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全文

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①備長炭炭火焼和牛(リブアイ) うまみキノコご飯(リゾット)添え ②天然真鯛のカルパッチョ、柚子ゼリー、海ブドウ、特製シソ塩とともに ③韃靼そば マグロのせ アスパラガス・ぽん酢ゼリー添え ④抹茶フィナンシェ&抹茶綿菓子 ⑤軽く炙った和牛と赤酢と合わせた魚沼産コシヒカリの鮨 粟国の塩と生わさび、木の芽で ⑥天然真鯛と揖保の糸そうめんのしゃぶしゃぶ カリカリ桜海老添え 極上黒ゴマ油と粟国の塩で ⑦純白ごま油とニンニクをまぶして焼いた北海道枝豆 ⑧抹茶トリュフ ホワイトチョコレートのガナッシュ極上抹茶まぶし ⑨スキ煮 ⑩天然真鯛抹茶造り ⑪天然真鯛飯 ⑫黒胡麻うどん たたき長いもかけ ⑬えだ豆 ⑭お土産 ※日本近海産天然真鯛は領事館で調達

実施概要

実施国(都市):アメリカ合衆国 (サンフランシスコ)

催:農林水産省、在サンフランシスコ日本国総領事館

行事名:おいしい OISHII -The Delight of Japanese Food

場:在サンフランシスコ総領事公邸

時:2008年3月5日(水) 15:30開場、16:00開演

招待者:約150名(加州食料農業省A.G.KAWAMURA長官、ROBERT TSE貿易担当局長他政府関係者、

大手米系メディア他報道関係者、米系等レストラン協会関係者、高級レストラン関係者(オー

ナー・シェフ等)、有名ホテル関係者、高級スーパーマーケット・食品ベンダー等食品卸・小売業

者、有名料理学校関係者、大学関係者、コミュニティー関係者等)

提供品目:

本事業による日本からの提供品 産地・生産者 メニュー 和牛(リブアイ) 鹿児島県 ① 和牛(サーロイン) 鹿児島県 ⑤、⑨ 和牛(フィレ) 鹿児島県 ⑨ 米 新潟県 ①、⑤、⑪ 抹茶 葵製茶株式会社 ④、⑧、⑩ 生わさび 静岡県 ⑤、⑩、⑪ 長いも 北海道 ⑫ えだ豆 北海道 ⑬ 黒えだ豆 北海道 ⑦ 天然塩 株式会社沖縄海塩研究所 ①、②、⑤、⑥、⑩ 乾しいたけ(天白花どんこ) 静岡県 ①、⑫ 乾しいたけ(こうしん) 静岡県 ⑥ 手延べそうめん 兵庫県手延素麺協同組合 ⑥ 無塩韃靼そば 伊之助製麺株式会社 ③ 黒胡麻うどん 伊之助製麺株式会社 ⑫ ごま油 かどや製油株式会社 ⑭ 純白ごま油 かどや製油株式会社 ⑦、⑪、⑫ 黒ごま油 かどや製油株式会社 ⑥ 即席味噌汁 仙台味噌醤油株式会社 ⑭

