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取引所外売買等に関するワーキング グループ 平成 29 年 5 月 10 日 ( 水 ) 午前 10 時 00 分 東京証券会館 5 階第 1 会議室 議 案 取引所外売買に係る売買停止について 以 上

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(1)

取引所外売買等に関するワーキング・グループ

平成 29 年 5 月 10 日(水)午前 10 時 00 分 東 京 証 券会 館 5階 第 1 会議 室

議 案

○ 取引所外売買に係る売買停止について

以 上

(2)

金融審議会

市場ワーキング・グループ

報告

∼国民の安定的な資産形成に向けた取組みと

市場・取引所を巡る制度整備について∼

平成 28 年 12 月 22 日

【第4章抜粋】

資料1

第14回 取引所外売買等に関するワーキング・グループ資料

(3)

16

第4章 市場間競争と取引所外の取引

1.市場間競争 我が国では、取引所集中義務の撤廃後、市場間競争を促進する観点から、PTS(私設 取引システム)制度が創設され、上場株式を取り扱う PTS には合計8社が参入したが、 現在でも存続しているのは2社となっている。現物取引に関する取引施設毎のシェア を見ると、東京証券取引所のシェアが9割程度を占める一方、PTS のシェアは2社合 計でも5%程度となっている。 他方、米国では、50 以上の取引施設が存在し、全上場銘柄の取引シェアは、取引所 外取引が 30%以上を占める一方、取引所については最大の NASDAQ でも 15%程度とな っている。英・独・仏においても、我が国に比して取引所のシェアが相当程度低く、 取引所外取引のシェアが相当程度高い状況となっている。 市場間競争については、平成9年証券取引審議会報告4において、 ・ 公正取引ルールを含む投資家保護ルールを定めた上で、できるだけ自由に取引 ができるよう、様々な市場間で競争が行われていくことが必要である ・ 市場が相互に競争し合うことにより、全体としての市場システムの効率化・機 能強化が図られることが期待される との整理がなされ、このような考え方を踏まえ、市場間競争を促進する観点から、取 引所集中義務が撤廃され、取引所外取引が解禁されるとともに、PTS 制度の導入等の 制度整備が行われた。 その後、我が国では、大口・バスケット取引等の様々な取引ニーズに応えるため、 取引所立会外市場(ToSTNeT)の整備が進められた。また、PTS がティック・サイズ(呼 び値の刻み幅)を先行して縮小し、取引所が追随することにより、市場参加者の利便 性向上が図られてきたとの指摘もある。 このような点を踏まえると、我が国においても、市場間競争により期待されるイノ ベーションの喚起や利用者のニーズに合った取引手法の提供促進といった効果が一定 程度認められ、市場間競争の意義は今日においても失われていないと考えられる。 他方、取引所取引と取引所外取引が全体として我が国の市場を構成していることを 踏まえれば、取引所と PTS が適切に連携することにより、市場全体として、公正性や 透明性を確保することが重要である。 4 証券取引審議会報告『証券市場の総合的改革∼豊かで多様な21世紀の実現のために∼』(平成 9年6月 13 日)

(4)

