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このガイドブックについて この無料 PDF ガイドブックでは 企業戦略やマーケティング戦略に役立つフレームワークをまとめて おります このガイドブックのレベル このガイドブックは 基本的なマーケティングを理解した上で マーケティング戦略や企業戦略の立案にご活用できます ビジネスに関わるマーケターとし

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ビジネスフレームワーク集

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このガイドブックは、基本的なマーケティングを理解した上で、マーケティング戦略や 企業戦略の立案にご活用できます。ビジネスに関わるマーケターとして必要なフレーム ワークを取り揃えました。 このガイドブックの内容を理解し業務に活用すれば、事業戦略やマーケティング戦略の 考案や立案への貢献ができるようになります。 この無料PDFガイドブックでは、企業戦略やマーケティング戦略に役立つフレームワークをまとめて おります。

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(4)

コンテンツ

第一章:経営戦略に関するフレームワーク

6

プロダクト・ポートフォリオマネジメント 7 3C分析 8 PEST分析 9 5フォース分析 10 VRIO 11 7つのS 12 バリューチェーン 13 SWOT分析 14 アンゾフの経営戦略 15 コトラーの基本戦略タイプ 16

第二章:マーケティングのフレームワーク

17

マーケティング戦略策定と実行プロセス 18 STP分析 19 4P(マーケティング・ミックス) 20 PLC(プロダクト・ライフサイクル) 21 イノベータ理論 22 売上五原則 23 プロモーション 24 AIDMA〜消費者購買モデル 25 パーチェスファネル 26 RFM分析 27 パレートの法則 28

第三章:マーケター力を高めるフレームワーク

29

PDCAサイクル 30 QCD 31 オズボーンのチェックリスト 32

(5)

フレームワークを覚えよう

フレームワークとは、情報の分析や問題の発見、仕事の手順や戦略を立案する上での枠組みを

表したものです。必要な視点を漏らさず、網羅的に思考をめぐらし検討できるようにつくられて

います。したがって問題に当てはめて考えるだけで、合理的な解を導きやすくなります。

フレームワークを活用すれば、

• 思考が論理的かつ客観的になる

• 思考そのものや思考の過程がモレなくダブリなくなる

• より大きな視点で物事をとらえることができるようになる

• 思考のスピードアップにつながる

• 思考の結果を人に説明しやすくなる

というメリットが得られます。

本無料PDFガイドブックで紹介しているフレームワークの多くは、マーケターがビジネスを考

える上での思考ツールとしてよく使われ、そして有益であると認められてきたものばかりです。

みなさまのビジネスにぜひともご活用くださいませ。

(6)

経営戦略に関する

フレームワーク

(7)

01

FRAMEWORK

プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント

(PPM)

目的

それぞれの独立した事業のなかで、利益の出しやすさ、投資の必要 性の観点から余剰な経営資源を見いだし、どこに再分配するかを決定 します。

使い方

注意点

市場におけるシェア 市場成長率 問題児 花形 負け犬 金のなる木 低 高 低 高 事業D 事業B 事業E 事業A 事業C 各独立した事業を、市場成長率、市場におけるシェアをプロット します。その際に、円の大きさは事業規模を示します。 ・花形:継続して投資して金のなる木に ・問題児:市場シェアを高め、花形に ・負け犬:早期に撤退の検討を ・金のなる木:稼げるだけ稼いで利益を他の事業に分配 独立した事業での利用が前提。それぞれの事業の相乗効果や、事業 間の設備投資の共同利用などは考慮されていません。

(8)

02

FRAMEWORK

3C分析

目的

ビジネスのプレイヤーとなる市場(顧客)、競合、自社の現状を整 理しながら、事業の次の一手となるアプローチを模索します。 3Cは、それぞれの要素の頭文字をとったものです。

使い方

注意点

現状を漏れ無くダブリなく、市場、競合、自社の視点から分析し ます。3C分析では「変化」「成功要因」「資源」に着目して、それ ぞれの現状を洗い出します。変化や成功要因に着目するなら、市場 や競合から現状を分析して、最後に自社の分析をしましょう。その 結果、自社の改善点や、武器とすべき強みが明らかになります。 3Cのフレームワークを使っただけで、情報の羅列にならないよう注 意しましょう。3C分析で自社から始めると、新しい視点の少ない分析 結果になりがちです。

