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在宅障害高齢者の転倒に影響を及ぼす身体及び認知的要因

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(1)

報    告

障害高齢者

転 倒

影 響

身体

認知

的 要 因

 

1)2)#

 

3}

稲 谷

ふ み

P21

 

中 芳 幸

2)

要 旨

 

本 研 究

在 宅 障 害 高齢 者

1

0

均 年 齢

83

ユ歳

男性

17

女 性

93

名 ) を 対

転 倒 歴

注 意

及 び

身 体 機 能 を評 価

転 倒

響 を 及 ぼ

す 要

を検 討 し

た。

転 倒 経 験 群

28

ニ ア ミス 〔

し そ う に なっ た)体 験

33

非粁 験

49

3

問の比

に おいて

転 倒 経 験 群

とニ ア ミス

験 僻の

Trail

making  test

−Part

 

A

TMT

A

:1 は

非 経

験 群 よ り 有 意 に 小 さ く

身 体 機 能

白 己認 識

逸 脱

有 意

に大

かっ た

転 倒 経

験 群の最

歩 幅

歩 行 速 度

足 把 持 力

関 節

屈 角 度

4

凵 は

ニ ア ミ ス

験 群 と非 経

験 群

り有

意に低 値 を 示 した

さ ら に

転 倒 歴

有 無

を 目

的 変

数 と し たロジステ ィッ ク回

分 析

ヴ)

結 果

注 意 の

指 標 と

TMT −

A

足 把 持 力

背 屈 角 度

の オ ッ ズ 比 が

有 意

であっ た

本 結 果 は

位 姿 勢 保 持

在 宅 障 害 高齢 者

で は

身体 機 能

に 足

把 持 力

足 部

動 性 な

どの 足

部機

能の

ドが

転 倒

の危 険 因 子であ るこ とのみ な ら

注 意 力

低 ドも転 倒

す 重大 な 要 因

で あ ること を 明 らか に し た

 

在 宅 障 害 高 齢

注 意

転 倒

 

高 齢 化

が急 速に進

してい る

Hv .

高齢 者

や かに

い る

に は ど う す れ ば 良い の か が

社 会

rl

りな 課 題

と な り2:

地 域

高 齢 者

対 す

増 進 事 業

護 予

防 事 業 が 進 め ら れてい る:1’4)

かで も

防対

転 倒

によ る

外 傷

骨 折

高 齢 者

Il

生 活 を 著 し

く低 下 さ

せ る た め5揃

その

重 要性

認 識 さ

れつ つ あ る

高 齢

転 倒 を 未 然

防 ぐ

た め に は

1

転 倒 発

要 因

急 務

で あ る が, これ

で に

加 齢

障 害

によ る

身 体

機 能

ドが

倒 を 引

き起

す 原 閃

ること が 報 告 さ れ てい る7i

例 え ば

片 足立

保 持 能 力

との

L

* i i

 s’

肢 筋 力

との

関 連

鯛Ol

節 可

動性

との

関 連

11)

足 底

 PilysicaL and  Cognitil

c  Factorsλ5suclatヒd wifh  FalLs anLo 「]9しhピ  F1〔1erly with Disab山匸y aL Ho川e

D 第

福 祉 大 学 人 間社 会 福 祉 学 部

  〔〒 818

Ol941副 司県 太宰 Jt

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  Shin Mum τa

 RPT

 MS

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研 究 科

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 MA

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3}久 留 斗こ大学 文 学 部 心理 学科

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 Kururnc UIIiversi〔y

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ac

jP

  〔受 付日 2004年7「

il2

凵 受珊 冂 IOD5年1月221D の

感覚

力 と

閾 連

12)1/ll

どで

認 知

能, と

わ け

意 との 関 連 を 示 し た 報 告2,11:ll51

もあ

 

し か し

報 告

転 倒 時

の心 理 酌

題 や 転 倒の発 生 原 因

え ば

鬱 状 態

られ た

ま ずい た

っ か かっ た

っ た など の注

意 力

下 に よ る逸

話 的 な指 摘

を してい る に 過 ぎ ない

で は

転 倒

と注 意 と の関

客 観 的

に基づ き報 告 し た

の は

な く, 転

注 意 力

下に よる もの なのか

ま た その発 生 機

な ど 明 ら か に さ れ てい

い こと が

い。

 

