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1. 微燃性冷媒関連の JRAIA 規格 ガイドライン 番号 規格番号 (JRA **) 名称 1 GL-20 特性不活性ガスを使用した冷媒設備の冷媒ガスが漏えいしたときの燃焼を防止するための適切な措置 冷凍空調機器に関する冷媒漏えい検知警報器の要求事項 微燃性 (A

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(1)

設備用リスクアセスメントSWG名簿

【委員】

・山本 昌由 (ダイキン工業(株))

・大石 久雄 (東芝キヤリア(株))

・山口 徹

(三菱重工サーマルシステムズ(株))

【オブザーバ】

・平良 繁治 (ダイキン工業(株))

・山口 広一 (東芝キヤリア(株))

・佐々木 俊治

(日立ジョンソンコントロールズ空調(株))

【事務局】

・長谷川 一広

((一社)日本冷凍空調工業会)

・高田 浩史

((一社)日本冷凍空調工業会)

微燃性冷媒を使用した

設備用エアコン

安全ガイドライン

及び

規格

(

JRA4073

,

JRA GL-19

)

2017-2-16

内藤 靖浩 (日立ジョンソンコントロールズ空調(株))

一般社団法人日本冷凍空調工業会

設備用リスクアセスメントSWG

(2)

1

1.微燃性冷媒関連の

JRAIA

規格、ガイドライン

規格番号

(JRA **)

名称

記事

(適用範囲など)

1

GL-20

特性不活性ガス

を使用した冷媒設備の冷媒ガスが漏えいし

たときの

燃焼を防止

するための適切な措置

5

トン以上

(

高圧ガス保安法エリア)

※例示基準への読み込みを検

討中(ファストトラック制度)

2

4068

冷凍空調機器に関する冷媒漏えい

検知警報器

の要求事項

3

4070

微燃性

(A2L)

冷媒を使用した

業務用エアコン

の冷媒漏えい

時の安全確保のための

安全機能要求事項

3

20

トン

ビル用マルチ、店舗PAC、

GHP

4

GL-16

微燃性

(A2L)

冷媒を使用した

業務用エアコン

の冷媒漏えい

時の安全確保のための

施設ガイドライン

5

4073

微燃性

(A2L)

冷媒を使用した

設備用エアコン

の冷媒漏えい

時の安全確保のための

安全機能要求事項

20

トン

6

GL-19

微燃性

(A2L)

冷媒を使用した

設備用エアコン

の冷媒漏えい

時の安全確保のための

施設ガイドライン

7

GL-15

微燃性

(A2L)

冷媒を使用した

チラー

の冷媒漏えい時の安全

確保のための

施設ガイドライン

7.5kW

8

4072

微燃性

(A2L)

冷媒を使用した

低温機器

の冷媒漏えい時の安

全確保のための

安全機能要求事項

3

20

トン

9

GL-18

微燃性

(A2L)

冷媒を使用した

低温機器

の冷媒漏えい時の安

全確保のための

施設ガイドライン

(3)

2.設備用エアコンとは

生産ラインの対人空調に・・・

For product line

電算機室(サーバールーム)に・・・ For saver room

熱のこもる

機械室や受電設備室に・・・

For machine room and power facility room

油煙発生が多い現場に・・・

For oil smoke

粉塵発生が多い現場に・・・

For dust

清浄度クラス1万〜10万の

クリーン空調に・・・

For clean room

温度と湿度を安定させたい 試験室や保管倉庫に・・・ 冷 暖 冷房専用 冷房専用 冷房専用 冷 暖 冷 暖 冷 暖 冷房専用 ⽔冷式の代替冷媒化に・・・ 冷房専用 設備⽤床置形(冷暖房兼⽤) 設備⽤床置形(冷房専⽤) リモートコンデンサー型標準タイプ 電算機⽤エアコン 年間冷房中温形 リモートコンデンサー型年間冷房中温形 工場⽤(天井吊形) 工場⽤(床置き形) 設備⽤床置き形(機内洗浄可能タイプ) 省工事クリーンルーム⽤ ⾼い省エネ性と設計⾃由度で、更新・新築ニーズに幅広く対応。 汚れにくく、洗いやすい仕様で、メンテナンスの手間と コストを低減。 ⾼効率インバーターで省エネ運転、タフネス設計で、 エアコン⻑持ち 省工事・省エネルギーでコスト削減と環境対策に対応。 フリーアクセスフロア(床下)から吹出す 電算機室専⽤エアコン。 幅広い温度範囲で年間を通じて、安定した冷房が可能。 幅広い温度範囲で年間を通じて、安定した冷房が可能。 清掃度10,000〜100,000の基準値を必要とする空調に最適。

