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(1)

2017年版

自動車先進安全システムの現状と将来性

総合技研 株式 会 社

(2)

Ⅰ.乗用車編 先進安全システムの市場概要

1.乗用車に搭載されている先進安全システム···( 1)

2.先進安全システム別採用カーメーカー一覧···( 2)

3.先進安全システム別参入メーカー(部品メーカー)一覧···( 4)

4.先進安全システム搭載にともない創出される部品(ハード)市場の動向···( 6)

1)先進安全システムのシステム別搭載部品

(ハード:ECU,センサ,アクチュエータ,その他)一覧···( 6)

2)システム分野(レーザー・レーダー・カメラ,ナビ協調,車両運動制御,その他)

別市場規模推移 2012~2016年実績,2017~2021年予測···( 8)

5.先進安全システムのシステム別市場規模推移···( 10)

2012~2016年実績,2017~2021年予測

1)レーザー・レーダー・カメラ応用システム(10システム)···( 10)

2)車両運動制御システム(4システム)···( 12)

3)ナビ協調システム(3システム)···( 13)

4)その他システム(4システム)···( 14)

6.先進安全システムのシステム別搭載率動向···( 15)

7.車間距離制御とプリクラッシュセーフティシステムの市場実態···( 17)

1)クルーズコントロールの進化(車間距離制御・プリクラッシュセーフティシステム)···( 17)

2)自動ブレーキの方式(レーダー・レーダー・カメラ)別市場的位置付け···( 19)

3)自動ブレーキ制御領域別市場規模推移

2012~2016年実績,2017~2021年予測···( 20)

4)プリクラッシュセーフティシステムにおける全方位化とシステム連携の拡大····( 21)

5)プリクラッシュセーフティシステム別市場規模推移

2012~2016年実績,2017~2021年予測···( 23)

8.駐車支援システムの市場実態···( 24)

1)駐車支援システムの製品化状況···( 24)

2)先進安全駐車支援システムのシステム別市場規模推移

2012~2016年実績,2017~2021年予測···( 26)

9.ナビ協調システムの市場実態···( 27)

1)ナビ協調システムの製品化状況···( 27)

2)ナビ協調システムのシステム別市場規模推移

2012~2016年実績,2017~2021年予測···( 28)

10.先進安全システムのキー部品(レーザー・レーダー・カメラ)の動向···( 29)

1)レーザー・レーダー・カメラの種類と特徴···( 29)

2)レーザー・レーダー・カメラの制御(介入)領域···( 31)

3)各システムに採用されるレーザー・レーダー・カメラの種類···( 33)

4)各カーメーカーのシステムに採用されるレーザー・レーダー・カメラの種類と車種一覧···( 34)

11.安全システム市場における先進安全システムの成長性と市場的位置付け···( 39)

目 次

(3)

Ⅱ.乗用車編 先進安全システム別市場分析

1.レーザー・レーダー・カメラ応用システム···( 40)

1)自動ブレーキシステム···( 40)

2)インテリジェントヘッドレストシステム···( 48)

3)ドライバーモニターシステム···( 51)

4)車線維持支援システム···( 55)

5)車線変更支援システム···( 59)

6)駐車支援システム(俯瞰映像カメラ)···( 62)

7)駐車支援システム(IPA:バックカメラ+超音波センサ)···( 66)

8)暗視カメラシステム···( 69)

9)ビューモニターカメラシステム(バック・サイド・フロント)···( 73)

10)電子インナー(ルーム)ミラー···( 77)

11)電子アウター(ドア)ミラー···( 80)

2.車両運動制御システム···( 84)

1)ESC···( 84)

2)VGRS···( 89)

3)ステアバイワイヤ(電子ハンドル)···( 93)

4)車両運動統合制御システム···( 96)

3.ナビ協調システム···(102)

1)ナビ協調シフト···(102)

2)ナビ協調ブレーキ···(105)

3)ナビ協調サスペンション···(107)

4.その他システム···(109)

1)AFS···(109)

2)TPMS···(113)

3)ポップアップエンジンフードシステム···(117)

4)ブレーキ踏み間違い防止システム···(121)

