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Linux全銀TCPサーバー

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Academic year: 2021

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EDIWave 全銀 TCP サーバ

操作説明書

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目 次 第1 章 ご使用される前に 1-1 はじめに ... 3 1-2 動作環境 ... 4 1-3 機能仕様 ... 5 第2 章 インストール方法及び環境設定 2-1 インストール方法 ... 7 2-2 64bit OS へのインストールについて ... 7 2-3 ライセンスファイルのコピー ... 8 2-4 ディレクトリィ構成 ... 9 2-5 TCP/IP ポート番号の設定 ... 9 2-6 Web サーバ (Apache)の設定 ... 10 2-7 SELinux の設定 ... 10 2-8 起動・終了方法 ... 14 2-9 アンインストール方法 ... 14 第3 章 全銀パラメータ設定 3-1 ログイン ... 16 3-2 管理メニュー ... 18 3-3 接続先情報登録 ... 20 3-4 ファイル情報登録 ... 22 3-5 クライアント機能 ... 26 3-6 通信状態表示 ... 31 3-7 通信履歴表示 ... 32 3-8 ログイン情報変更 ... 33 3-9 セッション保持時間変更 ... 34 第4 章 終了情報コード 4-1 終了ステータスコード ... 36 4-2 状態コード ... 36 4-3 コマンド番号 ... 36 4-4 エラーコード ... 37 第5 章 全銀 TCP クライアント

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第1章 ご使用される前に

この章では、製品の仕様、注意点について説明します。

1-1 はじめに

1-2 動作環境

1-3 機能仕様

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1-1 はじめに

この度は、『EDIWave 全銀 TCP サーバ』をお買い求めいただき、誠にありがとうございます。 本製品は、全国銀行協会連合会が制定した「全銀協標準通信プロトコル TCP/IP 手順」に則りファイル転送 を行うプログラムです。 また、本製品は以下の特徴を持っております。 ・最大64 セッションまでの同時通信が可能。(Solaris(SPARC)版のみ) ・ 全銀協ベーシック手順に含まれる、マルチファイル転送及び、モード変更に対応。 ・全銀協TCP/IP 手順のホスト側/クライアント側の両方をサポート。 ・ 通信プログラムは、全てバックグラウンドで動作する為、LinuxBox などへの組込みが容易。 ・ 通信内容の設定や通信状態、通信履歴照会などは、Web ブラウザから操作。 なお、「全銀協標準通信プロトコル TCP/IP 手順」の詳細な仕様に関しましては、下記の資料を参照願いま す。 ■「全銀協標準通信プロトコル –TCP/IP 手順-」 全国銀行協会連合会 発行(平成 9 年 3 月初版) 【 注 意 】 ・ 本ソフトウェアをご利用いただくには、「全銀協標準通信プロトコル TCP/IP 手順」に対応したクライアン ト側のソフトウェアが必要です。 ・ 本ソフトウェアをご利用いただくには、Apache(Web サーバ)がインストール済みで、CGI などが正常 に動作可能である必要があります。 ・ 本書は、ご使用されるOS に関する知識を有する方を対象として作成しております。OS に関する設定など は、他の書籍を参照願います。 ・ 本書ならびにプログラムの内容は、製品の技術的改良により予告なしに変更する場合があります。 ・ 本ソフトウェアのご使用にあたり、直接あるいは間接的に損害が生じましても、いかなる責任をも負わな いものとし、一切の賠償も行わないものとします。

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1-2 動作環境

Linux 版 Solaris(Intel)版 Solaris(SPARC)版 CPU Intel 486DX 以降 Pentium 400MHz以上 UltraSPARC, SPARC

メモリ 16M 以上 64M 以上 128M 以上 ディスク容量 インストール時に、5M 以上の空き容量が必要。 その他、送受信を行うデータ量により異なります。 OS Linux カーネル2.4 ,2.6 Solaris 8, 9,10 実行時ライブラリィ glibc 2.0 以降 - Web サーバ Apache 1.3 以降 モデム、TA など 使用するOS で利用可能である事。 但し、インストールするマシンで着信を行わない場合は必要ありません。 ※ Linux 版動作確認済みディストリビューションに関しましては、 弊社HP[http://www.unilink.co.jp/edi/ztcpserver/linux/] Solaris 版動作確認済み OS バージョンに関しましては、 弊社HP[http://www.unilink.co.jp/edi/ztcpserver/unix/] をご覧ください。

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1-3 機能仕様

項 目 内 容 登録可能件数 接続先情報 無制限 (ハードディスクの空き容量による) 送受信ファイル情報 設定内容 接続先名称 50 バイト (全角 25 文字) センター確認コード 14 桁必須 (HEX 入力形式) パスワード 6 桁 (※1) 全銀ファイル名 12 桁 (※1) サイクル番号自動カウントアップ 有無選択 ファイルアクセスキー 6 桁 (※1) レコード長 5 桁 (1~32762) テキスト長 256 / 2048 / 32767 から選択 (送信時ブロッキング有の場合に、上限値として使用) 送信時ブロッキング 有無選択 データ圧縮 全銀協仕様である、繰り返し文字圧縮の有無選択 改行コード制御 送信時:削除、受信時:付加の有無選択 二重ファイル転送制御 禁止 / 上書き / 追加書き / 拡張子に日時を付加 から選択 その他 TCP ポート番号 5020 (任意設定可能) 同時通信可能最大数 Linux, Solaris(Intel)版 16 セッション Solaris(SPARC)版 32 セッション マルチファイル転送 サポート モード変更 可変長レコード 範囲指定での再送 未サポート 配布形式 バイナリのみ (※1) 設定された値を、プログラム内部で EBCDIC コードに自動変換して通信を行います。

