富山県電子納品運用ガイドライン(案)
[土木調査設計業務編]
平成 19 年 3 月
富
山 県
1 電子納品運用ガイドライン(案)の取扱い ··· 1 2 電子納品の定義と適用 ··· 2 2-1 電子納品の定義 ··· 2 2-2 対象業務··· 3 2-3 適用基準··· 4 2-4 電子納品対象書類 ··· 5 2-5 成果品の提出部数 ··· 7 3 電子納品に関する運用 ··· 8 3-1 受発注者間の協議 【発注者】・【受注者】 ··· 9 3-2 電子メールによる情報交換 【発注者】・【受注者】 ··· 10 3-3 電子データの作成 【受注者】 ··· 11 3-4 電子成果品の作成 【受注者】 ··· 22 3-5 電子成果品の受取り 【発注者】 ··· 26 3-6 検査の対応 【発注者】・【受注者】 ··· 27
1 電子納品運用ガイドライン(案)の取扱い
富山県電子納品運用ガイドライン(案)(以下「本ガイドライン(案)」という)は、電子納 品を円滑に行うため、発注者及び受注者に向けたガイドラインとして、電子納品の対象書 類、適用基準、留意すべき事項等を示したものである。 富山県が実施する電子納品は、基本的に国土交通省の電子納品要領(案)及び基準(案)等 (以下「各電子納品要領(案)等」という)により実施するものとするが、部分的に異なる事 項もあり、本ガイドライン(案)では、富山県独自の運用や各電子納品要領(案)等に規定の ない事項についても記載している。 本ガイドライン(案)は、電子納品による業務の効率化、電子成果品の維持管理段階での 活用を考慮して定めた当面の運用であり、今後の IT 環境の進展や新たなシステム導入等に より随時見直していくものである。2
2 電子納品の定義と適用
2-1 電子納品の定義
電子納品とは、調査、設計、工事などの各業務段階の最終成果を従来の紙納品に代えて、 電子データで納品することをいう。ここでいう電子データとは、本ガイドライン(案)及び 国土交通省が策定した各電子納品要領(案)等に示されたファイル形式で作成されたものを いう。 電子納品は、表 2-1 に示す共通仕様書及び特記仕様書(または特別仕様書。以下同じ。) に規定する成果品を対象とする。 表 2-1 成果品を規定する共通仕様書 名称 制定者 測量業務共通仕様書 富山県土木部 地質調査業務共通仕様書 富山県土木部 設計業務等共通仕様書 富山県土木部 測量業務共通仕様書 富山県農林水産部 地質・土質・地すべり調査共通仕様書 富山県農林水産部 設計業務共通仕様書 富山県農林水産部 なお、測量業務成果品の電子納品に係わる費用については、現行の諸経費率で対応す る。地質調査業務及び設計業務等成果品の電子納品に係わる費用については、現行の「報 告書作成費(印刷製本費)」を「電子成果品等作成費」と改め、現行の積算とする。2-2 対象業務
富山県 CALS/EC 整備基本計画に基づき、平成 17 年度、平成 18 年度は一定規模以上の業 務を電子納品の対象とする。平成 19 年度以降はすべての業務を電子納品の対象とする。 (1)対象業務 電子納品は、土木部、農林水産部、企業局、教育委員会、警察本部が発注する土木調 査設計業務のうち、以下の業務を対象とする。 平成 17 年度 ・・・・設計金額 200 万円以上の業務 平成 18 年度 ・・・・設計金額 100 万円以上の業務 平成 19 年度以降・・・・すべての業務 (2)試行 平成 17、18 年度においては、上記金額を下回る業務であっても、受注者が電子納品 を希望する場合、調査職員に協議(業務打合簿による協議)を行った上で、電子納品を 行うことができる。電子納品は、本ガイドライン(案)に基づき実施するものであり、対 象業務と同様に、電子データを成果品として納品することに留意する。ただし、電子納 品が困難となった場合は、電子データに代わり、従来どおり紙で提出するものとする。 図 2-1 電子納品の実施計画 (3)物件調査、工損調査業務等の取扱い 物件調査、工損調査※など調査設計業務関係の共通仕様書を適用しない業務は、国土 交通省の電子納品要領(案)で適用対象外とされており、富山県においても電子納品 の対象とはしない。 ただし、受注者が電子納品を希望する場合は、受発注者間で協議(業務打合簿による 協議)を行った上で、電子納品を行うことができる。 ※工損調査・・公共事業に係る工事の施行に起因する地盤変動により生じた建物等の損害等に係る調査 (4)電気通信設備、機械設備設計業務の取扱い 土木関係の電気通信設備、機械設備設計業務についても、電子納品の対象とする。本 ガイドライン(案)は、土木調査設計業務を対象としたものであるが、電気通信設備、 機械設備設計業務の場合も、これを参考に電子納品を行い、適用基準は付属資料 9 を 参照する。 (5)特記仕様書 共通仕様書に規定するまでの当面の間、電子納品実施に関する事項を特記仕様書に明 示する必要がある。特記仕様書の明示例を付属資料 2 に示す。 設計金額 平成17年度 平成18年度 平成19年度~ 対象業務 試行 対象業務 100万円 以上 200万円 以上 試行 対象業務4
2-3 適用基準
