社会教育実態調査
地域における通学合宿活動の
実態に関する調査研究
「生活体験・白然体験が日本の子どもの心をはぐくむ」(平成11年6月生涯学習審議会答申)では、日 本の子どもの心を豊かにはぐくむためには、家庭や地域杜会で様々な体験活動の機会を「意図的」、「計画 的」に提供することが必要であり、平成14年度からの完全学校週5日制の実施に向けて、子どもたちの 体験活動の充実を図る体制を一気に整備するための緊急施策を提言しています。
本調査研究は、このような家庭や地域の教育力の充実を求める提言を背景に、最近全国的に広がりつつ ある通学合宿あるいは合宿通学などと呼ばれている活動(以下、通学合宿活動とする)を取り上げてその 実態を明らかにし、当該活動の一層の充実とさらなる広がりを期待して実施したものです。
通学合宿活動を取り上げた全国調査としては、「通学合宿の全国調査」(平成12年通学合宿研究会 代 表:明石要一千葉大学教授)がありますが、本調査研究では、当該調査と同様に通学合宿活動を、学校 の部活動等での合宿や学校の休業期間中のキャンプ、山村留学等を除き、「青少年教育施設や公民館等の 施設に、子どもたちが一定の期間寝食を共にしながら学校に通う活動」とし、先行調査との整合性に配慮
しました。
通学合宿活動は、平成12年度の国庫補助事業「余裕教室を活用した地域ふれあい交流事業」の活動メ ニューとなったことから全国的に急速に拡大しつつあります。
そのような状況下で、今後はさらなる広がりとともに、いかにして意味ある効果的な活動としていくか が課題になると思います。
本報告書では、第3章で通学合宿の全国的な実施状況とその実施組織や活動の内容を分析・評価しまし た。第4章には事例を、第5章では、通学合宿の歩みとこれからを展望しました。
子どもたちの心を豊かにはぐくむためには、家庭の教育力を高め、地域杜会の教育力を回復していく ことが必要です。そのような意味で、日常生活圏の中で比較的手軽に実施できる通学合宿活動には、大 人の意識改革にとっても大きな期待が寄せられます。本報告書が、これら通学合宿活動の一層の充実と、
さらなる広がりのためにお役に立てば幸いです。
終わりに、本調査研究の実施に当たりご熱心にご指導をいただきました委員長の千葉大学教授明石要一 氏をはじめ委員各位に感謝申し上げますとともに、調査にご協力をいただきました市区町村教育委員会関 係各位に厚くお礼申し上げます。
平成14年3月
国立教育政策研究所
社会教育実践研究センター長 結 城 光 夫
第1章 調査実施の概要
1.1 調査の目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.2 調査の対象者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.3 調査方法等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.4 調査期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.5 調査研究委員会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.6 回収結果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第2章 調査結果の概要(要約)
2.1 通学合宿の開始年と主催者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.2 通学合宿のねらいと活動プログラム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.3 通学合宿の成果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.4 通学合宿を実施していない市区町村からの回答・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第3章 調査の結果
3.1 通学合宿の実施状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.1.1 通学合宿の実施状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2 通学合宿の実施概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.1 通学合宿を最初に行った年度(初回実施年度)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.2 通学合宿をはじめた主なきっかけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.3 今年度の通学合宿の実施(予定)回数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.4 実施主体・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.5 実行委員会の人数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.6 実行委員会のメンバー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.7 子ども自身に関するねらい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.8 地域の教育力に関するねらい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.9 