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二硫化炭素/Carbon disulfide(75-15-0)

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急性曝露ガイドライン濃度 (AEGL)

Carbon disulfide (75-15-0) 二硫化炭素

Table AEGL 設定値

Carbon disulfide 75-15-0 (Final) ppm

10 min 30 min 60 min 4 hr 8 hr

AEGL 1 17 17 13 8.4 6.7 AEGL 2 200 200 160 100 50 AEGL 3 600 600 480 300 150 設定根拠(要約): 純粋な二硫化炭素(CS2)は、無色、流動性、高屈折率の液体で、クロロホルムに似たやや 甘い芳香臭がある。工業等級と試薬等級の二硫化炭素は、黄色がかっており、腐りかけた ラディッシュや煮すぎたカリフラワーのような、胸の悪くなる不快臭がある。CS2は、揮発 性が高く、引火点が低く、自然発火温度も低く、空気中での爆発可能な濃度域が広いため、 深刻な火災や爆発を引き起こす危険性がある。CS2の最も重要な工業用途は、ビスコース法 による再生セルロースレーヨンの製造である。 CS2の臭気閾値については、0.0243 mg/m³~23.1 mg/m³(0.0078 ppm~7.4 ppm)と幅広い値が 報告されている。AmooreとHautala(1983)は、空気中臭気閾値の幾何平均値を0.11 ppm(標 準誤差0.058 ppm)とし、Leonardosら(1969)は、臭気認知閾値を0.21 ppmとしている。米 国工業衛生協会(AIHA,1997)は、化学物質の臭気閾値の比較検討報告において、引用し た一連の値(0.016~0.42 ppm)をすべて示している。CS2については、幾何平均値も「許容 値の範囲」も示されておらず、また、0.21 ppmという閾値が示されているが、それは100% 認知濃度であるため、その値を採用することはできない。臭気問題を引き起こすCS2の濃度 については、データがほとんど得られていない。1件のヒトにおける対照を置いた試験 (Lehmann 1894)では、180~240 ppmの濃度で「中等度の臭気問題」が引き起こされたこ とが、また、1件のトキシコキネティクス試験(Rosier et al. 1987)では、10~20 ppmの濃度 で苦痛は訴えられなかったことが報告されている。

データベースは、特異的臭気認知濃度(level of distinct odor awareness、LOA)を計算するに は不十分である。また、CS2は、光と空気の影響を受けて急速に分解され、生成された分解

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2 ともに、臭気閾値と臭気の快・不快度が著しく変化する。CS2は、気道から急速に吸収され て全身に分布するが、濃度が最も高くなるのは、脂質の多い組織中である。ジチオカルバ ミン酸塩や同様の生成物は、そのCS2部位がアミノ酸やタンパク質やアミンのNH2基、SH基、 ならびにOH基と反応することで、いわゆる「酸解離性」CS2を形成する。曝露終了後、結 合反応にあずらなかったCS2は速やかに排泄されるが、酸解離性CS2は、半減期がより長い ため、曝露の繰り返しとともに蓄積する可能性がある。 急性曝露の場合、CS2は、ヒトや動物の中枢神経系(CNS)に作用する。ヒトでは、曝露に よるCNSへの急性の影響として、浮動性めまい、頭痛、自律神経系反応、悪心、回転性めま い、嘔吐、中枢性麻痺、ナルコーシスが現れる。動物(ラット、マウス、ウサギ、ネコ、 およびイヌ)では、急性曝露によって活動減少が起こるだけでなく、興奮性亢進、昏迷、 運動失調、振戦、痙攣、深いナルコーシスも起こり、最終的に呼吸停止や死亡に至る場合 もある。CNSへの影響がみられる濃度でのみ、眼や粘膜への刺激も起こる。ただし、CNS への顕著な影響がみられない低い濃度でも、肝臓において、生体異物の生体内変換反応の 阻害、アルコール脱水素酵素(ADH)およびアルデヒド脱水素酵素(ALDH)経路を介した エタノール代謝の阻害、炭水化物代謝の変化、エネルギー代謝の変化が生ずる。 ヒトにおけるいくつかのトキシコキネティクス試験では、数名の被験者を17~51 ppmの濃 度で曝露した際、一部の被験者に軽微な頭痛が起こったこと以外に、自覚症状はなかった ことが報告されている(Harashima and Masuda 1962; Teisinger and Soucek 1949)。ヒトをCS2

