• 検索結果がありません。

シート角度が立ち上がり動作時の体幹前傾に及ぼす影響

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "シート角度が立ち上がり動作時の体幹前傾に及ぼす影響"

Copied!
8
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

理 学 療 法 学

 

第31巻 第1号

 

21

28

2004

D

21

報    告

角 度

が 立

り動作 時

体 幹

影響

丸 田

* *

要 旨

 

本 研 究

の 目

は,

椅 子

の シ

角 度

立 ち 上

り動 作 時

体 幹 前傾

す 影響

ら か に

るこ と で あ る

は]

8

29

平均 年 齢

20

8

±

2

9

) 歳

健 常 若 年 者

52

名 (

26,

26

る。

椅 子

の シ

角 度

10

5

水 平

0

前 傾

5

度 お よ び 前 傾

10

度の

5

条 件 と し た

立 ち 上 が り動 作 時の

体 幹 前傾 角 度

腿 角 度 お

よ び 立

が り動作 時 問 を 計測

し た。

計測

解析

に は

2

動 画 解 析

シス テ ムを 用い た

その結 果

体 幹 前

角 度

0

に 比べて

後 傾 位

有 意

増 大

前 傾 位

有 意

減 少

した。

ド腿 角 度

水 平

0

に 比べて

後 傾 位

減 少

傾 位

大 し た

立 ち 上 が り

動作

間 は

0

べ て

後傾 位

有 意

延 長 し

た。

体 幹 前 傾 角 度

下 腿 角 度

とでは

有 意

相 関

体 幹 前 傾 角 度

と 立 ち 上 が り

時 問

とで は

有 意

の正の

関 が 認 め ら れ た

角 度

後傾

によっ て

上が

り動 作 時

体 幹 前傾 角 度

る こ とが

ら か と なっ た

角 度

傾 が も た ら す

幹前

増 大

齢 者

片 麻 痺 者

か らベ ッ ドや

洋 式 便 器

へ の

移 乗 な

どに おい て

上が

り動作

を 必

る 冂

活活

るロ

能 性

が あ る

と推

測 さ れ た

そ の よ

な 困

難性 を解 消 す

る た め に は , シ

角 度 を動

凵的に応 じて調 整 する必 要

のあ ること が 示 唆 さ れ た

 

角 度

立 ち トが

り動作

体 幹 前 傾

は じ め に

  車

いすの

JIS

規 格で は

平 面 に 対 す る シ

トパ イプ の

角 度 (

参 考 値

1

〜9“

) が

ト角 度

と して

さ れ てい る1)

角 度

座 位

安 楽 性

安 定 性

る た め に 通

で は

0

5

設 定

さ れ る2)

標 準

で は

後 傾

3

4

°

多 く設 定

さ れる

角 度

る。

脊 髄 損傷 者

で は

体 幹

安 定 性

る た め に

10〜

 

20

 

以 上

け る

角度

後 傾

お け る

姿 勢

た す

役 割

大 き

 

し か し な が ら

度の

傾 が

大 き く

な る

ち ヒが

り動 作

に支

を 来 た すこと が あ る

高 齢 者 や 片 麻

痺 者

ベ ッ

洋 式 便 器 な

どへ の立

位 移 乗

で は

立 ち

上 が

り動 作

容 易性 が 問題

る。

す 本 体

の シ

角 度

な く て も, ス リング シ

トの

みや

クッ ショ ンの沈 み 込 み な ど に よっ て

か け 上の シ

度 が 大 き くなっ てい るこ

上 が

り動 作

 The  工nnuence  of Sc

[馬t 八ngle  on Forward Trunk  In

lin

Ltk

n

  During SiL

Lo

Stand * *

まる た老年リハ ビ リ研 究所

 (〒921

8013 石川県金沢市新 神田1

6

L)

 KnzLtc}Maruta

 MS

 RPT:MaUa Rcscarch InstiLuLe

 Rehabilitatien

  Sciencc and  IleaLth Lo[1Revity

  〔受付L[20〔}3年 4 月 2日/受理 凵 2003 年8月30H ) の

容 易 性

は 座 面 高 や 足 位によっ て変 動 す る が

その科 学 的

根 拠

につ い て

はす

で に

先 行研 究

れて いるll)。 とこ ろ が

度 が 立 ち 上 が り

動 作

与 え

影 響 を

解 析

し た

研 究

は み

た ら ない 3}

そこで

回 はシ

角 度

後 傾

椅 子

か らの立

上 が

り動 作 時

体 幹 前 傾

を 強 要 し

痛 症

などの

筋 骨 格 系 負 担 を引 き起

能性

が あ る と

わ れ てい る4}こと に

目 し て

んだ

  脊 柱

運動

運動 学 的

に み て

6

自山度 を有 す

骨の

き と

脊 柱 全 体

動 き

屈 曲

伸 展

側 屈

旋 )

か ら なる

し か し

身体

動 作 が 粗 大 な動 作であ れ ば

一・

つ の

線 運 動 (

並 進 運動

も言 う)

