5つ の種 ま き活 動 と考 え方
41
0
0
全文
(2) after cerned. the period with. of the high. in particular. growth five. slow energy,. slow education. Key words. slow-life,. of economy.. kind. seeds,. a slow. Suggestion food,. slow-style,. is unique.. slow-food,. NPO,. lifestyle,. of a lifestyle. sustainability. slow. to be conindustry,.
(3) 地 方 にお け る ス ロー ライ フ運 動 の ね らい と意 義(大 原). 1.は. 日本 に お け る ス ロ ー フ ー ド,ス フ ー ドな 人 生!』(新. じ. に. ロ ー ラ イ フ の 言 葉 を 広 め た 最 初 の 本 は 島 村 奈 津 『ス ロ ー. 潮 社,2000年7月)だ. で の 体 験 を 文 章 に して,始. め. と思 わ れ る。 この 本 で 島村 は 自 らの イ タ リア. め て イ タ リ ア の ス ロ ー フ ー ド運 動 を 日本 に 紹 介 した 。 そ の 後,. エ コ ロ ジ カ ル や サ ス テ イ ナ ブ ル の 代 替 語 と して ス ロ ー な 文 化 論 を 展 開 し た,辻. 信 一 『ス. ロ ー ・イ ズ ・ ビ ュ ー テ ィ フ ル ー 遅 さ と して の 文 化 』(平 凡 社,2001年9月),多 の 写 真 を 取 り入 れ た,ニ (木 楽 舎,2001年12月)と 宣 言!』(木. ッポ ン 東 京 ス ロ ー フ ー ド協 会 編 『ス ロ ー フ ー ド宣 言 ニ ッ ポ ン東 京 ス ロ ー フ ー ド協 会 編. 楽 舎,2002年10月),よ. ら に,金. フ ー ド ・マ ニ フ ェ ス ト』(木 楽 舎,2004年2月),中 タ イ トル に ス ロ ー ラ イ フ を 加 え た,大 4月)な. ど が2000年. こ の よ う に,ほ. 谷 ゆ み こ 『ス ロ ー ラ イ フ,ス. と ん ど は ス ロ ー フ ー ド,食. ス ロ ー フ ー ド,ス. ロ ー フ ー ド』(2004年. に 関 す る もの ば か りで あ る 。 そ こ か ら生 活 ス に 発 行 さ れ た 辻 信 一 『ス ロ ー. ロ ー ラ イ フ の 協 会 の 設 立 に つ い て も,日. 本 で の ス ロ ー フ ー ド協 会 の 設. ロ ー フ ー ドジ ャパ ンの 公 式 ウ ェ ブ サ イ トに よ れ ば2009年6月. 年 代 の 終 わ り頃 か ら提 唱 して,日 高 知 市,岐. 『ス ロ ー. み で あ る。. ン ビ ビ ウ ム は51に 達 して い る 。 しか し,ス. ロ ー ラ イ フ に 関 して は,筑. 本 で は,ス. 末の時点で国内の コ 紫 哲 也 氏 な ど が1990. ロ ー ラ イ フ ・ジ ャパ ンが 中 心 と な り掛 川 市,. 阜 市 と い っ た 中 小 の 地 方 都 市 が,「 ス ロ ー ラ イ フ 」 を 宣 言 し て い る 。 全 国 組 織 と し て は,NPO法. 本 部 東 京,支 年4月. 丸 弘 美 ・石 田 雅 芳. 代 の 前 半 に 出版 され た 。. ラ イ フ100の キ ー ワ ー ド』(弘 文 社)の. NPOの. 丸 弘 美 『本 物 を 伝 え る. 身 は ほ とん ど食 に関 す る情 報 で あ るが. タ イ ル 全 般 に 視 野 を 置 い た の は 辻 信 一 の 先 の 本 と2003年7月. 立 は,ス. イ タ リア編 』. 『ニ ッ ポ ン 東 京 ス ロ ー フ ー ド. り一 般 的 な 普 及 版 と して の,金. 日本 の ス ロ ー フ ー ド』(岩 波 書 店,2003年8月),さ. くの 食 と 農. 部 各 地/海 外)が. と 少 し早 く,ま. た,そ. 人 日本 ス ロ ー ラ イ フ協 会(2004年9月. 有 名 で あ る が,三 の運動の過程で. の も興 味 深 い と こ ろ で あ る 。 認 知 度 はNPO法. 重 ス ロ ー ラ イ フ 協 会 のNPO法. 人 化 は2004. 「熊 野 ス ロ ー ラ イ フ 協 会 」 が 設 立 さ れ て い る 人 日 本 ス ロ ー ラ イ フ 協 会 が 高 い が,さ. ま な 活 動 は 三 重 ス ロ ー ラ イ フ 協 会 の 方 が 行 っ て お り,そ と と も に そ の 意 義 に つ い て 考 察 した い 。. 内 閣 府 認 証,. まざ. の 内 容 につ いて 以 下 に概 要 を 示 す.
(4) 第7巻. 2.三. 1)設. 第1号. 重 ス ロ ー ラ イ フ 協 会 の 設 立 背 景 と 経 緯1). 立の趣 旨. 三 重 ス ロー ラ イ フ協 会 は2004年 の1月. に設 立 され,同 年 の4月. にNPO法. 人 とな って い. る。 そ の 設 立 趣 意 書 に よ る と,設 立 の 背 景 と して,「 世 界 的 な 大 量 生 産,大 量 消 費,大 量 廃 棄 に支 え られ た 成 長 経 済,フ. ァー ス トフー ドチ ェー ンに代 表 され る食 の グ ロー バ ル 化,. 化 石 燃 料 や 原 子 力 に大 き く依 存 した エ ネ ル ギ ー 供 給 や6割 を 輸 入 に頼 る国 内 の 食 糧 供 給 に 対 す る不 安,急 速 に衰 退 しつ つ あ る地 域 の 農 林 水 産 業,人 間 関 係 か ら地 球 環 境 まで の さ ま ざ まな ひず み,こ. う した20世 紀 後 半 の 科 学 技 術 ・科 学 知 の 異 常 な 発 達 に導 か れ た 生 産 と生. 活 の あ り方 に対 す る反 省 は,90年 代 の バ ブル 経 済 の 崩 壊 に よ っ て今 や さ ま ざ ま な面 で 広 が って きて い ます 。」 と,高 度 経 済 成 長 とそ れ が もた ら した マ イ ナ ス面 へ の 認 識 が 示 され て い る。 そ して 地 方 の 時 代 と いわ れ る よ う にな って い る もの の,バ. ブル が 弾 けて 地 方 の 過 疎 化,. 高 齢 化,地 域 経 済 の 衰 退 が 進 み,地 域 が 成 り立 って い く存 立 条 件 もあや う くな りつ つ あ る 中で,何. とか 地 域 起 こ しを し よ う と い う動 き もあ ち こ ち に 見 られ る よ うに な っ て き て い. る。 そ こで 次 に,「食 の あ り方 に と って大 事 な味 覚 の退 化 に対 す る危 機 感,心 の ゆ と りを 犠 牲 に して きた 生 活 へ の 反 省,地 域 の 農 業,伝 統 文 化,自 然 環 境 を 守 り育 て る必 要,を 感 じ て い る人 々 は増 え つ つ あ ります 。 フ ァー ス トフー ドな どを 単 に否 定 す るの で はな く,顔 の 見 え る関 係 の 中か ら,地 域 の 食 材 や 自然 素 材 を もっ と生 か そ う と い う人 た ち も少 数 派 で は な くな りつ つ あ ります 。 これ らは,太 陽,水,土,農,食,環. 境 と い った 私 た ち生 命 に と っ. て よ り根 源 的 な もの へ の 目覚 め で もあ ります 」 との 認 識 を 示 して い る。 しか し,こ う した 新 しい動 きを 「真 に私 た ちの もの に して い くに は組 織 的 な 運 動 体 が 必 要 で す 。 私 た ち は将 来 世 代 の た め に もこ う した 動 きを 一 層 進 め て い く使 命 を 負 って い る と考 え ます 」 と して 運 動 体 と して の 三 重 ス ロー ライ フ協 会 の 設 立 につ な が るの で あ る。 そ れ で は三 重 ス ロ ー ラ イ フ協 会 は何 を 目指 して い る か?そ. れ は,「 こ う した 多 様 な あ. り方,過 程 や 取 り組 み の 姿 勢 を 大 事 にす る あ り方 は,も う一 つ の 生 き方(オ ー ル タナ テ ィ ブ ラ イ フ)に つ な が って い くと いえ ま し ょう。 つ つ ま しや か で しな や か な 生 き方,生. きる. た あ の 仕 事,生 活 の た あ の 技 術,歴 史 と伝 統 と風 土 に育 まれ た 食 生 活 を 始 あ と した 生 活 の 知 恵,人. と 自然 との 厳 し く もや さ しい関 係,人. と人 との 育 ち合 う関 係,人 間 もまた 生 物 で. あ る こ とを 自覚 し,心 と体 の 統 一 性 を 大 事 にで き る身 体 性 の 重 視,自 己 否 定 や 自己 憎 悪 を 一754(754)一.