に6時間曝露した試験では、適用した最低濃度である10 ppmで生体内変換阻害が起こったこ とが報告されている(Mack et al. 1974)。ラットにおける8時間曝露試験でも、適用した最 低濃度である20 ppmで薬物と溶剤の生体内変換の阻害と、肝臓のグリコーゲン量の減少が みられている。すべての影響が約24時間以内に速やかに消失し、肝酵素の血清中濃度の増 加はみられなかったことが報告されている(Freundt and Dreher 1969; Freundt and Kuttner 1969; Kürzinger and Freundt 1969; Freundt and Schauenburg 1971; Freundt et al. 1974b, 1976a; Freundt and Kürzinger 1975)。ヒトにおける対照試験(Lehmann 1894)では、約180 ppm~3,000 ppm以上の濃度で、2名の健康志願者を曝露した。この試験では、260~420 ppmの濃度で、 CNS症状と眼・喉の刺激症状が起こった。CNS症状は、曝露の濃度および時間に比例して重 症度が増大した。約2,000 ppmの濃度では、CNSへの重度の影響がみられ、曝露終了後も持 続した。2,000 ppm~3,000 ppm以上の濃度では、半麻酔状態と不規則呼吸が引き起こされて いる。

AEGL-1値は、ヒトを対象としてCS2によるエタノール代謝阻害を調べた試験(Freundt and

Lieberwirth 1974a; Freundt et al. 1976b)に基づいた。この対照試験では、健康志願者に、CS2

を20 ppmの濃度で8時間吸入曝露させ、曝露中または曝露後にアルコール飲料を摂取させ、 0.75 g/L(75 mg/dL)の血中アルコール濃度が得られるようにした。この試験は、被験者自

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身を対照としている。CS2の曝露によって、血中アセトアルデヒド濃度は、曝露前に比較し て50~100%上昇した。血中アセトアルデヒド濃度の上昇は、CS2曝露中にアルコールを摂取 した場合にも、曝露終了後8時間経ってからアルコール摂取を開始した場合にも認められて いる。アルコール代謝の第2段階、すなわちALDHによるアセトアルデヒドの酸化の段階で、 CS2がエタノールの代謝を阻害しているものと思われる。対照試験で認められたアセトアル デヒド濃度の上昇は無症候性であり、ジスルフィラム様作用(「アンタビュース様症候群」 とも言い、顔面紅潮、低血圧、頻脈などを伴う)は認められていない。ただし、濃度は不 明であるが(おそらくは高濃度で)CS2の職業曝露を受けた労働者において、アルコール不

耐性が何度も報告されており、ドイツの労働・環境医学学会(German Society for Occupational and Environmental Medicine)のガイドラインでは、アルコール不耐性は、CS2によって誘発

されるさらなる有害作用に含まれている(Drexler 1998)。 ALDHには異なるタイプが存在し、それぞれ活性が異なっている。ALDH2-2対立遺伝子(ア ジア人には一般的であるが、白人には極めて少ないか欠如している)を持つ人は、ALDHの 活性が低く、アルコール摂取後の血中アセトアルデヒド濃度が、正常なALDHを持つ人より も高くなる。ALDH2-2のホモ接合型の人は、エタノールに対する感受性が非常に高い(ま ったく酒が飲めない人が多い)と考えられるが、ALDHのヘテロ接合型の人は、正常集団内 の感受性の高い亜集団とみなされる。この亜集団の人は、CS2によってALDHが阻害され、 アセトアルデヒド濃度がさらに上昇すると、ジスルフィラム様作用(アンタビュース様症 候群)の出現や、別の軽度の症状の悪化が起こる。 感受性の高い亜集団を保護するために、種内不確実係数3を適用した。関係式Cn × t = k(こ こで、C = 曝露濃度、t = 曝露期間、k = 定数、nは化学物質固有の指数)を使用して、関連 するAEGLの曝露期間に外挿した。短い曝露期間については、濃度指数を導出するための実 験データがないため、デフォルト値(n = 3)を使用した。AEGL値は長い曝露期間(8時間) の試験に基づいて導出しており、また、裏付けとなる、短い曝露期間における濃度・時間-反応関係を特徴付ける試験がみつからなかったため、10分間AEGL-1値については、30分間 AEGL-1値を適用した。導出されたAEGL-1値は、臭気閾値より高かったが、中等度の臭気 問題を引き起こしたことが報告されている濃度(上述)より低かった。 AEGL-2値の導出は、CS2に4時間曝露したラットの行動変化に関する無毒性量(NOEL)で

