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高校受験講座 国語 23.詩の味わい方

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Academic year: 2021

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目次

○高校入試用の総整理テキスト。

○要点の解説と練習問題。

○クリック(タッチ)だけの簡単操作。

○受験勉強に最適。

○プリントアウトして「書き込み」の学習もできます。

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目次 目次 鑑賞のしかたとまとめ(解説)-1 鑑賞のしかたとまとめ(問題)-1 鑑賞のしかたとまとめ(解答)-1 鑑賞のしかたとまとめ(解説)-2 鑑賞のしかたとまとめ(問題)-2 鑑賞のしかたとまとめ(解答)-2 鑑賞のしかたとまとめ(解説)-3 鑑賞のしかたとまとめ(問題)-3 鑑賞のしかたとまとめ(解答)-3

(3)

鑑賞のしかたとまとめ(解説)

-1

鑑賞のしかたとまとめ

1 内容・用語・形式のちがいによる詩の分類のしかたを、しっかり覚える。

(1) 内容上の分類

  ①叙情詩(じょじようし) 作者の思いや感情を中心とした詩。

  ②叙景詩(じょけいし) 風景を写生のように描いた詩。

  ③叙事詩(じょじし) 事件や伝記を物語のように語った詩。

  例題では、A・B・Cとも叙情詩。

(2) 用語上の分類

  ①文語(ぶんご)詩 文語(昔の書き言葉)で書いた詩。 

  ②口語(こうご)詩 口語(今の話し言葉)で書いた詩。 

B・C

(3) 形式上の分類

  ①定型詩 五七調、七五調など、音数や行数にきまりのある詩。

Aの詩は、七五調。

  ②自由詩 音数や行数にとらわれない詩。

(4)
(5)

鑑賞のしかたとまとめ(問題)

-1

23 詩の味わい方

例題

A ふる里

         堀口大学(ほりうちだいがく) 生まれし国にある時は、 家なき人となりにけり。 人は知らじな、ふる里を 外国(とつくに)と見るわがうれひ。

B 道 程

         高村光太郎(たかむらこうたろう) 僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る ああ、自然よ 父よ 僕を一人立ちにさせた広大な父よ 僕から目を離さないで守る事をせよ 常に父の気塊(きはく)を僕に充(み)たせよ この遠い道程のため この遠い道程のため

C 村

       三好達治(みよしたつじ)  鹿は角に麻縄(あさなわ)をしばられて、暗い物置小屋にいれられていた。 何も見えないところで、その青い眼はすみ、きちんと風雅に坐(すわ)っていた。 芋(いも)が一つころがっていた。   そとでは桜の花が散り、山の方から、ひとすじそれを自転車がしいていった。   背中を見せて、少女は薮(やぶ)を眺めていた。羽織(はおり)の肩に、 黒いリボンをとめて。

1 三つの詩を読み比べて、音数や用語のちがいをつかむ。

1 三つの詩は、用語と形式の上からどれにあたりますか。 次からそれぞれ選びなさい。A   B   C   ア 文語定型詩  イ 文語自由詩  ウ 文語散文詩  エ 口語定型詩  オ 口語自由詩  カ 口語散文詩 2 Aの詩には、一定のリズムがある。何調といいますか。 3 Bの詩は、内容の上から次のどれにあたりますか。  ア 叙情詩  イ 叙景詩  ウ 叙事詩

1 三つの詩を読み比べて、音数や用語のちがいをつかむ。

1 三つの詩は、用語と形式の上からどれにあたりますか。 次からそれぞれ選びなさい。A   B   C   ア 文語定型詩  イ 文語自由詩  ウ 文語散文詩  エ 口語定型詩  オ 口語自由詩  カ 口語散文詩 2 Aの詩には、一定のリズムがある。何調といいますか。 3 Bの詩は、内容の上から次のどれにあたりますか。  ア 叙情詩  イ 叙景詩  ウ 叙事詩

(6)

鑑賞のしかたとまとめ(解答)

-1

23 詩の味わい方

例題

A ふる里

         堀口大学(ほりうちだいがく) 生まれし国にある時は、 家なき人となりにけり。 人は知らじな、ふる里を 外国(とつくに)と見るわがうれひ。

B 道 程

         高村光太郎(たかむらこうたろう) 僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る ああ、自然よ 父よ 僕を一人立ちにさせた広大な父よ 僕から目を離さないで守る事をせよ 常に父の気塊(きはく)を僕に充(み)たせよ この遠い道程のため この遠い道程のため

C 村

       三好達治(みよしたつじ)  鹿は角に麻縄(あさなわ)をしばられて、暗い物置小屋にいれられていた。 何も見えないところで、その青い眼はすみ、きちんと風雅に坐(すわ)っていた。 芋(いも)が一つころがっていた。   そとでは桜の花が散り、山の方から、ひとすじそれを自転車がしいていった。   背中を見せて、少女は薮(やぶ)を眺めていた。羽織(はおり)の肩に、 黒いリボンをとめて。