17 2.PTS における信用取引 PTS に関しては、現状、信用取引が認められておらず、これを解禁することを求め る声がある。 現状 PTS に信用取引が認められていない理由について、平成 22 年監督指針改正時の パブリックコメントに対する金融庁の考え方5においては、 ・ PTS を提供する業者自身が信用取引に伴う資金貸付・株券貸付を行うことは、 ⒜市場開設者としての立場(取引状況に異常又はそのおそれがある場合において、 信用取引の制限・禁止等の規制措置を講ずべき立場)と、顧客への資金・株券の 提供者としての立場との間の利益相反の問題が顕在化するおそれがあること、⒝ こうした観点から、取引所においても、信用取引に伴う資金貸付・株券貸付を実 施していないこと等を踏まえると、認められない ・ また、(取引所における信用取引と同様に)参加証券会社が資金貸付・株券貸付 を行うこととする場合であっても、当該貸付業務の適切性を確保するため、PTS を提供する業者に対して取引所と同等の自主規制機能(参加証券会社に対する監 査・処分等)の発揮を求めることは現実的でなく、認められない と説明されている。 このため、上記の問題が解決されるよう、例えば、以下のような形で適切なスキー ムが構築された場合には、PTS における信用取引を認めることも考えられる。 ・ PTS を提供する業者自身やそのグループ会社等が実質的な資金・株券の提供者 とならないなど、利益相反の防止の観点から適切な措置が講じられていること ・ 自主規制機能については、信用取引について過当投機といった弊害を可能な限 り排除する観点から、取引所において、①信用取引残高の集計・報告、②信用取 引に係る規制措置(日々公表銘柄の指定・信用取引残高の日々公表、委託保証金 率の引上げ、信用取引の制限・停止等)、③取引参加者の上記措置の遵守状況の調 査・処分等の対応が行われているところ、PTS の信用取引についても、これと同 等の措置が講じられること 上記の自主規制機能について、基本的には PTS を提供する業者において対応すべき ものではあるが、信用取引残高の集計・報告及び信用取引規制等の措置(上記①②) を実効的に行っていくためには、取引所・PTS 間で必要な連携を図っていくことが求 5 金融庁「金融商品取引業者等向けの総合的な監督指針の一部改正(案)」に対するパブリックコ メントの結果等について(平成 22 年3月4日)

(5)

18 められる。また、取引参加者に対する調査・処分(上記③)については、PTS を提供 する業者自身が金融商品取引業者である以上、当該業者が直接行うことは困難である と考えられる。このため、これらの対応については、取引所・日本証券業協会・PTS 間で適切な協力を図っていくことが適当である。 他方、市場全体の公正性・透明性を確保して投資家保護を図る観点からは、例えば、 投資判断に重大な影響を与えるおそれのある情報が生じ、その内容が不明確である場 合等には、適切に売買停止措置等が講じられることが求められ、PTS に信用取引が認 められれば、その必要性は更に高まると考えられる。このため、取引所、PTS 等の関 係者において所要の態勢整備を行うとともに、売買停止等に至るまでの判断や連携の 手順等について具体的に検討が進められるべきである。 3.ダークプールの位置付け 近年、情報技術の進展に伴い、複数の顧客からの注文を電子的に付け合せる、取引 前透明性のない(気配情報を開示しない)取引の場(いわゆるダークプール)の利用 が進んでいる。ダークプールは、機関投資家が大口注文を匿名で執行したいというニ ーズや、アルゴリズム高速取引を行う投資家との注文対当を避けたいというニーズに 応えるものとして、一定の役割を果たしていると言われている。証券監督者国際機構 (IOSCO)報告書6においても、マーケットインパクトの最小化、大口注文の執行促進、 価格改善の可能性などが投資家に利用される理由として指摘されている。 他方、同報告書では以下のような問題点も指摘されている。 ・ ダークプールにおける取引の執行方針等に関する情報が十分に提供されないお それ ・ ダークプールにおける取引や取引情報へのアクセスについて取引参加者間の公 平性が阻害されるおそれ ・ ダークプールにおける取引シェアが高まった場合に、市場全体としての価格発 見機能が低下するおそれや流動性が分散するおそれ 欧米では、このようなダークプールの存在意義は認めつつ、上記のような問題点に も対処する観点から、多数の投資家からの注文を付き合わせる取引施設として登録を 求めた上で、注文執行ルールの明確化、取引システムの堅牢性の確保等の観点から、 一定の規制を課している。

(6)

19 これに対し、我が国では、電子的システムによって証券会社内で顧客の注文を付け 合わせた上で、取引所の立会外市場に同時に取り次いで約定させる取引システムの運 営は、PTS の認可を受けることなく金融商品取引業者が行うことが可能な業務と位置 付けられている。このため、我が国におけるダークプールは、他国と異なる取引形態 を取る形となっている一方で、仮にダークプールの取引施設としての運営上問題が生 じた場合に、取引施設を規律するとの観点から十分な対応が可能か、という議論があ り得る。 この点については、ダークプールを取引所の立会外市場に取り次ぐという現行の取 扱いを見直し、PTS と同様に認可制の対象とした上で、一定の場合に気配情報の開示 を不要にするとの取扱いも考えられるが、当ワーキング・グループにおける審議にお いて、そのような取扱いを検討することの要請は、現状、必ずしも強く聞かれなかっ たところである。 以上の点を踏まえれば、ダークプールに対しては、当局が、引き続き、金融商品取 引業者に対する規制を通じて実効的な監督に努めるとともに、将来的に新たな課題や 環境変化が生じた場合には、必要に応じ、制度的な対応を検討することが適当である と考えられる。

(7)

© Japan Securities Dealers Association.All Rights Reserved.