電子納品にあたっては、国土交通省が策定した各電子納品要領(案)等に準拠する。 ただし、本ガイドライン(案)と差異が生じた場合は、本ガイドライン(案)を優先する。 国土交通省等が策定した準拠すべき基準については、以下のとおり。 ① 土木設計業務等の電子納品要領(案) (平成16年6月/国土交通省) ② 測量成果電子納品要領(案) (平成16年6月/国土交通省) ③ 地質・土質調査成果電子納品要領(案) (平成16年6月/国土交通省) ④ CAD製図基準(案) (平成16年6月/国土交通省) 港湾・農業土木関係図面の場合、「一般的事項」はCAD製図基準(案)を適用し、 「工種毎の個別事項」は下記を適用する。 ・CAD図面作成要領(案) (平成17年3月/国土交通省港湾局) ・電子化図面データの作成要領(案) (平成17年4月/農林水産省農村振興局) ⑤ デジタル写真管理情報基準(案) (平成18年1月/国土交通省) 図 2-2 電子納品に関する基準の関係 <電子納品全般> ・土木設計業務等の電子納品要領(案) ・測量成果電子納品要領(案) ・地質・土質調査成果電子納品要領(案) <写真関係> ・デジタル写真管理基準(案) <図面関係> ・CAD 製図基準(案) <港湾関係図面> ・CAD 図面作成要領(案) <農業土木関係図面> ・電子化図面データの作成要領(案) 国土交通省等の基準 富山県における電子納品 富山県電子納品運用ガイドライン(案)2-4 電子納品対象書類
富山県が電子納品を義務付けとする書類は、次のとおりとする。 ・報告書 ・図面 ・現場写真 ・測量成果 ・地質・土質調査成果 富山県における電子納品は、業務の効率化や維持管理段階等での活用が図られる書類を 電子納品の対象とする。土木調査設計業務の電子納品は、設計、施工等、次の段階で活用 することを考慮し、表 2-2 の書類を電子納品の対象とする。 国土交通省との差異を含め、富山県における電子納品の対象書類を表 2-2 に示す。 表 2-2 電子納品の対象書類 (○:義務付け △:受注者の任意 ) ※ 土木設計業務等の電子納品要領(案)(平成 16 年 6 月/国土交通省)の電子納品対象書類 電子納品の対応 項 目 (フォルダ名) 書 類 電子納 品要領 (案)※ 富山県 備 考 報告書 (REPORT) 報告書 ○ ○ 図面 (DRAWING) 図面、地質平面図・地質断面図 ○ ○ 写真 (PHOTO) 現場写真(地質調査)、写真帳 ○ ○ 測量記録 ○ △ 観測手簿、精度管理表等 測量成果 ○ ○ 成果表、点の記、図面等 その他データ ○ △ 各種証明書、ファイル説 明書等 測量 (SURVEY) ドキュメント類 ○ △ 特記仕様書、協議書等 ボーリング交換用データ ○ ○ 電子柱状図 ○ ○ 電子簡略柱状図 ○ ○ コア写真 ○ ○ 土質試験及び地盤調査 ○ ○ 地質調査 (BORING) その他の地質・土質調査成果 ○ ○6 土木調査設計業務の成果品は、基本的にすべての成果を電子納品の義務付けとする。 ただし、測量業務の成果区分のうち、測量成果以外の電子納品は受注者の任意とする。 測量業務の成果区分は以下のとおりである。 (1)測量記録 測量記録は、測量作業の工程で得られる、測量成果以外の記録・資料等の成果等で あり、具体的には、観測手簿、計算簿、精度管理表等が該当する。 (2)測量成果 測量成果は、測量作業の最終工程で得られる成果等であり、成果表、点の記、図面 等が該当する。 (3)その他データ その他データは、測量機器検定証明書やファイル説明書等が該当する。 (4)ドキュメント類 ドキュメント類は、当該業務の特記仕様書や協議書、実施報告書等が該当する。
2-5 成果品の提出部数
受注者は、電子データを格納した電子媒体(CD-R) 2 部と、成果品一式を紙で 1 部提出 する。 なお、一部の業務では、成果品の提出部数が異なる場合があるため、特記仕様書の定め るところによる。 (1)成果品の提出部数 検査の効率化を考慮し、当面の間、完了検査は従来どおり紙で行うため、電子媒体を 2 部提出するとともに、検査時に使用する紙の成果品を提出するものとする。 提出する紙の製本は、簡易製本(ファイルによるとじ込み等)とし、金文字黒表紙の製本 は必要ないものとする。 なお、電子化が困難な資料については、受発注者間で協議の上、電子納品の対象外とし、 従来の形態で納品を行うものとする。 (2)マイラー原図の提出 図面の電子納品に伴い、測量業務や設計業務で従来行っていたマイラー原図の提出は原則 不要とし、この取扱いについて、受発注者間で協議しておくものとする。なお、業務上必要 な場合はこの限りではない。 (3)CAD 図面の印刷 CAD 図面の印刷にあたっては、カラー印刷を行うと黄色などが見えづらいことがあるため、 製図内容によっては、受発注者間で協議した上で、モノクロ印刷でもよいものとする。 図 2-3 設計業務、地質調査業務における成果品の構成例 図 2-4 測量業務における成果品の構成例+
○報告書 ○図面 電子媒体(CD-R)2 部 紙 1 部 成果品 ○報告書 ○図面 簡易製本でよい 電子納品対象+
○測量成果 電子媒体(CD-R)2 部 紙 1 部 成果品 ○測量成果 ○測量記録 ○その他データ ○ドキュメント類 簡易製本でよい 電子納品 対象外8
3 電子納品に関する運用
図 3-1 に標準的な電子納品の流れを示し、この章では各段階の運用、留意事項を述べる。 ※( )は、参照する項目番号を示す。 図 3-1 電子納品の流れ受発注者間の協議(着手時)
(3-1)電子メールによる情報交換
(3-2)電子データの作成
(3-3)受発注者間の協議(納品時)
(3-6)電子納品
電子成果品の受取り
(3-5) ・外観確認 ・ウィルスチェック ・チェックシステムによる チェック ・電子データの確認完了検査
(3-6)【発注者】
【受注者】
電子成果品の保管管理
電子成果品の作成
(3-4) ・電子媒体格納 ・チェックシステムによる チェック ・ウィルスチェック ・電子媒体レーベル作成3-1 受発注者間の協議 【発注者】
・
【受注者】