(5) 地方 にお けるスロー ライ フ運動のね らい と意義(大 原) しな くて よ い 自然 体 の 回 復,こ. う した 事 柄 は生 態 系 と調 和 し,持 続 可 能 な(永 続 性)も の. の 意 味 を 含 む 「ス ロー な 生 き方 」 と い う方 向 性 の 先 に しか 生 まれ な いの で はな いで し ょう か 。」(設 立 趣 意 書) 「この生 命 を育 む食 の あ り方 を基 本 と した ス ロー ラ イ フ の方 向 は,単 な る理 念 や,は や り 言 葉 に名 を 借 りた 新 しい儲 け 口な ど と い うの で は長 続 き しませ ん 。 人 々が 長 い間 に積 み 上 げて きた 身 土 不 二 や 自然 と共 に生 き る知 恵 に学 びな が ら,便 利 さや 惰 性 に流 され が ちな 私 た ち の 弱 い部 分 を 克 服 し,夢 や 新 しい あ り方 に 向 か って協 働 して い くこ とが 求 め られ ま す 。 そ の 点 で は世 直 し運 動 で あ り,改 革 運 動 で あ る と いえ るの か も しれ ませ ん 」 と,運 動 と して 進 め る こ とを 明 言 して い る。 さ らに, 「この よ うな新 しい事 柄 に取 り組 も う とす る人 た ち は,確 か に よ り多 くの仕 事 を抱 え,忙 し く して い る こ と も事 実 で す 。 そ こで 私 た ちが 世 の 熱 狂 的 な 改 革 者 に あ りが ちな 性 急 さ, 過 労,不 寛 容,あ せ り,い らだ ち,渋 面 な どを して いた らそ れ は 自己 矛 盾 で す 。 生 物 の し な や か さ,現 場 の た くま しさ,多 様 性 の 強 靱 さ に学 びな が ら,グ ロー バ ル 化 に振 り回 され るの で はな く,生 きて い く糧 や 生 き ざ まを 私 た ちの 側 に取 り戻 して い くこ とが 必 要 で す 。 そ れ は過 去 を 素 直 に見 つ め,将 来 に希 望 を 持 ち,現 在 を 楽 しみ な が ら 「充 実 した 今 を 共 に 生 き る」 中で 達 成 され て い く もの と思 い ます 。」 と戒 あ を 自覚 して い る。 こ う して,こ の 運 動 を 組 織 的 に推 進 し新 しい生 き方 を 定 着 させ て い くた め に,地 域 の 観 光 資 源 と もな りう る食 を 中心 と した 地 域 の 文 化 を 調 査 研 究 し,食 農 教育,環 境 教 育 を進 あ, 地 域 に あ る資 源 を 地 域 の 中で 安 全 に循 環 させ る仕 組 み を 提 案 し,実 行 して い くこ とを 中心 的 事 業 内 容 と した,特 定 非 営 利 活 動 法 人 三 重 ス ロー ライ フ協 会 が 設 立 され た 。. 2)協. 会 設 立 に至 る 経 過. 平 成2年11月,農. 事 組 合 法 人 ・伊 賀 の 里 ・モ クモ ク手 作 りフ ァー ム とそ の 仲 間 達 が,三. 重 県 村 づ く り加 工 事 業 連 絡 協 議 会(通 称 う ま い もん 探 検 隊)を 結 成 し,農 村 の 加 工 事 業 の 応 援 活 動 を 始 め る。 平 成4年9月. 「伊 勢 の 国 村 人 づ く り」 統 一 ブ ラ ン ド化 を 行 い,県 内 の. 農 産 加 工 品 の 販 売 を 開始 す る。 そ して,平 成6年 夏 の 「まつ り博 ・三 重'94」 に 出 展 参 加 を 行 う。 そ の 後,平 成14年4月. に は,三 重 県 村 づ く り加 工 事 業 連 絡 協 議 会 を 解 散 して,三 重 県 村. づ く り産 品 ブ ラ ン ド推 進 協 議 会 を 発 足 さ せ,加 工 事 業 の発 展 と ネ ッ トワ ー ク化 を模 索 す る。 この よ うな 運 動 の 発 展 を 意 図 して,平 成15年1月 講 演 会 」 主 催 した り,同 じ く平 成15年3月. に は 「遺 伝 子 組 み 換 え 問 題 に関 す る. に は 「三 重 ま るみ え 地 産 地 食 交 流 会 」 を 主 催 し. 一755(755)一.
(6) 第7巻 て,そ. 第1号. こ に 日本 の ス ロ ー フ ー ドの 第 一 人 者,島. き な き っ か け と な り,三. 村 菜 津 氏 を 講 師 に迎 え た 。 この 講 演 会 が 大. 重 と い う 地 方 か ら ス ロ ー フ ー ド ・ス ロ ー ラ イ フ の 運 動 を 起 こ そ う. と い う 動 き が 活 発 に な り,4月. 以 降,毎. 月11日 の 三 重 ス ロ ー ラ イ フ 協 会 の 設 立,同. 月1回. 以 上 の 設 立 準 備 会 議 が 開 か れ,2004年. 年4月. の1. の 非 営 利 活 動 法 人 の 資 格 の 取 得 とな る。. 3.「 三 重 ス ロ ー ラ イ フ 協 会 」 の 目 的 と 事 業 展 開. NPO法. 人 三 重 ス ロ ー ラ イ フ協 会 は,未 来 に 向 け て よ り望 ま しい ラ イ フ ス タ イ ル を 提 案. し,そ の 実 現 に向 けた 活 動 を す る 中で,食 農 教 育,環 境 教 育,地 産 地 消 運 動 に関 す る事 業 を 行 い,も って 食,農,環. 境 に対 す る意 識 を 向 上 させ る と共 に,地 域 資 源 を 地 域 の 中で 安. 全 に循 環 させ る仕 組 み を 形 成 す る こ とを 目的 と して い る。 定 款 に よれ ば,主 な 事 業 は, (1)食 農 教 育,環 境 教 育 に関 す る事 業 (2)地 域 資 源 を 地 域 の 中で 安 全 に循 環 させ る仕 組 み を 推 進 す る事 業 (3)地 域 の 農 林 畜 水 産 物 及 びそ れ らの 加 工 品 の 企 画 ・開 発 ・販 売 (4)地 域 の 伝 統 的 な 生 活 文 化 を 守 り育 て,普 及 す る事 業 (5)各 種 業 者 の 地 元 素 材 を 扱 う比 率 の 調 査,研 究,発 信 (6)地 域 の 観 光 資 源 の 研 究 及 び普 及 に関 す る事 業 (7)ラ. イ フ ス タ イル の 提 案 に関 す る啓 蒙 ・販 売 事 業. (8)上 記(1)〜(7)の項 目 に関 す るイ ベ ン トの 開 催 (9)上 記(1)〜(8)の項 目 に関 す る情 報 誌,出 版 物,教 材 等 の 発 行,販 売 で あ る。 具 体 的 に は,県 内 の 飲 食 店 ・レス トラ ン ・ホテ ル ・旅 館 等 で 消 費 され て い る食 品 の 地 場 産 度 の調 査,「 道 の駅 」 周 辺 の 観 光 関連 施 設 調 査 な どの 「 調 査 ・研 究 」 事 業 。 食 農 教 育 や 会 員 参 加 型 の フ リー マ ー ケ ッ トを 主 と した 「イ ベ ン ト事 業 」。 日常 で の ライ フ ス タイ ル の 無 駄 を 省 くた め の コイ ンな ど ツー ル を 利 用 した 「リサ イ クル シ ステ ム」 事 業 。 熊 野 古 道 が 世 界 遺 産 に登 録 され る こ とを 記 念 した 写 真 集DVDの. 「出版 」 事 業 。 三 重 県 の 受 託 事 業 「紀. 南 中核 的 交 流 施 設 の 基 本 構 想 策 定 」 な どを 行 った 。 また,平 成18年 度 は農 林 水 産 省 『民 間 にお け る食 育 活 動 促 進 支 援 事 業 』 お よ び経 済 産 業 省 『企 業 ・市 民 等 連 携 環 境 配 慮 活 動 活 性 化 モ デ ル 事 業 ・環 境 コ ミュニ テ ィ ・ビジネ スモ デ ル 事 業 』 を 受 託 して 食 育 と環 境 ビジネ ス事 業 に取 り組 ん だ 。 ‑756(756)一.
(7) 地方 にお けるスロー ライ フ運動のね らい と意義(大 原) この よ うな 活 動 経 過 を 時 系 列 的 に新 しい もの か ら羅 列 して み る と以 下 の ご と くで あ る。 右 欄 の マ ー ク は活 動 の 分 野 を 示 して い る。 大 まか に3つ に分 けて い ます 。 種 … 協 会 の5つ の 種 ま き活 動 緑…緑育活動 食…食育活動. 〈2008年 〉 10月. ベ ル フ ァー ム収 穫 祭 に参 加,縄 絢 機(な わ な い き)を 展 示. 9月. ピー ター ・D・ ピー ダ ー セ ン氏,講 演 会 「ロハ ス 的 経 営 の4大 [旬 の夏 野 菜 を使 った料 理 教 室 」 開催. 食. 月 8. [夕涼 み の キ ャ ン ドル ナ イ ト」 開催. 種. 月 7. [旬 の夏 野 菜 を使 った料 理 教 室 」 開催. 食. 第5回 通 常 総 会 開 催 「風 呂敷 講 習 会 」 開催 6月. 種. 「い ば らま ん じ ゅ う作 り」 開催(松 「手 作 り水 鮫 子 教 室 」 開催 庭 園 ボ ラ ンテ ィ ア活 動. 緑 食. ジ ャム作 り(い ち ご)食 地 産 地 食 イ ベ ン ト(生 あお さ)開 催 「手 づ く り味 噌講 座 」 開催. 2月. 庭 園 ボ ラ ンテ ィ ア活 動. 緑. 第4回 農 業 学 習 会 開 催. 緑. 庭 園 ボ ラ ンテ ィ ア活 動. 食. 食. 「五 感 を使 った食 育 講 座 」 開催. 食. 緑. 奥 野 食 品 感 謝 祭 「納 豆 祭 り」 開 催 1月. 松 江 小 学 校). 食. 「手 作 り こん に ゃ く講 座 」 開催 3月. 阪. 食種. 「冬 野 菜 を使 った身 体 に優 しい料 理 教 室 」 開催 餅 つ き(の. し餅 作 り)食. 種. ジ ャガ イ モ 収 穫i緑 大根収穫. 緑. 庭 園 ボ ラ ンテ ィ ア活 動. 緑 一757(757)一. 食. 食. 種 メ リ ッ ト」 開 催.
(8) 第7巻. 第1号. 「冬 野 菜 を使 った身 体 に優 しい料 理 教 室 」 開催. 食. 〈2007年> 12月. ジ ャム作 り(紅 玉 りん ご)食 「松 阪牛 す じ肉 と大 根 の大 鍋 会 」 開催 松阪菊展示会開催. 食. 緑. 松 阪 牛 す じと大 根 汁 の 販 売. 食. ジ ャム作 り(紅 玉 りん ご)食 第3回. 植樹. 緑. 庭 園 ボ ラ ンテ ィ ア活 動. 緑. マ イ 農 園 タマ ネ ギ 苗 植 え 第3回 農 業 学 習 会 開 催 「食 文 化 祭 」 開催 11月. 緑 緑. 食. マ イ 箸 袋 作 成 ・販 売 開 始 「落 花 生 収 穫 祭 」 開催. 種. 緑. 地 産 地 食 イ ベ ン ト(は た け シ メ ジ)開 催. 食. ジ ャム作 り(紅 玉 りん ご)食 マ イ 農 園 実 エ ン ドウ ・スナ ックエ ン ドウの 播 種 「収 穫i祭」 開催 10月. 緑. 食. 庭 園 ボ ラ ンテ ィ ア活 動. 緑. 「ジ ャガ イ モ の芽 か き体 験 」 開催. 緑. 9月 を エ コ月 間 と して 様 々な 取 り組 み を 行 な った 。 エ コ ク ッキ ング ・エ コ ロ ジー マ ー ケ ッ ト ・省 エ ネ ル ギ ー 教 室 ・エ コお 買 い物 教 室 開催. 食種. 「稲 刈 り&お は ぎ作 り体 験 」 開催 「お茶 摘 み体 験&松. 阪牛 農 家 交 流 会(松. マ イ 農 園 白菜 キ ャベ ツ苗 植 え 新 米 フ ェ ア開 催 9月. マイ農園大根播種. 食緑 阪市 飯 南 町)」 開 催. 緑. 食 緑. マ イ農 園 作 付 け学 習 会 開 催 第2回 農 業 学 習 会 開 催. 緑. 緑 一758(758)一. 食.
