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目 次 1 北海道観光の現状と課題 (1) 観光入込客数の推移 1 (2) 観光客の動態 4 (3) 観光産業の状況 10 2 北海道の観光振興施策 H26 年度経済部観光局施策体系 15 参考資料 観光入込客数( 延べ人数 ) の推移 その他の観光統計指標( 前年同月比 ) 主な観光資源( 自然公

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(1)

北海道経済部観光局

平成26年9月

(2)

1 北海道観光の現状と課題

(1)観光入込客数の推移

・・・1

(2)観光客の動態

・・・4

(3)観光産業の状況

・・・10

2 北海道の観光振興施策

H26年度経済部観光局施策体系

・・・15

【参考資料】

・観光入込客数(延べ人数)の推移

・その他の観光統計指標(前年同月比)

・主な観光資源(自然公園、ラムサール条約登録湿地、世界遺産、北海道遺産等)

・観光圏の状況

・外国人観光客の受入体制(ビジットジャパン案内所)

・航空路線網図

・航空路線別輸送実績

・平成26年度地域政策推進事業一覧(観光関連分)

・北海道観光のくにづくり条例

・北海道観光のくにづくり行動計画(概要)

・北海道観光審議会

(3)

北海道観光の現状と課題

(1)観光入込客数の推移

観光入込客数、外国人来道者数ともに過去最高

北海道の観光入込客数(実人数)は、平成23年度は東日本大震災の影響など

により落ち込んだが、平成24年度は観光需要が回復基調に転じ、さらに平成

25年度は景気の緩やかな回復に伴い国内外の観光需要が引き続き回復傾向に

あったほか、集客力のある大規模なイベントの開催などから、5,310万

人(前年度比4.2%増)となり、算定方式の変更はあるものの、平成11年度

の5,149万人を超えて過去最高となった。

増加傾向にある訪日外国人来道者数は、平成23年度は落ち込んだが、平成

24年度は国際定期便の新規就航や、円安が進んだことなどから回復し、さら

に平成25年度は東南アジア諸国に対する査証要件の緩和や国際定期便の増便

などから115万3,100人(前年度比45.9%増)と、年度としてはじめて

100万人を超え過去最高となり、日本全体の訪日外客数1,098万人の約

1割を占めている。

圏域別では十勝圏が増加

圏域別にみると、6圏域とも平成23年度以降は増加傾向にあるものの、

平成11年度の入込客数を100とすると、十勝圏の107.3以外は5圏域とも減

少している。十勝圏の伸びは、道東道の開通による交通アクセス向上の効果

などが大きいと考えられる。

12 17 20 21 24 28 29 43 51 59 71 69 68 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110 120 130 140 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 (万人) (年度) 道外客 道内客 外国人 道内客、道外客 (万人) 【北海道観光入込客数調査】 注) 平成22年度から新方式により調査

観光入込客数(実人数)の推移

5,149 5,149 5,149 5,149 5,149 74 57 79 115 0 20 40 60 80 100 120 140 H22 H23 H24 H25(年度) 外国人 外国人(万人) 道内客 4,629 道外客 680 5,310

(4)

著しい伸びのアジア地域

外国人観光客の内訳を国・地域別にみると、台湾が最も多く、次いで、中

国、韓国、香港、タイとなっている。地方空港への国際定期便やチャーター

便が数多く運行された台湾は平成25年度に過去最高となり、また査証要件が

緩和され直行便が増便されたタイは前年度比167%増となっている。

0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 H25 H24 H23 H22 H21 台湾 415,600 台湾 280,800 台湾 191,200 台湾 183,700 台湾 180,850 中国 158,300 中国 102,200 中国 101,400 中国 135,500 中国 92,700 韓国 141,600 韓国 123,600 韓国 89,700 韓国 148,900 韓国 135,300 香港 107,300 香港 72,600 香港 56,200 香港 87,100 香港 127,550 タイ 98,800 タイ 37,000 タイ 9,700 タイ 18,400 タイ 6,300 シンガポール 35,600 シンガポール 23,500 シンガポール 17,700 シンガポール 28,800 シンガポール 40,450 豪州 29,400 豪州 29,400 豪州 20,500 豪州 25,600 豪州 32,100 その他 166,500 その他 121,300 その他 83,300 その他 113,700 その他 60,100

【北海道観光入込客数調査】

訪日外国人来道者数(国・地域別内訳)

台湾 中国 韓国 香港 タイ シンガポール 豪州 その他 (単位:人) 注) 平成22年度から新方式により調査 60 70 80 90 100 110 120 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 (年度) 【北海道観光入込客数調査】

観光入込客数(延べ人数)の推移(圏域別)

道央 道南 道北 オホーツク 十勝 釧路・根室

十勝圏 107.3

道北圏 96.5

道央圏 89.9

釧路・根室圏 77.1

オホーツク圏 70.7

※H11年度の観光入込客数を100として、その増減を示したもの

道南圏 76.8

(5)

夏季に集中する観光客

延べ人数(1億3,179万人)を季節別にみると、年間入込客数の約半分が

夏季(6~9月)に集中し、冬季(12~3月)の入込客数は2割程度にとどま

っている。一方、外国人は、夏と冬の2つのピークがある。

修学旅行の受入

北海道への修学旅行は、平成23年度は震災後の旅行先の道内への振替など

から増加したが、平成24年度以降は減少傾向にある。旅行業者等によると、

北海道への修学旅行は平成11~12年頃までは全国トップクラスであったも

のの、平成15年度以降は沖縄県へのシフトが進み、現在では沖縄県の半数以

下に減少している。

0

10

20

30

40

50

60

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

4月

5月

6月

7月

8月

9月 10月 11月 12月 1月

2月

3月

万人泊(外国人) 万人(全体)

季節別観光入込客数(延べ人数)等

全体

外国人

6~9月

6,710万人

6~9月

118万人泊

12~3月

166万人泊

12~3月

2,792万人

【北海道観光入込客数調査(平成25年度)】 1,115 1,250 1,116 1,171 1,155 1,161 1,270 1,099 1,011 2,484 2,615 2,603 2,492 2,458 2,562 2,686 2,484 2,496 192,945 223,679 190,963 200,587 200,232 195,815 209,837 177,364 163,600 426,536 439,823 430,878 427,248 412,182 438,194 451,550 431,407 436,334 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 350,000 400,000 450,000 500,000 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 (人) (校) (年度)

修学旅行の入込状況

学校数 (北海道) 学校数 (沖縄県) 人数 (北海道) 人数 (沖縄県) 【(社)北海道観光振興機構、沖縄県文化観光スポーツ部観光政策課】

(6)

(2)観光客の動態

来道観光客の属性

北海道を訪れる観光客の属性をみると、性別では、男性が47.5%、女性が

52.5%で、女性の割合が5%大きくなっている。年齢別では、50代以上が

45.4%と半数近くを占め、居住地別では、関東が46.8%と群を抜いて多く

なっている。

【平成

23 年度観光客動態・満足度調査】

性別

47.5%

52.5%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 男性 女性

年齢

5.6%

17.4%

15.1%

16.4%

17.3%

20.6%

7.5%

0%

20%

40%

60%

80%

100%

10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代

居住地

8.9%

46.8%

13.5%

5.9%

13.0%

5.7% 6.3%

0%

20%

40%

60%

80%

100%

東北 関東 東海 北陸・甲信越 近畿 中国・四国 九州・沖縄

高等学校における修学旅行先の推移

1位

2位

3位

4位

5位

平成11年度

北海道

京都

沖縄

奈良

平成13年度

大阪

京都

北海道

東京

平成15年度

沖縄

北海道

京都

大阪

平成16年度

沖縄

北海道

京都

東京

長野

平成18年度

沖縄

北海道

京都

東京

大阪

平成20年度

沖縄

北海道

京都

東京

大阪

平成22年度

沖縄

北海道

東京

京都

長崎

平成24年度

沖縄

京都

東京

大阪

北海道

【公益財団法人日本修学旅行協会 教育旅行白書、教育旅行年報】

※H22年度までは、滞在時間を反映したカウント方法であったが、H24年度は訪問回数のみでカウントしているた

め、比較的長く滞在する北海道は前回よりも相対的順位が低くなっている。

(7)