量で あ る ため

視で きる

囲に

脊柱

運 動

単純 化

さ れ た

固 定

軸 ま わ りの純 粋 な 回

と してみ な

ことが で き る5〕

での

の屈

骨 盤

連 結

さ れ た

つ の

柔軟 性

の ない リンクと み な し

線 形 力 学モ デル の独 立 変

体 幹

傾 斜

と して

表 現

で き る

AnderSon

らen は 鉛

直線

対 す

る 肩 峰

大 転 子

線 軸

とのな

す 角 度 を体 幹

傾 と して力 学モデルを 作 成 している

体 幹

厳密

に は

剛体

と してみ な すこ とがで き ない が

動 学

的 な

析で あ れ ば

体 幹

的 位 置

変位

る こと は 可 能 で あ る

 

こ の よ

体 幹 前 傾 は 臨 床 座 標 系 を 基に し た

指 標

(2)

22

理学療 法 学   第31 巻第1号 表1 対 象 者       健 康 成 人 (n

52)         (男26

女26) 平 均 値±標 準 偏 差       範 囲

4

歯含〔yrs)

長〔cm

体重(kg〕

BMIa

脛骨上縁

1

cm

20

8

 ± 

2

9

165

8

 ± 9

0

58

O ± IO

1

21

O

±

2

7 42

9 ± 2

6 18

29150

18243

100

17

5 

32

037

48

…1Body  Mass Idex

 

kgm

1 床両

脛 骨 上 縁 距離

あ り

関 節

∫動

測 定 な

ら びに

標 示 法

空 問的 垂

水 平 軸 を規 定

した

角 度標

小 に

類 似 す

し た がっ て

そ こ か ら

か る こ と は

体 幹

とい

う胴 体

T

〔}rso

が ど れ だ

け 前 方

傾 斜

ている か とい

う事 実

る5)7,

研 究

で は

角 度

が立ち トが り動

時の体

幹 前

傾 に 及 ぼ す

2

次 元

シス テ ムに よっ て運

動 学 的

Kinematics

ら かに

る こ とで

る。

対 象

方 法

1

対 象

  対 象

健 常 若 年 者

52

26

26

) を被 験 者

と し た (平 均

年 齢

20.

8

±

2.

9

18

29

) 歳 )

被 験 者の身

属 性

1

し た

被験 者

は 全

員 学

生 ボラ ン テ ィア で

あ り

ら かな

神 経 筋 肉 系

及び

節 系

疾 患

す る

の はみ ら れ な かっ た

被 験 者

に は

究の 目 的 と

明 し て

へ の

意 を

2

測 定 方 法

 

角 度

す 角度

名 称

定 義

〔シ

度 を

t−“

ゼロ

t■“

tt

IE”

前 座 高 が 後 座 高

り高 く座 面 が 後 方

傾 斜

ゼロ

座 而

水 平

tt

前座

高 が

座 高 よ り低 く座 面 が 前 方 に 傾 斜 ) に し た が っ て

 

10

 

後 傾

5

  水 平

0

  前 傾

5

 

10

度の

5

条 件

と し た

上 が

り動 作

使

用 した

椅 丁

面 高

調 節

電 動 式 昇 降 椅

コ ク ヨ

ア シ ス タ ン

ド座 イ

HE −CJES20K

) で あ る

仕 様

座 幅

45cm

43

5

 cm

24

5

 crn

背 高

78cm

もたれ 角 度

105

°

角 度

4

°

昇 降

範 囲

11

5

50cm

座 面

材 質

硬 質

ウレタンフ ォ

ム 張 りで

る。 シ

角 度

5

条 件

の設 定 は 合 板 と 角 材 を 椅 子 脚 部に

人 して

なっ た。

r一

座 高は常 に 脛

上 縁 高 と

 

致 す る よ

う電動 昇 降装 置

調 節

し て

接 地 す

る よ

に し た

ま た

奥 行

きは下 腿 後 面 と座

面 前

部との問に2横 指の 隙 間 がで きる よ

う調

整し た

 

立 ち 上 が り動 作 は 普 通の速 さで

足 を引 く位 置

を 規

背 も

たれ に

りか か ら ない椅 座

か ら IIL

まで と し た

その

股 問 部

両 手

み上

影 響

け ない

肢 位

と し た,

各 被験 者

数 回 練 習 し

を と り

が ら

各 座 面 角 度

での 立ち トが り 動 作 を

2

5

条 件

の シ

は ランダム

化 処

理 し た

っ た

 

動 作 解 析

2

シス テム (ライ ブラリ

Carrot

い て

っ た。

画 像

取 り込

み は

家 庭 用

デ ジタル ビデ オ カ メ ラ

ソニ

社 製

で撮

し た 動 画 (サ ンプ リング 頻

30

コ マ /秒

をノン リニ

DV

で き る

DV

キャ プ チャソ フ ト

DVgate

で ノ

トパ ソ コ ン 〔ソ ニ

社 製 )

