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CAMPUS COMMUNICATION April No.83

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Academic year: 2021

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(1)

入学式

学長訓示

◎学位記授与式

◎学部展望

∼学部長インタビュー∼

中村学園大学・中村学園大学短期大学部 広報誌

【セロリ】

C A M P U S C O M M U N I C A T I O N 2012

4

A p r i l No.

83

(2)

中村学園大学・中村学園大学短期大学部 広報誌【セロリ】

2012.4

April

No.83

01 CELERY 83 02 CELERY 83

充実生活、スタート!!

短期大学部546名、大学724名、大学院21名の新入生と33名の編入生が 新しいスタートを迎えました。大きな期待を抱いて大学生活を始めた 中村学園大学・中村学園大学短期大学部の新入生に、これからの豊富を 語ってもらいました。  中村学園大学を卒業生した多くの 方々がいろんな分野で活躍されているこ と、そして私が目指す管理栄養士の合格 率が高いことなどを考え、私もぜひここで 学びたいと思い進学を決めました。将来 は管理栄養士として、病院に入院してい る方々をサポートできたらと思っています。 (寺崎さん)

大学 栄養科学部

 幼稚園教諭になるという小さい頃か らの夢を叶えるためにこの学部を選びま した。ピアノなど苦手な分野もあります が、目標達成のために基礎からしっかり 学びたいですし、硬式テニス部に入部 するなど、課外活動にも積極的に取り 組んで4年間で大きく成長したいです。 (佐々木さん)

大学 教育学部

 カリキュラムの良さや少人数教育など に興味を持ち、この学部を選びました。 尊敬する母が中村学園大学出身であっ たことも、この大学を選択した理由の一 つです。将来の目標は経営者になること ですが、経営学を中心に幅広く学び、そ の夢に近づけるように努力していきたい です。(毛利さん)

大学 流通科学部

 小学校の頃から食にかかわる仕事に 就きたいと思っていたこともあり、栄養 士の資格が取れるこの学科への進学を 決めました。楽しみにしている調理実習 の授業をはじめ、あらゆる学びに全力で 打ち込みたいですし、学園祭実行委員 会のメンバーになって友人も増やしたい です。(畠山さん)

短期大学部 食物栄養学科

 勉強もしっかり頑張りながら、サークル などにも参加していろんな交流を広げて いきたいと思っています。中村学園大学 の第一印象は、学生の皆さんのマナー が良く、とても礼儀正しいところです。私 も先輩方を見習い、ここで自分を磨いて、 社会で立派に活躍できる人になりたいで す。(大津さん)

短期大学部 キャリア開発学科

 将来、子どもたちにたくさんの笑顔を あげられる保育士になりたいと思い、こ の学科を選びました。私の抱く中村学園 大学のイメージは、明るくていつも楽しい 雰囲気です。この環境で、先生方から しっかり学び、仲間たちとしっかり楽し み、悔いのない充実したキャンパスライ フを送りたいと思っています。(坂田さん)

短期大学部 幼児保育学科

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C O N T E N T S

07 09

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・ 学 内 外 の イ ベ ン ト ・ 学 生 表 彰 ・ 教 職 員 の 動 き 02

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中村学園大学・中村学園大学短期大学部 広報誌【セロリ】

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April

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充実生活、スタート!!

短期大学部546名、大学724名、大学院21名の新入生と33名の編入生が 新しいスタートを迎えました。大きな期待を抱いて大学生活を始めた 中村学園大学・中村学園大学短期大学部の新入生に、これからの豊富を 語ってもらいました。  中村学園大学を卒業生した多くの 方々がいろんな分野で活躍されているこ と、そして私が目指す管理栄養士の合格 率が高いことなどを考え、私もぜひここで 学びたいと思い進学を決めました。将来 は管理栄養士として、病院に入院してい る方々をサポートできたらと思っています。 (寺崎さん)

大学 栄養科学部

 幼稚園教諭になるという小さい頃か らの夢を叶えるためにこの学部を選びま した。ピアノなど苦手な分野もあります が、目標達成のために基礎からしっかり 学びたいですし、硬式テニス部に入部 するなど、課外活動にも積極的に取り 組んで4年間で大きく成長したいです。 (佐々木さん)

大学 教育学部

 カリキュラムの良さや少人数教育など に興味を持ち、この学部を選びました。 尊敬する母が中村学園大学出身であっ たことも、この大学を選択した理由の一 つです。将来の目標は経営者になること ですが、経営学を中心に幅広く学び、そ の夢に近づけるように努力していきたい です。(毛利さん)

大学 流通科学部

 小学校の頃から食にかかわる仕事に 就きたいと思っていたこともあり、栄養 士の資格が取れるこの学科への進学を 決めました。楽しみにしている調理実習 の授業をはじめ、あらゆる学びに全力で 打ち込みたいですし、学園祭実行委員 会のメンバーになって友人も増やしたい です。(畠山さん)

短期大学部 食物栄養学科

 勉強もしっかり頑張りながら、サークル などにも参加していろんな交流を広げて いきたいと思っています。中村学園大学 の第一印象は、学生の皆さんのマナー が良く、とても礼儀正しいところです。私 も先輩方を見習い、ここで自分を磨いて、 社会で立派に活躍できる人になりたいで す。(大津さん)

短期大学部 キャリア開発学科

 将来、子どもたちにたくさんの笑顔を あげられる保育士になりたいと思い、こ の学科を選びました。私の抱く中村学園 大学のイメージは、明るくていつも楽しい 雰囲気です。この環境で、先生方から しっかり学び、仲間たちとしっかり楽し み、悔いのない充実したキャンパスライ フを送りたいと思っています。(坂田さん)

短期大学部 幼児保育学科

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・ 学 内 外 の イ ベ ン ト ・ 学 生 表 彰 ・ 教 職 員 の 動 き 02

