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グアテマラ 廃棄物処理の研修会を JICA ボランティアがサポート 世界一美しい湖の 1 つとされる当国自慢のアティトラン湖は 廃棄物等による水質汚染が喫緊の課題となっています そこで JICA ボランティアの協力の下 5 月 15 日 16 日の 2 日間 同湖畔において廃棄物処理に関する研修が開

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Academic year: 2021

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JICA いちおし 5 月号

(2017 年 5 月 2 日発行) グアテマラ ニカラグア ジャマイカ コロンビア ペルー *国名にはリンクを張っております。あわせてご確認ください。 ブラジル いちおし 廃棄物処理の研修会を JICA ボランティアがサポート いちおし ブラジル人専門家による警察セミナー in グアテマラ いちおし エルニーニョ現象により土石流・洪水が多発 洪水対策の重要性を啓発するセミナーの開催 いちおし 東京五輪出場を目指す! シニア海外ボランティアの指導選手が日本で 短期トレーニングを実施 いちおし 5 月 5 日「ルベン・ダリオ 文化勲章」授章式 いちおし 「みんなにわかりやすい中等数 学プロジェクト」始動 いちおし 2021 年までに対人地雷ゼロへ!

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グアテマラ いちおし! 廃棄物処理の研修会を JICA ボランティアがサポート 世界一美しい湖の 1 つとされる当国自慢のアティトラン湖は、廃棄物等による 水質汚染が喫緊の課題となっています。そこで、JICA ボランティアの協力の下、 5 月 15 日、16 日の 2 日間、同湖畔において廃棄物処理に関する研修が開催され ます。 この研修会は、グアテマラの地方自治体で問題となっている廃棄物・排水処理 において、先駆的な取組みをしているソロラ県市町村連合(MANTCTZOLOJYA)が 主催となり、環境教育隊員が活動する県等から参加者を迎え講義やゴミ処分場見 学を行った後、ワークショップを通じ参加者各自が抱える課題や事例を共有し、 課題解決のための活動計画(Action Plan)を作成することを目指します。 そもそも、この研修は当国の環境隊員が企画したものですが、本問題の解決に は現地の人達が主体となり研修が行われることが重要との思いから地元団体を 主催とした経緯があり、当国の廃棄物処理のシニア海外ボランティア、環境教育 隊員は講師等として研修を側面支援します。 現地の人による現地の人のための研修を JICA ボランティアが支援する形で行 われる本研修は、当国の持続可能な開発目標(SDGs)に資する 1 つの小さなモデ ルであり、本研修を通じ、当国の関係者がゴミ処理システムの課題や改善計画を 共有し、将来的には地域の課題解決のためのネットワークを築くことができれば と期待しています。 アティトラン湖 当国ボランティアの活動の様子 いちおし! ブラジル人専門家による警察セミナー in グアテマラ グアテマラ警察の人材育成を目的とした「地域警察高官セミナー」が 5 月 8 日 ~11 日の日程で開催され、全国の警察署長を含む警察官 50 名が参加する予定で す。日本の技術協力の成果としてブラジルのサンパウロ州に根付いた日本式コミ ュニティ警察をグアテマラにも普及させるため、「コミュニティ警察の普及を通 した警察人材育成プロジェクト」が昨年 2016 年より本格始動しました。 警察幹部を対象とした 4 日間の研修には、サンパウロ州軍警察から 4 名の専門 家が講師として参加します。これは、今年 3 月にブラジルで実施した OJT 研修に 続き、第 3 回目の研修となります。また、5 月 29 日~6 月 2 日には今回の研修参

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加者の中から選ばれた 6 名がサンパウロを訪問し、ブラジル州軍警察幹部への表 敬や現場での実践的な研修を受ける予定です。 地域コミュニティとの繋がりを強化し、市民との信頼関係のもと「防犯」に主 眼をおいた同プロジェクトの今後の進展に乞うご期待! 3 月の研修では住民との関係構築のノウハウを学びました 表紙へ

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コロンビア いちおし! 2021 年までに対人地雷ゼロへ! コロンビア政府は 2002 年にオタワ条約(対人地雷全面禁止条約)を批准し、 2021 年までにコロンビアにおける対人地雷の完全除去を行うこととしている。 このコロンビアの取り組みに対して、日本政府は 10 億円の対人地雷除去関連 機材の無償資金協力を行うことを決定した。JICA もこれと連携し、これまでの 対人地雷除去活動への支援を通じて、世界的な対人地雷除去機関に成長したカン ボジア地雷除去センター(CMAC)と協力してコロンビアの対人地雷活動を支援す ることとした。 JICA と CMAC は 2017 年 2 月に共同調査団をコロンビアに派遣し、対人地雷の 現状調査や対人地雷対策関係者との協議を実施するとともに、2 月 28 日に地雷 セミナーを開催した。 この協議の結果、2017 年から 2021 年までの 5 年間、対人地雷除去活動に携わ る人材の育成を目的とした研修(第三国研修)をコロンビアとカンボジアの両国 で実施することで合意した。 年間 300 人近い対人地雷被害者(2014 年実績)が出ていると言われているコ ロンビア。JICA は和平合意後のコロンビアにおける最重要課題である対人地雷 除去に協力し、人々が安全に生活できる国造りに貢献する。 合意文書の署名後に握手するコロンビア大統領府国際協力庁(APC)長官と CMAC 副長官 関連記事 https://www.jica.go.jp/topics/2016/20170330_02.html 表紙へ