宿泊場所・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.1O参加人数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.11実施月・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.12実施日数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.13募集定員・申込者数・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.14対象者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.15対象学年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.16通学手段・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1 1 1 1 1 1 2 3 3 3 5 6 7 7 7 7 8 8 9 9 10 10 11 11 12 12 13 13 14 15 15 16
3.2.19 通学合宿の指導者等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.20 食事の提供の仕方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.21 使用寝具・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.22入浴 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.23 活動プログラム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.24 子どもたちの変化について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.25 地域の教育力について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.26 通学合宿の成果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.2.27 通学合宿の課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.3 通学合宿を実施していない市区町村・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.3.1 通学合宿の認知度・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.3.2 過去の通学合宿の実施の有無・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.3.3 今後の通学合宿の実施予定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.3.4 通学合宿を実施しない理由・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第4章 特色のある通学合宿の事例
4.1 北海道石狩市における「いしかり・子ども宿」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.1.1 地域の概況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.1.2 事業発足の経緯・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.1.3 事業の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.1.4 事業の成果と課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.2 愛媛県宇和町における通学合宿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.2.1 地域の概況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.2.2 事業発足の経緯・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.2.3 事業の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.2.4 事業の成果と課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.3 福岡県八女市における「全域ふれあい通学合宿」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.3.1 はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.3.2 ふれあい通学合宿のはじまり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.3.3 子どもたちの活動の実態・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.3.4 おわりに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.4 伊万里市は〜通学合宿の「デパート」になった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.4.1 地域の概況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.4.2 事業発足の経緯・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.4.3 事業の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4.4.4 事業の成果と課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