市場

Customer

競合

Competitor

自社

Company • 市場の変化 • 市場での成功要因 • 市場の変化に対する 競合の対応 • 競合の市場の変化対 応の成功要因 • 市場の変化に対する対応方 法 • 市場変化対応への必要資源 (ヒト、カネ、モノ)

(9)

03

FRAMEWORK

PEST分析

目的

マクロな外部環境を政治面(P)、経済面(E)、社会面(S)、技 術面(T)からモレなく把握し、事業に与える今後の見通しや変化、 影響を把握します。

使い方

注意点

PEST分析でも、「変化」に着目します。そして「変化」を通じて 将来自社の事業に与える影響をマクロ環境の視点から把握します。 モレ無くマクロな視点をみるためのフレームワークとしてPEST分 析のフレームワークを活用しましょう。その結果は、SWOT分析の O:機会、T:脅威として活用します。 自社の事業に「影響」を与えるかもしれない「影響」について、現 状から推測できる「変化」を見つけることにより把握します。各項目 に関連する情報を羅列するだけにならないよう注意しましょう。

政治面

Politics

政府や法律、規制の影響がビジネス にどのようなインパクトを及ぼす か?

経済面

Economics

短期・長期両面における経済が及ぼ す影響は? (特に国際マーケティングでは要検 討項目)

社会面

Sociocultural

社会や文化がビジネスにもたらす影 響は? (国や地域によって大きく異なる)

技術面

Technological

技術が産業にもたらす影響は?

(10)

04

FRAMEWORK

5フォース分析

目的

業界内での競争の度合いや、各プレイヤーの交渉力の強さを把握し、 それによる収益性を把握します。自社に有利に働く競争の緩和条件を 見出し、自社の収益を確保する方法を見出します。

使い方

注意点

ファイブ・フォースの5つの力関係をひとつずつ検討していきま す。各要素が業界全体にいかに大きな影響を生み出すかを判断しま す。 ファイブ・フォースも単なる情報の羅列にならないよう注意しま しょう。競争の度合いと各プレイヤーの交渉力から導かれる自社の収 益性の良し悪しと、それを改善するためのアプローチを見出せるよう にしましょう。

業界内の

競争

新規参入

業者

売り手

(供給業者)

代替品

買い手

(ユーザ)

代替製品や サービスの脅威 買い手の交渉力 新規参入 の脅威 売り手の交渉力

(11)

05

FRAMEWORK

VRIO

目的

企業の経営資源やケイパビリティ(経営資源を活用する能力)につ いての価値を評価し、強みや脅威に対処するための施策を検討する際 に用いられます。

使い方

注意点

各フレームワークの要素を他社の経営資源と比較しながら、自社 を評価します。SWOT分析のSやWの評価にも利用できます。 継続的な競争優位を得るためには、VRIOの4つの全ての要素が必要 となります。どれか1つだけが長けていても、脅威によって競争優位 が侵されることがありますので注意しましょう。

経済価値

Value

希少性

Rarity

模倣困難性

Inimitability

組織

Organization

保有する経営資源やケイパ ビリティは、機会を捉える ことができるか、外部環境 の脅威を無力化できるか? その経営資源を保有するの は、ごく少数の競合企業だ けか? その経営資源の獲得は、ビ ジネス上、極めて困難であ るか? 価値、希少性、模倣困難性 が大きい経営資源を十分に 活用するための組織か?