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  ご 来 賓 各 位 を は じ め 、新 入 学 生 の 保 護 者 ・ ご 家 族 の 皆 様 方 の 多 数 の ご 臨 席 の も と 、平 成 24 度 中 村 学 園 大 学 短 期 大 学 部 、中 村 学 園 大 学 、中 村 学 園 大 学 大 学 院 の 合 同 入 学 式 を 挙 行 す る に 当 た り 、中 村 学 園 大 学 短 期 大 学 部 5 4 6 名 、中 村 学 園 大 学 7 2 4 名 、中 村 学 園 大 学 大 学 院 21名 、合 計 1 , 2 9 1 名 の 新 入 学 生 を 本 学 に 迎 え 、そ の 前 途 を 祝 福 す る こ と は 、私 共 教 職 員 に と り ま し て 、 こ の 上 も な い 慶 び で ご ざ い ま す 。新 入 学 生 の 中 に は 、 20名 の 外 国 人 留 学 生 も 参 列 し て い ま す 。   新 入 学 生 の 皆 さ ん 、改 め て 、ご 入 学 お め で と う ご ざ い ま す 。保 護 者 ・ ご 家 族 の 皆 様 方 に お か れ ま し て は 、さ ぞ か し 万 感 の 思 い で 、こ の 入 学 式 を お 迎 え に な ら れ た こ と と 、本 学 教 職 員 を 代 表 し ま し て 、 心 よ り お 慶 び を 申 し 上 げ ま す 。   新 入 学 生 の 皆 さ ん は 、将 来 の 目 標 を 定 め 、中 村 学 園 で 学 ぶ こ と を 選 択 さ れ ま し た 。皆 さ ん 、ど う か 、一 日 も 早 く 、本 学 の 風 土 や シ ス テ ム 、そ れ に 新 た な 友 人 や 先 生 方 に 慣 れ 、本 学 で 学 ぶ こ と を 好 き に な っ て く だ さ い 。本 学 で の 生 活 が 好 き に な る こ と が 、ま ず は 最 も 大 切 な 要 点 で す 。   中 村 学 園 は 現 在 の 短 期 大 学 部 の 前 身 で あ る 昭 和 29年 の 福 岡 高 等 栄 養 学 校 の 創 設 か ら 数 え て 58年 、短 期 大 学 部 で は 3 万 名 以 上 、大 学 で は 1 万 名 以 上 の 卒 業 生 を 社 会 に 送 り 出 し 、建 学 の 精 神 に 培 わ れ た 皆 さ ん の 先 輩 方 の 活 躍 に よ っ て 、高 い 社 会 的 評 価 を 受 け て い ま す 。 皆 さ ん も 本 日 か ら 中 村 学 園 の 一 員 と な り ま す の で 、学 園 祖 中 村 ハ ル 先 生 が 掲 げ ら れ た 建 学 の 精 神 を 熟 知 し 、そ れ を 日 々 体 現 し て く だ さ い 。   先 生 は 、第 一 に 、﹁ 日 本 人 と し て の 自 覚 を 持 ち 、清 節 の 風 を 尊 び 、感 恩 の 情 に 富 み 、労 作 に い そ し み 、人 格 の 形 成 に 努 め る ﹂こ と が 重 要 と 教 え ら れ ま し た 。清 節 と は 高 い 志 を 持 ち 続 け る こ と 。感 恩 と は ご 両 親 を は じ め 、皆 さ ん を 教 育 す る 先 生 方 、そ し て 皆 さ ん 方 の 日 々 の 成 長 を 支 援 し て く だ さ る 方 へ の 感 謝 を 怠 ら な い こ と 。労 作 と は 困 難 に 打 ち 勝 ち 、努 力 し て 物 事 を 達 成 す る と い う こ と で す 。こ の 清 節 、感 恩 、労 作 の 建 学 の 精 神 は 、皆 さ ん が 人 間 性 を 磨 き 、将 来 社 会 が 求 め る 専 門 職 業 人 と な る た め の 基 本 的 な 心 構 え を 説 い た も の で す 。   先 生 は 、第 二 に 、﹁ 姿 ・ 形 は 心 の 現 れ ﹂と 説 か れ ま し た 。本 学 で学 ぶ 学 生 に は﹁ 中 村 ら し さ ﹂が 大 切 で す 。中 村 学 園 の 学 生 ら し い 服 装 、言 葉 遣 い 、挨 拶 、マ ナ ー に も 、 本 学 で 学 ぶ 学 生 ら し さ が な け れ ば な り ま せ ん 。そ れ を 軽 視 す る と 心 に 隙 が 生 じ 、結 果 的 に は 学 業 も 疎 か に な り ま す 。 ま た 、未 成 年 者 の 飲 酒 を 禁 じ た 法 令 な ど の 社 会 規 範 を 必 ず 遵 守 し て く だ さ い 。   先 生 は 、第 三 に 、﹁ 理 論 と 実 際 の 統 合 を 図 り 、学 問 と 生 活 の 融 合 を 重 ん じ た 教 育 ﹂が 重 要 で あ る と 説 か れ ま し た 。文 部 科 学 省 は 、各 種 の 文 書 で 、﹁ 学 生 は 何 を 学 ん だ か で は な く 、何 が 出 来 る よ う に

甲斐 諭

学長 中 村 学 園 大 学 中村学園大学短期大学部

中村学園で学ぶことを

好きになってください。

24

4月

3日

24

4月

3日

新入生の皆さんへ ̶学長訓辞̶

(5)

な っ たか ﹂が 重 要 で あ る と 指 摘 し て い ま す 。先 生 は 50年 以 上 も 前 に こ の 指 摘 を 建 学 の 精 神 に 織 り 込 ま れ た の で す 。本 学 園 で 学 ん だ 学 問 を 実 際 の 生 活 に 生 か し な が ら 、合 理 的 で 、し か も 人 間 性 豊 か に生 き て く だ さ い 。   い ま 世 の 中 は グ ロ ー バ ル 化 時 代 に な っ て い ま す 。本 学 は 、世 界 に 通 用 す る 学 位 を 授 与 す る 高 等 教 育 機 関 で あ り 、皆 さ ん が 、グ ロ ー バ ル に 活 躍 で き る よ う に 教 育 目 標 を 掲 げ 、カ リ キ ュ ラ ム を 編 成 し て い ま す 。将 来 、ロ ー カ ル で は 勿 論 の こ と 、 外 国 語 を 身 に つ け 、グ ロ ー バ ル に も 活 躍 で き る 人 材 に な る こ と を 期 待 し ま す 。 特 に 、皆 さ ん 全 員 が 、将 来 、有 為 な 人 材 と な る た め に 、以 下 の 四 点 を 提 案 し ま す の で 、忘 れ な い で く だ さ い 。   ま ず 、第 一 点 は 、﹁ 学 び は 基 本 か ら ﹂と い う こ と で す 。皆 さ ん が こ れ か ら 受 け る 講 義 ・ 演 習 ・ 実 習 か ら な る 各 教 科 の 殆 ど は 高 等 学 校 に は な か っ た 教 科 です 。こ れ ら の 教 科 に 対 す る 基 本 的 知 識 が 不 十 分 で あ る の な ら 、本 学 の e -ラ ー ニ ン グ シ ス テ ム な ど を 活 用 し て く だ さ い 。文 部 科 学 省 で は 、 60分 の 授 業 に は 60分 の 予 習 と 60分 の 復 習 、即 ち 自 学 ・ 自 習 を 義 務 付 け て い ま す 。   第 二 点 は 、﹁ 部 活 動 や サ ー ク ル 活 動 に 参 加す る ﹂こ と で す 。こ れ ら の 活動 を 通 し て 、 少 し の こ と で は くじ け な い 忍 耐 力 と 協 調 性 、そ れ に コ ミ ュニ ケ ー シ ョ ン 力 を 涵 養 し て く ださ い 。忍 耐 力 、協 調 性 、コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 力 が 不 足 す る と 就 職 活 動 も 困 難 に な る こ と を 警 告 し て お き ま す 。   第 三 点 は 、﹁ キ ャ ン パ ス 以 外 に も 学 び の 場 を 求 める ﹂と い う こ と で す 。本 学 は 、 九 大 ・ 福 大 ・ 西 南 大 ・ 福 岡 歯 科 大 と の 大 学 間 連 携 に よ る 単 位 互 換 制 度 を 作 り 、 皆 さ ん が 他 大 学 に お い て も 正 規 の 授 業 を 受 け る こ と を 可 能 に し て い ま す 。そ れ に 加 え て 、将 来 の 職 業 選 択 に 関 連 の あ る 企 業 訪 問 、地 域 に お け る ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 な ど 、他 大 学 の 学 生 や 地 域 の 方 々 と も キ ャ ン パ ス 以 外 で 積 極 的 に 交 流 し て く だ さ い 。特 に 、本 学 は 、広 大 な 田 島 グ ラ ウ ン ド を 有 し て い ま す の で 、時 に は 、 広 々 と し た グ ラ ウ ン ド に お い て ク ラ ス ・ マ ッ チ な ど で 汗 を 流 し て く だ さ い 。こ の よ う な エ キ ス ト ラ ・ カ リ キ ュ ラ ム は 、生 涯 の 友 人 を 作 る 機 会 と な り 、思 い 出 深 い 学 園 生 活 に な る で し ょ う 。   第 四 点 は 、﹁ 悩 み は 早 く 解 決 す る ﹂と い う こ と で す 。在 学 中 に 一 時 的 に 精 神 的 ・ 肉 体 的 原 因 か ら 学 業 が 思 っ た よ う に は か ど ら な い こ と は 、誰 に で も あ り ま す 。本 学 は 個 人 情 報 に 十 分 留 意 し た 指 導 主 任 制 度 、学 生 相 談 室 、保 健 室 な ど の 学 生 支 援 体 制 を 整 備 し て お り 、本 学 の 専 任 教 員 で あ る 産 業 医 や 嘱 託 医 が 、 希 望 す れ ば 皆 さ ん の メ ン タ ル ヘ ル ス の ア ド バ イ ス 等 を 行 い ま す 。必 要 が あ れ ば 、 本 学 の こ の 学 生 支 援 シ ス テ ム を 活 用 し て く だ さ い 。   本 学 は 、専 門 領 域 の 知 識 を 教 授 し 、国 家 資 格 な ど の さ ま ざ ま な 資 格 の 獲 得 を 指 導 す る と と も に 、建 学 の 精 神 に 則 っ て 21世 紀 の 日 本 を 背 負 う 心 豊 か で 、情 操 に 富 み 、社 会 性 ・ 倫 理 性 を 持 っ た 人 材 の 養 成 を 目 指 し て い ま す 。皆 さ ん 、多 く の 先 輩 、友 人 と の 出 会 い を 大 切 に し 、学 問 へ の 情 熱 を 高 め 、自 分 に 対 し て 真 実 を 求 め 、他 人 に 対 し て は 真 心 を 持 っ て 接 し な が ら 、学 園 祖 の ご 遺 訓 で あ る﹁ 努 力 の 上 に 花 が 咲 く ﹂を 心 に 刻 み 、中 村 学 園 の 新 た な 次 の 50年 の 伝 統 を 創 造 す る 一 員 に 加 わ っ て く だ さ い 。   最 後 に 、江 戸 時 代 の 末 期 に 、現 在 の 山 口 県 に お い て 、尊 皇 攘 夷 派 の 人 々 に 影 響 を 与 え た 月 性 和 尚 が 、若 き 日 に 、勉 学 の た め 京 都 ・ 大 阪 に 向 か っ て 故 郷 を 出 立 す る と き に 作 り 、吉 田 松 陰 に 贈 っ た と言 わ れ て い る 漢 詩 を 紹 介 し ま す 。   若 者 が ひ と た び 、志 を 立 て て 故 郷 を あ と に し た か ら に は 、所 期 の 目 的 が 達 成 さ れ な け れ ば 、二 度 と 郷 里 には 帰 ら な い 、 と 燃 え る よ う な 向 学 心 と 学 問 へ の情 熱 を 抱 い て 、郷 里 を 出 発 し て い ま す 。本 日 の 皆 さ ん も き っ と こ の よ う な 心 境 で は な い か と 思 い ま す 。本 日 の 喜 び と 学 問 へ の 情 熱 を 長 く 胸 に 刻 み 、本 学 の 学 生 で あ る こ と に 誇 り を 持 っ て、 勉 学 と 人 格 の 陶 冶 に 勤 し ん で く だ さ い 。大 き く 成 長 さ れ る こ と を 心 か ら 期 待 し て い ま す 。ご 入 学 お め で と う ご ざ い ま す 。