2017年(平成29年)5月10日

日本証券業協会 自主規制本部 エクイティ市場部

取引所外売買の売買停止

に関する問題意識について

第14回 取引所外売買等に関するワーキング・グループ資料

資料2

(8)

© Japan Securities Dealers Association.All Rights Reserved. 東京証券取引所 (立会内) (ToSTNeT1) 取外売停 (協会) SBIジャパン ネクスト (J-Market) (X-Market) (U-Market) Chi-X Japan (Chi-X PTS) (Chi-Match) (Chi-Select)

1

1 取引所及びPTSの取引時間等

8:20 17:30 8:00 ※17:30までに再開時間未定売停が発生した場合は、 23:45まで東証とともに開示を監視継続し、開示が無けれ ば、23:59まで売停を継続。 17:15 8:20 16:00 16:30 23:59 8:00 17:30

【取引所・取引所外】

【PTS】

16:00 9:00 11:30 12:30 15:00 ■(紫) 時間帯(8:00-8:19,19:00-23:59)は、 証券取引所での売買は 行われていないが、PTSで の売買は行われている。 ※東証以外の取引所は、 立会内の終了は、名証、札証、福証は15:30、 立会外の終了は、名証は17:30、札証は17:00、福証は16:30。 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 0 1 2 3 4 5

(9)

© Japan Securities Dealers Association.All Rights Reserved. 8:20 8:00 17:30 23:59

の時間帯:証券取引所が行う売買停止に合わせ、本協会が売買停止を実施している。

の時間帯:会員において受発注を行う際には、発行会社の情報について注意する。

2 時間帯別の取引所外売買に係る売買停止の

対応状況

■(オレンジ)

時間帯(8:20-17:30)は、証券取引所及びPTSでの売買は行われている。

■(紫)

時間帯(8:00-8:19,17:31-23:59)は、証券取引所での売買は行われていないが、PTSでの売買は行われている。

■(黄)

時間帯(0:00-7:59)は、証券取引所及びPTSでの売買は行われていない。

2

6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 0 1 2 3 4 5

(10)

© Japan Securities Dealers Association.All Rights Reserved. 2017年1月・2月合計(時間帯別) 対象期間の総 約定件数に対 する割合 取外(除P TS) 137 0.00% P TS 0 0.00%

137

0.00%

取外(除P TS) 155,270 1.18% P TS 12,806,348 97.62%

12,961,618

98.80%

内8:00-8:19 取外(除P TS) 158 0.00% P TS 0 0.00% 小計 158 0.00% 取外(除P TS) 13,937 0.11% P TS 143,511 1.09%

157,448

1.20%

13,119,203 100.00% 内取外(除P TS) 169,344 1.29% 内P TS 12,949,859 98.71%

0:00-07:59

8:00-17:29

17:30-23:59

合計(全時間帯)

小計(全取外)

小計(全取外)

小計(全取外)

【取引所の売買時間外】

 取引所の売買時間外(取引

所において売買停止の判断を

行いうる時間帯(8:00-8:19)

を除く。)における取引所外売

買(件数)は、売買時間内と合

わせた取引所外売買全体の

約1.2%(内訳:PTSにおける

売 買 ( 件 数 )1.1% 。 そ の 他

0.1%)※。

3 時間帯別の取引所外取引約定件数

(2017年)

