2009年12月期 決算説明
経 営 報 告
ライオン株式会社
代表取締役社長 藤重貞慶
決算ハイライト
全社業績概要(対前年同期)
率 (%) 額20.22
54.6
111.4
100.3
3,219.4
2009年
8.99
24.2
35.4
17.5
△162.8
前年増減80.1
11.23
EPS(円)79.8
30.4
当期純利益46.6
76.0
経常利益21.3
82.7
営業利益△4.8
3,382.3
売上高2008年
(単位:億円)-60 -50 -40 -30 -20 -10 0 10 20 08年1月 08年2月 08年3月 08年4月 08年5月 08年6月 08年7月 08年8月 08年9月 08年10月 08年11月 08年12月 09年1月 09年2月 09年3月 09年4月 09年5月 09年6月 09年7月 09年8月 09年9月 09年10月 09年11月 09年12月 米ドル タイバーツ 韓国ウォン 対2008年1月比 円高 円安
為替の推移
決算ハイライト
2009年の経営環境
13%の円高 タイバーツ 23%の円高 韓国ウォン 対、08年年間平均 通貨原油(ドバイ)
粗パーム油(マレーシア)
0 20 40 60 80 100 120 140 05/1 06/1 07/1 08/1 09/1 (US$/BBL) 0 500 1000 1500 2000 2500 3000 3500 4000 4500 05/1 06/1 07/1 08/1 09/1 (RM/t)原料価格の推移
RM2,320/ton $61.7BBL 2009年実績値 年初想定(年間) 2008年実績値 原料 RM1,700/ton $60/BBL RM2,839/ton $93.5/BBL 粗パーム油 原油決算ハイライト
2009年の経営環境
100
100
100
08年
99
103
102
09年
100
103
103
07年
単価
個数
金額
当社参入44市場計 対前年同期比市場環境(国内家庭品)
◇ インフルエンザ予防関
連分野が大幅に市場拡大
◇ 4~6、8、9月は好天・
高温により洗濯関連市場
が拡大
香港
中国
韓国
4.6
1.1
2.6
08年年間8.2
9.0
▲2.5
シンガポール
▲1.2
2.2
▲3.2
タイ
▲3.2
2.4
▲3.0
マレーシア
09年予測 08年年間 09年予測市場環境(海外GDP)
08年実績値はIMF、09年は12月時点の三菱総研予測決算ハイライト
2009年の経営環境
(㈱インテージ SRIデータ)決算ハイライト
所在地別業績概要
※全社の為替レート変動の影響を除く実質売上高は前期比△2.4%
21.3 17.5 100.3 82.7 △4.8 △162.8 3,219.4 3,382.3 合 計 ― 3.5 3.3 △0.1 ― ― ― ― 消去又は全社 16.9 14.0 96.9 82.9 △4.8 △162.8 3,219.4 3,382.3 計 159.1 9.5 15.6 6.0 △4.8 △23.2 456.7 479.9 海 外 5.8 4.4 81.3 76.8 △4.8 △139.6 2,762.7 2,902.4 国 内 率(%) 額 率(%) 額 増減 2009年 2008年 増減 2009年 2008年 営業利益 売上高 (単位:億円)※海外の為替レート変動の影響を除く実質売上高は前期比+12.1%
決算ハイライト
セグメント別業績概要
― △0.0 △0.1 △0.1 ― ― ― ― 消去又は会社 21.3 17.5 100.3 82.7 △4.8 △162.8 3,219.4 3,382.3 合 計 △60.6 △1.4 0.9 2.4 △59.5 △40.6 27.6 68.3 そ の 他 ― △7.2 △13.2 △6.0 △29.7 △93.4 221.2 314.7 化 学 品 241.6 17.5 24.7 7.2 △2.0 △33.2 1,602.1 1,635.4 ハウスホールド 11.1 8.7 88.0 79.2 0.3 4.4 1,368.3 1,363.8 ヘルスケア 率(%) 額 率(%) 額 増減 2009年 2008年 増減 2009年 2008年 営業利益 売上高 (単位:億円) ※為替レート変動の影響を除く実質売上高は、 HC:前年同期比+1.9%、HH:同+1.5%、 HC+HH:+1.7%(単位:億円)