取 り込

ん だ。

2

次 元 座 標

計 算

に は

Windows

パ ソ コ ン ソ フ ト

Move−Tr32

2D

ラ イ ブラ リ

製 ) を 用い た

画 像 処 理 は

2

次 元

DLT

two

dimensional

 

Direct

 

Linear

 

Transformation

 

Method

) 法

によっ て

身体

5

箇 所

に 取 り付 け たマ

カを デ ジ タ イ ジン グ し た

t

 

カ は ビデ オ カメ ラ の ライ

反 射 す

hl

カ (ラ イブ ラリ

社 製

直 径

4crn

> を

 

肩 峰

 

1

 

大 腿 骨

外 果

 

5

骨 頭

に そ れ ぞ れ 両

プで

貼 り付 け

 

デ ジタル ビ デ オカ メラ は

被 験 者

右 方

5m

れ た

か ら

カメ ラの

光軸 と椅

子の

ド面

直 交 す

る よ

に 三 脚 を 用いて座 面の

さに

わ せて

設 置

し た。 キャ リブレ

シ ョ ン は

を計 測 座 標

原 点 と

し て

鉛 直 線

上の

L

lm

で 行っ た

各 被 験 者の デ

タ は 立 ち 上 が り動

2

H

計 測 値

と し た。

  光学 的

1

測 法

に よる

身 体動 作

0)

画像 解析

身 体 座 標 系

へ の

変換

が 大 きい の で

原 則 的 に は

3

次 元

が 望 ま しい

し か し

本 研 究 で は

計測 指標

と なっ た

体 幹 前

傾 が その運

を 矢 状

とい

う単

平 而

限 定

る た め

2

次 元 計 測 法 を 採

用 し た

その理

由 と

し て

2

剖測 法

は カメラ の

位 置 を

方 向

交 するよ

に配

す れ ば

2

次 元

DLT

に よっ て

計 測 誤 差

補 正

∫能

の カメラ で

撮影

し た

画 像

VTR

に よっ て取 り 込 みで き る 機 種であ れ ば

に 大 き な

負 担

を か け

記 録 す

るこ と

る こと。 さ ら に は

高 額

で大

きな実 験 装 置 を持

高齢 者施 設

在 宅

な どの フ ィ

ル ドにおい て

タを

ること がで

る こと

どで

るδ1

3

タ の

解 析

 

画 像

計 算

を基

角 度

(図

1

と 時

指 標

と し た

体 幹 前 傾 角 度

は立

ヒが

り動 作

に お ける第

1

の 動 作 開 始 か ら殿

部 離床

までの

体幹

前 傾

度 を

殿 部 離 床

θ

D

」, 第

2

殿 部 離 床

か ら 立

位 ま

でσ)

幹 前 傾

角 度 を 「

i

ち 上 が り 期 (θ

2

と して

れ の

Y

軸 角 度

肩 峰

大 転 予 線 と

Y

軸 との 間の

角 度

) を 求めた

下 腿 角 度は殿

部 離 床 期

での 最 大

Y

軸 角 度

(3)

ト角 度が立 ち上 が り動 作 峙の体 幹

傾 に 及 ぼす 影響

23

腿 骨 外 側

果 線 と

Y

との

角 度)

め たtt 立 ち 上 が り

動 作 時 間

動 作

始 と終 了 を

椅 座 位

お よび 立

で の

角 度

OD

を 基 準

と して

画 像

の シ

ン数 か ら

出 し た

ま た

殿 部 離

大転 子 部

け た マ

め た 時の

画 像

と し た

得 ら れ た デ

タは

統 計 解 析

ソ フト

SPSS

Dr.

 

SPSS

 

II

 

for

Windows

を 用い て

分 散 分 析

ANOVA

重 比

重 回帰 分 析

に よっ て

有 意 差

検 定 を 行

っ た

p<

0.

05

1

計 測 精 度

 

像 処

理の

計 測 精 度 を検 討 す

る た め に

ゴニ

タ にマ

カ を 貼 り付 け て 撮

した

画 像

20

回デ ジ タ

ニ ン グ して

再 現 性 試

験 を 行っ た

2

a は ゴニ オメ

Y軸 Y 軸   θ1 Y軸 θ2 α 殿部離 床期 立 ち上 が り期

       

図1 計 測

度         θ

1

:殿 部 離 床期 体 幹前 傾 角 度         θ2 :立 ち

L

が り期 最 大体 幹 前 傾 角 度         a :下 腿角度 立 ち

トが り動 作の区 分は

1

相が殿 部 離 床 期 (動 作 開 始か ら 殿部 離 床 まで)

第2相が 立 ち 上 がり期 (殿 部離 床 か ら立位 姿 勢ま で )で ある

タ の

基 本 軸

直線

置 き

移 動 軸

60

°

に し た

対 し

画像

ヒで

計 測

し た

Y

軸 角 度

正 規 確 率

プ ロ ッ

プロ ッ トは ほ ぼ

直線

に並 び 分 布 は 正 規

分 布 型

し た

正 規

検 定

では

60

1

±

0

04

°

±

標 準 偏

K

〔}

1mogorov−Smirno

輔 貪定

で は p

=O.

