樋口さぶろお
龍谷大学理工学部数理情報学科
計算科学☆実習
B L10(2018-07-03 Tue)
最終更新: Time-stamp: ”2018-07-04 Wed 09:42 JST hig”
今日の目標
連続型確率変数の関数として定まる確率変数の 母期待値を求められる
連続型確率変数の関数として定まる確率変数の
確率密度関数を求められる http://hig3.net
L09-Q1
Quiz
解答:
ラグランジュ表現とオイラー表現1
6
羽なのでサイズは6.
各要素は
, x[]={1,1,3,3,3,8}; (
順序はこうである必要はない.
自 由にペンギン番号をつけてよい)
2 座標が
x = 0, 1, 2, . . . , 9
の計10
か所なので,
サイズは10.
各要素は
u[]={0,2,0,3,0,0,0,0,1,0}; (
順序はこうである必要が ある)
L09-Q3
Quiz
解答:
ラグランジュ表現1
i n t sum=0 , c o u n t =0;
2
f o r ( k =0; k< SAMPLESIZE ; k++){
3
sum+=x [ k ] ;
4
i f ( x [ k ]<=5) c o u n t ++;
5 }
6
e x =(d o u b l e ) sum/SAMPLESIZE ;
7
px=( d o u b l e ) c o u n t /SAMPLESIZE ;
L09-Q4
Quiz
解答:
オイラー表現1
d o u b l e e x = 0 . 0 , px = 0 . 0 ;
2
f o r ( x =0; x< XMAX; x++){
3
e x+=p [ x ]
∗x ;
4
i f ( x<=5) px+=p [ x ] ;
5 }
L09-Q5
Quiz
解答:
確率シミュレーションと中心極限定理1
t
日の水位を連続型確率変数X(t)
とすると,
独立同分布にしたがう 連続型確率変数R(t) ∼ U( − 1, 2)
により,
X(t) = X(t − 1) + R(t), X(0) = 100
確率P (120 ≤ X(30) < 125)
を求めたい.
2
E[R] =
12.
よって, E[X(30)] = E[X(0)] + 30 ·
12= 115.
V[R] =
129=
34.
各R(t)
は独立なので, V[X(30)] =
34· 30 =
904.
3
X = X(30)
のしたがう確率分布の確率密度関数は,T = 30
が十分に 大きいと考えると,
中心極限定理よりX ∼ N(115,
904).
f (x; 115,
904) = 1
√
2π ·
904e
−(x−115)22·(90/4).
変数変換Z =
X√−901154
により
, Z ∼ N(0, 1
2).
よって,
求める確率は,
∫ ∫ √
正規分布表より
, P = Φ( √
1090/4
) − Φ( √
590/4
) = Q(1.05) − Q(2.11) = 0.1469 − 0.0174
ここまで来たよ
9 オイラー表現とラグランジュ表現・現象のモデリング
10 連続型確率変数の関数の確率密度関数と母期待値と推定 確率変数の関数
確率変数の関数の応用
標準正規分布にしたがう乱数の生成
確率変数の関数
I
西川確率統計例題3.4(p.74)
L10-Q1
Quiz(
確率変数の変換)
一様分布
U(0, 1)
に従う連続型確率変数Y
と, R = g(Y ) = 2 √
Y
で定まる連続型確率変数
R
を考える.
1
E[R], V[R]
を求めよう.
2 母比率
(
確率) P(0.2 < R < 0.8)
を求めよう.
3 母比率
(
確率) F
R(r) = P(R < r)
を求めよう.
4
R
の確率密度関数f
R(r)
を求めよう.
R
の乱数生成は簡単.
1
d o u b l e g e t r a n d o m ( d o u b l e y )
{2
d o u b l e r ;
3
r =2∗ s q r t ( y ) ;
4
r e t u r n r ;
5 }
6
r=g e t r a n d o m ( g e t u n i f o r m ( ) ) ;
標本
y r = 2 √ y
0.00 0.00
0.49 1.40
.. . .. . 0.81 1..80
復習(
累積分布関数)
西川確率統計定義3.7:分布関数確率密度関数 累積分布関数
f (x)
積分→ F (x) =
∫
x−∞
f(s)ds = P (X < x) f (x) = dF
dx (x)
微分← F (x)
定義
(
と同値な性質)
西川確率統計1.4.2連続型確率変数
Y
に対して, R = g(Y )
も連続型確率変数で, R
の母期待 値や確率はY
の母期待値や確率から定まる. (
簡単のためg
は単調増加)
E[ϕ(R)] =
∫
+∞−∞
f
R(r)ϕ(r) dr =
∫
+∞−∞
f
Y(y)ϕ(g(y)) dy = E[ϕ(g(Y )].
特に
P (g(a) < R < g(b)) =
∫
g(b)g(a)
f
R(r) dr =
∫
ba
f
Y(y) dy = P(a < Y < b).
これまで
E[aX + b]
とか考えてたのはY = g(X) = aX + b
を考えてた ことに相当.
西川確率統計定理2.8左辺をきかれたときの方針 右辺に直して計算する
.
R
の確率密度関数f
R(r)
を求めてから,
左辺で計算する.
