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安全データシート_ _Freon-11

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Academic year: 2021

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作成日 1999年 6月10日 SDS No.1020-12105 改訂日 2017年 7月13日 1/5頁 1 化学品及び会社情報 化学品の名称 :Freon-11 提供者名 :ジーエルサイエンス株式会社 住所 :東京都新宿区西新宿6-22-1 新宿スクエアタワー30F 電話番号 :03-5323-6611 FAX番号 :03-5323-6622 製品コード :1020-12105 緊急連絡先 :ジーエルサイエンス(株)福島工場 品質保証課 電話 024-533-2244(代表) 整理番号(SDS No.) :1020-12105 推奨用途及び使用上の制限 :試験・研究用 2 危険有害性の要約 GHS分類 : 高圧ガス : 液化ガス 生殖毒性 : 区分2 特定標的臓器毒性(単回ばく露) : 区分1(心臓) 特定標的臓器毒性(単回ばく露) : 区分3(気道刺激性) 特定標的臓器毒性(単回ばく露) : 区分3(麻酔作用) オゾン層への有害性 : 区分1 GHSラベル要素 : 注意喚起語 : 危険 危険有害性情報 : 高圧ガス:熱すると爆発のおそれ 生殖能又は胎児への悪影響のおそれの疑い 臓器の障害(心臓) 呼吸器への刺激のおそれ 眠気又はめまいのおそれ オゾン層を破壊し、健康及び環境に有害 注意書き [安全対策] : 全ての安全注意を読み理解するまで取り扱わないこと。 保護手袋/保護衣/保護眼鏡/保護面を着用すること。 ガス/スプレーを吸入しないこと。 取扱い後は手をよく洗うこと。 この製品を使用するときに、飲食又は喫煙をしないこと。 屋外又は換気の良い場所でのみ使用すること。 [応急処置] : ばく露又はばく露の懸念がある場合:医師の手当てを受けること。 吸入した場合:空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 気分が悪いときは医師に連絡すること。 [保管] : 日光から遮断し、換気の良い場所で保管すること。容器を密閉しておくこと。 施錠して保管すること。 [廃棄] : 内容物や容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に業務委託す ること。 回収/リサイクル業に関する情報について製造業者/供給者に問い合わせること。 上記で記載がない危険有害性は分類できない、分類対象外または区分外。

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SDS No.1020-12105 改訂日 2017年 7月13日 2/5頁 3 組成及び成分情報 化学物質・混合物の区分 :化学物質 化学名(又は一般名) : トリクロロフルオロメタン 別名 : Flon-11、CFC-11 含有率 : >99.0%(GC) 化学式または構造式 : CCl3F 分子量 : 137.4 官報公示整理番号 : 2-2365 CAS No. : 75-69-4 危険有害成分 : トリクロロフルオロメタン 4 応急措置 吸入した場合 : 新鮮な空気のある場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。気分が悪 い時は、医師の手当てを受けること。 皮膚に付着した場合 :直ちに汚染された衣類をすべて脱ぐこと。石鹸と大量の水で洗い流すこと。皮膚 刺激又は発疹が生じた場合は、医師の手当てを受けること。 目に入った場合 : 直ちに、コンタクトレンズを外し、少なくとも15分以上大量の水で眼を洗うこと。 眼の刺激が続く、発赤が生じるなどの場合には医師の手当てを受けること。 飲み込んだ場合 :口をすすぐこと。気分が悪い時は、医師の手当てを受けること。 暴露した場合 :医師に連絡すること。汚染された衣類は再使用する場合には洗濯すること。 急性症状及び遅発性症状の最も重要な兆候症状 : 吸入により錯乱、めまい、し眠、意識喪失を引き起こすことがある。液体に触れ た場合、凍傷を引き起こすことがある。眼へのばく露により発赤、痛みを生じる ことがある。 応急措置をする者の保護 : 適切な保護具(ゴム手袋、密閉ゴーグルなど)を着用すること。 5 火災時の措置 消火剤 : 粉末消火剤、二酸化炭素 使ってはならない消火剤 : 棒状水 火災時の特有危険有害性 : 燃焼や高温により容器が破裂する恐れがある。安全な場所から消火すること。 燃焼や高温により分解し、有毒なヒュームを発生する恐れがあるので注意する。 特有の消火方法 : 消火作業は風上から行い、周囲の状況に応じた適切な消火方法を用いる。 関係者以外は安全な場所に退去させる。 周辺火災時、移動可能な容器は、速やかに安全な場所に移す。 消火を行う者の保護 : 消火作業の際は必ず保護具を着用する。 6 漏出時の措置 人体に対する注意事項、保護具及び緊急時措置 : 個人用保護具を着用する。 着火の危険がないことを確認した後、換気すること。 安全に対処できる場合には漏洩を止めること。 漏出した場所の周辺にロープを張るなどして関係者以外の立ち入りを禁止する。 環境に対する注意事項 : 大気中へ排出されて、環境への影響を与えることのないように注意する。 二次災害の防止策 : 付着物、回収物などは、関係法規に基づき速やかに処分する。 7 取扱い及び保管上の注意 取扱い 技術的対策 : 屋内作業場における取扱い場所では、局所排気装置を使用する。 安全取扱注意事項 : 容器を転倒させ落下させ衝撃を与え又は引きずる等の粗暴な扱いをしない。 漏れ、溢れ、飛散などしないように取り扱う。 加圧状態にあるため、安全ついたて、保護具着用の上、十分な注意の下に取り扱 うこと。 静電対策を行うこと。 防爆型の設備・機器を使用すること。 反応装置の内圧がガスボンベの内圧を超えないよう注意する。また、安全上ガス 導入経路内に逆止弁を取り付けること。

