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議 題 適正処理確保に向けての新たな取組み

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Academic year: 2022

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(1)

東 京 都 廃 棄 物 審 議 会  産 業 廃 棄 物 部 会 

 

日 時  平成15年10月7日(火)午後5時30分〜7時30分  会 場  都庁第一本庁舎 北側33階 N6会議室 

 

【会議次第】 

1 開 会  2 議 事 

適正処理確保に向けての新たな取組み  3 その他 

 

【部会委員】 

部会長    東京都立大学大学院教授  小 泉   明 部会長代理  慶應義塾大学経済学部長  細 田 衛 士

都民委員  大 島 いずみ

上智大学法学部教授  北 村 喜 宣 独立行政法人国立環境研究所

化学物質環境リスク研究センター長  中 杉 修 身 法政大学社会学部助教授  野 口 貴公美 社団法人建築業協会環境委員会

副産物部会部会長  野 村 孝 平

都民委員   芳 賀   勲

都民委員  藤 山 恵 子

(2)

   

 

議 題   

適正処理確保に向けての新たな取組み   

     

配布資料一覧 

資料1 適正処理確保に向けての新たな取組み  資料2 (1) 排出事業者から適正処理への取組に

関する報告を求める 

資料3 (2) 処理業者から適正処理の状態を確認 できるデータの報告を求める 

資料4 (3)  処理業者の「評価」制度の導入の検討  資料5 個々の廃棄物の流れを適確かつ即時に把

握するシステムの普及    

(3)

(1)排出事業者から適正処理への取組みに関する報告を求める 

① 適正処理に対する取組を報告項目に追加(現行は廃棄物量の報告 中心) 

) 

② 都は排出事業者の「適正処理に対する取組」を公表する。未提出 や虚偽報告の場合も公表する。(現行は法対象のみ縦覧

③ 報告対象を拡大(現行  約 600 件 ⇒  約 1,300 件) 

(2)処理業者から適正処理の状態を確認できるデータの報告を求める 

① 保管・積替え施設を有する収集運搬業者及び処分業者(施設を有 する処理業者)の報告には、搬入実績や施設の稼働状況など、適正 処理の状態を確認できるデータを報告項目に加える。(現行は種類 別処理量を報告) 

表) 

② 都は処理業者の「適正処理の状態を確認できるデータ」を公表す る。未提出や虚偽報告の場合も公表する。(現行は処理量の集計値 のみ公

③ 施設を有する処理業者からの報告は四半期ごととする。(現行は 1 年に 1 回の報告) 

(3) 処理業者の「評価」制度の導入の検討 

① 適正処理に向けた法令規定以上の取組を実施している、優良な処理 業者を育成する。(現行のエコトライ協定を発展) 

② 処理業者の申請に基づき、第三者機関が適正処理への取組状況を審 査・評価し、結果を公表する。 

③ 制度参加者には、2〜3年に1回の頻度での再評価を求め、継続的 な取組を促進する。 

※その他 

○ 個々の廃棄物の流れを適確かつ即時的に把握するシステムの普及  産業廃棄物の流れをリアルタイムで追跡し、適正処理のチェックが できるよう、GPS等を活用したシステムを普及する。感染性廃棄物 やPCBなどで先進的に取組み、その成果を他に普及する。

○ 処理業者に関する情報提供の仕組みの充実 

・許可や行政処分の状況など、処理業者に関する情報提供について、

八都県市間で調整し、共通化の仕組みが構築されるよう努力する。

・さらに、全国での共有化がされるよう国に働きかけて行く。 

新たな取組の方向(案)

適正処理確保に向けての新たな取組み 

     

               

現状の課題と審議会での意見

☆ 排出事業者・処理業者からの報告制度の活用(課題) 

○ データの集計目的でのみ使用している。 

○ 適正処理への取組に関する事項がない。 

○ 公表のしくみについて明確に定められていない。 

(審議会での意見) 

○ 徴取している報告書のフォローが必要だ。 

○ 化学物質の例では、PRTR制度ができて、公表されることで自主的 な取組が進むというのが今の流れとなっている。都で徴取する処理計 画も、全体の集計目的だけでなく、公表することが一つの検討課題で ある。 

○ 情報公開の一つとして、処理業者にホームページ上で、実際の処理の 状況を公開させるなどの取組が良いのではないか。 

○ 都外に出るものの監視体制や、情報を開示し皆で見ていくことが大切 である。 

☆ 処理業者の「評価」制度の導入(審議会での意見) 

