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はじめに 国は 情報活用能力 を 読み 書き に並ぶ大切な基礎 基本として小学校の卒業までに確実に身につけさせると定めています 情報活用能力の中核として身につけさせる操作スキルを低中高学年別に定められたものが表 1です 小学生 ICT 講座 は この情報活用能力と新しく必須となるプログラミング教育を

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Academic year: 2021

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目的

情報活用能力育成

目標

・タッチタイピングの習得

タッチタイプのマスター

日本語タイピング基礎検定2級合格

・パソコン活用の理解

ワープロ、表計算・グラフ、プレゼンソフトの特徴を理解

・プログラミングの理解

ゲーム、計測、制御の仕組みを理解

練習時間・回数

・週1回 50分

・標準で2年間(約96回)

基礎を学べば、世界は一気に広がります

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はじめに

国は、「情報活用能力」を「読み」「書き」に並ぶ大切な基礎・基本として小学校の卒業 までに確実に身につけさせると定めています。情報活用能力の中核として身につけさせる 操作スキルを低中高学年別に定められたものが表1です。 「小学生ICT講座」は、この情報活用能力と新しく必須となるプログラミング教育を 身に付けさせる講座です。本資料は、「小学生ICT講座」について説明しています。 講座の内容

Ⅰ.タッチタイプ入門

Ⅱ.タッチタイプ応用

Ⅲ.パソコン活用入門

Ⅳ.プログラミング入門

表1:小学校卒業までに「確実に身に付けさせる」操作スキル(学習指導要領より) 基本的な操作スキル 1 年・2 年 3 年・4 年 5 年・6 年 コンピュータやアプリ ケーションソフトの基 本的な操作ができる ソフトウエアの起 動・実行・終了がで きる 文字や画像を組み合わせ て編集・印刷できる 文字や画像などを取り込ん で編集し表にまとめたりグ ラフ化して出力できる 10 分間に 200 文字程 度の文字入力ができる タッチタイプで短い文章 の入力や考えを文章にま とめることができる 10 分間に、100 文字〜 200 文字程度入力できる ファイルを整理して適 切な場所に保存できる ファイルに名前を付けて 指定場所に保存できる 適切な場所に電子ファイル を整理・保存できる 収集した情報を報告や 発表に利用できる 絵やデジカメで撮影 した写真を使って発 表する経験を持つ プレゼンテーションのス ライドを作成し,調べた ことや考えたことを発表 できる プレゼンテーションのスラ イドを作成し,調べたこと や考えたことを発表できる インターネットの閲覧 や電子メールの送受信 ができる Web ページを検索した り,電子メールのルール やマナーを理解し,情報 交換をしたりする経験を 持つ ブラウザやメールソフトの 使い方のルールやマナーを 理解し,情報の検索やコミ ュニケーション用できる

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「習い事」に「小学生ICT講座」を

小学校卒業までに「確実に身に付けさせる」とされているICTの操作スキルを多くの 子どもが身に付けずに卒業しています。 (参考:「小学生の情報活用能力の現状」) 「小学生ICT講座」は小学生の情報活用能力を育成の課題に対応し、学校の授業をお ぎなう「習い事」としてICTスキルの育成を目指すカリキュラムとなっています。 この講座では、次の点に力を入れてカリキュラムを作成しています。 ◆

キーボードでの文字入力」 正しい指使いでの文字入力、変換、文章入力(10分間で200字) → Ⅰ.タッチタイプ入門、Ⅱ. タッチタイプ応用 ◆「表やグラフの比較による分析、数値情報をグラフで伝える、資料作成」 ワープロや表やグラフの作成、発表資料の作成する力をつけます。 → Ⅲ.パソコン活用入門 ◆