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SDS No.1020-12105 改訂日 2017年 7月13日 3/5頁 バルブ取り付け後は、内容物を使い切るまでバルブを取り外さないこと。 皮膚、眼及び衣類との接触を避ける。 使用後は容器を適切な条件下で保管すること。 衛生対策 : 取扱い後は手、顔等をよく洗い、うがいをする。 指定された場所以外では飲食、喫煙をしてはならない。 休憩場所では手袋その他汚染した保護具を持ち込んではならない。 取扱場所には関係者以外の立ち入りを禁止する。 保管 適切な保管条件 : 容器は遮光し、換気の良いなるべく涼しい場所に密閉して保管する。 40℃以上の 温度に暴露しないこと。施錠して保管すること。 避けるべき保管条件 : 酸化剤や混触危険物質との接触 技術的対策 : データなし 混触危険物質 : 強酸化剤など 安全な容器包装材料 :法令の定めるところに従う 8 ばく露防止措置 設備対策 :屋内作業場での使用の場合は発生源の密閉化、局所排気装置を設置する。 取り扱い場所の近くに安全シャワー、手洗い・洗眼設備を設け、その位置を明瞭 に表示する。 管理濃度 作業環境評価基準 :設定されていない 許容濃度 日本産業衛生学会 :最大1000ppm ACGIH TLV-TWA :1000ppm OSHA PEL : 1000ppm 保護具 呼吸器の保護具 :防毒マスク、簡易防毒マスク等 手の保護具 :保護手袋 目の保護具 :保護眼鏡(ゴーグル型)、必要に応じて保護面 皮膚及び身体の保護具 :保護衣・保護長靴 9 物理的及び化学的性質 形状 :気体 色 :なし 臭い : 僅かな特異臭 pH :データなし 融点 :-111℃ 沸点 :24℃ 引火点 :データなし 爆発範囲 :データなし 蒸気圧 :89.0kPa/20℃ 蒸気密度(空気=1) :5.04 比重 :データなし 溶解性 :水に微溶(0.1g/100mL,20℃)。エーテル、ベンゼン、エタノール n-オクタノール/水分配係数log Po/w :2.53 自然発火温度 :データなし 分解温度 :データなし 10 安定性及び反応性 化学的安定性 :適切な使用及び保管条件下では安定。 危険有害反応可能性 :特別な反応性は報告されていない。 避けるべき条件 :熱、高温、火花、裸火、直射日光、酸化剤 混触危険物質 :強酸化剤、金属 危険有害な分解生成物 :CO、CO2、ホスゲン、塩化水素、フッ化水素

