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重複訪問巡回セールスマン問題

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Academic year: 2021

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(1)

1・−『−2 1995年度日本オペレーションズ。リサーチ学会 秋季研究発表会

≡憲≡二≡−±三、ご三一山∴ノニマ:−.イ≡≡

0130d450 日本大学 高橋磐郎 TÅKÅHASHIIwaro O1404360 日本大学 西澤一友 Ⅳ王SH‡ZAWA Kazutomo

住商情報システム *栗田晶子 KUR‡TA Akiko § 且。重複訪問巡回セー砂スマン閑寂と睦 (1),(2)はいわゆる割り一当て問題で 巡回セールスマン問題(T S)は、 簡単に解けるが、その解g=によって 出発点(デポ)から各店を、最小総距 作られるルート(図1)が作るサイク 離でまわって、デポに戻るルートを求 ルがすべてデポから出て(このような める問題であるが、ここでは各店gに サイクルを根付きサイクルと呼ぶ)い 巡回すべき頻度/暮が指定されている て、その長さ(サイクル中に含まれる 問題を考え、これを霊視訪問巡回セ一 店数)がちょ うど且となっていれば、 ルスマン問題(MT S)と呼ぶことに それが最適解であるが、一般にはデポ する。この問題は、ある地域に点在す から離れたサイクル(これを浮サイク るタバコ店にタバコを配分する場合、 辿と呼ぶ)があったり、根付きサイク 店の規模や環境によって、一定期間に ルでも長さが且にならないものがある。 訪問すべき回数が個別に指定された場 そこで 合、どのようなルートをまわれば総距 (3)浮サイクルがなく、根付きサイク 顔が最小になるかを求める問題から起 ルの長さはすべて£ こったものであるが、頬似の問題は数 という条件を付加した(1),(2),(3)の 多くあると思う。 解が求めるMT Sの最適解となる。当 MT Sの最適解を出すことは、店数 然ながら解が存在するためには次 Ⅳが大きい場合、多項式オーダではお 件が必要である。 い 、 (4)

t=伸

応用した効率のよい近似解法を与える。 図1の例は(2),(3)を満たす解であ 、 訪。 ー ついて解析する。 る点に対しては、そのルートが一意に

§2 MS定化

定まらないことである。たとえば0234 _ _ の , この研究は住商情報システムK.K.から鍵供された問題である。 −且30− © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

(2)

§3.MてSの解塗 (a)重複訪問割り当て問題((3)を除 いた(1),(2)のみの問題)を解く。こ れはヒッチコック型輸送問題として簡 単に解ける[1]。ここでは双対木解法 を用いた。解いた結果、図1のように ∬tj=1ならfとノを枝で結び、∬l」=0な ら結ばない。 (b)サイクル構成−(a)の結果からサ イクルを作る;デポ0から出発し、/l の小さい順に(/lの値が同じなら店 番の若い順)枝をたどって、ルートを 構成して行く。一度たどった枝は削除 する。デポ0に戻ればこのルートは1 つの根付きサイクルを構成する。再び デポから出発し、同様のことを繰り返 で定義し、 ー﹂ れ ツ らチ を 輸 送 単 価 と す る図 2のようなヒ コック輸送問題を解 く。この解をツーJ(月lから5Jへの輸 送量)(i=1∼桝,ノ=1∼ 乃)、〆= (f。 から5Jへの輸送量)(α=1∼亀 ノ=1∼ 乃)とする。 51→㌻1 して 行ポにル く。これを/0回繰り返す。 につながっていない店は浮サイ 5れ−→ 盲∴ デルクなこクエ クイは イ︵ 属は し ヽ ていることになるが、浮サ ここでは陽に構成する必要 図2 配■分のためのヒッチコック輸送問題 ′ミ と るヵレ れさ” ら長イ 作ちサ てぅ長 しのを hうルれ サの きも 付の 根上 ︵■ 分 足 不 の j ぐじ て し 対 〃 ∼ l 戸のに 鮎=﹂ を各 次 αしるすり ょ対 、つし にて

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つのノに対 して0とな 5Jに配分 5jへ最寄 月mそれらの長さをrl,r2. てかるのこ l 〓 −J α Vノ . 、 ・ し針れい 摘銅m −・1店配店 各 1らエ ら 0γれた ‥ .rm、⊥−1以下のもの(これを短サ イクルと呼ぶ)を5l,52,・‥ ,5n そ れらの長さをざ1.52,‥・ ,5n とする。 (長さがちょうどエのサイクルはすで に(3)の条件を満たしているから以下 の配分問題には無関係となる) (c)配分問題 長サイクルR−の㌻−=ri−エ個の余分 の店および浮サイクルに属する店(こ れらをfl,f2,・‥ ,Jkと しておく)を 短サイクル亭jの不足分㌻J=エー=に、

次の方法で配分する。ここで

ぐじ を j T のS 店問 と題 合を 流し た 解く。 § 4.あとがき この解法の特徴は( け2とととテきそみ ︵のもしが ツるこを の題同全きでけデd わ問にてでプだで座 重が一くるは少ポ Oj 複異の同こ浮なかと 訪なとじとサくらす 問割り当て問題と、 る問題でありながら 図、題こ ッチコック型輸送 アルゴリズムで解く にある。また(a)のス た + 一︰ 桝∑り ■一■ ︶ 5 ︵ 乃 = ∑ 5j ノ=1 イクルに属する店が で なることが望ましい。 の距離doj(ノ=1∼〃)の が成り立つことが(4)から導かれるこ とに注意しておこう。 月Iから5Jへの距離βlj,f。から5J への距離β’。jを βiJ=桝玩(d。βlα(点l,β(5J)、 (6)β’。J=桝玩(d。β1β(5J)、 (f=1∼桝,ノ=1∼ 〃,α=1∼鳥) る対数変換を行うことに 高めるというアイディア を 率 効 て つ よ る れ ら え 考 も ○ 参考文献 [1]伊理正 ク理論」日 ワ ト ツ ネ2 卜 9 9 ︰ 隆1 林, 音速 技 丸科 −131− © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

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