(12)

06

FRAMEWORK

7つのS

目的

経営資源から組織運営を考える際に利用します。企業には3つの ハードのSと4つのソフトのSがあり、これらを元にしながら企業に とって最適な事業戦略や組織運営を考えていきます。

使い方

注意点

自社の戦略を決定し、組織構造を変えてシステムを再構築します。 その後企業の価値観を浸透させ、組織の能力を高め人材の育成を目 指します。最終的にはこれらを組織に浸透させるため文化として根 付かせます。 組織の分析や、戦略の実行などで活用します。 ハードの3Sは比較的短期間に変えることができますが、ソフトの3S を変えるためには時間と膨大な労力を要します。ハードを変えてもソ フトが変わらないと、企業は変わりません。

価値観

Shared Value

文化

Style

戦略

Strategy

能力

Skill

構造

Structure

人材

Staff

システム

System

ハードの3S: 変えやす い ソフトの4S:変えにくい

(13)

07

FRAMEWORK

バリューチェーン

目的

企業の活動を価値の連鎖の構成要素に分解し、どのように価値を生 み出しているのか、どこに強みがあるのか、どこに弱みがあるのかを 分析します。 バリューチェーンは自社の分析、および競合の分析に利用されます。

使い方

注意点

バリューチェーンは、企業価値(売上、利益、製品、技術など) がどのように産み出されているかを把握するためのフレームワーク です。企業の強み・弱みは、他社と比較しながら客観的な視点でお こなうようにしましょう。 バリューチェーンを用いて自社のみの評価をしている例を見かけま す。事象を並べているか、主観的に「強い」「弱い」と評価している 場合が多い。バリューチェーンは自社の競合各社と同時に行う必要が あります。

購買

製造

流通

物流

販売

調達

(ベンダー開発、交渉)

研究開発(研究、開発、設計)

人事管理(人事、労務、総務)

全般管理(企画、財務、法務)

物品購入 仕入れ 部品配送 部品加工 商品生産 製品検査 包装梱包 商品出荷 在庫管理 マーケティング 営業販売 代金回収 サービス メンテナンス 商品管理 主活動 支援活動

(14)

08

FRAMEWORK

SWOT分析

目的

SWOT分析は、企業や事業の成功要因を導き出し、取るべき方策を 導き出すためのフレームワークです。 SWOTは、S:強み、W:弱み、O:機会、T:脅威のそれぞれの英単語の 頭文字をとっています。

使い方

注意点

現状を漏れ無くダブリなく、S/W/O/Tの視点から分析します。 PEST分析や5FなどのフレームワークでO/Tの外部環境の変化を明ら かにし、競合と比較しながら自社が外部環境の変化にいかに対応し ているかをS/Wにて評価します。 SWOTのそれぞれの項目を明らかにしたら、SxO、WxTを掛けあ わせてクロスSWOT分析をしながら事業機会を導き出します。 S/W/O/Tの各項目を書き出して満足しないようにしましょう。 SWOT分析はクロスSWOTをして、はじめてフレームワーク活用の価 値があります。 内部 分析 Strength強み 弱み Weakness 機会 Opportunity 脅威 Threat 外部 分析 強み Strength 弱み Weakness 機会 Opportunity 脅威 Threat 強みを最大限に活 かし機会を獲得 最悪の事態を軽減 するための施策 強みを活かして脅 威を機会に変える 差別化 弱点を補強して 機会をつかむ 現状分析 クロスSWOT分析

(15)

09

FRAMEWORK

アンゾフの経営戦略(成長マトリクス)

目的

自社の成長戦略策定の際に、既存事業とのシナジーを活かした成長 戦略を検討する際に用いる。事業が伸び悩んでいるタイミングでよく 使われる。

使い方

注意点

既存 市場(顧客) 市場開発 多角化 市場浸透(深堀) 新製品開発 製品と市場の組み合わせで、成長戦略の4つのシナリオを導き出 します。 アンゾフの経営戦略は、成長戦略を検討するためのフレームワー クであり、どれが最適化を教えてくれないので、それぞれのシナリ をについて自ら検証する必要があります。 一般的に、市場浸透と多角化は難しいと言われています。市場浸透 が満足にいかないから成長戦略を模索しているため、簡単にアプロー チを導きにくいです。また多角化は過去の例から見ても成功企業が少 なくなっています。 新規 製品(サービス・商品) 既存 新規

(16)