○ 優良業者を識別するためのマークを付与してはどうか。 

○ 例えば株式の投資をする場合と、社債の引き受けをする場合の格付け でも項目が違う。全体的なものを盛り込んで、チェック形式で格付けす ると、実態から離れた結果となる。都の政策が、環境省の「産業廃棄物 処理業者格付け手法検討調査報告書」の手法に影響されるのは危険だ。

○ 環境省の調査報告書は、適切な業者なのか不適切な業者なのかの指標 を情報開示の中に取り入れていく必要があるという、一つのモデルとし て重要である。 

☆ 処理業者に関する情報提供の仕組みの充実(課題) 

○ 産廃情報ネット(産廃振興財団)は、許可情報のリアルタイム対応が 課題となっている。また、経営等の情報は処理業者の自己申告で、全て が網羅されていない。 

○ 環境省の許可取消情報の公開では、事業停止などの情報は公開されて いない。 

(審議会での意見) 

○ 現在の産廃情報ネットの仕組み等を整理し、何が不足しているか検討 する。 

○ 都外に出るものの監視体制や、情報を開示し皆で見ていくことが大切 である。 

資料 1

 

☆ 排出事業者 

○ 価格優先で処理業者 を選定

○ 委託後は処理業者ま かせ

○ 処理業者を選ぶため の情報が不足

 

☆ 処理業者

○ 処理能力を超える産 業 廃 棄 物 を 受 け 入 れ、処理しきれない 物を違法に横流し

不法投棄の要因 

 

☆ 排出事業者に対し処理 業者の選定等において 適正処理を担保するこ とを求める施策   

☆ 処理の透明性を高め、

排出事業者が信頼でき る処理業者を選定しや すくするための施策 

新しい施策の  構築が必要 

処理の透明化  効果的なチェック

意識づけ 

(4)

資料 2

(1) 排出事業者から適正処理への取組に関する報告を求める 

     

     

【新たな取組の方向】 

① 適正処理に対する取組を報告項目に加える。(現行は廃棄物量の報告中心) 

②都は排出事業者の「適正処理に対する取組」を公表する。未提出や虚偽報告の場合 も公表する。(現行は法対象のみ縦覧) 

③ 報告対象を拡大する。 

(対象数 約 600 件 ⇒ 約 1,300 件、発生量捕捉率 約 50% ⇒ 約 70%) 

④ 報告に基づく効果的な立入指導を行う。(現行は、報告に基づく立入指導は行って いない) 

⑤ 優れた取組には表彰制度を考える。(表彰制度はない) 

⑥ 多数の排出事業者が存在する都の特性から、報告対象者以外の事業者も任意参加 できる仕組みとする。(現行の報告は、法及び条例に規定された事業者のみ) 

【期待される効果】 

○ 自社の取組がオープンになることで、適正処理がより一層促進される。 

○ 排出事業者のモラルアップにつながる。 

対象範囲の拡大案

現行 拡大案

建設業 資本金5億円以上 資本金1億円以上 医療業 (国公立病院は100床以上)病床数300床以上 100床以上 製造業 従業員300人以上の工場 変更なし その他 ・上下水道業すべて・従業員100人以上の洗濯業など 変更なし

対象数 約600 約1,300

【報告対象者】 

○ 廃棄物処理法に基づく報告対象者(多量排出事業者) 

○ 都条例に基づく報告対象者(一定規模以上の製造業、建設業、病院等) 

【新たな報告項目】

(排出量等、現行の項目に加え) 

○ 適正処理への取組に関する項目 

・処理業者の選定方法(施設の現地調査、業者の財務チェック、複数の業者比較な ど)、処理業者の履行状況の確認方法、電子マニフェストの導入状況、その他適正 処理のための取組 など 

【提出された報告書に対するフォロー】 

○ 報告書は公表 

○ 特に病院や建設業等については、 

報告書に基づく立入指導を実施 

【報告対象の拡大】 

○ 条例による報告対象の範囲を拡大  する。 

 

なお、報告制度の対象外の排出事業者についても、任意で参加できる仕組みとし、

希望者については報告内容と氏名を公表する。 

(5)

資料 3

(2)

 

処理業者から適正処理の状態を確認できるデータの報告を求める 

【新たな取組の方向】 

① 保管・積替え施設を有する収集運搬業者及び処分業者(施設を有する処理業者)の 報告には、搬入実績や施設の稼働状況など、適正処理の状態を確認できるデータを 報告項目に加える。(現行は種類別処理量を報告) 