だ ん じ こ こ ざ し が く も ま た か え う ず じ ん か ん せ い ざ ん

(6)

日々変化する時代を的確に捉えながら、社会に求められる人材を輩出している中村学園大学・中村学園大学短期大学部。 教育目標と今後の展望について、各学部の学部長にお聞きしました。

、教

教 育 学 部 長

教育学部

  日 本 は 超 高 齢 化 社 会 に 向 か っ て 急 進 し て い ま す 。同 時 に 、生 活 習 慣 病 等 も 急 増 し て い ま す 。そ こ で 、医 療 ・ 福 祉 ・ 介 護 の 場 で 高 度 な 栄 養 ケ ア ・マ ネ ジ メ ン ト が で き る 管 理 栄 養 士 が 求 め ら れ て い ま す 。   栄 養 科 学 部 で は 高 度 な 栄 養 科 学 的 知 識 ・ 技 術 ・ 態 度 を 備 え た 人 間 性 豊 か な 管 理 栄 養 士 の 育 成 を 目 指 し て い ま す 。そ の た め 教 職 員 が 熱 意 を 持 っ て 教 養 ・ 教 職 科 目 、管 理 栄 養 士 の 専 門 基 礎 科 目 及 び 専 門 科 目 に 関 す る 講 義 ・ 演 習 ・ 実 験 ・ 実 習 を 行 っ て 学 士 力 を 養 成 。更 に 初 年 次 教 育︵ 少 人 数 制 の チ ュ ー ト リ ア ル 教 育 ︶、 中 村 学 園 大 学 付 属 医 療 施 設︵ 栄 養 ク リ ニ ッ ク ︶など を 活 用 し た 早 期 臨 床 体 験 、模 擬 患 者 実 習 、客 観 的 臨 床 能 力 試 験な ど を 実 施 。講 義 形 式 と 実 地 形 式 と を 融 合 さ せ な が ら 実 践 力 及 び 就 業 力 を 備 え た 学 生 を 育 成 し て い ま す 。   こ う し た 学 び が 着 実 に 実 を 結 び 、昨 年 の 管 理 栄 養 士 国 家 試 験 で は 、卒 業 生 2 2 9 名 全 員 が 受 験 し 、そ の う ち 2 1 1 名 が 合 格︵ 合 格 者 数 で 全 国 第 2 位 、西 日 本 第 1 位 ︶、 合 格 率 92. 1 % と 、全 国 で も ト ッ プ レ ベ ル を 誇 る 実 績 を 築 い て い ま す 。ま た 、就 職 氷 河 期 と い わ れ る 厳 し い 状 況 下 に あ り な が ら 94. 0% と い う 就 職 率 を 打 ち 出 し、 高 い 就 職 実 績 や卒 業 後 の 活 躍 も 本 学 部 の 特徴 の一 つ で す。   栄 養 科 学 部 の こ う し た 特 徴 を 今 後 も 維 持 し 、こ れ か ら も 常 に イ ノ ベ ー シ ョ ン を 起 こ し 続 け る こ と が 、私 た ち の 使 命 。こ れ ま で 積 み 上 げ て き た あ ら ゆ る ノ ウ ハ ウ を 注 い で 、人 間 性 豊 か で 高 度 な 栄 養 科 学 的 知 識 ・ 技 術等 を 備 え た 学生 を 育 て て い き た い と 考 え て い ま す。   教 育 学 部 は 、昨 年 、人 間 発 達 学 部 か ら 名 称 を 変 え 、新 し い ス タ ー ト を 切 り ま し た 。以 前 は 、児 童 発 達 学 専 攻 と 幼 児 発 達 学 専 攻 の 2専 攻 を 設 置 し て い ま し た が 、新 し く な っ た 教 育 学 部 で は 二 つ の 専 攻 を 一 本 化 し て 児 童 幼 児 教 育 学 科 と し 、編 成 を 大 幅 に 変 更 し ま し た 。初 年 次 教 育 で は 、児 童 ・ 幼 児 教 育 の 基 礎 を 総 合 的 に 学 び 、教 育 者 を 目 指 す 学 生 自 身 が こ の 期 間 に そ れ ぞ れ の 進 む べ き 道 を 再 認 識 し ま す 。基 本 を 踏 ま え た 上 で 、2 年 次 か ら 進 路 を 細 分 化 し 、小 学 校 教 諭 一 種 免 許 、幼 稚 園 教 諭 一 種 免 許 、保 育 士 資 格 、更 に は 特 別 支 援 学 校 教 諭 一 種 免 許 の 中 か ら 最 大 3 つ ま で 選 択 す る こ と が 可 能 と な り ま す 。   教 職 と い う 役 割 を 担 う 上 で 必 要 な も の 、そ れ は 豊 か な 人 間 性 と 自 己 を 律 す る 力 、そ し て 、確 か な 学 力 に 裏 打 ち さ れ た 知 識 と 経 験 で す 。本 学 科 で は こ れ ら 3 つ の 力 を 養 う た め 、実 習 の 数 を 増 や し ま し た 。初 年 度 か ら 早 速 、見 学 実 習 な ど を 取 り 入 れ 、現 場 の 空 気 を 肌 で 感 じ 、仕 事 の 上 に 生 じ る 厳 し さ や や り が い を そ の 体 で 実 感 し な が ら 、知 識 と 技 術 、そ し て 人 間 性 を 高 め て い っ て 欲 し い と 考 え て い ま す 。   本 学 科 で は 、平 成 23年 度 小 学 校 教 員 採 用 試 験 の 現 役 合 格 率 が 46.6 % 、平 成 24年 度 採 用 試 験 で は 52. 4% を 達 成 し ま し た 。こ の 実 績 を 更 に 高 め る べ く 努 力 す る と と も に 、今 後 も 社 会 の 第 一 線 で 役 立 つ 人 材 を 輩 出 し て い き た い と 考 え て い ま す 。 栄 養 科 学 部 長