(9) 地方 にお けるスロー ライ フ運動のね らい と意義(大 原) 「ジ ャガ イ モ種 芋 植 え付 け&わ. らび餅 つ く り」 開催. 食緑. ジ ャム作 り(桃,梨)食 庭 園 ボ ラ ンテ ィ ア活 動. 緑. 地 産 地 食 イベ ン ト(モ ロヘ イ ヤ)開 催 竹 灯 夜 キ ャ ン ドル ナ イ ト開 催 8月. 食. 種. マ イ農 園 トウモ ロ コ シ収 穫i緑 ジ ャム作 り(桃)食 地 産 地 食 イベ ン ト(モ ロヘ イ ヤ)開 催 ス ロー な 演 奏 会 開 催. 食. 種. 「夏 野 菜 を使 った身 体 に優 しい料 理 教 室 」 開催(7・8月)食 「昔 懐 か しい手 づ く り教 室 」 開催(竹. とん ぼ ・水 鉄 砲 ・大 し ゃぼ ん玉 作 り)(7・. 8月)種 庭 園 ボ ラ ンテ ィ ア結 成 式 ・活 動 開 始 7月. 七 タ イ ベ ン ト開 催. 緑. 食. ス ロー な 演 奏 会 開 催. 種. 地 産 地 食 イ ベ ン ト(赤 菜)開 催 第1回 農 業 学 習 会 開 催. 食. 緑. ジ ャム作 り(カ ラマ ンダ リ ン)食 ミニ バ ラ教 室 開 催 6月. 緑. ベ ル フ ァー ム庭 園 ボ ラ ンテ ィ ア募 集 ・取 り組 み 開 始 「田植 え とい ば ら餅 作 り」 開催. 5月. 食緑. 木 工 教 室 開 催7種 春 の ス ロー マ ー ケ ッ ト開 催. 4月. 緑. 食緑種. ㈱ 松 阪 協 働 フ ァー ム(協 会 は5社 中1社 と して 参 画)が 指 定 管 理 者 と して 松 阪 農 業 公 園 ベ ル フ ァー ムの 運 営 を 開 始 協 会 機 関 紙 「ス ロー な お 便 り」9号 発 行. 3月. リキ ッ ド事 業 経 済 産 業 省. 成果発表会参加. 第2回 小 田急 エ コ ロ ジー セ ンター 視 察(リ キ ッ ド飼 料 の 取 り組 み を 学 ぶ) リキ ッ ド事 業 学 習 会 開 催 2月. 食 育 教 本 「自炊 の ス ス メ読 本 」 作 成 ・配 布 第2回 食 育 講 演 会 開 催(三 重 大 学) ‑759(759)一.
(10) 第7巻 平 成19年1月. 第1号. 協 会 機 関 紙 「ス ロー な お 便 り」8号 発 行. ㈱ 松 阪 協 働 フ ァー ム(協 会 は5社 中1社 と して 参 画)ベ ル フ ァー ム指 定 管 理 者 決 定 2006エ コ プ ロ ダ ク ツ展. リキ ッ ド活 動 報 告. 東 京 ビ ックサ イ ト. 〈2006年> 12月. 第3回 食 育 モ ニ ター 学 生 研 修 会(県 立 相 可 高 校 食 物 調 理 科 との 交 流) 小 田急 エ コ ロ ジー セ ンター 視 察(リ キ ッ ド飼 料 の 取 り組 み を 学 ぶ) 第2回 食 育 モ ニ ター 学 生 研 修 会(美 杉 伝 統 食 を 守 る会IN美. 11月. 杉 町). 九 州 視 察(リ キ ッ ド飼 料 の 取 り組 み を 学 ぶ) 秋 の ス ロー マ ー ケ ッ ト開 催(松 阪. ベ ル フ ァー ム). 10月. 第1回 食 育 講 演 会(三 重 大 学 生 物 資 源 学 部 大 講 堂). 9月. 第1回 食 育 モ ニ ター 学 生 研 修 会(伊 賀 の 里 モ クモ ク手 づ く りフ ァー ム) 国 際 ミニ シ ンポ ジ ウ ム開 催(熊 野) ドイ ツ視 察(資 源 循 環 社 会 の 形 成 を 目的 に して) 第1回 食 育 活 動 会 議(三 重 大 学) 協 会 機 関 紙 「ス ロー な お 便 り」7号 発 行. 7月. 第2回. リキ ッ ド研 究 会 開 催(松 阪. 平 成18年 度 農 林 水 産 省. ベ ル フ ァー ム). 民 間 にお け る食 育 活 動 促 進 支 援 事 業 受 託. テ ー マ 「楽 し く体 に優 しい若 者 の 自炊 促 進 教 育 一 食 事 バ ラ ンスガ イ ドの 利 用 に よ る若 者 の 食 生 活 改 善 一 」 ・平 成18年 度 民 間 に お け る 食 育 活 動 促 進 支 援 事 業 成 果 報 告 書(PDFフ. ァイ ル:. 205KB) ・作 成 冊 子 「自炊 の ス ス メ読 本 」(PDFフ. ァイ ル:4 .8MB). 平 成18年 度 経 済 産 業 省 企 業 ・市 民 等 連 携 環 境 配 慮 活 動 活 性 化 モ デ ル 事 業 ・環 境 コ ミュニ テ ィ ・ビジネ スモ デ ル 事 業 受 託 テ ー マ 「食 品 系 未 利 用 資 源 を 活 用 した 養 豚 向 け リキ ッ ド飼 料 化 事 業 」 ・調 査 研 究 報 告 書(PDFフ. ァイ ル:2 .1MB). ・ス ロー な お 便 り第9号 掲 載 資 料(PDFフ 6月. 第3回 総 会 開 催(松 阪 市 民 活 動 セ ンター) ‑760(760)一. ァイ ル:2 .4MB).
(11) 地方 にお けるスロー ライ フ運動のね らい と意義(大 原) 春 の ス ロー マ ー ケ ッ ト開 催(松 阪 会 員 月 例 会 「日本 百 選. ベ ル フ ァー ム). 三 多 気 の 桜 を 見 に行 こ うIN美. 杉」. 協 会 機 関 紙 「ス ロー な お 便 り」6号 発 行 4月. 第1回. リキ ッ ド研 究 会 開 催(松 阪. ベ ル フ ァー ム). 会 員 月 例 会 「草 餅 名 人 の 技 に学 ぶ 講 習 会 開 催 」 3月. 「お か え り コイ ン」 基 金 で 旧宮 川 村 被 災 地 に第2回. 目の植 樹 。. 循 環 型 社 会 を 考 え る リキ ッ ド飼 料 学 習 会 開 催(松 阪 2月. ベ ル フ ァー ム). 会 員 月 例 会 「日本 の ス ロー フー ド ー 揆 み そ 作 り講 習 会 開 催IN一. 平 成18年1月. 志町」. 会 員 月 例 会 「草 木 染 体 験 と相 可 高 校 の生 徒 さん との交 流 会 開催IN多. 気. 町」 会 員 月 例 会 「ス ロー ライ フ クイ ズ大 会 開 催IN三. 重大学」. 〈2005年> 12月. 協 会 機 関 紙 「ス ロー な お 便 り」5号 発 行 リキ ッ ド飼 料 農 場 視 察. 岐 阜 県 丹 生 川 村 ロ ッセ 農 場. 会 員 月 例 会 「ロー カル 線 で 行 くス ロー フー ドな 秋 の 旅 開 催IN美 11月. 杉村」. 「お か え り コイ ン」 宿 泊施 設 に て ハ ブ ラ シの取 り組 み ス タ ー ト 秋 の ス ロー マ ー ケ ッ ト開 催. 芋 掘 り交 流 会(松 阪. ベ ル フ ァー ム). 協 会 機 関 紙 「ス ロー な お 便 り」4号 発 行 10月. 会 員 月 例 会 「ス ロー フー ドレス トラ ンで 収 穫 の 秋 を 楽 しむ 会 開 催IN野. 8月. 会 員 交 流 月 例 会 ス ター ト 「宮 川 村 の 環 境 学 習 会 開 催IN宮 平 成17年6月. 第2回 総 会 開 催. 川村」. さつ ま芋 植&会 員 交 流 会 開 催(松 阪. パ ー ク) 協 会 機 関 紙 「ス ロー な お 便 り」3号 発 行 3月. 春 の ス ロー マ ー ケ ッ ト開 催(松 阪 ス ロー な 情 報 交 換 会in伊. ベ ル フ ァー ム). 勢 ・河 崎. 協 会 機 関 紙 「ス ロー な お 便 り」2号 発 行 。 2月. 「お か え り コイ ン」 基 金 で宮 川 村 被 災 地 に もみ じ等 を植 林 。. 平 成17年1月. 「紀 南 中核 的交 流 施 設 基 本 構 想 」 県 に提 出。. 一761(761)一. の花 亭 」. ウエ ス ト.