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第2章 インストール方法及び環境設定

この章では、

『EDIWave 全銀 TCP サーバ』のインストール方法や環境設定について説明します。

2-1 インストール方法

2-2 64bit OS へのインストールについて

2-3 ライセンスファイルのコピー

2-4 ディレクトリィ構成

2-5 TCP/IP ポート番号の設定

2-6 Web サーバ(Apache)の設定

2-7 SELinux の設定

2-8 起動・終了方法

2-9 アンインストール方法

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2-1 インストール方法

【 Linux 版 】 Linux 版の『EDIWave 全銀 TCP サーバ』は、RPM 形式のバイナリパッケージのみ提供します。 zhostd-xxxxx.i386.rpm を、Linux 上の任意ディレクトリィにコピーし、以下のコマンドを実行する事 で、『EDIWave 全銀 TCP サーバ』のインストールを行います。 # rpm –i zhostd-xxxxx.i386.rpm 【 Solaris 版 】 Solaris 版の『EDIWave 全銀 TCP サーバ』は、バイナリパッケージのみ提供します。 zhostd-xxxxx.i386.pkg を、Solaris 上の任意ディレクトリィにコピーし、以下のコマンドを実行する事 で、『EDIWave 全銀 TCP サーバ』のインストールを行います。 # pkgadd –d zhostd-xxxxx.XXXX.pkg ※ xxxxx の部分はバージョン番号となっております。 実際のファイル名を入力してください。 XXXX の部分は i386 または sparc となります。 実際のファイル名を入力してください。

2-2 64bit OS へのインストールについて

(Ver. 7.* 系など)64 ビット OS へインストールを行った際、下記の画面のように

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2-3 ライセンスファイルのコピー

Linux 版, Solaris 版共に、最大セッション数などの情報を持つライセンスファイルが存在します。 ライセンスファイルは、パッケージには含まれていませんので、手動でコピーする必要があります。 「zhost.license」「zclient.license」この2つのファイルを、『EDIWave 全銀 TCP サーバ』のホームディレ クトリィ(「2-4 ディレクトリィ構成」参照)にコピーしてください。 ライセンスファイルが存在しない場合、試用版として動作致します。 試用版は、1セッションのみ通信可能ですが、インストール後14 日で起動不可となりますのでご注意願い ます。

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2-4 ディレクトリィ構成

『EDIWaver 全銀 TCP サーバ』は、下記のディレクトリィ構成で動作します。 下記以外のディレクトリィ構成では、動作保証外となりますのでご注意願います。 【 Linux 版 】 ホームディレクトリィ /usr/local/zhostd/* HTML ドキュメント /var/www/html/zhostd/* CGI プログラム /var/www/cgi-bin/zhostd/* 【 Solaris 版 】 ホームディレクトリィ /opt/unilink/zhostd/* HTML ドキュメント /var/apache/htdocs/zhostd/* CGI プログラム /var/apache/cgi-bin/zhostd/* また、受信時には /tmp を受信ファイルの一時退避用に使用致しますので、十分な空き容量を確保してくだ さい。

2-5 TCP/IP ポート番号の設定

/etc/services ファイルに、『EDIWaver 全銀 TCP サーバ』で使用するポート番号を記述します。

zenginkyo-1 5020/tcp # zenngin TCP/IP Protocol

※この記述が存在しない場合には、デフォルト値の 5020 を使用します。

※FireWall の設定にて、以下のポート番号の解放を行ってください。 80/tcp (http)

5020/tcp (zenngin TCP/IP Protocol)

RHEL 6.x 以前の場合 設定ファイル

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2-6 Web サーバ(Apache)の設定

通信パラメータの設定などをWeb ブラウザから行う為、Web サーバ(Apache)がインストール済みで、正常 動作している必要があります。 また、下記のディレクトリィを、ドキュメントディレクトリィとして設定しておく必要があります。 【 Linux 版 】 HTML ドキュメント /var/www/html/zhostd/* CGI プログラム /var/www/cgi-bin/zhostd/* 【 Solaris 版 】 HTML ドキュメント /var/apache/htdocs/zhostd/* CGI プログラム /var/apache/cgi-bin/zhostd/*

2-7 SELinux の設定

 コマンドモードで行う場合 C-1)CUI 設定ファイル『/etc/sysconfig/selinux』 SELINUX キーが下記の通りであることを確認します。 『SELINUX=enforcing』(SELinux を使用する。) 上記以外の場合に限り変更後、OS再起動を行ってください。 C-2)CUI(詳細な設定) 次のコマンドを実行します。

『setsebool -P httpd_enable_cgi 1』 (Allow HTTPD cgi support)

C-3)CUI(フォルダの SELinux Content 権限設定)

/usr/local/zhostd/フォルダ以下に「httpd_sys_content_t」権限を設定 下記のコマンドを入力します。

『# chcon -R -t httpd_sys_content_t /usr/local/zhostd/』

/usr/sbin/内の「httpd~」ファイルに「httpd_sys_content_t」権限を設定 下記のコマンドを入力します。

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 グラフィックモードで行う場合 【 Fedora12 】 G-1)GUI 「システム」⇒「管理」⇒「SELinux Management」「状態」タブ 右側項目の設定が下記の通りであることを確認します。 「システムデフォルトの強制モード」 強制 「現在の強制モード」 強制 「システムデフォルトのポリシータイプ」 targeted 「次の再起動でリラベル」 チェック無し 下図の通りでない場合は、変更してください。 G-2)GUI(詳細な設定) 「システム」⇒「管理」⇒「SELinux Management」「ブーリアン値」タブ 右側リストの設定が下記の通りであることを確認します。

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G-3)GUI(フォルダの SELinux Content 権限設定)

/usr/local/zhostd フォルダ以下に「httpd_sys_content_t」権限を設定 /usr/local/zhostd フォルダで右クリック

「SELinux context」にて「Read from all httpd scripts and the daemon」を選択 /usr/sbin/内の「httpd~」ファイルに「httpd_sys_content_t」権限を設定

/usr/sbin/内の「httpd~」ファイルを選択し右クリック

「SELinux context」にて「Read from all httpd scripts and the daemon」を選択

※GUI 設定変更が不可能な場合や、該当項目が無い場合は コマンド設定(C-3)で行ってください。

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【 RHEL6.0 x64】

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2-8 起動・終了方法

『EDIWave 全銀 TCP サーバ』を起動する場合は、root 権限で以下のコマンドを実行してください。 【 Linux 版 】 # /usr/local/zhostd/zhostd start 【 Solaris 版 】 # /opt/unilink/zhostd/zhostd start 『EDIWave 全銀 TCP サーバ』を終了させる場合は、root 権限で以下のコマンドを実行してください。 【 Linux 版 】 # /usr/local/zhostd/zhostd stop 【 Solaris 版 】 # /opt/unilink/zhostd/zhostd stop

