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Microsoft Word - 選挙の歴史 昭和.doc

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(1)

選挙をとりまく歴史

<昭和>

<選 挙 は国 政 選 挙 のみ掲 載 > 年 選挙を中心とした出来事 その他の出来事

昭和(1926年~1989年)

元年 ●後藤新平政治の倫理運動提唱 ●浜松市議会議員選挙が日本初の普通選挙により実施される ●労働農民党・社会民衆党・日本労農党結成 *大正天皇崩御 2年 ●立憲民政党結成(立憲政友会との2大政党政治の始まり) ●田浦義鋪らが選挙粛正同盟会結成 3年 ●東京市政浄化運動起こる ●第16回衆議院議員総選挙 ●日本大衆党結成 *特別高等警察設置(共産主 義運動の弾圧) *3.15事件 *最初の普通選挙(昭和3年) 昭和3年2月の普通選挙法による最初の総選挙は、公正な選挙が期待されたが、鈴木喜三郎内相は露骨な選挙干渉を行い、 特に選挙に初めて登場した無産諸政党、中でも労農党に対する圧迫は猛烈を極めた。こうした政府の抑圧干渉にもかかわらず、 無産諸政党は猛烈な政治闘争を敢行した結果、8名の無産党代議士を初めて議会に送った。かくして第1回普通選挙は与野党 の泥試合に終始し、政党内閣の確立と共に早くも政党政治の腐敗を表面に露呈し始めた。有権者数は1,241万人(人口の約 20.0%)。 4年 ●婦人に公民権を付与に関する請願提出(3月衆議院採択) *世界大恐慌 *4.16事件 5年 ●第17回衆議院議員総選挙 6年 *満州事変 7年 ●第18回衆議院議員総選挙 ●選挙法改正のための法制審議会設置 ●婦選後援団体連合会成立 *上海事変 *満州国建国宣言 *5.15事件(犬養首相暗殺) 8年 *日本が国際連盟を脱退 9年 ●衆議院議員選挙法改正 事前運動の禁止、第三者の選挙運動の禁止、選挙公報の発行等。 *帝人事件 10年 ●選挙粛正中央連盟結成 11年 ●第19回衆議院議員総選挙 *2.26事件(陸軍部隊一部反乱) 12年 ●第20回衆議院議員総選挙 *支那事変 13年 *国家総動員法公布 14年 *第二次世界大戦 *ノモンハン事件(日ソ軍衝突) 15年 ●政友会・民政党解散、日本労働総同盟解散(この頃、政党各派が相次いで解散) ●大政翼賛会発足 16年 *太平洋戦争(米英に宣戦布告) 17年 ●翼賛政治会創設 ●第21回衆議院議員総選挙(翼賛選挙) 立候補者1,079人のうち467人が翼賛政治体制協議会推薦。そのうち381人が当選。 19年 ●東条内閣総辞職

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20年 ●翼賛政治会解散、大日本政治会結成(同年解散) ●治安維持法等廃止 ●日本社会党、日本自由党、日本進歩党、日本協同党結成、日本共産党再建 ●衆議院議員選挙法改正 選挙権・被選挙権の性別制限撤廃。選挙権年齢を満20歳に、被選挙権年齢を満25 歳に引き下げ、また初めて婦人が参政権を獲得した。議員定数466人で大選挙区制、 制限連記制(定員10名までは2名連記、11名以上は3名連記)。ほかに、戸別訪問、 事前運動を禁止するほかは制限を緩和。有権者数は3,688万人(人口の約48.7%)。 *太平洋戦争終る(終戦の詔書) *広島、長崎に原爆投下 *国際連合成立 *衆議院議員総選挙改正(昭和20年)* 占領政治もとで、日本の国家主権はあらゆる分野にわたって制限、制約を受け、財政上の自主権が奪われ、外交権は全面的に 停止された。立法権はポツダム政令による制限を受けたほか、国会の法案審議には、事前に総司令部の承諾を受ける必要があっ た。このような占領下で、弊原内閣により選挙法が改正された。 21年 ●日本国憲法公布 ●東京都制、府県制、市制、町村制の一部改正(婦人を含む普通選挙) ●第22回衆議院議員総選挙(最初の男女普選・婦人候補79人中39人が当選) ●協同民主党結成 *日本国憲法(昭和21年)* 新憲法草案は、紆余曲折を経て昭和21年4月に法文化された。ついで、枢密院において審議、若干の用語修正のうえ、6月 の第90議会に提出された。まず衆議院の審議が行われ、全11章103条からなる憲法案が、421対8で可決され、貴族院 においては、部分修正の後、絶対多数で可決された。かくして、11月3日日本国憲法公布記念式典が貴族院で行われ、昭和2 2年5月3日をもって発効することが決定した。新憲法では、衆議院、参議院の二院制を採用すると共に、衆議院の優越性を明 確にした。 22年 ●内閣法、国会法公布 ●参議院議員選挙法公布 ●地方自治法施行(選挙管理委員会発足) ●第1回参議院議員通常選挙 ●都道府県及び市区町村の長及び議会議員の一斉選挙(第1回統一地方選挙) ●衆議院議員選挙法改正 大選挙区制を中選挙区制に、制限連記式投票制度を単記投票制度に改正。 ●第23回衆議院議員総選挙 ●国民協同党、民主党結成 *第23回衆議院議員総選挙(昭和22年)* 第92議会では、大選挙区、連記制の選挙法から戦前の中選挙区、単記制の選挙法に改正された。この意図は革新勢力の議会 進出を阻もうとするところにあったが、第23回総選挙では社会党が第一党になり、社会党を首班とし、民主党首の芦田均を副 総理とする片山連立内閣が成立した。有権者数は4,090万人。 23年 ●政治資金規正法公布 ●衆議院議員選挙法改正 不在者投票事由を法律に規定。 ●選挙運動等の臨時特例に関する法律公布 立会演説会・政見・経歴放送・新聞広告の公営制度、無料乗車券公布制度の採用等。 ●民主自由党結成 *昭和電工疑獄事件 *東京裁判 *帝銀事件 24年 ●第24回衆議院議員総選挙(第1回最高裁判所裁判官国民審査) ●選挙制度調査会発足 ●新政治協議会結成 *シャウプ勧告 25年 ●公職選挙法公布 ●第2回参議院議員通常選挙 ●社会党が右派と左派に分裂(2カ月半で再統一) ●自由党結成、国民民主党結成 *朝鮮戦争始まる *国家警察予備隊設置 *レッドパージ行われる。 *公職選挙法公布(昭和25年)* 従来個別的な法令で規定されていた衆議院議員・参議院議員・地方公共団体の議会の議員及び首長などの公職の選挙に関する 法律を総合し、昭和25年4月15日に公職選挙法を公布した。有権者数は7,792万人。