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■実施結果

セレモニーの冒頭、まず、長嶺総領事より「このイベントで「おいしい」という日本語を覚えて欲しい。

今日のスローフード等食の見直しがされる中、日本の料理と食材の素晴らしさを知って欲しい。

加えて、日本の高品質な食材とカリフォルニアのハイレベルな食文化が融合し、双方にとって一

層大きな食文化の関係を築いていきたい。これにより日本とカリフォルニアの協力の分野を広げ

たい。」とする旨の挨拶を行った後、共催のジェトロ・サンフランシスコ事務所長の村永所長より

「日本食が世界に広まる中、本日ここで本当の日本食材を実際に見て学んで、そして味わってい

ただくことで、新たな食のコラボレーションにつながることを期待している。」、加州食料農業省

A.G.KAWAMURA長官より「日本をはじめとした世界各地らのすばらしいかつ新たな食材を学ぶ

ことはすばらしいこと。カリフォルニアの食材との日本の食材との融合による新たな味をしること

ができることに感謝している。」といった言葉が述べられた。その後、当イベントの目的、日本の食

文化、提供する食材等を説明するパワーポイントによるプレゼンテーションを行い、ゲストの意識

の高揚を図った上で試食会に移行した。

試食会では、サンフランシスコ・ベイエリアを代表する和・洋の一流シェフ及び公邸料理人がゲス

トの前で調理を行い、味覚だけでなく、視覚、嗅覚、聴覚等を楽しませる演出を行った。食材を展

示コーナーだけでなく、シェフのブース前にも設置し、食材の品質・料理への使われ方等が感じら

れるよう工夫し、ゲストからは食材・メニュー等に対する質問が飛び交い、関心の高さが伺えた。

フランス料理の巨匠らが日本食高級食材の良さを理解し、調理し、かつ和食を中心とした創作料

理を提供したことで、日本食材、日本食文化の普及といった事業の目的に鑑みた効果的なPRが

図れたものと思料する。

今回提供された各種料理・食材に対し、ゲストより、口々においしい、驚いた、興味深い、実際に

調理してみたいなどの言葉が多く述べられ、今回のスタイルのイベントは今後、食材等普及イベ

ントのモデルケースになるのではないかとの声も聞かれた。米系レストラン協会関係者からは、

当地は富裕者層が多く、そこを対象にしたレストランも多く存在するため、このような食材を紹介

する企画は非常に効果的であるとのコメントも得られた。

当イベントは食関連の同業者が集うビジネスコミュニケーションの機会として考えられる他、ゲスト

が食材の購入先を情報として入手したい意向を事前に承知し、各種食材購入のためのコンタクト

先を記す資料を作成し、配布したことで、出席者より好評を得、今回の提供食材の販売促進、ひ

いては、当地での日本食材の輸入促進が期待される。また、協力企業については、可能な範囲

で各社のPR効果が発揮できるよう工夫を行い、効果的な企業支援につながったものと思料する。

今回のイベントを通じ、高級感、高品質等付加価値のついた日本産の食材が米国において受け

入れられる余地はまだ十分であることが認識された。ついては、それらの違いを十分にアピール

した輸出促進のためのPR展開を図っていくこと、それに伴う、輸出環境の整備が必要であると考

えられる。

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当日のプログラム

15:00 プレスインタビュー・料理の写真撮影 15:30 ドアオープン 16:00 イベント開始 (セレモニー) ・MC挨拶 ・総領事挨拶 ・共催者挨拶 ・来賓挨拶 ・シェフ紹介 ・協力者紹介 ・スライドによる食材及び料理のプレゼンテーション 16:30 試食会開始 ・MCによるシェフ・ゲストへのインタビュー ・シェフ・ブースにて和牛スシの握りや 鯛のシャブシャブ等のデモンストレーション 18:00 終了 ・食品サンプル・パンフ・ちらし・DVDなどの入ったお土産袋の配布

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制作物

①事前招待用チラシ

②品目案内チラシ(配布用)

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③品目案内POP

和牛︵ サ ー ロ イ ン ︶ 和牛 ( リブ ロ ー ス ︶ 和牛 ( フ ィ レ ︶ 米︵ コ シ ヒ カ リ ︶ 抹茶 生わ さ び 長い も えだ豆 黒え だ 豆 天然塩 乾し い た け ︵花ど ん こ ︶ 乾し い た け ︵こ う し ん ︶ 手延素麺 無塩 韃靼 そ ば 黒胡麻 う ど ん 純白ご ま 油 黒ご ま 油

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④品目案内プレゼンテーション

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⑤当日展示用ポスター

⑥コンタクトリスト

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■ 食材のPR方法

○サンフランシスコを代表する有名シェフ(和・洋)と公邸料理人による調理デモ・試食会形式

ロン・シーゲルシェフ(フランス料理)、アレクサンダー・エスピリトゥ シェフ(パティシエ)

リッツカールトン・サンフランシスコ・ダイニングルーム

① 備長炭炭火焼和牛(リブアイ) うまみキノコご飯(リゾット)添え

Wagyu beef grilled over Japanese binchotan charcoal served with shiitake rice and umami salt 提供食材:和牛(リブアイ)、乾しいたけ(花どんこ)、米、天然塩