※ 『EDIWave 全銀 TCP サーバ』を終了後に再度起動させた際、「bind Err!: Address already in use」の エラーが発生する場合があります。この場合、OS がソケットを開放するまでの数分待ってから、再度 起動してください。

2-9 アンインストール方法

【 Linux 版 】 Linux 版の『EDIWave 全銀 TCP サーバ』をアンインストールする場合は、以下のコマンドを実行しま す。 # rpm –e zhostd 【 Solaris 版 】 Solaris 版の『EDIWave 全銀 TCP サーバ』をアンインストールする場合は、以下のコマンドを実行し ます。 # pkgrm zhostd

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第3章 全銀パラメータ設定

この章では、全銀協

TCP/IP 手順の通信パラメータ設定方法について説明します。

3-1 ログイン

3-2 管理メニュー

3-3 接続先情報登録

3-4 ファイル情報登録

3-5 クライアント機能

3-6 通信状態表示

3-7 通信履歴表示

3-8 ログイン情報変更

3-9 セッション保持時間変更

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3-1 ログイン

Web ブラウザを起動し、URL に http://(サーバーの IP アドレス)/zhostd/index.html を指定すると、 ログイン画面を表示します。 項 目 内 容 ユーザーID ID を入力します。 (※半角のみ、最大 10 文字) パスワード パスワードを入力します。(※半角のみ、最大10 文字) ログインボタン クリックすると、入力内容をチェックし正しければID によって 2 パターン (管理者モード/一般ユーザーモード)の管理メニュー画面へ遷移します。 インストール直後のユーザーID とパスワードは、 管理者 ユーザーID: root パスワード: admin 一般ユーザー ユーザーID: user パスワード: ediwave が設定されています。

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3-2 管理メニュー

ログインされたモードにより表示メニューが異なります。

 管理者モード

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項 目 内 容 接続先情報登録 クリックすると、接続先情報登録画面へ遷移します。 (※管理者モードのみ) ファイル情報登録 クリックすると、ファイル情報登録画面へ遷移します。 (※管理者モードのみ) クライアント機能 クリックすると、クライアント機能画面へ遷移します。 通信状態表示 クリックすると、通信状態表示画面へ遷移します。 通信履歴表示 クリックすると、通信履歴表示画面へ遷移します。 ログイン情報変更 クリックすると、ログイン情報変更画面へ遷移します。 (※管理者モードのみ) セッション時間変更 クリックすると、セッション保持時間変更画面へ遷移します。(※管理者モードのみ) ログアウト クリックすると、セッションを切断しログアウトします。

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3-3 接続先情報登録

管理メニューより、接続先情報登録をクリックすると、接続先一覧画面を表示します。 ※管理者モードのみ 項 目 内 容 接続先一覧 登録済みの接続先情報(相手センター確認コード、接続先名称)を一覧表示します。 新規ボタン クリックすると、接続先情報の新規登録画面へ遷移します。 修正ボタン クリックすると、接続先一覧で選択されている接続先情報を基に修正画面へ遷移しま す。 削除ボタン クリックすると、接続先一覧で選択されている接続先情報を基に削除確認画面へ遷移 します。 内容確認後、本当に削除する場合は、削除確認画面の削除ボタンをクリックしてくだ さい。

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接続先一覧画面で、新規・更新ボタンをクリックすると、接続先情報登録画面を表示します。 項 目 内 容 接続先名称 任意の接続先名称を、最大50 バイトで設定します。 当方センターコード 当方センター確認コードを半角14 桁で設定します。 16 進数(0~9, A~F)以外の文字は設定できません。 相手センターコード 相手センター確認コードを半角14 桁で設定します。 16 進数(0~9, A~F)以外の文字は設定できません。 接続先情報のキー項目として使用する為、登録後の変更はできません。 全銀パスワード 全銀パスワードを半角英数字6 桁で設定します。 通信時には、EBCDIC コードに自動変換します。 TTC 接続形態区分 「パソコン手順」「ベーシック手順」のいずれかを設定します。 通信制御電文 拡張エリア 通信制御電文拡張エリアを最大34 バイトで設定します。 拡張エリアは チェックしない チェックすると、通信制御電文拡張エリアのチェックを行いません。 登録ボタン 入力されたデータを保存し、接続先一覧画面に戻ります。 キャンセルボタン 入力されたデータを破棄し、接続先一覧画面に戻ります。

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3-4 ファイル情報登録

管理メニューより、ファイル情報登録をクリックすると、接続先一覧画面を表示します。 ※管理者モードのみ 項 目 内 容 接続先一覧 登録済みの接続先情報(相手センター確認コード、接続先名称)を一覧表示します。 次へボタン クリックすると、接続先一覧で選択されている接続先情報を基に、ファイル情報一覧 画面へ遷移します。

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接続先一覧画面で次へボタンをクリックすると、ファイル情報一覧画面を表示します。 項 目 内 容 接続先名称 接続先一覧で選択された、接続先名称を表示します。 センターコード 接続先一覧で選択された接続先情報の、相手センター確認コードを表示します。 ファイル情報一覧 接続先一覧で選択された接続先情報に登録済みのファイル情報(全銀ファイル名、送受信ファイル名)を一覧表示します。 新規ボタン クリックすると、ファイル情報の新規登録画面へ遷移します。 修正ボタン クリックすると、ファイル情報一覧で選択されているファイル情報を基に修正画面へ 遷移します。 削除ボタン クリックすると、ファイル情報一覧で選択されているファイル情報を基に削除確認画 面へ遷移します。 内容確認後、本当に削除する場合は、削除確認画面の削除ボタンをクリックしてくだ さい。

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ファイル情報一覧画面で、新規・更新ボタンをクリックすると、ファイル情報登録画面を表示します。 項 目 内 容 接続先名称 接続先一覧で選択された、接続先名称を表示します。 センターコード 接続先一覧で選択された接続先情報の、相手センター確認コードを表示します。 全銀ファイル名 全銀パスワードを半角英数字12 桁 (産業別コード 4 桁、データコード 4 桁、サイク ル2 桁、ファイル補助情報 ID 2 桁、ダミー1 桁)で設定します。 通信時には、EBCDIC コードに自動変換します。 産業別コードとデータコードは、ファイル情報のキー項目として使用する為、登録後 の変更はできません。 サイクルを自動カウン トアップする クリックすると、通信が通常終了した際、サイクルのカウントアップを自動的に行い ます。 転送モード 「受信のみ」「送信のみ」「送受信可能」から選択します。 次頁に続く