(4)

製品区分及び適用範囲 項目 業務用 設備用 冷凍能力 (トン) 店舗用 店舗用、 ビル用 スプリット型 一体型 スポット 基地局 向け 室内機 同時発停 室内機 個別発停 汎用 工場用 オール フレッシュ 電算用 中温用 除湿機 水冷床置 水冷天埋 外置ダクト スルー ウォール 一体型 スプリット型 設備用 床置ベース ~3未満 3~5未満 5~20未満 20~ 【規格,ガイドライン適用範囲】 JRA GL-19、4073適用範囲 JRA GL-166)、40708) 適用範囲 JRA GL-207)適用範囲 【規格,ガイドラインを適用しない範囲及びその対応】 今後検討し,規格,ガイドラインの制定(又はJRA 4040改定での対応)を検討していく。 △ □ JRA GL-16,JRA 4070 の適用でないが,準拠する。 機器製造事業者毎に個々に検討する。 高圧ガス保安法冷凍保安規則に従う。 ・店舗用室内機個別発停 冷凍能力5トン以上20トン未満 ・基地局向け ・冷凍能力20トン未満 今後,JRA GL-19,JRA 4073を改定し適用することを検討する。 スポットエアコンはJRA 4040改定での対応も検討する。 微燃性冷媒リスク評価研究会 最終報告書 第7章 スプリットエアコン (店舗用パッケージエアコン)のリスク評価を参考にすること。 ・一体型 ・スポットエアコン(一体形) ・スポットエアコン(スプリット形) ・店舗用 室内機同時発停 冷凍能力3トン未満 ・店舗用,ビル用 室内機個別発停 冷凍能力3トン未満 3

3.規格、ガイドラインの適用範囲

規格

GL

適用範囲

室内機床置型の要求事項

を説明する。

室外機の要求事項

業務用エアコン

と同等

(5)

4.設備用エアコン規格・GL(室内機床置型)

(6)

5

4.2

共通の安全対策

4.設備用エアコン規格・GL(室内機床置型)

© 2017 JRAIA The Japan Refrigeration and Air Conditioning Industry Association. All Rights Reserved.

4.2.1

検知器、警報装置

の設置

(1)冷媒配管に

漏えい想定箇所が無い

場合

(7)

4.2

共通の安全対策

4.設備用エアコン規格・GL(室内機床置型)

4.2.1

検知器、警報装置

の設置

(2)冷媒配管に

漏えい想定箇所が有る

場合(ケース1/4)

室内機の内部+外部

に検知器を設置

【漏えい想定箇所】

ロウ付けを除く

冷媒配管の接合部

(8)

7

4.2

共通の安全対策

4.設備用エアコン規格・GL(室内機床置型)

© 2017 JRAIA The Japan Refrigeration and Air Conditioning Industry Association. All Rights Reserved.

4.2.1

検知器、警報装置

の設置

(2)冷媒配管に

漏えい想定箇所が有る

場合(ケース2/4)

(9)

4.2

共通の安全対策

4.設備用エアコン規格・GL(室内機床置型)

4.2.1

検知器、警報装置

の設置

室内機の内部+外部

に検知器を設置

(10)

9

4.2

共通の安全対策

4.設備用エアコン規格・GL(室内機床置型)

© 2017 JRAIA The Japan Refrigeration and Air Conditioning Industry Association. All Rights Reserved.

4.2.1

検知器、警報装置

の設置

室内機の内部

に検知器を設置

外部取り付け不要ケース

(11)

●検知器で冷媒漏えいを検知したら室内機の送風ファンを運転するかくはん機能

を有しなければならない。(室内機停止時に検知した場合は送風ファンを起動)

●かくはんの必要風量、風速は下表による。

項目

二重床空調システムでない場合

二重床空調システム

の場合

圧縮機を

室外機に設置

圧縮機を

室内機に設置

かくはんの

必要風量

風速

v

-0.35

×

Q +

0.014

×M

+2.01

v

1.0

Q

3.7

v

-0.35

×

Q +

0.031

×

M + 5.65

v

2.0

Q

9.6

Q

112.0

vin

2.4

記号の

v

:室内機の吹き出し平均風速

(m/s).

