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BNI IOL-75x-Vxx-K007_E_1010.doc

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BNI DNT-502-100-Z001

DeviceNet™ IO-Link マスタ

ユーザズマニュアル

(2)

目次 1 手引き 3 1.1. 本マニュアルについて 3 1.2. 本マニュアルの構成 3 1.3. 表記について 3 列挙項目 3 操作 3 文法 3 相互参照 3 1.4. 記号 3 1.5. 略語 3 2 安全 4 2.1. 用途 4 2.2. 一般的な安全注意事項 4 2.3. 警告の意味 4 3 接続の概要 5 3.1. モジュールの概要 5 3.2. 取付け 6 3.3. 電源電圧・接続 6 3.4. 設置 6 3.5. DeviceNet 接続 7 3.6. センサ/アクチュエータの接続 7 3.7. IO-Link デバイスの接続 8 3.8. BNI DNT モジュールの交換 8 4 ディスプレイ 9 4.1. 概要 9 4.2. デフォルト設定 9 4.3. コントロールおよび表示 9 4.4. ディスプレイ情報 9 4.5. メニュー構成 10 4.6. 編集モード 11 5 DeviceNet™ 12 5.1. ノードアドレス、ボーレート、I/O サイズ 12 5.2. Auto Baud 12 5.3. I/O データ 12 5.4. ユーザ指定のオブジェクト 13 ゲートウェイクラス 13 IO-Link チャネルクラス 13 ISDU クラス 14 ISDU クラス(ASCII) 14 標準 I/O クラス 15 イベントクラス 16 5.5. パラメータオブジェクト 16 6 モジュール設定 17 6.1. 概要 17 6.2. 一般設定 17

Produced I/O size 17

Consumed I/O size 17

6 モジュール設定 18

RSNetworx でのパラメータアップロード時のエラー 18

6 モジュール設定 20

Heartbeat 20

Quick connect 20

IO-Link port enable 20

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6.3. IO-Link 設定 21

Port status 21

Port mode 21

Data format 22

Validation type 22

Validation Vender ID(ASCII HEX) 22

Validation Device ID(ASCII HEX) 22

Validation SerNum(ASCII) 22

Data storage 23

6 モジュール設定 24

Parameter server 24

Upload flag on the IO-Link device 24

6.4. ISDU 固有の設定 25

Status #(n) and Status #(n)(ASCII HEX) 25

Action 26

Index 26

Sub Index 26

Data length 27

Data and data(ASCII HEX) 27

Send request 27

6.5. イベント 28

Event #(n) (ASCII HEX) 28

6.6. 標準 I/O 固有の設定 29

Input status 29

Output status 29

Overload status 29

Short circuit status 29

Aux power statu 29

Output reset status 30

Fault state(00 ~ 15) 30 Idle state(00 ~ 15) 30 6.7. EDS ファイル 30 6.8. ボーレート、ノードアドレス 30 7 データマッピング詳細 31 7.1. ポート設定 31 7.2. I/O データ詳細 32 入力データ 32 出力データ 34 IO-Link データ 35 8 技術データ 36 8.1. 寸法 36 8.2. 機械仕様 36 8.3. 動作条件 36 8.4. 電気仕様 36 8.5. DeviceNet™ポート 37 8.6. DeviceNet™デフォルト設定 37 8.7. ファンクションインジケータ 37 ステータス LED 37 LED インジケータ入力ポート 37 LED インジケータ出力ポート 37 LED インジケータ IO-Link チャネル 38 9 付録 39 9.1. タイプコード 39 9.2. 注文情報 39 納入される製品 39

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1 手引き

1.1. 本ガイドについて 本ガイドは Balluff 製ネットワークインタフェース BNI DNT-502-100-Z001 について説明し

ています。Balluff 製 BNI DNT-502-100-Z001 は、DeviceNet™ネットワークへ接続する入力 /出力および IO-Link デバイスの分散化モジュールとしての機能します。 1.2. 本ガイドの構成 本ガイドは、各セクションが互いに関連付けられて構成されています。 第 2 章:安全 第 3 章:接続の概要 第 4 章:ディスプレイ 第 5 章:DeviceNet 第 6 章:モジュール設定 第 7 章:データマッピング詳細 第 8 章:技術データ 1.3. 表記について 本ガイドでは、下記の表記についての規則が使用されています。 列挙項目 列挙項目には、点が付いています。 • 項目 1 • 項目 2 操作 操作指示は、先頭に三角形を付けて示されています。操作結果は、矢印で示されていま す。  操作指示 1  操作結果  操作指示 2 手順は括弧の中に数字を入れて示されています。 (1) ステップ 1 (2) ステップ 2 シンタックス 数値:  10 進法の数値は、他に表示は付いていません。(例:123)  16 進法の数値は、hex の表示(例:00hex)が付いているか、または「0x」が前に 付いています(例:0x00)。 相互参照 相互参照は、特定のトピックに関する追加情報が書かれた場所を示します(例:第 8 章 「技術データ」を参照してください)。 1.4. 記号 警告 この記号は、必ず守るべき安全警告を示します。 注意、ヒント この記号は、一般的な注意事項を示します。 1.5. 略語 BNI Balluff ネットワークインタフェース DNT DeviceNet™ EMC 電磁環境両立性 ESD 静電気放電 FE/PE 接地 (アース) / 保護接地 RF 無線周波数 IOL IO-Link SIO 標準入出力(I/O)

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2 安全 2.1. 用途 Balluff製ネットワークインタフェースBNI DNT-502-100-Z001は、DeviceNet™ネット ワークに接続する、分散化入出力モジュールとして働きます。実装されたIO-Linkポー トを使用して、IO-Link対応センサおよびアクチュエータと簡単に接続することができ ます。本モジュールは、EMC規格および指令に対応する産業環境において使用を目的 としています。 2.2. 一般的な安全の注 意事項 設置および試運転 設置および起動は、訓練を受けた専門家のみが行ってください。無許可での操作や不適切 な使用により損傷が生じた場合、メーカー保証やメーカーに対する責任の請求が無効とな ります。 本デバイスは EMC クラス A に準拠しています。このような機器は RF ノイズを生じること があります。オペレータは適切な予防措置をとらなければなりません。 本デバイスは許可された電源を使用してください(第 8 章「技術データ」を参照)。ま た、許可されたケーブルのみを使用してください。 運用およびテスト オペレータは、現地で適用される安全規制を遵守する責任を負います。本デバイスに異常 または修正できない欠陥がある場合、デバイスの使用を中止し、無許可で使用されないよ うにしてください。 許可された使用は、ハウジングが完全に設置された場合のみ適用されます。 2.3. 警告の意味 警告! 「注意」の表現と併せて使用されている記号は、人体の健康被害または機器の故 障をもたらす恐れのある危険な状況を示します。これらの警告が守られない場 合、ケガまたは機器の故障につながることがあります。