(12) 第7巻. 第1号. 〈2004年> 11月. 松 阪 農 業 公 園 ベ ル フ ァー ム 「牛 まつ り」 出展 。 宮 川 もみ じ募 金 開 始 。 県 ・地 産 地 消 情 報 基 盤 整 備 事 業 の 調 査 団 体 と して 参 加 。(平 成17年3月 「や さ しい ごは ん」 矢 田勝 美 展 を 関 町 の ギ ャラ リー而 今 禾(じ. 迄). こん か)で 開催 。. 9月. 協 会 機 関 紙 「ス ロー な お 便 り」 創 刊 号 発 行 。. 8月. 「中央 卸 売 市 場 東 海 ・北 陸 ブ ロ ッ ク会 議 ・ベ ル フ ァー ム視 察 」 で木 村 理 事 が講 演 。 (於:時 の ぶ ど う) 「お か え り コイ ン」 シス テ ム を モ クモ ク農 場 レス トラ ン(鈴 鹿 ・松 阪)で 開始 。 熊 野 古 道 の 世 界 遺 産 登 録 を 記 念 して,矢 吹 紫 帆 さん(音 楽)・ 森 武 史(写 真)の コ ラ ボ レー シ ョ ンに よ るDVD写. 7月. 真 集 を発 売 。 県 内道 の駅 ・大 型書 店 等 で販 売. 「お か え り コイ ン」 シ ステ ム 奥 野 食 品(国 産 大 豆 に こだ わ った 納 豆 生 産 会 社)の 直 営 店 にて 実 施 。 熊 野 プ ロ ジ ェ ク ト事 務 局 を 熊 野 市 内 に開 設 。. 6月. 協 会 ホー ムペ ー ジ立 ち上 げ る。http://www.okaeri.info/ 「お か え り コイ ン」 シス テ ム を モ クモ ク手 づ く り フ ァー ムPapaビ. ア レス トラ ン. にて 開 始 。 大 原 理 事 長 に よ る 「ス ロー ラ イ フ研 究 会 」 始 ま る。 以 降,月1回. 第2土 曜 日の 午 後(原 則)に 三 重 大 学 にお いて 開 催 。. 久 居 市 駅 か ら松 阪 駅 まで の 約18kmを. 協 会理 事 と会員 の10数 名 が歩 く。. 2004伊 賀 び と委 員 会 主 催 の 「え え じゃな いか 伊 勢 詣 」 に1日 友 情 参 加 。 5月. 服部学園理事長. 服 部 幸 慮 氏,日 本 東 京 ス ロー フー ド協 会. 金丸弘美氏を講師 に. 迎 え て 設 立 記 念 総 会&講 演 会 を 松 阪 コ ミュニ テ ィ文 化 セ ンター にて 開 催 。 「三 重 の ス ロー フ ー ドな縁 会 」 を 開催 。 協 会 内 で 熊 野 プ ロ ジ ェ ク トを 作 り,基 本 プ ラ ン作 成 を 目指 して 活 動 。 平 成16年4月. 紀 南 中核 的 交 流 施 設 の 基 本 構 想 策 定 事 業 者 に決 定 。. 4.5つ. 1)5つ. の 種 ま き活 動 と考 え 方. の 種 ま き活 動. 三 重 ス ロー ラ イ フ協 会 の 目的 は 「未 来 に向 けて よ り望 ま しい ラ イ フ ス タ イル を 提 案 す る こ と」 で あ り,そ の 実 現 に向 けて 「食 農 教 育 ・環 境 教 育 ・地 産 地 食 運 動 に関 す る事 業 」 を 一762(762)一.
(13) 地 方 にお け る ス ロー ライ フ運 動 の ね らい と意 義(大 原). 行 う こ とで あ る。 この 場 合,望. ま しさの 方 向 性 は,高 度 経 済 成 長 期 に失 いか けて い る 「自. 然 と地 域 と人 を 大 事 にす る」 方 向 で の ライ フ ス タイ ル の 提 案 で あ る。 そ の た め に協 会 は5 つ の 種 ま き と 称 す る 取 り組 み を して い る 。 そ の5つ 覚 を 育 て る 種)」 「ス ロ ー イ ン ダ ス ト リー(環 ス タ イ ル(ゆ. と は 「ス ロ ー フ ー ド(自 然 と 伝 統 の 味. 境 に 配 慮 した 地 域 産 業 を 育 て る 種)」 「ス ロ ー. っ た り した 循 環 と 生 き が い を 育 て る 種)」 「ス ロ ー エ デ ュ ケ ー シ ョ ン(食. 環 境 を 学 ん で い く種)」 「ス ロ ー エ ネ ル ギ ー(資 る 。 以 下 は,5つ. の 種 に つ い て の,協. 卜!Po法. 農や. 源 に つ い て 考 え る 知 恵 を 育 て る 種)」 で あ. 会 の ホー ムペ ー ジの 簡 単 な 説 明 で あ る。. 孟. 三鳶 ズoう イつ齢. 砺. ち つの深 蓬r 物 質 的豊 か さ を肯 定 し,私 た ちが 得 て き た モ ノ と失 って き た モ ノを 融 合 し,も う一 度,"な つ か しい未 来"と い う文 化 的 ・精 神 的 も の さ しに よ っ て,新 しい価 値 観 や心 地 よ い 関係 の再 生 を提 案 して い き ます 。 私 た ち の活 動 は,大 き くわ け て5つ の種 を育 て て い き ま す。 そ の ひ とつ ひ と つ は,ニ ッポ ン を 明 る くあ った か くす る種 で す。 三 重 ス ロ ー ラ イ フ協 会 の ま く種 は,新 しい生 き方 を 育 む種 な の です 。. &っ ■. λ ロー フー バ 自煕モ伝軸 の味 堂 輯. 士購 囎. マ観 璽. 「歴 史 と 自然 と 風 土 に育 まれ た三 重 の 食 文 化 を 見 直 しま し ょ う」 を ス ロ ー ガ ン に,三 重 県 の 大 切 な郷 土 料 理 を 後 世 に残 し,地 産 地 消 を 実 践 し ます 。 伝 統 的 な 手 法 で つ く られ た 安 全 な 食 品 ・食 材 を 守 り,家 族 や 仲 間 と 一 緒 に 囲 む,楽 る こ とを 提 案 して い き ます 。. し い食 事 の ひ と と きを 大 切 にす. 》 ロ ー一イ ン ゲ)し ト 岨 』一 環,亡に 配 慮L廿. 矯 麟. 地域 産 量奮 音マ番種. 「豊 か な 自然 と 共 生 で き る農 林 水 産 ・観 光 の な りわ い を 始 め ま しょ う」 を ス ロ ー ガ ン に,環 境 に配 慮 した 生 産 ・流 通 の し く み を 築 く こ と を め ざ して い ます 。 農 に親 しむ 市 民 農 園 や グ リー ン ツ ー リ ズ ム を 広 め た り,価 値 あ る 貴 重 な伝 統 産 業 を 継 承 して い き ま し ょ う。. 》 ロ ー 》 タ イ ル ゆ,倒. 尋n人. 佳. しセ 鯖 環 ㌔ 生 勧"1い 奮 音 マ §種. 「無 駄が な く便 利 さに流 され な い シ ンプル な 生 き方 を探 しま し ょう」 を ス ロー ガ ンに,日 常 生活 の 中 の過 剰 を見 直 した り,資 源 に配 慮 し た 循 環 型 の 生 活 ス タ イ ル を実 践 して い き ま す。 加 齢 と と も に人 にや さ し くな り,生 きが い も大 き くな る生 き方 をめ ざ した いで すね 。. 一763(763)一.
(14) 第7巻. o. 第1号. kロ ー 工 ≠ ユ 十 一 シ ョ ン 、、. 骨 農 端瑠 ・ 鮭 ㌔. 運壁嘗). 中 』・tllい ぐ種. 「自然 に 学 び,先 人 に学 び,す べ て の 命 に学 び ま し ょ う」 を ス ロ ー ガ ンに,生 き る こ と の 基 本 で あ る 「食 」 につ い て 学 ん だ り,屋 外 に 出 て 大 自然 に学 び ま す 。 世 代 を 越 え た 交 流 か ら歴 史 ・民 俗 ・伝 統 な ど も学 ん で い き ます 。. ≧ ロ ー一ヱ 才L'レ雫㌔ 一. ヲ…駕 箔串. 碑黒 己 王つ い?考 炎 苔曲 恵 藍 音 で る種 「限 りあ る 資 源 か ら限 りな い 資 源 へ と切 り替 え て い き ま しょ う」 を ス ロー ガ ンに,エ ネ ル ギ ー の浪 費 に つ な が る快 適 さや 便 利 さ を見 直 した り,先 人 の 作 りだ した季 節 ご と の しつ ら い を 見 習 う こ と か ら始 め て い き ます 。 環 境 に配 慮 した 自然 エ ネ ル ギ ー(風 力 ・太 陽 光 発 電,バ. 2)機 ①21世. イ オ マ ス)を 普 及 さ せ る こ と に も力 を注 ぎ ま す。. 関 誌 にみ る 考 え 方 紀 を 生 き抜 く知 恵 を 将 来 世 代 に. 生 命 を 育 む 自然,歴 史 と風 土 に培 わ れ た 地 域,そ. して 生 きて い る充 実 を 感 じさせ て くれ. る人 々,こ れ らの20世 紀 後 半 に人 類 が 失 いか けた あの な つ か しさを,そ. して 私 た ちの 先 人. た ちが つ な いで きた 知 恵 を 取 り戻 し,21世 紀 を 生 き抜 く知 恵 と して 将 来 世 代 に伝 え て い き た い。 一 人 一 人 が パ ソ コ ンやiモ ー ド携 帯 で 広 く世 界 とつ な が る こ とが で き る よ うな 新 し い装 いを もって,あ た ら しい生 活 ス タ イル を 提 案 し 「懐 か しい未 来 」 を 創 って い きた い, そ れ が 私 た ちの 行 動 目標 で す 。 こ う した 流 れ を 創 り出 して きた モ クモ クを 始 め と した 新 しい 「農 」 「食 」 「生 き方 」 を 探 索 して きた 三 重 の 農 業 者 や 農 業 団 体,そ さ らに は この 運 動 を 支 え,担. して 独 立 自営 の 精 神 で 活 躍 す る 中小 企 業 の 方 々,. って い こ う と集 ま って いた だ いた 県 内 を は じめ 全 国 の 個 人 や. 団 体 の 方 々,「 な つ か しい未 来 」 は正 に私 た ち の手 と意 欲 の 中 に あ りま す。 ス ロ ー な 食 文 化 一 フ ー ド,生 き方 一 ス タ イ ル,産 業 一 イ ンダ ス トリー,教 育 一 エ デ ュ ケ ー シ ョ ン,エ ネ ル ギ ー と い った 未 来 へ の 種 を 播 き,そ れ を 育 て て い け るか ど うか も私 た ち一 人 一一 人 の 取 り組 み次 第 です 。 唯一一 の専 任 の事 務 局 長(2)立岡 氏 を 活 動 の 中 心 と して,理 事 一 人 一 人 は本 務 の 合 間 を ぬ って そ れ ぞ れ の 持 ち場 で さ ま ざ まな 提 案 を し,み ん な と一 緒 に実 行 して い き ます 。 この 運 動 を ど こ まで 広 げて 大 きな うね りに して い け るか ど うか は, 会 の 趣 旨 に賛 同 頂 いた 皆 様 方 の 協 働 行 動 に寄 る と こ ろが 大 だ と思 って い ます 。 この 運 動 の 拠 点 を 三 重 の 中で は文 化 の 香 りの 高 い松 阪 に置 いた こ と も一 つ の 縁 の よ う に 思 わ れ ます 。 ご承 知 の よ う に英 語 で 文 化 を 指 す カル チ ャー は農 耕 と語 源 が 同 じで す 。 す な わ ち,そ こ に あ る もの に手 を 加 え,磨. き価 値 の あ る もの に して い くと い う共 通 項 が あ りま 一764(764)一.
