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資料紹介『阿波希ん奴』

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(1)

︿徳島大学方言研究会報告 4v 資料紹介 ﹃町内油砿品叩 J ル抑制

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﹃阿波希ん奴﹄(あわけんど)は、明治三十四年こ ろ以降に、島田泉山氏によって書き進められたと見ら れる阿波方言集の草稿である。現在、徳島大学附属図 書館に﹁泉山文庫﹂の一冊として所蔵されている・ 島田泉山氏は、一八七四(明治七)年、阿南市長生 町本庄の地主の家に長男として生まれた。名は麻寿吉。 泉山は号である・高等小学校卒業後、儒学を天羽生僧 成に学び、一八九七(明治三十)年に上京、こ松学舎 に二年間学んだ。帰郷後は事業のかたわら、一九一六 (大正五)年ごろから郷土史研究に打ち込み、﹃八枠 神社と長国道﹄等の著書を残している。泉山氏の没後、 蔵書三千冊が徳島大学に移管され、﹃泉山文庫﹄とし て所蔵されている。 多考:腹井量聞(﹃徳島県百羽事典﹄︿徳島新聞社刊)昭和五+六年刊・﹀ ﹃阿波希ん奴﹄は、おおよそ縦二四センチ、横一七 センチ、一五八枚の和紙を綴じたもので、本文は片面 縦 二

0

センチ、一二行の罫線を引いた用紙を縦にほぼ 三等分し、上三分の一に見出しをつけ、残り三分のこ に説明を記述している・ 札 制 酬 油 m m m A W 仙 川 開 明 本文は基本的に墨書であるが、随時記入されたもの と見えて、畢の潰様、文字の大きさ等はまちまちであ るーまた、一部は朱で記入され、ペン書きの部分も見 られる・また、いくつかの節の終わりには、鉛筆書き の項目が見られる・見出し語、用例などには平仮名を 用い、説明の文章には漢字カタカナ交じりで書いてい る。ただし、鉛筆書きの三八項目は、すべて漢字平仮 名交じりで書かれている・ 見出し項目は、鉛筆書きのものも含めて、七八二で あるが、重複する項目もある。説明文中に示された方 言項目をあわせれば、おおよそ八四

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語あまりになる であろうが、より正確には研究編にゆずって、ここで は概数を指摘するにとどめる・ なお、﹃阿波希ん奴﹄の資料的価値の概略は、すで に森重幸が指摘していることを付言しておく。︿鯛日新聞 ・徳島版一九九一年六月二+五日) -

(2)

23-﹃阿波希ん奴﹄翻刻凡例 ﹃阿波希ん奴﹄の翻刻にあたっては、できるだけ原 本の姿を残せるように配慮し、以下の方針で臨んだ・ "で区別する・これは ア見出しと説明のあいだは、 紙数節約のためである・ イ解説が困難なところは、口で示す。 ウ抹消された部分でもとの文字が読めない部分は、 -で示す. エ抹消された部分でもとの文字が競める部分は、抹 消線を付ける・例﹃下痢事居費シ﹄ オ見出し、および説明文に付けられた振り仮名様の 文字は、︻]に入れて示す. カ見出し、および説明文中に補入されたと認められ る 部 分 は 、 [ ] に 入 れ て 示 す . キ 割 り 注 状 の 部 分 は ︽ ︾ に 入 れ て 示 す . ク漢字は、原則として新字体を用いる・ ケくの字点は、/¥で示す・ コ改行は、/で示す. サ各丁の終わりは、﹄で示す. シ原文には、句読点は施されていないが、読解の便 宜のため句読点を補う。 ス丁付け、および新たに付した注は、八 V に入れ て 示 す 。 セ鉛筆書きの諮については、項目の上に*印を付け て示す. ソ朱書、ペン書きの部分については、 目の終わりに、︿ V に 入 れ て 示 す 。 その旨を各項 町 、 品 ・ ぁ , 可 4 j h 沢 幕 ‘

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(3)

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J ル畑山肌 八表紙 V み ひ に ち し き い あ 、 . 4NH 骨 C た な + A F $ 4 F や 久 J