17 18 18 19 19 20 20 21 22 23 23 23 24 24 25 25 25 26 29 32 34 34 34 35 37 39 39 39 41 44 45 45 45 45 48
5.2 一度に多くの参加者よりも、少ない参加者で回数を多く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5.3 実施期間の長期化を・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5.4 素朴な生活体験を・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5.5 通学合宿活動は、子どもの生活体験を豊かにすると同時に、地域の教育力を高める活動・・・・
5.6 「いつでも」、「どこでも」、「だれでも」できる通学合宿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5.7 地域のすべての世代(親・青少年・高齢者等)が参画するような通学合宿に・・・・・・・・・・・・・・・
第6章 資料
6.1 調査票・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6.2 集計表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6.2.1 集計表の見方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6.2.2 回収市区町村の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6.2.3 通学合宿の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6.2.4 通学合宿を実施していない市区町村の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6.2.5 通学合宿をとおしての子どもたちや親たちの変化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6.3 「通学合宿」実施市区町村一覧図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6.4 「通学合宿」実施市区町村一覧表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
49 50 50 50 51 51 53 53 61 61 62 67 82 84 88 90
1.1 調査の目的
通学合宿を行っている全国の市区町村・団体等の実態を把握し,地域の教育力との観点から分析を加 え、その成果をもって今後の社会教育に係る施策、諸研究の基礎的な資料とすることを目的とする。
1.2 調査の対象者
全国の市区町村教育委員会
※但し、同一市区町村において地域や主催者を異にして通学合宿が実施されている場合には、
それぞれに調査票の回収を行う。
1.3 調査方法等
郵送によるアンケート調査
※但し、同一市区町村において地域や主催者を異にして通学合宿が実施されている場合には、
市区町村からの連絡をうけ必要数を再送付した。
1.4 調査期間
平成13年11月〜12月
1.5 調査研究委員会
◎明石 要一 千葉大学教授
伊藤 俊夫 (財)日本生涯学習総合研究所理事 尾山 信行 北海道石狩市立花川小学校長
木村 清一 亜細亜大学客員教授
佐久間 章 国立教育政策研究所社会教育実践研究センター専門調査員 城後 豊 北海道教育大学教授
土屋 隆裕 統計数理研究所助教授
真柄 正幸 国立教育政策研究所社会教育実践研究センター社会教育調査官 正平 辰男 福岡県社会教育総合センター学習相談員
山本 信也 (財)日本青年館事業部長
結城 光夫 国立教育政策研究所社会教育実践研究センター長
(◎は調査研究委員会委員長)
なお、国立教育政策研究所社会教育実践研究センターでは、主に次の職員が事務を担当した。
志茂 弘明 国立教育政策研究所社会教育実践研究センター企画係長
田中 曜子 国立教育政策研究所杜会教育実践研究センター普及・調査係主任
1.6 回収結果
回収数
配付市区町村数 市区町村数 通学合宿
全 体 うち、通学合宿を うち、通学合宿を 回収率1 実施事業数 実施している 実施していない
指定都市・東京23区
県庁市・中核市 81 2.5% 57 3.1% 10 4.3% 47 2.9% 70.4% 17 6.9%
市 613 18,8% 365 19.6% 37 16.0% 328 20.2% 59.5% 44 18.0%
町 1,970 60.4% 1,133 61.0% 158 68.4% 975 59.9% 57.5%158 64.5%
村、行政事務組合 600 18.4% 303 16.3% 26 11.3% 277 17.0% 50.5% 26 10.6%
合 計 3,264 100.0%1,858 100.0% 231 100.0%1.627 100.0%56.9%245 100.0%
1配付市区町村数に対する回収市区町村数の%
平成13年度に通学合宿を実施、又は実施する予定の市区町村は231
2.1 通学合宿の開始年と主催者
▽ 平成13年度から通学合宿を実施したのが39%
▽ 実施主体(共催も含む)の多くは、「教育委員会事務局」、「実行委員会」
・通学合宿を最初に行った年度では、「平成13年度」が39%でもっとも多く、次いで「平成12年度」
が21%となっている。平成11年度から平成13年度までの間の実施が、全体の70%を超えている (p.8図3.2)。
・通学合宿をはじめた主なきっかけでは、「教育委員会からの要請があった」が38%でもっとも多い (p.8図3.3)。