3

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4

 平成10年6月19日「取引所集中義務撤廃に向けた環境整備のための研究会」報告書

 取引所の立会時間内に売買停止が行われている間は、取引所外取引も停止することとする。

 取引所のシステム障害による売買停止の場合は、取引所外の売買停止は行わないこととする。

 取引所外取引については一律に停止するのではなく、証券会社と顧客の判断に委ねるべきとの意

見があり審議未了。

4 取引所外売買の売買停止の考え方について

上記報告書の内容等を踏まえ、現行の規則等を制定し、また、それに基づく運用を行っている。

 平成18年3月14日「取引所外取引及びPTSに係るシステム見直しに関するワーキング・グループ」報

告書

本協会は、協会規則に定めるところにより会員の行う取引所外売買について売買停止措置を講じて

いるところであるが、取引所の取引時間中における上場銘柄に関する重要な情報の発表及び不明確情

報の発生は、取引所内外において横断的に投資家へ重要な影響を及ぼす事象であり、取引所と態様

を合わせ、これまでどおりの運用により売買停止を行うこととした。

なお、取引所の取引時間外については、当面発行会社からの情報を直接入手できないなどの理由か

ら、売買停止措置を講じないこととしたが、会員において受発注を行う際には、これらの情報について最

善の注意を行うこととした。

(12)

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5

 「上場株券等の取引所金融商品市場外での売買等に関する規則」

(売買の停止等)

第 6 条 本協会は、次の各号に掲げる場合には、会員が行う取引所外売買及び協会員が媒介等を行う取引所

外売買を停止することができる。

1 金融商品取引所が上場株券等について売買の停止その他の措置をとった場合

2 上場株券等又はその発行者に関し、投資者の投資判断に重大な影響を与えるおそれがあると認められる情報

が生じている場合で、当該情報の内容が不明確である場合又は本協会が当該情報の内容を周知させる必要

があると認める場合

3 本協会が売買等の状況に異常があると認める場合又はそのおそれがあると認める場合その他売買管理上売買

等を継続して行わせることが適当でないと認める場合

4 その他本協会が必要であると認める場合

2 前項各号に掲げる場合の売買の停止は、本協会がその都度必要であると認める期間とする。

3 本協会が第1項の規定により取引所外売買を停止している間は、当該停止にかかる取引所外売買につき、会

員においては当該会員が行う取引所外売買を成立させてはならず、協会員においては当該協会員が媒介等を行う

取引所外売買を成立させてはならない。

本協会では、前ページの報告書を踏まえ、 「上場株券等の取引所金融商品市場外での売買等に関

する規則」第6条第1項1号の規定及び「上場株券等の取引所金融商品市場外での売買等に関

する規則第6条第1項第1号の規定による取引所外売買の停止に関するガイドライン」(次ページ参

照)に基づき、取引所と足並みを揃え、売買停止措置を講じている(同規則第6条第1項第2号

~第4号の適用実績はない。)。

5 取引所外売買の売買停止の考え方について(続き)

(13)

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6

「上場株券等の取引所金融商品市場外での売買等に関する規則第6条第1項第1号の規定による取引

所外売買の停止に関するガイドライン」

金融商品取引所における売買の停止等の事由 取引所外売買の停止の取扱い 不明確な重要情報の 発生及び重要情報の 開示に係る周知 ○ 上場株券等又はその発行者等に関し、投資者の投資判断に重大 な影響を与えるおそれがあると認められる情報が生じている場合で、当 該情報の内容が不明確である場合又は金融商品取引所が当該情報 の内容を周知させる必要があると認める場合 ○ 原則として、金融商品取引所の売買の停止に併せて、取引 所外売買についても停止することとする。 コーポレート・アクション 等により受渡決済に支 障が生じる場合 ○ 転換社債型新株予約権付社債券について抽選償還が行われる場 合で、金融商品取引所が必要があると認める場合 ○ 外国法人の発行する有価証券に係る権利確定など、売買管理上 売買を継続して行わせることが適当でないと認める場合 ○ 原則として、取引所外売買については、停止しないこととし、取 引当事者である協会員が個々にその取扱いを判断することとする。 取引所のシステム障害 の発生等 ○ 金融商品取引所の売買システムの稼働に支障が生じた場合、有価 証券の売買に係る当該金融商品取引所の施設に支障が生じた場合 等において売買を継続して行わせることが困難であると認める場合 ○ 原則として、取引所外売買については、停止しないこととし、取 引当事者である協会員が個々にその取扱いを判断することとする。 清算機関又は決済機 関のシステム障害の発 生等 ○ 金融商品取引清算機関又は振替機関、日本銀行若しくは資金決 済銀行のシステムの稼働に支障が生じた場合で、当該支障の解消に 日数を要する場合 ○ 原則として、取引所外売買については、停止しないこととし、取 引当事者である協会員が個々にその取扱いを判断することとする。 ○ ただし、振替機関のシステムの稼働等に重大な支障が生じた 場合であって、当該支障の解消の見通しが不明である等、取引 所外売買に係る決済を行うことができるかどうかが不明であるとき は、状況に応じて、取引所外売買についても、停止することとする。 その他(相場の急騰 急落等での緊急措置、 売買の取消しの可能 性の周知等) ○ 売買の状況に異常があると認める場合又はそのおそれがあると認める 場合その他売買管理上売買を継続して行わせることが適当でないと認 める場合 ○ 売買の取消しを行う可能性があることを周知させる必要があると認め る場合 ○ 原則として、取引所外売買については、停止しないこととし、取 引当事者である協会員が個々にその取扱いを判断することとする。 ○ ただし、相場の急騰急落等での緊急措置の場合については、 関係諸機関等との連携又は調整を行い、その取扱いを判断する ことがある。 (注) 広域的なリスクの発現の結果として、取引所外売買に係る緊急時事業継続計画(以下「BCP」という。)が発動された場合における当該取引所外売買の取 扱いについては、BCPで定めるところによる。