決算ハイライト
営業利益の対前年増減
100 82 +31 +43 Δ9 Δ28 Δ19 0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 2009年営業利益 競争費用増 一般経費他増 売上減による粗利減(原価・物流) 原油・植物油脂の影響による利益増 トータルコストダウン(原価、物流費等) 2008営業利益新・快適生活産業
No.1企業をめざす
環境対応先進企業
をめざす
企業文化の活性化
を推進する
3つのビジョン
キーワード
健康
快適
環境
成長戦略の推進
ブランド価値の最大化
1) 100億円ブランドの拡充
2) No.1ブランドの拡充
3) 新規需要創造型ブランドの投入・育成
1) 重点分野市場(洗濯用洗剤、 オーラルケア)
地位強化戦略推進
国内
海外
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
100億円ブランド
その他
34%
58%
「100億円ブランド」
の売上構成比
重点ブランドへの集中化進展
※個別の売上に対する構成比
100億円ブランド・№1ブランドの強化
2009年の
新製品
新製品寄与率17%
08年:21%
主力ブランドを中心に新製品を投入
新規需要開拓を積極的に推進
新規需要創造型ブランド投入・育成
「グッスミン」「キュプルン」09年3、4月発売
09年3月発売
「スタイルガード」通販事業
20億円突破
07年4月
「ナイスリムエッセンス ラクトフェリン」09年10月
海外事業成長戦略
アジア地域における
重点分野市場(洗濯用洗剤、オーラルケア)
地位向上戦略推進
①粉末・液体洗剤のシェア拡大
②オーラルケア「システマ」ブランドの強化
③コストダウンの推進
1.ブランド戦略
①グローバルブランド「トップ」の育成・導入
②ローカルブランド競争力強化。タイ「パオ」、韓国「ビート」。
2.新製品の積極導入
①粉末洗剤
新ブランド 韓国 「ゼット」
②新コンセプト液体洗剤
マレーシア 「除菌 トップ」
韓国 「香りつづくビート」
③高付加価値コンパクト洗剤
タイ 「パオ・シルバーナノ」 (除菌・防臭)
韓国 「ビートドラムカラーケア」
海外事業成長戦略
洗濯用洗剤分野
戦略
戦略
0 20 40 60 80 100 120 140 2007 2008 2009 (%)ヘビー洗剤売上推移
現地通貨ベース 2007年=100マレーシアでシェアNo.1獲得
1.ブランド戦略
①グローバルブランド「システマ」の重点強化
②子供市場、喫煙者市場でのグローバルブランド展開
「KODOMO」 「ザクト」
2.新製品の積極導入
韓国で「デンターシステム」をシリーズで新発売
オーラルケア分野
戦略
戦略
海外事業成長戦略
0 20 40 60 80 100 120 2007 2008 2009 (%)オーラルケア売上推移
現地通貨ベース 2007年=100収益力強化
42.4 46.6 50.1 46.6 40 45 50 55 2006年 2007年 2008年 2009年 (%) 原価率(対 連結売上高)「コストダウン」
「原材料価格下落」
「売上構成の変化」
→「原価率」は、
△4.1P
◇製造サイクル短縮化
月次管理→旬次管理で在庫日数減
◇工場直送推進
プロセス革新
環境対応先進企業を目指して
植物原料への転換
水資源の環境保全
ライオンエコケミカルズ有限公司
(マレーシア)
植物系洗剤原料 MES
(アルファスルホ脂肪酸メチルエステル塩)外販事業
特長
①速い生分解
②硬水での高洗浄力
③カーボンニュートラル
環境対応
MES事業について
原料の選択から、廃棄まで、科学的根拠を持つ目標水準を設定、 それをクリアし環境配慮度を高めていく
環境対応
商品を通じた環境配慮
「ライオン エコ基準」①原料
調達
③製造
④物流
②材料
調達
⑤使用
⑥廃棄
CO
2の削減
資源の循環
水環境にやさしい
・包材削減 ・つめかえ ・リサイクル材料 の使用 ・植物原料 の使用 ・コンパクト化 ・濃縮化 ・使用量削減 ・省エネ/節水 ・省エネ ・廃棄物削減「ライオン エコ基準」評価項目