(15) 地方 にお けるスロー ライ フ運動のね らい と意義(大 原) す 。 そ して 「生 命 」 の 営 み に よ って 成 り立 つ 「農 」 は,本 来,生 命,生 活,人 生 ・生 き方 と深 く関 わ って い る こ と も今 一 度 思 い起 こ して み た い もの で す 。 そ れ ぞ れ の 地 域 の 風 土 性 に根 ざ した 農 を 大 事 に し,正 に私 た ちの 住 む 地 域 の 問 題 を 根 っ こ に据 え な が ら,全 国 へ 世 界 へ 発 信 して い け る よ うな,そ. う した 質 の 運 動 を 共 に創 って い き ま し ょう。. また,三 重 ス ロー ライ フ協 会 が 農 耕 の 神 様 で あ る豊 受 大 神 宮(伊 勢 神 宮)や. 自然 の 神 々. と共 に あ った 熊 野 信 仰 の 土 地 で 産 声 を 上 げ させ て も らった こ と は,高 度 成 長 の 過 程 で お ご り高 ぶ って 自然 を 破 壊 し続 けて きた 私 た ちの 心 を 戒 あ,謙 虚 に未 来 へ の 良 き種 を 播 き,育 て る上 で も有 り難 い ご縁 だ と思 って い ます 。 当 ス ロー ライ フ協 会 の 最 初 の 大 きな プ ロ ジ ェ ク トと して 動 き 出 した 「紀 南 中核 的 交 流 施 設 の 整 備 に係 わ る基 本 構 想 」 策 定 の 事 業 は ま さ に私 た ちの 存 在 理 由を 問 わ れ る もの にな ろ うか と思 わ れ ます 。 「な つ か しい未 来 の風 が 吹 く ・熊 野 な りわ い エ コ ロ ジ ー フ ァー ム」 が 三 重 にお け る ス ロー ライ フの 一 つ の モ デ ル にな る よ う多 くの 人 々の 知 恵 と努 力 が 結 集 され る こ とを 願 って い ます 。 合 掌 。(機 関誌 創 刊 号 〈機 関誌 の発 刊 に 際 して,2004.9.1>). ②. 求 め る 「懐 か しい未 来 」 と は何 な の か. 今 年 産 声 を あ げた ばか りの 私 た ちの 活 動 は今 や まだ よ ち よ ち歩 きの 段 階 で す 。 生 き生 き した 活 動 を す る に は,人 々が 作 る組 織 もまた 生 物 体 に習 って,外 か ら活 動 の エ ネ ル ギ ー を 取 り入 れ,咀 噛 し,外 に向 か って 提 案 して い く必 要 が あ る と思 い ます 。 協 会 の い くつ か の キ ー ワー ドは,中 心 的 に動 いて きた 人 間(理 事)の. 中で,昨 年 の 準 備 段 階 か ら討 議 を 繰 り. 返 して 一 致 点 を 見 いだ し,パ ンフ レ ッ ト等 で 表 明 して き ま した 。 しか し,ス ロ ー ラ イ フ あ る い は ス ロー × × × と い う言 葉 は,頻 繁 に は使 わ れ る よ う に な った もの の,人. に よ って 抱 くイ メー ジ に大 きな 差 が あ ります 。 そ して そ の 言 葉 の あ い ま. い さが 不 必 要 な 混 乱 を 招 いて い る こ と もあ ります 。 もち ろん 新 しい動 きを 反 映 した 新 しい 言 葉 は,最 初 は必 ず し も確 定 した もの で はな く,時 間 の 経 過 と共 に固 ま って い くの が 常 で す が,私 た ちの 思 いや 内 容 を 表 す 的 確 な 〔 言 葉 の イ メー ジを 共 有 〕 して い くこ と は大 事 な こ とだ と思 わ れ ます 。 そ の た め の 検 討 素 材 を 提 供 して い きた い と思 い ます 。 まず,最 初 は私 た ちが 掲 げて い る,あ た ら しい生 活 ス タイ ル を 提 案 し,「懐 か しい未 来 」 を 創 って い く,と は ど う い う こ とな の か を 考 え て み ま し ょう。 ス ロー フー ドや ス ロー ラ イ フ と い う言 葉 と運 動 が どの よ う に して 生 まれ て きた の か を 考 え る と この 点 は明 らか で す 。 周 知 の よ う にそ れ は基 本 的 に は20世 紀 後 半 の 社 会 経 済,生 活 の 大 きな 変 化 の 中で 生 まれ て き ま した 。 フ ォー ドシ ステ ム にみ られ る大 量 生 産 ・消 費 ・廃 棄 型 の ゆ た か な 社 会 の 登 場 と 一765(765)一.
(16) 第7巻. 第1号. 市 場 の 世 界 化 に よ り,規 格 化 され 画 一 化 され た 安 価 な 製 品 が 世 界 に行 き渡 る と同 時 に,そ れ ぞ れ の 地 域 に あ っ た伝 統 的 な食 品 や 文 化 が 急 速 に衰 微 して き ま した。 一 般 の 人 々 の 生 活,農 民 も含 め て そ の 自給 的 な 部 分 が 急 速 に縮 小 す る と同 時 に,市 場 経 済 に深 く巻 き込 ま れ て い く程 度 に応 じて 地 域 農 業 ・地 域 産 業 の 存 続 が 困 難 にな って き ま した 。 当 然 の こ とな が ら市 場 競 争 に勝 て な い部 門 や 産 業 は撤 退 を 余 儀 な くされ,農 業 を は じあ と した 自営 業 に 大 きな ダ メー ジが もた らされ ま した 。 食 の 面 で は,フ. ァー ス トフー ドにみ られ る こ う した 単 に便 利 で 手 軽 な 食 の あ り方 に疑 問. を もち,そ れ ぞ れ の 風 土 と歴 史 に根 ざ した 農 と食 の あ り方 を もっ と大 事 にす べ きで はな い か と い う動 きが イ タ リアで1986年 に始 ま った ス ロー フー ド運 動 で す 。 もち ろん 日本 で もい わ ゆ る近 代 化 路 線 に継 承 を な ら し,オ ー ル タナ テ ィ ブ ライ フ(も う一 つ の 生 き方)を 探 る 試 み は産 直 や 郷 土 食 復 興 な ど にみ られ ま した 。 しか し,こ う した 高 度 成 長 期 の 反 省 が 国 民 的 な レベ ル に進 ん で くる に は,バ ブル 経 済 の 崩 壊 に よ って い よ い よ これ まで の や り方 で は ダ メか も知 れ な い と い う認 識 が 広 が って きた90年 代 後 半 か ら21世 紀 に入 って の こ とで す 。 そ れ で は古 き良 き時 代 の 最 後 と考 え られ る60年 代 以 前 に戻 れ ば い いの で し ょうか 。 よ ほ どの 経 済 基 盤 の 崩 壊 に 出会 うな どの こ とが な いか ぎ り,も はや 完 全 に車 な し,電 化 製 品 な しの 生 活 に戻 る こ とな ど ほ とん ど不 可 能 で す 。 歴 史 は後 戻 りす る こ とが で き ませ ん 。 か つ て の よ き時 代 の エ ッセ ンス(本 質)か. ら学 ぶ こ と は可 能 で し ょうが,単. で きず,私 た ち は前 に向 か って 進 ま ざ るを 得 ませ ん 。 この 場 合,人. に昔 に返 る こ と は. 々が 貧 し くて も地 域 の. もの を 大 事 に し,人 々 との 付 き合 いを 大 事 に して,生 活 や 地 域 の 持 続 性 が 疑 問 視 され る こ との な か った 時 代 の マ ナ ー や あ り方 を 振 り返 って み る こ とが 必 要 で はな いで し ょうか 。 こ う した 人 間 に と っ て の 大 事 な部 分 を 呼 び 起 こ しな が ら,現 代 的 な 技 術 な ど を適 切 に 使 って 新 しい時 代 の 生 活 ス タイ ル を 提 案 して い くこ と,そ れ が 「懐 か しい未 来 」 の 意 味 で はな いか と思 い ます 。 こ う した 運 動 は単 に食 や 農 の 部 分 の み な らず 生 活 の 全 面 にわ た って します 。 そ こで 新 しい時 代 にふ さわ しい社 会 や 生 活 の あ り方 を み ん な で 考 え 提 案 して い き た いの で す 。 私 た ちが 今 あ るの は先 人 た ちの 努 力 の 賜 物 で あ る こ とを 感 謝 し,将 来 世 代 に 少 しで もよ い環 境 や 基 盤 を 残 して い き ま し ょう,と い う思 いが 「な つ か しい未 来 」 へ の 志 向 の 中 に宿 って い る と思 うの で す 。 〈機 関誌 第2号,2005.2.1>. ③. 食 ・農 ・環 境 を 学 ん で い く種 ま きOKAERIビ. 5月31日(2005年:編. 集 注)三. レ ッジ に学 ぶ. 重 ス ロ ー ラ イ フ 協 会 の 有 力 メ ンバ ー で あ る モ ク モ ク 手 づ. く りフ ァー ム の 滞 在 型 食 農 学 習 施 設. 「OKAERIビ F700〆. ワρ ρ 、. レ ッ ジ 」 の 開 村 式 が あ り,出. 席 させ て.