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3 接続の概要 3.1. モジュールの概要 1 取付け穴 2 DeviceNet バス入力 3 ディスプレイ 4 ボタン(↑) 5 電源入力 6 ポート 4(標準 I/O) 7 ポートステータス LED 8 ポート 5(標準 I/O) 9 ポート 6(IO-Link、標準 I/O) 10 ポート 7(IO-Link、標準 I/O) 11 ポート 3(IO-Link、標準 I/O) 12 ポート 2(IO-Link、標準 I/O) 13 ポート 1(標準 I/O) 14 ポート 0(標準 I/O) 15 モジュールステータス LED 16 電源出力 17 ラベル 18 ボタン(S) 19 フィードバック LED 20 DeviceNet バス出力 21 アース接続穴 2 3 6 10 15 16 20 14 17 5 1 9 1 12 11 13 8 7 21 4 19 18

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3 接続の概要 3.2. 取付け 本モジュールは、M6 ネジ x 2 とワッシャ x 2 で固定します。アクセサリとして絶縁パッド を利用できます。 3.3. 電源電圧・接続 電源入力(7/8 Mini- Change 4 ピン、オス) ピン ファンクション 説明 1 +24V アクチュエータ電源 2 +24V センサ/モジュール電源 3 0V センサ/モジュール GND 4 0V アクチュエータ GND 電源出力(7/8 Mini- Change、4 ピン、メス) ピン ファンクション 説明 1 +24V アクチュエータ電源 2 +24V センサ/モジュール電源 3 0V センサ/モジュール GND 4 0V アクチュエータ GND 注意! ノイズの影響を最小限に抑えるために、できる限り個別の電源からセンサ/バスと アクチュエータに電力を供給してください。 電流の合計は 9A 未満でなくてはなりません。アクチュエータの電源と直列に接続 する場合においても、すべてのモジュールの電流の合計は 9A を超えないようにし てください。 使用しないソケットは、IP67 保護等級を確保するためにカバーキャップを取り付 けてください。 注意! 「アクチュエータ電源」はすべての出力デバイスへ供給しますが、モジュールお よび接続されたセンサは、「モジュールおよびセンサ電源」によって電力が供給 されます。唯一の例外は、すべての IO-Link ポートにおけるピン 4 の場合、出力は 「センサ電源」によって供給されます。 3.4. 接地 BNI DNT-502-100-Z001 モジュールのアース接続穴は、取付け穴の隣の左上にあります。 アース接続には、アースストラップの使用をお薦めします。もしくは大きな断面積で撚り 線加工された PE ワイヤを使用してください。 注意! ハウジングから機械への FE 接続は低インピーダンスで、できる限り短くしてく

(8)

3 接続の概要

3.5. DeviceNet 接続 DeviceNet 接続は、M12 ソケットのバス入力とバス出力(A コード化)を使用して行われ

ます。 バス入力:(M12、A コード化、オス) ピン ファンクション 1 ドレイン 2 CAN +24V 3 CAN GND 4 CAN H 5 CAN L バス出力:(M12、A コード化、メス) ピン ファンクション 1 ドレイン 2 CAN +24V 3 CAN GND 4 CAN H 5 CAN L 警告! DeviceNet™ネットワークは 1 ヵ所で接地してください。複数の場所で接地した場 合、アースループが生じることがあります。ネットワークの接地をしない場合、 ESD や外部ノイズの感度が増加します。 注意! DeviceNet™ネットワークの両端は、終端抵抗により終端してください。 使用しないソケットは、IP67 保護等級を確保するために、カバーキャップを取り 付けてください。 3.6. センサ/アクチュ エータの接続 4 つの設定可能な SIO ポートに、センサ/アクチュエータを接続します。 標準 I/O ポート(M12、A コード化、メス) ピン ファンクション 1 +24V、200mA 2 入出力 2A 3 0V 4 入出力 2A 5 FE 注意! デジタルセンサ入力については、EN 61131-2、タイプ-2 に規定される入力ガイド ラインをお読みください。 各出力は、最大電流 2A を供給します。モジュールの電流の合計は 9A を超えない ようにしてください。 使用しない I/O ポートのソケットは、IP67 保護等級を確保するために、カバー キャップを取り付けてください。

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3 接続の概要

3.7. IO-Link デバイス

の接続

4 つの設定可能な SIO + IOL ポートに、センサ/アクチュエータおよび IO-Link デバイスを接 続します。

標準 I/O および IO-Link ポート(M12、A コード化、メス)

ピン ファンクション 1 +24V、1.6A 2 入出力 2A 3 0V 4 IO-Link/ 入出力 1.4A 5 - 注意! デジタルセンサ入力については、EN 61131-2、タイプ-2 に規定される入力ガイド ラインをお読みください。 最大電流 1.4A を供給する IO-Link ポートを除いて、各出力は、最大電流 2A を供 給します。モジュールの総電流は 9A を超えないようにしてください。

使用しない I/O または IOL ポートのソケットは、IP67 保護等級を確保するため に、カバーキャップを取り付けてください。

DNT モジュールのおける接続の選択:

モジュール 標準 I-ポート 標準 O-ポート IO-Link ポート

BNI DNT-502-100-Z001 最大 16 最大 16 最大 4 3.8. BNI DNT モジュー ルの交換 警告! コンポーネントが、静電気放電により損傷を受けることがあります。  静電気放電の影響を受けやすいコンポーネントの取扱いルールを順守してくだ さい。  DeviceNet モジュールの電源を切る。  配線を取り外す。  取り付けねじを取り外す。  デバイスを交換する。

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4 ディスプレイ 4.1. 概要 ディスプレイは、デバイスのノードアドレスおよびボーレートに関する情報を表示しま す。ノードアドレスおよびボーレートは、ディスプレイのみで変更することができます。 新しい設定を適用するには、電源をリセットすることで、モジュールを再起動しなければ なりません。さらに、ディスプレイでは、ハードウェアおよびファームウェアのバージョ ンに関する情報を表示します。 ディスプレイは、制御ビットを通して有効化されるロック機能によりロックできます(第 7 章「I/O データ詳細」を参照)。また、ディスプレイの両側に異なる 2 色のフィードバック LED があり、これも制御ビットにより設定可能です。 4.2. デフォルト設定 MAC ID/ノードアドレス: 03 ボーレート: 125 kBaud 4.3. コントロールおよ び表示 1 ディスプレイ 2 「矢印」キー 3 利用可能なボーレート 4 「設定」キー 5 フィードバック LED 4.4. ディスプレイ情報