環境対応
国連が提唱する「グローバルコンパクト」に参加(09年~)
「グローバル・コンパクト」は、持続可能な成長を目指し、世界的に確立された「人権、労働、環境、腐敗防 止」に関する10原則からなる、企業及び団体による自主的な取り組みです。コフィー・アナン前国連事務総長の 提唱により2000年に創設され、2009年6月現在で、世界の約130カ国、約6,800の企業・団体(日本の企業・団体 89を含む)が参加しています。「グローバル・コンパクト」への参加企業・団体は、人権の保護、不当な労働の 排除、環境への対応、腐敗の防止に関わる10原則の実現に向けて努力を継続しています。 チャレンジ25キャンペーンに参画「エコ・ファースト推進協議会」設立(09年)
「エコ・ファースト」企業に認定(08年)
2008年6月、当社は中長期環境保全目標を「エコ・ファーストの約束」として 環境大臣に宣言し、製造業として初めてエコ・ファースト企業に認定されました。 2009年6月、経過報告会に出席し、2020年にCO2排出量を67%削減 (90年比)する目標に対し、2008年で38%削減を達成し順調に進捗して いることなどを、斉藤環境大臣に報告いたしました。 日本水環境学会「ライオン賞」創設 (09年~) FTSE4Good Global Index に選定(08年、09年)05-09年 施策の評価 ①
(1)成長基盤強化
①主力ブランド強化(100億ブランドは4→8)
②機能性食品分野参入
③OTC事業基盤強化(「バファリン」商標権取得)
④海外事業強化(生産能力増強)
⑤MES事業推進
⑥新研究開発施設
(2)収益構造改革
①トータルコストダウン推進
②拠点整備
(生産拠点集約(東京工場閉工)、研究拠点整備)
③事業の重点化
(食品事業、ビルメンテナンス事業売却)
④流通在庫削減
(3)組織能力向上
①事業推進体制強化(ヘルスケア、ハウスホールド、
05-09年 施策の評価②
(1)売上高
(目標4,000億円)
①国内消費財市場(日用品、薬品)
②世界的不況の影響による化学品の低迷
③海外事業の円高による目減り
④事業・関係会社の再編
(食品、ビルメンテナンス事業譲渡)
(2)経常利益
(目標200億円)
①原油・植物油脂高騰によるコスト増
②薬品事業の売上未達
05-09年 業績の評価
2010年 経営環境
(原料・為替)
2.70
2.73
バーツ (円/BT)0.0738
93.7
2,320
36,000
61.7
2009年
(年間)
0.0750
93.0
2,600
45,000
75.0
2010年
(想定)
ウォン (円/Won) ドル (円/$)為替
パーム油 (RM/ton) 国産ナフサ (円/KL) ドバイ原油 ($/BBL)原料
100
100
100
08年
99
103
102
09年
100
103
103
07年
99
99
単価
103
102
個数
102
102
金額
06年
05年
当社参入44市場計 対前期比国内市場環境(家庭品)
2010年 経営環境
(国内市場環境)
金額
102
99
103
98
101
個数
104
98
102
99
101
単価
99
101
100
100
100
国内市場環境(OTC)
当社参入8市場計 対前期比3.2
台湾
5.7
インドネシア
2.5
香港
4.0
マレーシア
8.5
3.2
伸び率
(対09年)
中国
韓国
4.0
3.2
伸び率
(対09年)
シンガポール
タイ
(%)海外(GDP伸び率)
2010年 経営環境
(海外)
◇ 各国とも3~5%の成長。中国は約9%。
◇ 衛生意識の高まりによる日用品需要の拡大
(09年12月時点の三菱総研予測)2010年 基本方針
(1)「新・快適生活産業No.1」に向けて
・国内:重点ブランド、成長分野への新製品導入
・海外:洗濯用洗剤・オーラルケア市場での地位向上
(2)「環境対応先進企業」に向けて
・「植物原料活用推進」「水環境保全」
「エコ基準クリア商品拡充」「MES事業」
(3)「企業文化の活性化」に向けて
・3つの革新
1)マーケティングの革新
2)営業の革新
3)コーポレートコミュニケーションの革新
トップから 新洗剤NANOX 誕生!