プログラムの作成」 プログラミング的な思考の育成 → Ⅳ.プログラミング入門 (参考)小学生の情報活用能力の現状 国は情報教育の課題を把握するために小学 5 学年生(116 校 3,343 人)を対象に調査 を行い(平 25 年 10 月~平 26 年 1 月)その結果が【21世紀を生き抜く児童生徒の ための「情報活用能力育成のために」】として報告されています。 文部科学省平成27年3月 ホームページに掲載。 その中には、特に重要なものとして次の10項目があげられています。 01 情報活用能力の育成を意識した授業の実施状況が低いことが分かりました。 02 キーボードでの文字入力 濁音・半濁音・促音の入力や、アルファベットやカタカナの入力切り替えが苦手。 03 複数のウェブサイトを行き来しながら情報を比較し、目的に応じて情報を集めることが苦手。 04 情報の適切な分類 複数の収集した情報をいくつかのグループに分類することが苦手。 05 表やグラフの比較による分析 表やグラフから読み取れる情報を説明・分析することが苦手。 06 数値情報をグラフで伝える際、適切なグラフの種類の選択や目盛の値等の読み取りが苦手。 07 資料作成や発表の見出しの作成や貼り付ける写真を選択する際、受け手をあまり意識できていない。 08 情報に基づいた課題解決の提案 課題解決の提案をする際、その根拠となる情報を説明することが苦手。 09 ウェブサイトの信頼性の判断基準や、情報発信者として注意する点に関する知識が不足。 10 インターネット上でのトラブルの兆候に気づくことや、適切な対応方法に 関する知識が不足。

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Ⅰ.「小学生ICT講座」の内容

1.タッチタイプ入門

目標は200字/10分(20字/分)です。次の文章が218字なので、この文章 を10分程度で入力する力が必要です。 調査では、小学生の平均が5.9文字/分。目標である20字/分の1/3以下です。 タッチタイプの練習は、小学生がマスターしやすい練習ソフトを使って練習します。

1) ローマ字50音入力(タッチタイプ)を身につける。

ローマ字の仕組みとローマ字入力の練習をします。正しい指使いによる文字入力を 「タッチタイプ」と呼びます。(文部科学省の呼び方) 画面で指の形を表示するので正しい指使いが身につきます。

2) 漢字・カナの変換、文節区切りの練習。

日本語では、漢字やカナなどに変換する必要があり、キーボードを見ながらでは、 キーボードとディスプレイを交互に見ることになり効率が悪くなります。 画面を見ながら日本語を入力する練習をします。 春のあたたかい日のこと、わたし舟に二人の小さな子どもをつれた女の旅人がのりました。舟が出ようと すると、「おオい、ちょっとまってくれ。」と土手のむこうから手をふりながら、侍が一人走ってきて、舟にとび こみました。舟は出ました。侍は舟のまん中にどっかりすわっていました。ぽかぽかあたたかいので、その うちにいねむりをはじめました。黒いひげをはやして、つよそうな侍が、こっくりこっくりするので、子どもた ちはおかしくて、ふふふとわらいました。 新美南吉「飴だま」より

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2.タッチタイプ応用 (文章練習)

身に付けた正しい指使いでの文字入力(タッチタイプ)で文章の練習をします。

1) 文章入力の練習。(80字~850字)

80字から850字の文章の練習問題を79問準備しています。 2年間で遅い人で500字/10分、早い人なら850字/10分の力を目指します。 タイピングのレベルは、日本タイピング協会の検定で認定します。

2) 文章の入力の練習で日本語力を高めます。

ルビをつけているので、習っていない漢字も入力の練習ができます。 3年生で5年生、6年生の教科書に出る文章の練習ができます。

3)プログラミングに必要なキー操作を身につけます。

プログラミングの練習は、始めは、マウスを使って練習を進めますが、 キー操作に慣れたら、キーボードを使ってプログラムを入力して、 プログラミングを行い、プログラミングに必要なキー操作を身につけます。

4)講座終了までに、日本タイピング協会の「タイピング基礎検定2級」の

資格を取得します。

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3.パソコン活用入門

ワープロや表やグラフの作成、発表資料の作成をワード、エクセル、パワーポイントを 使って次のような体験をします。 ◆ ワード 1.「お誕生会のお知らせ」の案内状を作ります ・用紙の設定 ・文字の入力 ・フォントの種類、大きさ、色の設定方法 ・イラストの取込と配置 ・文書の保存と安全な取り外し ・再度文書の開き方 ・文書の印刷方法 等を学びます ◆ エクセル 1.クラス名簿を作ります 2.成績表を作り計算します ・ワークシートについて(行と列) ・表の中で計算をさせます ・セルについて、(書式設定、サイズ変更) ・足し算、引き算 ・セルにデータを入力、変更する ・平均、合計 ・計算式のコピー 3.成績表を棒グラフにします 4.最高気温の比較の折れ線グラフにします ・棒グラフの作成 ・折れ線グラフの作成 ・タイトルやラベルの変更 ・数値の表示方法 ・グラフの背景の色の指定