S

P [Baud rates] 1 2 3 4 5

125k 250k 500k Auto

ロック状態の記号 ボーレートを選択するためのカーソル ステーションアドレス

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4 ディスプレイ 4.5. メニュー 構成 ディスプレイ機能を説明するために、下記のフロー図で使用する記号を記載します。 起動画面/ ハードウェアおよびファームウェ アバージョン ノードアドレス/ ボーレート ノードアドレスを設定してくださ い ボーレートを設定してください  メニューをスクロールし、編集する値を変更するには、「矢印」キーを短く押してください。  編集メニューで入力または終了するには、「設定」キーを長押ししてください。  編集メニューをスクロールするには、「設定」キーを短く押してください。 「矢印」キーを素早く押します 「設定」キーを素早く押します 「設定」キーを長押しします(最低 3 秒)

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4 ディスプレイ 4.6. 編集モード 注意! ディスプレイロックビットが設定された場合、ユーザはディスプレイで設定を変 更することはできません。ロック状態の場合、鍵の記号により、ロック状態が有 効であることを示します。 注意! 各 DeviceNet™ノードについては、固有のアドレスを指定し、バスに接続するも のはすべて、同じボーレートを指定してください。  (S)を長押しする(3 秒以下)編集モードが有効になり、ディスプレイ情報が点 滅します  (S)を押す アドレスとボーレート編集の間で切り替わります  (↑)を押す 値が 1 ずつ増加します (S)を長押しする(3 秒以下)編集モードを終了し、変更を保存します  キーを押さないで 10 秒経過すると、変更が破棄され、ディスプレイが通常モードに 戻ります。 S ボタンを 3 秒間 押してください ディスプレイが高 速で点滅し始め、 編集モードである ことを示します S ボタンを短時間 (3 秒以下)押す と、アドレスと ボーレート間で 切り替わります

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5 DeviceNet™ 5.1. ノードアドレス、 ボーレート、I/O サイズ パラメータ名 ノードアドレス 0….63 ボーレート 125k、250k、500k、Auto Baud 作成された I/O サイズ 8 ~ 136 バイト 消費された I/O サイズ 6 ~ 134 バイト

5.2. Auto Baud Auto Baud は、ディスプレイ上のみ、選択可能です。次に電源を入れた後、モジュールはリ

スニングにより、チャネルで使用された通信速度を見つけようとします。 使用されたボーレートが、有効速度 125k、250k、500k のいずれかの場合、DNT 通信は、こ の設定を使用して初期化します。有効なボーレートが検知されない場合、デフォルトボー レートが使用されます。これは、検知した後すぐに有効になります。次の起動後、ボーレー ト設定は検知されたボーレートになります。検知が失敗した場合、Auto Baud が維持されま す。

5.3. I/O データ I/O メッセージのサイズは、IO-Link チャネルの設定に依存します。最小 I/O メッセージサイ

ズは、IO-Link ポートが無効な場合、入力が 8 バイト、出力が 6 バイトです。最大 I/O メッ セージサイズはすべての IO-Link チャネルが有効であり、各チャネルポートモードが 32/32 バイトに設定されている場合、入力が 136 バイト、出力が 134 バイトになります。 モジュールからの入力 I/O データ バイト 名前 0 入力ステータス 1 2 過負荷ステータス 3 4 短絡ステータス 5 外部電源ステータス 6 IO-Link ステータス 7 IOL CH1 (0~32)バイト IO-Link チャネル 1 入力データ IOL CH2 (0~32)バイト IO-Link チャネル 2 入力データ IOL CH3 (0~32)バイト IO-Link チャネル 3 入力データ IOL CH4 (0~32)バイト IO-Link チャネル 4 入力データ モジュールへの出力 I/O データ バイト 名前 0 出力ステータス 1 2 出力リセット 3 4 ディスプレイ 5 Empty IOL CH1 (0~32)バイト IO-Link チャネル 1 出力データ IOL CH2 (0~32)バイト IO-Link チャネル 2 出力データ IOL CH3 (0~32)バイト IO-Link チャネル 3 出力データ IOL CH4 (0~32)バイト IO-Link チャネル 4 出力データ

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5 DeviceNet™ ゲートウェイ クラス DeviceNet ゲートウェイクラス Class ID 0x64 アトリビュート 名前 アトリビュート ID サイズ (バイト) データタイプ アクセス

Number of Attributes 1 1 USINT R

Attribute List 2 8 BYTE R

Produced I/O Size 3 1 USINT R

Consumed I/O Size 4 1 USINT R

Heartbeat 5 1 USINT R/W

Quick Connect 6 1 BOOL R/W

IOL Port Enable 7 1 BYTE R/W

Settings Done 8 1 BOOL R/W

サービス 名前 サービス ID GET_SINGLE_ATTR 0x0E SET_SINGLE_ATTR 0x10 インスタンス 0 このクラスは、BNI モジュールの一般設定を保持します。クラスレベルサービスのみをサポー トし、このため、インスタンス 0 のみにアクセスできます。 IO-Link チャネ ルクラス IO-Link チャネルクラス Class ID 0x65 属性 名前 属性 ID サイズ (バイト) データタイプ アクセス

Number of Attributes 1 1 USINT R

Attribute List 2 10 BYTE R

Port Status 3 1 BYTE R

Port Mode 4 1 USINT R/W

Data Format 5 1 BOOL R/W

Validation Type 6 1 USINT R/W

Valid. Vendor ID (ASCII HEX) 7 4 SHORT_STRING R/W Valid. Device ID (ASCII HEX) 8 6 SHORT_STRING R/W Valid .SerNum (ASCII) 9 16 SHORT_STRING R/W

Data Storage 10 1 USINT R/W

サービス 名前 サービス ID GET_SINGLE_ATTR 0x0E SET_SINGLE_ATTR 0x10 インスタンス 1 ~ 4 IO-Link チャネルクラスは、IO-Link チャネルに関する設定を保持します。クラスレベルなし (インスタンス 0)操作が有効になります。インスタンス 1 ~ 4 は、モジュールの IO-Link チャ ネルにそれぞれ結び付けられます。 5.4. ユーザ指定の オブジェクト ユーザ指定の DeviceNet™オブジェクトを使用して、モジュールを設定・制御し、IO-Link の ISDU データにアクセスします。

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5 DeviceNet™ ISDU クラス ISDU クラス Class ID 0x66 アトリビュート 名前 アトリビュート ID サイズ (バイト) データタイプ アクセス

Number of Attributes 1 1 USINT R

Attribute List 2 11 BYTE R

Status #1 3 4 BYTE R Status #2 4 4 BYTE R Status #3 5 4 BYTE R Action 6 1 USINT R/W Index 7 2 UINT R/W SubIndex 8 1 USINT R/W