200

Shapiro

−Wllks

検 定

で は

p

=0.

69

れ の

結 果

におい て

も正 規 分 布

た がっ てい た

2

b

には

ゴニ オメ

タの

角 度 を

O 〜

90

°

10

°

20

つ マ

を 貼 り直

して反

復 撮

画 像

ヒで

測 し た

Y

軸 角 度の 平

均 値

真 値 (

ゴニ オメ

タ の

角 度 )

との

相 関

検 討

し た

を 示

した

Spearman

順 位 相 関係 数

0

999

両者 間

有 意

相 関 関

め ら れ た

L

計 測

し た

Y

度の 信 頼 性 が

得 られ

た。

2

差 と 交 互

 

2

の モ デ ル

1

被 験

の属

性 因 予

年 齢

お よ び

BMI

性 別

に よ る差 を

検 討

し た もので あ る

その

t

年 齢

0,

466,BMI

 

1.

272

あ り

も性 別

に よ る

有 意

差 は み ら れ な かっ た

ま たモデル

2

に は

角 度 別

殿 部離 床 期

θ

1

立 ち 上 が り

(θ

2

下 腿

角 度

立 ち上

り動 作 時 間

性 別

との

2

配 置 分 散 分 析

Mauchly

球 面 性 検 定

に よ る 結 果 を 示

た。

F

は 殿

床 期 (

θ

1

0,

990,

上 が

期 (

θ

2

1

238

ド腿 角

O

904

立 ち 上

り動 作 時 間

0

423

で あ り, い

も両 者 聞

に は

作 用

は み ら れ

性 別

による差 も み ら れ な かっ た。

3.

体 幹 前傾 角 度

 

3

には

男 女

52

の シ

角 度 別

体 幹

角 度

結 果

殿 部離 床

θ

1

と 立

上が

り期

〔θ

2

に 20151e500

5

10 ○

15  597   59

臼  599   600   601  602   603  604  605 真 値 観測1直 (

 } a  正規 確 率プロ ッ ト 90 

 

 

°

 

80 :

ii

 

z

40i

    .

    

lii

..

  

  0      1D     20     30      40     50     60

tt

− 一

計測 値 (

t

) b 真 値 と計 測値との相 関 70     80r

0

999

 真  値

1

測 値

1

紲 議鮮

均 値. 差、。

E

。 肺 礁 辮 は,

・… K、lm。9.,。。

・・

iMIOV

 

tfi

定・

P

・169 ・

Shap

酬 ・

k

bはゴニ オメ

p<

0

05

〔Spearman の順位 相 関係 数 )

       図 2 計 測精 度と信 頼性

タによ る基準角 度

60

20

回デジタイニ ン グ し て得ら れ た1由

1

ヒの

Y

軸 角 度の⊥

E

規 確 率プロ ッ トである

その平 均 は

(4)

24

理学 療 法 学

 

31

第亅号 分 けて

し た

 

殿 部 離 床 期 (

θ

1

で は

水 平

0

39

」士

9

0

°

に 対 し て

後 傾

5

43

9

±

11

2

10

48

6

±

O

3

有 意

増 大

後傾

5

度 と後 傾

10

度 とで

も有 意 差 が 認

め ら れ た

水 平

0

39

1

±

9

O

°

5

372

±

8.

ブ とでは

有 意 差

見 ら

10

36

6

±

IO

5

と で は

有 意

減 少

め ら れ た

 

立 ち ヒが り期 (θ

2

)で は

水 平

0

47

1

±

9

 

2

し て

5

52

3

±

12

2

°

後 傾

10

59.

±

1

3D

意に

大 し

前 傾

5

と 前 傾 ユ

0

度 とで も

有 意 差

め られ た

ま た

FO

47

1

±

9.

2

°

し て

5

43.

9

±

9

6

°

前 傾

10

42

6

±

10

2

°

有 意

少 し た が

前 傾

5

10

度 とで は

有 意 差

は み

か っ た

4

下腿 角 度

お よ び 立 ち ヒが り

動 作 時 間

 

4

は男

52

名の シ

角 度 別

の下

腿 角

度 お よ び 立 ち トが り

動作 時 間

をみ た

ので

下 腿

角度

では

O

n

9

±

6

6

 

°

して

後 傾

5

度 ユ

O

7

±

6

6

°

有 意

差は み ら れ な かっ た が

後 傾

10

7

7

±

6.

有 意

し た

ま た

f

 

e

ll

9

±

6.

6

°

5

15

1

±

5

7

°

前 傾

10

17

3

±

5

6

有 意

増 大 し

5

前 傾

10

度 と

で も

意 差 が

め ら れ た。

 

立 ち上

り動 作 時 問

では

水 平

0

1

5

±

0.