1 y 1
2 s
1 y
1 2 s
0.5 1.0 1.5 2.0 s
0.5 1.0 1.5 2.0 p
確率密度関数の変換のおぼえ方
r = g(q)
を単調増加な関数とするとき,
f
Q(q) dq
は変数変換しても不変: f
R(r) dr = f
Q(q) dq f
R(r) = 1
dr
dq
(q) f
Q(q)
西川確率統計注意3.8
逆関数法
うまい
r = g(y)
を使うと,
一様分布にしたがうY
から,
ほしい確率密度 関数f
R(r)
にしたがうR
を生成できる. g
を求める方法の詳細略.
L10-Q2
Quiz(確率変数の変換)
一様分布
U(0, 1)
に従う連続型確率変数Y
と, R = g(Y ) = e
Y で定まる 連続型確率変数R
を考える.
1
E[R], V[R]
を求めよう.
2 母比率
(
確率) F
R(r) = P(R < r)
を求めよう.
3
R
の確率密度関数f
R(r)
を求めよう.
この
R
に対応する擬似乱数をdouble getuniform()
を使って生成する には?
ここまで来たよ
9 オイラー表現とラグランジュ表現・現象のモデリング
10 連続型確率変数の関数の確率密度関数と母期待値と推定 確率変数の関数
確率変数の関数の応用
標準正規分布にしたがう乱数の生成
L10-Q3
Quiz(確率変数の変換)
あるクッキーマシンの作る正方形のクッキーの面積
(
生地の量)Q
は,
次の 確率密度関数にしたがう(
単位省略).
f
Q(q) = {
136
(64 ≤ q < 100) 0 (
他)
クッキーの一辺の長さは
R = g(Q) = √
Q
で与えられる(
単位省略).
1
Q
の母平均値と母分散を求めよう.
2 確率
P (Q > 82)
を求めよう.
3
f
R(r)
を求めよう.
4
R
の母平均値と母分散を求めよう(2
つの方法で).
確率 を求めよう つの方法で
L10-Q4
Quiz(確率変数の変換)
ある氷製造マシンは
,
一辺の長さがQ
の立方体の氷を製造する. Q
は確 率密度関数f
Q(q) = {
16
(10 ≤ q < 16) 0 (
他)
にしたがう連続型確率変数である
.
立方体の氷の体積
R = g(Q) = Q
3 もまた,
連続型確率変数である. 16
2= 256, 16
3= 4096, 16
4= 65536
だが,
整数の四則演算やべき乗や分 数は計算や約分や簡単化をせずにそのまま残してもよい.
1 確率変数
R
の確率密度関数f
R(r)
を求めよう.
2 体積
R
の母期待値を求めよう.
3 体積
R
が2000
未満である確率を求めよう.
立方体の体積R
に相当する擬似乱数を生成するには?
ここまで来たよ
9 オイラー表現とラグランジュ表現・現象のモデリング
10 連続型確率変数の関数の確率密度関数と母期待値と推定 確率変数の関数
確率変数の関数の応用
標準正規分布にしたがう乱数の生成
標準正規分布にしたがう乱数の生成
R ∼ U(0, 1)
から, X = g(R) ∼ N(0, 1
2)
となるようなg
があるといい.
けどそんなうまい話はない.
正規分布の確率密度関数が積分できない から.
高レベル言語
Python, R
などでは,
正規分布にしたがう乱数を生成する,
ハイテクでブラックボックスな関数があるのでそれを利用.
サンプルサイズ
1000
の標準正規分布にしたがう標本.
サンプルサイズ
1000
の標準正規分布にしたがう標本1
z<
−rnorm ( 1 0 0 0 ) # i n R
サンプルサイズ
1000
の標準正規分布にしたがう標本1
i m p o r t numpy # i n P y t ho n
2
z=numpy . random . r a n d ( 1 0 0 0 )
サンプルサイズ
1
の標準正規分布にしたがう標本1
norm . i n v ( r a n d ( ) , 0 , 1 ) // i n E x c e l
サンプルサイズ
2
の標準正規分布にしたがう標本1
/
∗Box
−M u l l e r
法 ∗/
2
r=g e t u n i f o r m ( ) ; /
∗C
∗/
3
t h e t a=g e t u n i f o r m ( ) ;
4
z 1=s q r t (
−2
∗l n ( r ) )
∗c o s ( 2
∗M PI
∗t h e t a ) ;
5
z 2=s q r t (−2∗ l n ( r ) )
∗s i n ( 2∗ M PI∗ t h e t a ) ;
サンプルサイズ
1
の標準正規分布にしたがう標本1
z = 0 . 0 ; /∗C∗/
2
f o r ( i =0; i
<12; i ++){3
z+=( g e t u n i f o r m ( )
−0 . 5 ) ; /
∗右辺U( 0 , 1 / 1 2 )
∗/
4 }
5
/
∗12
が 十 分 大 き い と 考 え 中 心 極 限 定 理 を 不 正 確 に 適 用 ∗/
L10-Q5
Quiz(正規分布とカイ二乗分布の変換)
標準正規分布にしたがう連続型確率変数
Z ∼ N(0, 1
2)
と, X = g(Z) = Z
2 で定まる連続型確率変数X
を考える.
1 標準正規分布の数表または
t
分布の数表と電卓を用いて,
確率P (X < x
0) = 0.95
となるx
0を求めよう.
2 カイ二乗分布の数表を用いて
,
確率P (X < x
0) = 0.95
となるx
0を 求めよう.
3 標準正規分布の性質を用いて
, E[X]
を求めよう.
4 標準正規分布の確率密度関数から
, X
の確率密度関数を求めよう.
お知らせ
提出場所
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