Data Length 9 1 USINT R/W

Data 10 232 BYTE R/W

Send Request 11 1 BOOL R/W

サービス 名前 サービス ID GET_SINGLE_ATTR 0x0E SET_SINGLE_ATTR 0x10 インスタンス 1 ~ 4

このクラスは、対応する IO-Link チャネルで IO-Link デバイスの ISDU データにアクセスするため に使用されます。インスタンス 0 が利用可能なクラスレベルの操作はありません。 ISDU クラス (ASCII) ISDU クラス(ASCII) Class ID 0x67 アトリビュート 名前 アトリビュート ID サイズ (バイト) データタイプ アクセス

Number of Attributes 1 1 USINT R

Attribute List 2 11 BYTE R

Status #1 (ASCII HEX) 3 8 SHORT_STRING R

Status #2 (ASCII HEX) 4 8 SHORT_STRING R

Status #3 (ASCII HEX) 5 8 SHORT_STRING R

Action 6 1 USINT R/W

Index 7 2 UINT R/W

SubIndex 8 1 USINT R/W

Data Length 9 1 USINT R/W

Data (ASCII HEX) 10 64 SHORT_STRING R/W

Send Request 11 1 BOOL R/W

サービス 名前 サービス ID GET_SINGLE_ATTR 0x0E SET_SINGLE_ATTR 0x10 インスタンス 1 ~ 4 このクラスは、データサイズに制限があり、対応する IO-Link チャネルで IO-Link デバイスの

(16)

5 DeviceNet™ 標準 I/O クラ 標準 I/O クラス Class ID 0x69 アトリビュート 名前 アトリビュート ID サイズ (バイト) データタイプ アクセス

Number of Attributes 1 1 USINT R

Attribute List 2 40 BYTE R

Input Status 3 2 WORD R

Output Status 4 2 WORD R

Overload Status 5 2 WORD R

Short Circuit Status 6 1 BYTE R

Aux Power Status 7 1 BYTE R

Output Reset Status 8 2 WORD R

Fault State 00 9 1 USINT R/W

Fault State 01 10 1 USINT R/W

Fault State 02 11 1 USINT R/W

Fault State 03 12 1 USINT R/W

Fault State 04 13 1 USINT R/W

Fault State 05 14 1 USINT R/W

Fault State 06 15 1 USINT R/W

Fault State 07 16 1 USINT R/W

Fault State 08 17 1 USINT R/W

Fault State 09 18 1 USINT R/W

Fault State 10 19 1 USINT R/W

Fault State 11 20 1 USINT R/W

Fault State 12 21 1 USINT R/W

Fault State 13 22 1 USINT R/W

Fault State 14 23 1 USINT R/W

Fault State 15 24 1 USINT R/W

Idle State 00 25 1 USINT R/W

Idle State 01 26 1 USINT R/W

Idle State 02 27 1 USINT R/W

Idle State 03 28 1 USINT R/W

Idle State 04 29 1 USINT R/W

Idle State 05 30 1 USINT R/W

Idle State 06 31 1 USINT R/W

Idle State 07 32 1 USINT R/W

Idle State08 33 1 USINT R/W

Idle State09 34 1 USINT R/W

Idle State10 35 1 USINT R/W

Idle State11 36 1 USINT R/W

Idle State12 37 1 USINT R/W

Idle State13 38 1 USINT R/W

Idle State14 39 1 USINT R/W

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5 DeviceNet™ サービス 名前 サービス ID GET_SINGLE_ATTR 0x0E SET_SINGLE_ATTR 0x10 インスタンス 0 このクラスは、標準入出力に関する設定を保持します。クラスレベルサービスのみをサポー トし、このため、インスタンス 0 のみにアクセスできます。 イベントクラス イベントクラス Class ID 0x68 属性 名前 アトリビュート ID サイズ (バイト) データタイプ アクセス

Number of Attributes 1 1 USINT R

Attribute List 2 5 BYTE R

Event #1 (ASCII HEX) 3 6 SHORT_STRING R

Event #2 (ASCII HEX) 4 6 SHORT_STRING R

Event #3 (ASCII HEX) 5 6 SHORT_STRING R

サービス 名前 サービス ID GET_SINGLE_ATTR 0x0E インスタンス 1 ~ 4 このクラスは、対応する IO-Link チャネルでマスタにより記録されたイベントへのアクセスを提 供します。インスタンス 0 が利用可能なクラスレベルの操作はありません。このクラスのすべて の属性は、読み取りのみです。 5.5. パラメータオ ブジェクト パラメータオブジェクトの使用は、パラメータデータを保管する 1 つの方法です。しかし、こ れを実装することは必須ではありません。DNT-502-100-Z001 については、パラメータオブ ジェクトは実装されていません。すべてのパラメータ設定データは、ユーザ指定のオブジェク トインスタンスに保管されます。

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6 モジュール設定 6.1. 概要 モジュール設定は、モジュール設定ゲートウェイクラス、標準 I/O クラスおよび IO-Link 関 連クラスのインスタンスを介してアクセスできます。 設定は、不揮発性メモリに保管されます。起動後、データは、有効な設定に関するチェック が行われます。設定が保管されていない場合、デフォルト設定が使用されます。 設定は起動シーケンスで読み取られるため、モジュールリセット後、「設定完了」フラグに より実行できるものについて、変更が有効になります。標準 I/O クラス設定は、他のものと は個別に処理されます。これらの設定の変更は即座に適用されます。 ノードアドレスやボーレートなど、バス関連設定も個別に処理されます。設定変更はステー タス LED 表示でユーザに通知されます。 6.2. 一般設定 IO-Link の設定がされていない一般設定は、DeviceNet ゲートウェイクラスのインスタンス 0 に保管されます。 Produced I/O size これは、入力 I/O メッセージの実際のサイズを示しています。このサイズは、有効な IO-Link チャネル数とチャネル設定により決まります。この値は、スキャナ設定に設定します。 Consumed I/O size これは、出力 I/O メッセージの実際のサイズを示しています。このサイズは、有効な IO-Link チャネル数とチャネル設定により決まります。この値は、スキャナ設定に設定します。 以下は、DeviceNet™スキャナカードの I/O パラメータの設定例です。

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6 モジュール設定 RSNetworx でのパラ メータアッ プロード時 のエラー RSNetworx でデバイスをスキャンした後、デバイスを設定するために、BNI DNT-502-100-Z001 のパラメータデータをアップロードしなければなりません。 以前の設定の場合、PLC のスキャナカードがパラメータデータをアップロードできないことがあ ります。モジュール設定バスの I/O メッセージサイズが大きすぎる場合、これが発生します(例え ば、すべての IO-Link ポートを以前の設定で有効にしたとき)。ここで、PLC は ACK に合わせて 応答できず、タイムアウトを送信します。 この問題を修正するには、正しいパケット速度を修正してください。

(20)

6 モジュール設定

パラメータアップロードエラーの場合、ACK タイムアウト設定も修正してください。

注意!