︿ 1 表 V り ︻ 白 紙 } 八 1 裏 V る ゆ む ふ ぬ っ す く う め へ ね て せ け え ろ よ も ほ の と そ こ お れ 例雷 本書ハ阿波国ノ方雷ヲ集帽ヌルヲ以テ目的トス。 阿波-国ニ於テモ、南北自ラ其方言ヲ殊ニスルモ ノアラン・由テ/南方殊ニ那賀郡ノモノヨリ始メ 漸次他地方ノモノニ及プ。 昔ニ在テハ雅雷ナリシ者モ、当時ノ用語ニアラサ ル者ハ、惣テ/方雷ト見ナシテ之レヲ掲グ・ 記載ノ法方ハ、方言ノ頭音ヲ以テ五十音ニ配当シ テ記ヌ・/但シ五十音中発音ノ相斉シキモノハ、 前行中ニ納メテ後行/ノモノハ廃ヌ・ 方言ノミ掲ケテ意味ノ明カナラザルモノハ、前後 ニ文字ヲ加へ/テ記載ス・サレド五十音ニ配当ス ル時ハ依然方雷ノ頭字/ニヨル・ 八 2 表 V 明治三十四年四月三十日泉山書屋ニ於テ/ 編 者 し る す / 例言補遺 上下一般ニ通シテ行ハル方言アリ。或ハ威ハ八 ﹃成ハ﹄ミセケチ V 下等小人ニノミ行ハル/モノ アリ・然レトモ今悉ク表別セズ・ 那賀郡雷語ノ三大別。山分語、里分語、浦部語。山分 語、動詞ノ下/ニケノ縮約ノカ。行きよる等ト云フ。 毘 分 語 デ 或 ハ カ ト 云

7./

デ・ヤ・敬語ノ意口 か 口 口 也 . 浦 部 語 サ ト 云 フ . 八 2 裏﹁那賀郡﹄以下ペン書き.崎市み多し。

v

p h d ワ 臼 通音(母音変化} ヱ術列則チヱケセテネヘメヘレヱノ一列ノ音ノ下ニ イ 韻 / ノ 付 ク ト キ ハ 惣 テ イ 韻 口 変 エ 韻 ト ナ ル . / 又 各 行 ニ ハ お し へ る お せ る 長 ︻

Z

ケ ヲ た き / 間 に あ は ぬ ヲ ま ね あ は ぬ / あ つ く る し ヲ あ つ く ろ し /

(4)

小児語ハ、主トシテ威雷語ノ頭字ヲノミ口口八繰り? V 返スモノナリ・例ロタピヲ/タンタテヲテンテ ゾヲリヲゾンゾト云フガ如シ.此等ヲ研究ヌルレハ/ 面白キ結果ヲ得ペシ./ 悌ヲホトキ. ︿ 3 表 V ︻ 白 紙 ︼ ︿

3

裏 V 通韻(子音変化) せりあひヲせりゃい.早あいヲ早ゃい.あハ大抵やニ 変ス・/手あらひハ約マリテたらひトナリ、ヤガテ足 ヲあらふ者物ノ・専称トナ/リシヨリ、語源ヲ忘レテ、 手ヲアラウ物ニハ手たらひト云フ様ニナレリ・/の、 豆爾波ハ叫ぽ

X1

多くんト靴ヌ・水の中ヲ水ん中、山 の中/山ん中トナルガ如シ.又名詞ノ語尾ノのハんト 変ルコト間々アリ・/き[り]もの・ヲき[り]もん トナルガ如シ。ねいる(寝入)ヲね

l

る 。 八 4 表 V 口口口口口ニハ、転呼音[正シク云へハ連声]ヲ原音 通リ発音スルモノアリ・さうし(草紙)/ヲサ

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シ 、 上 の 方 ︻ ハ ウ ] ヲ 上 の ハ

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、かふて来︹こる、(買)か

1

てくる。もら/ふて来た[{貰)]、もら

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て 来 た ・ 八 4 裏 V あそんぼこ

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手背骨遊ピモノヲ云フナリ。 あンね"姉ヲ云 7 ・ あンにや"兄ヲ云フ. あけあしとる"言論ナドシテ、人ノ語失ヲトラヘテ、 彼是レト論スルヲ云. あまへる H 小児ノ精長シタルモノガ、其乳児タリシ時 ノ言語/ヲ用ヰ、成ハソノふるまいヲナスヲ云フ。 あツちゃこツちゃ"反対ニナルコトヲ云フ。 あべこべ"岡上. あわてる"狼狽ノ義ナリ・ あてこすり"不明ナルコトヲ、夫レト賞テ、、確ナル ガ知クニ云フ也. あたりまへ H 嘗 然 ノ 義 ナ リ ・ あほう"馬鹿白痴ナド云フニ同シ。﹄ ︿ 5 表 V p n u っ “ あっぱり"矢張ニ同シ. あうんのさかへ"問髭ヲ入レズナト云フコトアリ。是 l l トハ其/関口字ナリ。即チ、俗-こかばちカ ト云フト岡シ./此ノ踏真言宗ノ法語ヨリ来ル. あばれる"クルウト云フニ岡シ.又暴行ノ意. あっこぼれる"衣物ニ綿ナド入レ過キタルヲ l l ト 云 7 . あッこ"あそこト云フニ同シ.彼所ナリ・ あらツぽい"荒/¥しいト云フニ岡シ.極メタル卑語