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26年 ●第2回統一地方選挙 ●社会党が右派と左派に再び分裂 *サンフランシスコ講和条約調印 27年 ●第25回衆議院議員総選挙 ●衆議院で公明選挙推進に関する決議案可決 ●選挙公明化運動に関する閣議決定 ●公明選挙連盟設立(全国的に公明選挙運動起こる) ●朝日・毎日・読売の3新聞の「公明選挙推進」の共同宣言 ●改進党結成 ●公職選挙法の一部改正 中央選挙会の設置、その他の組織及び事務等を規定。 *血のメーデー事件 28年 ●第26回衆議院議員総選挙(バカヤロー解散) ●第3回参議院議員通常選挙 ●町村合併促進法公布 *朝鮮戦争終る *奄美群島復帰 29年 ●公職選挙法の一部改正 自治庁長官・中央選挙管理会・都道府県選挙管理委員会の選挙に関する啓発・周知等 の義務規定、連呼行為の禁止、文書図画の制限等を規定。 ●衆議院、選挙粛正に関する決議案可決 ●事前運動の厳正取り締まりを期すとの政府声明 ●日本民主党結成 *造船疑獄 *陸海空自衛隊発足 *洞爺丸遭難 *ビキニ環礁での水爆実験 30年 ●第27回衆議院議員総選挙 ●第3回統一地方選挙 ●国民参政65周年・普選30周年・婦人参政10周年記念式典 ●自由民主党結成(保守合同)、日本社会党統一 31年 ●第4回参議院議員通常選挙 ●公明選挙連盟「話し合い」活動の事業化 ●選挙管理委員会制度10周年記念式典 *日ソ国交回復に関する共同 宣言 *日本が国際連合に加盟 32年 *売春汚職事件 33年 ●第28回衆議院議員総選挙 34年 ●第4回統一地方選挙 ●第5回参議院議員通常選挙 35年 ●第29回衆議院議員総選挙 ●民主社会党結成 *安保闘争 36年 ●選挙制度審議会設置法公布 ●選挙管理委員会制度15周年記念式典 37年 ●第6回参議院議員通常選挙 ●公職選挙法の一部改正 選挙運動、政治活動等の規則の合理化。 *キューバ危機 38年 ●第5回統一地方選挙 ●第30回衆議院議員総選挙 *北陸地方に豪雪 *ケネディ大統領暗殺 39年 ●公職選挙法の一部改正 衆議院議員の定数を19人増しの486人として分区を行う。補充選挙人名簿、選挙運 動及び政治団体による政治活動の規制等に関する事項。 ●公明党結成 *東京オリンピック *新潟地震 *ベトナム戦争 40年 ●第7回参議院議員通常選挙 ●「公明選挙運動」を「明るく正しい選挙推進運動」と改称 ●明るく正しい選挙推進全国協議会発足 ●国民参政75周年・普選40周年・婦人参政20周年記念式典

(4)