Q

:室内機の吹き出し風量

4.設備用エアコン規格・GL(室内機床置型)

4.2

共通の安全対策

4.2.2 送風ファンによる

かくはん

(12)

Rf

:

冷媒漏えい時最大濃度

(kg/m

3

)

m :総冷媒量(kg)

冷媒漏えい空間

の床面積(m

2

)

hs

冷媒漏えい空間

の高さ(m)

11

冷媒漏えい空間

における

冷媒漏えい時最大濃度Rf

を計算し、

Rf

LFLの1/4を超える

場合は、

追加安全対策

を実施

しなければならない。

追加安全対策

換気装置

または

安全遮断弁

のいずれかを選択する。

4.設備用エアコン規格・GL(室内機床置型)

© 2017 JRAIA The Japan Refrigeration and Air Conditioning Industry Association. All Rights Reserved.

4.3

追加安全対策の要否判断

(13)

冷媒漏えい空間

hs

:冷媒漏えい空間の高さ

室内機

室内機

hs

hs

室内機

吹出ダクト

hm

圧縮機を室外機に設置

する場合

圧縮機を室内機に設置

する場合

hs

=

hm

+ hf

-

1.64

10

-

4

1.68

m

=

×

×

×

M

+

A

Q

h

-

1.23

10

-3

1.64

m

=

×

×

×

M

+

A

Q

h

(

不明時は

1.9m )

(

不明時は

2.2m)

●直吹型

●ダクト型

●二重床空調システム

4.設備用エアコン規格・GL(室内機床置型)

4.3

追加安全対策の要否判断

(14)

13

a)

排気口の位置

1)

二重床空調システムでない場合

床面から30cm以下

で可能な限り低い位置とする。

●ただし

冷媒漏えい空間より低い位置

まで上げても良い。

4.設備用エアコン規格・GL(室内機床置型)

© 2017 JRAIA The Japan Refrigeration and Air Conditioning Industry Association. All Rights Reserved.

4.4

追加安全対策

の実施

4.4.1

換気装置

冷媒漏えい空間の高さ

排気口の高さは

冷媒漏えい空間の

高さ以下

とする。

(15)

4.設備用エアコン規格・GL(室内機床置型)

a)

排気口の位置

)

二重床空調システムの場合

4.4

追加安全対策

の実施

4.4.1

換気装置

床面から30cm以下

で可能な限り低い位置とする。

●ただし

冷媒漏えい空間より低い位置

まで上げても良い。

冷媒漏えい空間の高さ

排気口の高さは

冷媒漏えい空間の

高さ以下

とする。

(16)

15

項目

室外機に圧縮機を設置

室内機に圧縮機を設置

排気口の

高さ

床面から30cm以下

左記以外

換気回数

(n)

記事

n:換気回数(回/h)

G:LFL(kg/m

3

V:冷媒漏えい空間の体積(m

3

1/5:安全係数

10:冷媒漏えい速度 (kg/h)(圧縮機を屋外に設置する場合)

75:冷媒漏えい速度 (kg/h)(圧縮機を屋内に設置する場合)

V

G

n

×

×

5

/

1

10

V

n

380

V

G

n

×

×

1/5

75

4.設備用エアコン規格・GL(室内機床置型)

© 2017 JRAIA The Japan Refrigeration and Air Conditioning Industry Association. All Rights Reserved.

b)

換気回数

4.4

追加安全対策

の実施

4.4.1

換気装置

(17)

外気を取り込む装置(いわゆる

外調機

)を設置する場合や,

24

間換気装置

を有する場合で、

換気量を確実に把握できる場合

は,

追加安全対策として,それらの

換気能力を加えてよい。

データセンタ等

温度管理が必要な装置

がある場合は,

換気による

温度変化が装置の許容温度を満足

しなければならない。

例えばデータセンタの

サーバ装置等の要求温度範囲は設定値

±

3 K

程度が一般的

であり,温度処理せず換気すると要求温度を

逸脱し

装置に支障をきたす

可能性がある。

このため,

24

時間連続運転する換気装置を導入する等,

換気によ

る温度変化が問題ない構成

としなければならない。

4.設備用エアコン規格・GL(室内機床置型)

)

換気に関する特記

4.4

追加安全対策

の実施

4.4.1

換気装置

(18)

17

●冷媒配管に設置して、冷媒漏えいを検知した時に作動して

冷媒移動を

防止する装置

である。

冷媒漏えい空間の外部(空調機外)に設置

しなければならない。

安全遮断弁の仕様

は業務用エアコンと同じ。(詳細省略)