高齢 者

故には 至 ら ない ま で

転 倒

そ う

に なっ た

体 験

転 倒

の ニ ア ミス

体験

) を

している

場 合

も多

加 齢

伴 う老 化 現 象

障 害

と く に

感 覚 機 能

の 低 ドは

変 化

適切

対 処

する

能 力

響 を

及 ほ

16,, す な わ ち

自 身

内 的 環 境 及

外 的 な環 境

双 方

か らの

情 報

切 に

解 釈

るい は

対 処 す

る こと が

困 難

る。 こ の

感覚 機

能の低 ドが

注 意

ドを

き起

す 要 因

且7〕 と

さ れ

る が

注 意

念 は その

語 表

さ れ る 現

多 様 な

た め

疏 さ れ た

定 義

は な く

そ れ ぞ れの研 究 者 が そ れ ぞ れの

定 義 を

用い てい る 18

LIOI

高 齢 者

に お け る 日

生 活の 中 での

意 と

高 齢 者 自 身

れを

取 り巻 く環

境 との関 係の中で

を適 切 な対

中し

に応 じて意 識 を 移 動 さ せ る 過

摎 え

ら れ

本 研

に おいて

も注 意 を

こ のよ

づ け る

(2)

宅障 害 高 齢 者の転 倒に影 響 を 及ぼす 身 体及 び 認知的 要 因 89 表 1 対 象 者の属

「生 人 数 〔名}

齢 (歳 冫 通所 回 数 Clul) MMS  し点) llO男 性17

女性

93

)        

83

1

±

5

2

     

2

1

5

冫 週         23

1 土 4

4 要

介護

区 分 (人 数〕 要 支援 要 介 護1 要 介 護2 要 介 護

3

74

怯 り

61

既 存疾 患 〔人 数}  変 形性 関 節 症       脳 血 管 障 害       内科 疾 患       骨 折 後 遺 症       循 環

器疾 患

      呼 吸 器 疾 患       腎

泌 尿 器 疾 患       骨 粗 鬆症       関 節リ ウ マ チ       その他

8185208865

221111

      1

齢と

MMS

Mir

i

Mental

 

State

 

Examination

}は 平均±標 準 偏 差

所回 数 は中央 値 〔最 小 値

最 大 値 ) を示す

なわ ち, 注 意 力の

下 と は

意 識

を 必

じて

選択

的 に 移 動 で き ない状

とす る

  本 研

究 は

注 意

選 択 機 能 を視 覚

的 に 評

す る 検 査 と し て

広 く

用 い ら れ てい る

Trait

 making  test

Part

 

A

TMT

A

):JO

221 を

い て

在 宅 障 害 高 齢 者

注 意 力

客 観

的に

評 価

転 倒

転 倒

のニ ア ミ ス

験 との 関 連 性

を検 討

な お

,TMT ・

A

注 意 機 能の机 上

し て

信 頼性

妥 当性

が 確 認 さ れて い る21,22}

ま た

分 自身

内 的 環 境

へ の

注 意

最 大

歩 幅

2

1) の

自己 予 測

実 測 値

との

差 を身 体 機 能

対 す

己 認 識の

逸 脱

と して

し た

れ らの注 意

能 と

転 倒 との関 連

予想

さ れ る ド

片 足

ち保 持 能

JJ

な ど

身 体

と を

せて

評 価 し

転 倒

発 生 要

的 に 検 討 し たの で

報 古す

る。

対 象

 

4

通 所

リハ リ テ

シ ョ ン

施 設 を利

川 して いる

在 宅 障 害 高 齢 者

呆の診 断 を

けてお らず

歩 行

疏 し ている

119

対 象

と した

しか し

119

6

Mini

M

已ntal 

State

 

Examination

MMS 戸

5)z6:

の得 点 が 昔 し く低 かっ た ため に

対 象

か ら除

3

名は

視 力 障 害

のた め に

視 覚 的評 価

TMT −A

が 測

能 で

っ た 。 よっ て

研 究の 分 析 対 象 は

1

0

男 性

17

女 性

93

) と なっ た

MMS

得 点 範 囲

0

30

る が

回の

対 象 者

llO

で は

最 低

18

30

平 均

23

っ た。

過 去

1

間 に お け る

転 倒

雁の

信 頼性

を 高

め る た め に,

象考

選 択

MMS

 

20

点 以 ヒと

し た が

20

n

名 も過 去

転 倒 を

く覚 え

て お り, かつ その

記憶

利 用 者

カル テ や リハ ビ リ

ョ ン ロ

か ら 正

る こ とが

確 認

で き た た め

対 象 者

めて

検 討 し

た。

お,

本 研 究

に お

転 倒

と は

GibsonL

9} の

っ て

自分

意 志

か らで は な く

膝 や 上

或い は

臀 部

腰 な

どの

身 体 部 分

床 血

地 面 な

どの よ

り低

接 触

た場 合 」と

し た

た だ し

臥 床 時

のベ ッ

ドか ら

転 落 等

に よ る

転 倒

は 除

し た

 