10

FRAMEWORK

コトラーの基本戦略タイプ

目的

業界における自社の戦い方を、戦略ターゲットと取るべき競争優位 性から決めます。

使い方

注意点

競争を勝ち抜くための3つの基本戦略を示したものです。自社の とりうる戦略を、競争優位性とターゲットの幅から絞り込みます。 このフレームワークは例えばSTPなどの別のフレームワークと一緒 に活用します。あくまで基本的な戦略のタイプであり、詳細を詰めな くてはなりません。 業界全体の広い市場をターゲッ トに他社のどこよりも低いコス トで評判をとり、競争に勝つ戦 略 コスト・リーダーシップ戦略 製品品質、品揃え、流通チャネ ル、メンテナンスサービスなど の違いを業界内の多くの顧客に 認めてもらい、競争相手より優 位に立つ戦略 差別化戦略 他社よりも低いコスト 顧客が認める特異性 競争優位のタイプ 特定市場に的を絞り、ヒト、モノ、金の資源を 集中的に投入して競争に勝つ戦略 コスト・リーダーシップ戦略 戦略ター ゲット の幅 (業界全体) 広いターゲット (特定の分野) 狭いターゲット 特定の市場でコスト優位に立ち、競争に勝つ戦略 コスト集中 特定の市場で差別化して優位に立ち、 競争に勝つ戦略 差別化集中

(17)

マーケティングの

フレームワーク

(18)

11

FRAMEWORK

マーケティング戦略策定と実行プロセス

目的

マーケティングの戦略立案から実行プロセスまでの一般的なフロー。 このフローにしたがってマーケティング戦略を検討していきます。

使い方

注意点

マーケティング戦略策定時の全体のプロセスを把握し、プロセス の抜けやモレが無いかを確認します。 戦略と実行の解は、必ずしもひとつであるとは限りません。いくつ かの戦略+実行案を策定してから、最適な方法を選択することもあり ます。

市場分析と市場機会の発見

1

セグメンテーション、

ターゲティング

2

ポジショニング

3

マーケティング・ミックス

(4P)

4

(19)

12

FRAMEWORK

STP分析

目的

使い方

注意点

マーケティングの基本戦略を策定

セグメンテーション

Segmentation

ターゲティング

Targeting

ポジショニング

Positioning

 市場細分化の基準を明ら かにする  市場細分化のプロフィー ルを明らかにする  市場セグメントの魅力度 を測定する方法を開発す る  ターゲットセグメントを 選択する  各ターゲットセグメント におけるポジショニング を行う  各ターゲットセグメント のマーケティング・ミッ クス戦略を策定する 2つの軸は何にするか? どこに狙いを定めて行くのか? 競合との差別化は何か? S,T,Pの順に進めます。 既存の考え方を打ち破れれば、新

(20)

13

FRAMEWORK

4P(マーケティング・ミックス)

目的

4P(マーケティング・ミックス)は、STP分析などから導き出され たマーケティング基本戦略をどのように実行するかを、4つのPの視 点から明らかにするために使われます。

使い方

注意点

4Pは必ずマーケティングの基本戦略にそって組み立てていきます。 4Pでは、製品と価格、流通と宣伝と分けて考えます。前者は販売 開始時に決定すると、その後あまり変化がありません。後者は販売 数が増えるにつれて変更を検討します。 続いて、ROI(コスト効率)が最大となる4Pの組み合わせになる よう調整していきます。 使い方で説明した順(優先度)に注意して検討しましょう。

製品

Product

流通チャネル

Place

宣伝

Promotion

価格

Pricing

製品の中身を特定し、外 見を具体的にする どようにして顧客に商品 を手渡すかを決定する 情報の伝達方法を決定。PR、 広告、販促などを具体化 汎愛価格を決定。チャネル のマージンも含む。 魅力の 提供 納 得

(21)

14

FRAMEWORK

PLC(プロダクト・ライフサイクル)

目的

市場に製品が投入されて、その姿を消していくまでには導入期、成 長期、成熟期、衰退期というプロセスを経ていきます。それぞれの段 階に応じた施策を明らかにするために用います。