BNI DNT-502-100-Z001 のパラメータデータをアップロードしている間、タイム アウトの問題が発生した場合のみ、これらの 2 つの設定を変更してください。

(21)

6 モジュール設定 Heartbeat モジュールが DeviceNet™ネットワークでハートビート信号を送信する頻度を記述します。 この値は、秒で入力されます。0[秒]とは、この機能が無効であることを示し、最大値は 255[秒]になります。 バイト 説明 0 0x00 ~ 0xFF 秒 Quick connect クイックコネクトは、アクティブデバイスなどの、交換可能なツールを持つロボットなど、 頻繁にデバイス変更がある非常に動的なシステムで使用することをお薦めします。このメカ ニズムにより、標準再接続時間(4 秒~10 秒)を 2 秒以下に短縮できます。 バイト 説明 0 0 無効 1 有効 IO-Link port enable

対応する IO-Link チャネルを IO-Link として設定するか、あるいは標準 I/O チャネルに戻すか を設定します。0 ~ 3 のビットは、IO-Link チャネル 1 ~ 4 を制御します。4 ~ 7 のビット は影響がありません。Link チャネル 1、2、3、4 は、入出力 4、6、12、14 ピンを IO-Link データ回線として使用します。 これらのビットを変更すると、DeviceNet™バス上の I/O メッセージサイズが変更され、 DeviceNet™PLC スキャンカードの I/O パラメータ修正が必要になります。チャネルが無効 な場合、I/O メッセージには表示されません。 バイト ビット ファンクション 説明 0 0 IO-Link channel 1 0 – 無効 1 – 有効 1 IO-Link channel 2 2 IO-Link channel 3 3 IO-Link channel 4 4 x 関係なし 5 x 6 x 7 x

Setting done このフラグは、モジュールの設定保存を設定します。False(0)から True(1)へ変更する

と、設定保存が実行され、モジュールが再起動します。 バイト 変換 説明 0 0 -> 1 設定を保存し、モジュー ルを再起動します 1 -> 0 何も実行しません

(22)

6 モジュール設定 6.3. IO-Link 設定 設定データが IO-Link チャネルクラスのインスタンスに保管されます。 ポートステータ これは、選択された IO-Link チャネルの状態を示します。 バイト ビット ファンクション 説明 0 0 接続確立 0 – False(偽) 1 – True(真) 1 処理データ長の不一致 2 検証失敗 3 イベント発生 4 x 予約 5 x 6 x 7 x ポートモード 変数の値により、対応するチャネルで IO-Link デバイスと送受信するバイト数が決まります。 バイト 説明 0 0x04 入力 1 [バイト] 0x05 入力 2 [バイト] 0x06 入力 4 [バイト] 0x07 入力 6 [バイト] 0x08 入力 8 [バイト] 0x09 入力 10 [バイト] 0x0A 入力 16 [バイト] 0x0B 入力 24 [バイト] 0x0C 入力 32 [バイト] 0x0D 出力 1 [バイト] 0x0E 出力 2 [バイト] 0x0F 出力 4 [バイト] 0x10 出力 6 [バイト] 0x11 出力 8 [バイト] 0x12 出力 10 [バイト] 0x13 出力 16 [バイト] 0x14 出力 24 [バイト] 0x15 出力 32 [バイト] 0x16 入出力 1/1 [バイト] 0x17 入出力 2/2 [バイト] 0x18 入出力 2/4 [バイト] 0x19 入出力 4/4 [バイト] 0x1A 入出力 4/2 [バイト] 0x1B 入出力 2/8 [バイト] 0x1C 入出力 4/8 [バイト] 0x1D 入出力 8/2 [バイト] 0x1E 入出力 8/4 [バイト] 0x1F 入出力 8/8 [バイト] 0x20 入出力 4/32 [バイト] 0x21 入出力 32/4 [バイト] 0x22 入出力 16/16 [バイト] 0x23 入出力 24/24 [バイト] 0x24 入出力 32/32 [バイト]

(23)

6 モジュール設定

Data format この設定により、対応するチャネルの IO-Link データのバイトの送り順が決まります。

バイト 説明

0 0 通常のバイトの送り順

1 逆のバイトの送り順

Validation type この設定により、特定の IO-Link チャネルの IO-Link デバイスの検証が決まります。

バイト 説明 0 0x00 チェックなし 0x01 互換性 0x02 一致 互換性:ベンダ ID とデバイス ID の検証 一致:ベンダ ID、デバイス ID およびシリアル番号の検 証 Validation Vendor ID (ASCII HEX)

検証が有効な場合(Validation type が互換性または一致)、使用される IO-Link デバイスの ベンダ ID を設定しなければなりません。 ASCII HEX とは、ベンダ ID を 16 進法の文字列形式に変換すべきことを示します。 デバイスのベンダ ID が(2 バイト): 0x12 0xEF の場合 変換された値は(4 バイト): 0x31 0x32 0x45 0x46 になります。 Explicit メッセージは下記を含み、最初のバイト(0x04)は文字列の長さを示します。 Explicit メッセージ: 0x04 0x31 0x32 0x45 0x46 Validation Device ID (ASCII HEX)

検証が有効な場合(Validation type が互換性または一致)、使用される IO-Link デバイスの デバイス ID を設定しなければなりません。 ASCII HEX とは、デバイス ID を 16 進法の文字列形式に変換すべきことを示します。 デバイスのデバイス ID が(3 バイト):0xA0 0xC1 0x2F の場合 変換された値は(6 バイト): 0x41 0x30 0x43 0x31 0x32 0x46 になります。 Explicit メッセージは下記を含み、最初のバイト(0x06)は文字列の長さを示します。 Explicit メッセージ: 0x06 0x41 0x30 0x43 0x31 0x32 0x46 Validation SerNum (ASCII)

検証が有効な場合(Validation type が一致)、使用される IO-Link デバイスのシリアル番号 を設定しなければなりません。

例えば、デバイスのシリアル番号が「任意…」(11 バイト)の場合、下記を送信しなけれ ばなりません: 0x41 0x4E 0x59 0x54 0x48 0x49 0x4E 0x47 0x2E 0x2E 0x2E

Explicit メッセージは下記を含み、最初のバイト(0x0B)は文字列の長さを示します。

(24)

6 モジュール設定

以下の例は、RSNetworx における検証データの適切な設定(VID、DID、SerNum)を示して います。

Data storage 特定の IO-Link チャネルに関するデータストレージパラメータサーバの設定を表します。

バイト 説明 0 0x00 保管しない 0x81 アップロード有効化 0x82 ダウンロード有効化 0x83 アップ/ダウンロード有効化

(25)