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項 目 内 容 受信ファイル制御 受信時、既にファイルが存在した場合の動作を選択します。 「二重受信不可」… エラーを通知します。 「上書き」… 既存ファイルに上書きします。 「追加書き込み」… 既存ファイルの最終レコード以降に追加して書き込みます。 「日時拡張子を付加」… 拡張子に日時を付加し、別ファイルとして書き込みます。 テキスト長 「256」「2048」「32767」から選択します。 (送信でブロッキング有りの場合に、最大長として使用します。) レコード長 「固定長レコード」「可変長(バイナリ)」「可変長(テキスト)」から選択します。 「固定長レコード」を選択された場合、1~32762 の範囲でレコード長を設定します。 「可変長(バイナリ)」を選択された場合、データ送信時、テキスト長-7 (TTC 5 + 可変長レングス 2)を最大レコード長として処理します。バイナリデータなどの不定 長ファイルを送信する際に指定してください。 「可変長(テキスト)」を選択された場合、データ送信時、改行コードまでを1レコ ードとして処理します。(改行コードは除去します。) ※ 可変長で受信する場合は、88888, 99999 の何れかを指定してください。(受信時 は、バイナリ、テキストの区別はありません。) ブロッキング指定 「ブロキングしない」「ブロッキングする」から選択します。 データ電文圧縮指示 「圧縮しない」「圧縮する」から選択します。 (全銀協仕様である、繰り返し圧縮法で圧縮・復元を行います。) ファイルアクセスキー ファイルアクセスキーを半角英数字 6 桁で設定します。 通信時には、EBCDIC コードに自動変換します。 ファイルアクセスキー はチェックしない チェックすると、ファイルアクセスキーのチェックを行いません。 ファイル補助情報 ファイル補助情報を、17 バイトで設定します。 ファイル補助情報 はチェックしない チェックすると、ファイル補助情報のチェックを行いません。 ファイル制御電文 拡張エリア ファイル制御電文拡張エリアを、14 バイトで設定します。 ファイル制御電文拡張 エリアはチェックしな い チェックすると、ファイル制御電文拡張エリアのチェックを行いません。 デリミタ文字制御 送受信ファイル内の改行コード制御を選択します。 EOF 文字制御 送受信ファイル内のEOF コードの制御を選択します。 送受信ファイル名 送受信ファイル名を最大255 バイトで設定します。 通信が終了した際に実行するコマンドを設定します。また、以下のマクロを含む設定 が可能です。

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3-5 クライアント機能

管理メニューより、クライアント機能をクリックすると、クライアント機能画面を表示します。 (ログインモードにより、表示される内容が変わります。)

 管理者モード

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項 目 内 容 業務名一覧 登録済みの業務名称を一覧表示します。 新規ボタン (※管理者モードのみ) クリックすると、業務情報の新規登録画面へ遷移します。 修正ボタン (※管理者モードのみ) クリックすると、業務情報一覧で選択されている業務情報を基に更新画面へ遷移し ます。 削除ボタン (※管理者モードのみ) クリックすると、業務情報一覧で選択されている業務情報を基に削除確認画面へ遷 移します。 内容確認後、本当に削除する場合は、削除確認画面の削除ボタンをクリックしてく ださい。 通信開始ボタン クリックすると、業務情報一覧で選択されている業務情報を基に通信開始画面へ遷 移します。 内容確認後、正しければ通信開始ボタンをクリックしてください。 通信状態表示ボタン クライアントの通信状態表示画面へ遷移します。

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クライアント機能画面で、新規・更新ボタンをクリックすると、ファイル情報登録画面を表示します。 項 目 内 容 業務名称 任意の業務名称を、最大50 バイトで設定します。 転送モード 「受信」「送信」いずれかを選択します。 TTC 接続形態区分 「パソコン手順」「ベーシック手順」いずれかを設定します。 接続先ホスト名又は、 IP アドレス 接続先のホスト名又は、IP アドレスを設定します。 TCP ポート番号 TCP ポート番号を設定します。(通常は、5020) 相手センターコード 相手センター確認コードを半角14 桁で設定します。 16 進数(0~9, A~F)以外の文字は設定できません。 当方センターコード 当方センター確認コードを半角14 桁で設定します。 16 進数(0~9, A~F)以外の文字は設定できません。 次頁に続く

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項 目 内 容 EBCDIC コード体系 通信制御電文及びファイル制御電文で使用するEBCDIC コード体系を選択します。 「英大文字&数字&カタカナ」 「英大小文字&数字&カタカナ(EBCDIC-E)」 「英大小文字&数字&カタカナ(HITACH 系)」 「英大小文字&数字&カタカナ(IBM 系)」 「英大小文字&数字&カタカナ(NEC 系)」 「任意設定(jisebc.5 をバイナリ編集)」 「EBCDIC 変換無し」 全銀パスワード 全銀パスワードを半角英数字6 桁で設定します。 通信時には、EBCDIC コードに自動変換します。 全銀ファイル名 全銀ファイル名を半角英数字12 桁 (産業別コード 4 桁、データコード 4 桁、サイク ル2 桁、ファイル補助情報 ID 2 桁、ダミー1 桁)で設定します。 通信時には、EBCDIC コードに自動変換します。 ファイルアクセスキー ファイルアクセスキーを半角英数字 6 桁で設定します。 通信時には、EBCDIC コードに自動変換します。 テキスト長 「256」「2048」「32767」から選択します。 (送信でブロッキング有りの場合に、最大長として使用します。) レコード長 「固定長レコード」「可変長(バイナリ)」「可変長(テキスト)」から選択します。 「固定長レコード」を選択された場合、1~32762 の範囲でレコード長を設定します。 「可変長(バイナリ)」を選択された場合、データ送信時、テキスト長-7 (TTC 5 + 可変長レングス 2)を最大レコード長として処理します。バイナリデータなどの不定 長ファイルを送信する際に指定してください。 「可変長(テキスト)」を選択された場合、データ送信時、改行コードまでを1レコ ードとして処理します。(改行コードは除去します。) ※ 可変長で受信する場合は、88888, 99999 の何れかを指定してください。(受信時 は、バイナリ、テキストの区別はありません。) ブロッキング指定 「ブロキングしない」「ブロッキングする」いずれかを選択します。 電文区分標識 「開始要求」「再送要求」いずれかを選択します。 データ電文圧縮指示 「圧縮しない」「圧縮する」いずれかを選択します。 (全銀協仕様である、繰り返し圧縮法で圧縮・復元を行います。) ファイル補助情報 ファイル補助情報を、17 バイトで設定します。 ファイル補助情報 はチェックしない チェックすると、ファイル補助情報のチェックを行いません。 通信制御電文 拡張エリア 通信制御電文拡張エリアを最大34 バイトで設定します。 通信制御電文拡張エリ アはチェックしない チェックすると、通信制御電文拡張エリアのチェックを行いません。