電子納品を円滑に行うため、着手時に受発注者間で協議を行い、双方の合意を図るもの とする。 また、電子納品データの適正化、完了検査の円滑化の観点から、納品時にも再度協議を 行うものとする。 (1)着手時の協議 1)協議事項 ・電子納品の対象とする書類、適用基準、ファイル形式等 ・電子納品するデータのチェック項目の把握 2)協議方法 ・電子納品チェックシート(付属資料 3)を用いて、以下の手順で行う。 1 受注者は、ホームページから様式をダウンロードし、発注者と協議する前に、 電子納品対象書類、適用基準、ファイル形式などを記入する。 2 受発注者間で協議を行い、双方が内容を確認し、チェックシートを仕上げる。 あわせて、納品時のチェック項目を把握しておく。 (2)納品時の協議 1)協議事項 ・着手時協議で確認した事項の実施状況確認 ・電子納品するデータのチェック ・検査対応の確認 2)協議方法 ・着手時協議で使用した電子納品チェックシートを用いて、以下の手順で行う。 1 受注者は、発注者と協議する前に、着手時協議の確認済項目と納品時のチェッ ク項目の確認・チェックを行う。 2 受発注者間で協議を行い、発注者は受注者の確認結果を踏まえ、着手時協議の 確認済項目と納品時のチェック項目の確認・チェックを行う。電子成果品に不具 合がある場合は、電子成果品を差し戻し、再提出後改めて協議を行う。 3 受発注者間で協議により、完了検査の対応の確認・チェックを行う。10
3-2 電子メールによる情報交換 【発注者】・【受注者】
業務実施中の情報交換として、以下について行う。 ・電子メールによる打合せ、連絡事項等の情報交換 ・電子メールによる書類の提出 (1)電子メールによる情報交換 業務実施中の受発注者間の打合せ、連絡事項等の情報交換に電子メールを 活用する。 なお、富山県では、電子メールに添付できるファイルの容量は 1MB 以下で ある。また、ファイル形式が「exe」のファイルは、添付してはならない。圧 縮ファイルを添付する場合は、「lzh、zip」等のファイル形式とする。 (2)電子メールによる書類の提出 業務計画書、打合せ簿等の書類については、必要に応じて、情報交換(電子 メールによる書類の提出)の対象としてもよい。なお、これらの書類以外にも 印鑑が不要な書類については、電子メールで提出してもよいものとする。 これは、電子納品を行う業務で義務付けするもの ではなく、受発注者間で 協議の上、実施の有無を決定するものとする。 印鑑が必要な書類の取扱いは、以下のとおりとする。 調査職員は、必要に応じて、メールで受けたファイルを印刷した書類(印鑑 のない書類)で決裁をとる。 後日、受注者は押印済み書類を調査職員に提出し、調査職員は、メール受 信書類と押印書類済み書類の内容が一致していることを確認の上、メール受 信書類と押印済み書類の 2 枚セットで、設計書に綴じる。 (3)電子メールデータの原本確認 電子メールでの文書データのやりとりにおいては、文書データを添付ファ イルとして送信することで確認などのやり取りを行う。その際、送信者(発議 者)は送信した電子メールのデータを保存しておく。さらに、受信側では受信 した電子メールを、添付ファイルがついた形でそのまま返信(転送)し、電子 メールにて確認したことを伝える。なお、電子メールのログ(電子メールデー タ)は双方とも完了検査終了時まで保存し、常に原本の確認を行える状態にす る。 図 3-2 電子メールを用いた書類の提出方法 注意:受信したメールを「返信」すると、添付ファイルが抜けてしまう。 添付ファイルも含めて確認する必要があるので、「転送」で送信すること。 書類 発 信者 受 信者 書類 作成、協議提出 確認 ①電子メールで送付 ②受け取ったメールを添付 ファイルがついた形でその まま返信(転送)3-3 電子データの作成 【受注者】
3-3-1 フォルダ構成
電子媒体のルート直下に業務管理ファイル、「REPORT」、「DRAWING」、「SURVEY」、 「BORING」等のフォルダを置く。 格納する電子データファイルがないフォルダは作成しなくてもよい。 各フォルダ及びサブフォルダの構成は図 3-3~図 3-5 のとおりとする。 なお、図 3-3~図 3-5 に示すフォルダやファイル以外のもの(電子納品閲覧用 ビューワソフト等)を格納してはならない。ただし、スタイルシート(XSL ファ イル)の格納は任意とする。 図 3-3 土木調査設計業務のフォルダ構成 REP01_01.XXX (報告書オリジナルファイル01_01) REPnn_mm.XXX (報告書オリジナルファイルnn_mm) INDEX_D.XML(業務管理ファイル) INDE_D03.DTD 電子媒体ルート BORING (地質データフォルダ) SURVEY (測量データフォルダ) DRAWING (図面フォルダ) REPORT (報告書フォルダ) PHOTO (写真フォルダ) REPORT.XML(報告書管理ファイル) REP03.DTD ORG (報告書オリジナルファ イルフォルダ) REPORT01.PDF(報告書ファイル01) REPORTnn.PDF(報告書ファイルnn)