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ニカラグア いちおし! 5 月 5 日「ルベン・ダリオ文化勲章」授章式 2017 年5 月5 日、マナグア市内にて、ダニエル・オルテガ大統領よりJICA に 対し「ルベン・ダリオ文化勲章」が授与されます。ルベン・ダリオはニカラグア を代表する詩人で、同詩人の名を冠したルベン・ダリオ文化勲章は、社会の発展 およびニカラグアと当該国間の関係強化に貢献した個人・団体に対し、大統領か ら贈られる、同国内における最高位の勲章です。 本勲章については、2016 年12 月に行われたJICA ニカラグア協力開始25 周年 記念式典の場において、オルテガ大統領より「ニカラグア国民との友愛と平和の 象徴」としてJICA へ授与する旨発表されていました。 国際機関としては過去に、中米経済統合銀行総裁と米州開発銀行総裁に授与さ れていますが、二国間援助機関としてはJICA が初の受章となります。 授与を発表するオルテガ大統領(JICA ニカラグア協力開始 25 周年記念式典にて) いちおし! 「みんなにわかりやすい中等数学プロジェクト」始動 2017 年 1 月 30 日、日本人専門家チームがニカラグア入りし、「みんなにわか りやすい中等数学プロジェクト」が始まりました。プロジェクト名の「みんなに わかりやすい」というのは、スペイン語でのプロジェクト名“Proyecto para el Aprendizaje Amigable de Matemática en Educación Secundaria”の「Aprendizaje(学習) Amigable (親切な、友好的な) 」を訳したものです。 本プロジェクトでは、日本の中学・高校にあたる中等学校 7 年生~11 年生、 計 5 学年分の数学科教科書の作成や教材の導入研修システムの強化などを行い ます。 JICA ではこれまで初等 1~6 年生の算数教科書・指導書、教員養成課程教材開 発等行っており、このプロジェクトで、中等教育も含めた算数・数学協力に一貫 して取り組むことになります。 実は、「Amigable」は、教育省がこだわったネーミングで、JICA の協力への評

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価と教育の質を向上させたいという思いが込められています。子供たちの数学力 を高める重要な取り組みとして、現在、並々ならぬ意気込みで教科書作成を急ピ ッチで行っているところです。 いつの日か、JICA が作成支援を行った教科書で学んだ子供たちが、ニカラグ アにおける技術開発や算数・数学教育で活躍する...そんな日が来ることを願っ ています。 教科書作成のためのワークショップ 大学と教育省の若手で構成された執筆陣 表紙へ

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ペルー いちおし! エルニーニョ現象により土石流・洪水が多発 洪水対策の重要性を啓発するセミナーの開催 ペルーでは、エルニーニョ現象の影響を受け、昨年 12 月より豪雨による土石 流・洪水が断続的に発生し、最も被害が深刻な北部ピウラ州では国家非常事態宣 言、全国の約半数の地区で非常事態宣言が発出され、4 月 17 日までに、全国の 死者 113 名、行方不明者 17 名、負傷者 397 名、被災者約 18 万名に上っています。 ペルー政府からの支援要請を受け、3 月 28 日、JICA は北部の被災者のために緊 急援助物資(テント、毛布、スリーピングパッド、浄水器、発電機)を供与しま した。クチンスキー大統領がツイッターを通じて日本の支援に感謝するなど、ペ ルー政府より日本の緊急援助に感謝の意が示されました。 ペルーに到着した日本の緊急援助物資 緊急援助物資の引渡式 JICA は、2016 年 3 月より、国家水利庁(ANA)とともに、ペルー全国 159 流域 の洪水対策ニーズを調査・分析し、洪水リスクが高く且つ対策効果の高い流域を 優先的に対策すべき流域として提案しています。実際に今回発生した洪水被害を 分析すると、洪水リスクが高いとされた多くの流域において洪水被害が発生して おり、調査の精度が高いことが示され、今後ペルー政府が洪水対策を実施してい くに当たり、非常に有益な調査結果となります。また、特に被害が深刻なピウラ 川など北部の流域やリマ市のリマック川に調査団を派遣し、被害状況や復興ニー ズのアセスメントを実施していく予定です。 5 月 10 日には、国家水利庁にて、ペルーの防災関係機関や地方政府など約 300 名を招待してセミナーを開催し、本調査結果をはじめ、北部被災流域等の被害状 況や復興に必要な対策等を発表します。全国各地で洪水被害が発生する中、本セ ミナーへの関心が高まっており、セミナー結果がペルー政府による今後の洪水対 策へ活用されることが期待されます。

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いちおし! 東京五輪出場を目指す! シニア海外ボランティアの指導選手が日本で短期トレーニングを実施 スポーツを健全な青少年育成のための重要なツールとして捉え、国際協力の場 で役立てようという気運は世界的に高まっており、日本政府も「スポーツ・フォ ー・トゥモロー」を合言葉に様々なスポーツ外交を展開しています。 ペルー陸上競技連盟に所属し、主に跳躍と投擲種目のペルー代表選手を指導す るのは、JICA シニア海外ボランティアの椿原孝典さんです。椿原さんは 1983 年 に青年海外協力隊に参加しペルーで指導し、2015 年に再びペルーの地を踏みま した。今回、ペルー代表選手たちの日本への短期トレーニング渡航を計画し、こ れが外務省の「スポーツ外交推進事業」に採用され、4 月下旬から約 10 日間、 選手 3 名と 2 名のコーチの来日が実現することになりました。選手たちは国立ス ポーツ科学センターや筑波大学を訪問し、科学的なトレーニングメニューを学 び、5 月 3 日の静岡国際大会に出場します。 連日の猛練習で真っ黒に日焼けした椿原さんと東京五輪出場を目指す選手た ちが、4 月 28 日、日本へ到着します。同行するコーチ陣はかつての椿原さんの 教え子たちで、30 年を経ても尚、スポーツが繋いだ友情の熱は冷めることがあ りません。 表紙へ 以上

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