①システム概要と構成部品

システム実現にあたって新たに装備される部品(ハード)

②システム搭載車

カーメーカー別システム搭載車種一覧

③参入メーカー(部品メーカー)と業界マトリクス 部品メーカーとカーメーカーの納入マトリクス

④市場規模・搭載率の推移と予測

2012~2016年実績,2017~2021年予測(数量/金額)

⑤メーカーシェア(2016年)

⑥技術開発動向

調査項目(全22システム/各システム共通)

(4)

Ⅲ.商用車編 先進安全システムの市場概要とシステム別市場分析

1.商用車に搭載されている先進安全システム···(124)

2.先進安全システム別採用カーメーカー一覧···(125)

3.先進安全システム関連部品メーカー···(126)

4.システム分野(レーダー・カメラ,車両運動制御)別市場規模推移

2012~2016年実績,2017~2021年予測···(127)

5.先進安全システム別市場規模推移

2012~2016年実績,2017~2021年予測···(128)

6.先進安全システム別搭載率動向···(129)

7.先進安全システム別市場分析

1)AEBS(衝突被害軽減ブレーキ)···(130)

2)ESC(車両安定性制御装置)···(133)

3)LDWS(車線逸脱警報装置)···(136)

4)ドライバーモニターシステム···(139)

5)アルコールインターロックシステム···(141)

Ⅳ.先進安全システムと自動運転の実用化

1.先進安全システムから自動運転への発展···(146)

2.先進安全システムのカーメーカー別地域別導入状況···(147)

3.自動運転システムの実用化に向けたロードマップ···(148)

4.日本・米国・欧州における政府プロジェクト···(150)

5.自動運転システムの市場規模予測···(151)

6.自動運転システムの要素技術開発動向···(154)

Ⅴ.参考情報・データ編 交通事故分析と先進安全システムに対する社会的ニーズ

1.交通事故の発生状況と死傷者の状況···(156)

2.交通安全基本計画の推移···(158)

3.高齢化社会の実態···(159)

4.高齢者ドライバーの運転の特徴···(160)

5.高齢者ドライバーの運転の特徴からみる安全技術のニーズ···(162)

6.交通事故及び高齢者ドライバーの特徴などからみた先進安全システム···(163)

7.交通事故の特徴からみる安全技術のニーズ···(165)

8.各種状況別特徴と安全ニーズ···(166)

①システム概要と構成部品

②システム搭載車

③市場規模・搭載率の推移と予測

2012~2016年,2017~2021年予測(数量/金額)

④搭載の義務化時期

調査項目(全5システム/各システム共通)

(5)

【Ⅰ.乗用車編 先進安全システムの市場概要】

11

(単位:百万円,%)

2012 2013 2014 2015 2013 2014 2015

21,600 45,000 60,000 74,000 208.3 133.3 123.3 300 500 1,000 1,200 166.7 200.0 120.0

300 400 500 600 133.3 125.0 120.0

240 320 400 480 133.3 125.0 120.0

250 500 900 2,000 200.0 180.0 222.2 俯瞰映像 1,100 1,600 2,100 2,500 145.5 131.3 119.0 IPA 6,200 6,400 6,600 6,800 103.2 103.1 103.0 600 900 1,000 9,600 150.0 111.1 960.0 7,900 8,300 8,700 9,600 105.1 104.8 110.3

60 150 250.0

38,490 63,920 81,260 106,930 166.1 127.1 131.6

(単位:百万円,%)

実績

2016 2017 2018 2021 2016 2017 2018

91,000 100,000 110,000 125,000 123.0 109.9 110.0 1,400 1,800 2,200 4,000 116.7 128.6 122.2

700 800 900 900 116.7 114.3 112.5

580 660 730 730 120.8 113.8 110.6

3,000 3,500 4,000 6,000 150.0 116.7 114.3

俯瞰映像 2,900 3,500 4,000 6,000 116.0 120.7 114.3

IPA 8,500 9,300 10,000 12,000 125.0 109.4 107.5 1,000 1,000 1,000 1,000 10.4 100.0 100.0 10,300 10,900 10,900 10,900 107.3 105.8 100.0