・今年度の通学合宿の実施(予定)回数は、「1回」が76%と全体の8割近くを占めている。次いで、
「2回」の11%となっている(P.9図3.4)。
・実施主体(共催も含む)は、「教育委員会事務局」が61%でもっとも多く、次いで「実行委員会」が 45%、「社会教育関係団体」が22%、「杜会教育施設」が21%となっている。また、「学校」が実施 主体と回答したのは、14%である(p.9図3.5複数回答)。
・実行委貝会が主体となって実施している場合の市区町村の実行委員会の人数は、「10〜14人」(39%)
がもっとも多く、「5〜9人」、「15〜19人」、「20人以上」は、それぞれ18〜19%である(p.1O図3.6)。
また、実行委員会のメンバーは、「校長、教頭」(85%)がもっとも多く、次いで「PTAの役員」
(82%)、「教育委員会事務局職貝」(68%)となっている(P.10図3.7複数回答)。
2.2 通学合宿のねらいと活動プログラム
▽ ねらいは、「働くことや協力することの大切さを理解させたかった」、「地域で子ども を育てる機運を醸成したかった」
・子ども自身に関するねらいとしては、「働くことや協力することの大切さを理解させたかった」が 53%でもっとも多く、次いで「規則正しい生活や整理整頓などの生活習慣を身につけさせたかった」
(44%)、「不便なことやつらいことも我慢できるようにさせたかった」(28%)、「友だちとのつきあ い方を身につけさせたかった」(25%)となっている(p.11図3.8複数回答二つまで)。
・地域の教育力に関するねらいとしては、「地域で子どもを育てる機運を醸成したかった」が70%で もっとも多く、次いで「家庭における教育力の充実の一助としたかった」(44%)、「学校と地域社会 の連携を深めたかった」(39%)となっている(p.11図3.9複数回答二つまで)。
▽ 宿泊場所は、「公民館などの社会教育施設」が47%
▽ 実施期間は、6日以内(「4日以内」十「6日以内」)が6割
・宿泊場所については、「公民館などの社会教育施設」が47%でもっとも多く、次いで「青少年教育 施設」(21%)となっている(P.12図3.10複数回答)。
・通学合宿の参加人数は、「20〜29人」(30%)がもっとも多く、次いで「50人以上」(19%)、「10〜
19人」(18%)となっている(p.12図3.11)。
・通学合宿を実施した時期では、「10月」(26%)がもっとも多く、次いで「9月」(19%)、「11月」(15%)
となっている。また、1学期(4月〜7月)に実施しているのが、約3割であり、2学期(9月〜12 月)の実施が6割を超えている(p.13図3.12)。
・通学合宿を実施した日数では、「4日以内」(35%)がもっとも多く、次いで「7日以上」(32%)、「6 日以内」(28%)となっている。6日以内での実施(「4日以内」十「6日以内」)が、6割を超えて いる(p.13図3.13)。
▽ 対象学年は、「小学5年生」が90%でもっとも多く、次いで「小学6年生」(89%)、
「小学4年生」(66%)
・通学合宿の募集定員では、「20〜29人」(33%)がもっとも多く、次いで「30〜39人」(19%)、「50 人以上」(17%)、「10〜19人」(11%)となっている(p.14図3.14)。
・通学合宿の申込者数では、「20〜29人」(23%)がもっとも多く、次いで「50人以上」(21%)、「10 〜19人」(16%)、「30〜39人」(15%)となっている(p.14図3.15)。
・通学合宿の対象者では、「複数の学校の児童・生徒(希望者)」(42%)がもっとも多く、次いで「単 独の学校の児童・生徒(希望者)」(36%)となっている(p.15図3.17)。
・通学合宿の対象学年では、「小学5年生」が90%でもっとも多く、次いで「小学6年生」(89%)、「小
▽ 食事は「自炊」が71%
▽ 「自炊」、「ふろ・部屋等の掃除」、「洗濯」などの生活に関する活動が中心
・通学合宿の通学手段では、「徒歩・自転車」が77%でもっとも多く、次いで「専用バス」(27%)と なっている(p.16図3.19複数回答)。
・一人あたりの参加費では、「2千円以上〜4千円未満」が37%でもっとも多く、次いで「4千円以上
〜6千円未満」(24%)、「2千円未満」(16%)となっている。また、「無料」という回答は、9%であ る(p.17図3.21)。
・通学合宿で、子どもたちの生活及び活動を、お世話した人や指導にあたった人では、「教育委員会事 務局職貝」が約5〜6割でもっとも多くなっている。次いで「実施する施設の職員」が多いが、他 の項目に比べ「食事の指導にあたった人」だけは、「婦人会などの女性団体」が第2位となってい る(p.17表3.3複数回答)。
・食事の提供の仕方では、「自炊」が71%でもっとも多く、次いで「宿泊場所内の給食」(20%)となっ ている(p.18図3.22)。
・使用寝具では、「実施場所の寝具を使用した」が40%でもっとも多く、次いで「リース業者から借 用した」(29%)、「参加者各自が持ち込んだ」(22%)となっている(p.18図3.23)。
・入浴については、「実施場所の浴室を使用した」が53%でもっとも多く、次いで「公衆浴場や温泉 施設を使用した」(22%)となっている(p.19図3.24)。
・実施した活動プログラムでは、「自炊」(85%)、「ふろ・部屋等の掃除」(79%)、「自由時間」(79%)、
「入校式・修了式」(78%)、「自習」(71%)、「レクリエーション」(71%)、「洗濯」(65%)など、生活 に関する活動プログラムの実施率が多くなっている(p.19図3.25複数回答)。
2.3 通学合宿の成果
▽ 子どもたちは「新しい友だちができたり、交流が深まった」、「働くことや協力するこ との大切さを理解できるようになった」
▽ 地域では、「子どもと地域の人たちとのあいさつや会話が増えた」、「学校と地域社会 の連携が深まった」、「地域で子どもを育てる機運がでてきた」