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SDS No.1020-12105 改訂日 2017年 7月13日 4/5頁 11 有害性情報 急性毒性 : ラット LC50=26200ppm(CERIハザードデータ集(1999),産衛学会勧告(1993)) 皮膚腐食性及び皮膚刺激性 : ラット及びウサギの皮膚への適用により一過性の軽度の刺激性を示したが損傷は 見られなかったとの記述がある(CERIハザードデータ集(1999),ACGIH(7th,2001))。 眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性 : ラット及びウサギの皮膚への適用により一過性の軽度の刺激性を示したが損傷は 見られなかったとの記述(CERIハザードデータ集(1999),ACGIH(7th,2001))、なら びにウサギの眼への適用により結膜の軽度な炎症が認められたが角膜及び虹彩に 変化は認められなかったとの記述がある(DFGOT(vol.1,1999))。 感作性 :ヒトでのパッチテストで陽性反応が認められたとの記述がある(EHC 113,1990)が、 他に症例報告がない。データ不足。 生殖細胞変異原性 :データ不足 発がん性 : ACGIH(7th,2001)でA4に分類されている。 生殖毒性 : ラットおよびウサギを用いた妊娠中吸入暴露試験において親動物に一般毒性が認 められる用量でのみ胚・胎児死亡の増加および子の奇形発現率増加が認められた との記述がある(DFGOT(vol.1,1991))。 特定標的臓器毒性(単回ばく露) :ヒト暴露例で麻酔作用、呼吸器への刺激性および心臓への影響が認められたとの 記述があり、動物実験でも麻酔作用、気道刺激性および心臓への影響が認められ ている(CERIハザードデータ集(1999),ACGIH(7th,2001),産衛学会勧告(1993),DFG OT(vol.1,1991))。 特定標的臓器毒性(反復ばく露) : 実験動物を用いた反復吸入暴露または経口投与試験において区分2のガイダンス 値範囲を超える高用量でも重大な毒性は認められていないとの記述、ならびにヒ トを対象とした2-4週間暴露試験で重大な毒性は認められなかったとの記述があ る(CERIハザードデータ集(1999),ACGIH(7th,2001),産衛学会勧告(1993),PATTY(4 th,1994),EHC 113(1990),DFGOT(vol.1,1991))。 吸引性呼吸器有害性 : データなし 12 環境影響情報 生態毒性 : データ不足 残留性/分解性 : データ不足 生態蓄積性 : データなし 土壌中の移動性 :データなし オゾン層への有害性 : モントリオール議定書 付属書A グループⅠのCFCsに該当し、オゾン層破棄物質と されている。オゾン層破壊係数(ODP値)=1.0 13 廃棄上の注意 残余廃棄物 : 廃棄においては関連法規ならびに地方自治体の条例に従うこと。 都道府県知事の許可を得た専門の廃棄物処理業者に委託処理する。 オゾン層破壊物質のため、大気中に放散させないようできるだけリサイクルする。 容器ごと廃棄しないこと。空容器を処分する時は、内容物を完全に除去した後に 行うこと。 汚染容器及び包装 : 空容器を廃棄する場合、内容物を完全に除去した後に処分する。 14 輸送上の注意 国連番号 :1078 品名 : 冷凍用ガス類(非引火性かつ非毒性のもの) 国連分類 : クラス2.2(非引火性非毒性高圧ガス) 海洋汚染物質 :非該当 注意事項 :輸送前に容器の破損、腐食、漏れ等がないこと確認する。 転倒、落下、損傷がないように積み込み、荷くずれの防止を確実に行う。

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SDS No.1020-12105 改訂日 2017年 7月13日 5/5頁 15 適用法令 毒物及び劇物取締法 : 非該当 労働安全衛生法 : 施行令 第18条 名称等を表示すべき危険物及び有害物 別表第9 No.391 施行令 第18条の2 名称等を通知すべき危険物及び有害物 別表第9 No.391 施行令 別表第1 危険物 五 可燃性のガス 化学物質排出把握管理促進法 : 第一種指定化学物質 No.288 化審法 : 既存物質 高圧ガス保安法 : 法第3条 第1項 No.8(適用除外) 船舶安全法(危規則) : 危規則 告示 別表第1 液化ガス 航空法 : 施行規則 第194条 輸送禁止の物件 危険物 高圧ガス(引火性ガス) オゾン層保護法 : 施行令 別表 特定物質 第1項 No.1 16 その他の情報 引用文献等 化学品安全管理データブック 化学工業日報社 16514の化学商品 化学工業日報社(2014) 独立行政法人 製品評価技術基盤機構 化学物質総合情報提供システム(CHRIP) 航空危険物規則書 第52版邦訳 他 記載内容の取扱い 全ての資料や文献を調査したわけではないため情報漏れがあるかもしれません。また、新しい知見の発表や従来の 説の訂正により内容に変更が生じます。重要な決定等にご利用される場合は、出典等をよく検討されるか、試験によ って確かめられることをお薦めします。なお、含有量、物理化学的性質等の数値は保証値ではありません。また、注 意事項は、通常的な取扱いを対象としたものなので、特殊な取扱いの場合には、この点にご配慮をお願い致します。

参照

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