180 240 300 600 120.0 133.3 125.0

119,560 131,700 144,030 167,130 111.8 110.2 109.4

実績 対前年比

対前年比 予測

システム

自動ブレーキ インテリジェント ヘッドレスト ドライバー モニター 車線維持支援 車線変更支援

暗視カメラ

電子インナーミラー ビューモニター カメラ

駐車支援 システム

システム

自動ブレーキ インテリジェント ヘッドレスト ドライバー モニター

車線維持支援 車線変更支援

駐車支援 システム

暗視カメラ

電子インナーミラー ビューモニター カメラ

金額ベース

(6)

【Ⅰ.乗用車編 先進安全システムの市場概要】

37 レーザー・レーダー・

カメラ種類

カーメーカー・システム

レーザー レーダー

カメラ

可視光

センサ モニター

日産 インテリジェント

ブレーキアシスト シーマ ○

フーガ ○

エルグランド ○ エマージェンシー

ブレーキアシスト スカイライン ○

エクストレイル ○ 〇

セレナ ○ 〇

ノート ○ 〇

リーフ 〇

ジューク 〇

ティアナ 〇

レーンデパーチャー プリベンション

シーマ ○ 〇

フーガ ○ 〇

スカイライン ○ 〇

ブラインドスポッ トインターベンション

フーガ ○

アラウンドビュー

モニター エルグランド 〇

セレナ 〇

スカイライン 〇

エクストレイル 〇

ノート 〇

デイズ 〇

ティアナ 〇

リーフ 〇

ジューク 〇

フーガ 〇

デイズルークス 〇

スマートルームミラー セレナ ○

エルグランド ○

エクストレイル ○

ホンダ ホンダ センシング

レジェンド 〇 〇

アコード 〇

ジェイド 〇

ステップワゴン 〇

オデッセイ 〇

ヴェゼル 〇

シティブレーキアクテ

ィブサポート フィット ○ シャトル 〇 グレイス 〇 N-BOX 〇 ブラインドスポッ

トインフォメーション オデッセイ 〇

レジェンド 〇

マルチビューカメラ オデッセイ 〇

ステップワゴン 〇

レジェンド 〇

スマートパーキング アシスト

フィット 〇

ステップワゴン 〇

オデッセイ 〇

(7)

【Ⅱ-1.乗用車編 システム別市場分析 自動ブレーキ】

44

単位:千システム・千台,百万円,%

2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 … 2021 実数 480 1,100 1,550 2,000 2,600 3,100 3,600 … 4,500

対前年比 ― 229.2 140.9 129.0 130.0 119.2 116.1 ―

実数 21,600 45,000 60,000 74,000 91,000 100,000 110,000 … 125,000

対前年比 ― 208.3 133.3 123.3 123.0 109.9 110.0 ―

搭載率 5.6 13.4 18.7 25.6 32.5 37.8 43.9 … 56.3

8,600 8,200 8,300 7,800 8,000 8,200 8,200 … 8,000 100.0 100.0 100.0 100.0 102.6 102.5 100.0 100.0

※センサ,ECU 市場規模

数量

市場規模 金額

乗用車 生産台数

④市場規模・搭載率の推移と予測(2012~2016年実績,2017~2021年予測)

全体

・自動ブレーキは欧州ではボルボでの搭載を機に普及、国内ではトヨタ,富士重,ホンダを中 心に搭載が進んでおり、トヨタはセイフティセンスC・P、富士重はアイサイト、ホンダは ホンダセンシングの名称で市場での浸透を図っている。

・日本では富士重アイサイト(ステレオカメラ)の価格が10万円となったことや軽自動車で 安価な赤外線レーザー方式の自動ブレーキが市場で好評であったことから、一気に市場は拡 大している。また国内でも2014年11月よりトラック・バスでの自動ブレーキ搭載が義 務化される。

・特に販売台数が多く売れ筋の軽自動車において、ダイハツがスマートアシストの名称でミラ やタントなど主力車種への搭載を進めると、スズキもレーザーブレーキサポートの名称で主 力のワゴンRに自動ブレーキを搭載、いずれも価格の安価な赤外線レーザー方式を採用して いる。さらにスズキは2015年よりステレオカメラ方式のデュアルカメラサポートを軽自 動車スペーシアに搭載している。