栄養科学部

(7)

  流 通 科 学 部 は こ の 商 都 、福 岡 で 商 業 を 科 学 と し て 捉 え よ う と つ く ら れ た 学 部 で す 。一 般 に 流 通 と 言 え ば ス ー パ ー な ど の 小 売 り を イ メ ー ジ し ま す が 、本 学 科 で は 学 び の 中 で メ ー カ ー や 卸 、商 社 な ど 流 通 の 全 体 的 な 仕 組 み を 捉 え て い く の が 特 徴 の 一つ で す 。特 に マ ー ケ テ ィ ン グ に 力 を 入 れ て お り 、こ う し た 分 野 は 実 社 会 と 密 着 し て い る の で 、授 業 で も フ ィ ー ル ド ワ ー ク な ど を 積 極 的 に 提 供 し て い ま す。   本 学 科 は 2 0 0 0 年 に 誕 生 し 、私 自 身 、設 立 の 段 階 か ら 関 わ ら せ て い た だ き ま し た 。カ リ キ ュ ラ ム の 密 度 は 年 々 濃 い も の と な り 、例 え ば イ ン タ ー ン シ ッ プ を 積 極 的 に 取 り 入 れ た り 、ま た 、企 業 の 方 の 生 の 声 を 学 生 た ち に 聞 い て も ら う た め 、企 業 の 社 長 を 招 い て の 総 合 講 義 も 開 講し て い ま す 。こ うし た 実 社 会 と 結 び つ く 学 び は 、 今後 も 継続 ・ 強化 し て い く考 え で す。   平 成 25年 度 に は﹁ ア ジ ア ビ ジ ネ ス コ ー ス ﹂を 開 設 し ま す 。世 の 中 の 動 き に は 、変 わ る 部 分 と 変 わ ら な い 部 分 が あ る と 思 い ま す が 、ど の よ う な 状 況 に も 対 応 し て い け る 人 材 を育 て い く こ と が 本 学 科 の 役 割 の 一つ だ と 考 え ま す 。現 在 、海 外 留 学 ス カ ラ ー シ ッ プ 制 度 で 年 間 10 名 程 度 の 学 生 が 中 国 や 韓 国 、そ の 他︵ カ ナ ダ 、ニ ュ ー ジ ー ラ ン ド ︶に 渡 っ て い ま す が 、今 後 更 に 広 が る 企 業 の 東 南 ア ジ ア へ の 進 出 を 見 据 え 、次 な る 時 代 に 適 応 で き る 人材 を 輩出 し て い き た い と 考 え て い ま す。   中 村 学 園 大 学 短 期 大 学 部 は 食 物 栄 養 学 科 、キ ャ リ ア 開 発 学 科 、幼 児 保 育 学 科 の 3学 科 で 編 成 さ れ て い ま す 。そ れ ぞ れ 独 自 の カ リ キ ュ ラ ム を 構 築 し て い ま す が 、中 で も 特 徴 的 な の が﹁ 短 期 大 学 部 マ ナ ー 教 育 ﹂ の 導 入 で す 。短 い 二 年 間 の 教 育 を 終 え て 、す ぐ に 社 会 適 用 でき る よ う な ビ ジ ネ ス マ ナ ー を 、短 期 大 学 部 で 定 着 さ せ よ う と い う 取 組 み を 行 っ て い ま す 。   平 成 23年 度 か ら は﹁ 短 期 大 学 部 教 養 講 座 ﹂を 開 始 し ま し た 。こ れ は 各 学 科 の 専 門 性 の ほ か に 短 期 大 学 部 で の 学び を 確 か な 教 養 と し て 身 に つ け る こ と が ね ら い で す 。例 え ば 、食 物 栄 養 学 科 の 学 生 に は キ ャ リ ア 開 発 学 科 と 幼 児 保 育 学 科 の 教 員 が そ れ ぞ れ 担 当 し て い る 授 業 を 実 施 し ま す 。金 融 に つ い て 、情 報 管 理 に つ い て 、あ る い は 子 ど も へ の 接 し 方 に つ い て 幅 広 く 学 ぶ こ と で 社 会 に 出 る た め の 教 養 を 身 に つ け る こ と が で き ま す 。   こ れ か ら の 社 会 の ニ ー ズ は ま す ま す 多 様 化 ・ 高 度 化 し て い く こ と が 考 え ら れ ま す が 、そ う し た 要 請 に 対 応 でき る 学 生 を 育 て て い く こ と が 我 々 の 使 命 で す 。現 状 に 満 足 す る こ と な く 、多 く の 学 生 や 保 護 者 の 期 待 に 応 え て 社 会 に 貢 献 で き る 学 生 を 育 成 す る こ と で 、西 日 本 一の 短 期 大 学 を 目 指 し て い き た い と 考 え て い ま す 。

学部展望

学部長インタビュー

短 期 大 学 部 長

短期大学部

流 通 科 学 部 長

流通科学部

(8)

社会人として入学し、夢を叶えることができました!

社会人として入学。二人の子どもを通わせていた保育園の先 生にとても良くしていただいた経験から、私も同じ立場で子ど もたちや保護者の方をサポートしたいと思ったのが、幼児保育 学科に入学したきっかけです。クラスメイトは、みんな親しみを 持って接してくれ、先生方も温かく指導してくださいました。2 年間はあっと言う間で「ここでもうちょっと学びたかったな」とい うのが今の正直な気持ちです。卒業後は、子どもたちを通わせ ていた保育園で働きます。夢が叶えられたのは中村学園のお かげです。  ファッションの授業など、バラエティに富んだカリ キュラムで、2年間とても楽しく学べました。これから は、マーケティングについての知識を得るために流 通科学部に編入して学びを深めるつもりです。 (後藤さん 左)  「同士」として一緒に努力できる仲間、そして楽 しく教えてくださる先生方の下、充実した学園生活 を送ることができました。吹奏楽部で頑張ったこと もいい思い出です。卒業後は公務員になります。 (前田さん)

短期大学部 キャリア開発学科

 親身になって指導してくださる先生方ばかりで、 心から感謝しています。調理がますます好きになり ました。これからは保育園の栄養士になりますが、 ここでの学びを活かして頑張ります。 (小倉さん 左)  この2年間で料理のレパートリーが広がり、仕事 ではもちろんですが、家庭でも役に立つ学びがで きました。また、学園祭実行委員会に参加し、仲間 と力を合わせて取り組んだこともいい思い出です。 (岡崎さん)

短期大学部 食物栄養学科

 中村学園ではたくさんの友達ができました。みん な「子どもが好き」という同じ思いを持って学んでい るので、私も夢を叶えることができました。卒業後は 幼稚園教諭として頑張ります。周りの人に信頼され る先生になりたいです。(増田さん)  幼稚園実習では、子どもたちの成長を間近で見 ることができ良い経験になりました。中村学園の魅 力は雰囲気がアットホームなところ。幼稚園教諭 になったら、子どもたちと一緒に私自身も成長して いきたいです。(谷口さん 左)

短期大学部 幼児保育学科

平成24年3月9日、

学位記授与式が本学体育館にて行われました。

卒業生は輝くばかりの笑顔で、互いに記念撮影をしたり、

後輩から花束をもらったり。旅立ちの日を迎えた皆さんに、

学生生活の思い出やこれからの抱負を語ってもらいました。

23年

(9)

謝 恩 会

短期大学部 幼児保育学科(ソラリア西鉄ホテル) 短期大学部 キャリア開発学科(西鉄グランドホテル) 短期大学部 食物栄養学科(グランド・ハイアット・福岡) 大学 流通科学部(グランド・ハイアット・福岡) 大学 人間発達学部(ホテルニューオータニ博多) 大学 栄養科学部(西鉄グランドホテル)

社会人として入学し、夢を叶えることができました!

