- 1 - 道事業、下水道事業のそれぞれの方向性を示すために、従来の「枚方市水道ビジョン」 を改定し、下水道ビジョンと併せて策定しました。 「枚方市上下水道ビジョン」は、国の「水道ビジョン」、「下水道ビジョン」及び「第 4次枚方市総合計画」との整合を図り、本市上下水道事業の目指すべき方向を示してい ます。また、水道事業、下水道事業の個々の課題や方針を明確に整理し、わかりやすく するために、「水道編」、「下水道編」に分けて構成しました。 上下水道ビジョン策定のイメージ ●上下水道組織の統合 ●大阪府営水道の大阪広域水道企業団への再編 ●震災を教訓にした耐震化のさらなる推進 ●局地的集中豪雨などによる浸水被害の軽減 ●施設の老朽化に伴う維持管理と更新・改良 ●より一層の経営健全化 上下水道事業を取り巻く環境の変化と課題
上下水道ビジョン
◇施設の整備、維持・更新、 耐震化を総合的に進めるため の方針 ◇安定経営に向けた経営指針 対応 第4次枚方市総合計画(第2期基本計画)〔平成 21 年度~27 年度〕 水道ビジョン(厚生労働省) 下水道ビジョン(国土交通省)枚方市上下水道ビジョン
〔平成 25 年度~33 年度〕水 道 編
下 水 道 編
実施計画 〔平成 25 年度~33 年度〕 ・枚方市下水道事業経営計画 実施計画 〔平成 25 年度~33 年度〕 ・枚方市水道施設整備基本計画 〔平成 25 年度~30 年度〕 ・枚方市水道事業中期経営計画- 2 - 水道事業は、地方公営企業として常に経済合理性に従った運営を行い、最少の経費 で最大のサービスを提供するとともに、その本来の目的である公共の福祉を増進する よう運営にあたってきた結果、今日では、安全・安心な水を安定かつ持続的に供給で きる給水体制を構築しています。 しかし近年、長引く景気の低迷、節水型家電製品の普及など節水意識の浸透、飲用 の多様化などライフスタイルの変化に伴う使用水量の減少や施設の老朽化への対応、 また、大地震等の危機事象への対応などが求められています。 今後は、これらの課題にも応えながら、さらなる経営改善を進める必要があります が、平成 19 年の枚方市水道ビジョン策定時の「基本理念」は今も生きているため、 この基本理念を本ビジョンでも継承し、基本理念の実現のため、新しい時代に向かっ て取り組んでいきます。 この基本理念の実現に向け、水道事業が抱える様々な課題を踏まえ、今後の水道事 業の進むべき6つの「基本方向」を定めます。 「基本方向」は、「危機管理による安全重視の水道:Safety(安全)」を柱に、6 つの S を相互に連携させ、将来の水道事業のあるべき姿をめざし、取り組んでいき ます。 Saving (環境保全) 省エネルギーと 環境保全 Security (安心) 安心して飲める 良質な水の供給 Service (サービス) お客さまへの サービスの向上 Sharing (分担) 官民の 役割分担 Stability (安定) 安定的な 給水の確保 Safety (安全) 危機管理による 安全重視の水道
水道編
〔6つの基本方向〕
~市民の暮らしや企業活動を支える~信頼される水道 満足される水道 持続可能な水道
〔基本理念〕
- 3 - 組みます。 【基本方向】 【基本施策】 Security(安心) 安心して飲める良質な水の供給 ●水質管理体制の強化 ●小規模貯水槽の管理指導 Safety(安全) 危機管理による安全重視の水道 ●危機管理体制の強化 ●水道施設・管路の耐震性の向上 ●水道技術の継承 ●応急給水拠点・緊急対応設備の整備 ●水道施設・管路の計画的な更新・改良 Stability(安定) 安定的な給水の確保 ●送水ルート等の強化 ●効率的な維持管理の推進 ●持続可能な経営の推進 Service(サービス) お客さまへのサービスの向上 ●快適な給水水圧の確保 ●水道水の PR 活動の推進 ●低廉な料金の維持・受益と負担の適正化 ●環境保全活動の推進 ●広域連携による環境保全の推進 Saving(環境保全) 省エネルギーと環境保全 Sharing(分担) 官民の役割分担 ●多様な主体との応援協力体制の確立 ●民間委託等の推進