(17) 地方 にお けるスロー ライ フ運動のね らい と意義(大 原) い た だ き ま した。 雑 木 林 の し っ と り した 停 ま い の 中 に ど っ し り と した ドー ム 型 の石 造 コ テ ー ジが バ リアー フ リー の2棟 を 含 め て39棟 並 び,腰 掛 タイ プの 研 修 棟 と フ ロ ン トを 兼 ね た 座 り机 タイ プの 和 風 研 修 棟 が 坂 を 上 が った 入 り口付 近 に備 わ って い ます 。 丸 屋 根 の 天 井 はガ ラ ス張 りで 寝 な が ら星 が 見 え る よ う にな って い ます 。 また,宿 泊 棟 の ゴ ミは チ ェ ック ア ウ ト時 に ゴ ミステ ー シ ョ ンに持 って い き分 別 して 捨 て るな ど,宿 泊 者 は ビ レ ッジの 住 人 と して 出来 る こ とを や る と い う仕 組 み が 作 られ て い ます 。 ビ レ ッジへ の ア プ ロー チの 街 灯 な どの 電 源 に は太 陽 光 パ ネ ル と小 型 の 風 力 発 電2機 が 使 わ れ て い いて,各 棟 の 電 気 の 使 用 状 況 は フ ロ ン トで 一 覧 出来 る よ う にな って い ます 。31日 の 宿 泊 で も,早 くに チ ェ ックイ ン して エ ア コ ンを 使 って いた 人 とエ ア コ ンな ど使 わ ず お そ ら くテ レ ビ もつ けな か った 人 で は一 晩 の 電 気 使 用 量 が1対10と. い う ほ どの 違 いが あ りま し. た 。 そ れ が 即 座 に分 か る よ う にな って いて,省 エ ネ の 程 度 が 数 値 で 明 示 され て い るの は, 特 に子 ど もた ち に は教 育 効 果 も大 き い と思 わ れ ます 。 モ クモ クで は これ まで も動 物 との ふ れ あ い体 験 や ウ ィ ンナー や パ ンな どの 手 づ く り体 験 な ど を 日帰 り メニ ュ ー で提 供 され て い ま した が,宿 泊 施 設 が で き,「 モ ク モ ク ジ ャー ジ牧 場 」 が 開 設 され た こ と に よ って,そ の メニ ュー は質 的 な 飛 躍 が 期 待 で き る と思 わ れ ます 。 生 命 の 営 み か ら私 た ち人 間 の 食 や 生 活 素 材 を 得 る広 義 の 「農 」 につ いて,季 節 の サ イ クル は もち ろん の こ と,日 夜 の 生 命 の 営 み に即 した 農 作 業 の 過 程 を つ ぶ さ に経 験 す る こ と もで き ます 。 朝 早 く起 き,子 牛 に餌 を や り,生 まれ た て の 子 牛 に は母 牛 の ミル クを 子 牛 の 体 温 に まで 暖 あ て 飲 ませ た り,乳 搾 りに よ って 搾 りた て の 牛 乳 の 暖 か さを 経 験 した り,乳 牛 の ウ ンチ が 柔 らか い の は お 乳 を 出 す た め に 水 分 を た くさん 取 るか らだ と学 ん だ りで き ま す。 ス ー パ ー な ど に売 って い る牛 乳 は腐 敗 を 防 ぐた め に冷 た くな って い るの で 牛 乳 と は元 々冷 た い もの だ と思 って いた 子 は,搾. りた て の 牛 乳 の 温 か さを 発 見 して 生 命 の 息 吹 を 感 じる こ とで. し ょう。 生 まれ た オ スの 子 牛 は間 もな く売 られ て 成 牛 にな る こ とな く他 の もの の 命 の 糧 に な る と い う こ とを 学 ん だ 子 ど もは,私 た ちの 生 命 が 多 くの 生 物 の お 陰(犠 牲)の 元 に成 り 立 って い る こ と感 じ,食 を 前 に して 「いた だ き ます 」 と い う気 持 ちが 自然 に 出て くる こ と が 期 待 され ます 。 酪 農 は実 は多 くの 大 学 や 農 業 高 校 で も行 わ れ て いた の で す が,近 年 にな って そ の 世 話 の た いへ ん さか らあ ん ど うな 乳 牛 を 辞 あ る場 合 が 多 か った の で す 。 私 が 今 農 場 長 を させ て も らって い る三 重 大 学 農 場 も12‑13年 前 まで は乳 牛 が い ま した 。 残 念 な が ら,そ の 復 活 は と て も叶 いそ う に あ りませ ん が,今 や そ の 「手 の か か る事 柄 」 か ら学 ぶ こ との 重 要 性 は よ り 一767(767)一.
(18) 第7巻. 第1号. 増 して きて い るの で はな いか と思 い ます 。 お 膳 立 て を した 田植 え や 収 穫 の 体 験 は何 に もな い よ りは ま しか も しれ ませ ん が,逆. にそ の 間 の 生 命 過 程 とそ れ に即 した 農 作 業 過 程 の 全 体. を 理 解 す る チ ャ ンスを な く して い る と も言 え るの で す 。 この よ うに 「自然 に学 び,先 人 に 学 び,す べ て の命 に学 ぶ 」(天 習 地 学)中. か ら生 き る. こ との 基 本 で あ る 「食 」 の あ りよ うを 学 ぶ こ と,世 代 を 超 え た 交 流 か ら歴 史 や 民 族 や 伝 統 を 学 ん で い く こ とが 今 ほ ど求 め られ て い る こ とは あ りま せ ん 。 特 に 自給 的 ・持 続 的 な マ ナ ー で 生 きて いた 人 々か ら直 接 学 ぶ こ と は歴 史 的 に見 て あ と1020年. の 猶 予 しか な いの で. す 。 農 村 人 口が 減 少 し,農 家 の 子 弟 で は あ って も農 業 の 手 伝 い も しな い,で きな い現 在 の 仕 組 み の 中で は,こ の よ うな 本 格 的 な 食 や 農 や 環 境 の 学 習 施 設 の 必 要 性 は ます ます 大 き く な る と考 え られ ます 。 〈機 関誌 第3号,2005.6.12>. ④. お か え りコイ ンを 通 して 新 しい ライ フ ス タイ ル の 提 案 を. ほん の 半 世 紀 足 らず 前 まで は,日 本 で はモ ノを 活 か しき る生 活 の し くみ と人 々の つ つ ま しや か な 生 き方 が 健 在 で した 。 モ ノ は機 能 が ダ メ にな る まで 繰 り返 し使 わ れ(再 利 用),少 しの 故 障 は修 理 して 使 った り,使 い方 を替 え て使 う(カ スケ ー ド利 用)こ とが普 通 で した。 包 丁 はた いて い 自分 で 研 いで 使 って いた し,時 々砥 ぎ屋 に 出す こ と もあ りま した 。 今 や 切 れ が 悪 くな る とそ れ を 捨 て て 買 い換 え る人 が 増 え て きて い ます 。 自転 車 で もパ ンクす る と 修 理 屋 に持 って い くよ り捨 て て しま う人 もで て きて い ます 。 使 い捨 て が 増 え るの は,そ の 時 そ の 時 が よ けれ ば よ い と い う刹 那 的 な 生 き方 の 蔓 延 とそ れ を 可 能 にす る経 済(大 量 生 産 に よ る コ ス トの 安 さや 使 い捨 て を 助 長 す る ムー ドな ど)が あ るか らだ と思 い ます 。 多 くの 人 が 気 づ きな が ら も 「モ ノを 活 か し大 事 にす る」 行 動 に踏 み 出せ な いで い ます 。 こ う い う と き こそ 新 しい生 き方 の 提 案 を す る私 た ちの よ うな 運 動 体 が 必 要 で す 。 気 づ いた 人 が 流 れ と新 しい し くみ を 作 って い くの で す 。 今 回 の マ イ 歯 ブ ラ シ 運 動 もホテ ル や 旅 館 に は使 い捨 て の 歯 ブ ラ シが お いて あ るの が 常 識 と い う点 に着 目 し,旅 行 に も自分 の 歯 ブ ラ シを 持 ち歩 くス タイ ル を 自分 た ちの もの と し,使 い捨 て の 部 分 を 減 ら し,そ の 節 約 で き る部 分 を 環 境 活 動 等 に生 か そ う と い うの で す 。 私 た ちの 「お か え りコイ ン」 を 通 した 新 しい ライ フ ス タイ ル の 提 案 は,生 活 者 と して の 私 た ち一 人 一 人 が 少 しだ け手 間 を 惜 しまず,他 人 や 環 境 の こ とを 少 し考 え る こ と に よ って 広 ま って い く性 質 の もの で す。 さ あ,み ん な こ の運 動 の輪 を広 げ ま し ょう。 〈機 関誌 第4 号,2005.9.25>. 一768(768)一.
(19) 地方 にお けるスロー ライ フ運動のね らい と意義(大 原) ⑤. 環 境 に配 慮 した 地 域 産 業 を 育 て る種 ま き一 農 村 産 業 を 考 え る一. 私 た ちの 五 つ の 種 ま きの 一 つ で あ る ス ロー イ ンダ ス トリー(農 村 産 業)は 何 を イ メー ジ され るだ ろ うか 。 まず は農 業 や 観 光 業 な どが 思 い浮 か ぶ と思 い ます が,課 題 は 「ス ロー 」 に込 め られ た 低 環 境 負 荷 性,自 然 循 環 性,省 エ ネ ・省 資 源 性,持 続 性 な どを どの よ う に担 保 で き るか で す。 同 じ農 業 で あ っ て も環 境 保 全 型 農 業 や有 機 農 業 や さ らに は 自然 農 法 と い った 方 向 性 の 農 業 で あ る こ とが 必 要 で す 。 さ らに は廃 棄 す るモ ノを 少 な く して 利 用 で き るモ ノ はで き るだ け利 用 す る と い う経 済 行 動 が,1993年 会 形 成 法,及. び食 品 リサ イ ク ル法(2001年5月. 施 行)な. の 環 境 基 本 法,2000年. の循環型社. ど の法 律 に押 され る 形 で 話 題 に. な って きて い ます 。 去 る11月 に仲 間 と見 学 に行 った 飛 騨 高 山の 種 豚 常 時2,000頭(年. 間 出荷48,000頭)を. る ロ ッセ 農 場 は21世 紀 の 農 村 産 業 を 考 え る上 で た いへ ん 参 考 にな ります 。 次 項(カ. 擁iす ッ ト). で 詳 し く紹 介 され て い る よ う に,東 海 地 域 の 食 品 産 業 の 副 産 物 を 集 め,生 育 に合 わ せ た 栄 養 素 を 付 加 して 成 分 調 整 を し,コ ン ピュー ター 制 御 に よ る リキ ッ ドフ ィー デ ィ ング(液 体 飼 料 給 餌 法)養 豚 経 営 を して い るの で す 。 国 内 で この バ イ プ ロ(バ イ プ ロ ダ ク ト ・副 産 物 の 略)養 豚 シ ステ ムを 取 り入 れ て い るの は四 経 営 との こ とで す 。 リキ ッ ドにす る シ ステ ム や リキ ッ ドの 飼 料 べ 一 スを 保 存 す る貯 蔵 施 設 等,設 備 費 が か な りか か りそ うで す が,管 理 や 保 存 が 容 易 にな る こ とか ら衛 生 管 理 も完 全 で,肉 質 も格 段 に向 上 して い ます 。 給 餌 の シ ステ ムが 変 わ るだ けで な く,豚 舎 を ウイ ン ドレス に して 厚 い断 熱 層 で あ ま りエ ネ ル ギ ー を か けず に保 温 で き る構 造 に し,外 が 零 度 以 下 の 冬 で も豚 舎 内 は十 数 度 に保 て る よ う に環 境 制 御 され て い ます 。 また,子 豚 の 床 の ス ノ コ,糞 尿 の 処 理 法,冷 た い空 気 を 緩 和 して 喚 気 す る方 法 等 々随 所 に工 夫 もみ られ ま した 。 設 計 か らか ら施 工 まで ドイ ツ人 の 技 術 者 の 指 導 の 下 に行 わ れ た 施 設 構 造 は金 を か け る と こ ろ とか けな い と こ ろを 峻 別 して,目 的 に対 す る機 能 的 合 理 性 と コ ス トカ ッ トを う ま く達 成 して い る よ う に思 わ れ ま した 。 日本 の 補 助 金 に よ る建 築 物 な どで は必 要 な 機 能 以 外 に金 を か けて い る施 設 も多 いの で す が,何. に金 を か け るか は ま さ に経 営 理 念 が 問 わ れ る と こ ろ. です。 昔 人 間 の せ いか,ウ イ ン ドレス豚 舎 の 反 自然 性 に は後 ろ髪 引 か れ な が ら も,現 行 の 社 会 シ ステ ム と消 費 者 ニ ー ズを ふ まえ て 食 品 循 環 資 源 を 活 か す に は この よ うな シ ステ ムが もっ と広 が る こ とが 望 ま しい と いえ ます 。 い ざ,こ の よ うな 経 営 に取 り組 む とな れ ば解 決 す べ き課 題 は多 い で し ょう が,十 分 に チ ャ レ ン ジす るに足 る未 来 性 が あ る と思 わ れ ま す。 〈機 関 誌 第5号,2005.12.12> ‑769(769)一.