(5)

ナリ・/此ノ﹁ほい﹂ト云フ語ハ東京語ニハ多ク 聞ク/語デアルガ、我地方ニテハ、此ノ荒つほい ト云/フヨリ外ニハ余り聞ねハナリ・ あせる"汲汲ト云フニ岡シ.急クノ意ナリ・﹄ 八

5

裏 V あびせる"水渇ナドヲ、他ノ物ニ打力ケルヲ云フ。 あぬけ"あわぬけト云フニ同シ. あかむり"赤無理ノ字音ナラン。サテ、赤トハ漢文ニ 赤心/赤地ナド云ヘル赤ノ字義ナラン.意ハ無理 ヲ一/名詞ト化シ来テ、道理ナキ無理ト云フ意ニ 用/ヰラレタルナリ・ あぱあば"あはや/¥ト謂フニ同シ。あばあば思ふ。 /小児ノ井戸側ニ立ルヲ見テ、あばあば思フ。/ 乗ヅタ舟ガ転覆スカト思ッテ、あばあばスル。 あぶらげなり"あぶらげハとうふヲ油ニテ揚ケ物ニシ タルモノ/ニテ、其形状三角形ノニ角ノ精々長フ シテ、/パハ

V

ノ如キ形ヲシタル者ナルヨリ類推 口 口 ﹄ 八 6 表 V 起ル側比喰ナリ.蓋シ当今其形状/方形ノ者多ケ レドモ矢張アフらげなりト云へパ三角形ノ梢長キモノ ヲ意味スル也。 あじう"宜シク、立派ナド云フニ同ジ。 あたる"不消化物ヲ食シテ下痢怠掛昔シ、成ハ腹痛/ スルヲあたるト云フ.中-毒。 あいよかきよ目"双方持チ合ヒト云フニ同シ. あっちゃこっちゃ"反対ト云フニ同シ. あじ、める"味占ムルノ意ナリ・美味ヲ知ルヲ云フ. あんだいな"気遣しト云フニ同シ. あいや"アシ.小児語・ あんと!"ありがと

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ノ意・小児語ナリ・﹄ ︿

6

裏 V 極幼少ノ際ハ単ニあんト教へ、/次テあんと

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、 次テあんがと、/遂ニありかたうトナル。 あがる"能ノナクナルヲ云フ・役があがる・(将碁ノ) 飛車があがる./魚があがる.(是レハ死ヲ云フ。 太平記二十七巻二丁ニ/回楽の将碁倒シ我敵ニハト 王許コソあがちぎりけり。︿この項、朱書 V J U あとさし"足ト足トハチ合セテ寝ユルヲ云フ。 あとさす H 物ノ数ノ、事ニ過グルヲ云フ。 あいご"わきがノコトナリ。 あねヨリあんねニ変シ、又んね又ねニ変ズ。ねい ねーはんナド@︿この項、黒インク、ペン書き V ﹄ ︿

7

表 V *あっち、あっちゃ"向ふニ同シ. *あるでないか"被有るの意で強く云ふ場合に用ふ.﹄ 八

7

裏 V ︻ 白 紙 ︼

(6)

8

表 ﹃ あ ﹄ に 予 定 V *あこう"あなた、お前と同意義。 *あさって"明後日の事。﹄ ︿

8

裏 V 魚 ︽ 4 4 v村 に 多 し 。 い っ こ ん " -ツ ノ 意 。 いがる"呼プ、サケプト岡シ. い t ち並ゑ H 第一、或ハ一番ナド云フニ同シ. いぐちぐ"出テタリ入タリシテヲルヲ云フナリ・整ハ ヌ コ ト 也 。 い ぐ い

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芋ノ茎ノ汁ヲナメテ感スル味ヲ l l ト 云 7 . い た が る