社会人として入学。二人の子どもを通わせていた保育園の先 生にとても良くしていただいた経験から、私も同じ立場で子ど もたちや保護者の方をサポートしたいと思ったのが、幼児保育 学科に入学したきっかけです。クラスメイトは、みんな親しみを 持って接してくれ、先生方も温かく指導してくださいました。2 年間はあっと言う間で「ここでもうちょっと学びたかったな」とい うのが今の正直な気持ちです。卒業後は、子どもたちを通わせ ていた保育園で働きます。夢が叶えられたのは中村学園のお かげです。  いい仲間に恵まれて、楽しい学生生活を過ご すことができました。卒業後は、オーストラリアに2 年間語学留学する予定です。英語力をしっかり身 に付けてから、小学校の先生になりたいと考えて います。(樺島さん)  4年間、内容の濃い学びができました。卒業後 は小学校の先生になります。世界中の教材を学ん で、前例がない独自のスタイルを持った教師になり たいです。情熱を持ってこれからも頑張ります。 (渡邊さん 左) ※2011年4月より  「教育学部」に改組

大学 人間発達学部

 在学中は学生イベントの企画に取り組んで、充 実した毎日を送ることができました。活動の中で学 部を越えて友人ができ、多くの出会いも得られまし た。後輩の皆さんも、学生時代にいろんなことに挑 戦して欲しいです。(山元さん 左)  大学への進学をきっかけに一人暮らしを経験。 毎日の家事を行うことで、両親へのありがたみを改 めて実感しました。社会人になったら、がむしゃらに 頑張って、いつもひまわりのような明るい存在であ りたいです。(日高さん)

大学 栄養科学部

 家電メーカーへの就職が決まり、この春から営 業マンとして働きます。多くの人がより良い生活を 送れるような商品をお届けできればと思っていま す。中村学園ではメリハリのある生活を送ることが でき、満足のいく4年間でした。(深川さん 左)  流通科学部ではマーケティングを学び、日商簿 記2級の資格も取得できました。卒業後は信用金 庫に就職します。地元の経済発展に貢献できるよ う頑張ります。後輩の皆さんも、中村学園で見聞を 広め、精一杯頑張ってください。(湯下さん)

大学 流通科学部

佐藤幸枝

さん(短期大学部 幼児保育学科) 08 CELERY 83

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  山 根 先 生 が ゼ ミ の テ ー マ に し て い る の は 、 ﹁ 日 英 の 文 化 比 較 ﹂。 栄 養 科 学 部 で 英 語を 題 材 に し た 唯 一の ゼ ミ と し て 学 生 た ち に 人 気 が あ り 、日 本 語 と 英 語 を い ろ い ろ な 角 度 で 比 べ な が ら 、文 化 の 多 様 性 を 考 察 し て い ま す 。 ﹁ 例 え ば 、英 語 と し て そ の ま ま 使 わ れ て い る 日 本 語 は 酒 や あ ず き 、天 ぷ ら な ど た く さ ん あ り ま す が 、そ う し た 英 語 に 入 っ て い っ た 日 本 語 の 時 代 背 景 な ど を ひ も 解 い て い く と 、 文 化 の 歴 史 を 知 る こ と が で き る の で す ﹂。 〝 焼 く 〟と い う 動 詞 一つ を と っ て も 、英 語 に は グ リ ル や ベ イ ク な ど さま ざ ま な 言 い 方 が あ り 、 そ こ に も 日 英 の 食 文 化 の 違 い を 見 る こ と が で き る と 語 る 山 根 先 生 。対 象 が 栄 養 科 学 部 の 学 生 と い う こ と も あ っ て 、主 に 料 理 に 関 す る 言 語 を 取 り 上 げ て い る の も 、こ の ゼ ミ の 特 徴 の 一つ で す 。ま た 、﹁ イ ギ リ ス の 社 会 と パ ブ の 変 遷 ﹂や ﹁ こ と わ ざ に 見 る 世 界 の 食 文 化 ﹂な ど 興 味 深 い テ ー マ が 多 く 、時 に は 食 の 範 囲 に と ど ま ら ず﹁ ハ リ ー ポ ッ タ ー が な ぜ 日本 で 大 ヒ ッ ト した の か ﹂と い っ た ユ ニ ー ク な 内 容 も 取 り 上 げ て い ま す 。   こ の ゼ ミ を 通 し て 学 生 た ち に 学 ん で 欲 し い の は 、﹁﹃ 心 を 耕 す こ と ﹄の 大 切 さ ﹂と 語 る 山 根 先 生 。﹁ カ ル チ ャ ー と い う 名 詞 は 、日 本 語 に す ると 〝 文 化 〟と 訳 さ れ ま す が 、本 来 、 こ の 言 葉 に は〝 教 養 〟と い う 意 味 も 含 ま れ て い ま す 。カ ル チ ャ ー の 動 詞 は﹃ 耕 す ﹄と い う 意 味 の cu lti va te が 語 源 。つ ま り 、教 養 と は 心 を 耕 す こ と な ん で す ね 。こ の ゼ ミ で は 、ぜ ひ い ろ ん な こ と に 目 を 向 け て 、視 野 を 広 げ な が ら 心 を 耕 し て 欲 し い の で す ﹂。   心 を 耕 す 、そ れ は 他 者 と の 違 い を 認 め 、偏 見 を 持 た な い や わ ら か い 心 を 自 分 の 中 に 育 て る こ と 。そ う し た 真 の 教 養 と い う も の は 、 将 来 、社 会 人 と し て 働 く 際 に も 大 き な 力 に な る と 山 根 先 生 。﹁ 管 理 栄 養 士 の 国 家 資 格 を 取 得 す る た め に 、専 門 的 な 知 識 は も ち ろ ん 必 要 で す が 、社 会 で 働 く う え で は そ れ だ け で は 足 り な い 。例 え ば 糖 尿 病 の 患 者 さ ん に 栄 養 指 導 を す る 際 も 、単 に 知 識 を 押 し 付 け る の で は 、患 者 さ ん は 閉 口 し て し ま う 。そ ん な 時 、広 い 教 養 と 豊 か な 言 葉 を 持 っ て い れ ば 、栄 養 指 導 と い う 本 来 の 目 的 が 伝 わ り や す く な る し 、管 理 栄 養 士 と し て も そ の 役 割 が 柔軟 に 発揮 で き る の で は な い で し ょ う か ﹂。   こ の ゼ ミ で 学 ん だ 学 生 た ち は﹁ 好 き な テ ー マ を 自 由 に 選 べ る の で 、自 分 の 考 え を 養 い な が ら 、違 う 視 点 で 物 事 を 捉 え ら れ る よ う に な っ た 。栄 養 科 学 の 専 門 的 な 内 容 と は 違 っ た 角度 で 学 べ て 視野 が 広 が っ た ﹂と 語 り ま す。   い わ ゆ る 英 語 力 を 上 げ る の で は な く 、教 養を 身 に 付 け る こ と が 山 根 ゼ ミ の 一 番 の ね ら い 。先 生 は 学 生 た ち の 積 極 的 に 学 ぶ 姿 勢 に 目 を 細 め な が ら 、﹁ 知 識 を 深 め る こ と と 心 を 耕 す こ と は 両 輪 で す 。ぜ ひ 大 学 の 4 年 間 で そ の 双 方 の 獲 得 に 努 め て 欲 し い で す ね ﹂と 最 後 に 結 ん で く だ さ い ま し た 。

言葉と文化の多様性を探りながら

教養を広げ、心を耕す。

教 授

先 生 「日英の文化比較」を中心テーマとして、さまざまな言葉の意味をひも 解きながら文化の多様性に目を向けていく山根ゼミ。視野を広げな がら学生たちの「心」を耕し(cultivate)、教養(culture)を深めてい くことがこのゼミのねらいです。

心を耕す

!!