② 天然真鯛のカルパッチョ、柚子ゼリー、海ブドウ、特製シソ塩とともに

Madai crudo with yuzu gelée, umibudo and shiso salt 提供食材:天然塩、天然真鯛

③ 韃靼そば マグロのせ アスパラガス・ぽん酢ゼリー添え

Toro sashimi over dattan soba with asparagus, and ponzu gelée 提供食材:無塩韃靼そば

④ 抹茶フィナンシェ&抹茶綿菓子

Matcha financier and matcha cotton candy skewers 提供食材:抹茶

■ 当日のメニューおよびシェフの紹介

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■ 当日のメニューおよびシェフの紹介

クサカベ・ミツノリシェフ スシラン サウサリート

⑤ 軽く炙った和牛と赤酢と合わせた魚沼産コシヒカリの鮨 粟国の塩と生わさび、木の芽で

Lightly roasted wagyu beef sushi with sea salt, black pepper, and fresh wasabi 提供食材:和牛(サーロイン)、米、天然塩、生わさび

⑥ 天然真鯛と揖保の糸そうめんのしゃぶしゃぶ カリカリ桜海老添え 極上黒ゴマ油と粟国の塩で

Wild madai and somen noodle shabu-shabu with crispy sakura shrimp 提供食材:そうめん、乾しいたけ(こうしん)、黒ごま油、天然塩、天然真鯛

⑦ 純白ごま油とニンニクをまぶして焼いた北海道枝豆

Grilled Hokkaido edamame 提供食材:黒枝豆、純白ごま油

⑧ 抹茶トリュフ ホワイトチョコレートのガナッシュ極上抹茶まぶし

Matcha truffles with white chocolate ganache, dusted with matcha powder 提供食材:抹茶

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■ 当日のメニューおよびシェフの紹介

ドウモト・ノブヒロシェフ 公邸料理人

⑨ スキ煮

Wagyu beef sukiyaki

食材:和牛(サーロイン、フィレ)

⑩ 天然真鯛抹茶造り

Madai sashimi dusted with matcha and sea salt 食材:抹茶、天然塩、生わさび、天然真鯛

⑪ 天然真鯛飯

Madai over rice

食材:純白ごま油、生わさび、天然真鯛

⑫ 黒胡麻うどん たたき長いもかけ

Kuro-goma udon with grated nagaimo

食材:黒ごまうどん、長いも、乾しいたけ(はなどんこ)、純白ごま油 ⑬ えだ豆 Edamame 食材:えだ豆 ※各テーブルにて提供

※天然真鯛は領事館で調達

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■ 着荷状況写真

乾し い た け 生わ さ び えだ豆 長い も 和牛 ご ま 油 黒胡麻 う ど ん 無塩 韃靼 そ ば 素麺 抹茶・ ご ま 油 抹茶 即席味噌汁 天然塩

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和牛(リブアイ) 和牛(サーロイン) 和牛(フィレ) 米(コシヒカリ) えだ豆・黒えだ豆 長いも 生わさび 乾しいたけ(花どんこ・こうしん) 乾麺 (素麺・そば・うどん) 天然塩 抹茶 ごま油各種

■ 日本産食材の展示

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■ 会場の様子

長嶺総領事挨拶 ジェトロサンフランシスコ 村永所長挨拶 A.G.カワムラ 加州食料農業省長官挨拶

ロン・シーゲルシェフ紹介 アレクサンダー・エスピリトゥ シェフ紹介

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会場の様子

受付

事前プレゼンテーション1

事前プレゼンテーション2

セレモニーの様子1

会場前

セレモニーの様子2

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会場の様子

抹茶碾き臼デモ

販促資材展示コーナー

TV局取材

調理デモブース1

調理デモブース2

食材展示コーナー

野外料理提供ブース

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会場の様子

試食風景1

和牛握りデモ

すき焼きデモ

試食風景2

お土産袋

アンケート記入

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アンケート調査結果

※$1≒¥103 (2008年3月5日現在)

Ⅰ.本日提供された日本食・日本食材のお味はいかがですか?

Ⅱ.本日提供された日本食材は、どれぐらいの価格なら売れると思いますか?

