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Microsoft PowerPoint - 01_道路整備プログラム190322

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(1)

「道路の整備に関するプログラム」

和歌山県 県土整備部 道路局

平成31年3月

(2)

めざす方向

など日本全国につながる道路網や鉄道網、世界との玄関口となる空港・港湾と

いった交通ネットワークをより一層充実し、「ひと」・「もの」の流れを活性化

することが重要です。

○県内の高速道路の供用率は2016(平成28)年度末で80%と概ね全国平均に到

達しましたが、近畿自動車道紀勢線については、未だミッシングリンク(高速道

路ネットワークにおいて、未整備のため途中で途切れている区間)が存在してい

ます。

○関西大環状道路を形成する京奈和自動車道については、県内全線が開通したもの

の、関西経済の活性化には、さらに放射状道路である府県間道路の整備が必要で

す。

○X軸ネットワーク道路が2012(平成24)年度に完成し、引き続いて川筋ネット

ワーク道路の整備を進めていますが、近い将来発生が予測される南海トラフ巨大

地震など大規模災害に備え、幹線道路のさらなる強化と代替性の確保が必要です。

○都市内の円滑な交通・物流を担う都市計画道路の整備が遅れており、渋滞の緩和

や中心部へのアクセス機能の向上が必要です。

企業立地や産業振興、活力ある地域づくりといった本県の将来のチャンスを保障

するものとして、また、南海トラフ巨大地震などの大規模災害への備えとして、高

速道路や県内の幹線道路を早期に整備し、県内主要都市間の2時間移動を可能にす

るとともに、県内各地のどこからどこへでも概ね3時間で移動できる「県内3時間

移動」を実現します。

関西国際空港の利用促進、南紀白浜空港や各港湾の機能強化を図るとともに、空

港・港湾と県内各地とのアクセスを向上させ、国内外からの多くの交流人口や広域

的で活発な物流を創り出し、「世界と直接つながる和歌山」を実現します。

(和歌山県長期総合計画(平成29年4月)より) (和歌山県長期総合計画(平成29年4月)より)

(3)

道路整備の基本方針

地域をつなぐネットワーク

高速道路ネットワークの整備

開通した近畿自動車道紀勢線 紀勢自動車道(白浜町) 那智勝浦新宮道路(那智勝浦町)

近畿自動車道紀勢線

本県の豊かな歴史・自然資源を活かし、観光や農林水産業の振興など地域経済を活性化するた め には、紀伊半島を一周する高速道路の整備が不可欠で、南海トラフ巨大地震などの大規模災害 に備え、国道42号の代替路、緊急輸送道路としても整備が不可欠です。 こうした中、一般国道42号新宮紀宝道路では一部本線工事が、一般国道42号すさみ串本道路 でも工事が進められており、さらに平成30年4月には、一般国道42号串本太地道路が新規事業化 されました。 また、慢性的な交通渋滞が課題となっていた有田以南の渋滞対策として、平成25年6月には有 田IC~御坊IC間が、平成28年6月には続く御坊IC~印南IC間の4車線化事業が開始され、平成 33年の完成をめざして、西日本高速道路株式会社により事業が進められています。 加えて、平成25年6月に事業化された、県内初のETC搭載車専用ICとなる(仮称)和歌山南ス マートIC整備事業については、平成30年度の完成をめざして、同じく西日本高速道路株式会社に より事業が進められています。 県としては、紀伊半島一周高速道路の早期実現に向け、事業中区間の早期完成や未事業化区間 の早期事業化に向け、関係機関へ働きかけていきます。 本県の将来のチャンスを保障するものとして、さらに大規模災害への備えとしてもミッシング リンクの早期解消は急務であることから、近畿自動車道紀勢線の紀伊半島一周の早期実現に取り 組みます。 また、活力ある地域発展や、渋滞による経済損失の解消、対面通行による重大事故の防止を図 るため、近畿自動車道紀勢線の南紀田辺ICまでの4車線化を早期に実現するとともに、南紀田辺 IC~南紀白浜IC間と京奈和自動車道についても交通量の増加に合わせて4車線化に取り組みます。 ○高規格幹線道路の整備状況 供用済 事業中 未事業化 (和歌山県県土整備の概要(平成30年5月)より)

(4)

高速道路ネットワークの整備

京奈和自動車道

世界遺産を活かした観光ルートの形成 京奈和自動車道 紀北西道路(岩出市) 京奈和自動車道の整備状況 関西大環状道路を形成する京奈和自動車道と放射状道路を形成する府県間道路の整備により、 関西都市圏が拡大し、関西経済の活性化が期待されます。 整備状況については、平成29年3月の紀北西道路(岩出根来IC~和歌山JCT間)の開通により 県内全線が供用されました。 また、奈良県において、平成29年8月に大和御所道路(御所南IC~五條北IC)が開通し、大和 北道路((仮称)奈良北IC~(仮称)奈良IC)が平成30年度に新規事業化されるなど、 全線開通に向けて、各地域で整備が進められています。 (和歌山県県土整備の概要(平成30年5月)より)

(5)

道路整備の基本方針

地域をつなぐネットワーク

県内外の一体的発展に寄与する幹線道路の整備

幹線道路網

府県間道路

ICアクセス道路

「ひと」・「もの」の流れを活性化する交通ネットワーク 幹線道路網 高速道路またはこれに 準ずる道路 凡例 府県間道路 構想路線 幹線道路網 高速道路の整備効果を県内全域さらには近畿全域へ波及させるため、高速道路の整備に合わせ、 幹線道路の整備を推進します。 関西国際空港へのアクセス向上や、大阪府、そして近畿圏との交流・連携強化、観光振興など を図るため、県北部地域と大阪府南部地域を放射状に結ぶ府県間道路を整備します。 高速道路の供用に合わせて、高速道路ICから主要道路までのアクセス道路を整備することによ り、円滑な交通を確保します。 県内主要都市間をつなぐX軸ネットワーク道路・川筋ネットワーク道路をさらに強化するなど、 高速道路と内陸部をつなぐ幹線道路網を重点的に整備します。 (和歌山県県土整備の概要(平成30年5月)より)