・カメラやミリ波レーダーを用いる自動ブレーキは、性能面では優れるが、高コストが普及の 上ではネックとなるが、富士重アイサイト10万円は市場で評価されており、オプション装 備として装着率は80%と高い。

・カメラやミリ波レーダーと比べ圧倒的にコストの安い赤外線レーザーが軽自動車など普及車 に搭載が進んだこと、そしてトヨタが2015年よりセイフティセンスの名称で低価格シス テム(C:54,000円)をカローラなど普及車で導入を開始したことが市場を押し上げ た大きな要因として挙げられる。

(8)

【Ⅱ-1.乗用車編 先進安全システム別市場分析 車線維持支援システム】

57

③参入メーカー(部品メーカー)と業界マトリクス

カーメーカー 担当部品メーカー(カメラ)

トヨタ レーンキーピングアシスト レーンディパーチャーアラート

デンソー

日産 レーンキープサポートシステム 日立オートモティブシステム レーンディパーチャープリベンション ヴァレオ

ホンダ レーンキープアシストシステム パナソニック マツダ i-ACTIVESENSE コスタール

三菱 e-ASSIST コスタール

④市場規模・搭載率の推移と予測(2012~2016年実績,2017~2021年予測)

富士重 アイサイト(ALK)など自動ブレーキの一機能分は除外

・車線維持支援システムはオートクルーズ機能の一部として実用化されてきたが、適用範囲が 高速道路などに限定、搭載車も限られることから現状、市場規模は小さい。機能面でもシス テムとしてまだ完成の域に達していないことから、さらに技術面での改良が必要とされ、当 面、一部の高級車向けのラグジュアリー装備の1つにとどまることから、大きな市場の拡大 は期待できない。

・ただしカメラによる自動ブレーキシステムが普及すると車線維持支援システムは自動ブレー キシステムに組み込まれてしまう可能性がある。既にトヨタのセイフティセンス,ホンダの ホンダセンシングはカメラを利用しており、トヨタ・セイフティセンスはランドクルーザー,

カローラ,オーリス,ヴィッツ,シエンタ,アベンシア、ホンダセンシングはレジェンド,

オデッセイ,ステップワゴン,ジェイドに採用されている。車線維持支援システム市場は自 動ブレーキの技術の動きの影響を受けて推移する。

単位:千システム・千台,百万円,%

2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 … 2021

実数 12 16 20 25 30 35 40 … 40

対前年比 ― 133.3 125.0 125.0 120.0 116.7 114.3 ―

実数 240 320 400 480 580 660 730 … 730

対前年比 ― 133.3 125.0 120.0 120.8 113.8 110.6 ―

搭載率 0.1 0.2 0.2 0.3 0.4 0.4 0.5 … 0.5

8,600 8,200 8,300 7,800 8,000 8,200 8,200 … 8,000 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

※カメラモジュール 市場規模

数量

市場規模 金額

乗用車 生産台数

(9)

【Ⅱ-1.乗用車編 先進安全システム別市場分析 ESC】

87

単位:千システム,%

シェア

デンソー 1,800 24.3

アドヴィックス 1,700 23.0

ボッシュ 1,500 20.3

コンチネンタル 1,300 17.6

日信工業 500 6.8

日立オートモティブシステムズ 600 8.1

合計 7,400 100.0

メーカー 数量

……

⑤メーカーシェア(2016年)

⑥技術開発動向

ESCの多機能化・高機能化

クルーズコントロール・レーンキープアシスト機能 ESC 横すべり防止機能 基本機能 ヒルホールド機能

ディスクワイピング機能

電子ブレーキプレフィル機能 付加機能 ソフトストップ&ゴー機能

クロールコントロール

ダイナミックホイールコントロール

・ABSは、1970年代に後2輪が初採用され、1980年代には4輪ABSが採用されて いる。以降、小型化軽量化技術が進展し、1995年以降は標準採用が進み、現在ではほぼ 全車標準に近い状況まで普及している。

