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今後の核データ整備が今まで同様に進められるかは未知数である

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Academic year: 2021

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あ と が き

今年の 10 月1日をもって旧日本原子力研究所と旧核燃料サイクル開発機構が統合し、

(独)日本原子力研究開発機構が発足した。1963 年以来綿々と続けられてきたシグマ委 員会の活動にも大きな影響があることは必至である。1968 年に原研に作られた「核デー タ研究室」は1977 年に「核データセンター」と改称され、以来 28年間核データの整備 に携わってきたが、核データセンターも「核データ評価研究グループ」と名を改めるこ ととなった。今後の核データ整備が今まで同様に進められるかは未知数である。本誌「核 データニュース」も定期印刷物として発行を続けられか、予断を許さない状況である。

海外では、OECD/NEAデータバンク加盟国のJEFF-3.1が今年5月に公開された。米国

ENDF/B-VII は今年 12 月に公開の予定である。世界3大ライブラリーの1つである

JENDLとしては、これらのライブラリーに劣らない核データをJENDL-4で提供しなけれ

ばならない。そのためには、国内の研究者の協力が不可欠である。組織が変わり国内協 力の形態にも変化があるであろうが、核データに関する情報伝達・記録の手段として「核 データニュース」が今後も活躍できることを祈っている。

中川 庸雄 nakagawa.tsuneo@jaea.go.jp

核データニュース編集委員会

中川庸雄(委員長、原子力機構)、井頭政之(東工大)、岩本 修(原子力機構) 長谷川明(原子力機構)、山野直樹(東工大)、吉田 正(武蔵工大)、

[オブザーバ]喜多尾憲助、[編集]石橋貞子

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