4sec

して

後 傾

5

1

7

±

0.

5sec,

10

8

±

0

5

 sec で

延 長 した

後 傾

5

10

とで は

有 意 差

は み ら れ な かっ た

。一

水 平

0

15

±

0

4sec

に 対 し

5

お よ び

前 傾

10

L5

0.

4

 sec と な

差は み ら れな かっ た

2

性 差お よ び交互作 用 モ デ ル 1

匸値 P

i

    年 齢     メ 別     BMI

0

466

    n

s

1272

    n

s モデル

2

F値 P

     

殿部 離

期 〔

Ol

ltl

   

s:ち ヒがり期 (θ2}       別     卜

腿 角 度

     

L

fち

トがり

時 間

0

990

    n

s

l

238

    n

s O

904    11

s O

423    n

s 「 t倹 定に よ る男女差

分散分

(ANOVA )の Mauchly の球面性 検定 に よ  る 交bl作 用

Il

s :not signifiCant

5.

体 幹

前 傾

角 度

BMI

下 腿 角 度

お よ

び 立 ち

ヒが り動

 

時 問

との

相 関 関 係

 

5

体 幹 前 傾 角 度

BMI ,

腿 角 度

お よ び

立 ち

トが

り動 作 時

聞 との

関 係

ら か に

るた め に

男 女

52

体 幹 前 傾 角 度

(θ ユ

θ

2

) を

そ れ ぞ れ

従 属 変

数 と して

ト角 度 別

モ デ ルを

成 し

分 析

し た。

 

殿

部 離

θ

1

で は

帰 式

R2

5

0

374

L

0

0

201

10

0

257

で関

有 意

と なっ たが

後 傾

0

O.

101

お よ び

前 傾

5

O.

139

で は

有 意

の関

がみ ら れ な かっ た

 

そこ で

有 意の

関 係

が み ら れ た

5

水 平

0

表3

 

ト角 度 別の 殿 部

離床期

〔θ

U ,

立ち上 がり期〔θ

2

) 〔n

52)

傾/0度 後 傾

5

度 シ

ト角度 水 平 o度 前 傾5度 前傾

10

度 θ

Ilc

)   F

41

3

θ2

C

)   F

63

1

t8

6 ± 10

3

   

43

9

 ± 

t

 

12

59

」 ± 

11

3

    52

3 ± ]2

2

39

1 ± 

9

0

47」 ±

92

37

2

 ±

8

736

6 ± 10

5

43

9 ± 9

6

    42

6

 ± 

10

2

Il 元 配 置 分 散 分 析〔ANOVA )と多重 比較 〔Durmett 法

1

に よ る

Dunndt の 1

検 定は 〔水平0度 )を対 照と して扱い

そ れ に 対 す る 〔後傾 10度)

(後傾

5

度〕〔前傾

5

度 ♪

(前 傾 10度)を比 較し た

(平 均 値±標 準偏 差 )    

p <

0

05

表4

 

ト角 度別の下 腿角 度

立ちLが り動 作 時 問 〔n

52) 後 傾10度     後 傾

5

度 シ

ト角 度 水 平〔}度

   

前傾 5度 前傾⊥

0

度 下 腿角度

c

)      

F

58

4

立 ち 上が り動 作 峙問

 

(s)       F

11

O

7

7 ± 6

7

    10

7

 ± 

6

6

L8

 ± 0

5 1

7 ± 〔〕

5

ll

9 ± 6

6    

5

1

 ± 5

7

    

7

3

 ± 

5

6

1

5± 0

41

0

41

5± 〔}

4

1 元 配 置分 散 分析(ANOVA )と多重 比較〔Dunnett 法 )に よ る

Dunnett の t

検 定は 〔水 平O度 )を 対 照 と し

そ れ に 対 す る (後 傾 10 度〕

(後 傾5度)

C

前 傾 5度 )

(前傾10度)を 比 較 した

〔il

均 値±標 準 偏差    

pく 0

05

(5)

ト角 度 が立ち ヒが り動 作 時の体 幹 前 傾に及ぼす 影 響 25 表

5

体 幹

角度 〔

θ1

θ

2

)と

BMI

ド腿 角 度

立 ち ヒが り

作 時 間との関 係 〔n

52

) 後 傾10度 R〜

0

149 後 傾

5

R2

O

374

ト角 度 水 平0度 R2

O

21cr 前 傾

5

R

」=

0

139

前傾 ⊥0度 R

’=

0

257       BMI θ

1

× 下 腿 角 度   立 ち上がり動作 時 間 β” P     

fi

 t

   

O

209    

0

60

げ      

O

308

P

     

βa

   

p n

s   

0

Ol7    n

s      

0

363

       0

372

ゲ1P

     

βと1

   

P    

 〔}

⊥⊥

6

    n

s       O

425

     

0

318

後傾 10度 RU

0

219

後 傾

5

R

0

382

ト角 度 水 平0度

RZ

0

382

’ 前傾

5

RE

O

261

前 傾10

R2

 