家族旅行が大半

来道観光客の旅行形態をみると、家族旅行が56.8%で大半を占めており、

団体・グループ旅行は27.2%と減少傾向にある。一人旅は13.5%で若干増加

している。

長期滞在客が増加

来道観光客の旅行日程をみると、平成19年度は短縮化の傾向にあったが、

平成23年度は、3泊4日が27.0%、4泊5日が12.0%、5泊以上も16.7%と

長期滞在客が増加している。

56.8%

54.5%

30.1%

27.1%

35.8%

60.0%

13.5%

8.4%

10.0%

2.5%

1.3%

0%

20%

40%

60%

80%

100%

平成23年度 平成19年度 平成14年度 【観光客動態・満足度調査】

旅行形態の推移(来道観光客)

家族旅行(H14・H19新婚旅行を含む) 団体・グループ旅行 一人旅 その他 ※23年度の調査では、有効回答のみで集計しているため、比較に用いている14・19年度調査データは、 「不明」を除く有効回答のみで再集計している。 25.1% 夫婦 18.6% 子供連れ 13.1% 親戚などその他家族 (友人・仲間・仕事関係等)

0.8

9.6

34.0

27.0

12.0

16.7

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

40.0

45.0

50.0

日帰り

1泊2日

2泊3日

3泊4日

4泊5日

5泊以上

【観光客動態・満足度調査】

(%)

旅行の日程(来道観光客)

平成14年度

平成19年度

平成23年度

※23年度の調査では、有効回答のみで集計しているため、比較に用いている14・19年度調査データは、 「不明」を除く有効回答のみで再集計している。

(8)

8割がリピーター

来道観光客のうち、80%以上が過去に北海道を訪れた経験があるリピータ

ーで、5回以上の来道経験を持つ「北海道ファン」も40%を超えている。

多様化する旅行目的

北海道を訪れた観光客の旅行目的をみると、年度によって増減はあるもの

の、「自然観賞」、「温泉・保養」、「買い物・飲食」、「テーマパーク・遊園地」

など旅行目的は多様化している。

また、公益財団法人日本交通公社がまとめた「旅行者動向2013」による

と、自然や景勝地を見て回る「自然観光」、おいしいものを食べる「グルメ旅

行」では、行ってみたい旅行先として北海道が他を大きく引き離して一位と

なっており、「自然」や「食」は今後も北海道観光の大きな魅力となり続ける

と考えられる。

旅行目的の推移(来道観光客)

0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0% 45.0% 50.0% その他 アウトドア・工芸・農作業 などの体験観光 ドライブ スポーツ・文化活動の 参加・見学 イベント への参加・見学 テーマ・パーク・ 遊園地 特産品の 買物・飲食 温泉・保養 自然観賞 【観光客動態・満足度調査】 平成14年度 平成19年度 平成23年度 42.5 39.4 18.1 0 10 20 30 40 50 5回以上 2~4回 初めて 【観光客動態・満足度調査】 (%)

北海道への旅行回数

平成14年度 平成19年度 平成23年度 ※23年度の調査では、有効回答のみで集計しているため、比較に用いている14・19年度調査データは、 「不明」を除く有効回答のみで再集計している。

(9)

パッケージツアーの利用者は減少

パッケージツアーの利用状況をみると、ルートの決まったパッケージツア

ーを利用した来道観光客の割合は、平成14年度の39.4%から平成23年度で

は19.8%と半減している。

一方、パッケージツアーを利用しない観光客は、平成23年度には45.3%と

増加している。

パッケージツアーの利用状況(来道観光客)

19.8%

22.5%

39.4%

34.9%

39.0%

29.6%

45.3%

38.4%

31.0%

0%

20%

40%

60%

80%

100%

平成23年度

平成19年度

平成14年度

パッケージツアー (ルートの決まっ た旅行) パッケージツアー (フリープラン等) パッケージツアー でない ※23年度の調査では、有効回答のみで集計しているため、比較に用いている14・19年度調査データは、  「不明」を除く有効回答のみで再集計している。

【観光客動態・満足度調査】

旅行タイプ別の行ってみたい旅行先

○総合

○自然観光

○温泉旅行

○動物園・水族館

北 海 道

20.9%

北 海 道

20.4%

大 分 県

15.8%

沖 縄 県

22.7%

沖 縄 県

17.4%

沖 縄 県

6.0%

神 奈 川 県

11.5%

北 海 道

18.7%

京 都 府

7.2%

京 都 府

4.1%

群 馬 県

9.3%

大 阪 府

8.2%

東 京 都

5.1%

熊 本 県

4.1%

静 岡 県

6.6%

東 京 都

6.9%

鹿 児 島 県

4.4%

鹿 児 島 県

3.9%

北 海 道

6.1%

和 歌 山 県

5.0%

○グルメ

○スキー

○花の名所巡り

○自然現象鑑賞

北 海 道

26.6%

北 海 道

36.4%

京 都 府

20.0%

17.6%

静 岡 県

5.5%

長 野 県

22.9%

奈 良 県

9.6%

米国(本土)

11.2%

東 京 都

4.0%

新 潟 県

13.7%

秋 田 県

9.3%

オ ー ス ト ラ リ ア

8.3%

兵 庫 県

3.3%

カ ナ ダ

5.7%

北 海 道

8.8%

鹿 児 島 県

8.1%

神 奈 川 県

3.0%

ス イ ス

2.6%

熊 本 県

7.5%

北 海 道

7.2%

○秘境ツアー

○世界遺産巡り・国内

○ロングステイ

南 米

10.2%

鹿 児 島 県

15.7%

米国(本土)

18.1%

ペ ル ー

8.8%

京 都 府

10.9%

沖 縄 県

11.9%

海 道

8.8%

和 歌 山 県

10.7%

イ ギ リ ス

7.1%

山 県

6.6%

北 海 道

10.0%

北 海 道

5.4%

島 県

5.2%

岩 手 県

7.1%

長 野 県

5.0%

【公益財団法人日本交通公社:旅行者動向2013】

(10)

変化する移動手段

北海道内における主な移動手段をみると、「観光(貸切)バス」の割合が、平

成14年度の41.5%から平成23年度では21.0%と、ほぼ半減している。一方、

平成23年度は「鉄道」の割合が29.3%と最多となっており、少人数旅行の増

加が移動手段の変化にも現れていると考えられる。

ネット化が進む手配方法

宿泊先の手配方法をみると、インターネットを利用した割合が、若年層

(10代~20代)及び中間層(30代~50代)で50%を超え、また、高齢層(60代

以上)でも40%を超えており、ネット利用の割合が大きくなっている。

宿泊先の手配方法(来道観光客)

17.5%

33.5%

33.3%

15.5%

15.8%

9.1%

8.5%

6.5%

7.7%

26.3%

15.8%

11.1%

23.2%

20.8%

23.6%

9.0%

7.6%

15.2%

0%

20%

40%

60%

80%

100%

高齢層

(60代以上)

中間層

(30代~50代)

若年層

(10代~20代)

旅行予約

サイト

宿泊施設の

サイト

旅行会社の

サイト

直接電話

その他の方法

事前手配なし

【平成23年度観光客動態・満足度調査】

29.3

24.3

18.0

21.0

31.9

41.5

6.8

3.3

5.5

19.4

26.0

19.7

3.4

5.8

6.5

12.2

4.5

4.7

7.9

4.2

4.2

0%

20%

40%

60%

80%

100%

23年度

19年度

14年度

主な移動手段(来道観光客)

鉄道 観光バス 路線バス レンタカー タクシー 自家用車 オートバイ等そ の他 ※23年度の調査では、有効回答のみで集計しているため、比較に用いている14・19年度調査データは、 「不明」を除く有効回答のみで再集計している。

【観光客動態・満足度調査】

(11)