・通学合宿事業をとおした子どもたちの変化については、「新しい友だちができたり、交流が深まっ た」、「働くことや協力することの大切さを理解できるようになった」という項目における肯定的な 回答が多く、『そう思う』(「そう思う」+「どちらかといえばそう思う」)は、いずれも8割を超 えている。次いで、「不便なことやつらいことも、がまんできるようになった」、「料理や掃除など の生活の技術が身についた」、「規則正しい生活や整理整頓などの生活習憤が身についた」の項目に ついても、肯定的な回答である『そう思う』(「そう思う」+「どちらかといえばそう思う」)は、6
・通学合宿の事業を通じた地域の変化については、「子どもと地域の人たちとのあいさつや会話が増 えた」、「学校と地域社会の連携が深まった」、「地域で子どもを育てる機運がでてきた」という項目 において肯定的な回答が多く『そう思う』(「そう思う」+「どちらかといえばそう思う」)は、い ずれも5〜6割であり、過半数を超えている(p.20図3.27)。
・通学合宿の成果では、「ある程度所期の目的を達成することができた」が57%でもっとも多く、次 いで「所期の目的を達成することができた」(33%)となっている。「目的を達成することができた」
(「所期の目的を達成することができた」+「ある程度所期の目的を達成することができた」)は、
9割を超えている(p.21図3.28)。
・通学合宿実施上の課題は、「ボランティアの確保が難しい」が37%でもっとも多く、次いで「担当
する職員の確保が難しい」(26%)、「施設の確保が難しい」(24%)、「実施のための予算の確保が難 しい」(23%)となっている(p.22図3.29複数回答)。
2.4 通学合宿を実施していない市区町村からの回答
▽ 通学合宿を知っていると回答したのは6割
▽ 実施しない理由は、「施設の確保が難しい」(52%)
・通学合宿の認知度は、「名称も内容もおおよそ知っていた」が47%でもっとも多い、「内容はわから ないが、名称は知っていた」(18%)を含めると、「知っていた」と回答したのは、6割を超える。一 方、「内容も名称も知らなかった」というのは34%となっている(p.23図3.30)。
・過去の通学合宿の実施の有無は、「実施したことがない」が97%であり、以前に「実施していた」と いうのは、わずか3%である(p.23図3.31)。
・今後の通学合宿の実施予定は、「実施する予定はない」が57%でもっとも多い、次いで「わからな い」が34%である。一方、「今後実施することを検討している」というのは9%となっている(p.24 図3.32)。
・通学合宿を実施しない理由は、「施設の確保が難しい」が52%でもっとも多く、次いで「通学合宿 の必要性を感じない」が43%となっている。以下、「担当する職員の確保が難しい」(38%)、「実施 のための予算の確保が難しい」(34%)、「通学合宿のことがよくわからない」(27%)、「ボランティ アの確保が難しい」(27%)、「忙しくて手が回らない」(24%)の順である(p.24図3.33複数回答)。
3.1 通学合宿の実施状況
3.1.1 通学合宿の実施状況
平成13年度に通学合宿を実施(予定)すると回答のあった市区町村は、回答の得られた1,858のうち、
231(12%)の市区町村である。
通学合宿を実施していない 88%
通学合宿を実施している 12%
図3.1:通学合宿の今年度の実施状況について、あてはまるものをどちら か一つお選びください
3.2 通学合宿の実施概要
「実施している」231の市区町村の中には、同一市区町村内において団体等を異にして複数実施されて いるケースがある。したがって「3.2通学合宿の実施概要」については、同一市区町村内から得られた前 述のケースを含めた245の通学合宿事業を母数とする。
表3.1:231市区町村における通学合宿の実施事業数
事業数別市区町村数 延べ実施
合 計 1 2 3 4 5 事業数
指定都市・東京23区
県庁市・中核市 10 7 1 1 0 1 17
市 37 35 0 0 1 1 44
町 158 158 0 0 0 0 158
村、行政事務組合 26 26 0 0 0 0 26
合計 231 226 1 1 1 2 245
3.2.1 通学合宿を最初に行った年度(初回実施年度)
通学合宿を最初に行った年度は、「平成13年度」が39%でもっとも多く、次いで「平成12年度」が 21%となっている。平成11年度から平成13年度までの実施が、全体の70%を超えている。
昭和50年以前 昭和51〜55年 昭和56〜60年 昭和61〜63年
平成元〜5年 5
平成6〜10年 16
平成11年 11
平成12年 21
平成13年 39
不明 4
O% 10% 20%30% 40%
図3.2:この事業を最初に行った年度をご記入下さい
3.2.2 通学合宿をはじめた主なきっかけ
通学合宿をはじめた主なきっかけは、「教育委員会からの要請があった」が38%で最も多く、次いで「学 校からの要請があった」が4%、「保護者からの要請があった」が3%となっている。また、およそ5割を
占める「その他」は、「県からの事業の委嘱」、「青少年教育施設からの要請」、「公民館からの要請」、「社 会教育主事等の職員の発案」等の回答である。
その他 49%
不明 5%
教育委員会からの要請があった 38%
保護者からの要請があった 3%
学校からの要請があった 4%
図3.3:通学合宿を始めた主なきっかけについて、あてはまるものを一つ お選びください
3.2.3 今年度の通学合宿の実施(予定)回数
実施回数で多いのは「1回」であり、次いで「2回」の11%となっている。
4回以上 不明2%
7%
3回 5%
2回11%
1回 76%
図3.4:実施(予定)回数をご記入ください
3.2.4 実施主体
通学合宿の実施主体(共催も含む)については、「教育委員会事務局」が61%でもっとも多く、次いで
「実行委員会」が45%、「社会教育関係団体」が22%、「社会教育施設」が21%となっている。
また、「学校」が実施主体と回答したのは、14%である。
教育委員会事務局 61 実行委員会 45
社会教育関係団体 22 社会教育施設 21 学校 14 その他 14 不明
O% 20% 40% 60% 80%
