松下電器産業の進出と北河内郡の工業化について -- 戦前昭和期の門真・守口地域の動向 --
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(2) 第46巻 あたる. 105 工場が紡織工業である。. 第3号. 30 工場 (17.2. 次に多いのが「その他の工業」で,. %). である。 この地域では, 総じて紡織工業中心の軽工業活動が主に展開していたといえる。. 訟 場 合. ガス ・電 気. 食料品. 印刷 •製 本. 製材 •木 製品. 化 学. 2 1 42 1 2. 17 2 1. 2. 2. 3 2 3. ー ゜. 2 -3 ー. 8. 14. 4 7 3 6 1 , 3 7 46 6 13 5 8 8 8 6 5 4 16 2 5 5 2 2 3 12 7. l 1. 2. 2 11. 105. 2. 計. 2. 樟葉村 牧野村 氷室村. 窯 業. 磐船村 菅原村. 2. 交野村. 計. 4 l l. 津田村 川越村 星田村. 5. 甲可村 寝屋川村 豊野村 田原村. 5. 四條村. 15 ー6 1 47 12 12 1. 友呂岐村 磋詑村. 4. 南郷村 住道村 九個荘村. 機械器具. 四宮村 大和田村 二島村 諸堤村 古宮村. 属. 門真村 三郷村 庭窪村. 6 16 0 4 16 12. 枚方町. 金. 紡 織 守口町. 北河内郡の工場分布(昭和4年). 工 そ の他 の工 業 (. 表1. (注)商工省編纂『全国工場通覧』より作成。ただし, 山田 村, 招提村, 水本村は記載された工場がないため省略 する。. さて, 紡織工業の中心的な町村としては, 庭窪村, 九個荘村, 三郷村, 甲可村, 大和田 村, 門真村, 友呂岐村, 守口町, 四條村, 交野村が挙げられる。 倉敷紡績の枚方工場や鐘. -158(534)-.
(3) 表3 紡. i. (現). A. 門真村 大和田村 四宮村 二島村. (現). B. 6. 10. 6. 8. 1. A. 属. 機械器具. A. B. 6. B. 窯 業. A. 3. 化. B. A. 学. 製材・木製品 印刷• 製本. B. A. B. B. A. 1. 食料品. A. B. (工場数) ガス・電気 その他工業. A. B. 1. 1. , 1. 守口町 三郷町 庭窪村. 24. 25. 計. 53. 67. 6 l. 5. ゜. 2 l. 8. 1. A. B. A 6. 14. 1. 2. 7. 11. 2 4. 3. 3. 4. 14. 5. 15. 15. (注)商工省編纂「全国工場通覧」より作成. ゜. I. l. 4. ゜. 3 7. ゜ ゜ ゜ ゜ ゜ ゜. 1. 8. B. 1. 7. 16. 2 2. 11. 30. 24. 33. 24. 63. 123. 1. 6. 計. � 3�. 168 (544)|. 13. 1. 合. 渫46�. ー. 10. 合. 金. 織. 松下電器周辺町村の工場分布(A: 昭和4年末現在, B: 昭和12年末現在). 表4. 大阪府の地域別生産特性(昭和10年). (%). \. 大阪市. 堺市. 岸和田市. 三島郡. 豊能郡. 泉北郡. 泉南郡. 南河内郡. 中河内郡. 北河内郡. 計. (A)工業2043.7. 76.3. 4.0. 1.0. 2.6. 0.6. 3.5. 7.6. 1.3. 2.5. 0.6. 100.0. 46.3. 3.9. 1.3. 0.3. 12.2. 7.6. 12.6. 14.5. 16.5. 15.7. 15.5. 100.0. 工 業. 工 業. 生産額. 百万円. (B)農業. 特色(A or B). 工. 業. 農. 業. (注)大阪府総務部統計課「統計上ヨリ観タル大阪府ノ概況」より作成. 農. 業. 農. 業. 農. 業. 農. 業. 農. 業. 農. 業.
(4) 松下電器産業の進出と北河内郡の工業化について(衣本) 電器産業にとっては, 経営メ リットの高い地域であったといえる。 創意工夫に富んだ松下 電器産業にとっては, 格好の選択地であった。 そして松下幸之助にとっては, 先発資本と して一 種のフロンティア ・ スピリットの啓発を感じることになったと思われる。 「農村地 帯から工業地域への変化」の可能性が松下自身の経営努力の成果という考え方が強調され ることになった。 このことが松下幸之助の決断のなかに表れている。 「松下の門真進出が 成功するかしないかは, 迷信を打破して, この地区を多くの企業が進出する士地にするか, 鬼門恐るべしの迷信を深くさせるかの分れ道になる」と(30) 。 この地域への松下電器産業に対する期待は当然高いものであった。 そのことが, 冒頭で 紹介した新聞記事での,「松下電器製作所の偉観」に表れているのである。 その中の 一 節 を最後に紹介しておこう。「輝しき大松下の存在「電界のダ ー クホ ー ス松下」といふ事は, 我々のこれ迄再々耳にした言葉であるが, 併し, 今ではかうした呼称にも早ふさはしから ざるものとなってゐる。 松下電器の現容は, 押しも押されもせぬものであり, その 一 挙 ― 動は常に, 異常の注目を惹きつヽある。 殊にその見事なる躍進振りは, 明確なる先見的閃 めきに裏付けられ, 他をして之に追随せしめ, 明るい営業, 親切な商ひ, 吟味を重ねて製 作さるヽ優良品等に於て, 断然他をリ ー ドし, 夙に業界発展向上の先駆者として, 多大の 貢献を致しつ\ある。 」. (30). 前掲『松下電器五十年の略史』110頁参照。 171 C 547).
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