旅行情報の入手先もインターネットが急増

旅行情報の入手先をみると、「インターネット」が平成14年度の10.1%か

ら平成23年度は27.2%と大幅に上昇し、逆に「旅行会社」が、32.4%から

13.5%と減少している。

観光消費額単価

観光客が1回の観光行動で消費する金額をみると、道内客は13,271円、道

外客は69,670円、訪日外国人来道者は122,128円となった。

注)第1回~第4回調査の道内客は、1世帯当たりの消費額

第5回調査は、第4回までと推計手法を変更

観光消費額

68,358

62,005

61,007

60,677

69,670

122,128

13,271

8,849

9,608

10,761

11,621

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

140,000

第1回調査 第2回調査 第3回調査 第4回調査 第5回調査

(円)

道内客1人当たり 道外客1人当たり 外国人1人当たり

調査期間

第1回調査:

S63.10~H1.9

第2回調査:

H5.10~H6.9

第3回調査:

H11.1~H11.12

第4回調査:

H16.7~H17.6

第5回調査:

  H21.7~H22.6

【北海道観光産業経済効果調査】

旅行情報の入手先(来道観光客)

27.2%

23.7%

18.8%

13.5%

0% 5% 10% 15% 20% 25% 30% 35%

インターネット

(携帯)

ガイドブック

(パンフレット)

旅行雑誌

旅行会社

【観光客動態・満足度調査】

平成14年度

平成19年度

平成23年度

※23年度の調査では、3つまでの選択、14・19年度調査では、2つまでの選択だったので、比較するため  回答総数を母数として割合を再集計している。

(12)

(3)観光産業の状況

観光消費額は横ばい傾向

北海道の観光総消費額は1兆2,992億円で、第1回調査以来増加を続けてい

たものの第5回調査ではやや横ばいとなった。このうち道民による消費額は7,

240億円、来道者による消費額は4,898億円、訪日外国人来道者による消費

額は855億円となっている。

注)第5回調査は、第4回までと推計手法を変更

生産波及効果は1兆8,237億円と推計され、このうち観光消費によって道

内での原材料やサービスの生産に波及する生産誘発効果が1兆4,965億円、

観光消費がもたらす雇用者の所得の増加が道内での新たな消費を生み出し、

生産に波及する家計迂回効果が3,272億円と推計された。

観光消費がもたらす生産波及効果はサービス業、運輸・通信業、製造業を

はじめとする様々な産業に波及している。

注)第5回調査は、第4回までと推計手法を変更

生産波及効果額の推移

8,904

11,958

14,441

14,944

14,965

3,353

4,182

4,332

4,825

3,272

12,258

16,140

18,773

19,770

18,237

0

5000

10000

15000

20000

25000

第1回調査

第2回調査

第3回調査

第4回調査

今回調査

家計迂回効果

生産誘発効果

(単位:億円)

 第5回調査

観光消費額の推移

5,354 6,108 6,583 7,666 7,240 3,254 4,356 5,580 5,280 4,898 855 8,608 10,464 12,946 12,992 12,163 0 2500 5000 7500 10000 12500 15000 第1回調査 第2回調査 第3回調査 第4回調査 今回調査 訪日外国人来道者 来道者 道民 (単位:億円)  第5回調査

(13)

注)第5回調査は、第4回までと推計手法を変更

雇用効果は16万4千人

観光消費による1兆8,237億円の生産波及効果は、164,431人の雇用効果

を生み出すと推計された。これは平成22年国勢調査における道内就業者数

250万9千人の6.6%に相当する。

注)第5回調査は、第4回までと推計手法を変更

観光消費による雇用効果

119,615

127,077

158,812

164,431

139,265

0

50,000

100,000

150,000

200,000

第1回調査

第2回調査

第3回調査

第4回調査

第5回調査

(人)

【北海道観光産業経済効果調査】

生産波及効果の構成比

その他

1.0%

農林水産業

4.4%

電気・ガス・水

道業 3.5%

金融・保険業

3.6%

不動産業

4.2%

商業

9.5%

製造業

13.1%

運輸・通信業

20.0%

サービス業

40.7%

【第5回北海道観光産業経済効果調査】

(14)

宿泊業

平成26年3月末現在、北海道で旅館業法の許可を受けているホテル、旅館、

簡易宿所は4,808施設となっている。観光庁の宿泊旅行統計調査によると、従

業者10人以上の宿泊施設は652施設(H26.1現在)であることから、道内の宿泊

施設の8割以上が従業者9人以下の小規模な施設であるといえる。

平成20年度と比較すると、ホテルは施設数で3.2%、定員数で7.0%増加して

いるが、旅館はそれぞれ12.7%、11.5%減少している。全体では、施設数で

2.2%、定員数で3.5%減少している。

宿泊施設数と定員数の推移

(単位:軒、人、人泊)

※1

都市部:札幌市、小樽市、函館市、旭川市、網走市、帯広市、釧路市の7市

※2

各年度

3月末現在

【北海道保健福祉部健康安全局食品衛生課】

旅行業者

道内に主たる営業所がある旅行業者の登録数は、平成26年3月末現在304

となっており、前年度より微増している。

平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 H25/H20

施設数

660

668

677

679

684

681

103.2%

定 員

116,432

119,114

120,916

120,834

122,861

124,559

107.0%

施設数

370

373

352

385

384

384

103.8%

定 員

69,366

71,506

67,100

74,456

75,905

77,045

111.1%

施設数

2,844

2,788

2,715

2,622

2,551

2,482

87.3%

定 員

178,464

176,512

170,568

166,348

162,511

157,970

88.5%

施設数

629

606

495

542

520

519

82.5%

定 員

47,523

46,559

37,810

41,678

41,249

41,213

86.7%

施設数

1,411

1,496

1,567

1,600

1,603

1,645

116.6%

定 員

31,981

31,845

32,319

32,007

32,094

32,857

102.7%

施設数

157

191

176

205

201

209

133.1%

定 員

5,825

5,479

5,298

5,764

5,558

6,006

103.1%

施設数

4,915

4,952

4,959

4,901

4,838

4,808

97.8%

定 員

326,877

327,471

323,803

319,189

317,466

315,386

96.5%

施設数

1,156

1,170

1,023

1,132

1,105

1,112

96.2%

定 員

122,714

123,544

110,208

121,898

122,712

124,264

101.3%

区  分

 ホ テ ル

うち都市部

 旅   館

うち都市部

うち都市部

 簡易宿所

うち都市部

 合   計

 道内に主たる営業所のある旅行業者 登録区分 登録行政庁 業務の範囲 H23年度 H24年度 H25年度 第1種 観光庁長官 ・海外・国内の募集型企画旅行 ・海外・国内の受注型企画旅行 ・手配旅行 ・受託契約に基づく代理販売 20 19 21 第2種 北海道知事 ・国内の募集型企画旅行 ・海外・国内の受注型企画旅行 ・手配旅行 ・受託契約に基づく代理販売 120 110 111 第3種 北海道知事 ・国内(区域限定)の募集型企画旅行 ・海外・国内の受注型企画旅行 ・手配旅行 ・受託契約に基づく代理販売 124 125 133 地域限定 北海道知事 ・国内(区域限定)の募集型企画旅行 ・国内(区域限定)の受注型企画旅行 ・国内(区域限定)の手配旅行 ・受託契約に基づく代理販売 - - 2 代理業 北海道知事 ・受託契約に基づく代理販売 38 38 37 302 292 304  ※ 各年度、3月末現在      【国土交通省北海道運輸局・北海道経済部観光局】  ※ 地域限定旅行業は、平成25年度から施行。 計

(15)

旅客輸送業

平成24年度の旅客輸送人員を平成19年度と比較すると、道内においては、

JRが微増したほかは減少した。道内-道外間においては、JR、船舶、航

空とも減少となった。

道内主要空港の航空機輸送実績についてみると、東京・関西方面とも輸送

人員はここ数年減少傾向にあったが、平成24年度から増加傾向にある。

機関別輸送人員の推移(道内)

(千人)

機関別輸送人員の推移(道内-道外)

(千人)