図3.5:実施主体は、どこですか(複数回答)
3.2.5 実行委員会の人数
通学合宿の実施主体(共催も含む)について、「実行委員会」と回答した111団体にその人数について 聞いたところ、「10〜14人」(39%)がもっとも多く、次いで「5〜9人」、「20人以上」、「15〜19人」と なっている。
4人以下 不明5% 1%
20人以上 5〜9人
19% 19%
15〜19人 18% 10〜14人 39% 図3.6:実行委員会の人数をご記入ください 3.2.6 実行委員会のメンバー 実行委員会に参加しているメンバーでは、「校長、教頭」(85%)がもっとも多く、次いで「PTAの役 員」(82%)、「教育委員会事務局職員」(68%)等となっている。 市町村長 教育委員 18
教育委員会事務局職員 68
市町村職員 14
校長、教頭 85
教員 31
社会教育委員・指導員 33
実施する施設の職員 36
児童・民生委員 13
P T Aの役員 82
青年団 13
子ども会育成会 38
婦人会などの女性団体 36
ボランティア団体 29
老人会 19
学生・生徒 6
保護者 22
青少年相談員等 9
その他 38
不明 0% 20% 40% 60% 80% 100%
3.2.7 子ども自身に関するねらい
子ども自身に関する主なねらいとして、「働くことや協力することの大切さを理解させたかった」が53%で もっとも多く、次いで「規則正しい生活や整理整頓などの生活習慣を身につけさせたかった」(44%)、「不 便なことやつらいことも我慢できるようにさせたかった」(28%)、「友だちとのつきあい方を身につけさ せたかった」(25%)等となっている。
働くことや協力することの 53 大切さを理解させたかった
規則正しい生活や整理整頓などの 44 生活習慣を身に付けさせたかった
不便なことやつらいことも、 28 我慢できるようにさせたかった
友だちとのつきあい方を 25 身につけさせたかった
料理や掃除などの生活の技術を 14 身につけさせたかった
自然にふれ、親しませたかった 7 食べ物の好き嫌いを少なく
させたかった
その他 11 不明 8
0% 20% 40% 60%
図3.8:子ども自身に関する主なねらいについて(複数回答二つまで)
3.2.8 地域の教育力に関するねらい
地域の教育力に関する主なねらいとして、「地域で子どもを育てる機運を醸成したかった」が70%で もっとも多く、次いで「家庭における教育力の充実の一助としたかった」(44%)、「学校と地域社会の連 携を深めたかった」(39%)等となっている。
地域で子どもを育てる機運を 70 家庭における教育力の充実の 44 一助としたかった
学校と地域社会の連携を 39 深めたかった
ボランティア活動の場や 14 社会教育関係団体の活性化を 10 社会教育施設の活性化を 9 その他 5 不明 5
醸成したかった
推進の機会としたかった 図りたかった 図りたかった
5
0% 20% 40% 60%80%
図3.9:地域の教育力に関する主なねらいについて(複数回答二つまで)
3.2.9 宿泊場所
宿泊場所については、「公民館などの社会教育施設」が47%でもっとも多く、次いで「青少年教育施設」
(21%)となっている。また、21%を占める「その他」には、「学校の寄宿舎」、「寺院」、「集会所」、「廃校 となった校舎」等である。
公民館などの社会教育施設 47 青少年教育施設 21
高齢者福祉施設等の公共施設 7 民間の施設 4 学校の余裕教室
通学合宿専用の施設
その他 21 不明 4
0% 20% 40% 60%
図3.10:通学合宿の宿泊場所について(複数回答)
3.2.10 参加人数
通学合宿の参加人数では、「20〜29人」が30%でもっとも多く、次いで「50人以上」(19%)、「10〜19 人」(18%)、「30〜39人」(15%)となっている。
不明 10人未満 7% 3%
50人以上 10〜19人 19% 18%
40〜49人 8%
30〜39人 20〜29人 15% 30%
図3.11:通学合宿の参加人数
3.2.11 実施月
通学合宿を実施した月(時期)では、「10月」(26%)がもっとも多く、次いで「9月」(19%)、「11月」
(15%)となっている。
学期別では、1学期(4月〜7月)に実施しているのが、約3割であり、2学期(9月〜12月)の実施が 約6割である。
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 不明
5
10 12
19
26 15
4
6
0% 10% 20% 30%
図3.12:通学合宿の実施月
40%
3.2.12 実施日数
通学合宿の実施した日数(期間)では、「4日以内」(35%)がもっとも多く、次いで「7日以上」(32%)、
「6日以内」(28%)となっている。
不明 6%
7日以上32%
4日以内 35%
6日以内 28%
図3.13:通学合宿の日数
3.2.13 募集定員・申込者数
通学合宿を実施する際の募集定員では、「20〜29人」(33%)がもっとも多く、次いで「30〜39人」(19%)、
「50人以上」(17%)、「10〜19人」(11%)となっている。
申込者数をみると、「20〜29人」(23%)がもっとも多く、次いで「50人以上」(21%)、「10〜19人」
(16%)、「30〜39人」(15%)となっている。
50人以上 17%
40〜49人 9%
不明 10人未満
2%9% 10〜19人 11%
30〜39人 19%
図3.14:通学合宿の募集定員
20〜29人 33%
50人以上 21%
10人未満 不明 2%
12%
10〜19人 16%
40〜49人 10%
30〜39人 15%
図3.15:通学合宿の申込者数
20〜29人 23%
250
200
150 申 込 者 数
100
50
0 50 100 150 200 250 募集定員
図3.16:通学合宿の募集定員と申込者数
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40'/' 60'/' 80010 1 OO'I.
