ミツバイ科学 (1994)15(4):182-183
第
2回 AAA
大会 に
参加 して
鈴木 佳子
光畑 雅宏
吉垣
茂
大学 は休暇中ということで,学園都市 ジョク ジャカルタは静かな町のようだ ったが,折 りL もマホメッ ト聖誕祭 ということで夜市 には人が あふれていた.同 じ様な熱気が大会会場 となっ たガジャマグ大学の大学 セ ンターで も感 じられ た.このアジア養蜂研究協会第2回大会に参加 して一番強 く受 けた印象 は, イ ンドネシアは養 蜂業の育成および発展 にたいへん熱心である, ということだ った.会議 において, イ ンドネシ アの研究者,養蜂家の人々,政府関係の人々が, 他国の研究者の発表を興味深 く聞 き, また盛ん に質問を しているが目を惹 いた. 特 に大会3日目に行 われたテクニカル ビジ ッ トにおいては,会議の行われていたガジャマ グ大学のあるジョクジャカルタより200km は ど離 れたパ テ ィにある養蜂場 を見学 したのだ が, そ こへの移動 に当た り5時間 ノ ンス トッ プ, トイ レ休憩 もな しだ ったのには驚いた.参 加者にも堪えた道のりだ ったので,バスの運転 手 はさぞか し辛か ったことだろうと思 う.現地 の村 には新 しくこの会議 のために立て られた ら しい案内表示や説明が書かれた立て札が随所に あり, この大会にかける主催者森林省関係者の 意気込みが感 じられた. 最終 日のフェアウェルパ ーティーでは, この パーティーのために, ミツバチや農家,養蜂家 などが登場するように作 られた物語 に,伝統的 なイン ドネシア舞踊をベースに した振 り付 けを した (伝統のガムラン楽器を使 いなが らも音楽 はかなりモダンだ った) ア トラクションを見せ て くれた, ミツバチ らしい衣装 にも凝 っていた が,交尾飛行やポ リネー ションなどを リアルに 踊 りで表現 していて,楽 しく美 しいというだけ 図 1 ポロプドゥールの追跡からメラビ山を望む でな く興味深 くもあり大変 よか ったと思 う. ジョクジャカルダが古都だか らか,イ ンドネ シアの人々は思 いの外穏やかでのんびりもして いたが,若 い大学のスタッフや学生が大会を成 功 させようと一丸 となっている姿には感心 させ られた. (鈴木 佳子) 自分 自身 と して は2回 目の海外旅行 が学会 参加のためのものとなるとは予想だに しなか っ た.当初 は先生方にのこのことっいて行 って, 時間の合間を縫 っては昆虫採集で もしようと呑 気 に構えていたのだが-.不幸 にもというのか 幸いにも国際的な学会での発表の機会を得た. アジア養蜂研究協会大会 と聞いていたので, 参加 されている方 はアジアの方 々だけかと思 っ ていたのだが,欧米諸国の方々も数多 く参加 さ れていた.私の発表は 「日本産 マルハナバチに おける蜂児に対する保温行動」 と題 して, ポス ターで行 った. ミツバチ関連の発表ではなか っ たので,それほど関心を持たれないだろうと高 を括 っていたのだが,以外 にも多 くの方々に聞 いていただ き, またご意見をいただいた.中で⊥ 1
図2 ポスター発表を行う 鈴 木 佳 子 さ ん183 図3 ポスター発表を行う光畑雅宏君 ち, フェル トハ ウス氏 とお話 をさせていただい た ことは (松香先生 にずいぶん助 けていただい たが),私 自身 に とってた いへん感激的な こと であ り,大 きな収穫であ った. また,彼 の ご子 息 とも仲良 くなることがで きた.彼 も国際的な 学会 には初 めての参加で, しきりにすぼ らしい 学会だと語 って くれた. 片道