• 検索結果がありません。

序文

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "序文"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

序文

著者

中井 裕

雑誌名

複合生態フィールド教育研究センター報告 =

Bulletin of Integrated Field Science Center

25

発行年

2009-12

(2)

平成21年は大きな災厄もなく,フィールドセンターは静かな年末を迎えようとしている。 この数年間,まさに未曾有の災害にセンターは襲われてきた.平成18年5月28日の崖崩れ, 19年3月9日の火災, 20 年6月14日の岩手・宮城内陸地震と続いた。現在,崖崩れ以外の災害復旧は終え,新しい外貌を整えつつある。 外貌だけではなく,センターは内容的にも生まれ変わりつつある。 農学研究科では,平成20年4月に分野再編を実施した0 6学系から1分野ずつと他1分野の合計7分野を廃止し,これら を原資に,期限満了の寄附講座を取り込んで分野再編成を行い,学部内センターとして先端農学研究センターを新設した。 このセンターは平成21年4月に農学研究科の附属先端農学研究センターに昇格し, 3部門に各3分野を配してスタートした。 この中で専任は6分野で,定員としては各分野に教授,准教授,助教各を確保して,いわゆるフルスタッフ体制の分野が6 つ誕生した。この6分野の中の,環境システム生物学とフィールド社会技術学分野は,フィールドセンターの運営等に関わり, とくに前者はこれまで通り,フィールドセンター川渡に研究室を置き,先端農学研究をフィールドで展開するものである。 一方,平成20年10月に研究科に寄附講座として家畜福祉学(イシイ)が設置され,兼務教授と専任の准教授と助手が配 置され,これも川渡に研究室をおいているo これらの分野での新採用および既存分野の退職後の補充も含めると,平成20年4月から, 1年半あまりで,教授1,准教 授2,助教3,助手1,ボスドク5のフレッシュなメンバーが川渡に加わっている。 フレッシュな人員の参加によって,教育研究の多方面において新しい風が吹き始めていることをひしひしと感じる。フィー ルドセンターの分野構成は流動的な部分はあるが,さらなる充実に向けて確実に前進しているo 平成21年は,フィールド センターの「新たな時代の幕開け」の年と記憶にとどめるべき年となろう。ちなみに,拙稿執筆後に発表された今年の漢字 は「新」であったD 低炭素社会構築をめざして建築されたFSCログ-クスにて 平成21年12月 複合生態フィールド教育研究センター長 中 井  裕

参照

関連したドキュメント

大きな要因として働いていることが見えてくるように思われるので 1はじめに 大江健三郎とテクノロジー

  「教育とは,発達しつつある個人のなかに  主観的な文化を展開させようとする文化活動

これはつまり十進法ではなく、一進法を用いて自然数を表記するということである。とは いえ数が大きくなると見にくくなるので、.. 0, 1,

ヒュームがこのような表現をとるのは当然の ことながら、「人間は理性によって感情を支配

共通点が多い 2 。そのようなことを考えあわせ ると、リードの因果論は結局、・ヒュームの因果

体長は大きくなっても 1cm くらいで、ワラジム シに似た形で上下にやや平たくなっている。足 は 5

ぎり︑第三文の効力について疑問を唱えるものは見当たらないのは︑実質的には右のような理由によるものと思われ

大村 その場合に、なぜ成り立たなくなったのか ということ、つまりあの図式でいうと基本的には S1 という 場