0 5 10 15 20 25 和 牛 乾 し い た け ︵ 花 ど ん こ ︶ 乾 し い た け ︵ こ う し ん ︶ 長 い も わ さ び え だ 豆 米 ︵ こ し ひ か り ︶ そ う め ん ︵ 揖 保 乃 糸 ︶ 黒 胡 麻 う ど ん 無 塩 韃 靼 そ ば 抹 茶 天 然 塩 黒 ご ま 油 純 白 ご ま 油 人数 とても美味しい 美味しい まあまあ あまり美味しくない 美味しくない 0 5 1 0 1 5 2 0 2 5 和 牛 4 5 0 g 乾 し い た け 1 0 枚 ︵ 8 0 g ︶ 長 い も 1 本 ︵ 1 k g ︶ わ さ び 1 本 ︵ 1 0 0 g ︶ え だ 豆 1 袋 ︵ 3 0 0 g ︶ 米 6 . 8 k g 乾 麺 1 袋 ︵ 2 8 0 g ︶ 抹 茶 1 缶 ︵ 3 0 g ︶ 天 然 塩 1 袋 ︵ 2 5 0 g ︶ ご ま 油 1 本 ︵ 3 1 0 g ︶ ∼ $ 6 0 $ 6 0 ∼ $ 9 0 ∼ $ 1 2 0 ∼ $ 2 0 ∼ $ 1 5 ∼ $ 1 0 ∼ $ 1 0 ∼ ∼ $ 1 0 $ 1 4 ∼ $ 1 2 ∼ $ 8 ∼ ∼ $ 8 $ 2 0 ∼ $ 1 5 ∼ $ 1 0 ∼ $ 5 ∼ ∼ $ 5 $ 8 ∼ $ 6 ∼ $ 4 ∼ $ 2 ∼ ∼ $ 2 $ 5 0 ∼ $ 4 0 ∼ $ 3 0 ∼ $ 2 0 ∼ ∼ $ 2 0 $ 8 ∼ $ 7 ∼ $ 6 ∼ $ 5 ∼ ∼ $ 5 $ 2 5 ∼ ∼ $ 3 $ 2 0 ∼ $ 1 0 ∼ ∼ $ 1 0 $ 1 5 ∼ $ 2 0 ∼ $ 1 5 ∼ $ 1 0 ∼ $ 5 ∼ ∼ $ 5 $ 5 ∼ $ 3 ∼ $ 7 ∼ $ 9 ∼

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アンケート調査結果

Ⅲ.今後、本日の日本食材をサンフランシスコで購入することが出来たら、購入したいと思

いますか?

★本日のイベントを通して、日本食のイメージは変わりましたか?

・変わった(良くなった) 5名 ・変わらない、前から良いイメージを持っていた ・学ぶことがたくさんあった ・和牛は信じられないくらい素晴らしかった ・食材が素晴らしかった 0 5 10 15 20 25 和 牛 乾 し い た け ︵ 花 ど ん こ ︶ 乾 し い た け ︵ こ う し ん ︶ 長 い も わ さ び え だ 豆 米 ︵ こ し ひ か り ︶ そ う め ん ︵ 揖 保 乃 糸 ︶ 黒 胡 麻 う ど ん 無 塩 韃 靼 そ ば 抹 茶 天 然 塩 黒 ご ま 油 純 白 ご ま 油 人数 是非購入したい 購入したい 値段による 多分購入しない 絶対購入しない

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アンケート調査結果

★「食」に関する情報はどのようにして入手しますか?

★食材をよく購入するお店はどこですか?

★今後どのような日本食材を購入したいと思いますか?

★本日の感想などご自由に書いて下さい

和牛

わさび

抹茶

しいたけ

乾麺

お酒

高品質の食材

えだまめ

お米

メールで

ファーマーズマーケット

雑誌

レストランのシェフ

インターネット

料理本

新聞

Nijiya(日系スーパー)