6 取引所外売買の売買停止の考え方について(続き)

(14)

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7

 東証 業務規程29条(売買の停止)

当取引所は、次の各号に掲げる場合には、当取引所が定めるところにより、有価証券の売

買を停止することができる。

(1)債券又は転換社債型新株予約権付社債券について抽選償還が行われる場合で

、当取引所が必要があると認める場合

(2)有価証券又はその発行者等に関し、投資者の投資判断に重大な影響を与えるお

それがあると認められる情報が生じている場合で、当該情報の内容が不明確である場

合又は当取引所が当該情報の内容を周知させる必要があると認める場合

(3)売買の状況に異常があると認める場合又はそのおそれがあると認める場合その他売

買管理上売買を継続して行わせることが適当でないと認める場合

(4)売買システムの稼働に支障が生じた場合、有価証券の売買に係る当取引所の施

設に支障が生じた場合等において売買を継続して行わせることが困難であると認める

場合

(5)売買の取消しを行う可能性があることを周知させる必要があると認める場合

【ご参考1】取引所内の売買停止

(15)

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 東証 業務規程施行規則21条(売買の停止)

規程第29条の規定により行う売買の停止は、次の各号に定めるところによる。

(1) 規程第29条第1号に掲げる場合の当該債券又は転換社債型新株予約権付社債券の売買の停止は、原則として、抽選償還

の当選番号発表日の3日前の日(当選番号発表日が休業日に当たるときは当該日の4日前の日)から当選番号発表日まで

とする。

(2) 規程第29条第2号に掲げる場合の売買の停止は、有価証券又はその発行者等に関し、有価証券上場規程により開示が

必要とされる事実に関する情報が生じている場合において、当取引所が必要と認めた時から、当該情報の真偽及び内容に関す

る発表等が行われたことを当取引所が確認した後15分を経過した時(監理銘柄若しくは整理銘柄への指定事由に該当する

場合又はそのおそれがあると認める場合は、当取引所が監理銘柄又は整理銘柄への指定の決定に関する発表を行った後15

分を経過した時)までとする。ただし、当該銘柄を整理銘柄に指定することとした場合その他当取引所が停止の継続を適当と認

めた場合は、停止期間を延長することができる。

(3) 規程第29条第3号及び第4号に掲げる場合の売買の停止は、当取引所がその都度必要と認める期間とする。

(4) 規程第29条第5号に掲げる場合の売買の停止は、次のa又はbに定める期間とする。

a 売買の取消しを行う場合

当取引所がその都度必要と認める期間

b 売買の取消しを行わない場合

当取引所が売買の取消しを行わないことを発表した後15分を経過した時まで

【ご参考1】取引所内の売買停止(続き)

8

(16)

