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秋の名句
●俳句の説明 長谷川素逝
長谷川櫂著
『カラー版四季のうた』
中央公論新社 2005 請求番号:911.04||Has 本館 レファレンス
本 学 の 所 蔵 資 料 こ の 句 と 説 明 は
秋の図書館を詠む 頓珍漢素人俳壇 本学園の学生・教職員の方々から投句いただきました︒
秋の風 菊の香りを 胸奥へ霖雨
手に取って 先が気になる 夜長かな白馬
書の世界 真っ赤に染める 秋の夕焼け朱鷺風先人の 英知に触れる 秋彼岸遊亀本開く 窓辺に揺れる 白木槿筆柿
入口に 木犀の金の 星香る杏子
学舎に 夢よ叶えよ 秋の空楽葉
柘榴の実 酸い味思い出す 神話集落穂
辞書の棚 垂れ下がり咲く 秋海棠蒼猿
亡き祖父の 書斎整理し 障子貼る雀宙
新 4 号館もついに完成。図書館の窓からの眺めは素晴らしいです。(雀宙)
か ら
空に透き 紅葉いちまいづつ ならぶ
紅葉狩りの最中︑空を見上げると︑紅葉した楓の一枚一枚の葉の色が透けて見えた︒それほどまでに美しい秋晴れだった︒紅葉は楓のみに限らないが︑楓の紅葉が際立って美しいと感じてしまうので︑紅葉と言えば楓を連想してしまう︒ す