ある1,000 ppm(Goldberg et al. 1964)を基準にした。NOELより1段高い曝露濃度の2,000 ppm では、逃避(および回避)反応の抑制がみられている。総不確実係数10を適用した。CNS に影響を及ぼす化学物質によって引き起こされる急性の影響がヒトとげっ歯類で同等にみ られるため、種間不確実係数は3に減らした。なお、ヒトを対象にした実験的試験では、80 ppmで6~8時間曝露しても、重大な影響や逃避機能を障害する影響が曝露中も曝露後も認め られておらず、デフォルトの種間不確実係数10を使用して値を得たとしても、得られた値

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4 は否定される。感受性の高い人のために、種内不確実係数3を適用した。回帰式Cn × t = kを 用いて時間スケーリングを行った。濃度指数を導出するための適切な実験データがないた め、nの値は、短い曝露期間(30分間および1時間)にはデフォルトの3を、長い曝露期間(8 時間)には1を使用した。AEGL2値は長い曝露期間(4時間)の試験に基づいて導出してお り、また、裏付けとなる、短い曝露期間における濃度・時間-反応関係を特徴付ける試験がみ つからなかったため、10分間AEGL-2値については、30分間AEGL-2値を適用した。 AEGL-3値は、ラットを用いた試験(Du Pont 1966)に基づいた。この試験では、3,500 ppm で4時間曝露した6匹がすべて、曝露中または曝露後2時間以内に死亡したが、3,000 ppmで曝 露した6匹はいずれも、曝露中および曝露後14日間の観察期間中に死亡しなかった。総不確 実係数10を適用した。CNSへの急性の影響は、種間でそれほど異ならないと予想されるため、 種間不確実係数3を適用した。なお、ヒトを対象にした実験的試験では、80 ppmで6~8時間 曝露しても、生命を脅かす影響が曝露中も曝露後も認められておらず、デフォルトの種間 不確実係数10を使用して値を得たとしても、得られた値は否定される。CNS機能障害の閾値 は個体間でそれほど異ならないと予想されるため、感受性の高い人を考慮した種内不確実 係数として3を適用した。回帰式Cn × t = kを使用して、時間スケーリングを行った。濃度指 数を導出するための適切な実験データがないため、nの値は、短い曝露期間(30分間および 1時間)にはデフォルトの3を、長い曝露期間(8時間)には1を使用した。AEGL-3値は長い 曝露期間(4時間)の試験に基づいて導出しており、また、裏付けとなる、短い曝露期間に おける濃度・時間-反応関係を特徴付ける試験がみつからなかったため、10分間AEGL-3値に ついては、30分間AEGL-3値を適用した。Tableに、導出したAEGL値をまとめて示す。 また、参考として国際化学物質安全性カード(ICSC)を添付する。

(5)

国際化学物質安全性カード

ニ硫化炭素

ICSC番号:0022

ニ硫化炭素

CARBON DISULFIDE

Carbon disulphide

Carbon bisulfide

Carbon sulfide

CS

2

分子量:76.1

CAS登録番号:75-15-0

RTECS番号:FF6650000

ICSC番号:0022

国連番号:1131

EC番号:006-003-00-3

災害/

暴露のタイプ

一次災害/

急性症状

予防

応急処置/

消火薬剤

火災

引火性が高い。多くの反応によ り、火災や爆発を生じることが ある。火災時に刺激性もしくは 有毒なフュームやガスを放出 する。 裸火禁止、火花禁止、禁煙。 高温面との接触禁止。 粉末消火薬剤、水噴霧、泡消 火薬剤、二酸化炭素。

爆発

蒸気/空気の混合気体は爆発 性である。 密閉系、換気、防爆型電気お よび照明設備。帯電を防ぐ(例 えばアースを使用)。 充填、取り出し、取扱い時に圧 縮空気を使用してはならない。 摩擦や衝撃を与えない。 火災時:水を噴霧して容器類を 冷却する。

身体への暴露

作業環境管理を厳密に! (妊娠中の)女性への暴露を避 ける! いずれの場合も医師に相談! 吸入 めまい、頭痛、吐き気、息切 れ、嘔吐、脱力感、被刺激性、 幻覚。 換気、局所排気、または呼吸 用保護具。 新鮮な空気、安静。医療機関 に連絡する。 皮膚 吸収される可能性あり! 皮膚の乾燥、発赤。 他の症状については「吸入」参 照。 保護手袋、保護衣。 多量の水で洗い流した後、汚 染された衣服を脱がせ、再度 洗い流す。医療機関に連絡す る。 眼 発赤、痛み。 安全ゴーグル、顔面シールド、 または、呼吸用保護具と眼用 保護具の併用。 数分間多量の水で洗い流し(で きればコンタクトレンズをはずし て)、医師に連れて行く。 経口摂取 「吸入」参照。 作業中は飲食、喫煙をしない。 何も飲ませない。医療機関に連絡する。