0

428

      BMI θ

2

×腿 角 度  立 ち ヒが り動 作 時 問

 

βa

   

p

     

fi

 

0

094

    n

s     

O

054

 O

386

        

 

O

560r

 

O

375i

      

O

429

P

    

βa

    

p

     

βa

    

p

    

βa

    

p n

s     O

074   n

s     

O

043

   n

s    

0

106   n

s      

 

0

461

        

 〇

379

        

 〇

552

       

0

5i5

         0

408

         

0

413

1 殿部 離床 期 〔θ1)

立ち上 が り期 (θ2)

重回

分析に よ る決 定係 数 〔

R

’ )と重 回帰 式の有 意 確

di

 p

重お よび脛 骨 上 縁 高 は

BMI

と説 明 変量 間で

重 共

性が

存在

し た の で除外 した

こ」標 準 偏 回帰 係 数

n

s:110[significant

P <

0

05

前 傾

10

お け

β

め て み る と

後 傾

5

で は 下 腿 角 度

600

立 ち

L

り動 作 時 間

0

308

水 平

0

で は

下 腿 角 度

363

立 ちトが

り動 作 時

r

H

 

O

372

10

で は

下 腿 角 度

0

425

立 ち

ヒが り

動 作 時 聞

0.

318

要 因

響 は

い が

有 意

と なっ た

 

立 ち 上 が

り期

θ

2

で は

R2

後 傾

10

0

219

5

0

382

0

0

382

前 傾

5

O

261

前 傾

10

0,

428

と な り

べ て の シ

角 度

意の関

がみ ら れ た

その

β を 求

め る と

後 傾

10

で は 下 腿

386

立 ち

L

が り 動 作 時 間

0.

375,

後 傾

5

では ド腿 角

560,

上 が

り動

0,

429.

水 平

0

では

461

ヒが

り動 作 時 間

0

515

前 傾

5

で は 下 腿

379,

上が り

動 作 時 間

0

408

前 傾

10

で は

ド腿

552,

立 ち上 が り動 作 時 間

0

413

と な

変 数 要 因

響 が 有 意 に 認め られ た

1.

体 幹 前 傾

につ い て

 

本 研

結 果

で は

座 面 高

脛 骨

縁 高

適 合

してい て も

ト角 度 に

じて

体 幹 前 傾 角

度 が

ること が

らか と なっ た

臼 田 9) らは

高 さ

異 な

椅 チ

か ら の立 ち ヒが

り動作

を 運

解 析

している。

で 体 幹

角 度

測 して

椅 子の高 さが

低 く

な ると立 ち 上 が

り期

体 幹 前

本 研

では θ

2

値 )

大 し たと

報 告

し ているが

その

の シ

ト角 度

につ いての 明

記 載

はない

の た め 本 研

究 結 果

と 同

には 比

は で

きな

い が

立 ち 上 が り動

作 時

体 幹 前 傾 角

度の変 化 は

高い

f’

で は シ

角 度

前 傾位

い椅 子 で は シ

度 が 後 傾 位とそれ ぞ れ類 似 し た 結 果

を 示 す も

の と

わ れ る。

一・

1ω らは

座 面 高

体 幹 前

測 定 基 準

本 研 究

と は

な る が, 立

上 が

り動 作 能

力 が 低 下 し た

高 齢 者

で は

健 常 若 年 者

に比べ て殿

部 離 床

体 幹 前

度 (本

で は θ

1

値 ) が 増 大

し た と

報 告

し ている

 

こ れ ら の

事 実

立 ち 上 が り動 作 を 運 動

力学 的

解析

し た

報 告

か ら

科 学 的 根 拠 を 求

め る こ と が で き る

Schenkmani1

ら は

座 面

が 脛

L

縁 高

り低 く

な る

と股 関 節

膝 関 節

お よ び

足 関 節

角 度

大 き くな り

股 関

での

角 速 度 が 増 加 す

る と してい る

ま た

か らの 、

Z

ち 上 が り

動 作

で は

股 関 節

膝 関 節

の 関 節 モ

メ ン トが 大 き

な る と し てい る。

の た め

股 関節

での

重 心 移 動 速 度

を 速 め

での 関

メン

トを

小 さ

くす

る よ

体 幹 前傾 角 度

る もの と思 わ れ る

臨床

的 に は

形 性 膝 関節 症 者

慢 性 関節

リ ウマチ

の立 ち ヒが り

作 に よ く み ら れ るtt 脛

縁 高

り高

た座 面 高

膝 関節

仲 展 位

に 保 持 し た

ま ま股 関 節

早 く屈 曲 し な がら殿

部 離 床

して立 ち 上 が る

方 法

る。 その

結 果

と して殿 部

離 床 期

体 幹 前

傾 角 度 が 増 大 す る

の と

え ら れ る

 