41年 ●公職選挙法の一部改正 永久選挙人名簿制度の確立。 ●田中彰治事件~黒い霧解散 *ビートルズ来日 42年 ●第31回衆議院議員総選挙 ●第6回統一地方選挙 43年 ●公職選挙法の一部改正 候補者の代理演説の禁止、ポスターの掲示方法等の改善等。 ●第8回参議院議員通常選挙 *明治100年記念式典 *日通事件 *3億円事件 44年 ●公職選挙法の一部改正 選挙人名簿の登録に関する事項、テレビ政見放送の実施、選挙運動、政治活動の規則 の合理化に関する事項、選挙人名簿と住民基本台帳との関連づけ。 ●第32回衆議院議員総選挙 *人類初の月面着陸 *東大安田講堂事件 45年 ●公職選挙法の一部改正 記号式投票及び不在者投票についての規定の整備、選挙運動期間中における政党そ の他の政治団体の政治活動の適正化の事項。 ●沖縄で国政参加選挙 *日本万国博「EXPO70」開幕 *よど号ハイジャック事件 46年 ●第7回統一地方選挙 ●第9回参議院議員通常選挙 *札幌オリンピック開催 47年 ●第33回衆議院議員総選挙 *連合赤軍浅間山荘事件 *沖縄復帰 *日中国交正常化 *ウォーターゲート事件 48年 *第1次オイルショック *金大中事件 49年 ●「明るく正しい選挙推進運動」を「明るい選挙推進運動」に改称 ●第10回参議院議員通常選挙 ●衆議院、選挙の明正に関する決議 ●政府、選挙の明正に関する声明 50年 ●第8回統一地方選挙 ●選挙をきれいにする国民運動推進本部の設置(全国的に運動が起こる) ●公職選挙法の一部改正 衆議院議員の定数を491人から511人に増員し分区、公職の候補者による寄付の禁 止、ポスター作成の公営等の採用。 ●政治資金規正法の改正 政治活動に関する寄付の量的・質的制限、収支公開の強化、個人献金に係る課税上の 優遇措置等。 ●国民参政85周年・普選50周年・婦人参政30周年記念式典 *サイゴン陥落、ベトナム戦争 終わる 51年 ●「公明選挙連盟」・「明るい選挙推進協議会」を解散し「明るい選挙推進協会」発足 ●第34回衆議院議員総選挙 ●新自由クラブ結成 *ロッキード事件 *第1次天安門事件 52年 ●第11回参議院議員通常選挙 ●社会市民連合、革新自由連合、日本女性党結成(多党化時代を迎える) 53年 ●公職選挙法の一部改正 選挙運動の車上運動員(うぐいす嬢)に報酬支給可。 ●社会民主連合結成 *日中平和友好条約発効 54年 ●第9回統一地方選挙 ●第35回衆議院議員総選挙

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55年 ●第36回衆議院議員総選挙・第12回参議院議員通常選挙(同日選挙) ●政治資金規正法の一部改正 特定の公職の候補者の政治資金を指定する政治団体に取り扱わせる等の事項。政治家 個人の政治資金の明朗化。 *イラン・イラク戦争勃発 56年 ●公職選挙法の一部改正 選挙人名簿の定時登録日の変更、選挙事務所の1日の移動制限、後援団体の政治活 動用事務所の立札・看板の類の数の総量制限、後援団体の事務所若しくは連絡所又は 構成員であることを表示するポスターの禁止、任意性ポスター掲示場制度の拡充、政党 その他の政治活動を行う団体の宣伝告知のための自動車及び拡声機の使用禁止、連 座制の強化等。 ●裁判官弾劾法の一部改正 罷免の訴追を求められ、又は訴追されている裁判官の在職中の立候補禁止。 57年 ●公職選挙法の一部改正 参議院議員比例代表選挙制度の実施等(拘束名簿式比例代表制・ドント式当選人決定 等)。 58年 ●第10回統一地方選挙 ●第13回参議院議員通常選挙(最初の比例代表制の実施) ●第37回衆議院議員総選挙 ●公職選挙法の一部改正 選挙運動期間の短縮、立候補届出期間の短縮、街頭演説を行うことができる時間の変 更、演説会の廃止、選挙公報掲載分の申請期間の短縮等。 ●第二院クラブ、サラリーマン新党結成 *日本海中部地震 *大韓航空機撃墜事件 *田中元首相に実刑判決 59年 *グリコ森永事件 60年 ●国民参政95周年・普選60周年・婦人参政40周年記念式典 *日航機墜落事故 *豊田商事事件 *つくば博 *メキシコ大地震 61年 ●公職選挙法の一部改正 選挙権の平等、一票の重みという最高裁判所の判決に伴う衆議院議員の選挙区別定 数の不均衡是正8増7減による改正で、新潟県第2区3人(1減)、第4区2人(1減)と なる。 ●第36回衆議院議員総選挙・第12回参議院議員通常選挙(同日選挙) ●新自由クラブの大多数が自由民主党復帰(解党) *撚糸工連事件 *スペースシャトルチャレンジャー 爆発事故 *チェルノブイリ原発爆発事故 *三原山噴火で全島避難 62年 ●第11回統一地方選挙 *国鉄の分割民営化 *大韓航空機事件 63年 *砂利船汚職事件 *イラン・イラク戦争停戦

参照

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