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項 目 内 容 正常終了時に起動する 処理 通信が終了した際に実行するコマンドを設定します。また、以下のマクロを含む設定 が可能です。 %USER% ... 接続先名称 %CENTERCD% ... 相手センター確認コード %ZFNAME% ... 全銀ファイル名 %FILE% ... 送受信ファイル名 %ST-DATE% ... 通信開始日時 %ED-DATE% ... 通信終了日時 % STATUS% ... 終了コード 異常終了時に起動する 処理 登録ボタン 入力されたデータを保存し、クライアント機能画面に戻ります。 キャンセルボタン 「入力されたデータを破棄し、クライアント機能画面に戻ります。

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3-6 通信状態表示

管理メニューより、通信状態表示をクリックすると、通信状態表示画面を表示します。 項 目 内 容 更新間隔 自動更新の間隔を「1 秒」「5 秒」「10 秒」「15 秒」「30 秒」「60 秒」から選択します。 通信中のセッションのみ、下記の項目を表示します。 セッション番号 通信中のセッション番号です。 通信開始年月日 通信が開始された日時を表示します。 相手センターコード 相手センター確認コードを表示します。 相手センター名 接続先一覧で登録した、接続先名称を表示します。 転送モード 「照会」「連絡」いずれかを表示します。 全銀ファイル名 送受信中の全銀ファイル名を表示します。 状態コード 通信状態コードを表示します。 テキスト件数 通信済みテキスト件数を表示します。

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3-7 通信履歴表示

管理メニューより、通信履歴表示をクリックすると、通信履歴一覧画面を表示します。 項 目 内 容 表示件数 「10 件」「25 件」「50 件」「100 件」から選択します。 更新間隔 自動更新の間隔を「---(自動更新なし)」「15 秒」「30 秒」「1 分」「3 分」「5 分」「10 分」「15 分」から選択します。 区分 「Servaer」… サーバ機能での通信履歴です。 「Client」 … クライアント機能での通信履歴です。 通信開始年月日 通信が開始された日時を表示します。 通信終了年月日 通信が終了した日時を表示します。 終了ステータス 終了ステータスコードを表示します。 ボタンをクリックすると、終了ステータスコードの簡単な説明を表示します。 相手センター名 接続先一覧で登録した、接続先名称を表示します。 サーバ履歴の場合、当該接続先情報へのリンクが張られます。 モード 「受信」「送信」のいずれかを表示します。 全銀ファイル名 送受信した全銀ファイル名を表示します。 サーバ履歴の場合、当該ファイル情報へのリンクが張られます。 テキスト件数 通信済みテキスト件数を表示します。 レコード件数 通信済みレコード件数を表示します。 最新履歴を表示 クリックすると、最新の通信履歴を獲得し表示します。 次ページ 次ページが存在する場合に表示され、クリックすると次ページの通信履歴データを表 示します。

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3-8 ログイン情報変更

管理メニューより、ログイン情報変更をクリックすると、ログイン情報変更画面を表示します。 ※管理者モードのみ インストール直後のユーザーID とパスワードは、 管理者 ユーザーID: root パスワード: admin 一般ユーザー ユーザーID: user パスワード: ediwave が設定されています。

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3-9 セッション保持時間変更

管理メニューより、セッション時間変更をクリックすると、セッション保持時間変更画面を表示します。 ※管理者モードのみ セッション時間はブラウザを操作しないで、ログインした状態を保持する時間です。初期値は「30 分」です。 項 目 内 容 セッション保持時間 セッション保持時間の間隔を「10 分」「20 分」「30 分」「40 分」「50 分」「60 分」か ら選択します。 保存ボタン 入力された内容で、セッション保持時間の間隔を変更します。

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4 章 終了情報コード

この章では、通信中に発生したエラーに対応するエラーコードについて説明します。

4-1 終了ステータスコード

4-2 状態コード

4-3 コマンド番号

4-4 エラーコード

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4-1 終了ステータスコード

終了ステータスコード(7 桁)は、以下の様に設定されます。 通信が正常終了した場合、全て0 となります。 XX-XX-XXX エラーコード コマンド番号 状態コード

4-2 状態コード

状態コード 内 容 “00” 開局要求電文受信中(送信中) “01” 開局回答電文送出中(受信中) “02” 閉局要求電文受信中(送信中) “03” 閉局回答電文送出中(受信中) “04” モード変更要求受信中(送信中) “05” モード変更回答送出中(受信中) “10” ファイル開始要求又は再送要求電文受信中 “11” ファイル開始回答電文送出中(受信中) “12” ファイル終了要求電文送出中又は受信中 “13” ファイル終了回答電文受信中又は送出中 “14” 再送要求電文送信中 “50” データ電文の送出中 “60” データ電文の受信中 “70” コネクション確立中 “90” 初期化中 “99” (通信終了) ※( )は、クライアント機能時の状態。