上が

り動

作の容 易 性 を 考

慮 す

ると

面 高

骨 上

縁 高

り高 くす

ること に よっ て

関節

メン トを

くす

る こと は

可 能

と 思 わ れ る

し か し

座 面 高

を 脛

縁 高

よ り高 く し た だ けで は

が地 面に接 地 で

き な

い こ とに よ る 座 位

姿 勢

の不 良 を 招 く だ けで な く

ヒが

り動

作 時 に は

浅 く腰掛

直 す 動 作

も必 要 と なっ て しま う

適 切 な 座

位 姿 勢

疏 ち 上 が

り動 作

る には

座 面 高

を 脛 骨

ヒ縁 高 に 合わ せ

ト角 度 を

前傾 位

と し た

が 殿 部 離

床 期

体 幹 前傾 角

度 も 少 な

(6)

26

理 学 療 法 学

 

31

巻 第

1

る は

で あ る

 

か し

ヒ ト は

か ら 立

上が り動

を 行 な う と き

その

椅 子

か ら

さ れ る さ ま

ま な

情 報

察 知 し

動 作

遂 行 し

てい る

ち ヒが

り動作 時

足 位

につ い て は

の 結 果では

下 腿

角 度

はい

も膝 関

h

,曲 して

足 を後 方

た 正

値 範

内 (

腿 角 度

はシ

角度

傾 で 大 き く

傾で

くな

傾 向

を 示 し た ) での

変 動

っ た。

足 位 と立 ち

E

が り

検 討

し た

先 行 研 究

い 12

17)

屈 曲 して足 を

後 方

こ とに よ る

関 節

の 運

動 速 度

関節

メ ン トの

減 少

17} な ど が

ら か に

れ て い る。 こ の よ

な 現

Hughesl2

) ら が

stabilization  strategy

に よ る

と考

え ら れ る

な わ ち

ト角度 が後 傾 す

脛 骨

H

縁 高

り低

子 か ら立 ち

ヒが り動 作 を

なっ た との 同

と なる

その

足 を

引 き過 ぎ

る と

体 幹

重 心 煎 方 移 動 距

離 が

長 く

っ た と き 体 幹 が 前のめ りになる の を

防 ぐ足 関 節

屈モ

メン トを

増 加 さ

せるため に

じた 現

で あ る と思 わ れ る

反 対

角 度

る と

面 高

脛 骨

よ り

椅 子

か ら 立

上 が

り動 作 した 時 と

に な る

その

前 方

出 し過 ぎ

と体 幹

心 移

動 距

いため に立

になっ た とき 体 幹 が 後 方へ 反っ て し

ま う

を 防 ぐ

足 関

背 屈

メ ン トを

増 加 さ

せる

め に

じ た もの と思 わ れる。 立

上 が

り動 作

時の動 作ス ピ

つ い て の

本 研 究

果では, シ

角 度

後 傾 す

ると

体 幹 前 傾 角 度

が 大 き く な り

時 間

延 長

ト角

傾 す る と 体 幹 前 傾

角 度

くな り

間 が

縮 し た

角 度

による

相 違

の の

と 立

が り動 作 時 間 と

の問の関 係 が ある こと が わか

先 行

9U ω と 同

結 果

ら れ た。

2

角 度

適 合

につ いて

 

ト角 度

後 傾

安 定

し た

座 位 姿 勢

保 持 す

るには 必

要 不 可 欠 な要 素

であ る が

高齢 者

片麻 痺 者

の 立

の際 に は 椅 座 位 か らの立 ち 上 が

り動 作 時

に ア

ム レス ト に

を 置いた り

手 す

りにつ

か ま

っ た

し て 立 ち 上 が るこ と が

く な

18 )

体 幹 前

傾 を 強 要 す るこ とになる

適 切 な 座

位 姿 勢

保 ち

ヒが

り動 作

容 易

るに は

面 高 を脛 骨

Li

縁 高

わ せ

角 度 を 前傾 位

と し た 方 が 殿

部 離 床 期

体 幹 前

傾 角 度 も 少 な くで きる は

である

し か し その反

度の

は 立

上 が

り動 作

を 容

に するが

座 位

安 楽性

が 低 ドす る, し た がっ て

了や 車いすの

採 寸

に際 して は

利 用 者の

能 を 総 合

考慮

して座 面 高 だ けでな

度の

合 を 慎 重に

必 要 が あ る と 思 わ れる

 

健 常 若 年 者

とい え ど も

角 度

は 立 ち 上が

り動 作

時の

体 幹 前傾

大 き

響 を 及ぼす

ト角 度 が 後 傾 位では

立 ち 上が

り動 作

を 必 要 と

る 囗

活 浩

動 に さ ま ざ ま な

を も

た ら す

その困 難 性 を

解 消 す

対 応

の 必

要 性

示 唆

さ れ る

標 準

す 使 用 者

立 ち

り動 作 練

習 を

に は

駆 動 輪

の 下 に

(長 さ

65cm

45

 cm

5cm

を 差 込 んで

全体 を 度 前 傾 さ

せ て か ら

に してい る,

そ う

るこ

に よっ て

LJJ

な体 幹 前 傾 を

とっ ての 立 ち ヒが

り動 作 を学 習 す

るこ

が 可

と な る

角 度

後 傾

平 行 棒 を

引っ

る立 ち 上が

り動作

子 を 用いた 立 ち ヒが り

動 作 練 習

っ て過

体 幹

前傾

習慣 化 さ

せて いるよ

 

