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統計と情報処理 第04回 MS-Excel の基礎
本日の内容
絶対参照と相対参照の使い分け
グラフの書き方の基礎 MS-WordへのExcelの貼り付け
本日の教材
講義のページ、第4
回のその他の欄に、本日使用する 教材があります。 110518.xls
というファイルがありますので、ダウンロー ドして、デスクトップに保存してください。絶対参照と相対参照の 使い分け
絶対参照と相対参照
Excelでは、セルを絶対参照と相対参照で参照するこ
とができます。それぞれ、
絶対参照は「セルの位置を座標」で、(たとえば「A1のセルの値」という形)
相対参照は「セルの位置を相対的な位置」で(たとえば「2つ左隣のセルの値」という形)
指定します。
すべてのセルを手書きで書く場合は、意識する必要 はありません。コピーしたりするときに差が出ます。絶対参照と相対参照の書き方
実際には、$を付けるか付けないかで、絶対参照な のか相対参照なのかを区別します。
通常の入力方法では、
絶対参照は「セルの座標を$付きで指定」
相対参照は「セルの座標をそのまま指定」で指定します。
相対参照のコピー
•
相対参照をしているセルは、コピーすると実際に参照するセルは変化します。
D2の内容は
=B2*C2
D2
をD3
に コピーD3の内容は
=B3*C3
「2つ左」のB2と
「1つ左」C2の積
「2つ左」のB3と
「1つ左」C3の積
絶対参照のコピー
•
絶対参照をしているセルは、コピーしても参照するセルは変化しません。
• $の付いている座標は変化しません($C9とかも可能)
D2
をD3
に コピーD2
の内容は=$B$5*$C$5 D3
の内容は=$B$5*$C$5
B5とC5の積 B5とC5の積
今からやること
Sheet1に、A社からE社の情報が掲載されています。
A列には社名
B列には1つあたりの利益
C列には販売数
が書かれています。そこで D列に販売個数を計算
E,F列にはシェアを計算
してみましょう。利益/個×販売数の計算(1)
D2とD3のセルは、それぞれ次のようになります。
D2は「B2のセル×C2のセル」
D3は「B3のセル×C3のセル」
共通点を考えてみると、この列に入るべきは「2つ左隣のセル×1つ左隣のセル」
であることがわかります。
今回は相対参照が良いことになります。B2とC2の積 B3とC3の積
利益/個×販売数の計算(2)
相対参照は$無しで座標を指定します。
次のようにしてセルを埋めましょう。1. D2に「B2C2」と入力。
2. D3~D6に、D2のセルをコピー。
B2C2
利益/個×販売数の計算(3)
上手くいけば、図のようになります。
ついでに、C7とD7に、それぞれの列の総和を計算し ておきましょう。個数シェアの計算(1)
E2とE3のセルは、それぞれ次のようになります。
E2は「C2のセル÷C7のセル」
E3は「C3のセル÷C7のセル」
共通点を考えてみると、この列に入るべきは「2つ左隣のセル÷C7のセル」
であることがわかります。
C7のセルの指定は絶対参照が良いことになります。
C2
のセル÷C7
のセルC3
のセル÷C7
のセル個数シェアの計算(2)
絶対参照は$付きで座標を指定します。
次のようにしてセルを埋めましょう。1. E2に「C2/$C$7」と入力。
2. D3~D6に、D2のセルをコピー。
予定通り、E3には「C3/$C$7」が、D4には
「C4$C$7」が、入っているか確認しましょう。
E2をコピー
C2$C$7
個数シェアの計算(3)
上手くいけば、図のようになります。
ついでに、次のことを行いましょう。
利益シェアを計算。 E7
とF7
に、それぞれの列の総和を計算。総和を計算 総和を計算
利益シェア を計算
補足
今回、E2には「C2/$C$7
」を書きました。また、F2に は「D2/$D$7」と書いたのではないかと思います。
実は、E2に「C2/C$7」と書いておけば、F2にはE2を コピーするだけで済みました。 D7, E7, F7
のセルは、C7
のセルの「=sum(C2:C6)
」を コピーすれば良いです。 C2:C6 という参照が、「5つ上から1つ上までのすべ
てのセル」という相対参照になっているためです。参照のまとめ
セルの内容をコピーするときに、相対参照と絶対参照の 違いが鮮明となりまる。
どのような計算式をコピーしたいのか、それを理解しな がら、適切に選択することが大事です。
やっているうちに、どちらを利用すればよいか、経験的 にわかるようになるものです。
セルの内容をコピーするときに、相対参照と絶対参照の 違いが鮮明となりまる。
どのような計算式をコピーしたいのか、それを理解しな がら、適切に選択することが大事です。
やっているうちに、どちらを利用すればよいか、経験的 にわかるようになるものです。グラフの書き方の基礎
基本的なグラフの書き方 その1
•
挿入リボンにあるグラフグループから、グラフを作成できます。
•
グラフにしたいデータを選択し、挿入してみましょう。1.
グラフにしたい データを選択3.
挿入したいグラフ の種類を選択2.
挿入リボンに基本的なグラフの書き方 その2
•
グラフを選択すると、デザインリボンに切り替わります。•
クイックレイアウトで、レイアウトを変更できます。基本的なグラフの書き方 その3
1.
選択• [グラフの種類を変更]で、グラフの種類を変更できます
2.
変更したいグラフの 種類を選択基本的なグラフの書き方 その4
•
グラフを右クリックして出てくるデータソースの選択から、グラフにしたいデータを変更できます。
演習:円グラフの作成
次のデータを入力して、円グラフを書いてみましょう。
A社 33%
B社 21%
C社 15%
D社 11%
MS-Word
とMS-Excel
WordとExcelの連携
MS-Excelで作成・集計した表を、MS-Wordに貼り付ける
ことができます。
貼り付け方によって、
体裁
貼り付けた後の編集方法等が異なりますので、必要に応じて使い分けましょう。
Excelからコピーする
• Excelで貼り付けたい範囲を選択し、コピーしましょう
(Ctrl-c するか、右クリックでコピーを選択するか、
リボンのコピーボタンを押す)。
Sheet3のこの部分を
選択してコピーWordに貼り付ける
Wordで、貼り付けたい場所で貼り付けを行いましょう
(Ctrl-v するか、右クリックで貼り付けを選択するか リボンで貼り付けボタンを押します)。
形式を選択して貼り付け(1)
形式を選択して貼り付けたい場合は、1.
ホームリボンの「貼り付けボタン」の下の方をクリックし、2.
「形式を選択して貼り付け」を選択します。形式を選択して貼り付け(2)
html形式を選択すると、次のように貼り付けられます。
値や数式は、そのまま数字となって貼り付けられるので、Word文章と同じ感覚で再編集できます。
単なる文字情報になるので、再計算等はしてくれません。形式を選択して貼り付け(3)
Microsoft Office Excel ワークシートオブジェクト形式を選
択すると、次のように貼り付けられます。Word文章と同じ感覚で再編集することはできません。
ダブルクリックすると、Excelが起動して再編集できます。
形式を選択して貼り付け(4)
テキスト形式を選択すると、次のように貼り付けられます。表ではなく、単なる文字情報のみが貼り付けられます。
グラフの貼り付け
グラフも貼り付けることができます。おわりに