と し た ユ

IO

属 性

1

してい る

年 齢

は 平

83

ユ歳であ

要 介 護 認 定

要 介 護

が 最 も

次い で

要 支 援

か っ た

存疾 患

は 変 形

性 関節

症 が

も多 く

い で 脳 血

管 障 害

骨 折 後遺 症

節 拘 縮

力 低

下 な ど

循 環 器 疾 患

吸 器 疾

な ど

多岐

にわ たっ てい

歩 行

レベルは

すべての対

地 歩 行

自立

していた が

t

を 使 用 してい る

高 齢 者

以 上の

78

名い た

ま た

血し

管 障 害

な どに よ

り装

具 を 装

して いる

高 齢 者

はい

な か

な お

管 障 害

にお ける

E

麻 痺

程 度

上 肢の

Brunnstrom

Stage

 

W

15

, 

V

1

 

W

3 名

皿が

2

あ り

F

Brunnstrom

 

Stage

 

Vl

15

 

V

2

 

W

3

皿 が ユ

であっ た

2

調

内容

 

調

は平

15

7

28

日 か ら 約

1

ヶ 月 間 実

し た

個 人 情 報

収 集 と

MMS

実 施

1

) 転 倒

歴 とニ ア ミ ス

体 験

の 聞 き取 り

2

TMT

A

施 行

3

最 大

歩 幅

4

) 最 大

実 測

お よ び

5

握 力

6

) 足 把 持

7

) 足 関 節 背 屈 角 度

8

身 体

の 柔

.9

) 片 足 立

ち 保持 時

IO

) 歩 行 速 度 を 測 定 し た

的 な 測

f

(3)

き は 後 述 す る

1

) 転 倒

歴 とニ ア ミス

験の聞 き 取 り調

 

転 倒 歴 及

びニ ア ミ ス

体験

1年

間 の

有 無 を面 接

)及び利 用

カ ル テ に よっ て調 査 し た

2

注 意 ノ」の評

 

注 意 力

TMT

A

及 び

身 休 機 能

自 己 認 識

逸 脱

に よっ て評

tJ

 

TMT

A

紙 面

E

にラ ン ダムに 配

さ れ た

1

か ら

25

ま での

数 字 を 小 さ

か ら

主に注 意の選 択 機 能 を 評

価 す

1

)。 こ の テ ス トの

評 価 方 法

々で

る が

S5

以 上の

健 常 高 齢 者

の平

均 施 行 時 間

218

との

報 告

∠ω が あ る

本 研 究

対 象 者

の ほ とん どが

後 期 高 齢

る こ と を

慮 し

3

分 間

に正 し

く結

数 宇 を

TMT −A

得 点

       ’

 

 

N

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一一

4

      

     

1

  

− 1

   

 

 

 

 

 

1TraLI  

Making

 

TeSt

Part

 4

  身 体 機 能

己 認

逸 脱

最 大

歩 幅

予 測 値

と 実 測 値 との差 に よっ て評

し た

歩 幅

両脚 を

揃 え た状 態 か

最 も大 き く片 方

み 出 し

の脚

その

揃 え

の爪

か ら

み出 し た

までの

距 離 を測 定

した が

安 全 性 を考 慮 し

平行 棒 内

っ た

象者

平 行 棒 内

床 面

20cm

間 隔

貼 ら

れ たカ

プ を

砕 認

掴 ま

るこ

く跨 ぐ

が で

距 離 を

測 す

る (

最 大

歩 幅

予 測 値 )

次いで

IQm

前 方

1

5m

さ に

取 り付 け

ら れ た

任 意

を 注

自 分 が

測 し たカラ

プ の

位 置 を確

認 す

る こと

な く

実 際

努 力

で の

動 作

を 行 う (最 大

歩 幅 実 測

ら れ た

測 値

実 測 値

cm

身 体 機 能

の 自 己 認 識の

逸 脱

と して

評 価

した

2

3

身体 機 能 評 価

 

ジ タ ル

式握 力 計 (

竹 井 機 器

業 製 )

を 使 用 し

測 定 姿 位 は

左 右

L

肢 を体 側

大 握 力 を

2

回 測

その

左 右

最 大 値

合 計 を

握 力 値

kg

と し た

 

把 持 力

著 者

ら が

自作 し

足 把 持 力 測 定 器

い て測 定 し た

被 験

左 右

の 足

把 持 力 を

2

測 定 し

最 大 値

合 計 を足 把 持 力 値 〔

kg

と し て

用 し

な お

この

測 定 器

ら得 られ

測 定 値

再 現 性

こ れ

で に

相 関係

数 O

973

とい

う極

めて

い こ と

を確 認

てい る291。

3

測 定 方 法

し た

 

節背 屈 角 度

膝 関 節

i‘

分 に 屈

自動

によ る

背 屈角 度 を測 定

した

測 定

は 基

軸 を

腓 骨

へ の

垂 直 線

移 動 軸 を 第

5

中 足 骨

て 3D)

a

b

C

       

2

 