こ の よ

な 問 題 を 解 決 す る 方 法 と して

を調 整

して シ

度 を

可 変

るモ ジュ

型 車

が 販

さ れ て きてい る が

何 時

も何 処

も自 由

に 可

で きる

では

しろ チ ィ ル ト

がシ

角 度 を任 意

)1

で き る

位 保 持

駆 動

な ど

目的

行 為

わせ て

前 傾

か ら

傾 ま で

由 にシ

角 度

調 節

イ プ必 要

が 示 唆 さ れ る 。 し た

っ て

の 選 択 に 際 して も

機 能 を総

的 に 考 慮 して座 而 高 だ けで な

角度

の調

を慎 重 に

な う 必

る と

わ れ る

3

体 幹 前

傾の

脊柱

筋 骨 格 系 負 担

につ い て

 

ち ヒが り

動 作 時

の シ

角 度

に よる

体 幹 前 傾 角 度

大 は

動 作 時

脊 柱

筋 骨

格系

負 担 (脊椎

迫 骨 折

後 彎 症

お よ び 腰

の発 症

す 可能性 が あ

実 も否

め ない4)6)

Nachemsoni9

)に よ る

姿 勢

と椎 間 板 内 圧の

変 化

研 究

では

安 静 時

L

圧 は

自然

位 時 を

100

と し

た と き

位 体

幹前

150

座 位

で 王

40

椅 座 位での

傾で

185

% と な

姿

の変 化 が

椎 間 板 内

圧 に

す 影 響 が 明

ら か に さ れ てい る

立 ち 上 が

り動 作 時

体 幹 前

度の 増 大 は

.一

で は

るが

椎 間板 内

を高

めてい るの で は

推 測 さ

れ る

さ ら に

紺 野 ら2ωの

各 種 姿 勢

腰 樵 背 筋 群

内 圧の変 化につ い て の

研 究

に よ れば,腰

の ない

対 照 群

腰 痛 群 全 例

い て

立位 時

体 幹 前

姿 勢

姿 勢

で の

荷 重 負 荷 時

筋 内

圧 が

E

昇 し

腰 部 後 彎 変 形 を有

す る 例で の腰 椎 背 筋 群の コ ン パ

メ ン ト

に よ る

腰 痛

発 生

指 摘

さ れている。

腰 部 変 性 後 彎

引 き起

こす 可 能 性のある

高 齢 者

で は

立 ち 上 が り動 作

に と

や すい 過 度の

体 幹 前 傾

は で

る だ け 避 け る よ

に し た

ま しい よ うであ る。

殿 部 離 床 期

体 幹 前傾 角 度

大 き く

な る と

立 ち 上が り

に お け る 膝

関 節

伸 展

と とも に

体 幹

前 傾 位

か ら

垂 直

に 戻 る 運

動 範 囲

大 き

くな

立 位 時の

体 幹 前 傾 姿勢

で腰 椎 背

群の

筋 内

圧 が 大 き

くな

る こと

を考

える と

動 作

としては

瞬で はある が

脊 柱の

筋 骨 格 系 負

担へ の

影 響

れ ない と考 え ら れ る

骨 粗 鬆 症や

腰 椎

迫骨

折 な どの既

っ て腰

椎 前

減 少

し ている 高

齢者

で は

慢 性 型

腰 部コ ン パ

ト メ ン

参照

関連したドキュメント

(Construction of the strand of in- variants through enlargements (modifications ) of an idealistic filtration, and without using restriction to a hypersurface of maximal contact.) At

It is suggested by our method that most of the quadratic algebras for all St¨ ackel equivalence classes of 3D second order quantum superintegrable systems on conformally flat

In recent years, several methods have been developed to obtain traveling wave solutions for many NLEEs, such as the theta function method 1, the Jacobi elliptic function

This paper develops a recursion formula for the conditional moments of the area under the absolute value of Brownian bridge given the local time at 0.. The method of power series

Answering a question of de la Harpe and Bridson in the Kourovka Notebook, we build the explicit embeddings of the additive group of rational numbers Q in a finitely generated group

Next, we prove bounds for the dimensions of p-adic MLV-spaces in Section 3, assuming results in Section 4, and make a conjecture about a special element in the motivic Galois group

It is also well-known that one can determine soliton solutions and algebro-geometric solutions for various other nonlinear evolution equations and corresponding hierarchies, e.g.,

Transirico, “Second order elliptic equations in weighted Sobolev spaces on unbounded domains,” Rendiconti della Accademia Nazionale delle Scienze detta dei XL.. Memorie di