【数字でみる北海道の運輸(北海道運輸局)】

平成19年度

平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度

H24/H19

JR

125,797

126,303

124,747

125,497

127,600

129,668

103.1%

鉄道・軌道

220,887

220,044

215,441

215,573

214,629

219,897

99.6%

自動車

359,637

341,639

329,708

322,304

317,708

317,271

88.2%

船舶

1,894

1,706

1,572

1,573

1,422

1,471

77.7%

航空

700

645

613

638

621

591

84.4%

合計

708,915

690,337

672,081

665,585

661,980

668,898

94.4%

平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度

H24/H19

JR

1,695

1,607

1,600

1,480

1,321

1,458

86.0%

船舶

1,997

1,950

1,732

1,695

1,723

1,729

86.6%

航空

21,083

19,974

18,679

18,064

17,350

19,112

90.7%

合計

24,775

23,531

22,011

21,239

20,394

22,299

90.0%

55.0%

60.0%

65.0%

70.0%

75.0%

0

5,000,000

10,000,000

15,000,000

20,000,000

25,000,000

H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25

(人)

(年度)

航空機輸送実績の推移(道内主要空港-東京)

輸送人員 提供座席数 座席利用率

【国土交通省 航空輸送統計年報】

※道内主要空港:新千歳、釧路、函館、旭川、女満別、帯広

(16)

【貸切バスの状況】

平成24年度の貸切バス(観光バス)の事業実績を平成19年度と比較すると、

業者数はほぼ横ばい(0.8%増)だが、車両数は6.2%、走行キロは20.0%、

輸送人員は8.3%減少している。

貸切バスの事業実績

(台・千キロ・千人)

【数字でみる北海道の運輸(北海道運輸局)】

平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度

H24/H19

261

268

269

267

268

263

100.8%

2,938

2,945

2,913

2,838

2,767

2,757

93.8%

走 行 キ ロ

129,417

118,649

106,374

102,789

92,707

103,515

80.0%

輸 送 人 員

17,635

16,650

15,868

14,880

14,950

16,169

91.7%

55.0%

60.0%

65.0%

70.0%

75.0%

80.0%

0

1,000,000

2,000,000

3,000,000

4,000,000

5,000,000

6,000,000

H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25

(人)

(年度)

航空機輸送実績の推移(道内主要空港-関西方面)

輸送人員 提供座席数 座席利用率

【国土交通省 航空輸送統計年報】

※道内主要空港:新千歳、釧路、函館、旭川、女満別、帯広

(17)

北海道の観光振興施策

(平成26年度 経済部観光局施策体系)

◎=新規、○=継続、☆雇用交付金、※=非予算(単位:千円)

○着地型観光魅力づくり推進事業

76,176

<現状>

○北海道体験型観光活性化事業

19,323

○人口減少社会の到来

地域の資源を生かし

◎北海道新幹線開業対策観光地づくり緊急支援事業

18,140

○観光入込客数の減少、震災の影

た魅力ある観光地づ

○北海道教育旅行活性化事業費

17,314

くり

◎北海道観光通年化対策事業

12,350

○家族旅行など個人型旅行の増加

○災害等への安全対策

○北海道さっぽろ「食と観光」情報館運営費

37,536

○期待度を下回る満足度

○交通利便性の向上

◎北海道型IR検討調査費

20,000

○環境の保全と活用

○アウトドア活動振興環境整備事業費

639

<課題>

○地域への愛着と歴史

○滞在型観光による交流人口の増

や文化の継承

○北海道国際観光地づくり推進事業費

10,514

加、観光消費の拡大

○食の魅力の向上と食

◎災害に強い観光地づくり事業

2,600

○安全な受入環境づくり、旅行形

文化の育成

◎交流参加型国際観光地づくりモデル促進事業費

20,000

態の変化に対応した情報発信・

○地域資源の発掘と観

○アウトドア活動リスク対応啓発事業☆

13,943

旅行商品づくり

光の価値の向上

満足度の高いサービ

◎宿泊業若年者職場定着支援事業☆

66,442

○質の高いサービスの提供による

スの提供

◎地域観光人材育成事業☆

29,303

満足度の向上

◎外国人観光客向け多言語情報発信人材育成事業☆

26,980

◎北海道インバウンドおもてなし人材育成事業☆

◎観光戦略人材育成モデル事業☆

25,093

<目標>

ユニバーサルツーリズムサポーター

育成モデル事業☆

16,724

■自然環境など地域の資源を生か

○ホスピタリティの向

○アウトドア活動振興環境整備事業費(再掲)

25,148

した滞在型の観光地づくり

○北の観光まちづくりリーダー養成セミナー事業※

■国内外への効果的な誘客活動に

○ふれあい・交流の推

◎観光バス乗務員育成確保モデル事業☆

35,385

よる旅行市場の拡大

■観光振興による地域と経済の活

○受入環境の整備

性化

○サービスの質の向上

○北海道観光誘致推進事業費(国内分)

137,683

道外からの誘客促

○道内旅行意欲向上キャンペーン事業

27,403

進、道民の道内旅行

○北海道新幹線開業等の効果を活かした誘客促進事業 24,300

<行動計画のポイント>

の活性化

◎「もうひと旅北海道」PR事業

10,544

・震災を踏まえた、誰もが安全に安

○北海道ロケーション誘致推進費

545

心して快適に旅行できる受入体制

○北海道教育旅行活性化事業費(再掲)

づくり

○道民一人ひとりが観

・何度でも、1日でも長く繰り返し

光の担い手

○北海道観光成長市場開拓促進事業費

75,987

滞在いただける観光地づくり

○戦略的な情報発信と

ターゲットを定めた

◎北海道観光成熟市場誘客確保促進対策事業費

43,463

・国際競争力を有する質の高い観光

プロモーション

戦略的な海外からの

○北海道観光誘致推進事業費(国際分)

34,557

地づくり

○東北との連携

誘客促進

○コンベンション誘致促進事業費

10,576

・LCC就航や新幹線開業効果を最

○観光案内機能の充実

○北海道ロケーション誘致推進費(再掲)

大限に活用

○多様な旅行メニュー

・道民のさらなる道内旅行の促進

の提供

・誘致対象国・市場の特色に対応し

○観光統計調査事業費

3,666

たきめ細かいプロモーションの推

○観光振興諸費

1,000

マーケットデータの

○北海道国際観光地づくり推進事業費(再掲)

収集や普及啓発

○道内旅行意欲向上キャンペーン事業(再掲)

○アウトドア活動リスク対応啓発事業☆(再掲)

◎地域観光人材育成事業☆(再掲)

◎外国人観光客向け多言語情報発信人材育成事業☆(再掲)

H26年度観光局予算 計:843,334 (うち雇用交付金 239,019)

〔H25年度

:643,420 (

36,066)〕

現状・課題

行動指針

施策の展開方向

主な事業

自然 環 境な ど

地域の資源を

生 か し た 滞 在

型の観光地づ

くり

地域にこだわり連携し

て地域の魅力を高める

おもてなしの心で交流

する

地 域 の 魅 力 を 戦 略 的

に発信する

国内外への効

果的な誘客活

動 に よ る 旅 行

市場の拡大

観 光 振 興 の 基

盤強化

(18)
(19)

0

20,000,000

40,000,000

60,000,000

80,000,000

100,000,000

120,000,000

140,000,000

160,000,000

S 3 5 S 3 6 S 3 7 S 3 8 S 3 9 S 4 0 S 4 1 S 4 2 S 4 3 S 4 4 S 4 5 S 4 6 S 4 7 S 4 8 S 4 9 S 5 0 S 5 1 S 5 2 S 5 3 S 5 4 S 5 5 S 5 6 S 5 7 S 5 8 S 5 9 S 6 0 S 6 1 S 6 2 S 6 3 H 1 H 2 H 3 H 4 H 5 H 6 H 7 H 8 H 9 H 1 0 H 1 1 H 1 2 H 1 3 H 1 4 H 1 5 H 1 6 H 1 7 H 1 8 H 1 9 H 2 0 H 2 1 H 2 2 H 2 3 H 2 4 H 2 5 (人)