身体 機 能の 自己 認 識の逸脱 (

の予 測 値 と 実

1

則値との差 )の計 測 a :平 行 棒 内の床 面に20cm 間隔 でカラ

プ を

e

平 行 棒に 掴 ま る こ と な く

跨 ぐこと が できる距 離 を予

 

測 しても らう

 

〔最大

の予 測

例 :

60cm

b

:両脚 をそろえた状 態か らで き る 限り大 き く片 万の脚 を踏 み 出す

c :反 対 側の脚 を その横にそろえ る

開始 時の爪 先 の 位 置 か ら踏み出し た踵 まで の距 離を測 定

の実

 

i

 

f

 

 

38

〔rn〕

 

得ら れ た 予測 値 と実 測 値の差 〔c皿♪を 身 体 機 能の自己認識の逸 脱 とし て 評価 した (例:60

38

22・cm )

(4)

宅 障 害 高 齢 者の転 倒に影 響 を及ぼす 身 体 及び認 知 的 要 因

91

a

       

3

 

足 把 持 力の測 定

方法

a :被 験 者 は坐 位 姿 勢 を と り

上 肢で台 を掴み 上

を 固

する

 

検 音は踵 部 をしっ かり と固定し て 測

を開始す る

b

b

足指の 指節問関 節が 可能な限 り足指 把 持バ

にか かるように調 節 し

把 持   バ

を しっ かりと把 持して把 持 力を測 定 する

を川

いて

左 右 を

その

合 計

を 足

関節

背 屈 角 度

と し た

  身 体

柔 軟性

長 座 体 前屈 距 離 を

デ ジタ ル

式 長 座 体

屈 測

器 〔

器工業 製 ) を 川い て測

定 (

cm

し た

  片

足 立 ち

保持 時 間

左 右

につ

2

デ ジタ ル ス

ッ プウ ォ ッ チ

用いて

30

を ヒ限 とし て 測

その

左 右

長 時 間 の 合 計 を 片 足 立 ち 保 持

時 聞 (

sec ) と し た

 

1

ユIn を

最 速 歩 行

し て

らい 中 間 の

5m

を測 定 区 間 と

し て

そ の

要 時 間 をス トッ プ ウォ ッチで計 測 し た

その際

常 杖

使

用 して

歩 行

し てい る

対 象 者

には

使 川 を許 可 した

n

測 定

2

連 続

し て

最 速 値 (

m /sec

) を評 価

3.

計学

解析法

  転

倒経 験 群

ニ ア ミス

経 験 群

非 経 験 群

3

群 間

につ い て

男 女

割 合

検 定

に は

X2

検 定 を

用い

MMS

得 点

 

TMT

−A

得 点

身 体 機 能

Lf認 識の

逸 脱

最 大

歩 幅

握 力

把 持 力

足 関

節背

屈 角 度

体の柔 軟 性

片 足 立 ち 保 持 時 間

の比

には

元 配

置 分 散 分析

。 さ らに

転 倒 歴

有 無

倒経

験の

有 無

) と

関 連 す

調べ る た め

ロジステ ィ ッ ク 回

帰 分 析

っ た

ロジ ス ィッ ク回 帰 分 析 は

転倒 経験 有 り と転 倒経 験 無

ア ミス経 験 を

む 〕 を

目 的 変 数 と

説 明

数 は 性 別

年 齢

MMS

得 点

TMT −A

得 点

身体 機 能

自 己認 識

逸 脱

最 大

歩 幅

握 力

足 把 持 力

足 関 節背 屈 角 度

身 体

柔 軟 性

足 立

ち保 持 時 問

歩 行 速 度 と

し て 分

し た

ま た

測 定

項 目間

相 関 を

Pearson

係 数 を

用い て

検 討

し た

 

な お

ての

統 計

に は

StatView

 

5

0

計 的

水準

5

と し た。

4

 イ

侖理 白

勺酉

 

対 象 者

に は

の 趣

につ いて

説 明

た 上で

協 力 を求

め た

研 究

へ の

参 加 は 自 由意 志

被験 者

な ら な く

も不 利益

いこ

とを書

面 と冂 頭十 分 に 説 明 し た

ま た

家 族 に

て も

設 で

使

用 し てい る

連 絡

ト を

い て

事 前

説 明

1

司意

後 調 査 を 開始 した

な お

タはコ ン ピュ

処 理 し

研 究の 囗 的 以 外 に は 使 用 し ない こ と 及 び 個 人 情 報の漏

に 注 意 し た

1

各 測 定 項 目間

2

 

注 意 力 を

し た

TMT −A

得 点

身体

能の

認 識

の 逸

との

に は

有 意 な 負

相 関 が 認

られ た

、一

注 意 力

身体 能 力 を評価 した変 数 間

に は

認 識

逸 脱

最 大

歩 幅

との

有 意

な 相 関 は 認 め ら れ

か っ た。

 