12 図 3-4 測量業務のフォルダ構成 (測量記録サブフォルダ) (測量データフォルダ) INDEX_D.XML (業務管理ファイル) INDE_D03.DTD (業務管理ファイルのDTD) 電子媒体ルート SURVEY DATA (測量成果サブフォルダ) (その他データサブフォルダ) CHIKEI SUIJUN KITEN WORK OTHRS (測量記録サブフォルダ) DATA (測量成果サブフォルダ) (その他データサブフォルダ) WORK OTHRS ROSEN KASEN YOUCHI DOC SURVEY.XML (測量情報管理ファイル) SURVEY02.DTD (測量情報管理ファイルのDTD) (基準点測量サブフォルダ) SURV_KTN.XML (測量成果管理ファイル) SURV_D02.DTD (測量成果管理ファイルのDTD) (水準測量サブフォルダ) (地形測量サブフォルダ) (路線測量サブフォルダ) (河川測量サブフォルダ) (用地測量サブフォルダ) (ドキュメントサブフォルダ) SURV_CHI.XML (測量成果管理ファイル) SURV_D02.DTD (測量成果管理ファイルのDTD) XXXXX001.PDF XXXXX002.PDF YYYYY001.XXX (特記仕様書ファイル) (協議書ファイル)
図 3-5 地質調査業務のフォルダ構成 REPORT 土 木設 計業務 等の電 子納品 要領(案 ) INDEX_D.XML INDE_Dnn.DTD (nnはバージョン名を示す。) 電子媒体ルート DRAWING CAD製 図 基 準(案 ) PHOTO デジタル 写真 管 理情 報 基 準( 案) SURVEY BORING BRG0150.DTD(地質情報管理ファイルのDTD) BORING.XML(地質情報管理ファイル) DATA(ボーリング交換用データフォルダ) BED0210.DTD(ボーリング交換用データのDTD) BEDNNNN.XML(ボーリング交換用データ) (NNNは0001からの連番を示す。) LOG(電子柱状図フォルダ) BRGNNNN.PDF(電子柱状図) (NNNNは0001からの連番を示す。) DRA(電子簡略柱状図フォルダ) BRGNNNN.拡張子(電子簡略柱状図) (NNNNは0001からの連番を示す。) PIC(コア写真フォルダ) CPIC0110.DTD(コア写真管理ファイルのDTD) COREPIC.XML(コア写真管理ファイル) CNNNNMMM.JPG(デジタルコア写真) (NNNN、MMMはそれぞれ番号を示す。) RKKKKLLL.JPG(デジタルコア写真整理結果) (KKKK、LLLはそれぞれ番号を示す。) TEST(土質試験及び地盤調査フォルダ) GTST0120.DTD(土質試験及び地盤調査管理ファイルのDTD) GRNDTST.XML(土質試験及び地盤調査管理ファイル) ST0210.DTD(土質試験結果一覧表データのDTD) STLIST.PDF(電子土質試験結果一覧表) STLIST.XML(土質試験結果一覧表データ) BRGNNN (NNNは割り振られた番号を示す。) TSNNNMMM.PDF(電子データシート) (NNN、MMMはそれぞれ番号を示す。) TSNNNMMM.XML(データシート交換用データ) (NNN、MMMはそれぞれ番号を示す。) TESTPIC (デジタル試料供試体写真フォルダ) SNNNMMMK.JPG(デジタル試料供試体写真) (NNN、MMM、Kはそれぞれ番号を示す。) OTHRS(その他の地質・土質調査成果フォルダ) OTHR0110.DTD(その他管理ファイルのDTD) OTHRFLS.XML(その他管理ファイル) ********.***(その他の地質・土質調査成果) SITNNNN (NNNNは割り振られた番号を示す。) 地質 ・土 質調査 成果電 子納品 要領(案 )
14 3-3-2 ファイル形式 成果品の電子データのファイル形式については、基本的に各電子納品要領(案) 等のとおりとするが、CAD データのファイル形式は SXF(sfc)とする。 成果品の電子データのファイル形式は、表 3-1 のとおりとする。 富山県において電子納品する CAD データのファイル形式は「SXF(sfc)」とする。 表 3-1 電子データのファイル形式 フォルダ名 REPORT REPORT REPORT/ORG DRAWING DRAWING SURVEY SURVEY/KITEN SURVEY/SUIJUN SURVEY/CHIKEI SURVEY/ROSEN SURVEY/KASEN SURVEY/YOUCHI SURVEY/DOC BORING BORING/DATA BORING/LOG BORING/DRA BORING/PIC BORING/TEST BORING/OTHRS PHOTO PHOTO/PIC PHOTO/DRA 地 質 デー タ 測 量 デー タ 報 告 書 図 面 その他の地質・土質調査成果 XML、DTD ドキュメント PDF、オリジナル XML、DTD PDF SXF(sfc) 電子簡略柱状図 JPEG、XML、DTD XML、DTD、JPEG、PDF 標準ファイル形式 ボーリング交換用データ 報告書ファイル XML、DTD 報告書オリジナルファイル XML、DTD SXF(sfc) オリジナル形式 電子柱状図 XML、DTD、PDF、TXT、SXF(sfc)、拡張DM、 TIFF XML、DTD 基準点測量 XML、DTD、PDF、TXT、SXF(sfc)、オリジナル XML、DTD、PDF、TXT、SXF(sfc)、オリジナル 用地測量 XML、DTD、PDF、TXT、SXF(sfc)、拡張DM、 オリジナル 電子納品対象書類 XML、DTD XML、DTD、PDF、TXT、SXF(sfc)、オリジナル XML、DTD PDF 対象項目 業務管理ファイル XML、DTD、PDF、TXT、SXF(sfc) 報告書管理ファイル コア写真 各種試験結果、地盤調査 地質情報管理ファイル 図面管理ファイル 図面ファイル 河川測量 測量情報管理ファイル 路線測量 水準測量 地形測量 写 真 写真管理ファイル XML、DTD 現場写真(地質調査)、写真帳 JPEG 参考図 JPEG、TIFF(G4)