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売停中は

売買しない

9

本協会

T S( 証 券 会 社) 電話 FAX

取引所

適時 開示

リーク 報道

売停中は

売買しない

7 現行の取引所外売買の売買停止の運用

現行の本協会における取引所外売買の売買停止について、取引所の売買停止と足並みを揃えるため、

取引所の協力のもと、以下のような運用を行っている。

(17)

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第4章 市場間競争と取引所外の取引

2.PTS における信用取引

他方、市場全体の公正性・透明性を確保して投資者保護を図る観点からは、例えば、

投資判断に重大な影響を与えるおそれのある情報が生じ、その内容が不明確である場合

等には、適切に売買停止措置等が講じられることが求められ、PTS に信用取引が認めら

れれば、その必要性は更に高まると考えられるのではないか。このため、取引所、PTS 等の

関係者において所要の態勢整備を行うとともに、売買停止等に至るまでの判断や連携の

手順等について具体的に検討が進められるべきである。

8 市場WG報告書での言及

平成28年12月22日「金融審議会市場ワーキング・グループ報告~国民の安定的な資産形成に向けた取組みと市場・

取引所を巡る制度整備について~」18ページ抜粋

PTSにおける売買停止措置等について、適切性を向上するよう要請されている。

10

(18)

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9 市場WG報告書を踏まえた取引所外売買の

売買停止に関する問題意識

 市場全体の公正性・透明性を確保して投資家保護を図る観点からは、取引所外売買に

ついても、取引所売買と同様に、売買停止がされてしかるべき場合には、適切に措置が講

じられる必要がある。

 取引所売買時間内については、取引所が売買停止をしたときに取引所外売買も売買停

止をすることにより一応の対応が可能と考えられる。

一方、取引所売買時間外については、売買停止がされてしかるべき場合に適切に措置が

講じられるよう、所要の態勢整備が必要である。

11

(19)

© Japan Securities Dealers Association.All Rights Reserved. 8:20 8:00 17:30 23:59

10 時間帯別の取引所外売買に係る売買停止

の対応状況

この時間帯に取外(相対)売買を行う会員

は、重要な情報の公表や不明確な情報の

発生に注意する。

<全時間帯の全取外売買約定件数の0.0%>

証券取引所の売買停止に合わせ、本協

会が売買停止を掛けている。(PTS、取外

(相対)売買、とも)

<全時間帯の全取外売買約定件数の98.8%>

PTSは、重要な情報の公表や不明確な情

報の発生により、売買停止を掛けている。

<全時間帯の全取外売買約定件数の1.1%>

この時間帯に取外(相対)売買を行う会員

は重要な情報の公表や不明確な情報の

発生に注意する。

<全時間帯の全取外売買約定件数の0.1%>

取外(相対)売買

【問題意識②】

を行う際、情報に

注意しているか?

【問題意識①】

PTSによる売買停

止措置は適切か?

【問題意識③】

取 引 所 と の 間 に

6分前後のタイム

ラグがある。

※「全取外売買約定件数」:PTSと取外(相対)売買を合わせた約定件数 ※割合の数値は3ページのものと同じ。

12

6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 0 1 2 3 4 5

(20)

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11 【問題意識①】取引所売買時間外における

PTSによる売買停止措置の適切性

 2015年1月28日23時10分、東証一部上場のスカイマーク社は、経営破たん等について情報開示を行った。

 同社の正式発表前に、一部報道機関により、同社の経営破たん等について先行報道がなされた(当日19時

頃から順次各メディアで報道されていった。)。

 本協会では、取引所が売買時間外のため、同社株式の売買停止を行っていなかったことから、取引所外売買に

ついても売買停止を行っていなかった。

 当時、PTSの夜間取引を行っていたA社では、上記メディアによる先行報道を受け、売買停止は行っておらず、

同社の情報開示を受け、初めて売買停止を行った。

 なお、日中、取引所の売買時間中に同様の事象が発生していた場合であれば、情報開示に先んじて一部報道

機関に経営破たん等について報道されていたことを受け、取引所は事実確認のための売買停止(再開時間未

定)を行い、対象会社が情報開示を行った後、当該情報等の周知のための時間を経過した後、売買を再開し

ていたものと思われる。

PTSが自らの判断で行う売買停止措置は適切か?