身体 能 力 を

し た

握 力

足 把 持 力

関 節 背 屈

身体

柔 軟性

片足

ち保 持 時 間

歩 行

身体

柔 軟 性 を 除 き

hl

有 意 な正

相 関 を

し た,

身体

柔 軟 性

片足 立 ち保 持 時 間 と

な正 の

関 が 認め ら れ た が

その 他の 測 定 値 と は 有 意 な

関 は 認 め ら れ な かっ た

(5)

表2 各 測 定 項 目 間の相関 分 析 [:n

llO)

TMT

A

  自己認 識       の 逸 脱 最 大

歩 幅     握 力 足 把 持 力   背 屈 角 度   長 座 体 前    片足 立 ち        屈

i

巨離    

f

呆子寺日寺問

己 認 識の逸 脱 最 大

歩 幅 握 力 足 把 持力 背 屈 角 度 長座体 前 屈距 離 片 足blr/ち保 持 時 間 歩行 速 度

53* *

 

0

18

    

0

42* *  0

17   

 

10

 

0

05

     

O

15  

0

13

   

0

03

0

lO       

O

09

 0

10    

 

D

9

 

0

03

     

 D

14     * *  

o

34

    * 串  O

57     * *  

D

39

O

07     * *  

O

13

    * *  

0

62

0

48* * 〔}

21* O

15     * *

0

43

    * 宗

0

34

 

冖*

0

4rO

18       0

07

e

53

* *

   

 

0

23

e

51

* *

    

0

34

* *

039

* *

024

   

  

O

47

* *

Pearson

s 〔

orrctlation coeffiCient

 

* * p〈D

Ol

‡ p <

0

05

3

転 倒 経 験 群

ニ ア ミ ス経 験 群

非 経 験 群の3群比 全   体 n

1]

0

転 倒 経 験 群:A

 

ニ ア ミ ス経 験群 :

B

 

非 経験 群 :

G

 

分 散 比

 

有 意 差

   

多重 比較    n

28       11

33          n

49    

F

〔2

IOア:1 年 齢 〔歳 :〕 MMS 裃#

亡〔 〔∴

工)

TMT

A

 

l

点〕 自己 認識の逸 脱 (cm 冫 最 大

歩 幅 1cm } }屋丿丿

 

kg

:1 足 手巴持 ノ丿

 

kg

} 足 関節 背 屈 角 度 〔度) 長 座体前 屈 距 離

Ccm

) 片足 立 ち保持 時 間 〔se ω 歩行 速 度 (m

sec 〕

S3

1 ± 5

2

23

1

 =

t

1

1

a

1

±

d

918

6± 12

8 39

7土 17

8

31

5

8

93

9

±

2

2

26

 10

4 23

7

± {

89

1± 9

21

  ±

0

3

84

1± 5

523

1

ゴ:

4

l

lO

2

3

628

0 ナ 13

2

3L8 ± 20

3

30

O

±

8

62

6

+ i

920

9

323

0± 8

46

2± 4

0

8

±

O

3

83

3± 5

622

8± 4

812

7

±

5

123

O

± lL2

41

7± 

15

3

312

±

8

7

12± 2

129

1

± 

13

3

24

9

19

1± 7

8i

D± O

3

82

4

 ± 

4

7

      

0

44

23

3± 4

3      0

06 17

3

± 5

1     10

38 10

3± 13

7    11

07

42

9

± 

18

1

    

3

48

32

5

±

9

1

     

0

92

4

5± 2

2     3

26 28

3± 7

8      3

29

23

8

± 

11

2

    

0

04

11

6

± 

10

5

     

3

28

1

0± e

3      3

31 ns       nS nS       nS

        *

* *  

C

A

B

* *  A

B >

C

申 * *

 

B

・C

A

喉 ns      ns *   

B

C

A

*   B

C

A

11S       ns *

  

C

A

B

L

 

B

C

A

* 平 均±標 準 偏 差

,一

元配 置 分 散 分析 [

p

D

OD

多重 比 較検 定:

  Scheff6

 

* * p〈

0

Ol

’p<OD5

握 力

足 把 持 力

足 関 節 背 屈 角 度

片足立ち 保持 時 間は 左右の

E

肢 ま た は

r

能の測 定 値の合 計 をasす

2

転 倒 及 びニア ミ ス

体 験

有 無

 

対 象 者

1

0

最 近

1

間に

転 倒

経 験

した

齢 者

28

名 (

25

5

% ) で あ り

転 倒 に 至 ら ない

転 倒の ニ ア ミ ス

体 験

験 し たの は

33

名 〔

30

0

%}で あっ た

転 倒 お よ びニ ア ミ ス

体 験

かっ た

高 齢 者

49

であ り

全 体

44

5

%で

っ た。

3.