(20) 第7巻 ⑥. ス ロ ー フ ー ド発 祥 の 地,イ. 3月13日(2006年:編. 第1号. タ リ ア ・ブ ラ 訪 問. 集 注)か. ら一 週 間 の 時 間 が 取 れ た の で,前. た い と 考 え て い た ス ロ ー フ ー ド発 祥 の 地,イ ト レ ア か らパ リ直 行 便 を 利 用 し,リ ら レ ン タ カ ー を 借 りて,地. タ リ ア ・ブ ラ(Bra)を. 々 か ら一 度 訪 問 して み 訪 問 し ま した 。 セ ン. ョ ン経 由 して 汽 車 で イ タ リ ア の ト リ ノ に 入 り,そ. こか. 図 を 頼 りの ぶ っ つ け の 訪 問 で す 。. ブ ラ に 着 い て ま ずInformationを. 探 し,そ. こ で 対 応 し て くれ たMr.FabioCiltiが. た. い へ ん 親 切 で ブ ラ の 歴 史 や ア グ リ ツ ー リ ス モ 及 び ス ロ ー フ ー ド協 会 の 資 料 も くれ た の で 大 い に 助 か り ま し た 。 昼 休 み 前 に 説 明 を 聞 け た の で,1時. か ら3時. までの昼休 み の間に ス. ロ ー フ ー ド協 会 国 際 本 部 の 隣 に あ る イ タ リ ア ス ロ ー フ ー ド協 会 が 経 営 す る ス ロ ー フ ー ド レ ス トラ ンで 昼 食 を 取 り ま した 。 レ ス トラ ン は 町 並 み か ら門 を 入 っ た 古 い 建 物 に あ り,中. は. き れ い に 内 装 さ れ て い ま した 。 そ の イ タ リ ア ス ロ ー フ ー ド レ ス トラ ン に 日本 人 が 働 い て い た の は ま っ た くの 驚 き で す 。 昼 食 は 軽 く細 麺 バ ス タ と 煮 野 菜 な ど に し ま した が 野 菜 が お い しか っ た で す 。 ブ ラ に あ る ス ロ ー フ ー ド関 係 の 店 は3店(生 あ り,い. 産 者 直 売 店,加. ず れ も16時 半 か ら19時 半 が 開 店 時 間 に な っ て い た の で,そ. 生 産 地 を 見 に 行 き ま し た 。 ポ ー 川 上 流 のTanaro川 地,北. 工 品 販 売 店,葡. 側 のRoero地. 萄 酒 販 売 店). の 間 に 近 郊 の ブ ドウ の. の 南 側Lange地. 方 が 赤 ワイ ンの 産. 方 が 白 ワ イ ン の 産 地 だ と い い ま す 。 そ の 一 帯 が 同 時 に550の. ツ ー リ ス モ の 民 宿 地 帯 に な っ て い て,Bed&Breakfastの. ア グ リ. 看 板 が あ ち こ ち に み られ ま し. た。 ス ロ ー フ ー ド協 会. 〈SlowFoodInternationalAssociation>は1986年. ま れ た 利 益 を 目 的 と しな い 国 際 協 会 で す 。 現 在Braに が104力. 国5大. に イ タ リア で 生. 事 務 局 が あ り,80,000人. 以上の会員. 陸 に わ た っ て 活 躍 し て い ま す 。 支 部 は コ ン ヴ ィ ヴ ィ ウ ム と 呼 ば れ,世. 750あ る と い う こ と で す(協. 界 に. 会 パ ン フ レ ッ トー 英 語 ・ 日本 語 を 参 照)。 ス ロ ー フ ー ドは 食 の. 倫 理 と 人 間 の 喜 び を つ な ぐ もの と して エ コ ・ガ ス トロ ミー(環 唱 して い ま す 。 味 覚 の バ リエ ー シ ョ ン,手. づ く りの 食 品,小. 境 に 優 し い 美 食 学?)を さ な 農 業,持. 提. 続 性 の あ る漁 業. と 畜 産 を 目 指 して い ま す 。 ス ロ ー フ ー ドは 食 の 文 化 的 意 義 を 取 り戻 し,味 覚 教 育 を 推 進 し,生 物 多 様 性 を 取 り戻 す, こ と を 目 指 して い ま す 。 そ して そ の た め に2003年. 末 よ り トス カ ー ナ 州 と の 共 同 作 業 で こ う. した 活 動 の た あ の 基 金 を 創 設 して い ま す 。 こ の 他,味 国際雑誌 語,ス. 「ス ロ ー フ ー ド」 は 季 刊 誌 で6力. ペ イ ン語,日. 本 語)に. 国 語(英. 覚 と 文 化 の メ ッセ ン ジ ャー の た あ の 語,イ. タ リ ア 語,フ. ラ ン ス 語,ド. イツ. 翻 訳 さ れ て い ま す 。 さ ら に ス ロ ー フ ー ドに 関 す る 世 界 唯 一 の 一770(770)一.
(21) 地 方 にお け る ス ロー ライ フ運 動 の ね らい と意 義(大 原) 大 学(TheUniversityofGastronomicSciences)を. 持 ち,PollenzoとColornoの. の キ ャ ンパ ス に 世 界 中 か ら学 生 を 集 め て い ま す 。 修 士 課 程 や 講 演 会,会. 議,セ. 二つ ミナ ー や 集. 中 講 座 な ど 会 員 と 食 部 門 の 専 門 家 た ち が 参 加 す る 場 も提 供 さ れ て い ま す 。 陸 続 き で た や す く他 国 か ら も人 を 集 め る こ と が 出 来,休. 暇 の 制 度 と そ れ を 楽 しむ ラ イ フ. ス タ イ ル が 確 立 して い る ヨ ー ロ ッパ と は 異 な る こ と も多 い で す が,私. た ちの 運 動 の 将 来 を. 考 え て い く上 で 参 考 に な る こ と も多 々 み られ ま した 。 〈機 関 誌 第6号,2006.5.15>. ⑦. 食 育 事 業 〈楽 し く身 体 に優 しい若 者 の 自炊 推 進 教 育 一 食 事 バ ラ ンスガ イ ドの 活 用 に よ る若 者 の 食 生 活 改 善 〉 の 中間 評 価 一 この ユ ニ ー クな 食 育 の ネ ッ トワー クを さ らに充 実 発 展 させ た い一. 今 年 度 の 農 林 水 産 省 「民 間 にお け る食 育 推 進 支 援 事 業 」 に ス ロー ライ フ協 会 の プ ロ ジ ェ ク ト 〈楽 し く身 体 に優 しい若 者 の 自炊 推 進 教 育 一 食 事 バ ラ ンスガ イ ドの 活 用 に よ る若 者 の 食 生 活 改 善 〉 が 採 択 され た こ と に よ って,私 た ちの 五 つ の 種 ま きの 一 つ 地 産 地 食 一 自然 と 伝 統 の 味 覚 を 育 て る種 ま き一 運 動 もあ らた な 展 開 を み せ て い ます 。 三 重 を 含 む 東 海 地 方 は 東 北 地 方 や 九 州 地 方 な ど に比 べ る と外 食 産 業 や コ ン ビニ の 発 達 度 が 高 く,県 の 自給 率 は全 国 平 均 と同 じ40%程 度 で あ り,家 庭 で の 料 理 も洋 風 化 が 進 ん で い ます 。 この よ うな 環 境 下 で,都 市 の 若 者,特. に親 元 を 離 れ た 若 者 に 自炊 の 楽 しさを 理 解 し,技 能 を 磨 いて も らって. 食 生 活 の 改 善 に役 立 て,そ の 過 程 で 地 域 の 食 材 や 伝 統 的 な 調 理 に も感 心 を 持 って も らいた い と い うの が 私 た ちの ね らいで した 。 第 二 回 目の 食 育 講 演 会 と二 回 目の モ ニ ター 学 生 の 食 生 活 調 査,最 後 の 食 育 教 本 の 作 成 を 残 す の み で,順 調 に企 画 は進 ん で き ま した 。 学 生 諸 君 の 忙 しさな ど もあ って モ ニ ター 研 修 に継 続 的 に 出て も らう学 生 さん が 少 し少 な くな った りと い う こ とが あ りま した が,食 生 活 の 実 態 調 査,伝 統 食 に触 れ,相 可 高 校 の 食 物 調 理 科 の み な さん と合 同 の 調 理 実 習 な ど楽 し く学 べ る機 会 の 中で,少. し食 の 自立 と 自覚 の チ ャ ンスが で き,食 の あ り方 へ の 意 識 づ けが. だ いぶ 進 ん だ の で はな いか と思 わ れ ます 。 取 組 に よ り期 待 され る効 果 と して 想 定 して いた,① 若 年 層 の バ ラ ンスの 取 れ た 食 生 活 へ の 意 識 付 け と 自炊 能 力 の 向 上,② 三 重 の 伝 統 食 へ の 理 解 や 伝 承,地 産 地 消 へ の 理 解 と地 場 産 へ の 動 機 付 け,③ モ ニ ター 学 生 の 日常 の 食 生 活 把 握 と栄 養 士 等 に よ る食 生 活 評 価 と改 善 誘 導 につ いて は一 定 程 度 の 成 果 が 達 成 で きて い ます 。 ④ 食 育 講 演 会 や モ ニ ター 学 生 を 通 し て そ の 他 学 生 等 へ の 食 生 活 改 善 の 普 及 が どの よ う にで き るの か は今 後 の 課 題 で す 。 こ こ まで の 取 り組 み で 一 番 良 か った の で はな いか と思 え るの は,⑤ 従 来 の 枠 を 超 え た 地 一771(771)一.