このゼミのおかげで

視野がぐっと広がりました

ゼミ

案内

Welcome to Our Sem

inar

わが

栄養科学部 栄養科学科

山根

ゼミ

(4年生15名)

(11)

活躍する卒業生

医療法人社団水光会 宗像水光会総合病院

鶴田 朋美

さん

平成18年度 中村学園大学 栄養科学部 栄養科学科卒業   現 在 、私 は 宗 像 水 光 会 総 合 病 院 で 管 理 栄 養 士 と し て 働 い て い ま す 。栄 養 士 と い う と 一 般 的 に は 献 立 を 立 て た り 、実 際 に 調 理 し た り す る イ メ ー ジ が あ り ま す が 、私 の 勤 務 す る 病 院 で は 、管 理 栄 養 士 は 病 棟 に い る こ と が 多 く な り ま す 。患 者 さ ん の そ ば に 行 っ て 直 接 栄 養 指 導 を 行 っ て い る か ら で す 。私 は 消 化 器 外 科 、リ ハ ビ リ 病 棟 、内 科 を 担 当 し て い ま す の で 、こ れ ま で 患 者 さ ん が ど ん な 食 生 活 を 送 り 、 今 後 、ど う い っ た 生 活 を 送 り た い の か 、そ の 方 の ラ イ フ ス タ イ ル にじ っ く り 耳 を 傾 け な が ら 、的 確 な 栄 養 指 導 を 行 っ て い ま す 。そ れ ぞ れ の 病 状 を 把 握 す る 必 要 が あ る の で 、当 然 カ ル テ を 読 み 取 る 力 や 、医 師 や 看 護 師 、薬 剤 師 と 連 携 す る コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 も 必 要 と な っ て き ま す 。 今 後 の 治 療 方 針 も 含 め た 情 報 を 共 有 し 、管 理 栄 養 士 も チ ー ム 医 療 の 一 員 と し て 患 者 さ ん の 快 復 を サ ポ ー ト し て い ま す 。こ う し た チ ー ム 全 体 で の 取 り 組 み が 実 っ て 、や が て 患 者 さ ん の 栄 養 状 態 が 改 善 し 早 期 退 院 が叶 え ら れ た 時は 、こ の 仕 事 の や り が い を 深 く 感 じ ま す 。   こ こ に 勤 務 し て 今 年 で 6年 目 を 迎 え ま す が 、振 り 返 っ て み る と 毎 日 が 勉 強 の 連 続 と い う 感 じ が し ま す 。病 気 の 快 復 を 目 的 と し た 栄 養 指 導 で す か ら 、や は り 栄 養 の 知 識 だ け で な く 医 学 の 知 識 も 必 要 と な っ て き ま す 。日 進 月 歩 で 進 む 医 療 の 分 野 で 働 く 以 上 、こ う し た 勉 強 は ず っ と 続 い て い く の か も し れ ま せ ん 。   中 村 学 園 大 学 に 在 学 中 は 、管 理 栄 養 士 の 国 家 試 験 合 格 に 向 け た 勉 強 を 頑 張 り ま し た 。中 村 で は 一 年 次 か ら 、試 験 に 向 け た カ リ キ ュ ラ ム が 構 築 さ れ て い る の で 、早 い 時 期 か ら 目 標 が 定 ま っ て 良 か っ た と 思 い ま す 。ま た 、先 生 方 は 実 際 に 臨 床 の 場 で 活 躍 さ れ て い た 方 が 指 導 に あ た っ て く だ さ っ た た め 、現 場 の 生 の 声 を 聴 き な が ら 、実 践 的 な 学び を 得 る こ と が で き た と 思 い ま す 。   後 輩 の 皆 さ ん に は 、ぜ ひ 学 ぶ こ と を 好 き に な っ て 欲 し い で す ね 。ど ん な 職 種 で も 同 じ かも し れ ま せ ん が 、社 会 人 に な れ ば よ り 学 ぶ 姿 勢 が 必 要 と な り 、自 身 が 自 ら 勉 強 す る こ と が 求 め ら れ る で し ょ う 。ぜ ひ 、今 あ る 時 間 を 有 意 義 に 活 か し て 、さ ま ざ ま な こ と に 目 を 向 け な が ら 自 身 を 高 め て 欲 し い と 思 い ま す 。   私 も 更 に 勉 強 を 続 け 、患 者 さ ん や ス タ ッ フ の 皆 さ ん に 信 頼 さ れ る 人 間 と な っ て 、よ り 多 く の 人 の 病 状 快 復 を 支 え て い き た い と 思 っ て い ま す 。

Graduate of Nakamura

外来の患者さんに栄養指導を行うのも管理栄養士の 仕事。正しい食事の摂り方などをアドバイスしています。   鶴 田 さ ん が 当 院 に 入 職 し て 5 年 が 経 ち ま す が 、そ の 前 向 き で 誠 実 な 人 柄 に 、 安 心 し て 仕 事 が 任 せ ら れ ま す 。後 輩 の 相 談 に も 適 切 な ア ド バ イ ス で 応 え 、人 材 の 育 成 に も 貢 献 し て く れ て い ま す 。管 理 栄 養 士 と し て 大 切 な の は 、専 門 職 と し て の 自 覚 を 持 ち 、常 に 自 己 研 鑽 し 技 術 の 向 上 に 励 む こ と で す 。こ れ か ら は チ ー ム 医 療 が 推 進 さ れ ま す の で 、コ ミ ュニ ケ ー シ ョ ン 能 力 や 他 の 専 門 職 の 意 見 を 尊 重 し 、協 働 す る 姿 勢 も 大 切 で す 。   当 院 で は 、栄 養 管 理 室 を 中 心 に透 析 予 防 診 療 チ ー ム を 設 置 し 、糖 尿 病 患 者 の 透 析 予 防 に 係 わ る 指 導 を 検 討 し て い る と こ ろ で す が 、専 任 の 管 理 栄 養 士 と し て 鶴 田 さ ん を 推 薦 す る こ と に し て い ま す 。彼 女 な ら 適 切 な 仕 事 が で き る こ と と 確 信 し て い ま す 。

栄養管理室室長

浦野 朱美

  ま ず 、自 己 管 理 が し っ か り で き る こ と が 重 要 だ と 思 い ま す か ら 、学 生 の 皆 さ ん に は 一 日 一 日 を 丁 寧 に 過 ご し て 欲 し い と 思 い ま す 。社 会 で は 、自 身 の 行 動 に 責 任 が 伴 い ま す の で 、周 り の 人た ち か ら 信 頼 さ れる 人 を 目 指 し て く だ さ い 。そ し て 、確 固 た る 目 標 を 持 ち 、何 ご と に も あ き ら め な い 心 を 大 切 に し て 欲 し い と 思 い ま す 。