(年度)

観光入込客数(延べ人数)の推移

第1次オイルショック 札幌オリンピック 沖縄返還 青函トンネル開通 新千歳空港開港 スカイマーク 就航 エアドゥ就航 羽田発着枠拡張 小樽に大型複合 商業施設開設 バブル崩壊 北海道博覧会開催 有珠山噴火 沖縄海洋博 EXPO75 有珠山噴火 9.11テロ 北海道南西沖地震 冷夏・農作物不作 拓銀破綻 よさこいソーラン まつり開始 コンサドーレ 札幌誕生 知床世界遺産登録 北海道日本ハム ファイターズ誕生 はまなす 国体開催 北海道百年記念 式典開催 バブル景気 ~H3 オリンピック 景気~S39 いざなぎ景気 ~S45

【北海道観光入込客数調査】

洞爺湖サミット リーマン・ショック ガソリン高騰 APEC貿易担当大臣会合 東北新幹線新青森駅開業 東日本大震災 第2次オイルショック 世界的不況 新型インフルエンザ 観光需要の回復 LCCや国際定期便(タイ・台北等)の 新規就航 景気の緩やかな回復、大規模イベ ント開催、JR特急列車一部運休

(20)

●その他の観光統計指標(前年同月比)

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

   5 ※印は、現時点での速報値

注) 1 「主要観光施設等入込客数」は、主要観光施設や温泉地22地点のサンプリング調査

   2 「主要宿泊施設宿泊者数」は、日本旅館協会北海道支部による会員ホテル約80施設

    の調査

   3 「新千歳空港外国人入国者数」は、札幌入国管理局千歳苫小牧出張所による新千歳空港

    国際線の外国人入国者調査

   4 「航空機等による来道者数」は、航空機、JR津軽海峡線、フェリーの下り便輸送実績の調査

101.8%

128.2%※

99.8%

103.2%※

98.6%

140.1%

100.1%

88.4%※

94.9%

108.0%

97.7%

102.7%

122.9%

106.8%

107.4%※

95.5%

130.4%

100.2%

H26

110.1%

107.4%

147.0%

108.6%

103.8%

103.1%

127.6%

100.4%

108.0%

108.8%

107.5%

149.3%

104.8%

116.8%

112.7%

129.2%

103.6%

100.4%

101.8%

140.8%

104.2%

93.6%

100.1%

139.8%

103.8%

101.3%

104.2%

145.4%

105.1%

99.3%

102.0%

124.0%

102.9%

105.7%

104.0%

130.0%

107.6%

105.9%

106.2%

141.3%

106.1%

104.1%

139.1%

101.9%

97.1%

101.5%

140.8%

104.0%

H25

88.5%

92.0%

81.0%

101.6%

102.2%

102.2%

132.7%

104.1%

97.7%

99.7%

101.4%

111.9%

108.6%

97.2%

97.1%

110.5%

105.8%

99.1%

99.8%

131.9%

102.9%

104.3%

105.1%

124.2%

105.4%

108.4%

115.4%

146.7%

105.0%

102.5%

103.2%

132.2%

106.8%

100.6%

107.9%

281.6%

122.6%

111.5%

117.9%

176.0%

119.3%

109.7%

194.0%

134.9%

133.6%

130.8%

454.9%

133.1%

H24

109.4%

105.7%

129.4%

97.6%

89.2%

93.4%

80.3%

97.1%

122.6%

90.7%

96.5%

109.0%

98.0%

95.6%

97.9%

95.8%

103.5%

90.5%

98.6%

75.2%

98.1%

96.6%

99.2%

99.4%

100.4%

85.6%

86.7%

66.8%

93.6%

93.8%

98.0%

82.9%

98.0%

79.8%

37.3%

80.6%

81.6%

86.9%

63.0%

83.8%

H23

66.8%

6.5%

60.2%

72.4%

75.5%

74.1%

22.2%

74.8%

77.6%

主要観光施設等

入込客数

主要宿泊施設

宿泊者数

新千歳空港

外国人入国者数

航空機等による

来道者数

(21)

●主な観光資源(自然公園)