6 モジュール設定 Parameter server 保管しない: データ管理機能を無効にし、IO-Link デバイスデータに関する保存されたパラメータデータ が削除されます。 アップロード有効化: アップロードが有効な場合、デバイスがアップロードを要求(アップロードフラグを設 定)、またはマスタポートに保存されたデータがない場合(例:データが削除された後、ま たは最初のデータのアップロード前)、すぐにマスタはパラメータデータのアップロードを 開始します。 ダウンロード有効化: ポートのパラメータサーバに保存されたパラメータデータが、接続された IO-Link デバイス と一致せず、且つ IO-Link デバイスからアップロードリクエストが存在しない場合、ダウン ロードを実行します。 注意! パラメータデータのアップロード後、データ記録が削除されるまで、接続された IO-Link デバイスのベンダ ID およびデバイス ID は保存されます(データ保管オプ ション「保管なし」の場合、データ記録を削除し、データ保管を無効にします)。 接続された IO-Link デバイスが起動するとき、検証が行われます。このため、同じ タイプの IO-Link デバイスのみをデータ管理に使用できます。 異なるタイプの IO-Link デバイスを使用するには、パラメータサーバのコンテンツ を削除しなければなりません。 IO-Link 改訂版 1.1 の IO-Link デバイスのみが、データストレージをサポートできま す。 Upload flag on the IO-Link device パラメータサーバにすでに保存されたデータを、同じ IO-Link デバイスの新しいパラメータ データにより上書きするには、アップロードフラグが必要になります。 IO-Link デバイスのアップロードフラグを有効にするには、ISDU インデックス 0x02、サブ インデックス 0 にデータ値 0x05 を入力しなければなりません(ISDU を介してパラメータ 設定するには、14 ページの「ISDU クラス」パラメータ設定を参照してください)。

(26)

6 モジュール設定

6.4. ISDU の設定 ISDU(Indexed Service Data Unit (索引を付けたサービスデータユニット))は、非周期的な

パラメータの承認伝送に使用されます。これは、基本的なデバイス情報(例:バージョン、 タイプ)からより高度な情報(例:設定、状態)まで、すべての情報を伝達できます。 大量データ交換用、少量データ交換用の 2 つの ISDU クラスがあります。EDS ファイルには クラスインスタンスが含まれるため、ISDU(ASCII)クラスは RSNetworx ソフトウェアか らアクセスできます。 Status #(n) and Status #(n) (ASCII HEX) ステータス#(n)属性は、対応するポートの ISDU リクエストの結果を保管します。新しいリ クエストが送信されると、その結果が最初の属性に表示されます。 非 ASCII HEX 形式では、ステータスコードは以下の構成で送信されます。 バイト ファンクション 説明 0 リクエスト 0x02 書込み 0x03 読取り 1 結果 0x00 エラーなし 0x01 エラー 2 エラーコード 0x00 ~ 0xFF IO-Link 仕様を参照 3 追加コード 0x00 ~ 0xFF IO-Link 仕様を参照 例えば、保管されたリクエストの結果バイト: 0x03 0x01 0x80 0x11 これは、読取りリクエストはあるものの、インデックスは利用できないことを示していま す。 ステータスアトリビュートの読取り(GET_SINGLE_ATTR)が発生した場合、Explicit メッ セージには以下のものが含まれます: 0x30 0x01 0x80 0x11 ASCII HEX 形式では、ステータスコードは以下の構成で送信されます。 バイト ファンクション 値(通常の HEX) 説明 0 リクエスト 0x02 書込み 1 0x03 読取り 2 結果 0x00 エラーなし 3 0x01 エラー 4 エラーコード 0x00 ~ 0xFF IO-Link 仕様を参照 5 6 追加コード 0x00 ~ 0xFF IO-Link 仕様を参照 7 ASCII HEX とは、イベント属性を 16 進法の文字列形式で送信することを示します。 例えば、保管されたリクエストの結果バイト: 0x03 0x00 0x00 0x00 これは、成功した読取りリクエストがあることを意味します。 ステータスアトリビュート読取り(GET_SINGLE_ATTR)が発生した場合、Explicit メッ セージには下記が含まれ、最初のバイト(0x08)は文字列の長さを示します。 Explicit メッセージ:0x08 0x30 0x33 0x30 0x30 0x30 0x30 0x30 0x30

(27)

6 モジュール設定

以下の画像は、上記の ASCII HEX の例での RSNetworx の表示を示しています。

Action この設定により、リクエストの操作が決まります。 バイト 説明 0 0x02 書込み 0x03 読取り Index バイト 説明 0 0x0000 ~ 0xFFFF (0 ~ 65535) 接続された IO-Link デバ イスのユーザマニュアル を参照してください 1 SubIndex バイト 説明 0 0x00 ~ 0xFF (0 ~ 255) 接続された IO-Link デバ イスのユーザマニュアル を参照してください

(28)

6 モジュール設定

Data length この設定により、ISDU メッセージの長さが決まります。

バイト 説明

0

0 ~ 232 非 ASCII HEX オブジェクトによる 0 ~ 32 ASCII HEX オブジェクトによる

データ長は、接続された IO-Link デバイスのユーザマニュアルに記載されています。

Data and data

(ASCII HEX) これらのアトリビュートは、ISDU パラメータデータの読取りと書込みに使用されます。書 込みリクエストを行う前に、データ長とこのアトリビュートを設定してください。読取りリ クエストの後、このアトリビュートには受信バイトが含まれます。 パラメータデータについては、接続された IO-Link デバイスのユーザマニュアルを参照して ください。

非 ASCII HEX オブジェクトクラスにより、ISDU エリア全体へのアクセスは可能ですが、

ASCII HEX はサイズが制限されています。

以下は、読取りリクエストが正しく実行される場合の RSNetworx のインタフェースを表示 しています。この例では、インデックス 0 が読み取られました。RSNetworx は ASCII HEX オブジェクトクラスを使用します。

Send request これは IO-Link の ISDU データ交換を設定します。False(0)から True(1)へ変更する

と、ISDU 送信が実行されます。

バイト 変換 説明

0

0 -> 1 ISDU リクエストを送信します

(29)