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  私 が﹁ ヤ ン グ ア ド バ イ ザ ー ﹂に 興 味 を 持 っ た の は 、ゼ ミ の 先 輩 か ら 紹 介 し て も ら っ た の が き っ か け で す 。﹁ ヤ ン グ ア ド バ イ ザ ー ﹂と は 、福 岡 県 が 立 ち 上 げ た 学 生 ボ ラ ン テ ィ ア の 一 つ で 、心 に 不 安 や 悩 み を 持 つ 不 登 校 の 生 徒 た ち を 支 援 す る 活 動 で す 。私 は 昨 年 の 11月 か ら こ の 活 動 に 参 加 。甘 木 地 区 の 中 学 校 を 週 一 回 訪 れ 、保 健 室 の 隣 り に 設 け ら れ た﹁ 特 別 教 室 ﹂に 通 い ま し た 。そ こ に 集 ま る の は 、教 室 で 他 の 生 徒 と 一 緒 に 授 業 を 受 け ら れ な い 生 徒 た ち 。そ う し た 生 徒 た ち に 勉 強 を 教 え た り 、一 緒 に 運 動 し た り 、時 に は 相 談 相 手 に な っ た り す る こ と が﹁ ヤ ン グ ア ド バ イ ザ ー ﹂の 役 割 で す 。   私 が 担 当 した の は 、中 学 一 年 の 生 徒 た ち で す 。初 め て 特 別 教 室 を 訪 れ た 時 、私 自 身 、緊 張 し て い ま し た が 、生 徒 た ち も や は り な か な か 言 葉 を 交 わ し て は く れ ず 、少 し 戸 惑 い ま し た 。し か し 、ま ず は 自 然 な 雰 囲 気 を つ く る こ と が 大 切 だ と 思 い 、勉 強 の 話 で は な く 、ゲ ー ム や テ レ ビ の 話 な ど を し な が ら 、和 や か な 空 気 を つ く る よ う 心 が け ま し た 。そ う し て い る う ち に 、 生 徒 た ち も 少 し ず つ 口 を 開 い て く れ る よ う に な り 、 会 話 が 増 え て い っ た よう に思 い ま す 。   こ の ボ ラ ン テ ィ ア の や り が い は 、生 徒 た ち と 心 が 通 い 合 う よ う に な っ た 時 。不 登 校 の 生 徒 の 多 く が コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 取 る こ と が 苦 手 な の で す が 、彼 ら と 接 し て い る う ち に 気 づ い た の は 、彼 ら も 本 当 は 人 と コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 取 り た い と 思 っ て い る こ と 。う ま く 話 し か け た り は で き な い け ど 、自 分 の 思 っ て い る こ と を 誰 か に 聞 い て 欲 し い 、誰 か と 明 る く 話 し た い 、そ ん な ふ う に 思 っ て い る ん だ と い う こ と に 気 づ き ま し た 。事 実 、何 度 も 交 流 を 重 ね て い く う ち に 、彼 ら は 日 々 親 し く 接 し て く れ る よ う に な り 、な ぜ 不 登 校 に な っ た の か 、そ の 理 由 を 打 ち 明 け て く れ た り も し ま し た 。﹁ ヤ ン グ ア ド バ イ ザ ー ﹂と な る う え で 大 切 な の は 、う わ べ だ け の 言 葉 を 並 べ た り 、ウ ソ を つ い た り せ ず 、気 持 ち を 伝 え よ う と す る こ と 。そ し て 相 手 の 立 場 に 立 ち 、そ の 気 持 ち を 理 解 し よ う と す る こ と 。そ う い う 姿 勢 で い れ ば 、彼 ら も い つ か 心 を 開 い て く れ る の で は な い か と 思 っ て い ま す 。   私 は 、大 学 を 卒 業 し た ら 小 学 校 の 教 諭 に な り た い と 思 っ て い ま す 。そ の 夢 を 叶 え る う え で 、こ の﹁ ヤ ン グ ア ド バ イ ザ ー ﹂の ボ ラ ン テ ィ ア は 、多 く の こ と を 学 ぶ 良 い 経 験 と な り ま し た 。も ち ろ ん 、難 し さ を 感 じ る 部 分 も あ り ま す が 、生 徒 た ち と 心 を 通 わ す 中 で 、他 の 職 業 では 得 ら れ な い や り が い を 感 じ 、教 職 に 就 き た い と い う 思 い も よ り 一 層 強 く な っ た よ う に 思 い ま す 。   こ の 春 か ら 大 学 4 年 生 に な り 、教 員 採 用 試 験 に 向 け た 勉 強 も ま す ま す ハ ー ド に な り ま す 。私 は 教 職 の 夢 を 叶 え る た め に 、ぜ ひ 試 験 に 合 格 し た い と 思 っ て い ま す 。そ し て 、﹁ ヤ ン グ ア ド バ イ ザ ー ﹂で 得 た 経 験 を 活 か し 、子 ど も た ち に 信 頼 し て も ら え る 教 師 に な り た い で す ね 。 教職の道を目指す森山さんは、 将来の仕事を見据えヤングアドバイザーに挑戦。 ヤングアドバイザーの期間が終 了する時、 通っていた中学校の生徒たちにも らったメッセージ。

一人ひとりの立場になって思いを理解し、

気持ちを伝えようとする。

その時、心はつながっていくはず。

不登校の生徒たちの学習を支援する「ヤングアドバイザー」。 教職を目指す森山さんは、去年の11月からこの活動に参加し、 生徒たちとの心の交流の中で、多くの学びを得ています。

森山 徹彦

さん

中村学園大学人間発達学部3年生

ラ生

ラ生

ラ生

ヤング アドバイザー 教職課程の授業で使っている カウンセリングの本も参考にしている。

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CLUB & CIRCLE

  桜 が ひ ら ひ ら と 舞 う 4 月 5 日 、新 入 生 オ リ エ ン テ ー シ ョ ン の 最 終 日 に 、体 育 館 の メ イ ン フ ロ ア で サ ー ク ル フ ェ ス タ が 開 催 さ れ ま し た 。文 化 系 、体 育 系 の 全 サ ー ク ル が 集 結 し 、各 サ ー ク ル の 紹 介 や サ ー ク ル へ の 勧 誘 を 行 い ま し た 。サ ー ク ル ス タ ン プ ラ リ ー も 実 施 さ れ 、各 サ ー ク ル を ま わ っ て ス タ ン プ を 5 個 集 め た 新 入 生 に は 、プ レ ゼ ン ト が 渡 さ れ ま し た 。   ス テ ー ジ 中 央 で は 、N D A 部 に よ る ダ ン ス 、和 太 鼓 部 、吹 奏 楽 部 の 演 奏 な ど が 繰 り 広 げ ら れ 、大 い に 盛 り 上 が り ま し た 。新 入 生 は 、そ の 熱 気 に 圧 倒 され な が ら も 、﹁ み ん な 親 切 な 先 輩 ば か り で す ﹂﹁ ど の サ ー ク ル も 楽 し そ う で 迷 っ て し ま い ま す ﹂な ど 、高 校 と は 異 な る 、 大 学 な ら で は の 雰 囲 気 を 楽 し ん で い ま し た 。   新 入 生 に サ ー ク ル に 入 っ て も ら う ア ピ ー ル の 場 と し て 、サ ー ク ル フ ェ ス タ は 毎 年 開 催 さ れ て い ま す 。中 村 に は 45の サ ー ク ル が あ り 、各 サ ー ク ル は 目 的 を 持 っ て 活 動 し 、趣 味 や 技 術 の 向 上 を 目 指 し て 日 々 取 り 組 ん で い ま す 。現 在 、学 生 の 約 3 分 の 1が 何 ら か の サ ー ク ル に 所 属 し て い ま す が 、私 は ま だ ま だ 多 く の 学 生 に サ ー ク ル 活 動 に 参 加 し て も ら い た い と 思 っ て い ま す 。   サ ー ク ル 活 動 を す る こ と に よ っ て 友 達 の 輪 が 大 き く な り 、自 分 が 学 ん で い る 学 部 学 科 と は 異 な る 学 生 と と も に 活 動 す る こ と で 、自 分 自 身 の 視 野 も 広 が り ま す 。自 分 と は 違 う 考 え を 持 っ た 人 と 接 する こ と は 、と て も い い 社 会 勉 強 だ と 思 い ま す 。魅 力 い っ ぱ い の サ ー ク ル が 揃 っ て い ま す の で 、﹁ も っ と 自 分 を 成 長 さ せ た い ﹂﹁ 学 園 生 活 を 楽 し み た い ﹂と い う 新 入 生 は 、ぜ ひ サ ー ク ル に 入 っ て く だ さ い ! 文化系 演 劇 同 好 会 / 表 千 家 茶 道 部 / 華 道 部 / ク リ ス タ ル ハ ー モ ニ ー / 児 童 文 化 部 / 軽 音 楽 部 / 簿 記 会 計 サ ー ク ル / 書 道 部 / 箏 曲 部 / 裏 千 家 茶 道 部 / ユ ー ス ホ ス テ ル ク ラ ブ / 和 太 鼓 部 / ボ ラ ン テ ィ ア サ ー ク ル / エ コ サ ー ク ル 同 好 会 / 吹 奏 楽 部 / 美 術 同 好 会 / ア コ ー ス テ ィ ッ ク ギ タ ー / 薬 膳 ・ 食 育 ボ ラ ン テ ィ ア / 教 育 研 究 同 好会/食物研究部 体育系 合 気 道 部 / N D A 部 / 空 手 道 部 / 弓 道 部 / 剣 道 部 / 硬 式 テ ニ ス 部 / ソ フ ト テ ニ ス 部 / 女 子 バ レ ー ボ ー ル 部 / 男 子 バ レ ー ボ ー ル 部 / 軟 式 野 球 部 / 女 子 ラ ク ロ ス 部 / 男 子 ラ ク ロ ス 同 好 会 / バ ス ケ ッ ト ボ ー ル 部 / バ ド ミ ン ト ン 同 好 会 / バ ト ン サ ー ク ル / 水 泳 同 好 会 / ハ ン ド ボ ー ル 同 好 会 / チ ア リ ー デ ィ ン グ 同 好 会 / 陸 上 同 好 会 / 卓 球 同 好会/新体操同好会/ サ ッ カ ー 同好会 ●