区分 概  要 昭和9年指定。屈斜路湖・阿寒湖・摩周湖などの雄大なカルデラ湖を中心に、雄阿寒岳・雌阿寒岳などがそびえ、森と湖と火山 のおりなす北方的な原始景観を誇る。世界一といわれるほどの透明度を誇る摩周湖は神秘の湖といわれ、また、ラムサール条 約に登録されている阿寒湖のマリモは国内で唯一の生育地として特別天然記念物に指定されている。 昭和9年指定。北海道の最高峰・旭岳(2,290m)を主峰とする大雪連峰及び十勝連峰・石狩山群などを含む北海道の屋根ともい われる山岳公園で、わが国最大の面積を誇る。柱状節理の断崖がそそり立つ層雲峡や天然湖である然別湖などすぐれた景勝 地が多く、温泉も各地に点在している。 昭和24年指定。支笏湖・洞爺湖の2大カルデラをはじめ、現在も活動中である有珠山・樽前山、美しい円錐形の山容で蝦夷富士 と呼ばれる羊蹄山、登別地獄谷をはじめ各所で湧出する温泉など、火山によって生じる様々な地形や現象に身近にふれること ができる。新千歳空港や札幌、苫小牧、室蘭などの都市からも近いことから、道内で一番利用者が多い。 昭和39年指定。北海道の東北端、オホーツク海に向かって細長く伸びる知床半島は、日本に残された最後の原生地域ともいわ れ、険しい連峰と奥深い原生林、海蝕崖による豪壮な海岸風景などの景観と、海岸・草原・森林・河川・湖沼・高山などのさまざま な環境の中に原生的で多様な生態系が一地域にまとまっているのが特徴。 昭和49年指定。日本最北に位置する自然公園で、利尻富士と呼ばれる美しい利尻山を擁する利尻島、高山植物の宝庫・礼文 島、砂丘列の発達した抜海・稚咲内海岸、サロベツ川流域に形成されラムサール条約に登録されている広大なサロベツ原野な ど変化に富む景観を誇り、また、国内有数の渡り鳥の中継地としても知られている。 昭和62年指定。市街地に接して広がる湿原を主体とした世界でもまれな公園。その大部分はヨシ草原とハンノキ林などからなる 低層湿原で、蛇行する原始河川などとあいまって広大な水平的景観を呈している。特別天然記念物のタンチョウなど貴重な動植 物の生息・生育地でもあり、湿原の主要部は「ラムサール条約」の登録湿地に指定され、国際的にも高く評価されている。 昭和33年指定。網走を中心とするオホーツク海岸とサロマ湖・能取湖・網走湖・濤沸湖・藻琴湖などの7つの海跡湖からなってお り、起伏の少ない平地風景が特色。海岸線の砂丘に広がる原生花園や冬のオホーツク海の流氷、春秋の渡り鳥など季節ごとに 特徴的な景観を呈している。なお、濤沸湖はラムサール条約の登録湿地になっている。 昭和33年指定。北海道の玄関・函館市の北方に位置し、駒ヶ岳を中心にして大沼などの湖沼を含み、北海道には珍しい繊細な 箱庭的風景が特色。大沼・小沼・蓴菜沼の3湖は駒ヶ岳の噴火によって生まれた湖で、大沼は駒ヶ岳を背景として大小百数十の 小島を浮かべ、「湖の松島」ともいわれる美しい風景を展開している。 昭和38年指定。1,000m級の山々がそびえるニセコ連峰と雷電海岸、積丹半島から小樽に至る海岸を含む海陸にわたる公園で、 ニセコアンヌプリ・チセヌプリ・目国内岳などのすぐれた山岳景観と、海蝕崖の連続する豪壮な海岸風景が特色。また、道内の公 園で唯一、海中公園地区が指定されている。 昭和56年指定。北海道中央南部を南北約150kmにわたって走る峻険かつ自然性の高い日高山脈を中心に、その山系が南に伸 びて太平洋に没する襟裳岬の海岸景観などからなる、わが国最大の国定公園。アポイ岳は特異な地質による固有植物が多く、 標高が低いにもかかわらず高山植物の宝庫といわれている。 平成2年指定。暑寒別岳を主峰とする山岳・渓谷・山地型湿原と雄冬岬・送毛・濃昼の海蝕海岸の地域及び日本海に浮かぶ天 売・焼尻両島の地域からなる、自然性の高い変化に富んだ景観が特色。なお、暑寒別岳の東側斜面に広がる雨竜沼湿原は、 「ラムサール条約」の登録湿地に指定されている。 昭和30年指定。尻羽岬から霧多布にかけて広がる海蝕海岸や厚岸湖・火散布沼・藻散布沼などの海跡湖沼群、タンチョウも生 息する霧多布湿原などからなる公園で、変化に富んだ景観が特徴。霧多布湿原は泥炭形成植物群落として国の天然記念物に 指定されており、厚岸湖とともに「ラムサール条約」の登録湿地にも指定されている。 昭和30年指定。北海道中央部の夕張山系を中心に、周辺に点在する桂沢湖・シューパロ湖・野花南湖などの湖沼を主な区域と し、秀麗な山岳と森閑とした湖沼を特徴とする北国らしい景観を誇る。ユウバリソウやユウバリコザクラなどの固有種をはじめと する夕張岳の高山植物群落は、特異な地質構造とともに国の天然記念物に指定されている。 昭和35年指定。渡島半島西海岸沿いに点在する地域と奥尻島全域からなる公園で、日本海の強風と波浪などによって形成され た海蝕崖と海岸段丘が連続し、勇壮な岩石海岸地形となっている。また、夷王山や鴎島地区に代表されるように、北海道の文化 の黎明期に造られた社寺・城跡・墳墓などが点在し、自然と文化が共存する北海道ではまれな景観を有している。 昭和36年指定。渡島半島の東南海岸部に位置する公園で、雄大な鐘状火山である恵山と亀田半島の最高峰である横津岳を中 心に高山植物群落、太平洋と津軽海峡の波浪を受けて形成された海蝕崖や奇岩など、変化に富んだ景観を観賞できるのが特 徴。また、火山・海岸・渓谷と異なった地形にそれぞれ利用拠点となる温泉地を有し、保養・自然探勝・登山など多目的な公園利 用がなされている。 昭和37年指定。雄大な根釧台地の水平景観を背景とし、ラムサール条約に登録されている野付半島・風蓮湖を中心に、海跡 湖・砂丘やそれをとりまく森林・湿原などからなる道東らしい風景が特色。海岸湿原・湖沼群には湿生植物・野鳥が多数生育・生 息しており、植生・野鳥観察のために訪れる人も多数見られる。 昭和45年指定。渡島半島西南部の海岸地域と渡島大島・小島の二つの離島からなる公園で、切り立った海蝕崖と岩礁・奇岩・ 海蝕洞などからなる荒々しい海岸風景は、崖上に生育するツツジ・シャクナゲなどの植物に彩られ、すぐれた景観を誇っている。 また、大島・小島は海鳥の繁殖地で、国の天然記念物に指定されている。 昭和43年指定。北海道北部のオホーツク海に沿った公園で、クッチャロ湖・モケウニ沼などの天然湖沼が点在し、その周辺の湿 原や海岸砂丘に広がるベニヤ原生花園など、広々とした北方的景観が特徴。また、コハクチョウなどの水鳥類の大規模な飛来 地となっているクッチャロ湖は、「ラムサール条約」の登録湿地として指定されている。 昭和43年指定。大都市近郊としてはまれな大面積の平地林からなる。比較的よく残された天然林や草地・小川・池など多様な環 境がそろっているため、様々な野鳥・動物・昆虫・草花など四季折々の変化に富んだ自然を楽しむことができる。また、公園の一 部は北海道開拓の歴史を記念する地区として指定され、百年記念塔・開拓記念館・開拓の村などの施設が設置されている。 昭和47年指定。道南の最高峰・狩場山を中心とする山岳地域と日本海沿岸の海蝕海岸からなる公園で、山間部には滝・渓流・ 瀬などが点在し、山麓部に広がる原野と周辺の森林が調和した神秘的で美しい景観をつくりあげている。また、海岸部は、激し い波浪により形成された急峻な海蝕崖・岩礁などにより、変化に富んだ景観となっている。 昭和49年指定。道北内陸部に位置する日本最大の人造湖・朱鞠内湖を中心とした公園で、日本最寒の地としても知られている。 針広混交林からなる鬱蒼とした森林に囲まれた朱鞠内湖と宇津内湖は、複雑な入江と大小の島々を有し、もやにけむる湖面や 湖岸に点在する立ち枯れた古木などが幽玄な雰囲気を漂わせ、天然の湖をしのぐほどの原始的で神秘的な景観が特徴。 昭和53年指定。標高1,558mの天塩岳を中心とする公園です。天塩岳・渚滑岳・ウエンシリ岳の山頂から山腹にかけて広がる区 域一帯は人為的な影響が少なく、山稜地帯の高山植物群落や狭隘な渓谷などは、特に原始性に富んだ地域となっている。ま た、野生動物も数多く生息しており、登山や自然探勝の場として利用されている。 昭和55年指定。円錐状の美しい火山である斜里岳の山頂部から山腹にかけての一帯を区域とする。斜里岳は地域を代表する すぐれた山岳景観を有し、豊富な高山植物群落やユキウサギ・エゾリス・エゾモモンガなどの小型の哺乳類のほかに、ヒグマやエ ゾシカなども多く生息するなど、動植物の宝庫ともいえる原始性豊かな自然を誇っている。 【北海道環境生活部環境局生物多様性保全課】 公園名 国立公園 阿寒国立公園 大雪山国立公園 支笏洞爺国立公園 知床国立公園 利尻礼文サロベツ国立公園 釧路湿原国立公園 北オホーツク道立自然公園 道立自然公園野幌森林公園 狩場茂津多道立自然公園 国定公園 網走国定公園 大沼国定公園 ニセコ積丹小樽海岸国定公園 日高山脈襟裳国定公園 暑寒別天売焼尻国定公園 朱鞠内道立自然公園 天塩岳道立自然公園 斜里岳道立自然公園 道立自然 公園 厚岸道立自然公園 富良野芦別道立自然公園 檜山道立自然公園 恵山道立自然公園 野付風蓮道立自然公園 松前矢越道立自然公園

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●主な観光資源(ラムサール条約登録湿地)

●主な観光資源(世界遺産、世界ジオパーク)