ファーマーズマーケット

Rainbow Foods

Whole Foods

Bel air

Safeway

農家から直接買い付ける

大変良かった、抹茶の実演は素晴らしかった。

デモンストレーションをもっと見たい。

料理を本当に楽しむことが出来た、また同業者との情報交換にも役立った。

素晴らしかった、ありがとう。

今日の食材が適切な値段でマーケットに出れば、日本食は高いというイメージを変えることが

出来るのでは。

テーマもよく、素晴らしいイベントだったのでまた開催してほしい。

10年ほど日本から食材を買い付けているが、今回のイベントでさらに食材についての理解を深

めた。

素晴らしいイベントだったが、さらに言えば、レストランでのクッキングスクールなど参加者が料

理を作り、その後試食できるようなイベントも開催してほしい。

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領事館所感

(1) 今回のイベントでは、政府関係者、有名レストラン、食品流通業、高級スーパーマーケット、料理学校、メディア関 係者等いわゆる食のオピニオンリーダー等を招いて、ベイエリアを代表する和・洋の一流シェフ及び公邸料理人による 日本産食材を用いた和食を中心としたバラエティー豊かな創作料理を提供した。同イベントを通じて日本産農林水産 物や伝統的、また、新たな食品の良さをアピールして、日本食文化の普及を図ること、日本産農林水産物や食品の輸 出振興を支援すること、また、新たな食材の活用方法や当地食材とのコラボレーションを紹介することを目的とした。 (2)セレモニーでは、長くTVニュースのアンカーを努めており、現在でもTV番組を主宰している日系人女性ジャン・ヤネ ヒロ女史に司会を依頼した。まず、長嶺総領事より「このイベントで「おいしい」という日本語を覚えて欲しい。今日のス ローフード等食の見直しがされる中、日本の料理と食材の素晴らしさを知って欲しい。加えて、日本の高品質な食材と カリフォルニアのハイレベルな食文化が融合し、双方にとって一層大きな食文化の関係を築いていきたい。これにより 日本とカリフォルニアの協力の分野を広げたい。」とする旨の挨拶を行った後、共催のジェトロ・サンフランシスコ事務 所の村永所長より「日本食が世界に広まる中、本日ここで本物の日本食材を実際に見て、学んで、そして味わっていた だくことで、新たな食のコラボレーションにつながることを期待している。」旨、加州食料農業省A.G.KAWAMURA長官よ りは「日本を初めとした世界各地からのすばらしい、かつ新たな食材を学ぶことはすばらしいことである。カリフォルニ アの食材と日本の食材との融合による新たな味を知ることができることに感謝している。」との挨拶があった。 その後、当イベントの目的、日本の食文化、提供する食材等を説明するパワーポイントによるプレゼンテーションを行 い、ゲストの意識の高揚を図った上で試食会へと移行した。 (3)試食会では、各シェフがゲストの前で調理を行い、味覚だけでなく、視覚、嗅覚、聴覚等を楽しませる演出を行った。 食材は、展示コーナーだけでなく、シェフのブース前にも配置し、食材の品質、食材の料理への使われ方等が感じられ るよう工夫した。 ゲストからは各シェフ及び関係者に対し、食材・メニュー等に対する質問が次々に飛び交い、関心の高さが伺えた。フ ランス料理の巨匠が日本食高級材の良さを理解し、調理し、かつ、和食を中心とした創作料理を提供したことで、その 話題性もさることながら、日本産食材、日本食文化の普及といった事業の目的に鑑みた効果的なPRが図れたものと 思料する。また、(株)葵製茶の協力を得た抹茶の提供及び石臼の演出についても大変好評であり、効果的な日本文化 に紹介ができたものと思料する。 (4)今回提供された各種料理・各種食材に対し、ゲストより、口々においしい、驚いた、興味深い、実際に調理をしてみ たいなどの言葉が多く述べられた。また、今回のようなイベントは今後、食材等を普及させるモデルケースになるので はないか、今回の成功はすぐに噂として広まり、次回への期待も高まるだろうとの声も聞かれた。米系レストラン協会 関係者からは、当地は富裕者層が多く、そこを対象にしたレストランも多く存在するため、このような食材を紹介する企 画は非常に効果的であるし、皆興味を示すだろうとのコメントも得られた。 (5)当イベントは食に関連する同業者が集うビジネスコミュニケーションの機会としても有益であった考えられる他、ゲス トの意向を把握し、各種食材購入ためのコンタクト先を記す資料を配布したことで、出席者より好評を得、イベントを契 機とした今回の提供食材の販売促進、ひいては、当地での日本食材の輸入促進が期待される。また、Try事業等への 協力企業については、可能な範囲で各社のPR効果が発揮できるよう工夫を行い、効果的な企業支援につながったも のと思料する。 (6)当イベントを通じて、地方公共団体やビジットジャパンキャンペーンとも積極的な連携を行い、地方との連携強化、 観光振興が図れたものと思料する。 (7)加州において、今回提供した各種食材と同類のものを入手することは可能であるが、今回のイベントを通じ、高級 感、高品質等付加価値のついた日本産の食材が米国において受け入れられる余地はまだ十分あることが認識された。 今後は、それらの違いを十分にアピールした輸出促進のためのPR展開を図っていくこと、それに伴う、輸出環境の整 備が重要であると考えられる。当館としては、今後も当地における日本食材・食文化普及を巡る環境に留意しつつ、訴 求対象別に様々な角度から効果的な広報プログラムを実施していきたいと考えている。