3.2.16 通学手段
通学手段については、「徒歩・自転車」が77%でもっとも多く、次いで「専用バス」(27%)となってい る。また、「その他」(17%)の中には、「電車」、「公用車」、「職員・PTAによる送迎」といった回答がみ られる。
徒歩・自転車 77 専用バス 27
路線バス 7
その他 17 不明
0% 20% 40% 60% 80%
図3.19:通学合宿の通学手段(複数回答)
3.2.17 全体予算
通学合宿の全体予算について見ると、「500千円以上」が32%でもっとも多く、次いで「300〜499千 円」(23%)、「100〜299千円」(20%)となっている。
不明
11% 100千円未満 13%
500千円以上 32%
300〜499千円 23%
100〜299千円 20%
図3.20:通学合宿の予算についてご記入下さい
3.2.18 一人あたりの参加費
通学合宿における一人あたりの参加費では、「2千円以上〜4千円未満」が37%でもっとも多く、次い
で「4千円以上〜6千円未満」(24%)、「2千円未満」(16%)となっている。また、「無料」という回答は、
9%であった。
不明4%
6千円以上 10%
無料 9%
4千円以上〜
6千円未満 24%
2千円未満 16%
2千円以上〜
4千円未満 37%
表3.2:一人あたりの参加費と泊数とのクロス集計
泊数
参加費 1 2 3 4 5 67 8 合計 無料 O 5 6 4 2 4 1 O 22 2千円未満 1 17 10 5 1 1 2 0 37 2−4千円未満 3 10 19 16 15 16 6 1 86 4〜6千円未満 3 1 7 9 11 18 7 1 57 6〜8千円未満 O 0 1 O 1 4 4 O 10 8〜1O千円未満 0 O 1 0 0 2 0 O 3 1万円以上 O O 1 1 O 4 2 2 1O 合計 7 33 45 35 30 4922 4 225
図3.21:一人あたりの参加費について、あてはまる ものを一つお選びください
3.2.19 通学合宿の指導者等
通学合宿の中で、子どもたちの生活及び活動について、お世話した人や、指導にあたった人を聞いたと
ころ、「生活の指導にあたった人」、「活動プログラムの指導にあたった人」、「一緒に宿泊した人」、「食事 の指導にあたった人」のどの項目についても、「教育委員会事務局職員」が約5〜6割でもっとも多くなっ
ている。次いで「実施する施設の職員」が多いが、他の項目に比べ「食事の指導にあたった人」だけは、
「婦人会などの女性団体」が第2位となっている。
表3.3:この事業における生活及び活動について、お世話した人や、指導にあたった人は、どのよう な方ですか(上位5つ複数回答)
第1位 第2位 第3位 第4位 第5位
食事の指導にあた 教育委員会49% 婦人会など27% 実施する施21% P TAの役 20% その他 20%
った人 事務局職員 の女性団体 設の職員 員
生活の指導にあた 教育委員会58% 実施する施24% P T Aの役21% 教員 18% その他 16%
った人 事務局職員 設の職員 員
活動プログラムの 教育委員会62% 実施する施27% その他 22% 教員 20% ボランティ17%
指導にあたった人 事務局職員 設の職員 ア団体
一緒に宿泊した人 教育委員会60% 実施する施21% P T Aの役20% 教員 16%
事務局職員 設の職員 員 その他 16%
3.2.20 食事の提供の仕方
食事の提供の仕方については、「自炊」が71%でもっとも多く、次いで「宿泊場所内の給食」(20%)と なっている。
その他 不明 4% 4%
給食業者からの出前・宅配 1%
宿泊場所内の給食 20%
自炊71%
図3.22:主な食事の提供の仕方について、あてはまるものを一つお選びください
3.2.21 使用寝具
使用寝具については、「実施場所の寝具を使用した」が40%でもっとも多く、次いで「リース業者から 借用した」(29%)、「参加者各自が持ち込んだ」(22%)等となっている。
参加者各自が持ち込んだ 22%
他の施設等から借用した 2%
不明 その他 4%
2%
実施場所の寝具を使用した 40%
リース業者から借用した 29%