4-3 コマンド番号

コマンド番号 内 容 “06” Send “08” Recv “99” プログラム内部処理

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4-4 エラーコード

エラーコード 内 容 “001” パラメータファイル無し “002” パラメータファイル読み込みエラー “003” パラメータファイルID エラー “004” 送受信ファイルオープンエラー “005” TTC 区分エラー “006” 相手センター確認コード設定エラー “007” 当方センター確認コード設定エラー “008” 接続先アドレス未設定 “009” TCP ポート番号設定エラー “010” 転送モード設定エラー “011” テキスト長設定エラー “012” レコード長設定エラー “013” 送信ファイルが存在しない “014” 送信ファイルにデータが存在しない “100” TCP/IP ソケット作成エラー “101” 接続先アドレス変換エラー “102” TCP/IP ソケットのディスクリプタエラー “103” TCP/IP ソケットが既に進行中 “104” タイムアウトが発生した “105” 接続が拒否された “106” TCP/IP ソケットが、シャットダウンされた “107” TCP/IP の、その他エラー “201” 受信テキスト長エラー “202” TTC 接続形態区分不一致 “203” TTC シーケンスエラー “204” TTC レングスエラー “205” 通信制御電文の電文区分エラー “206” 相手センター確認コードエラー “207” 当方センター確認コードエラー “208” サービス時間帯エラー “209” パスワードエラー “210” アプリケーションID エラー “211” モードエラー

(39)

エラーコード 内 容 “223” テキスト数エラー “224” レコード数エラー “225” レコード長エラー “226” 二重ファイル転送エラー “227” センター側ファイル無しエラー “228” レコードID エラー “229” データ圧縮エラー “230” ファイル制御電文のその他エラー “231” 全銀ファイル名不一致 “232” ファイルアクセスキー不一致 “233” テキスト件数不一致 “234” レコード件数不一致 “235” レコードID 不一致 “236” レコード長不一致 “237” 再送指定区分不一致 “238” データ圧縮ID 不一致 “239” ファイル補助情報不一致 “240” ファイル制御電文拡張エリア不一致 “241” データ圧縮・復元エラー “242” 最大テキスト長オーバ “243” 通信年月日時分秒エラー “245” 規定外の電文区分コードを受信した “246” TTC 電文区分エラー “900” 送受信ファイルオープンエラー “901” 送受信ファイルが他のプロセスで使用中 “902” 送信ファイル読込エラー “903” 受信ファイル書き込みエラー “904” 送受信ファイルの排他制御エラー “998” 子プロセスの生成エラー “999” フェーズエラー(プログラム内部エラー)

(40)

5 章 全銀 TCP クライアント

この章では、全銀

TCP クライアントの使用方法について説明します。

5-1 全銀 TCP クライアント起動

5-2 通信パラメータ

5-3 拡張設定ファイル

5-4 EBCDIC コード体系設定ファイル

(41)

5-1 全銀 TCP クライアント起動

全銀TCP クライアントは、事前に作成した通信パラメータ(「5-2 通信パラメータ」で説明)を元に、コマ ンドラインから起動する事も可能です。

全銀TCP クライアントを起動する場合は、root 権限で以下のコマンドを実行してください。

# (EDIWave 全銀 TCP サーバのホームディレクトリィ)/zclient prmfile [-s]

prmfile ……… 通信パラメータファイル名(必須)

-s 又は –S ……… 指定すると、通信状態の表示を行いません。

-s 又は、-S の指定が無い場合、以下様に通信状態がコンソール上に表示されます。

# (EDIWave 全銀 TCP サーバのホームディレクトリィ)/zclient prmfile 90-000 : 通信パラメータチェック中 70-000 : コネクション確立中 00-000 : 開局要求電文送信中 01-000 : 開局回答電文受信中 10-000 : 開始要求電文送信中 11-000 : 開始回答電文受信中 50-000 : データ電文送信中 レコード件数=123 テキスト件数=123 12-000 : 終了要求電文送信中 13-000 : 終了回答電文受信中 02-000 : 閉局要求電文送信中 03-000 : 閉局回答電文受信中 99-000 : 正常終了 エラーコード 状態コード ※ 各コード内容については、第4章を参照ください。

(42)

5-2 通信パラメータ

全銀TCP クライアントで通信を行う場合、通信パラメータファイルが必要になりますので、通信を行う前 にエディタなどで作成しておいてください。 このファイルは、「パラメータ名 = 値」のテキスト形式で作成し、以下のパラメータが存在します。 パラメータ名 内 容 有効桁数 省略 ORDER_NAME 任意の業務名称を指定します。 50 可 TTC_TYPE TTC 接続形態区分を指定します。 “0” = ベーシック手順, “1” = パソコン手順(省略時) 1 可 TRN_DATE 通信年月日を”YYMMDDHHMMSS”で指定します。 省略時は、システム時間が設定されます。 12 可 SCOPE_OUT スコープファイル出力有無を指定します。 “0” = 出力しない(省略時) “1” = 出力する 1 可 TO_ADR 接続先のホスト名又は、IP アドレスを指定します。 128 不可 TCP_PORT TCP ポート番号を、1~65535 の間で指定します。 省略時は、5020 が設定されます。 6 可 CENTER_CD 相手センター確認コードを指定します。16 進数(0~9, A~F)以外の文字は指定できません。 14 不可 STATION_CD 当方センター確認コードを指定します。16 進数(0~9, A~F)以外の文字は指定できません。 14 不可 ZENGIN_PWD 全銀パスワードを指定します。通信時には、EBCDIC コードに自動変換されます。 6 不可 { マルチファイル転送を行う場合、1ファイル分の設定開始時に指定します。 1 可 TRN_MODE 送受信モードを指定します。 “0” = 送信モード(省略時) “1” = 受信モード 1 可 ZENGIN_FILE 全銀ファイル名を指定します。通信時には、EBCDIC コードに自動変換されます。 12 不可 FILE_ACCKEY ファイルアクセスキーを指定します。 通信時には、EBCDIC コードに自動変換されます。 6 不可 REC_LEN レコード長を、1~32762 の間で指定します。 可変長(バイナリ)の場合、88888 を設定します。 可変長(テキスト)の場合、99999 を設定します。 5 不可

(43)

