東京電力パワーグリッドの海外事業の取り組み
2018年 3月 9日
東京電力パワーグリッド株式会社
事業開発室
PGの目指す方向性(全体像)
PGは、電力安定供給・安全の確保と託送原価低減の両立を果たすことで、日本の産業競争力と国民生活 の質的向上を後押しすることを使命としている。その送配電事業者としての使命を全うしつつ、継続的な収益 確保と企業価値向上を達成し、送配電事業者として成長し続けていくことを今後のビジョンとして掲げ、達成に 向けて、 “極める”、“創る”、“拓く” 「3つの挑戦」に取り組んでいる。 送配電事業者の使命 事業領域拡大 世界の リーディングカンパニーへ • 世界トップ水準の 供給信頼度と託送原価 • 送配電ネットワークの広域化 • 国内託送外事業の推進 • 海外送配電事業への参画 • グローバル企業への成長 • 福島をはじめとした ステークホルダーへの責任全う重点領域とターゲット地域
事業拡大における柱の一つとして海外事業を位置づけ、事業参画の可能性のある6つの重点
領域を特定
情報収集・人脈構築、海外人財育成、事業運営ノウハウ蓄積等のためにコンサルティング(⑥)
を戦略的に活用しながら、①~⑤の重点領域において、海外事業の拡大を目指す
6つの重点領域 主なターゲット地域 欧米、アジア 欧米 アジア 島嶼国、島嶼地域他 取り組み概要 地下変電所建設 新島NEDO実証 個別案件組成中 個別案件組成中 蓄電池ソリューションP10
P11
①送電線建設運営事業 再エネ電源線建設PJなど ②新規事業 アンシラリーサービス市場他 ③特電事業 特定エリアにおける電気供給 ④再エネ拡大における事業 ⑤システム輸出案件の実施海外送配電事業への展開 ~コンサルティング~
今まで国内で蓄積された経営資源や専門的知識・技術を活用し、海外でのビジネスチャンスを
模索し、海外での活躍の場を拡大
海外事務所を通じて国際交流を推進し、世界各地域のニーズに応じた投資事業やコンサル
ティング事業を積極的に展開していく
海外送配電事業の展開例(スリランカ 電力マスタープラン策定PJ)
スリランカの位置と電力系統の特徴 最大都市:コロンボ周辺 に負荷の大部分が集中 インド 送電系統図 スリランカでは近年の経済成長に伴い電力消費量が年約4%で増加 しており、電源の多様化やピーク負荷対応の電源確保が至近の課題 政府は再エネ大量導入による、中長期的な電源確保を志向 本事業では、最新の技術動向を反映した発電、送電、配電開発 計画を含む、2040年までの電力マスタープランを提案 再生可能エネルギーの導入検討の他、バッテリー等の系統安定化 設備の導入も検討海外送配電事業の展開例(カンボジア送配電O&M)
カンボジア電力公社 (EDC) PESTECH カンボジア現地法人 TTNI 東京電力HD,PG TTNI クラティエ変電所 カンポンチャン変電所 機器提供 O&Mコンサルティング 技術検討、役務提供 230kV送電線 230kV SS鉄構 設備諸元 230kV送電線 135km,2回線送電線、 OPGW 230kV 変電所 1バンク変電所 (50MVA, 200MVA) 230kV 6回線@SS プノンペン 北部発電所ユニットカンボジア独立送電線O&M事業-O&M研修
TTNIはTEPCOの人材・運用技術・ノウハウをベースに、運転保守(O&M)研修事業を実施 運用開始にあたり必要な運転・保守体制および雇用スタッフ技術レベルの提案、実施のための運転・保守 マニュアルの作成および新規運転保守員への教育を行うコンサルティング役務を提供 期間は2016年末から2017年2月まで TTNIは運転開始後のO&M事業についてPESTECHとMOU締結、詳細検討中海外O&M事業展開(次世代監視制御システム)
超高圧変電所 (51変電所) 500kV変電所 (27変電所) 一次変電所 (80変電所) 配電用変電所 発電所 電力制御システム(SCADA*) : 発電所からの電気の流れをコントロールしながらお客さまへ届けるためのシステム 基幹系統給指令システム 都心系統給制御システム 地方給電システム 配電制御システム 500kV制御所システム次世代SCADA
*Supervisory Control And Data Acquisition 中央給電指令システム