転 倒 経 験 群

ニ ア ミ ス

体 験 群

非 経験

群の

3

 

群 別の男

割 合

転 倒 経 験 群

男 性

5

23

;ニ ア ミス

体 験

詳 :

男 性

6

女 性

27

非 経

男性

7

女性

42 名

) に

有 意 差

られ な

かっ た (

Z2

O

9

 p

〔}

91

 

転 倒 経 験 群

とニ ア ミ ス

体験

群の

TMT

−A

点 は

非 経 験 祥 よ り

有 意

低 く

身 体 機 能

自 己 認 識

の逸 脱 は 有 意 に大 きかっ た

最 大

歩 幅

歩 行 速 度

把 持 力

節 背 屈 角 度

4

凵 は

倒 経 験

が ニ ア ミ ス

体 験

群 と

非 経 験 群

り有 意

低 値

し た

片 足 立 ち

保 持 時

間 に つ いては

転 倒 経

験 群

非 経 験

群よ り有 意に短 かっ た が

ニ ア ミス体 験 群 と は

有 意 差

は 認 め ら れ

な か

っ た。

年 齢

MMS

得 点

握 力

身 体

の 柔

軟 性

4

項 目

につ い て は

差は

め られ な かっ た (表

3

 

な お

脳 血

管 障 害

に よ る

筋 力

関節 可 動 域

与 え

慮 し

握 力

足 把 持 力

足 関 節

角 度

につ

1

血管 障 害 を 有 す

2

89

を 比

し た

脳亅血

管 障 害 を 有 す

高 齢 者

測 定 値

握 力

29

8kg

±

9

6

持 力

3.

5

±

1.

9.

足 関

節 背 屈 角 度

25

2

±

13

8

} と

管 障 害

し ない

の 測

定 値

握 丿

丿

3

9kg

±

8.

7

足 把 持 力

4

O

±

2

3

節 背

26

8

9

6

) に

統 計

学 的 尉 応

t

検 定

有 意 差

め ら れ な かっ た

4

転 倒 に 関 与 す る 因 子の抽 出

 

転 倒 経

り と

験 無 し (ニ ア ミ ス経 験

を 含

目的 変 数

と したロ ジス テ ィッ ク 同

の結 果

を 表

4

示 し

12

目の

説 明

変 数の

TMT

A

のオ ッズ 比 が

0.

78

95

信 頼 区

e.

66 − O.

92

足 把 持 力

の オッ ズ 比 が

0

63

95

信 頼 区 間

O

46

− 0.

87

足 関 節 背 屈 角

度の オッズ比 が

O

69

95

% 信 頼 区 間

O

50

− 0,

92

:〕 で

有 意

っ た。

Wald

検 定

結 果 も

転 倒

関 連 す

要 因

TMT

A

〔p く

0

Ol

把 持 力

p 〈

0

05

足 関

節 背

iEl

角 度

p

0

05

} の

3

目で あ り

TMT

−A

い ほ

足 把 持 力

い ほ ど

ま た 足

関節 背 屈

が 少 ない ほ ど に

転 倒

危 険 性

(6)

在 宅 障 害 高 齢 者の 転 倒 に影響 を 及 ぼ す身体及 び認知 的要 因 93

4 転 倒の

無 を凵的 変 数 とし たロ ジス テ ィッ ク 回

帰 分析

    の結 果 項 目 オッズ 比

95

% 信 頼 区 間 性   別 年  齢 MMS 得 点

TMT

A

自己認識の逸脱 最 大

歩 幅 握  力 足 把 持 力 足 関 節背屈角度 長座体 前 屈距 離 片 足Lk ち 保持 時 間 歩 行 速 度 0920

981

16   串 *

0

781

05

(1

991

D20

63

o

69

* 1

〔》11

DOO

32 0

16

5

22 088

 1

01

0

96

 1

33

0

66

0

92

0

99

 

1

11

(]

95

 1

(,4 (]

94

 1

10

0

46

0

87

0

5

{〕

 

92

0

S9

 1

22

0

92

 1

11

0

02

5

gg

Wald

tcs〔

 

p<

0

01

 

p

0

05

こと

が 推 察

さ れ

tt

  加 齢

伴 う生 体

老 化現 象

な 身体 的

及 び

精 神

的 変 化 を引 き起

こ し

障 害

に よ

その

変 化

は さ ら に

長 さ れ る

と くに感 覚の処 理 能 力の低 ドは 高

齢 者

に とっ て

と して

重 大 な 事故 を招 きか ね な

な か

も高 齢

転 倒

骨 折 を起

さな

いた め に

防す

ること が

重 要

この よ

視 点

か ら

転 倒

す 原 因

と して

報 告

さ れてい る が

客 観 的 評価

づ い た

報 告

筆 者

ら が

限 り

ほとん ど

われて いない

 

そこで

各種身体機 能検

注 意

的指 標

TMT

A

お よ び

身体 機 能

対 す

自己 認 識

逸 脱 を

評 仙

転 倒

要 因 を総 合 的

検 討

し た

 