パラメータ名 内 容 有効桁数 省略 TEXT_LEN このパラメータは、送信時で且つ、ブロッキング有りの場合にのみ 有効となります。 “0” = 256 バイト “1” = 2048 バイト(省略時) “2” = 32767 バイト 1 可 TRNCNTL_EX 通信制御電文拡張エリアを指定します。省略時は、ヌルが設定されます。 34 可 NOCHK_TRNCN TL_EX “1” = 通信制御電文拡張エリアの一致チェックを行いません。 “1”!=通信制御電文拡張エリアの一致チェックを行います。(省略時) 1 可 FILECNTL_EX ファイル制御電文拡張エリアを指定します。省略時は、ヌルが設定されます。 14 可 NOCHK_FILEC NTL_EX “1” = ファイル制御電文拡張エリアの一致チェックを行いません。 “1”!= ファイル制御電文拡張エリアの一致チェックを行います。(省略時) 1 可 FILE_INF ファイル補助情報を指定します。 省略時は、ヌルが設定されます。 17 可 NOCHK_FILE_I NF “1” = ファイル補助情報の一致チェックを行いません。 “1”!= ファイル補助情報の一致チェックを行います。(省略時) 1 可 CRLF デリミタ挿入/削除指示を指定します。 “0” = そのままのイメージ(省略時) “1” = 1 テキスト毎に CR を挿入 “2” = 1 テキスト毎に LF を挿入 “3” = 1 テキスト毎に CRLF を挿入 “4” = 1 テキスト毎に LFCR を挿入 “5” = 1 レコード毎に CR を挿入 “6” = 1 レコード毎に LF を挿入 “7” = 1 レコード毎に CRLF を挿入 “8” = 1 レコード毎に LFCR を挿入 ※ 送信時に”0”以外を指定した場合、LF/CR を除いたデータを送信 します。 1 可 EOF EOF 挿入/削除指示を指定します。 “0” = そのままのイメージ(省略時) “1” = ファイルの最後に EOF(0x1A)を付加します。 ※ 送信時に”0”以外を指定した場合、ファイル最後の EOF を送信し ません。 1 可 EXEC_OK 通信が終了した際に実行するコマンドを設定します。また、以下の マクロを含む設定が可能です。 %USER% ... 接続先名称 %CENTERCD% ... 相手センター確認コード %ZFNAME% ... 全銀ファイル名 %FILE% ... 送受信ファイル名 %ST-DATE% ... 通信開始日時 %ED-DATE% ... 通信終了日時 %STATUS% ... 終了コード 256 可 EXEC_NG 256 可 } マルチファイル転送を行う場合、1ファイル分の設定終了時に指定します。 1 可

(44)

【 パラメータファイル作成例 】 ORDER_NAME = ベーシック手順で送信後に受信 TTC_TYPE = 1 TO_ADR = 192.169.1.100 CENTER_CD = 12345678901234 STATION_CD = 09876543214321 ZENGIN_PWD = 123456 { ZENGIN_FILE = 502000010100 FILE_ACCKEY = 123456 REC_LEN = 120 LOCAL_FILE = /home/send_data } { TRN_MODE = 1 ZENGIN_FILE = 502012340100 FILE_ACCKEY = 123456 REC_LEN = 251 LOCAL_FILE = /home/recv_data }

5-3 拡張設定ファイル

全銀TCP サーバ Ver 2.3 より、拡張設定ファイルを追加致しました。(クライアント機能のみ) 通信パラメータで「FUNC_EX = 1」を設定すると、通信パラメータファイル名の末尾に “.opt” を付加した ファイルより、以下の拡張設定を取得します。 パラメータ名 内 容 有効桁数 省略 JISEBC_TBL JIS(ASCII)コードを、EBCDIC コードへ変換する際のコード体系設定ファイル名を指定します。 255 可

(45)

5-4 EBCDIC コード体系設定ファイル

全銀TCP サーバ Ver 2.3 より、通信制御電文及びファイル制御電文で使用する EBCDIC コード体系を、 設定ファイルより指定する機能を追加致しました。(クライアント機能のみ)

EBCDIC コード体系設定ファイルは、ASCII コードに対応する EBCDIC コードを並べた 256 バイトのバ イナリファイルであり、バイナリエディタなどから任意のコード体系を設定する事が可能です。

本製品には、以下のコード体系ファイルを同梱しております。

なお、本機能を使用しない場合、付録1 EBCDIC コード表に基づき変換を行います。

5-4-1 EBCDIC-E

(jisebc.1 及び jisebc.5)

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F 0 NUL DLE DS SP & - コ テ ハ ム リ { } \ 0 1 SOH DC1 SOS . ゥ / サ a j ~ ル A J . 1 2 STX DC2 FS SYN 。 ェ イ シ b k s レ B K S 2 3 ETX TM 「 ォ ウ ス c l t ロ C L T 3 4 PF RES BYP PN 」 ャ エ セ d m u ワ D M U 4 5 HT NL LF RS 、 ュ オ ソ e n v ン E N V 5 6 LC BS ETB UC ・ ョ カ タ f o w ゙ F O W 6 7 DEL IL ESC EOT ヲ ッ キ チ g p x ゚ G P X 7 8 CAN ァ ー ク ツ h q y . H Q Y 8 9 EM ィ ア ケ ` i r z . I R Z 9 A SMM CC SM [ ] | : ト ヒ メ . . . . . B VT CU1 CU2 CU3 . $ , # ナ フ モ . . . . . C FF IFS DC4 < * % @ ニ ヘ ヤ . . . . . D CR IGS ENQ NAK ( ) _ ' ヌ ホ ユ . . . . . E SO IRS ACK + ; > = ネ マ ヨ . . . . . F SI IUS BEL SUB ! ^ ? " ノ ミ ラ . . . . .

5-4-2 EBCDIK-HITACHI 系

(jisebc.2)

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F 0 NUL DLE DS SP & - j s ソ w y { } \ 0 1 SOH DC1 SOS 。 ェ / k ア タ ~ z A J . 1 2 STX DC2 FS SYN 「 ォ b l イ チ ヘ . B K S 2 3 ETX TM 」 ャ c m ウ ツ ホ . C L T 3 4 PF RES BYP PN 、 ュ d n エ テ マ . D M U 4 5 HT NL LF RS ・ ョ e o オ ト ミ . E N V 5 6 LC BS ETB UC ヲ ッ f p カ ナ ム . F O W 6 7 DEL IL ESC EOT ァ . g q キ ニ メ . G P X 7 8 CAN ィ ー h r ク ヌ モ . H Q Y 8 9 EM ゥ a i ` ケ ネ ヤ . I R Z 9 A SMM CC SM [ ] | : コ ノ ユ レ . . . . B VT CU1 CU2 CU3 . $ , # t u x ロ . . . . C FF IFS DC4 < * % @ サ v ヨ ワ . . . . D CR IGS ENQ NAK ( ) _ ' シ ハ ラ ン . . . . E SO IRS ACK + ; > = ス ヒ リ ゙ . . . . F SI IUS BEL SUB ! ^ ? " セ フ ル ゚ . . . .