- 4 - 下水道は道路や公園などと同じ都市基盤施設でありながら、あまり目にすることがあ りません。しかし、汚水の処理や雨水をすみやかに排除して浸水を防ぐなど市民生活に 密着した重要な役割を担っています。 下水道が目指す大きな役割は、①水環境の保全 ②快適な生活環境の創造 ③安全・ 安心な市民生活の確保といった3つに分類することが出来ます。 本市は、その役割を十分に認識し、将来にわたりその役割を担うことができるよう、 都市計画法に基づき、市域 6,508 ヘクタールの内、5,217 ヘクタールを公共下水道 の計画区域と定め、下水道の整備と適切な維持管理を計画的に進めていきます。
下水道編
下水道の役割
本市が目指す下水道の3つの役割 【豊かな水環境の実現】 ◇汚水の処理 (水みらいセンター) ・汚水を浄化して、河川へ 放 流 す るこ とで 水 環境 を保全します。 ◇下水道資源の再利用 ・下水処理水等の再利用を 行います。 水環境の保全 【快適な市民生活の実現】 ◇汚水の収集(管渠) ・生活排水をすみやかに収 集し、衛生的な生活を守 ります。 ◇下水道施設の活用 ・水みらいセンターやポン プ場など、市民に身近な 施 設 と し て イ ベ ン ト の 開催やPRを行います。 快適な生活環境 の創造 【安全・安心な生活の実現】 ◇浸水被害の軽減 ・雨水をすみやかに排除し、 浸水から市民生活を守り ます。 ◇下水道施設の耐震化 ・地震時においても下水道機 能を確保します。 ◇下水道施設の改築・更新 ・老朽化した施設を効率的に 補修、取替えします。 安全・安心な 市民生活の確保 安全・安心な 市民生活の確保- 5 - 大きく区分し、それぞれ以下の基本方針を定めます。 【 全 体 像 】
下水道事業の基本方針
①汚水事業の概成に向けた方針 ②工場等事業系の汚水整備の方針 ③水洗化の促進に向けての方針 ④整備課題地区の整備方針 ⑤施設の維持・更新の方針 ⑥施設の耐震化の方針等汚水事業
①浸水被害の軽減に向けた整備の方針 ②10 年確率に対応した雨水整備の方針 ③ポンプ場整備の方針 ④幹線・水路の整備方針 ⑤貯留・浸透施設の活用方針 ⑥施設の適切な維持管理に向けた方針 ⑦耐震化等雨水事業
連携 ①使用料の適正化 ②一般会計繰入金のあり方 ③補助金等の活用による特定財源の確保 ④上下水道組織の統合を活用した効率的な執行体制の構築 ⑤民間委託を活用した効率的な施設管理 ⑥企業債利息等の抑制 ⑦人材の育成と技術の継承 ⑧下水道整備計画等の策定 実施 実施経営方針
水環境の保全 安全・安心な市民 生活の確保 快適な生活環境 の創造 下水道の役割 を実現- 6 - お客さまに信頼され、安定したサービスを継続できる上下水道事業を実現するために は、本ビジョンに示した基本施策が確実かつ効果的に推進できる体制の構築と進行管理 の仕組みが重要になります。このため、ビジョンの実施計画的な役割を担う「水道施設 整備基本計画」、「水道中期経営計画」、「下水道事業経営計画」を策定し、これらの計画 の取り組みを客観的に評価する機関として、有識者や市民等で構成する枚方市上下水道 事業経営委員会において、経営評価システムに基づく外部評価を実施します。
施策の進行管理
PLAN ACTION ◆水道中期経営計画 ◆下水道経営計画 ◆水道施設整備基本計画 施策への反映 上下水道ビジョンに基づく 基本施策の推進 CHECK 上下水道事業経営評価システム ○上下水道局自己評価 ○外部評価(経営委員会) 外部評価に対する対処方針 ホームページ公表 (1)経営評価 (2)基本施策評価 上下水道ビジョン基本 方向の達成状況確認 DO枚方市上下水道ビジョン 概要版 発行年月 平成25年(2013年)4月 発 行 枚方市上下水道局 担 当 上下水道経営課 〒573-1030 枚方市中宮北町20-3 電話 072-848-4199 Fax 072-848-6508 E-mail [email protected] *「枚方市上下水道ビジョン」全体の内容は、上下水道局 ホームページからご覧いただけます。 http://www.city.hirakata.osaka.jp/site/suidou/