3-3-3 各ファイル作成の留意事項 (1)業務管理ファイル 1)管理情報 基本的に「土木設計業務等の電子納品要領(案)」に準じて作成するものと するが、富山県独自運用、留意事項については、下記及び付属資料 4 の管理 項目の記入例を参照する。 2)委託番号 業務管理項目のうち設計書コードは、業務毎に定められた委託番号を記入 する。 3)境界座標 業務場所を示す境界座標(緯度経度)は必須入力項目であり、境界座標の 調査方法については、付属資料 7 を参照する。 (2)報告書ファイル 報告書ファイル(PDF ファイル)の容量は 10MB 以下を目安とし、それより大 きくなる場合は、章や節で分割して 1 ファイルが 10MB 以下となるように考慮す る。 (3)写真ファイル 1)写真ファイルの格納フォルダ 地質調査の現場写真等の写真ファイルは、写真フォルダ(PHOTO)、または、 報告書ファイルに貼付けた上で報告書フォルダ(REPORT)に格納する。格納 フォルダは、再利用性や写真の枚数等を考慮の上、受発注者間の協議により 決定する。 2)有効画素数 デジタル写真の撮影にあたっては、有効画素数を 100 万画素程度とし、黒 板の文字等の内容が判読できる精度を確保する。過大な画素数とすると、デ ータ容量が大きくなり、パソコンでの閲覧時に支障が生じるなど不都合があ るため、留意すること。 3)圧縮率 「デジタル写真管理情報基準(案)」において、写真ファイルの圧縮率は監 督員と協議の上決定するとされているが、富山県においては、最低圧縮率(画 質モードはファイン等)とすることを標準とする。
16 4)写真編集等 写真の信憑性を考慮し、原則として写真編集は認めない。ただし、調査職 員の承諾を得た上で、回転、パノラマ、全体の明るさの補正程度は認めるこ ととする。 電子納品する CD-R には、編集した写真データとともに、編集する前のデー タ(原本)を格納しておくものとする。編集前および編集後の写真の工種・ 種別・細別は同一内容とし、写真タイトルは以下のように違いを明記するも のとする。 (例) 作業完了写真のつなぎ編集を行った事例 ・編集後写真(つなぎ写真)の写真タイトル・・・・作業完了(編集後) ・編集前写真(原本)の写真タイトル ・・・・作業完了(編集前) (4)図面ファイル 1)ファイル形式 富山県において、電子納品するCAD図面のファイル形式は「SXF(sfc)」とす る。また、納品フォーマットのレベルは「SXF Ver2.0 レベル2」とする。 国土交通省では、CAD図面のファイル形式は、原則としてSXF(p21)と定めて いるが、富山県はファイルサイズの小さいSXF(sfc)とする。 【参考】 SXF 形式: 異なる CAD ソフト同士でデータを交換するための標準フォーマット で、「p21 形式」と「sfc 形式」の 2 種類がある。 p21 形式:SXF 形式の内、ISO の国際標準規格に準拠した形式。 sfc 形式:SXF 形式の内、関係者間での CAD データ交換のための簡易な形式。 SXF Ver2.0 レベル 2: SXF の開発レベルのうち、既開発のレベルで、建設 業界の電子納品で用いる 2 次元図面データの交換を可 能とするレベル。(例えば、寸法線は SXF 仕様の寸法線 要素として作図する必要がある。) 2)CAD データの作成 CAD データを作成する際のファイル名、レイヤ名、レイヤ分類、線色、線 種は、工種に応じ、表 3-2 の基準を適用する。 表 3-2 工種による適用基準 分野 適用基準 制定者 土木 CAD 製図基準(案) 国土交通省 港湾 CAD 図面作成要領(案) 国土交通省港湾局 農業土木 電子化図面データの作成要領(案) 農林水産省農村振興局 森林整備 類似工種を準用 - その他 類似工種を準用 -
各基準(案)、要領(案)に規定のない工種は、以下のように運用する。 ・原則として類似した工種を準用する。 ・類似した工種を準用する場合には、受発注者間で協議の上決定し、その 内容を図面管理項目の「受注者説明文」に記述する。 3)表題欄 CAD 製図基準(案)に記載されている表題欄は施工場所欄等がなく、富山県 で従来使用している表題欄とした方が分かりやすいこともあるため、使用す る表題欄は受発注者間で協議の上、決定する。 4)CAD データのチェック 受注者は、作成した CAD データが CAD 製図基準(案)等に準拠していること を SXF ブラウザ等により確認する。 確認すべき項目は次のとおり。 ○必須項目(CAD 製図基準(案)等に従った内容確認) ・作図されている内容(データ欠落・文字化け等) ・適切なレイヤに作図(レイヤの内容確認) ・紙図面との整合(印刷時の見え方とデータの同一性確認) ・図面の大きさ ・図面の正位 ・輪郭線の余白 ・表題欄(記載事項等内容確認) ・尺度 ○任意項目(CAD 製図基準(案)等の原則に合っていること) ・線色 ・線種 ・文字 4)その他 CAD データの細部の取扱いについては、「CAD 製図基準に関する運用ガイド ライン(案)/国土交通省」を参考とする。 【参考】 SXF ブラウザ: SXF 形式の CAD データファイルを閲覧するソフト ダウンロード先(国土交通省国土技術政策総合研究所) http://www.nilim-ed.jp/index_dl2.htm CAD 製図基準に関する運用ガイドライン(案) (平成 17 年 8 月/国土交通省) : ダウンロード先(国土交通省国土技術政策総合研究所) http://www.nilim-ed.jp/index_denshi.htm