漏洩物処理

貯蔵

包装・表示

・危険区域から立ち退く! ・専門家に相談する! ・すべての発火源を取り除く。 ・残留液を砂または不活性吸収剤に 吸収させて安全な場所に移す。 ・下水に流してはならない。 ・個人用保護具:自給式呼吸器付完 ・耐火設備(条件)。 ・酸化剤、食品や飼料から離してお く。 ・涼しい場所。 ・排水管や下水管へのアクセスのな い場で貯蔵する。 ・気密。 ・破損しない包装。破損しやすい包装 のものは密閉式の破損しない容器に 入れる。 ・食品や飼料と一緒に輸送してはな らない。 ・EU分類

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・国連危険物分類(UN Haz Class):3 ・国連の副次的危険性による分類 (UN Subsidiary Risks):6.1

・国連包装等級(UN Pack Group):I

重要データは次ページ参照

ICSC番号:0022

Prepared in the context of cooperation between the International Programme on Chemical Safety & the Commission of the European Communities © IPCS CEC 1993

国際化学物質安全性カード

ニ硫化炭素

ICSC番号:0022

重 要 デ | タ 物理的状態; 外観: 特徴的な臭気のある、無色の液体。 物理的危険性: この物質の蒸気は空気より重く、地面あるい は床に沿って移動することがある。遠距離引 火の可能性がある。流動、撹拌などにより、静 電気が発生することがある。 化学的危険性: 衝撃、摩擦、または振動を加えると、爆発的に 分解することがある。加熱すると、爆発するこ とがある。高温の表面や空気に触れると自然 発火し、有毒なフューム(二酸化イオウ[ICSC番 号 0074])を生じることがある。酸化剤と激しく 反応し、火災や爆発の危険をもたらす。ある種 のプラスチック、ゴム、被覆材を侵す。 許容濃度: TLV:1 ppm (TWA);(皮膚);A4(人における発 がん性が分類できていない物質) (ACGIH 2006)。

(訳注:詳細は ACGHI の TLVs and BEIs を参 照)

MAK:5 ppm, 16 mg/m3;皮膚吸収(H);ピーク

暴露限度カテゴリー:II(2);妊娠中のリスクグル ープ:B (DFG 2006)。

(訳注:詳細は DFG の List of MAK and BAT values を参照) 暴露の経路: 体内への吸収経路:吸入、経皮、経口摂取。 吸入の危険性: 20℃で気化すると、空気が汚染されてきわめ て急速に有害濃度に達することがある。 短期暴露の影響: 眼、皮膚、気道を刺激する。この液体を飲み込 むと、肺に吸い込んで化学性肺炎を起こすこと がある。中枢神経系に影響を与えることがあ る。意識低下を引き起こすことがある。200~ 500 ppmに暴露すると、死に至ることがある。 長期または反復暴露の影響: 反復または長期の皮膚への接触により、皮膚 炎を引き起こすことがある。 心血管系、神経 系に影響を与え、冠動脈性心疾患、重度の神 経行動学的症状、多発性神経炎、精神病を生 じることがある。動物試験では人の生殖に毒 性影響を及ぼす可能性があることが示されて いる。 物理的性質 ・沸点:46℃ ・融点:-111℃ ・比重(水=1):1.26 ・水への溶解度:0.2 g/100 ml(20℃) ・蒸気圧:48 kPa(25℃) ・相対蒸気密度(空気=1):2.63 ・引火点:-30℃ (c.c.) ・発火温度:90℃ ・爆発限界:1~50 vol%(空気中)

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国立医薬品食品衛生研究所 ・log Pow (オクタノール/水分配係数):1.84 環境に関する データ ・水生生物に対して毒性が強い。 注 ・暴露の程度によっては、定期検診が必要である。

Transport Emergency Card(輸送時応急処理カード):TEC(R)-30S1131 NFPA(米国防火協会)コード:H(健康危険性)3;F(燃焼危険性)4;R(反応危険性)0; 付加情報

ICSC番号:0022

更新日:2000.04

ニ硫化炭素

© IPCS, CEC, 1993

Table  AEGL 設定値

参照

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