→例えば、取引所における売買停止の運用に係るノウハウを提供いただき、そのノウハウをPTSが取り

込み、運用することで、PTSが行う売買停止措置の適切性を向上できるのではないか。

13

 PTSは、取引所又は本協会が売買を停止した場合のみならず、発行会社又はメ

ディア等により重要事実に関する報道がなされた場合の周知売停を自らの判断で

掛けることを約款で規定。

(21)

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12 【問題意識②】取引所売買時間外の取引所外(相対)

売買における情報への注意等

 現状の対応状況について、取引所の売買時間外に取引所外(相対)売買を行っていた各社にヒ

アリングを行った結果、以下の点について確認することができた。

 取引所売買が行われていない時間帯の取引に関しては、会員と海外の機関投資家又は当該会

員の海外関連会社との取引であること

 それらの個々の取引において、会員は、対象銘柄の発行会社に係る適時開示資料及び同社に

係るニュース等を個別に確認し、注意していること

 以上のヒアリングの結果から、現状、取引所の売買時間外において取引所外売買を行っていた会員

が、過去の報告書(本資料P.4参照)記載の考え方に基づき、取引実施に当たり、情報に注意し、

適切に対応されていたことが認められた。

14

 さらなる実効性確保のため、取引所外(相対)売買を行おうとする際に重要な情報の公表や不明

確な情報の発生に注意すべきという、平成10年の議論の整理を踏まえ、取引所の売買時間外で

あるがPTSが取引を行っている時間帯、及び、取引所もPTSも売買を行っていない時間帯において、

適切な態勢を証券会社が整備することを検討してはどうか。

(1) 情報への注意

(22)

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12 【問題意識②】取引所売買時間外の取引所外(相対)

売買における情報への注意等(続き)

 前々ページの対応により適切性が向上した売買停止措置をPTSが広く公表し、当該

PTSの取引参加者以外の会員がこれを確認することにより、取引所外(相対)売買を行

うかどうかの判断がより適切に行えるのではないか。

 PTSにおける売買価格等の情報は、現行の規則においても、本協会の取外システムの

スクリーン・スクレーピングの機能により閲覧できる状態に置かなければならないこととなって

いるが、あくまでも本協会の取外システムを通じたものであり、PTS自身によるものではな

い。一方、実際には、各PTSは自身でインターネットを通じて売買価格等の情報をリアル

タイムで公表している。

 取引所外売買全体の売買高のうち約半分を占め中心的存在であるPTSにおける売買

停止や売買価格等の情報が広くリアルタイムに公表されることは、取引所外売買の公正

性・透明性の向上に資するものと考えられることから、PTSによる当該公表について、自

主規制規則において、なんらか実効性を担保しておくことが適切ではないか。

(2) PTSによる情報の公表

15

(23)

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【ご参考2】自主規制規則におけるPTSによる価格

情報公表の義務

「上場株券等の取引所金融商品市場外での売買等に関する規則」

(認可業務による申込みに係る価格等の閲覧)

第 17 条の2 認可会員は、認可業務により申込みを行った場合には、細則で定める方法により、申込み後5分以内に、次の各号に掲げ

る事項を閲覧することができる状態に置かなければならない。

1 銘柄名

2 申込みに係る売り又は買いの別

3 申込みに係る価格

4 申込みに係る数量

5 申込みの時刻

6 その他本協会が必要と認める事項

2 認可会員は、前項の状態に置いた申込みに係る同項各号に掲げる事項について、正確かつ最新の内容に保たなければならない。

3 認可会員は、申込みに係る第1項各号に掲げる事項について、他の認可会員との間での比較が可能な形で、前2項の規定による措

置をとることとする。

4 認可会員は、本協会がやむを得ないと認める事由として細則で定める事由により、申込みに係る第1項各号に掲げる事項について、前

3項の規定による措置をとることができない場合には、当該事由の消滅後速やかに、当該措置をとらなければならない。

5 前各項に定めるもののほか、この条の規定による措置に関し、認可会員が遵守しなければならない事項は、本協会が別に定める。

(認可業務による売買価格等の閲覧)