6 モジュール設定 6.5. イベント IO-Link イベントを使用すると、アラームまたは情報メッセージに関する標準またはベンダ 指定の情報を配信できます。 Event #(n) (ASCII HEX) イベント#(n)アトリビュートは、対応するポートの IO-Link イベントを保持します。イベン トをスレーブから受信すると、「イベント発生」フラグが設定されます。最初のアトリ ビュートは最後のイベントを保持します。アトリビュートが読取れない場合、「イベント発 生」フラグはクリアされます。 バイト ファンクション 値(通常の HEX) 説明 0 モード 0x00 予約 0x40 単発イベント 0x80 イベント消滅 0xC0 イベント発生 1 イベント 0x0000 ~ 0xFFFF IO-Link 仕様を参照 2 ASCII HEX とは、イベント属性を 16 進法の文字列形式で送信することを示します。 例えば、保管されたイベントバイト:0x80 0x00 0x1A(最初のバイトはモード、最後の2つ はイベントコードを表します) イベントアトリビュートの読取り(GET_SINGLE_ATTR)が発生した場合、Explicit メッ セージには下記が含まれ、最初のバイト(0x06)は文字列の長さを示します。 Explicit メッセージ:0x06 0x38 0x30 0x30 0x30 0x31 0x41 以下は、上の例での RSNetworx の表示を示しています。

(30)

6 モジュール設定 6.6. 標準 I/O の設定 標準入出力設定はこのクラスに保管されます。書き込み可能な属性は、「設定完了」フラグ から独立しています。適用された値は、即座にモジュールに保存されます。 Input status 入力ステータスは、標準入力の状態を示しています。ビットマッピングは、ピン番号と対応 しています。 バイト ビット 説明 0 7 ~ 0 ピン(n)の値: 0 – ロー 1 – ハイ 1 15 ~ 8 Output status 出力ステータスは、標準出力の状態を示しています。ビットマッピングは、ピン番号と対応 しています。 バイト ビット 説明 0 7 ~ 0 ピン(n)の値: 0 – ロー 1 – ハイ 1 15 ~ 8 Overload status 過負荷ステータスは、標準出力の状態を示しています。ビットマッピングは、ピン番号と対 応しています。 バイト ビット 説明 0 7 ~ 0 ピン(n)の値: 0 – 正常 1 – 過負荷 1 15 ~ 8 Short circuit status 短絡ステータスは、ポートの電力供給の状態を示しています。ビットマッピングは、ピン番 号と対応しています。 バイト ビット 説明 0 7 ~ 0 ビット(n)の値: 0 – 短絡なし 1 - ポート(n)(ピン 1 とピン 3)で短絡 Aux power status これは供給電圧レベルを示しています。 バイト ビット ファンクション 説明 0 0 US – 電圧降下 0 – False(偽) 1 – True(真) 1 UA – 電圧降下 2 x 関係なし 3 x 4 x 5 x 6 x 7 x

(31)

6 モジュール設定 Output reset status 過負荷状態のときに、リセット値を使用して、ピンのリセットを行います。ビットマッピン グは、ピン番号と対応しています。 バイト ビット 説明 0 7 ~ 0 ピン(n)の値: 0 -> 1(ピンをリセッ ト) 1 -> 0(何もしない) 1 15 ~ 8 Fault state (00 ~ 15) DeviceNet™マスタとモジュール間の通信が失われた場合、これらの設定が使用されます。 この場合、選択された状態にピンが設定されます。IO-Link ファンクションが有効であるピ ンを除きます。 バイト 説明 0 0x00 出力オフ 0x01 出力オン 0x02 最後の状態を保持 Idle state (00 ~ 15) DeviceNet™マスタから I/O メッセージ(制御メッセージ)がない場合、これらの設定が使 用されます。この場合、選択された状態にピンが設定されます。IO-Link ファンクションが 有効であるピンを除きます。 バイト 説明 0 0x00 出力オフ 0x01 出力オン 0x02 最後の状態を保持

6.7. EDS ファイル EDS(Electronic Data Sheet)には、デバイスの通信パラメータに関する情報や利用可能

なオブジェクトが含まれます。これは試運転中、設定ツールと一緒に使用されます。

6.8. ボーレート、

ノードアドレス

ボーレートとノードアドレス設定は両方とも、インタラクティブディスプレイで設定可能で す。

この 2 つのデータは別々に保存されます。DeviceNet™ゲートウェイクラスの Setting done アトリビュートを設定する必要がなく、変更は即座に保管されます。

新しい値が古いものとは異なる場合、変更がステータス LED で表示されます。再起動後の み、変更が使用されます。

(32)

7 データマッピングの詳細 7.1. ポート設定 ポート 0: 入出力 0、1 ポート 1: 入出力 2、3 ポート 2: 入出力 4、5 IO-Link チャネル 1 ポート 3: 入出力 6、7 IO-Link チャネル 2 ポート 6: 入出力 12、13 IO-Link チャネル 3 ポート 7: 入出力 14、15 IO-Link チャネル 4 ポート 5: 入出力 10、11 ポート 4: 入出力 8、9

(33)

7 データマッピングの詳細 7.2. I/O データ詳細 このセクションは、I/O メッセージのビットフィールドの意味を説明します。 入力データ 名前 ビット ビット名 説明 入力ステータス (ローバイト) 0 入力 00 0:ロー 1:ハイ 1 入力 01 2 入力 02 3 入力 03 4 入力 04 5 入力 05 6 入力 06 7 入力 07 入力ステータス (ハイバイト) 8 入力 08 9 入力 09 10 入力 10 11 入力 11 12 入力 12 13 入力 13 14 入力 14 15 入力 15 名前 ビット ビット名 説明 過負荷ステータス (ローバイト) 0 ピン 00 過負荷状態のピン(n) 1 ピン 01 2 ピン 02 3 ピン 03 4 ピン 04 5 ピン 05 6 ピン 06 7 ピン 07 過負荷ステータス (ハイバイト) 8 ピン 08 9 ピン 09 10 ピン 10 11 ピン 11 12 ピン 12 13 ピン 13 14 ピン 14 15 ピン 15

(34)

7 データマッピング詳細 名前 ビット ビット名 説明 短絡ステータス 0 ポート 0 ポート(n)(ピン1から ピン3)における短絡 1 ポート 1 2 ポート 2 3 ポート 3 4 ポート 4 5 ポート 5 6 ポート 6 7 ポート 7 補助電源ステータス 0 US US電圧が低い 1 UA UA電圧が低い 2 0 未使用 (予約) 3 0 4 0 5 0 6 0 7 0 名前 ビット ビット名 説明 IO-Linkステータス (ローバイト) 0 IOL CH1 CE IOL CH(n)で接続 確立 1 IOL CH2 CE 2 IOL CH3 CE 3 IOL CH4 CE 4 IOL CH1 PDL IOL CH(n)で入力 データ長不一致 5 IOL CH2 PDL 6 IOL CH3 PDL 7 IOL CH4 PDL IO-Linkステータス (ハイバイト) 8 IOL CH1 VS IOL CH(n)で検証 失敗 9 IOL CH2 VS 10 IOL CH3 VS 11 IOL CH4 VS 12 IOL CH1 EO IOL CH(n)でイベ ント発生 13 IOL CH2 EO 14 IOL CH3 EO 15 IOL CH4 EO