設備用エアコンとしての、安全遮断弁を採用してよい条件

a) 安全遮断弁の作動により

空調システムが停止しても問題が

ない

空調システムの場合。

b) 安全遮断弁の作動により空調システムが停止しても,別の

空調機が設置されており,別の空調機が

バックアップ運転

行うことにより,

冷媒漏えい空間の空調状態が確実に確保

れる場合。

4.設備用エアコン規格・GL(室内機床置型)

© 2017 JRAIA The Japan Refrigeration and Air Conditioning Industry Association. All Rights Reserved.

4.4

追加安全対策

の実施

4.4.2

安全遮断弁

(19)

各安全装置

(検知器、警報装置、換気装置、安全遮断弁)の

電源が通電されている場合

に限り

空調システムを運転許可

する

インターロック機能

を有しなければならない。

●各安全装置の

電源が喪失

した場合は

空調システムを停止

する

よう,空調システムと

電気配線にて連携

しなければならない。

●データセンタ又は工場等において

設備機器の保護を重要視

する

設備の場合は,

電源通電の状態だけでなくその作動状態及び

異常状態

空調システムと連携

させ,各安全装置が正常でない

場合に空調システムを停止する構成を推奨する。

●検知器、警報装置を空調機内に搭載する場合で,空調機内の

構成で上記の機能を満足する場合に限り,インターロックを

構成しなくても良い。

4.設備用エアコン規格・GL(室内機床置型)

4.5 安全対策との

インターロック

実施

(20)

19

安全対策の要否確認及び実施状況確認を目的

に,機器製造事業

者は,カタログ,技術資料,製品付属書類及び空調機本体等に必要

項目を表示しなければならない。代表例を示す。

空調機及び安全装置を常時通電

状態とする指示

を,空調機及び安

全装置の電源を遮断する装置の近

傍に、右の内容

(

例)を、

現地で表

しなければならない。

警告

空調機及び空調機と連動する機

器(検知器及び警報装置,換気

装置,安全遮断弁等)の電源を

切らないでください.

4.設備用エアコン規格・GL(室内機床置型)

© 2017 JRAIA The Japan Refrigeration and Air Conditioning Industry Association. All Rights Reserved.

冷媒漏えい空間内において冷媒が漏えいして

警報装置が発報

した場合の対応手段

を,関係者及び施工業者の双方が視認で

きる場所に,

現地で表示

するための内容を空調機付属資料に

明記しなければならない.

4.6 安全対策の

要否確認

実施状況の確認

a)

表示

(21)

4.設備用エアコン規格・GL(室内機床置型)

4.6 安全対策の

要否確認

実施状況の確認

(22)

21

装置冷却に使われる設備用エアコンは

複数台運用ケース

が多く,

空調機稼働中の作業

考慮が必要。

携帯形漏えい検知器を携行し作動

しなければならない.

●空調システム及び

安全対策

(検知器,警報装置,及び,換気装置

又は安全遮断弁)は,

常時通電状態

とし、冷媒が漏えいしたとき

に空調システム及び安全装置が作動するよう維持しなければなら

ない.

漏えい想定箇所と検知器の距離よりも近い場所に着火源があっ

てはならない。

冷媒が漏えいした場合、

検知より前に、着火源に漏えいした冷媒

が到達することを防止

する目的。

© 2017 JRAIA The Japan Refrigeration and Air Conditioning Industry Association. All Rights Reserved.

4.設備用エアコン規格・GL(室内機床置型)

(23)

設備用エアコン

安全規格及びガイドライン

を制定した(

JRA

4073

JRA GL-19

) 。この内容に基づいて安全対策を実施すれ

ば、設備用エアコンを安全に使用できる。

●本規格及びガイドラインの必要性を理解いただく

PR活動

が必要

と考える。

適用除外

とした一体形及びスポットエアコンは,安全性を検討し

た上で,

安全規格

及び

ガイドライン

作成

が急務である。

●今後,

A2L

混合冷媒などの

新冷媒

の評価承認が進み,使用でき

冷媒の種類が拡充

されていくと思われる。また市場においては,

低温機器等で既に一部に

A3

冷媒

(炭化水素又はその混合冷媒)

を使用した機器の

展開

も見られる。

設備用エアコンについても,小形の一体形の機器への適用等,将

5.まとめ、今後の課題

参照

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