4

5

11:30∼17:30

学友自治会 会長

川上 彩乃

さん (流通科学部3年生)

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※競争率は、受験者数/合格者数 (小数点第3位以下を四捨五入)

平成2

4年度

入試結果

●中村学園大学大学院 競争率 1.00 − 3.00 − − − 1.00 − − 1.00 1.00 1.00 1.00 1.00 1.00 1.00 − 合格者 3 0 1 0 0 0 1 0 0 1 2 7 1 3 1 1 0 受験者 3 0 3 0 0 0 1 0 0 1 2 7 1 3 1 1 0 志願者 3 0 3 0 0 0 1 0 0 1 2 7 1 4 1 1 0 募集人員 6 3 5 10 種別 推 薦 一般(1次) 一般(2次) 外国人留学生 前 期 後 期 推 薦 一般(1次) 一般(2次) 社会人(1次) 社会人(2次) 推 薦 一般(1次) 一般(2次) 社会人(1次) 社会人(2次) 外国人留学生 課程 博士前期 博士後期 修 士 修 士 研究科・専攻 栄 養 科 学 研 究 科 栄 養 科 学 専 攻 人間発達学研究科 人 間 発 達 学 専 攻 流 通 科 学 研 究 科 流 通 科 学 専 攻 ●中村学園大学 競争率 2.52 1.00 1.11 2.72 14.00 5.42 9.00 − − 1.72 1.15 3.51 6.06 3.17 4.00 − − 1.30 1.00 1.03 2.11 9.67 3.11 3.33 1.18 − 合格者 58 28 18 177 5 48 3 0 0 102 13 227 16 124 12 0 0 47 74 37 329 9 54 3 11 0 受験者 146 28 20 481 70 260 27 0 0 175 15 796 97 393 48 0 0 61 74 38 694 87 168 10 13 0 志願者 146 28 20 481 70 260 27 0 0 175 15 802 97 393 48 0 0 61 74 38 696 87 168 10 13 0 募集人員 50 20 20以内 90 5 12 3 若干名 若干名 80 15以内 100 5 15 5 若干名 若干名 25 45 40以内 85 5 7 3 10 若干名 区分 公 募 制 指 定 校 併 設 校 一般(前期) 一般(後期) 大学入試センター試験利用(前期) 大学入試センター試験利用(後期) 外国人留学生 帰国子女 公 募 制 併 設 校 一般(前期) 一般(後期) 大学入試センター試験利用(前期) 大学入試センター試験利用(後期) 外国人留学生 帰国子女 公 募 制 指 定 校 併 設 校 一般(前期) 一般(後期) 大学入試センター試験利用(前期) 大学入試センター試験利用(後期) 外国人留学生 帰国子女 推 薦 推 薦 推 薦 学部・学科 栄 養 科 学 部 栄 養 科 学 科 教 育 学 部 児童幼児教育学科 流 通 科 学 部 流 通 科 学 科 ●中村学園大学短期大学部 競争率 1.32 1.00 1.00 2.89 2.00 − 1.14 1.00 1.07 1.14 2.40 − 1.22 1.00 1.00 2.68 1.00 − 合格者 62 61 10 65 3 0 21 114 14 7 20 0 92 71 15 60 3 0 受験者 82 61 10 188 6 0 24 114 15 8 48 0 112 71 15 161 3 0 志願者 82 61 10 189 6 0 24 114 15 8 48 0 112 71 15 163 3 0 募集人員 37 63 10以内 35 5以内 若干名 10 110 15以内 5 10 若干名 75 60 15以内 40 若干名 若干名 区分 公 募 制 指 定 校 併 設 校 一般 社会人 外国人留学生 公 募 制 指 定 校 併 設 校 自 己 推 薦 一般 外国人留学生 公 募 制 指 定 校 併 設 校 一般 社会人 外国人留学生 推 薦 推 薦 推 薦 学科 食 物 栄 養 学 科 キャリア開発学科 幼 児 保 育 学 科

付属幼稚園

園長だより

保育者の役割

壱岐幼稚園園長 久富さよ子 幼稚園にとって大切なことはいう までもなく保育者の存在です。当園 は年少、年中、年長各2クラス、計 6クラス、6人の担任と補助の先生 方5人で保育を担当しています。 先生方の日々の仕事を眺めつつ、 私はとても感心させられるのです。 突然雪が降った3月のある日、年少 の園舎の前の賑やかな声に覗いてみ ると、ひよこ組・すずめ組の子ども たちと先生方が、二手に分かれて雪 合戦をしています。子どもたちは 真っ赤な手で雪のボールを投げては 丸めることを、必死で繰り返してい ます。雪がなくなると中庭の雪を探 して駆け回り、また投げる姿に思わ ず「頑張れー」と叫んでいました。 やがて年中、年長の子どもたちも参 戦、中庭はいままでにない大賑わい の合戦場と化してしまったのでした。 また、本園では心身を強くするた めに、走ることに力を入れています。 年長の子どもたちは、朝登園すると 自ら園庭を走ります。聞いてみると、 それぞれに自分で目標を決めており、 ある子どもは2周、ある子どもは17 周と答えました。そして目標を達成 すると、自分でシールが1枚張れる ような仕組みになっていました。な かには途中で修正を申し出る子ども もいたようです。クラスには子ども たちの頑張りが一目でわかる一覧表 が貼られています。 保育者は日々の保育内容をすでに 計画していることでしょうが、雪合 戦にみるようにその時をとらえ、中 庭という適度な広さの場所、しかも 全クラスから最もよく見渡せる場所 を選択しました。これが北側にある 広い園庭では、これほどの盛り上が りは期待できなかったことでしょう。 また、この時子どもたちは雪の感触 を感じ、手の温もりで雪が水に変わ ることや、日陰や木の茂みに雪が 残っていること、場所により雪の硬 さが異なること等、理屈ではなく実 感という貯金を心のうちに増やして いたことでしょう。 走ることも子どもが自ら走る気持 ちになるように、その心の動きや心 理を読みつつ、日々の保育そして指 導を行っています。つくづく先生方 のフレキシブルな対応の見事さ、判 断の的確さに、現場に居ることの凄 さ、素晴らしさ…。誠に尊いもので あると感じたことです。

参照

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