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6 ◆ パワーポイント 1.「国の面積と人口の比較」の発表資料を作ります ・プレゼンテーションとは ・スライドの作成 タイトルと説明文の入力 表の作成とデータの入力 グラフの作成 ・スライドに動きをつける ・大型画面での発表 等を学びます スライド1 スライド2 スライド4 スライド5 スライド3

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4.プログラミング入門(体験学習をします)

小学校でのプログラミングの必須化が決まり準備が進められています。 小学校で導入されるプログラミング教育は、「プログラミング的な思考」を育成すること を目的としています。この目的に沿って次の内容でプログラミングを学習します。 ➀ プログラミングの基礎を学習します。 ② ゲームの作成やロボットの制御を体験します。 ③ キーボードを使うプログラミングを体験します。 1年目はマウスで、2年目はキーボードでプログラミングを体験します。 ◆ マウスを使ったプログラミングの基礎の学習 ◆ スクラッチでのゲームの作成 1 簡単ゲーム(ブロック崩し、インベーダー、ピンボール、スマートボールなど)から 2 複雑なゲームまで作成します。

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◆ スクラッチでの制御

最初は、LED を光らせる。コンピューターの基本と制御を学ぶ。

◆ スクラッチで複雑な制御

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Ⅱ.募集の内容

◆対象年齢 小学3年生から小学校5年生 3年生 本講座は、ローマ字を習う3年生から始めて4年生の2年間で終了するのを標準と しています。文章入力は500字/10分以上を目指します。タッチタイプで入力 できれば、自信を持って授業に取組むことができICTが得意な子に育ちます。 4年生、5年生 ローマ字入力やタッチタイプができなくても遅くないので受講下さい。ローマ字が 苦手なら本講座を受講でローマ字を得意にすることができます。 ◆受講開始 毎月、月初の練習日 ◆寺子屋方式 年齢やスキルに関係なく曜日、時間が同じ子どもでクラスを作り学習します。 皆が同じ内容を学習する一斉授業ではありません。年齢、スキルの違う子どもたちが 刺激を受けながら各自のペースで学習を進めていきます。 ◆受講期間 1日50分 週1回毎週金曜日(祝祭日は休講) 月により受講日数は異なりますが、平均月4回(年間スケジュールが決まっています) 2年間で96回が標準的な受講回数です。 ただし、受講開始年齢、能力差により受講期間は異なってきます。 天災などにより休講日が発生した場合は、受講日を調整し振り替えます。 欠席の場合は個別に調整します。 ◆クラスの定員 1クラス 5名程度

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10 ◆募集クラス 毎週金曜日の次の時間帯 個別学習ですので、どの時間帯でも受講ができます。 Aクラス 16:00 ~ 16:50 B クラス 17:00 ~ 17:50 C クラス 18:00 ~ 18:50 ◆受講料 6,000 円/月(税別) 銀行の口座振替 パソコン使用料、テキスト代、その他備品代込 ◆入会金 6,000 円(税別) 入会金とひと月目の受講料は、入会時現金でお支払いいただきます

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Ⅲ.授業の構成

初めの3~5ヶ月は、50分の内の約 30 分を文字入力の練習をします。 キーボードを使うプログラミングの準備やワード・エクセルの文字や文を入力する ためにも必要です。

1)ステップⅠ(最初から3~5か月間)

文章入力の基礎ができるまで 約30分 タッチタイプ入門 文字入力の練習 キーボードを使うプログラ ミングの基礎を作ります。 ローマ字の練習 ローマ字入力の練習 変換の練習 文節区切、文の区切の練習 文章練習、ワード、エクセルの練習には、 文章入力の基礎ができていることが必要で す。 約20分 マウス練習 スクラッチ基礎 スクラッチでのプログラミ ングのためのマウス練習と スクラッチの基礎を練習し ます。 マウスの練習 クリック、ダブルクリック、ドラック&ドロップ マウスを使ったプログラミング基礎 スクラッチの基礎

2)ステップⅡ(3~5か月目以降)

文字入力の実践です 約20分 タッチタイプ応用 文章入力の練習 週に1問でも2年続ける と500字/10分~ 800字/10分の力を つけることができます。 声たからかに:83字 から 走れメロス:813字 まで 79の問題を準備しています。 20分で1問あるいは2問練習します。 約30分 プログラミング入門 と パソコン活用入門 「プログラミング入門」1テーマ(1~2ヶ月) 「パソコン活用入門」1テーマ(1~2ヶ月) をテーマごとに交互に練習します。