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ジェイコム所感

【輸送について】

・領事館よりご紹介頂いた2業者(IMP FOODS/永和商事, JFC INTERNATIONAL/太平洋貿易)に混載輸送をお願いし た。結果的に、下記のような、規制条件の多い米国への生鮮食品輸送については、通常時から輸送を行っている商 社にお願いすることが良策であった。 ・バイオテロ法のため、食品については生産施設をアメリカ食品医薬局(FDA)に登録しておく必要がある。これには米 国内で継続的にビジネスを行っている事業者が米国内エージェントとして必要な為、今回はJFCをUSエージェントとし、 太平洋貿易に登録代行をお願いした。 ・州によって法が異なり、都市によっても通関の厳しさが異なるため、以前米国へ送付可能だったものでも安全に運べ るとは断言出来ない。複数の輸出経験会社に打診した所、同じ都市宛でも輸送の為の条件に相違があった。各社と も、現在までの経験に基づいて、最も輸送しやすい方式を取っていると思われる。新たに物品を輸出する場合は、ノ ウハウを持っている業者に相談することが重要となる。 ・どのような方法で運ぶにせよ、輸出を行いたい産品がある生産者は、原材料・栄養成分データを可能な限り英文で保 持しておくことが望ましい。

【展示・PRについて】

・年末から準備に入り、領事館側にも非常に多くの時間を当事業のために割いて頂いた。下記の多くは領事館からの 要請によって作成・実現しており、効果は高かったと思われる。 ・初コンタクトとなる人々を多く招待する為、事前の招待状から、日本・日本食材と地元の有名シェフのコラボレーション であることを強調したチラシを同封し、興味を喚起する方針を採った。 ・事前にサンプルとして食材を送付したり、現地で流通しているものを領事館側で購入し、シェフに食材を理解して調理 して頂けるよう努めた。 ・レストラン関係者が招待客の大半を占めたため、食材の展示では、触って味わってもらえるような展示にし、また試食 会の前に全ての食材についてプレゼンテーションを行い、どのような料理に使えるのか等の解説も加えた。 ・3人のシェフがそれぞれのテーブルで、デモンストレーションをしながら料理をサーブした。 ・どこに行けば買えるのか?という声は強く、コンタクトリストの配布は効果的であった。 ・抹茶提供の葵製茶による碾き臼のデモンストレーションが行われ、非常に評判が高かった。

【食材について】

・和牛は、最高級のグレードだったこともあり絶賛されていた。 ・基本的に「美味しいけれども高い」という評価が今回もこれまでの国でも多かった中、わさびは値段に関係なく買うと いう答えが多い。 ・シェフからは使いやすく、料理のバリエーションが広がるという評価が出ている。

【今後について】

・日本食が充分に浸透している環境での開催のため、領事館の方がプレゼンテーションの方法を工夫され、最高級の 食材を使い、有名シェフに料理してもらうことで、質の高いレセプションとすることができた。今回の手法は良いモデル ケースとなったと思われる。 ・現地のプレス等をうまく使い、付加価値の高い食材を提供し、関心を持ってもらうことが必要と考える。 ・すでに日本の食材は簡単に手に入るので、単に食材を紹介するだけではなく、料理方法などを積極的にデモンスト レーションしながら見せていくことが良いプロモーションになるようである。

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参照

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