使い方

注意点

自社の各製品がPLCのどの段階にあるのか把握し、会社の売上や 利益が十分確保できるよう、施策を明らかにしながら新製品投入の タイミングをはかります。特にライフサイクルが短い製品を多数抱 えている場合に有効になります。 PLCは一般的なモデルです。競合製品の市場投入や撤退により、大 きな変動をきたすことがあります。自社製品だけでなく、市場の特性 も加味して施策を検討する必要があります。 売上高 導入期 成長期 成熟期 衰退期 時間 市場拡大を 狙って、教育 啓蒙的活動を 中心に、製品 認知を高める 市場浸透を目 的とし、製品 の特徴を強調 しながら、自 社製品のブラ ンドを高める 利用メリット を中心に競合 との差別化を 行い、ブラン ドロイヤリ ティと自社製 品のシェア拡 大を狙う 支出を抑えな がら、保守的 顧客を中心に マーケティン グを行う

(22)

15

FRAMEWORK

イノベータ理論

目的

市場における新製品や新技術が普及していくモデルを明らかにし、 製品ライフサイクル(PLC)を頭にいれながら、顧客接点のマーケ ティング活動を検討していくために用いられます。

使い方

注意点

各普及の段階によって反応する顧客層が異なることを理解します。 各段階でのターゲット層を明らかにし、マーケティングの演出を検 討していきます。革新者や初期採用者はオピニオンリーダーとなり 新しさに加えて実用的意義を市場に広く伝える役割を担うことが多 くあります。 16%の普及の壁を超えなければ、なかなか投資回収は難しいもので す。初期採用者への訴求がうまく働けば、追従者への普及につながり 利益が確保しやすくなります。 革新者 Innovator 2.5% 初期採用者 Early Adaptor 13.5% 追従者 Majority 68% 遅滞者 Laggard 16% 普及の壁 (16%) ハイテク好き なオタク 新しもの好き コスト効果や安定性を重視 保守派

(23)

16

FRAMEWORK

売上5原則

目的

売上をあげる施策を検討時に、売上五原則のフレームワークを利用 して、それぞれの可能性を検討します。

使い方

注意点

売上五原則の各項目を、自社の強みや顧客ターゲットなどを検討 しながら、自社の課題がどこにあるかを明らかにし、その施策を検 討します。 それぞれの施策には優先順位をつけて、実行していきましょう。

新規顧客の獲得

既存顧客の流出防止

購買頻度を上げる

購買数を増やす

購買単価を増やす

1

2

3

4

5

(24)

17

FRAMEWORK

プロモーション

目的

企業のプロモーション方法を策定する際に、特定の方法に偏らない よう計画を練るために利用します。

使い方

注意点

マーケティングのプロモーション(広告・宣伝)のチャネルや媒 体を最大限に活用するために、さまざまな手段について検討します。 広告中心のキャンペーンやプロモーションであっても、その後の販 売促進活動や口コミなどへつなげるよう、このフレームワークを 使ってアイデアを引き出しましょう。 各項目が独立したマーケティング活動にならないよう、項目間で相 乗効果が演出できるキャンペーンの計画を心がけましょう。

パブリシティ

マスコミなどニュース性のある 情報を公の媒体に配信・報道す るコミュニケーション。費用負 担なし。

手段

特性

広告

広告主が費用を負担する宣伝。 発信者側の一方的な手段で、主 にマス市場へのアプローチに利 用される

販売促進

特定の興味、関心を持つ対象者への一方的なコミュニケーショ ン手段

人的販売

営業販売活動。顧客と直接接する双方向型のコミュニケーショ ン

クチコミ

消費者同士のネットワークによる双方向的なコミュニケーショ ン

(25)

18

FRAMEWORK

AIDMA〜消費者購買モデル

目的

消費者が購買に至るまでの心理的なプロセスをモデル化し、各心理 段階において企業が対応すべきコミュニケーション活動を設計するた めに用います。

使い方

注意点

消費者の心理プロセスを仮設としてモデル化し、その購買意欲を 高め購買を促進するためのマーケティング・コミュニケーションプ ランを設計します。 AIDMAは消費者の購買の心理プロセスのモデルです。BtoB(企業 間)取引の場合には当てはまりません。また、マス広告が十分に機能 したり、購買までに消費者があまり時間をかけない商品によく使われ ます。AIDMAが当てはまる商品とそうでないものがあることを念頭に おいてください。

