1999年度 基礎数学ワークブック番外編N o.2 −19−
<
平面上の線積分6 >
例
1
図1
のように線分路C
1は曲線
y = ϕ(x)
をa
からb
に向い,C
2は曲線y = ψ(x)
をb
からa
に 向うとする。 図1
のようにC
1の 始点がC
2の終点になり,C
2の始点がC
1の終点になっているときC
1とC
2をあわせた積分路
C
は 単一閉曲線 と 呼ばれる。 図1
は 前ページの図1
と図
3
をあわせた図と考えると,図1
の斜線部分の面積S
はS = S
2− S
1=
Z
b aψ(x)dx − Z
ba
ϕ(x)dx = − Z
ab
ψ(x)dx − Z
ba
ϕ(x)dx
= − Z
C2
ydx − Z
C1
ydx = − Z
C
ydx
例
2
図2
のように積分路C
は 曲線x = ψ(y)
上をy = a
からy = b
まで進むとする。このときy
成分に関する線積分Z
C
xdy = Z
ba
ψ(y)dy = S
は図
2
の斜線部分の面積S
を意味する。問 図
3
のように線積分C
は単一閉曲線で,反時計まわりに進むとする。
そのとき
C
で囲まれた領域(斜線部分)の面積