【公益社団法人日本ユネスコ協会連盟、日本ジオパーク委員会】

名称

登録時期

概要

知床世界自然遺産 平成17年7月 海と川と森が一体となった生態系の宝庫。知床半島は北海道の北東部に位置している。 半島の中央から先端の知床岬、周囲の海域を含むこの地域は、流氷が漂流する北半球 の最も緯度の低い場所で、海と陸が影響しあう自然環境の仕組みが形成されている。シ レトコスミレなどの絶滅危惧種を含む植物のほか、希少な海鳥やトドなどの海洋哺乳類 が生息してる。 洞爺湖有珠山ジオパーク 平成21年8月 糸魚川ジオパーク、島原半島ジオパークとともに、日本で初めて「世界ジオパーク」として 登録された。洞爺湖・有珠山周辺は、活火山による大地の移り変わりがふんだんに見ら れる貴重な場所であり、洞爺カルデラや有珠山などに代表される地質遺産や、雄大で美 しい自然遺産、さらに縄文遺跡などの歴史遺産など、多くの見どころがある。 所在地 概  要 釧路市、釧 路町、 標茶 町、鶴居村 昭和55年登録。面積7,863ha。高層湿原などの複合型の湿地、河川、湖沼。ヨシ・スゲ湿原、ミ ズゴケ湿原が発達する。タンチョウをはじめ、シマフクロウ、オジロワシ、オオワシ等の大型 鳥類、ハクチョウ、ガンカモ類、その他の野鳥などが生息する。 浜頓別町 平成元年登録。面積1,607ha。低層湿原、潟湖干潟のある汽水湖沼。周囲27km、海岸砂丘地で 海と隔てられたオホーツク海岸線最大の海跡湖。冬季、シベリアから南下するハクチョウ類、 ガンカモ類の最初の渡来地。 苫小牧市 平成3年登録。面積510ha。低層湿原、湖沼、河川。太平洋に面する勇払原野に位置し、周囲 17kmの淡水・海跡湖。湖岸枠にヨシ・スゲ・マコモ・フトイ等の挺水植物群が分布し、湖岸を 落葉広葉樹が占める。渡り鳥のわが国有数の中継地で、ハクチョウ類、ガンカモ類が数千羽飛 来し、確認されている鳥類は250種以上。 浜中町 平成5年登録。面積2,504ha。高層湿原などの複合型の湿地、河川、湖沼、藻場、汽水湖沼。ミ ズゴケ泥炭地を基盤とする高層湿原と沼。オオハクチョウ、ヒシクイ等が渡来し、タンチョウ の繁殖地も分布。 厚岸町 平成5年登録。面積5,277ha。汽水湖沼、藻場、高層湿原などの複合型湿地、河川。厚岸湖とそ れに流入する別寒辺川周辺のヨシ・スゲを中心とする低層湿原。ガンカモ、ハクチョウ類が渡 来し、タンチョウの繁殖地も分布。 美唄市 平成14年登録。面積41ha。湖沼。石狩川の河跡湖沼群の一部で、見通しの良い浅い淡水湖沼の 周辺には水田地帯が広がる。シベリア等北半球の繁殖地と日本国内の越冬地を往復するガンカ モ類、ハクチョウ類の中継地として国際的に重要。特にマガンの渡来数は5万羽を超え、我が 国で越冬するマガンのほとんどが宮島沼を中継地として利用。 雨竜町 平成17年登録。面積624ha。高層湿原。山間部に位置する山地型湿原であり、冬期に長期間堆 積する積雪の融雪水や降水が池塘に貯留され、この水が湿原を涵養し、特異な湿原環境を維持 している。我が国でも有数の面積規模を誇り、水生、湿原性、高山性の植物群が混交するなど 自然性の高い優れた景観を呈している。 豊富町、幌延町 平成17年登録。面積2,560ha。高層湿原などの複合型の湿地、湖沼、河川。平地の湿原としては きわめて発達した高層湿原であり、我が国で最大規模の面積を持つ。湖沼には多種の水生植物 群落が分布する。また、ペンケ沼及びパンケ沼は水鳥の繁殖地、特に春秋のオオヒシクイやコ ハクチョウの東アジア地域個体群にとって重要な中継地となっている。 網走市、小清水町 平成17年登録。面積900ha。低層湿原及び潟湖干潟のある汽水湖沼、藻場。砂嘴の発達で形成 された海跡湖であり、一部海ともつながっている。そのため、藻場や塩性湿地も発達してい る。北海道では最大級の渡り鳥の中継地であり、ガンカモ類は毎年約6万羽以上の渡来が確認 されているほか、オジロワシ・オオワシの越冬も確認されている。 釧路市 平成17年登録。面積1,318ha。湖沼、河川。火山活動によってできたカルデラ湖。特別天然記念 物に指定されているマリモが生育するほか、魚類ではイトウやヤチウグイ、貝類ではカワシン ジュガイが生息する。 根室市、別海町 平成17年登録。面積6,139ha。低層湿原などの複合型の湿地、河川、湖沼、藻場。風蓮湖とオ ホーツク海に面した砂嘴の発達した海岸砂丘。シギ・チドリ類、オオハクチョウ、ヒシクイ等 の渡り鳥の渡来地、中継地として利用され、約280種の鳥類の生息が確認されている。 別海町、標津町 平成17年登録。面積6,053ha。低層湿原、塩性湿地、藻場。日本最大の約28kmの砂嘴及び砂嘴 に寄って形成された湾部を有する。湾内は、広大な干潟とアマモ場が形成され、甲殻類、貝 類、魚類、ゴカイ類等が多く生息している。渡り鳥の中継地として、春秋には毎年2万羽以上 が渡来する。 七飯町 平成24年登録。面積1,236ha。淡水湖、堰止湖群。北海道の南西部にある渡島半島のほぼ中央部 に位置している。大沼、小沼、蓴菜沼等の湖で構成され、12月から3月まで全面結氷する。活火 山の駒ヶ岳、砂原岳等の山々に囲まれ、多くの溶岩小丘が湖内にある変化に富んだ景観等か ら、1958年に北海道で最初の国定公園に指定された。 【北海道環境生活部環境局生物多様性保全課】 野付半島・野付湾 大沼 宮島沼 雨竜沼湿原 サロベツ原野 濤沸湖 阿寒湖 風蓮湖・春国岱 名称 釧路湿原 クッチャロ湖 ウトナイ湖 霧多布湿原 厚岸湖・別寒辺牛 湿原

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●主な観光資源(北海道遺産)

【北海道総合政策部地域づくり支援局地域政策課】

名        称 所 在 地 名       称 所 在 地 稚内港北防波堤ドーム 稚内市 福山(松前)城と寺町 松前町 宗谷丘陵の周氷河地形 稚内市 五稜郭と箱館戦争の遺構 函館市など 天塩川 流域市町村 函館山と砲台跡 函館市 留萌のニシン街道(佐賀番屋、旧花田家 番屋、 岡田家と生活文化) 留萌地域 函館西部地区の街並み 函館市 増毛の歴史的建物群(駅前の歴史的 建物群と増毛小学校) 増毛町 路面電車 函館市、札幌市 旭橋 旭川市 静内二十間道路の桜並木 新ひだか町 土の博物館「土の館」 上富良野町 モール温泉 音更町など 雨竜沼湿原 雨竜町 螺湾(らわん)ブキ 足寄町 北海幹線用水路 空知地域 旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群 上士幌町 空知の炭鉱関連施設と生活文化 空知地域 霧多布湿原 浜中町 石狩川 流域48市町村 摩周湖 弟子屈町 江別のれんが 江別市 根釧台地の格子状防風林 中標津町など 北海道大学 札幌農学校第2農場 札幌市 野付半島と打瀬舟 別海町、標津町 開拓使時代の洋風建築(時計台、豊平館、 清華亭など) 札幌市 ワッカ/小清水原生花園 北見市、小清水町 札幌苗穂地区の工場・記念館群 札幌市 ピアソン記念館 北見市 小樽みなとと防波堤 小樽市 森林鉄道蒸気機関車「雨宮21号」 遠軽町 ニッカウヰスキー余市蒸留所 余市町 オホーツク沿岸の古代遺跡群 網走地域 積丹半島と神威岬 積丹半島 流氷とガリンコ号 紋別市など 京極のふきだし湧水 京極町 屯田兵村と兵屋 北海道各地 スキーとニセコ連峰 ニセコ地域 北海道の馬文化(ばん馬、日高のサラブ レッ ドなど) 北海道各地 北限のブナ林 黒松内町 アイヌ語地名 北海道各地 昭和新山国際雪合戦大会 壮瞥町 アイヌ文様 北海道各地 登別温泉地獄谷 登別市 アイヌ口承文芸 北海道各地 内浦湾沿岸の縄文文化遺跡群 函館市、伊達市など サケの文化 北海道各地 姥神大神宮渡御祭と江差追分 江差町 北海道のラーメン 北海道各地 上ノ国の中世の館(たて) 上ノ国町 ジンギスカン 北海道各地

(24)

●観光圏の状況

【国土交通省観光庁】

(参考)

観光圏とは

観光圏とは、自然・歴史・文化等において密接な関係のある観光地を一体とした区域であって、

区域内の関係者が連携し、地域の幅広い観光資源を活用して、観光客が滞在・周遊できる魅力あ

る観光地域づくりを促進するものです。

観光圏整備実施計画が認定されると、以下のメニューにより総合的な支援を受けられます。

・旅行業法の特例

・農産漁村活性化プロジェクト支援交付金 ・共通乗車券

・認定観光圏案内所 ・国際観光ホテル整備法の特例 ・道路運送法の特例

・海上運送法の特例

また、観光圏整備実施計画に記載されている「観光地域づくりプラットホーム」には、地域独

自の「ブランド」の確立のため、補助金が受けられます。

釧路湿原・阿寒・摩周観光圏 [H22認定]