18 (5)図面管理ファイル 1)管理情報 基本的に CAD 製図基準(案)に基づき作成するものとする。 港湾、農業土木設計についても、CAD 製図基準(案)に準じる。 富山県の独自運用、留意事項については、下記及び付属資料 4 の管理項目 の記入例を参照する。 2)対象工種 「対象工種(数値)」は、CAD 製図基準(案)に規定する数値を入力するも のとし、付属資料 8 を参照する。港湾、農業土木、森林整備、その他の工種 については表 3-3 の数値を入力する。 表 3-3 対象工種 対象工種 入力数値 備 考 農業土木 501~ 電子化図面データの作成要領(案)の対象工種 に従い、入力数値を選択する。 港湾 601~ 対象工種の入力数値は、CAD 図面作成要領(案) において、工種毎に 501~520 で定められてい るが、富山県では、600 番台の数値(601~620) に置き換えて入力する。 森林整備 700 森林整備関係の独自の工種に適用する。 その他 800 3)追加工種 港湾、農業土木、森林整備、その他の工種の場合(対象工種の入力数値が 100 以降)、「追加対象工種(数値)」には「対象工種(数値)」と同値、 「追加対象工種(概要)」にはその概要を記入する。 4)追加図面種類 CAD 製図基準(案)、CAD 図面作成要領(案)、電子化図面データの作成要領 (案)に定義のない図面種類とする場合は、「追加図面種類(略語)」と「追 加図面種類(概要)」に追加した図面種類を記入する。 5)新規レイヤ CAD製図基準(案)、CAD図面作成要領(案)、電子化図面データの作成要領 (案)に定義のないレイヤを使用する場合は、受発注者間協議により決定した レイヤ名及び作図内容の概要を、「新規レイヤ名(略語)」、「新規レイヤ(概 略)」に記入する。 6)受注者説明文 CAD 製図基準(案)、CAD 図面作成要領(案)、電子化図面データの作成要領 (案)に規定のない工種の図面の場合、準用した類似工種等の内容を「受注者
説明文」に記入する。 (6)測量成果ファイル 1)測量図面の納品形式 測量成果電子納品要領(案)においては、図面の納品形式が測量区分毎に 様々であるが、富山県においては、原則 CAD データで納品するものとし、フ ァイル形式は SXF(sfc)とする。製図方法は、CAD 製図基準(案)に準じる。 平板測量の成果である地形図は、測量成果電子納品要領(案)では、電子 納品の対象外として地形図原図・複製用ポジ原図(第二原図)による納品と されているが、富山県では、原則として CAD データ(SXF(sfc))で納品する。 TS 地形測量、デジタルマッピング等の地形測量で、DM(デジタルマッピン グ)データを成果として納品する場合は、DM データ(拡張 DM 形式)に加え CAD データ(SXF(sfc))を納品する。DM データで納品できない場合は、発注 者と協議の上、CAD データの納品でもよい。 表 3-4 主な測量図面の納品形式 区分 測量細分類 成果等の名称 国土交通省にお ける納品形式 富山県における 納品形式 平板測量 地 形 図 原 図 ・ 複 製 用 ポジ原図(第二原図) 電子納品対象外 CAD データ DM データ 拡張 DM 拡張 DM+CAD データ または CAD データ 地形 測量 TS 地形測量 デジタルマッピ ング 地 形 図 原 図 ・ 複 製 用 ポジ原図(第二原図) 電子納品対象外 CAD データ 路線 測量 縦断測量 横断測量 協議による 協議による CAD データ 応 用 測 量 用地 測量 用 地 実 測 図 等の作成 TXT または拡張 DM TXT ま た は 拡 張 DM 拡張 DM+CAD データ または CAD データ 2)平板測量の地形図 平板測量の成果として電子納品する地形図の成果区分は、測量成果(DATA) とする。ファイルの命名は、測量成果電子納品要領(案)のファイルの命名規 則に準じるものとし、以下を参考とする。 〇〇〇▲▲nnn.XXX 〇〇〇:測量細区分(大文字英数字 3 文字) 測量細区分は「CH*」とし、「*」は通常「A」を記入する。この記号は該 当する測量細区分サブフォルダ名の末尾英数字と一致させる。 ▲▲ :成果種類の記号(大文字英数字 2 文字) 成果種類の記号は「B*」とする。成果等のカテゴリを「面の成果」 とするため設定記号は「B」とし、「*」は測量細区分内での連番を割り 当てる。 nnn :同一種類の成果ファイル内で連番(001~999) XXX :固有の拡張子 【ファイル名称例】 平板測量の地形図 CHAB1001.SFC
20 3)測量記録サブフォルダ 測量成果電子納品要領(案)では、「格納する電子データファイルがないフ ォルダは作成しなくてもよい。」とされているが、管理項目のうち測量記録 フォルダパス名の記入が必須となっているため、測量記録サブフォルダにつ いては、格納する電子データファイルがない場合であっても、フォルダを作 成しておく。 4)その他 測量成果データの細部の取扱いについては、「現場における電子納品に関 する事前協議ガイドライン(案)[測量編]/国土交通省」を参考とする。 【参考】 現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[測量編] (平成 15 年 9 月/国土交通省) : ダウンロード先(国土交通省国土地理院) http://psgsv.gsi.go.jp/koukyou/denshinouhin/index.htm (7)測量情報管理ファイル 基本的に「測量成果電子納品要領(案)」に準じて作成するものとするが、留 意事項については、付属資料 4 の管理項目の記入例を参照する。 (8)地質・土質調査成果ファイル 1)電子簡略柱状図、地質平面図、地質断面図 CADデータのファイル形式は、SXF(sfc)とする。 2)デジタルコア写真 電子 媒 体に 記 録す る デジ タ ルコ ア 写真 の ファ イル の 記録 形 式は JPEGを 基 本とする。JPEG形式は圧縮を行うことにより画質が劣化するため、圧縮は極 力行わず、高品質画像で提出する。 電子媒体に記録するコア写真については、ボーリングコアの色、亀裂の判 読ができ、かつ、拡大して使用されることが想定されるため、有効画素数は、 200 万画素を超えることを原則とする。 また、コア写真は、35mmカメラ等で撮影した写真をスキャナで取り込むこ とやネガをフィルムスキャナで取り込んだものも納品可能とし、スキャニン グの解像度は、亀裂の程度等が判読できる解像度を確保するよう留意する。 3)その他 地質・土質調査成果データの細部の取扱いについては、「現場における電 子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[地質・土質調査編]/国土交通省」 を参考とする。
【参考】 現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[地質・土質調査編] (平成 15 年 1 月/国土交通省) : ダウンロード先(国土交通省国土技術政策総合研究所) http://www.nilim-ed.jp/index_denshi.htm (9)地質情報管理ファイル 基本的に「地質・土質調査成果電子納品要領(案)」に準じて作成するものと するが、留意事項については、付属資料4の管理項目の記入例を参照する。
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3-4 電子成果品の作成 【受注者】
3-4-1 電子媒体格納 成果品の電子納品において、使用する電子媒体は CD-R とし、書き込み形式は、 ISO9660 フォーマット(レベル 1)とする。 電子データは、原則として、1 枚の CD-R に格納することとし、複数枚の CD-R に 格納する場合には、土木設計業務等の電子納品要領(案)の「成果品が複数枚に渡る 場合の処置」に従うものとする。 【参考】 ISO9660 フォーマットISO(International Organization for Standardization 、 国 際 標 準 化 機 構 ) で定められた CD-R を作成する時のフォーマット。 主要な OS との互換性が配慮されており、特定のプラットフォームに依存しな い。そのかわり、ファイル名やフォルダ名の文字種、文字数の制限が厳しい。 ISO9660 フォーマットにはレベル 1 からレベル 3 までの段階があり、レベル 1 の場合、ファイル名は 8 文字+拡張子(3 文字)まで、ディレクトリ名は 8 文字 までの制限がある。 長期的な保存という観点から、国際的標準である ISO9660 フォーマットの中 でも OS 間での互換性が最も高い「レベル 1」を標準としている。 3-4-2 チェックシステムによるチェック 受注者は、作成した電子成果品のフォルダ構成・名称、ファイル名称等が各電子 納品要領(案)等に従っているかをチェックする。 電子データの形式的なチェックは、国土交通省の電子納品チェックシステムを用 いるものとする。 受注者は、チェックの結果、エラーが発生する場合は、その原因を確認し、エラ ーのない状態で納品する。 本ガイドライン(案)は、国土交通省の各電子納品要領(案)等と部分的に異なる事 項があるため、電子納品チェックシステムでエラーメッセージや注意メッセージが 表示されることがある。受注者は、納品する際に、発注者の了解を得ておくものと する。想定されるメッセージの内容を付属資料 5 に示す。
【参考】 電子納品チェックシステム: 電子納品データの形式的なチェックを行うため のソフト ダウンロード先(国土交通省国土技術政策総合研究所) http://www.nilim-ed.jp/index_dl.htm 3-4-3 ウィルスチェック 受注者は、納品前に、作成した成果品のウィルスチェックを行い、ウィルスチェ ックに使用したソフト名、ウィルス定義日、チェック日を CD-R のレーベルに表記 する。 インターネットに接続した機器で電子データを交換・共有している環境はウィル スに感染する危険が高いと言える。そのため、データを交換・共有するすべてのコ ンピュータにウィルス対策ソフトを常駐させ、定期的に最新のウィルスパターンに 更新するものとする。また、日々の電子化書類のやり取りでウィルスが発見・駆除 された場合は、文書の作成者に速やかに連絡し、感染源を特定して対策を取るもの とする。
24 3-4-4 電子媒体レーベル作成 CD-R のレーベル作成は、以下のいずれかの方法による。 ・プリンタによる直接印刷 ・油性マジックによる手書き また、CD-R の表面には、以下の項目を記入する。 ・委託番号 ・何枚目/総枚数 ・業務名称 ・作成年月 ・発注者名 ・受注者名 ・ウィルスチェックに関する情報 ・フォーマット形式 (1) レーベル作成 レーベルを手書きする際は、ボールペン等硬質な筆記具は使用しないこと。 また、CD-R のレーベル面に印刷したシールを貼り付ける方法は、シールによ って温湿度の影響で伸縮し、CD-R が損傷することにより内容が失われてしまう ことや、CD ドライブに損傷を与えることがあるので使用しないこと。 (2)CD-R の表記内容 委託番号は、業務毎に定められた委託番号を記入する。 業務名称には、文頭に発注年度を記入すること。 (記入例) 平成 18 年度 ○○○○○○業務 また、ウィルスチェックに関する情報には、以下の項目を記入する。 ・ソフト名 ・ウィルス定義 ・チェック年月日 (3)CD-R ケース 「土木設計業務等の電子納品要領(案)」では、CD-R を収納するケースの背 表紙には「業務名称」、「作成年月」を横書きで明記すると規定されているが、 富山県では、ケース背表紙への表記は不要とする。 また、ケース蓋は透明なものとし、CD-R の記載事項が見えるものとする。