(22) 第7巻. 第1号. 域 間 又 は 世 代 間 交 流 に よ る 食 育 運 動 を 発 展 さ せ る た め の 地 域 的 ・恒 常 的 な ネ ッ トワ ー ク 形 成 の き っ か け が つ か め た こ と で す 。 大 学 ・学 生,一 ドを 進 め るNPO法. 般,地. 方 行 政,栄. 養 士 会,ス. ロー フー. 人 の コ ラ ボ レー シ ョ ン は こ れ ま で あ ま り聞 い た こ と が な くユ ニ ー ク な. もの で は な い か と 思 い ま す 。 こ の よ う な 協 力 連 携 は 単 に 食 育 の み な らず 地 域 起 こ し に も つ な が る多 様 な可 能 性 を秘 め て い ま す 。 是 非 次 の ス テ ップ に 発 展 さ せ て い き た い と思 い ま す。 三 重 ス ロ ー ラ イ フ 協 会 の 活 動 も3年. 目 が 終 わ ろ う と して い ま す が,松. 阪 市 が 管 理 す るベ. ル フ ァー ム の 運 営 を 来 年4月. か ら担 当 す る こ と に な る ㈱ 松 阪 協 働 フ ァー ム に 当 協 会 も参 画. す る こ と に な り ま した 。3年. 目 に して よ う や く ス ロ ー フ ー ドの 種 ま き を 含 め,活. 動の拠点. を 充 実 さ せ ら れ る 条 件 が 整 っ て き ま し た 。 こ こ ま で 多 く の 人 た ち の ご 協 力 に 感 謝 申 し上 げ,さ. ⑧. ら に み な さ ん と 共 に 歩 ん で い き た い と 思 い ま す 。 〈機 関 誌 第8号,2006.12.25>. 「総 評 一 未 利 用 食 品 循 環 資 源 を 利 用 し た 地 域 産 業 の 育 成 に 向 け て 一 」. 1970年 代1980年 た 反 面,そ. 代 の 世 界 的 な 経 済 成 長 は 多 くの 人 た ち に 物 質 的 な 豊 か さ を もた ら して き. れ に 付 随 して さ ま ざ ま な 生 活 環 境 問 題 が 露 見 す る よ う に な り,社. 会の持続性 に. 関 して 危 惧 が 生 ま れ て き ま した 。 こ の 問 題 に 関 す る 人 々 の 関 心 を 喚 起 した の は,日. 本の提. 案 に よ っ て 設 け ら れ た と い う 国 際 連 合 の 「環 境 と 開 発 に 関 す る 世 界 委 員 会 」(WCED= WorldCommissiononEnvironmentandDevelopment,委 ル ウ ェ ー 首 相(当. 時)の. 員 長 の ブ ル ン トラ ン ト ・ノ. 名 前 か ら 「ブ ル ン トラ ン ト委 員 会 」 と 通 称 さ れ る)が1987年. 行 した 最 終 報 告 書"OurCommonFuture"(邦. 題. 『地 球 の 未 来 を 守 る た め に 』,通 称. に発 「ブ. ル ン トラ ン ト報 告 」)で す 。 そ の 後,1992年. に ブ ラ ジ ル 連 邦 共 和 国 の リオ ・デ ・ジ ャネ イ ロ 市 に お い て. に 関 す る 国 際 連 合 会 議 」 が 開 か れ,持. 「環 境 と 開 発. 続 可 能 な 開 発 を 旨 と す る 「ア ジ ェ ン ダ21」 が 採 択 さ. れ た こ と に よ っ て 各 国 で の 具 体 的 な 行 動 に 拍 車 が か か り ま した 。 日本 で も こ の 翌 年 の1993 年11月. に 持 続 的 な 発 展 の 基 礎 と な る 「環 境 基 本 法 」 が 公 布 さ れ,さ. 型 の 持 続 的 社 会 を め ざ した した 。 こ の 同 じ6月. らに具 体 的 な 資 源 循 環. 「循 環 型 社 会 形 成 推 進 基 本 法 」 の 成 立 は7年. 後 の2000年6月. で. に 私 た ち の 取 り組 み の 法 的 バ ッ ク ボ ー ン に もな っ て い る 「食 品 リサ イ. ク ル 法 」(食 品 循 環 資 源 の 再 生 利 用 等 の 促 進 に 関 す る 法 律,2001年5月. よ り完 全 施 行)も. 施 行 され て い ます 。 今 年 は ブ ル ン トラ ン ト委 員 会 か ら20年 目 に あ た り ま す 。 持 続 可 能 な 社 会 の 形 成 に つ い て の 一 般 的 な 理 解 は 高 ま っ て き て い る と は い え,こ 一772(772)一. れ ま で の 歴 史 的 な 経 過 を み て も分 か る よ.
(23) 地方 にお けるスロー ライ フ運動のね らい と意義(大 原) う に安 易 で はな い方 向 へ の 社 会 の 改 革 は時 間 と手 間 が か か る もの で す 。 高 度 経 済 成 長 か ら バ ブル 経 済 に向 か って 支 配 的 にな って い った お 金 中心,物. 中心 の 経 済 行 動 は,バ ブル 経 済. が は じけて 見 直 され て き ま した 。 私 た ちの リキ ッ ド飼 料 の 事 業 化 も 日本 で 初 め て の 試 み の 部 分 が あ り,現 実 的 に解 決 しな けれ ばな らな い諸 問 題 が あ ります が,飼 料 化 と堆 肥 化 の 連 携,未 利 用 資 源 の 地 域 的 利 用,資 源 循 環 の ネ ッ トワー ク化,食 育 との 連 携 な ど この 事 業 か ら未 来 へ の 多 くの 発 信 が で き る可 能 性 が 含 まれ て い ます 。 私 た ちNPO法. 人 三 重 ス ロー ライ フ協 会 の 「未 来 に向 けて よ り望 ま しい ライ フ ス タイ ル. を 提 案 す る こ と」 と い う 目的 は,ブ ル ン トラ ン ト報 告 の 「将 来 の 世 代 の ニ ー ズを 満 た す 能 力 を 損 な う こ とな く,今 日の 世 代 の ニ ー ズを 満 た す よ うな 開 発 」 と い う理 念 に繋 が る もの で あ る こ と に誇 りを 持 ち この 事 業 を 進 め て い きた い と考 え て い ます 。 運 動 や 新 しい方 向 付 け に と って 大 事 な の は考 え 方 や 理 念 で す 。 欲 望 を 振 り払 え な いの も人 間 な ら,現 状 を 少 し 我 慢 して 将 来 世 代 の た め に動 け るの も人 間 で す 。 歴 史 の 大 道 に沿 って 私 た ちの 運 動 を 少 し で も広 げ て い くた め に多 くの 人 々の 知 恵 を さ らに結 集 させ て い き た い もの で す 。 〈機 関 誌 第9号,2007.3.1>. ⑨. モ ノを 活 か して 使 う修 理 修 繕 の 復 活 を. ハ レとケ の 中 に昔 の 人 の 知 恵 を 学 ぼ う. す で に ご承 知 の よ う に4月 か らベ ル フ ァー ムの 管 理 運 営 を 任 され た 松 阪 協 働 フ ァー ムの 一 翼 と して 私 た ち ス ロー ライ フ協 会 は食 育 ・緑 育 につ な が る講 座 や イ ベ ン ト,ま だ 不 十 分 な が ら も運 動 性 ・社 会 性 の あ る農 村 市 場 や シ ョ ップの あ り方 へ の 関 与 を 始 め て い ます 。 こ の 拠 点 が で きた こ と に よ って 会 員 の 皆 様 が 積 極 的 に協 力 して いた だ け る場 面 が で き,イ. ン. グ リ ッシ ュガ ー デ ンの 無 料 化 対 応 の 中で 生 まれ て きた,園 内 管 理 の ボ ラ ンテ ィ ア協 力 も得 られ て,新. しい輪 が い ろ い ろ と生 まれ て い る こ と はた いへ ん あ りが た い こ とで す 。. と こ ろで ベ ル フ ァー ム は ご くた ま に来 て 楽 しむ と こ ろ と い う よ り,時 間 が あれ ば来 る と い う 日常 的 な 空 間 と いえ ます 。 そ れ だ け に 日々の 生 活 につ な が る ス ロー ライ フの 仕 組 み を 提 案 して い き た い と思 い ます 。 そ の ひ とつ は 「修 理 修 繕 を して モ ノを 長 く活 か して 使 お う」 と い う提 案 で す 。 実 は ほん の 半 世 紀 ほ ど前 まで は どの 地 域 に も鋳 掛 け,包 丁 研 ぎ,傘 修 理 等 々,モ ノを 直 して 長 く使 う伝 統 と仕 組 み が あ った の で す 。 と こ ろが 経 済 の 近 代 化 に伴 って 大 量 生 産,大 量 消 費,結 果 と して の 大 量 廃 棄 が 常 態 化 す る こ と にな りま した 。 循 環 型 社 会 と い う言 葉 が 定 着 して もまだ この 生 産 生 活 の シ ステ ムの 基 本 は変 わ って い ませ ん 。 確 か に金 目 と当 座 の こ とを 考 え れ ば包 丁 で も切 れ な くな れ ば新 しいモ ノを 買 え ば よ い とな り,自 転 車 で す らパ ー773(773)一.
関連したドキュメント
私たちの行動には 5W1H
式目おいて「清十即ついぜん」は伝統的な流れの中にあり、その ㈲
○本時のねらい これまでの学習を基に、ユニットテーマについて話し合い、自分の考えをまとめる 学習活動 時間 主な発問、予想される生徒の姿
という熟語が取り上げられています。 26 ページ
Q7
他方、 2015 年度第 4 四半期進捗報告でお知らせしたとおり、原子力安全改革プラン(マネジ
当日 ・準備したものを元に、当日4名で対応 気付いたこと
専用区画の有無 平面図、写真など 情報通信機器専用の有無 写真など.