し た

在 宅 障 害 高 齢 者

110

身体能力

で あ る

握 力

把 持 力

t 足

関 節 背 屈 角 度

片 足

k

ち保 持 時 問

歩 行 速 度

身 体

柔 軟 性 を 除 き

圧い に

有 意 な 正

相 関

め ら れ

。 この こ

内 的

整 合 性の 高い こ とを 示 し

信 頼 性のあ る 身 体 能 力の 測 定 が

え た と

推 察

で き る

ま た

足 立 ち

保 持 時 間

歩 行

今 回 測 定

し た 全て の

身 体 能 力

有 意 な相 関

し たこ とか ら

肢 機 能

総 合 的

に 反

し た

指 標

とな り

る 可

能 性

示 唆

さ れ た

 

身体

の柔

軟 性

足 ・

Z

ち保 持 時

問 及 び

歩 行 速 度

との 問には 有 意 な 正の相 関 が 認 め ら れ た が

その他の測 定 値 と は 有 意 な 相 関 は 認め ら れ

かっ た。

諸 橋

訓 は

老 人

ムに

入 所 中

高 齢 者

対 象

と して

身体

柔 軟 性

と 下

肢 筋 力

活 動性 な ど

運 動 能 力 を調 査

柔軟 性

動 能 力

との問 に 相 関 関

かっ た

と報 告

し てい るt

回の

結 果

諸 橋

研 究

し ない

結 呆

であっ たL

 

本 研 究で の 注 意

の 尺

に は

TMT

A

TMT

A

元 来

Army

 

individua

test

 

battery

194,

1

含 ま

れ てい た

ので

注 意

の 選 択

機 能 を 視 覚 的

尺 度

と して

広 く用

い られている即 。

注 意

に は

集 中

選 択

の 二つ の

側 面 が あ

る。

す な

注 意

維 持

機 能 (

持 続 的 注 意

) と

注 意

選 択 機 能

選 択 的注 意

) に 分

さ れ, さ ら に

これ ら

を意

図 的 にコ ン トロ

す る

意の

制 御 機 能

想 定

さ れてい る3z1。

注 意

選 択 機 能

と は

多 く

刺 激

か ら

刺 激

焦 点

て る

機 能

あ り

こ の

機 能

と行 動

貫性

容 易

な わ れ る

さ れ てい る33]

この こ

か ら

注 意

の選

機 能

最 も重 要 な注 意

構 成 要 素

あ り

注意

中 核

を な す も

の と

考 え ら

れ る、

また

転 倒

意 図 的 な 行動 中

(歩 行 な どの 立 位 動 作 中 )に 発 生 し や すい こと か ら も5)6)

選 択 機 能

評 価 す

TMT

−A

本研 究

使 用 す

評 価 尺 度

と して

採 用

し たtt

 

冨田 30 は

ヒ ト は環

変 化

し て

柔 軟

適 応

ョ ン のあ る

多 種 多 様

き がlrf

で あ る が , そのた め に は

体 機 能

境 との

関 係

情 報

探 索

要 な 情 報

を ピッ ク アッ プし

が ら

活 動 す

る こ

重 要

で あ る と 述べい る

倒 は

と環

か らの情 報 が

切に認 知 さ れ ない

合にも 発 生 する こと が

え ら れる

これ らの ことか ら

転 倒 発

と し て

環 境 面

へ の

注 意 だ

け で な

自身

身 体 機 能

へ の

内方 向 的

注 意

につ い て

も検 討 す

る 必

が あ る

思 え た

  そ

こ で

本研 究

では

自分 自 身

内 的 環境

へ の

注 意

につ い て

最 大

歩 幅

己 予 測 と

との

を 用い て

体 機 能

対 す

認 識

の 逸

と して

し た。し か し

こ の

方 法

般 化 され

尺 度

では

な く

信 頼 性

妥 当性

につ い て

吟 味

さ れ て はい ない

た だ し

備 実

験 と し て 同

で 測

し た

健 常

成 人

18 名

男 性

5

女 性

13 名

平 均 年 齢

21

3

±

2

1

)の

逸 脱

8

7cm

±

4

5

経 験 群

49

逸 脱

10

3cm

±

2

3

類 似

て い る こ と

本 対 象例

110

に お け る

己 認 識の

逸 脱

TMT −A

と有 意

関 が 認 め ら れ たこと か ら

あ る

程 度

当性

が あ る もの と

推 察

し た

  転 倒 経 験 群

ニ ア ミ ス

体 験 群

非 経 験 群

3

群 問

い て

転 倒 経 験 群

とニ ア ミス

体 験 群

TMT −A

非 経 験 群 より 有 意 に 低 く,

身 体 機

能の 自 己 認 識の 逸 脱 は

意 に 大 き かっ た

。一

身 体 能 力

指 標

と し た 最 大

歩 行

把 持 力

足 関 節 背 屈 角 度

4

凵は

転 倒 経 験 群

が ニ ア ミ ス

体 験 群

非 経 験 群

よ り

低 値 を

示 し たu これ らの

果 か ら

対 象

と し た

在 宅 障 害 高 齢 者

倒 は

身 体 能 力

ドに

注 意 力 が 低 ドし た 場 合に発 生 しやすい こと が 推

さ れ た

 