第 17 条の3 認可会員は、認可業務により売買を成立させた場合には、細則で定める方法により、売買成立後5分以内に、次の各号に

掲げる事項を閲覧することができる状態に置かなければならない。

1 銘柄名

2 売買価格

3 売買数量

4 売買成立日時

5 その他本協会が必要と認める事項

2 前条(第1項を除く。)の規定は、前項に規定する認可会員が認可業務により売買を成立させた場合について準用する。

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「『上場株券等の取引所金融商品市場外での売買等に関する規則』に関する細則」

(認可業務による申込みに係る価格等の閲覧)

第 7 条 規則第17条の2第1項及び第17条の3第1項に規定する細則で定める方法は、報告公表システムのウェブサイトを利用する

方法とする。

2 規則第17条の2第4項(同第17条の3第2項において準用する場合を含む。)に規定する細則で定める事由は、報告公表シス

テムの稼働の休止又は支障の発生その他本協会がやむを得ないと認める事由とする。

3 認可会員は、規則第17条の2及び第17条の3の規定による措置に関し、第1項に規定する報告公表システムのウェブサイトを利用

することについて、本協会に対し、負担金を支払わなければならない。

【ご参考2】自主規制規則におけるPTSによる価格

情報公表の義務(続き)

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 取引所外売買の売買停止の流れ

 課題

 取引所売停開始から取外売停開始まで、平均で5分から6分程度掛かっている。

 平成26年度平均5分24秒、平成27年度平均5分19秒、平成28年度平均6分06秒。

本 協 会

18

システム配信

一斉FAX

電話 FAX

取引所

HP掲載

FAX受信できな い場合は取引 所のHPを確認

適時 開示

リーク 報道

平均5分から6分程度

取引所内と取引所外との間で売買停止の開始時間にタイム・ラグが生じている。

入 力 送 信 入 力

本協会で行っている売買停止の具体的な運用内容については、以下のとおりとなっている。

13 【問題意識③】取引所売買時間内における

取引所外売買の売買停止(その1)

(26)

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取引所内と取引所外との間で売買停止の開始時間にタイム・ラグが生じている。

取引所では売停が掛かっており、本来は売買を行ってはならないはずの時間帯に、取

引所外では売買が可能となっている。

14 【問題意識③】取引所売買時間内における

取引所外売買の売買停止(その2)

 取引所外売買(件数)の約98%を占めるPTSは、実際、本協会からの売買停止

の情報ではなく、取引所の取引システムや情報ベンダーからの売買停止の情報を

受けて即時に売買停止を掛けている。

 PTS以外の証券会社も、取引所の取引システム、情報ベンダー、取引所HPでの

売買停止の情報を受けて、取引所外(相対)売買を行わない運用としている。

 投資家も、情報ベンダーや取引所HPの情報により、上場銘柄の売買停止の情

報を知ることができる。

 我が国における個人のインターネット普及率は83.0%(平成27年末)(平成28年7月

22日 総務省「平成27年通信利用動向調査」)

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15 問題意識のまとめ

①PTSが自らの判断で行う売買停止措置の適切性

PTSが自らの判断で行う売買停止措置は適切か。例えば、取引所における売買停止の運

用に係るノウハウを提供いただき、そのノウハウをPTSが取り込み、運用することで、PTSが行う

売買停止措置の適切性を向上できるのではないか。

②取引所売買時間外の取外(相対)売買における情報への注意

 取引所外(相対)売買を行おうとする際に重要な情報の公表や不明確な情報の発生に注意すべき

という、平成10年の議論の整理を踏まえ、取引所の売買時間外であるがPTSが取引を行っている

時間帯、及び、取引所もPTSも売買を行っていない時間帯において、適切な態勢を証券会社が整

備することを検討してはどうか。

 PTSによる売買停止や売買価格等の情報のリアルタイムでの公表について、自主規制規則

において、なんらか実効性を担保しておくことが適切ではないか。

③取引所外売買に係る売買停止において生じている取引所の売買停止とのタイムラグについて

本協会が行う売買停止は、取引所における売買停止と足並みを揃える形で売買停止を

行っている。その運用にあたり、取引所における売買停止の開始時刻と、本協会が行っている

取引所外における売買停止の開始時刻との間にタイムラグが生じているが、本来の趣旨及び

現在の実態に合った形に見直すことを検討してはどうか。

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参照

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