「自然と共生し、世界と交流する観光のくにづくり」

(釧路市、弟子屈町)

北海道登別洞爺広域観光圏[H23認定]

「地球とのコミニュケーション火山文化とアイヌ文化を世界に」

(室蘭市、登別市、伊達市、豊浦町、壮瞥町、洞爺湖町、白老町)

ニセコ観光圏[H26認定]

「世界が選ぶニセコ

NISEKO,My Extreme」

(蘭越町、ニセコ町、倶知安町)

富良野・美瑛観光圏[H25認定]

「富良野・美瑛田園休暇

~アジアで最も豊かで美しい四季彩の大地へ~」

(富良野市、美瑛町、上富良野町、中富良野町、

南富良野町、占冠村)

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●外国人観光客の受入体制(ビジットジャパン案内所)

案内所名 住   所 電話番号 カテゴ リー 1 七飯町大沼国際交流プラザ 〒041-1354 北海道亀田郡七飯町字大沼町85-15 0138-67-3020 1 2 登別観光案内所 〒059-0551 北海道登別市登別温泉町60 0143-84-3311 2 3 千歳駅観光案内所 〒066-0062 北海道千歳市千代田町7丁目1789-3 ぺウレ千歳2階 0123-24-8818 2 4 富良野・美瑛広域観光センター 〒076-0025 北海道富良野市日の出町1-30 0167-23-3388 2 5 ふらの観光協会 (旧:富良野・美 瑛広 域観 光国 際セ ンター) 〒076-0034 北海道富良野市北の峰町18-1 北の峰ターミナル内 0167-22-5777 2 6 N P O 法 人 阿 寒 観 光 協 会 まち づく り推進機構 〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉2-6-20 0154-67-3200 2 7 美幌観光案内所 〒092-0015 北海道網走郡美幌町字新町3丁目 0152-73-2211 1 8 (公財)札幌国際プラザ 〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西3丁目 札幌MNビル3階 011-211-2105 1 9 支笏湖観光案内所 (支笏湖ビジターセンター) 〒066-0281 北海道千歳市支笏湖温泉 0123-25-2404 1 10 函館市観光案内所 〒040-0063 北海道函館市若松町12-13 JR函館駅内 0138-23-5440 1 11 北海道さっぽろ観光案内所 〒060-0806 北海道札幌市北区北6条西4丁目 JR札幌駅西コンコース北口 011-213-5088 2 12 一般社団法人洞爺湖温泉観光協会 〒049-5721 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉142 0142-75-2446 1 13 エクスプロアー ニセコ 〒044-0081 北海道虻田郡倶知安町字山田191-13 0136-55-8848 1 14 旭川観光物産情報センター 〒078-8328 北海道旭川市宮下通西 JR旭川駅東コンコース 0166-26-6665 2 15 道の駅「流氷街道網走」 観光案内所 〒093-0003 北海道網走市南3条東4丁目5 0152-44-5849 1 16 網走駅観光案内所 〒093-0046 北海道網走市新町2-2 - 1 17 RUSUTSU外国人観光案内所 〒048-1711 北海道虻田郡留寿都村泉川13 0136-46-3111 2 18 小樽国際インフォメーションセン ター(運河プラザ観光案内所) 〒047-0031 北海道小樽市色内2丁目1-20運河プラザ内 0134-33-1661 2 ※カテゴリー1:スタッフが常駐でなくとも何らかの方法で英語対応可能。地域の案内を提供。

 

カテゴリー2:少なくとも英語で対応可能なスタッフが常駐。広域の案内を提供。 【日本政府観光局(JNTO)】 

(26)

●航空路線網図(平成26年9月現在)

 

【北海道総合政策部交通政策局交通企画課 北海道の交通の状況】 

【各空港、各航空会社 時刻表】 

とかち帯広空港

(1路線 7往復/日) オホーツク紋別空港 (1路線 1往復/日)

旭川空港

(3路線 9往復/日)

稚内空港

(2路線 4往復/日) 女満別空港(4路線 13往復/日) 奥尻空港(1路線 1往復/日) 礼文空港 新千歳 ANA② 丘 珠 HAC⑥(土日 祝⑤ ) 奥 尻 HAC①

羽 田 ANA③/ADO②/JAL③

中部国際 ANA② 伊 丹 JAL① 関 西 ANA② 三 沢 HAC(土日祝運行①) 新千歳 ANA② 羽 田 ANA② 稚 内 ANA② 釧 路 ANA③ 函 館 ANA② 根室中標津 ANA③ オホーツク紋別 ANA① 女満別 ANA③/JAL④ 利 尻 ANA①

羽 田 ANA⑱/JAL⑯/ADO⑪/SKY⑧

成 田 ANA②/JAL①/SKY②/JET⑥/VA⑤ 中部国際 ANA⑦/JAL⑤/SKY②/JET② 神 戸 ANA①/ADO②/SKY② 伊 丹 ANA④/JAL③/IA②

関 西 ANA③/JAL④/P⑤/JET③ 青 森 JAL③/ANA②

いわて花巻 JAL⑤

秋 田 JAL③/ANA② 茨 城 SKY②

信州まつもと FDA①

仙 台 JAL⑤/ANA④/ADO⑤/SKY③/IA①

福 島 ADO②

新 潟 JAL②/ANA②/ADO② 富 山 ADO①

小 松 ADO② 静 岡 ANA①/FDA① 岡 山 ADO①

広 島 JAL①/ANA① 福 岡 ANA①/JAL②/SKY① 米 子 SKY①

那 覇 ANA①

新千歳 ANA③ 丘 珠 HAC④(土日 祝③)

羽 田 ANA①/JAL③/ADO②

新千歳 ANA③ 羽 田 ANA① 羽 田 ADO③/JAL④ 関 西 ANA① 中部国際 ANA①

釧路空港

(3路線 13往復/日) 根室中標津空港(2路線 4往復/日) 利尻空港 (1路線 1往復/日)

函館空港

(8路線 22往復/日) 丘珠空港(4路線 12往復/日)

新千歳空港

(29路線 191往復/日) 羽 田 ADO③/JAL④ 丘 珠 HAC①

羽 田 ANA① 新千歳 ANA③/JAL③ 羽 田 ADO②/JAL③ 関 西 ANA① 中部国際 ANA① 利 尻 HAC① 釧 路 HAC④(土日祝③) 函 館 HAC⑥(土日祝⑤) 三 沢 HAC① 函 館 HAC①

北海道の国内・国際航空路線状況(平成26年9月現在)

国管理空港 特定地方管理空港 地方管理空港 共用空港 台北( 台湾) ト ラ ンスアジア航空 週3便 台北(台湾) エバー航空 週4便 台北( 台湾) ト ラ ンスアジア航空 週2便 台北(台湾) エバー航空 週3便 仁川( 韓国) ア シアナ航空 週2便 上海( 中国) 中国東方航空 週2便 上海( 中国) 中国東方航空 週5便 台北( 台湾) チャイ ナエアライン 毎日 台北( 台湾) エ バー航空 毎日 台北( 台湾) ト ラ ンスアジア航空 週2便 仁川( 韓国) 大韓航空② 毎日( 火 金日① ) 仁川( 韓国) ティー ウェイ航空 毎日 仁川( 韓国) ジ ンエアー 週5便 釜山( 韓国) 大韓航空 週3便 北京( 中国) 中国国際航空 週2便 上海( 中国) 中国東方航空 週5便(土日②) 香港( 香港) キ ャセイパシフィック航空 週4便 バンコ ク(タイ) タイ国際航空 毎日 グア ム(アメリカ) ユナ イテッド航空 週2便 ホノルル(アメリカ) ハ ワイアン航空 週3便 ユ ジノサハリンスク(ロシア) オ ー ロラ航空 週2便

参照

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