注目

Attention

興味

Interest

欲求

Desire

記憶

Memory

行動

Action 顧客の反応 企業の対応 お、こんな製 品があるんだ。 認知度向上を狙った広告等 面白そうだ なぁ。 顧客ニーズに 合わせた情報 の提供 これ、欲しい なぁ。 実演や商品の 体験機会の提 供 あの製品はあ そこの店なら 売ってるぞ。 購入に必要な 情報を提供し、 手に入ること を伝える よし、買おう 迷っている 顧客に最後の ひと押し AISAS:Attention→Interest→Search→Action→Share AMTUL: Aware→Memory→Trial→Usage→Loyalty 他のバリエーション

(26)

19

FRAMEWORK

マズローの5段階欲求階層説

目的

人間の欲求心理を理解することによって、新商品の開発やコミュニ ケーション手法、販売手法、プロモーションなどのコンセプトやメッ セージを検討する際に利用します。

使い方

注意点

欲求には段階があり、その段階を経て徐々に高まっていきます。 低い欲求レベルから高い欲求レベルへと移行することにより、満足 感が生まれます。それを満たす製品や、製品の特徴を訴求しながら マーケティング活動を展開します。 過度のメッセージに気をつけましょう。購入前の期待値と購入後の 満足感の差がマイナスに働くと逆効果となります。

自己実現欲求

自尊欲求

社会的欲求

安全欲求

生理的欲求

自分の脳力を発揮し理想の 自分になりたい 自律した個人として他人か ら認められ尊重されたい 集団に帰属したり、家族や 仲間から愛されたい 脅かされること無く、安全 安心に生きたい 食事や睡眠を十分にとって 生きたい 欲求のレベルの高さ

(27)

20

FRAMEWORK

パーチェスファネル

目的

購買の初期段階の認知・発見から購入に至るまでのフローと、リー ドの総数をを図式化(モデル化)したもの。ファネルは漏斗の意味。 ファネルの下に向かって太くすべきマーケティング施策の検討の際に 用いるフレームワークです。

使い方

注意点

ファネルの各段階から各段階を分けてマーケティング施策を検討 します。それぞれの購買に関する行動は異なっており、購入意欲を 高め購買へと後押しするための具体的な方策を検討しましょう。購 買までのプロセスが長く複雑なBtoBやBtoCでも高価な商材に有効で す。 顧客になるまでには営業活動が伴うことがあります。マーケティン グ部門だけでなく、営業部門との顧客増のズレや認識の違いが無いよ う、リードの質の評価の基準を明確にしておきましょう。

Webの訪問者

Webサイトを 訪問した匿名 の訪問者

リード獲得

フォームなどを通 じて訪問者のコン タクト可能な情報 を取得

MQL

マーケティング部 門で案件につなが る可能性があると 認識されたリード

SAL

営業部門により営業 活動に値する と判断されたリード

案件化

リード側でも購 買プロセスに入 りビジネス案件 として認識され る段階

顧客

契約完了し、ユーザに なった状態

(28)

21

FRAMEWORK

RFM分析

目的

R(最終購買日)、F(購買頻度)、M(累積購買額)の観点から、 自社製品の優良顧客を探し出し、ターゲットを絞り込んだマーケティ ング活動を展開するために利用されます。

使い方

注意点

最終購買日、購買頻度、累積購買額の3つの視点から優良顧客を 絞り込みます。3つの項目のポイントが全て高い顧客は優良顧客と なります。優良顧客へは囲い込みのマーケティング活動を展開しま す。 累積購買額が高くても最近の購買が無い顧客は、競合に取られて いる可能性もあります。早急に競合からの巻き返しのキャンペーン などを展開します。 R,F,Mのそれぞれの加重は製品や業界によって異なります。優良顧 客だけでなく「潜在的な」優良顧客をみつけだしビジネスにつなげて いきましょう。

最終購買日

Recency

購買頻度

Frequency

累積購買額

Monetary 最近買ったのはいつか? どれほどの頻度で購買して いるか? これまでにどれだけの購買 量(金額)があるか?