(35)

7 データマッピング詳細 出力データ 名前 ビット ビット名 説明 出力状態 (ローバイト) 0 出力 00 0:ロー (入力として機能するピン) 1:ハイ (出力として機能するピン) 1 出力 01 2 出力 02 3 出力 03 4 出力 04 5 出力 05 6 出力 06 7 出力 07 出力状態 (ハイバイト) 8 出力 08 9 出力 09 10 出力 10 11 出力 11 12 出力 12 13 出力 13 14 出力 14 15 出力 15 名前 ビット ビット名 説明 出力 リセット (ローバイト) 0 出力 00 0 -> 1:リセット 1 -> 0:なし 1 出力 01 2 出力 02 3 出力 03 4 出力 04 5 出力 05 6 出力 06 7 出力 07 出力 リセット (ハイバイト) 8 出力 08 9 出力 09 10 出力 10 11 出力 11 12 出力 12 13 出力 13 14 出力 14 15 出力 15 名前 ビット ビット名 説明 ディスプレイ 0 赤色LED LED設定 1 緑色LED 2 ロック ディスプレイロック 3 x 未使用 (予約) 4 x 5 x 6 x 7 x 空白 0 x 未使用 (予約) 1 x 2 x 3 x 4 x

(36)

7 データマッピングの詳細 IO-Link データ 名前 バイト バイト名 説明 IO-Link CH(x) 入力データ 0 入力バイト(0) ~ ~ N-1 入力バイト(N-1) 名前 バイト バイト名 説明 IO-Link CH(x) 出力データ 0 出力バイト(0) ~ ~ M-1 出力バイト(M-1) 名前 バイト バイト名 説明 IO-Link CH(x) 入力データ 0 入力バイト(N-1) 反転 ~ ~ N-1 入力バイト(0) 名前 バイト バイト名 説明 IO-Link CH(x) 出力バイト 0 出力バイト(M-1) 反転 ~ ~ M-1 出力バイト(0)

(37)

8 技術データ 8.1. 寸法 8.2. 機械仕様 ハウジング材質 亜鉛ダイカスト、つや消しニッケルメッキ IEC 60529 の保護等級 IP 67(プラグ接続時) 供給電圧 7/8” 4 ピン オス 入出力ポート M12、A コード(8 x メス) サイズ(W x H x D:単位 mm) 68 x 224 x 37.9 設置 ネジ取り付け穴 x 2 アース線取付け穴 M4 重量 約 660 グラム 8.3. 動作条件 動作周囲温度 T a 保管周囲温度 -5 °C~70 °C -25 C~70 °C EMC - EN 61000-4-2/3/4/5/6 - EN 55011 - レベル 4A/3A/4B/2A/3A - Gr.1、CL. A 衝撃/振動 EN 60068-2-6, EN 60068-2-27 EN 60068-2-29, EN 60068-2-64 8.4. 電気仕様 供給電圧 18…30.2 V DC (EN 61131-2 準拠) リップル 1%未満 最大供給入力電流(負荷なし) 150mA @ 24V

(38)

8 技術データ 8.5. DeviceNet™ ポート データ伝送速度 125 - 500 kbaud 8.6. DeviceNet™ デフォルト設定 データ伝送速度 ノードアドレス 125 kboad 03 入力 I/O サイズ 8 バイト 出力 I/O サイズ 6 バイト 8.7. ファンクション インジケータ ステータス LED LED 状態 ファンクション US 緑色 入力電圧 OK 赤 入力電圧降下(18V 未満) UA 緑色 出力電圧 OK 赤 出力電圧降下(18V 未満) Mod 緑色 エラーなし 緑色点滅 設定不良または設定なし 赤 復旧できない障害 赤点滅 復旧可能な障害/設定変更 赤/緑色点滅 イニシャルシーケンス Net 緑色 通信確立 緑色点滅 通信中 赤 リンク障害 赤点滅 通信タイムアウト 赤/緑色点滅 通信障害 LED インジケー タ入力ポート 各 M12 ポート(デジタル入出力、IO-Link)の設定または動作状態は 2 つの 2 色 LED によっ て示されます。 LED ファンクション LED ピン 2/ピン 4 オフ 入力信号 = 0 オレンジ 入力信号 = 1 赤 入力信号 = 短絡/過負荷 LED インジケー タ出力ポート LED ファンクション LED ピン 2/ピン 4 オフ 出力信号 = 0 オレンジ 出力信号 = 1 赤 出力信号 = 短絡 / 過負荷 ステータス LED ポート/ピン LED: 入出力/IOL の状態

(39)

8 技術データ LED インジケー タ IO-Link チャ ネル LED ファンクション LED ピン 4 緑色 IO-Link 接続確立 緑色点滅 IO-Link 通信なし 赤 短絡 赤点滅 検証失敗 オフ IO-Link ポート無効

(40)

9 付録

9.1. タイプコード BNI DNT-50x-100-Z001

Balluff ネットワークインタフェース

DeviceNet™ ファンクション

502 = IP67 SIO+IOL モジュール、最大 16 の入出力、最大 4 つの IO-Link 接続

バージョン 100 = ディスプレイバージョン 機械仕様 Z001 = 材質:亜鉛ダイカストハウジング バス入力: M12 x 1 オス バス出力: M12 x 1 メス 電源:7/8" オス I/O ポート:8 x M12 メス 9.2. 注文情報 タイプ 注文コード BNI DNT-502-100-Z001 BNI005A 納入される製品 納入される製品には、以下のコンポーネントが含まれます。  DeviceNet™ IO-Link ブロック  M12 ポート用キャップ x 4  アースストラップ  ネジ M4x6  ロックワッシャ  ラベル 20 枚

(41)
(42)
(43)

www.balluff.jp

バルーフ株式会社

本社 〒113-0001 東京都文京区白山 1-13-7 アクア白山ビル 9F Tel. 03-3830-0520 E バージョン 1 3 0 4 内容は 予告なく 変更・ 修正される場合があります。 名古屋営業所 〒453-0015 愛知県名古屋市中村区椿町 20-15 名古屋国鉄会館ビル 6F 603 号室 Tel. 052-454-3125

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*Windows 10 を実行しているデバイスの場合、 Windows 10 Home 、Pro 、または Enterprise をご利用ください。S

① 小惑星の観測・発見・登録・命名 (月光天文台において今日までに発見登録された 162 個の小惑星のうち 14 個に命名されています)

ERROR  -00002 認証失敗または 圏外   クラウドへの接続設定及びア ンテ ナ 接続を確認して ください。. ERROR  -00044 回線未登録または

当初申請時において計画されている(又は基準年度より後の年度において既に実施さ