・ABSは、高機能化が進展しており、ABSの制動時にタイヤロックを防ぐ機能に加え、車 両の走行状態に応じた制動力を、ABSブレーキ油圧制御を用いて前後左右輪に配分するE BDや緊急時にブレーキを踏むとその踏み込み速度と量から緊急ブレーキであることをシ ステムが検知し、より強い制動力を発生させるブレーキアシストが装着されている。

(10)

【Ⅱ-4.乗用車編 先進安全システム別市場分析 AFS】

110

・AFSの左右光軸調整は走行時にステアリング舵角と車速からヘッドライトの制御角度を算 出し光軸調整を行う。上下光軸調整はサスペンションに取り付けられた車高センサより車高 変化を検出し光軸調整を行う。上下,左右とも光軸調整は基本的にモーター駆動によるもの となる。

②システム搭載車 主要搭載車

カーメーカー 搭載車種

トヨタ レクサスLS・GS・RXなど,クラウン,マークX,ハリアー,

アルファード,エスティマ,オーリス,アベンシス

日産 シーマ,フーガ,スカイライン,ウィングロード,ティーダ,エルグランド,

セレナ

ホンダ レジェンド,オデッセイ,インスパイア,エリシオン,ステップワゴン CR-V,ヴェゼル

マツダ MPV,アテンザ,アクセラ,CX-3,CX-5 三菱 ランサーエボリューションX,デリカ,アウトランダー 富士重 フォレスター

ダイハツ ムーブキャンパス

③参入メーカー(部品メーカー)と業界マトリクス アクチュエータ

カーメーカー

部品メーカー トヨタ 日産 ホンダ マツダ 三菱 富士重

小糸製作所 ○ ○ ○ ○

スタンレー電気 〇 〇

市光工業 ○ ○

(11)

【Ⅱ-4.乗用車編 先進安全システム別市場規模分析 ポップアップエンジンフード】

119 ③参入メーカー(部品メーカー)と業界マトリクス

カーメーカー 担当部品メーカー

日 産 ポップアップフードシステム ニッパツ

トヨタ ポップアップフードシステム 豊田合成

マツダ ポップアップフードシステム 豊田合成

④市場規模・搭載率の推移と予測(2012~2016年実績,2017~2021年予測)

・ポップアップエンジンフードシステムは国内車では日産が2007年10月よりスカイライ ンクーペに採用、搭載車は限られているため当初、市場は小さかったが、その後、採用がト ヨタ,マツダにも拡がりをみせている。採用車もスポーツカーだけでなくセダンタイプ(ハ イブリッド車)にも拡大、歩行者保護規制クリア、歩行者保護性能向上の観点からも採用車 が増え市場規模を拡大させている。

・歩行者保護の方策としては衝撃吸収バンパー,柔かい素材でボンネットをつくるなど構造・

材料面での取り組みが一般的で、こちらの方がコスト的にも重量的にも利点が大きい。一般 車であればこうした方策で十分に規制をクリアできるが、スタイルやデザイン性を犠牲にで きないスポーツカーや上級車とエンジンルーム内の空間が小さいハイブリッド車において、

同システムに対して一定のニーズが存在する。

単位:千システム・千台,百万円,%

2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 … 2021

実数 10 14 18 30 30 30 40 … 60

対前年比 ― 140.0 128.6 166.7 100.0 100.0 133.3 ―

実数 500 700 800 1,200 1,200 1,200 1,500 … 2,600

対前年比 ― 140.0 114.3 150.0 100.0 100.0 125.0 ―

搭載率 0.1 0.1 0.2 0.4 0.4 0.4 0.5 … 0.8

8,600 8,200 8,300 7,800 8,000 8,200 8,200 … 8,000 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 100.0

※アクチュエータ,ECU 市場規模

数量

市場規模 金額

乗用車 生産台数

(12)

【Ⅲ-7.商用車編 先進安全システムの市場概要とシステム別市場分析 AEBS】

130 7.先進安全システム別市場分析

1)AEBS(衝突被害軽減ブレーキ)

①システム概要と構成部品

構成部品 搭載数 備考

DC・PC-ECU 1個 DC,PC一体品

センサ方式 レーダー 1個

いずれか1方式 レーダー+カメラ 1セット

スキッドコントロール系 ― ECU及びアクチュエータ

パワートレイン系 ― ECU及びアクチュエータ

システム実現にあたって新たに装備される部品(ハード)