(29)

22

FRAMEWORK

パレートの法則

目的

多くの事象では、上位20%のものが全体の80%を占めます。あらか じめ認識しておけば、マーケティングや品質管理、マネジメントでも 効果的に進めることが可能になります。

使い方

注意点

例えば、顧客を購入金額が大きい順に並べてみましょう。上位 20%が80%の売上を占めるようになります。この上位20%に営業活 動を集中し、時間を割いた方が得策といえます。 上位20%の業種、担当営業、製品などあらゆる場面で活用ができ ます。 インターネットの登場により、業務効率化をすれば、残りの80%か ら十分な売上や利益を確保するケースも見受けられます。単純に残り の80%を見切らずに適切なポートフォリオを設計することも忘れない ようにしましょう。 上位 20% 上位 80% 残り 80% 残り 20% 顧客 売上

(30)

マーケター力を高める

フレームワーク

(31)

23

FRAMEWORK

PDCAサイクル

目的

目標を着実に達成しながら、仕事やマーケティング活動を継続的に 改善していくためのプロセスのフレームワークとして用います。

使い方

注意点

まずは計画(P)からはじめます。目標や方針を十分に理解した 上で、計画に沿って実行します。実行した成果や進め方を検証し、 必要に応じて改善や修正をした上で、次回以降の計画へと盛り込ん でいきます。この一連のPDCAの流れ(サイクル)で仕事やマーケ ティング活動を継続的に改善します。 このPDCAサイクルは1度回したら終わりではありません。何度も繰 り返す中で継続的に改善していきます。 同じ失敗を繰り返さないよう、次のサイクルでは得た教訓を十分に 反映させましょう。

計画

Plan

実行

Do

検証

Check

改善

Action

目標や方針を明らか にして実現可能な行 動に落としこむ 計画に従っ て着実に実 行する 成果の達成度合いやアプ ローチを評価し、成功& 失敗の原因を分析 反省点を次 回の計画に 盛り込む

(32)

24

FRAMEWORK

QCD

目的

多くのビジネスでは、品質、コスト、納期の3要素を同時に満たせ ば、顧客満足と十分な利益を確保できます。ビジネスだけでなく、あ なたの仕事のアウトプットにも活用できます。

使い方

注意点

QCDのフレームワークを使いながら、アウトプットを最適化しま す。品質、コスト、納期は全てトレードオフの関係にあり、全てを 高いレベルに到達させるのは容易ではありません。その際には、品 質→コスト→納期の順に考えてみましょう。 品質を最重要に考えましょう。品質が満たされてないにも関わらず、 コストや納期が満たされていても、あまり意味がありません。

品質

Quality

コスト

Cost

納期

Delivery

(33)

25

FRAMEWORK

オズボーンのチェックリスト

目的

ブレーンストーミングなどのアイデアや発送出しする際に、活用す るフレームワークです。思いついたアイデアから、別のアイデアを創 出する際に利用します。

使い方

注意点

ひとつ出てきたアイデアに対し、オズボーンのチェックリストの 9つの要素についてそれぞれ検討してみましょう。 アイデアの質にこだわると発想が萎縮しがちです。まずは質を考え ずに、オズボーンのチェックリストを使って、アイデアの量で勝負し てみましょう。

転用

1

現状を変えない(少しの変更)で、新しい使い道はあるか?

応用

2

何か別の仕組みを流用できないだろうか?

変更

3

形状や特徴の一部を変更できないだろうか?

拡大

4

より大きく、強く、高く、長く、厚くできないか?時間や頻度を変えたら?

縮小

5

より小さく、軽く、弱く、短く、薄くできないか?分割や省略したら?

代用

ヒト、モノ、素材、製法、場所などを 変え代用できないだろうか?

6

再利用

要素、型、配置、順序、因果などを変 えられないだろうか?

7

逆転

反転、順番、前後などして転換したら どうなるだろうか?

8

結合

合体、融合したらどうなるだろうか? 目的やユニットを結合したら?

9

(34)

さいごに

この無料PDFガイドブックで紹介した25のフレームワークは、どれもみなさん

の業務やビジネスにお役に立てるものばかりを厳選いたしました。

今回紹介したフレームワークでまだ覚えていないものがありましたら、この際

に身につけて日々の業務やビジネスでご活用くださいませ。

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わたしたちは、事業を通じて規模にとらわれず国内400万のあらゆる企業が

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(35)

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(36)

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