注 意

転 倒

との

関連 性

につ い て

田 ら]

1]は

転 倒

に よっ て

骨 折

し た

78

高 齢 者 を対 象

と した

調 査 研 究

か ら

転 倒

段 差

っ た

気 を 取

ら れ た

っ た

な どの

周 囲 環

境 に

す る 注 意

ドに よ る

(7)

のが

かっ た と し

注 意

転 倒

との

関 連

して い る

た,

川 ら 3Sl は

在 宅 高 齢 者 を対 象

遠 藤

ら1

°)は 入 院 中

卒 中片 麻 痺 患 者 を対 象

調査 研

におい て

t

田 らの結

1・

,i亅

の報 告 を し てい る

回 は,

注 意 力 を

TMT

A

を用

い て

評 価

ロ ジステ ィッ ク回

帰 分 析 な

ど に よっ て

注 意 力

低 下

の重 要 な 危 険 因 子 と な るこ とを

逸 話

的で はな

実 証

検 証

  高 齢 者

転 倒 は

歩 行 中

にわ

な障 害 物

につ

ず く

どの

原 因

転 倒

す ること が

い とさ れているが

回 の

結 果

か ら

多 く

激の

か ら

部 の

刺 激

焦 点 を

あて る

機 能

なわ

注 意

の選

択 機 能

下 が

倒の

険 因 子で ある ことが

証さ れ た

 

その

, ロ ジスティッ ク 回

帰 分 析

に よっ て

転 倒

因 子

と して

出 さ れ たのは

把 持 力

と足 関 節

背 屈 角 度

制 限

著 者

ら /16 ) は

足 趾

足 底 機

能 を 足

把 持 力 と

し て

定 量 的

評 価 し

在 宅 障 害 高 齢 者

の 足

持 力 が 姿 勢の安 定 保 持 に 関 与 す るこ と

及 び

把 持 力

下 が

転 倒

危 険 因子

るこ と を

報 告

し た

ま た

MeCagni

ら11,は

女 性 高齢 者

足 部 可 動 性

低 下

倒 を 引 き 起こす 要 因 に な ること

を報 告

している、

回の

結 果 も

これ ら

先 行 研 究

追 認

し た

 

回の

結 果 か

在 宅 障 害 高 齢者

に おい て は

身体機

に 足

把 持 力

足 部 可動 性 な

どの

足 部 機 能

b

転 倒

険 因 子

で あ るこ

加 え

注 意 力

も転 倒 を 引 き起

重 大 な

要 因

と なっ ている 可

能 性

1唆

さ れ た

これ らの こと か ら

在 宅 障 害 高 齢 者

転 倒

予 防

め た

増 進

プログ ラムに は

足 把 持 力

足 部

∫動 性

るた めの トレ

ニ ング が 必

あ り

注 意

力 を高

め るため の

認 知

トレ

ニ ングや

環 境

用 で あ る 可

能性

が小

さ れ

 

本 研 究

地 歩 行 が 自 立 し ている 高 齢 者 を

対 象

と し

た め

障 害

程 度

軽 く

型 的 な 疾 患の特 徴, 例 え

脳 血 管 障 害

お け

片 麻 源

や リ ウマ チ に お け る 著 明 な 関 節 変 形 を 認め な かっ た

 

存 疾 患

岐にわ た り

疾 患の 重 複 も

かっ た

し た がっ て

転 倒

い と さ れ る 脳 血

管 障 害

リ ウマ チ

変 形 性 膝

症 な ど

患 と

転 倒

との関 係につ い て は

討 で き な かっ たtt

本 研 究

横 断 的 研 究

あ り

過 去

転 倒

経 験 と 関

連 す

を 明

ら か に

た が

転 倒

予測 要 因

を 明 ら かに し た と は 言い難い

 

今 後

前 方 向 視 的 研 究 法

な ど に よ

倒 要

因の

有 無

に よっ て

分 類 し

対 象 者

転 倒 原 因

をフォ ロ

ア ッ プ

る と と

注 意 丿

を 高

めた

足 把 持 力

化 や 足

拡 大

の トレ

ニ ン グ

転 倒 予 防効 果

証 す

ること が

重 要 と

な る

引 用 文 献

D

厚生統 計 協 会 :国 民の福 祉の動 向

厚生の指 標

厚生統 計

   

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