・ハード構成では乗用車用自動ブレーキと共通しているが、乗用車用は”ぶつからない”を主 としているのに対し、商用車用は衝突時の被害軽減を目的としており、制御領域と検知対象 にちがいがある。また商用車で車両と人の両方を検知できるレーダー+カメラによるシステ ムは一部(日野)にとどまっている。

②システム搭載車

カーメーカー システム名

システム搭載車

トラック バス

大型 中型 小型 高速

いすゞ プリクラッシュブレーキ ギガ フォワード ガーラ

日野 PCS

(プリクラッシュセーフティ) プロフィア デュトロ

ハイブリッド セレガ 三菱ふそう AMB スーパー

グレートV エアロクイーン・エース

UDトラックス トラフィックアイブレーキ クオン

DC・PC-ECU

ゲートウェイコンピュータ ブレーキECU

コンビネーションメータ

ボディECU ブレーキアクチュエータ

CAN

パワートレインECU

パワートレイン

センサ(レーダー・カメラ)

(13)

【Ⅳ-3.先進安全システムと自動運転実用化】

148 3.自動運転システムの実用化に向けたロードマップ ■自動化レベル別ロードマップ

自動化レベル 東京オリンピック

2015 2020 2025 2030 2035 年 部分

自動運転

完全自動運転

■部分自動運転の自動化レベル別機能 自動化

レベル

自動運転 適用範囲

ハンドル・ブレーキ

アクセル操作 運転監視 緊急時

バックアップ 実用化状況

条件付き システム ドライバー ドライバー 実用化

中 条件付き システム システム ドライバー 未実用化

条件付き システム システム システム 未実用化

※高速道路、自動車専用道路、特定ルート/一般道 市場立ち上げ(2016)

日産プロパイロット

市場普及拡大 標準的装備として定着

自動化レベル

中 へシフト

市場立ち上げ 市場普及拡大

完全自動運転へシフト 市場立ち上げ(2020)

トヨタ・ホンダ参入

市場普及拡大 標準的装備として定着

自動化レベル

高 へシフト

東京オリンピックで 実験的にスタート

市場立ち上げ

(14)

【Ⅳ-5.先進安全システムと自動運転実用化】

151

5.自動運転システムの市場規模(2015・2016・2020・2025・2030 年) 自動化レベル別台数

自動化レベル別搭載率(シェア)

※ 自動ブレーキ搭載車

自動運転システム別想定単価(リテールベース)

単位:千台 2015 2016

見込み … 2020

予測 … 2025

予測 … 2030 予測 0 自動化なし 5,800 5,550 3,200 2,500 1,960 1 ドライバーアシスト 2,000 2,600 4,000 3,700 3,600

2 部分自動運転 50 800 1,800 2,400

3 完全自動運転 わずか わずか 40

7,800 8,200 8,000 8,000 8,000 自動化レベル

全体

単位:%

2015 2016

見込み … 2020

予測 … 2025

予測 … 2030 予測 0 自動化なし 74.4 67.7 45.0 31.2 24.5 1 ドライバーアシスト※ 1 25.6 31.7 50.0 46.3 45.0 2 部分自動運転※ 2 0.6 5.0 22.5 30.0

3 完全自動運転※ 2 △ △ 0.5

100.0 100.0 100.0 100.0 100.0 自動化レベル

全体

単位:千円 2015 2016

見込み … 2020

予測 … 2025

予測 … 2030 予測

平均 100 200 200 150

下~上 100 100~400 100~300 80~200

平均 1,100

下~上 1,000~

1,200 部分

自動運転 完全 自動運転

(15)

2017年版

自動車先進安全システムの 現状と将来性

価 格:92,000円(本体価格)

発刊日:2016年12月17日 発刊者:総合技研株式会社

自動車技術研究グループ 本 社:〒450-0003

名古屋市中村区名駅南1-28-19

名南クリヤマビル TEL (052)565-0935㈹

E-MAIL [email protected] URL http//www1.odn.ne.jp/sogogiken/

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