(6)

都市内道路及び基本的生活に不可欠な道路の整備

都市計画道路 西脇山口線 (和歌山市) ○整備事例 整備前 整備後 都市計画道路 松島本渡線 (和歌山市) 県道 岩出海南線 (歩道整備) 整備前 整備後

都市内道路

基本的生活に不可欠な道路

歩道整備の加速化

歩道 2m以上 歩行スペース 75cm以上 歩道整備 <イメージ図> 歩行スペースの確保 <イメージ図> 和歌山市内幹線道路 日常生活の利便性向上に資する都市内道路及び基本的生活に不可欠な道路を選択と集中により 効果的に整備します。 和歌山市などの各都市内では、交通渋滞の緩和や中心部へのアクセス機能の向上、まちづくり に重点を置いた都市計画道路の整備を推進します。 限られた財源の中で、 あと少しの整備で効果の出る道路や、防災・交通安全の面から必要不可 欠な道路を選択し、重点的に整備します。 駅や学校、公共施設等の周辺で、自転車や歩行者の交通量が多く危険な箇所から優先的に交通 安全対策を行い、安全な交通環境の整備に努めます。利用状況や周辺環境に応じて、歩道整備や 歩行スペースの確保を行い、整備を加速化します。

(7)

道路整備の基本方針

地域をつなぐネットワーク

道の駅の整備・充実

道の駅

川・山・海のサイクリングロードの整備

既存施設を活用した道の駅の登録や新規建設、既登録施設の活性化を図り、観光情報の発信や 交流施設の充実による地域振興を進めます。 基本コンセプト 地域連携機能 休憩機能 情報発信機能 地域とともにつくる 個性豊かなにぎわいの場 防災機能 和歌山県道の駅マップ

自転車利用環境の整備

魅力ある地域づくりに活用するため、「川・山・海」の3つのサイクリングロードの整備を 推進します。 ・サイクリングロードを明示するライン(ブルーライン) ・案内看板、路面表示 等 ・太平洋岸自転車道や京奈和自転車道など、近隣府県と連携した広域サイクリングルートの 整備 等 サイクリングロード ルートイメージ図 自転車歩行者専用道路に設置したブルーライン (和歌山県県土整備の概要(平成30年5月)より) (和歌山県県土整備の概要(平成30年5月)より)

(8)

地震津波対策

県道 すさみ古座線 鶴川橋(古座川町) 県道 御坊中津線 (日高川町) 整備前 整備後

緊急輸送道路の橋梁耐震化、地震・風水害に対する法面強化

東海・東南海・南海地震などに備えるため、橋梁の耐震化や法面の強化を図ります。 県道 和歌山野上線 (和歌山市)

無電柱化

安全で快適な通行空間、都市景観の向上や都市災害の防止、情報ネットワークの信頼性の向上 を図るため、無電柱化を行っています。 整備前 整備後

老朽化対策の推進

老朽化対策

1970年頃の高度経済成長期に集中的に整備された道路などのインフラが今後加速度的に更新 時期を迎えます。 このため、県では、施設毎の長寿命化計画を策定し、戦略的な維持管理・更新を推進していま す。 メンテナンスサイクルに基づき定期点検を行い、損傷が顕著化する前に補修するなど予防的な 対策を実施することにより、ライフサイクルコストの縮減、修繕時期の平準化を図ります。 (和歌山県県土整備の概要(平成30年5月)より)

(9)

参考資料(和歌山県の交通ネットワーク)

県が事業を進めている主な幹線道路

御 坊 市 和歌山市 九度山町 湯浅町 広川町 高野町 由良町 美浜町 日高町 印南町 みなべ町 上富田町 すさみ町 古座川町 串本町 那智勝浦町 太地町 北山村 奈良県 三重県 田辺市 日高川町 橋本市 紀の川市 紀美野町 有田川町 新宮市 白浜町 大阪府 海南市 有田市 岩出市 京奈和自動車道 か つ ら ぎ 町 国道371号(仮称新紀見トンネル)(橋本市) 国道424号(みなべ町~田辺市) 国道371号(古座川町~串本町) 国道370号(海南市~九度山町) 国道169号(北山村~新宮市) 芳養清川線(田辺市~みなべ町) 国道480号(371号)(高野町~有田川町) 国道425号(田辺市~御坊市) (都)西脇山口線(和歌山市) 泉佐野岩出線外1線(岩出市) 泉佐野打田線(紀の川市) 県道那賀かつらぎ線(かつらぎ町) 凡例 府県間道路 府県間道路 川筋ネットワーク道路 府県間道路 X軸ネットワーク道路 川筋ネットワーク道路 府県間道路 X軸ネットワーク道路 川筋ネットワーク道路 【主要事業箇所】 すさみ古座線(すさみ町~古座川町) 海南金屋線(海南市~有田川町) (和歌山県長期総合計画(平成29年4月)より)※一部加筆

参照

関連したドキュメント

・補助 73 号線、補助 83 号線、鉄道付属街路、補助 85 号線、補助 87

所 属 八王子市 都市計画部長 立川市 まちづくり部長 武蔵野市 都市整備部長 三鷹市 都市再生部長 青梅市 都市整備部長 府中市 都市整備部長 昭島市 都市計画部長

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