海外事業成長戦略
アジア地域における
重点分野市場(洗濯用洗剤、オーラルケア)
地位向上戦略推進
「ヘビー洗剤」
①洗濯用洗剤のシェア拡大
(グローバルブランドとローカルブランド)
②MES活用の粉末ヘビー洗剤導入
「オーラルケア」
①「システマ」のグローバルブランド化
②ローカルブランドの強化継続
化学品事業について
①「重点3事業」の強化・拡大
1)「エステル誘導体」
絶縁油関連
2)「ケッチェンブラック」「導電性コンパウンド」
用途拡大:ICトレイ用途、
二次電池用途など
3)「工業用洗浄剤」
情報電子分野、自動車分野の開拓
②コストダウンの推進
物流費削減など
2010年連結業績予想
全社 売上高 利益
(単位:億円) 率(%) 額 率(%) 額 2010年 2009年 前年増減 2010年 第2四半期 2009年 第2四半期 前年増減 0.3 △6.4 △0.3 80.5 55.0 1.7% 105.0 3.2% 100.0 3.0% 3,300.0 0.6 △5.8 △0.4 2.5 10.5 0.7% 28.3 1.9% 21.7 1.4% 1,524.0 △33.6 △3.5 7.0 0.4% 54.6 1.7% 当期純利益 対売上比(%) △22.4 △6.3 22.0 1.4% 111.4 3.5% 経常利益 対売上比(%) △8.0 △1.7 20.0 1.3% 100.3 3.1% 営業利益 対売上比(%) 2.4 35.9 1,560.0 3,219.4 売上高110%
106%
111%
化学品
126%
-
126%
その他
102.5%
108%
102%
合計
103%
108%
101%
ハウスホールド
101%
107%
100%
ヘルスケア
合計
海外
国内
2010年の業績予想概観
(前年比)
セグメント別・所在地別売上高 予想成長率
2010年連結業績予想
全社 セグメント別 売上高
2.5
80.5
3,300.0
3,219.4
合 計26.4
7.3
35.0
27.6
そ の 他10.3
22.7
244.0
221.2
化 学 品2.7
42.8
1,645.0
1,602.1
ハウスホールド0.6
7.6
1,376.0
1,368.3
ヘルスケア率(%)
額
増減
2010年
2009年
(単位:億円)2010年連結業績予想
リスク要因
◇原材料価格・為替レートの先行き不透明
◇産業需要の低迷、長期化の懸念
株主還元
配当性向(個別) - 54.7% 47.2% 53.2% 93.0% 65.4% 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年(予定) 4 4 5 5 5 4 5 5 5 5 (5) 5 (5) 5 0 2 4 6 8 10 12 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 期末配当金 中間配当金 (円) (予定)1株当り配当金
8 10 9 (10) 10 10 108.6 6.3 △6.0 △5.0 △7.2 4.5 △1.1 1.7 率(%) その他経費 研究開発費 給料及び手当 広告宣伝費 運送費及び保管費 販売促進費 販売手数料 24.6 5.3 △8.4 △9.9 △11.7 30.5 △1.9 28.5 億円 増減 5.2 166.5 5.0 168.5 22.1 711.4 20.1 680.9 4.7 151.6 4.8 163.4 311.8 90.5 132.3 188.3 1,752.9 億円 2009年 5.9 5.9 198.3 4.1 4.2 140.7 9.7 8.5 287.1 2.8 2.5 85.2 54.4 51.0 1,724.3 販売費及び一般管理費 構成比 (%) 構成比 (%) 億円 2008年