジメントの

必要性

公営住宅 ス ポ ーツ 今後の年少人口の減少の予測を踏まえ て、余剰スペースの有効活用と統廃合 の検討による延床の縮減が必要 ・小学校では、26校中23校、中学校では15校中13校が小規模校となって おり、今市地域以外の小中学校は全て小規模校である。特に統合検討対 象である1校あたりの50人以下の学校は小学校6校、中学校で6校。 ・小中学校では築30年以上が全体の63%であり、築20年以上についても 約26%を占めており、老朽化に係る建替・修繕コストが課題 観光 庁舎等 集会施設 文化会館 図書館 保育園 児童 ク ラ ブ ・建物の耐震性、老朽化の面では、非耐火造が41%、耐用年数経過戸数 が29%となっており、特に日光、足尾地域では耐用年数を経過している割 合が40%以上 ・地域により、配置、総量等に差が生じている。人口と供給がアンバランス。 ・賃貸収入だけでは、トータルコストを回収出来ていない。 今後の人口減少予測に応じた適正な供 給量に延床の縮減と民間施設の借上げ 等の民間活力の導入の検討の必要 ・宿泊施設では足尾地域の施設の利用者が大きく減少 ・観光案内所の利用者は増加傾向にあるが、資料館や体験施設等その 他の観光施設の利用者数は減少傾向 ・スケートリンクやゲートボール場の利用者が減少傾向 ・利用料金収入がトータルコストの約8% ・学校開放事業の体育館利用者の減少とナイター施設利用者の増加 ・支所・主張所は公民館・コミュニティセンターの施設と併設しているが、集 会機能の稼働率は低い状況 ・職員1人当たりの窓口処理件数には最大で約8倍の格差が生じている。 ・公民館についてはトータルコストの54%が事業運営に係るコストに関わら ず、目的別の利用では主催事業による利用は17%に留まっている ・稼働率については50%を超える施設は2施設しかなく、全体的に低い状況 特に稼働率の低い地域は小学校区当たりの施設数が多く機能重複が生 じている(足尾・栗山) ・建物状況としては、各施設ともに劣化が進んでいる。(日光総合会館等) ・大型施設のため、建替・改修コストだけでなく、維持管理コストも高額 ・現在、3施設の利用者の6割は今市文化会館に集中している。日光・藤原 地域の今後20年間の人口減少率は約39~43%と市内平均の26%を大きく 上回るため、今市文化会館の利用の集中度は高まる可能性は高い。 ・貸出者数は全体として減少傾向にあり、貸出者のほとんどは市内在住 者です。 ・図書館は本の貸出だけでなく、新聞等の閲覧や試験勉強の場としての 利用、また立地環境から観光客の利用も多くなっている。 ・3館の利用状況に差がある。(利用率が低い施設がある) ・市内19園中、築30年以上が11施設、築20年以上が5施設で老朽化。特に 今市・藤原の保育園(保育型児童館を除く)は全て築30年以上 ・現況劣化度25点以上が3施設、15点以上が11施設と劣化も進行している。 ・トータルコストのほとんどが事業運営に係るコスト(人件費)であり、過疎地 域にある保育園は入園率も低く、園児1人当たりのコストも高い。 ・近年、放課後児童クラブの数は増加していますが、平成20年度をピーク に利用者数は減少傾向にある。多くの施設では理想定員を下回っている。 ・小学校を用途変更している施設も多いが、専用施設や民間施設を賃貸 しているクラブもある。専用施設を保有や民間施設を賃借した場合には、 それだけで固有のコストが発生しています 保健 ・ 福祉 各地域の入込数・宿泊数のバランスを 考えた施設配置や、市内の周遊に結び 付けるため、施設の有機的連携 減免制度を含めた利用料金の見直しや 保有機能や学校施設の有効活用 利用者のニーズに即した施設整備の検 討や、コスト削減のため、事務の効率 化や業務委託、民間施設の活用 機能の集約化・複合化に基づく利用状 況の改善及び効率的な施設整備のあり 方 市の需要に見合った供給にするため、 集約化の検討と同時にホール機能を持 つ学校施設の有効活用も必要 分館については、建替・改修の際は利 用者のニーズを踏まえた機能や役割を 維持し、閉架機能等を廃止し、他の施 設との複合化やコンパクト化を図る必 要性 市全体でも将来の人口見込みによれば、 年少人口は大きく減少し、更に地域に よって減少スピードは異なるため、他 の施設との複合化や民営化を含めた施 設のあり方検討の必要 定員充足率の低いクラブの統合や、専 用施設や賃借から学校の余裕教室や近 隣の公民館等の活用も視野に、より効 率的・効果的な放課後児童対策をとっ ていくことが必要 ・藤原保健センター、複合施設である栗山保健センター、栗山診療所、栗 山デイサービスセンターは築30年以上と老朽化しており、現況劣化度も15 ~22点と劣化が顕在化しています ・福祉施設は健康に関する関心の高まり等により、利用の増加が見込ま れます。しかし地域毎に高齢者の将来予測状況は大きく異なります。 地域の需要に見合ったサービスの提供 を行う為、民間活力の導入を検討し、 また公共でのサービスが必要となった 場合でも、近隣の公共施設の空きス ペースの有効活用や用途変更等、保有 資産の有効活用の必要

それぞれの地域特性を活かした再編計画を立てる必要がある

それぞれの地域特性を活かした再編計画を立てる必要がある

それぞれの地域特性を活かした再編計画を立てる必要がある

それぞれの地域特性を活かした再編計画を立てる必要がある

参照

関連したドキュメント

地方自治法施行令第 167 条の 16 及び大崎市契約規則第 35 条により,落札者は,契約締結までに請負代金の 100 分の

であり、 今日 までの日 本の 民族精神 の形 成におい て大

地区住民の健康増進のための運動施設 地区の集会施設 高齢者による生きがい活動のための施設 防災避難施設

当法人は、40 年以上の任意団体での活動を経て 2019 年に NPO 法人となりました。島根県大田市大 森町に所在しており、この町は

次に、 (4)の既設の施設に対する考え方でございますが、大きく2つに分かれておりま

真竹は約 120 年ごとに一斉に花を咲かせ、枯れてしまう そうです。昭和 40 年代にこの開花があり、必要な量の竹

必要があります。仲間内でぼやくのではなく、異

自分の親のような親 子どもの自主性を育てる親 厳しくもあり優しい親 夫婦仲の良い親 仕事と両立ができる親 普通の親.