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降水レーダグループ

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Academic year: 2021

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52 3 活動状況

3.4.1 降水レーダグループ

中期計画期間全体

目  標

電磁波による降水観測技術の進展、特に宇宙からの定量的降水観測の実現を目指す。 (中間時の目標)全球降水観測計画主衛星(GPM親機、平成 19 年度打上げ予定)搭載予定の二周波降水レーダの研究開発、衛 星観測データシミュレータの開発。 (終了時の目標)GPM搭載予定の二周波降水レーダの衛星搭載機の開発(宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同開発)、そのデー タ処理アルゴリズムの開発、衛星データ及びアルゴリズムの検証方法の確立、レーダの混信低減手法の提言。

目標を達成するための内容と方法

衛星搭載 35GHz降水レーダの技術開発、アルゴリズム開発、そのための基礎データを与えるシミュレータの開発を行う。また、 混信低減のための気象レーダ送信信号変調方式の検討を行う。

特  徴

衛星搭載二周波降水レーダは世界初の試みである。35GHzレーダそのものも世界初であり、二周波を組み合わせた高精度観測 の実現を目指す。 GPM全体としての成果は、気象学、気候学、水文学の発展に寄与し、例えば天気予報の精度向上、気候変動の解明、水資源管 理につながる。 地上気象レーダの混信を低減する。

今年度の計画及び報告

今年度の計画

GPM衛星搭載二周波降水レーダの開発にかかわる研究では、平成 15 年度から 16 年度にかけて実施しているKa帯の送受信部 のEM製作を完了し、その性能試験を行う。同時にJAXAが担当するKu帯のレーダ部及び二周波レーダ全体システムなどの開 発に協力する。レーダの運用モードや設定パラメータ等について更に詳細な検討を行う。航空機搭載二周波レーダ及びシミュレー ションデータを用いて、二周波レーダアルゴリズムの検討を引き続き行う。日米共同で推進中のTRMMのデータ処理アルゴリズ ムの新しい版についての検証作業を行う。また、TRMMデータを解析し、GPMレーダの開発及びデータ処理方法の開発に役立 てる。9 月に第二回国際TRMM会議をNASA、JAXAと共同で奈良にて開催する。沖縄降雨レーダのデータ収集及び処理への協 力(C218101 への協力)をする。GPM衛星搭載二周波レーダの 35GHzレーダ部の開発に当たっては、二周波レーダ全体の開発 を行うJAXAと密接な連絡を取り、歩調を合わせた開発を行う。そのための人事交流を進める。

今年度の成果

GPM衛星搭載二周波降水レーダ(DPR)の開発及びその打上げ後の校正並びに検証等に関して、NICTとJAXAの間で共同開発 に関する協定を締結した。DPRのうち 35GHzレーダの開発にかかわる研究では、平成 15 年度から 16 年度の 2 年度にまたがり 送受信部のEMの製作を行った。なお、EMの製作に先立ち、EM設計審査会をJAXAと協力して開催した。GPM衛星搭載の二 周波降水レーダの取付け角や運用モード、設定パラメータの検討をJAXAと協力して行った。二周波レーダアルゴリズムの適応 可能な雨の条件について検討した。TRMMのデータから降雨の分布特性について調べた。GPM時代の降雨推定アルゴリズムの ためにマイクロ波放射計によるアルゴリズムの要素改良を行ったTRMM降雨レーダの降雨強度推定アルゴリズムの新しい版を NASA及びJAXAに提出した。それを用いた標準プロダクトの配布が始まった。大阪府立大学と協力してTRMMデータを解析し GPMレーダの開発及びデータ処理方法の開発に役立てる研究を継続し実施した。沖縄降雨レーダのデータ収集及び処理への協力 を行った。国際TRMM会議をJAXAと協力して行った。JAXAとの人事交流も行った。 35GHz レーダ送受信モジュール EM(表面) 高出力送信機(SSPA) 分合波器 低雑音増幅器(LNA) 移相器(PHS)

参照

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