1 三つの詩を読み比べて、音数や用語のちがいをつかむ。

1 三つの詩は、用語と形式の上からどれにあたりますか。 次からそれぞれ選びなさい。 A ア  B オ  C カ  ア 文語定型詩  イ 文語自由詩  ウ 文語散文詩  エ 口語定型詩  オ 口語自由詩  カ 口語散文詩 2 Aの詩には、一定のリズムがある。何調といいますか。 七五調 3 Bの詩は、内容の上から次のどれにあたりますか。 ア  ア 叙情詩  イ 叙景詩  ウ 叙事詩

(7)

鑑賞のしかたとまとめ(解説)

-2

2 短い表現の中に用いられる表現技法を知り、その効果を考える。 (1) 比喩(ひゆ)(たとえ) ある物事をほかの何かにたとえて、 印象を強める表現。 ①直喩(ちょくゆ)(明喩(めいゆ)) 「ようだ」「みたいだ」を使う、はっきりしたたとえ。 ②隠喩(いんゆ)(暗喩(あんゆ)) 「ようだ」を用いないたとえ。     B「父よ」 「広大な父よ」 「父の気魄」 ③擬人(ぎじん)法 人ではないものを人にたとえる。     例 船が散歩する かもめがABCを書く (2) 倒置(とうち)法 言葉の順を入れかえて意味を強める。   A「人は知らじな、ふる里を/外国と見るわがうれひ」   C「少女は薮を眺めていた。羽織の肩に、黒いリボンをとめて。」 (3)対句(ついく)法 相対する語句を並べて印象を強める。     例 月は東に/日は西に (4)反復(はんぷく)法 同じ言葉や内容を並べて印象を強める。   B「この遠い道程のため/この遠い道程のため」 (5)体言止め 行末を名詞で終えて余韻(よいん)を残す。 (6)押韻(おういん) 行の初め(頭韻(とういん))や終わり(脚韻(きゃくいん)) の音をそろえて、リズム感を出す。

(8)
(9)

鑑賞のしかたとまとめ(問題)

-2

2 言いまわしや使っている語句に注意して読み、表現技法をとらえる。

4 Aの詩には、感動を強める語(助動詞)が使われています。

それを二字で抜き出しなさい。

5 Bの詩の「父」は比喩(ひゆ)です。

 ① 何をたとえていますか。詩中の言葉で答えなさい。

 ② また、このような比喩を何と言いますか。次から一つ選びなさい。

  ア 直喩(明喩)  イ 隠喩(暗喩)  ウ 擬人法

(10)

鑑賞のしかたとまとめ(解答)

-2

2 言いまわしや使っている語句に注意して読み、表現技法をとらえる。

4 Aの詩には、感動を強める語(助動詞)が使われています。

それを二字で抜き出しなさい。 

けり

5 Bの詩の「父」は比喩(ひゆ)です。

 ① 何をたとえていますか。詩中の言葉で答えなさい。

自然

 ② また、このような比喩を何と言いますか。次から一つ選びなさい。

  ア 直喩(明喩)  イ 隠喩(暗喩)  ウ 擬人法

(11)

鑑賞のしかたとまとめ(解説)

-3

3 作者が何を見、どう感じたか。一つ一つの言葉を大切に、

作者の思いをつかむ。

(1) 題名から 主題にかかわることが多いので注意。

(2) 表現から 表現技法の中に主題がひそむ。

(3) 叙情が表現されている部分から

   Aは、題名が「ふる里」。外国にいる時、いつも故郷を思うことが

唯一(ゆいいつ)のなぐさめであった。だが、ふる里に帰ってみると、家も

知人もいない。かえって異国にやって来た感じだ。「……わがうれひ」と、

(12)
(13)

鑑賞のしかたとまとめ(問題)

-3

3 作者の立場になって、情景・心情・主題を読み取る。

6 Aの詩で、作者の思いが最も強くこめられている行はどれですか。

一行を書き出しなさい。

7 Bの詩から感じられる作者の心情として最も適当なものを、

次から一つ選びなさい。

 ア 孤独  イ 決意  ウ 祈り  エ 満足

8 Cの詩の解説をした次の文の[  ]に最も適する語句を、

あとから一つ選びなさい。

  春の夕方、静かな美しい山村の風景にひそむ、ある種の[  ]が、

 作者の心をとらえたのである。

  ア 時の流れ  イ 貧しい現実  ウ 悲しい別れ  エ 不吉な予感

(14)

鑑賞のしかたとまとめ(解答)

-3

3 作者の立場になって、情景・心情・主題を読み取る。

6 Aの詩で、作者の思いが最も強くこめられている行はどれですか。

一行を書き出しなさい。 

外国と見るわがうれひ。

 

7 Bの詩から感じられる作者の心情として最も適当なものを、

次から一つ選びなさい。

 ア 孤独  イ 決意  ウ 祈り  エ 満足

8 Cの詩の解説をした次の文の[  ]に最も適する語句を、

あとから一つ選びなさい。 

  春の夕方、静かな美しい山村の風景にひそむ、ある種の[  ]が、

作者の心をとらえたのである。

ア 時の流れ  イ 貧しい現実  ウ 悲しい別れ  エ 不吉な予感

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