(46)

5-4-3 EBCDIC-IBM 系

(jisebc.3)

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F 0 NUL DLE DS SP & - [ ] ソ ~ ^ { } \ 0 1 SOH DC1 SOS 。 ェ / i ア タ . . A J . 1 2 STX DC2 FS SYN 「 ォ a j イ チ ヘ . B K S 2 3 ETX TM 」 ャ b k ウ ツ ホ t C L T 3 4 PF RES BYP PN 、 ュ c l エ テ マ u D M U 4 5 HT NL LF RS ・ ョ d m オ ト ミ v E N V 5 6 LC BS ETB UC ヲ ッ e n カ ナ ム w F O W 6 7 DEL IL ESC EOT ァ . f o キ ニ メ x G P X 7 8 CAN ィ ー g p ク ヌ モ y H Q Y 8 9 EM ゥ . h ` ケ ネ ヤ z I R Z 9 A SMM CC SM . ! | : コ ノ ユ レ . . . . B VT CU1 CU2 CU3 . \ , # q r s ロ . . . . C FF IFS DC4 < * % @ サ . ヨ ワ . . . . D CR IGS ENQ NAK ( ) _ ' シ ハ ラ ン . . . . E SO IRS ACK + ; > = ス ヒ リ ゙ . . . . F SI IUS BEL SUB . . ? " セ フ ル ゚ . . . .

5-4-4 EBCDIC-NEC 系

(jisebc.4)

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F 0 NUL DLE DS SP & - k t ソ x z { } \ 0 1 SOH DC1 SOS 。 ェ / l ア タ ~ . A J . 1 2 STX DC2 FS SYN 「 ォ c m イ チ ヘ . B K S 2 3 ETX TM 」 ャ d n ウ ツ ホ . C L T 3 4 PF RES BYP PN 、 ュ e o エ テ マ . D M U 4 5 HT NL LF RS ・ ョ f p オ ト ミ . E N V 5 6 LC BS ETB UC ヲ ッ g q カ ナ ム . F O W 6 7 DEL IL ESC EOT ァ a h r キ ニ メ . G P X 7 8 CAN ィ ー i s ク ヌ モ . H Q Y 8 9 EM ゥ b j ` ケ ネ ヤ . I R Z 9 A SMM CC SM [ ] | : コ ノ ユ レ . . . . B VT CU1 CU2 CU3 . \ , # u v y ロ . . . . C FF IFS DC4 < * % @ サ w ヨ ワ . . . . D CR IGS ENQ NAK ( ) _ ' シ ハ ラ ン . . . . E SO IRS ACK + ; > = ス ヒ リ ゙ . . . . F SI IUS BEL SUB ! ^ ? " セ フ ル ゚ . . . .

(47)

5-4-5 EBCDIC 変換無し(JIS コード)

(jisebc.6)

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F 0 NUL DLE SP 0 @ P ` p DCS . ー タ ミ . . 1 SOH DC1 ! 1 A Q a q PU1 。 ア チ ム . . 2 STX DC2 " 2 B R b r PU2 「 イ ツ メ . . 3 ETX DC3 # 3 C S c s STS 」 ウ テ モ . . 4 EOT DC4 $ 4 D T d t IND CCH 、 エ ト ヤ . . 5 ENQ NAC % 5 E U e u NEL MW . オ ナ ユ . . 6 ACK SYN & 6 F V f v SSA SPA ヲ カ ニ ヨ . . 7 BEL ETB ' 7 G W g w ESA EPA ァ キ ヌ ラ . . 8 BS CAN ( 8 H X h x HTS ィ ク ネ リ . . 9 HT EM ) 9 I Y i y HTJ ゥ ケ ノ ル . . A LF SUB * : J Z j z VTS ェ コ ハ レ . . B VT ESC + ; K [ k { PLD CSI ォ サ ヒ ロ . . C FF FS , < L \ l | PLU ST ャ シ フ ワ . . D CR GS - = M ] m } RI OSC ュ ス ヘ ン . . E SO RS . > N ^ n ~ SS2 PM ョ セ ホ ゙ . . F SI US / ? O _ o DEL SS3 APC ッ ソ マ ゚ . .

(48)

付録

1 EBCDIC コード表

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F 0 NUL DLE DS SP & - ソ { } \ 0 1 SOH DC1 。 ェ ア タ ~ A J . 1 2 STX DC2 FS SYN 「 ォ イ チ ヘ B K S 2 3 ETX DC3 」 ャ ウ ツ ホ C L T 3 4 、 ュ エ テ マ D M U 4 5 HT LF LF RS ・ ョ オ ト ミ E N V 5 6 BS ETB ヲ ッ カ ナ ム F O W 6 7 DEL ESC EOT ァ キ ニ メ G P X 7 8 CAN ィ ー ク ヌ モ H Q Y 8 9 EM ゥ ` ケ ネ ヤ I R Z 9 A CC ¢ ! | : コ ノ ユ レ

B VT CU1 CU2 CU3 ・ \ , # ロ C FF IFS DC4 < * % @ サ ヨ ワ D CR IGS ENQ NAK ( ) _ ' シ ハ ラ ン E SO IRS ACK + ; > = ス ヒ リ ゙ F SI IUS BEL SUB ! ^ ? " セ フ ル ゚

(49)

EDIWave 全銀 TCP サーバ 操作説明書

2000 年 12 月 第 1 版 2001 年 3 月 第 2 版 2001 年 8 月 第 3 版 2005 年 9 月 第 4 版 2005 年 10 月 第 5 版 2006 年 2 月 第 6 版 2006 年 11 月 第 7 版 2007 年 1 月 第 8 版 2007 年 11 月 第 9 版 2008 年 5 月 第 10 版 2009 年 11 月 第 11 版 2010 年 4 月 第 12 版, 第 13 版 2010 年 11 月 第 14 版 2011 年 1 月 第 15 版 2011 年 3 月 第 16 版 2011 年 6 月 第 17 版 2011 年 8 月 第 18 版 2013 年 3 月 第 19 版 2014 年 8 月 第 20 版 2014 年 11 月 第 21 版

参照

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