図3.23:使用した寝具について、あてはまるものを一つお選びください
3.2.22 入浴
通学合宿期間中の入浴については、「実施場所の浴室を使用した」が53%でもっとも多く、次いで「公 衆浴場や温泉施設を使用した」(22%)等となっている。
不明8%
その他12%
近所の民家の浴室を借用した 4%
公衆浴場や温泉施設を使用した 22%
実施場所の浴室を使用した 53%
図3.24:入浴について、あてはまるものを一つお選びください
3.2.23 活動プログラム
通学合宿の中で実施した活動プログラムについては、「自炊」(85%)、「ふろ・部屋等の掃除」(79%)、「自
由時間」(79%)、「入校式・修了式」(78%)、「自習」(71%)、「レクリエーション」(71%)、「洗濯」(65%)
が多くなっている。特に、生活に関する活動プログラム(「自炊」、「ふろ・部屋等の掃除」、「洗濯」)の 実施率が、スポーツ・文化・自然体験等のプログラムよりも高くなっている。
自炊 85 ふろ・部屋等の掃除 79
洗濯 65 食材等の買い物 44
動物との触れ合い等の畜産体験
農作物の採取・収穫等の農業体験 7
スポーツ 29
レクリエーション 71 登山・ハイキング 12
キャンプファイヤー 12 音楽 7
伝承遊び 13 郷土芸能 5
工作・クラフト 35 地元の人からの講話 26
入校式・修了式 78 自習 71 自由時間 79 テレビ視聴 9
V T R・映画視聴 18 ボランティア活動 18
その他 31 不明
0% 20% 40% 60% 80% 100%
図3.25:活動プログラムとして実施した内容について、あてはまる ものをすぺてお選びください(複数回答)
3.2.24 子どもたちの変化について
通学合宿の事業を通じた子どもたちの変化について聞いてみると、「新しい友だちができたり、交流が 深まった」、「働くことや協力することの大切さを理解できるようになった」という項目における肯定的な 回答が多く『そう思う』(「そう思う」+「どちらかといえばそう思う」)は、いずれも8割を超えている。
次いで、「不便なことやつらいことも、我慢できるようになった」、「料理や掃除などの生活の技術が身 についた」、「規則正しい生活や整理整頓などの生活習慣が身についた」の項目についても、肯定的な回答 である『そう思う』(「そう思う」+「どちらかといえばそう思う」)が、6〜7割を占めている。
また、「食べ物の好き嫌いが少なくなった」の項目については、「どちらともいえない」が52%でもっ とも多く、肯定的な回答である『そう思う』(「そう思う」+「どちらかといえばそう思う」)は、35%で ある。
そう思わない どちらかといえばそう思わない
どちらともいえない
そう思う どちらかといえばそう思う 不明 新たな友だちができたり、交流が深まった 48 38 7 5
働くことや協力することの大切さ 22 60 13 4 を理解できるようになった
不便なことやつらいことも、 12 58 23 5 我慢できるようになった
料理や掃除などの生活の技術が身についた 17 50 25 5 規則正しい生活や整理整頓などの 10 54 27 5 生活習慣が身についた
食べ物の好き嫌いが少なくなった 7 28 52 4 4 5
O% 20% 40% 60%80% 100%
図3.26:この事業をとおして、子どもたちや地域に変化は見られましたか
3.2.25 地域の教育力について
通学合宿の事業を通じた地域の変化について聞いてみると、「子どもと地域の人たちとのあいさつや会
そう思わない どちらかといえばそう思わない
どちらともいえない
そう思う どちらかといえばそう思う 不明 子どもと地域の人たちとのあいさつや会話 18 44 28 7
が増えた
学校と地域社会の連携が深まった 16 45 27 6 6 地域で子どもを育てる機運がでてきた 15 43 29 5 6 ボランティア活動の機運がでてきた 9 32 43 6 7 社会教育施設が活性化した 9 32 42 4 5 7 社会教育関係団体が活性化した 5 29 48 5 7 6
0% 20% 40% 60%80% 100%
図3.27:この事業をとおして、子どもたちや地域に変化は見られましたか