② 都は処理業者の「適正処理の状態を確認できるデータ」を公表する。また、未提出 や虚偽報告の場合も公表する。(現行は処理量の集計値のみ公表) 

③ 施設を有する処理業者からの報告は四半期ごととする。(現行は 1 年に 1 回の報告)

④ 報告に基づく効果的な立入指導を行う。(報告に基づく立入指導は行っていない)

【期待される効果】 

○ 自社の取組がオープンになることで、適正処理がより一層促進される。 

○ 排出事業者が信頼できる処理業者を選定するための基礎情報となる。 

【新たな報告項目】

(処理量等、現行の項目に加え) 

○ 廃棄物の処理実績に関する項目 

(保管・積替え施設を有する収集運搬業者及び処分業者に限る) 

・施設への搬入実績、施設からの搬出実績、搬出入車両、保管状況、処理実績、 残渣の最終処分先、電子マニフェストの導入状況 など 

※の項目は処分業者のみが対象 

○ 生活環境上配慮している事項 

(保管・積替え施設を有する収集運搬業者及び処分業者に限る) 

・施設の稼働時間、搬出入車両の通行ルート など 

【報告頻度】 

○ 四半期に 1 回 

○ 保管・積替え施設を有しない収集運搬業者は処理量等について 1 年に 1 回 

【提出された報告書に対するフォロー】 

○ 報告書は公表 

○ 報告書に基づく立入指導を実施  

報告対象者数

収運業者(保管・積替え無):約9,000 収運業者(保管・積替え有):  435 処分業者         :  270

(6)

資料 4

(3) 処理業者の「評価」制度の導入の検討 

【新たな取組の方向】 

① 適正処理に向けた法令規定以上の取組を実施している、優良な処理業者を育成する。

(現行のエコトライ協定を発展) 

② 処理業者の申請に基づき、第三者機関が適正処理への取組状況を審査・評価し、結 果を公表する。 

③ 制度参加者には、2〜3年に1回の頻度での再評価を求め、継続的な取組を促進す る。

 

【期待される効果】 

○ 排出事業者が信頼できる処理業者を選定するための情報となる。 

○ 優良な処理業者の育成につながる。 

 

○ 信頼できる処理業者を選定するための情報

○ 優良な処理業者の育成 

 

                 

処理業 東京都

協定締結業者名を公表 協定 

再評価も 実施

エコトライ協定を発展  現状 

○ 自己申告に基づく 

結果を 評価 公表 

申請 東京都が認定る

 

第三者機関

 

 

○ 適正処理への取組 

・電子マニフェストの導入 

・GPSやICタグ、バーコードなど の追跡システムの導入 

・コンプライアンス(遵法)体制の整 備、従業員への教育 

・施設の公開 

・取引料金や財務状況の公表  など 評価を希望する処理業者 

新たに検討する制度  現行のエコトライ協定 

(7)

【評価機関】 

○ 東京都が認証する機関又は新たに評価機関を設立 

【対象】 

○ 希望する処理業者に対して評価を実施 

【評価項目】 

○ 適正処理への取組み状況を確認できる項目 

・電子マニフェストの導入 

・GPSやICチップ、バーコードなどの追跡システムの導入 

・コンプライアンス(遵法)体制の整備、従業員への教育 

・施設の公開 

・取引料金や財務状況の公表 など 

【事後評価】 

○ 制度参加者は、1〜2年に1回の頻度での事後評価も実施 

【結果の取扱】 

○ 評価結果については公表

 

 

(8)

資料 5  個々の廃棄物の流れを適確かつ即時的に把握するシステムの普及 

廃棄物+

IC タグ

排 出 事 業 者

人工衛星 

管理センター

廃棄物+

ICタグ

④搬入情報 ⑤処理完了情報

③位置情報

②集荷情報 

I C タ グ 読み取り 

⑤処理完了情報

③位置情報

 

廃棄物+

ICタグ

④搬入情報

I C タ グ 読み取り 

①集荷依頼

①集荷依頼

②集荷情報

中間処理業者 

産業廃棄物の流れ

○ 現在、葛飾区で行われている、バーコードによる追跡システムを導入 した、医療廃棄物適正処理モデル事業の普及を支援していく。 

○ スーパーエコタウン事業で整備されるPCB無害化処理施設の稼働 に際し、事業者の環境事業団にバーコードなどの追跡システム導入を 働きかける。 

 

これらを先進的に取組み、その成果を他に普及していく。 

GPSを使用した産業廃棄物の追跡システムの例 

参照

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