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「小学生ICT講座」のカリキュラム

10分 20分 30分 10分 20分 練習時間:約20分 10分 20分 10分 20分 30分 スクラッチ練習問題 スマートボール エクセル4 パワーポイント1 段階的に練習していきます 2年間練習することで 10分間で800字の入力が できることが目標です スクラッチ練習問題 スマートボール エクセル3 スクラッチ練習問題 自動車ゲーム スクラッチ練習問題 マリオゲーム ・ ・ ・ ・ 800字まで 練習時間:約30分 ワード1 スクラッチ練習問題 ピンポンゲーム ワード2 スクラッチ練習問題 インベーダーゲーム エクセル1 スクラッチ練習問題 ピンボール エクセル2 練習時間:約20分 タッチタイプ応用 ステップⅠで身につけた 力を活かして文章入力 の練習をします。 80字の練習から初めて

ステップⅡへ進む マウスの練習 スクラッチプログラミングの基礎 マウス練習 スクラッチの基礎 タッチタイプ入門 練習時間:約30分 ➀ ローマ字50音入力 ② 漢字変換 ③文章入力の基礎練習 ➀ ② ③をマスターしたら

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受講する

”ぼく”、”わたし” へ

■50分を96回つづけるとびっくりするような力がつきます。

・キーボードを見ずに10分で500字打てるようになる。 文字入力では大人にも負けない速さです。 キーを使ったプログラミングも出来るようになります。 ・ワード、エクセル、パワーポイントで資料が作れる。 文にかざりをつけ、表やグラフを使うと分かり易い資料をつくる ことができます。分かり易い資料作りが体験できます。 ・ゲーム、制御、ロボットなど10以上のプログラムの作成を体験できる。 スクラッチでのマウスを使ったプログラミングとあわせて キーボードを使ったプログラミングも経験します。

■自分でできるようになる

・自分で説明を読んで理解する。 ・自分でわからない所をみつける。 ・自分で手を上げ質問する。 ・自分で答えを考える。 ・自分で解決する。 このように取り組むといろんなことが、自分で出来るようになります。

絶対に教えない! 心がまえ

小学生ICT講座で使うタッチタイプ練習ソフトは、子どもたちがタッチタイプを 練習するための最高の学習ソフトを使っています。 毎回「ちょっときつい?」小さな挑戦をしてもらいます。新しい挑戦をして前回まで できなかったことが今回できることで「できた自分、成長する自分を感じ」やる気が 続くように工夫されています。 小さな挑戦の積み重ねで、できなかったキーボードを見ずに入力できるようになるこ と、知らなかったローマ字を覚えて、変換の知識、効率の良い文の区切を考えた文章 入力などが身につきます。 この練習ソフトで練習している子どもへの接し方は、絶対に教えない! です。 小さな挑戦で「できた!」という感動を子どもに感じさせて下さい。

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スタッフの“子どもたちへ”の接し方

◯「口(くち)だし」は、できるだけ避ける。 考えている? 困っている? 助けて欲しい? を見わける。 考えているとき教えられるとやる気が削がれます。 ◯「自分でできた実感」がやる気につながります。 助け舟をだすときは、よく考える。 ◯質問があったら 調べ方、テキストに書いている所を教え自分で解決できるようにリード。 教え過ぎは、子どもを自分で考えないようにします。 ◯教えるのでなく、子どもの観察に時間を使う。 成長を見守る。成長を感じたら成長した所を子どもに伝える。 少しずつでも、子どもが気づき、できるように手助けする。 パソコン活用入門、プログラミング入門 の指導も同じ考えで接します。

指導内容について

Ⅰ.タッチタイプ入門 、Ⅱ. タッチタイプ応用

長年の研究開発で、完成度の高いソフトを利用しています。 2年間のカリキュラムは変更ありません。

Ⅲ. パソコン活用入門

ワード、エクセル、パワーポイントのバージョンの変更等に対応して 指導の内容を変更します。

Ⅳ.プログラミング入門

変化の激しい技術であること、小学校での指導について、学校でも模索 中なので、より良い課題の追加などを継続して行います。

参照

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