図 3-6 CD-R への表記例 3-4-5 データのバックアップ 受注者は、日頃から電子データのバックアップに努める。 受注者は、日頃から、ハードディスク(普段使用しているものとは別のハードデ ィスク)や電子媒体(CD-R(W)、DVD-R(W)、MO 等)に電子データのバックアップをと るものとする。 県では、納品された電子媒体を最低 5 年間の保管管理を行うため、CD-R は 5 年間 程度に劣化の生じない品質のものを使用する。CD-R は湿気、温度、紫外線等の影 響によりデータが破損することがあるため、取扱いにあたっては、直射日光のあた る場所や、高温多湿の場所を避けるよう留意する。 3-4-6 電子納品チェックシートの活用 受注者は、電子納品を行う前に、電子納品チェックシートにより電子成果品の確 認を行う。 受注者は、電子成果品の内容を電子納品チェックシートに基づき、不具合のない ことを確認する。不具合があった場合は、速やかにデータの修正を行う。 委託番号 170000000 1/1 ○○○○○○業務 平成○年○月 発注者 富山県○○事務所 受注者 ○○株式会社 ウィルス対策ソフト名:○○ ウィルス定義:○○年○月○日版 チェック年月日:○○年○月○日 フォーマット形式:ISO9660(レベル1) 180000000 1234567 平成 18 年度 ○○○○○○業務
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3-5 電子成果品の受取り 【発注者】
調査職員は、電子納品チェックシートに基づき、以下の確認を行う。 ・電子媒体の外観確認 ・ウィルスチェック ・チェックシステムによるチェック ・電子データの確認 (1) 外観確認 調査職員は、目視で「電子成果品に破損がないか」、「CD-R のレーベルに間違 いがないか」を確認する。 (2) ウィルスチェック 調査職員は、受領した電子媒体のファイルを開く前に、各ファイルにウィル スが含まれていないかをウィルス対策ソフトを利用して確認する。 (3) チェックシステムによるチェック 調査職員は、電子成果品のフォルダ構成・名称、ファイル名称等が各電子納 品要領(案)等に従っていることをチェックする。チェックには、国土交通省の 電子納品チェックシステムを利用する。 (4) 電子データの確認 調査職員は、電子納品の対象とした電子データが電子媒体に格納されている ことを確認する。また、納品された電子データと紙の成果品の同一性を確認し ておく。 また、CAD 図面が適切なデータとなっているか電子納品チェックシートに基 づき確認を行う。 これらの確認で不具合がある場合は、発注者は、受注者に電子成果品を差し戻し、 速やかな修正を求める。3-6 検査の対応 【発注者】・【受注者】
3-6-1 受発注者間の協議 効率的な検査を行うため、納品時に、検査対応について受発注者間で協議を行う ものとする。 検査対応は、納品時に電子納品チェックシートに基づき、電子データで検査を行 う書類や検査用機器の準備、使用ソフト等について、受発注者間の協議により決定 するものとする。 3-6-2 検査の対応 検査用機器(パソコン、モニター等)は、検査場所に応じ、発注者または受注者 が準備する。 検査員が閲覧を希望する書類の検索・表示を行うための機器操作は、原則として 受注者が行う。 (1)検査方法 書類検査は、電子データで行うことが望ましいが、当面、検査を効率的に 行うため、印刷物を併用して行うものとする。 (2)検査用機器 電子データによる検査を行う場合、検査用機器の準備は、検査場所に応じ て、以下により行う。 ○発注事務所(土木センター、農地林務事務所等)で書類検査を行う場合 ・・・・原則として、発注者が機器を準備する。 ○現場で書類検査を行う場合 ・・・・受注者が現場事務所等に機器を準備する。 ※ただし、上記によれない場合は、別途受発注者間で協議する。 検査用機器として、17 インチ以上のモニターを使用することが望ましい。 検査員閲覧用モニター (17 インチ以上を推奨) 操作用パソコン28 (3)機器の操作 検査員が閲覧を希望する書類の検索・表示を行うための機器の操作は、原則 として受注者が行う。受注者は、電子媒体の内容や閲覧用ソフトの機能を熟知 するものを、操作補助員としてつけてもよい。効率的な検査を行うため、受注 者は、ソフトの操作を十分に習熟しておく必要がある。 写真ビューワソフトを使用する場合(写真フォルダ(PHOTO)に格納した写真を 見る場合)は、以下の機能を有するものを使用する。 ・サムネール表示、および拡大表示、回転表示ができる。 ・工種・撮影箇所・代表写真等による絞込み機能がある。 ・分類名順・撮影年月日順等による並べ替え機能がある。 ・特定の写真を同一画面で対比させることができる。(付箋機能) ・写真の画素数が表示できる。 また、受注者は検査時に使用するビューワソフトを、納品する電子媒体に格 納してはならない。受注者は、発注者にビューワソフトを提供する場合は、ソ フトのみを格納した電子媒体(CD-R)を発注者に提出するものとする。その場 合、CD-R をパソコンに挿入した際、自動的に起動するものを用いてはならない。