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ている.次世代分岐器においても第 2 転てつ棒は存在

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Academic year: 2022

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(1)4-006. 土木学会第63回年次学術講演会(平成20年9月). 中央本線三鷹駅構内における次世代分岐器(16 番)挿入工事の施工報告 東日本旅客鉄道株式会社. 正会員. ○岩田. 昌之. 東日本旅客鉄道株式会社. 非会員. 森田. 直和. マクラギ No13 と No14 の間に取付けられる構造となっ. 1.はじめに JR 東日本では,2003年度より首都圏を中心に分岐器. ている.次世代分岐器においても第 2 転てつ棒は存在. の故障防止と省メンテナンス化を目指した「次世代分岐. するが,マクラギ直上に取付けられる構造となってい. 器」(2000型)を導入している.八王子支社管内では2005. る.また,直角クランクも小型化され設置位置がマク. 年度から敷設を開始し,その敷設および動作状況は順調. ラギ間からマクラギ直上に変更されている.. である.三鷹保線技術センター管内では2006 年度から. (3)グリッドマクラギの構造. 2007年度にかけて26台を「部分交換型」施工により敷設. 従来の次世代分岐器はグリッドマクラギが転てつ. したが,そのうち三鷹駅構内72A号分岐器はJR東日本に. 装置の前部と後部の 2 体に分割され合成マクラギが間. おいて初めての高番数(16番)分岐器の施工であったの. に入る構造となっていたが,16#の場合さらに第 2 転. で,その挿入工事の施工過程について報告する.. てつ棒前後で分割され,全部で 3 体に分割できる構造 (L=8.5m,4.0m)となっている.これにより,1 体のグリ. 2.施工概要. ッドマクラギ延長は 12#(L=10.7m)などと比較して短. 2−1.交換分岐器の概要および施工位置. くなっている.. 交換分岐器の概要を以下に示す. ・ 三鷹駅構内 72A ・ 分岐器型式 T60 片 16‑101B 当該分岐器 は,中央本線三鷹駅構内終点方に位置し, 中央本線と中央急行線とを分岐させる中央本線 にお ける最重要分岐器のうちの 1 台である.. 中央本線(下) 中央本線(上) 中央急行線(下) 東京. 高尾. 中央急行線(上) 72A. T60 片 16-101. 図 1. 中央線三鷹駅構内 終点方略図. グリッド3. グリッド2. 合成. 次世代分岐器 (16#)の特徴などについて以下に示す.. 合成. 2−2.次世代分岐器(16#)の特徴. グリッド1. 図 2. 16# 101 型と2001 型との比較. (1)既存分岐器との整合性 カセット交換型の T60 片 16‑2101 は,既存分岐器と の完全互換性を持ち,50N のカセット交換などで必要. 3.施工時の検討事項. な後端部のマクラギ位置整正は不要である.また,設. 3−1.運搬計画の検討. 計上スラック 0 なので,スラック縮小も不要であり ,. 基本レールが 16.45m,トングレールが 14.00m と長 く製品納入時に 20t 平ダンプ以上が必要であったが,. カセット交換時の施工性は優れている.. 三鷹構内には 10t 平ダンプ までしか出入りが出来な. (2)エスケープクランプの構造および位置 従来の 16 番の分岐器には第 2 転てつ棒が存在し,. -11-. いため,レール類のみ保線技術センター敷地内の工事.

(2) 4-006. 土木学会第63回年次学術講演会(平成20年9月). 用踏切 より MC にて運搬する方法をとった(グリッド. 実施している「アサリ. マクラギ他は三鷹構内に搬入).. 袋」を第 2 転てつ棒付. 3−2.施工計画の検討. 近,直角クランク,エ. (1)準備徐行の検討. スケープクランプの. 三鷹保線技術センター管内における今年度の次世. 周辺にも施工して転. 代分岐器カセット交換は,鉄道クレーンが使用できな. 換不能の予防対策を. いこともあり 全て人力施工となっており ,本間合 い. 講じた.. 図 4. 直角クランクの隙間とアサリ袋. (本作業)の 1 時間ほど前から準備徐行を実施し,人力 によるマクラギ間の砕石掻き出しを行っていた.今回. 4.施工結果. 16#を施工するに当たり,砕石掻き出しの施工延長が. 4−1.横取り時のグリッドマクラギ脱線. 長く(約 30m),工程上クリティカルパスとなっていた. ローラーの仮設方向が移動方向に沿っていなかっ. ため,関係各所と調整を実施し前日夜の砕石掻き出し. たため,新分岐器横取り時にグリッドマクラギがロー. (袋詰め)およびその後本施工までの 1 日間,通し徐行. ラーから外れ,再度吊り上げなければならない,とい. (35km/h)を実施した.. う事象が発生した.設置したローラーの受け台がねじ. (2)分岐器横取り方法の検討. れており,また分岐器に対して直角に設置されていな. 分岐器横取りに際して,新分岐器の重量増加に対応. かったことが主な原因であるが,通常よりも長い横取. する為に,分岐器吊上器を 6 台から 8 台に,ローラー. り距離であったこと,また分岐器延長が長かったこと. (すべりレール)を 3 本から 4 本に増加することとした.. も原因の一つであり,今後の施行時には留意が必要で ある. 4−2.エスケープクランプ変形防止 エスケープクランク を取付けたまま吊り上げする 為,吊り上げ時にエスケープクランクに大きな力が加 わり変形などを起こすことのないよう 注意を図りつ つ吊り上げることとした.. 5.報告のまとめ 本論文においては,三鷹駅構内において JR 東日本 図 3. 分岐器のローラーによる横取り. で初めて導入した高番数 の次世代分岐器挿入工事 を. (3)信号調整作業の時間増加. 報告した.施工の結果,分岐器延長が長いこと,第 2. 当該分岐器は 3 動式であること,高番数であること. 転てつ棒が存在することによりいくつかの注意を払. より,信号の調整作業に要する時間を通常の 40 分か. わなければならない事象があるが,分岐器挿入自体に. ら 50 分に増加して計画した.. は特異な方法を用いることなく 施工ができることが 判った.ただ,熊倉 ※1 によると,鉄道クレーンを使. 3−3.輸送障害対策の検討 16#の次世代分岐器は,従来型より直角クランク,. 用した施工方法の優位性が示されており,また他箇所. エスケープクランプの小型化が図られており,また直. では門型クレーンを使用した施工を行っており,様々. 角クランクがマクラギ直上に設置される構造となっ. な方法を視野に入れながら最も効率的 な施工方法を. ている.そのため,可動部の隙間が狭いことが判明し,. 検討していくことが今後の課題として挙げられる.. 砕石混入による不転換防止策が求められた.そこで, JR 東日本で異物介在による分岐器不転換対策として キーワード 連絡先. 現在,施工後の動作状況 は順調であり,今後の経 過を観察していきたいと考えている.. 次世代分岐器,高番数,カセット交換. 〒184‑0002. 東京都小金井市梶野町 1‑2‑30. 東日本旅客鉄道(株) 三鷹保線技術センター. TEL 0422‑55‑2123. 参考文献:※1 次世代分岐器の部分交換型施工に関する考察,土木学会第 62 回年次学術講演会講演概要集 p.444. -12-.

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参照

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