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い た き 風 ス ル ヲ 云 フ 。 い で る " 渇 ニ テ 煮 ル ヲ 云 フ 。 いでる"ぬる、ト云フニ同シ.湿フ意ナリ・ いがむし"小児ナドノ無理ヲ云フヲ l l ト 云 フ 。 い ん ぐ t わんたれ H 因果ノ悪シキヲ云 7 . い ん ぐ 。 わ ん " 同 上 。 いとはん"令嬢ヲ云フナリ・但シ次女以下ニ用ヰル。﹄ 八

9

表 V 栄花物語はつ花ノ巻ニ、いと姫君ニつ三つはか/ り云云ト見えタリ。此レト同シキカ・ い t ツ し に " 毎 々 ト 云 ハ ン カ 知 シ 。 い や し い H 食 ニ 貧 ル ヲ 云 フ 。 い や し

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前条ヲ体言ニ云 7 ・ 貧 食 者 ヲ 云 フ ナ リ ・ い ツ し t よ

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同 シ ト 云 フ ニ 同 シ 。 い き つ く H 中途ニテ断ヘル意ナリ・又余力ナキ様ニナ リタル意./旅行シテいきつくト云ヘパ、歩行困 難ニシテ歩ミ難キヲ/云ヒ、労働シテいきつくト 云

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パ、表弱シ賞品晶

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品 宜 す テ / 労 働 シ 難 ク ナ リ タ ル ヲ 云 フ 也 ・ い ろ う 写 ︼ H H 弄ヌル事ナリ。人ヲいろう。人ニいらは る 。 いく"出来ルト云フ意ナラン.騒動ガイタ。﹄ 八 9 裏 V 山 く ず れ が い た ・ いなぶら"はらニ限ラズ、草 タ ル モ ノ ヲ 云 フ 。 いぐい"芋ノ茎ヲナメテロスル味ヲ l l 云フ。︽ヱ グシノ釈東雅二四七︾︿︽︾内朱書 V い が " 栗 ノ い が 。 麦 ノ い が ・ い つ け " 親 類 ト 云 フ ニ 同 シ 。 いまだに"今だにナリ。古語ノ遺レルモノ力。蓋し連 続シテ謂ヒ、且ツだノ弱ケレパ俗語ノ知ク聞ユル ナ ラ ン カ ・ いくし"回ノ中ナドニ土ヲ盛リテ、はかノ跡ノ如キモ ノ ヲ l l ト 云 . いや"接続語・嫡ノ古雷ノ残レルナリ。 い や っ き ・ い ろ ま 咽 い て ﹄ - 28-柴等ヲ高ク積ミ重ネ/ い や か 上 。

(7)

八 1 0 表 V いきつむ"身体ノ延ピズシテ、肩︿腰 V 張リ、角張り タル/ヲ云フ。蓋し意気詰むノ意ニシテ、意/気 ヲ詰メタルトキノ状態ニ似タルヨリ云ヘルナル/ 可 し 。 いきづむ"意気詰むノ意ニシテ、進退究マルノ際/気 息・ヲ詰ムルノ状態ヲ云フ。/

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い き つ む い き づ む 語 源 ヲ 同 フ シ 、 / 而 シ テ 後、つノ清瀬#濁ニ由テ意義ヲ異ニヌルニ至ルハ、 尤モ研究ニ値ス。 い っ こ も 文 い っ こ ん も

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一ツモト云フニ同シ。此方 言多ク使用セラル。﹄ 八 1 0 裏 V *いんでくる"帰へると同じ意。 *いっきよる

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行 き つ つ あ お ぢ 事 。 *いかんか。いかんで。日行きませうと同じ意.﹄ 八 1 1 表 V ︻ 白 紙 ︼ ︿ 1 1 裏 ・ 1 2 表 ﹃い﹂に予定 V うち"我ト云フニ問シ. うり"折ト云フニ悶シ.其うり、往ツタうりナド。 あ品しがつく"行繍ノ発見セラルルヲ云フ。輩、

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専ラ /盗雛ナドニ云フ者ノ如シ. うなづく H 頭ヲ前ニチヨット傾ケ、即チ承諾ノ意ヲ表 /ヌコトヲ 1 1 ト 云 フ ・ うせ H コイト云フ卑言. んもオう"牛。小児語。 うまい事"普いト云フニ同シ. うそのかわ"うそト云フ意ナリ・うそのかわのかわ・ 也。/口口口口ナドノ語アリ・ うれる"熟スルト云フニ同ジ。 ︿ 1 2 裏 V うっかり"荘然ト云フニ同シ。﹄ 八 1 3 表 以 上 ﹃ う ﹂ V 29 -︻ 白 紙 ︼ ︿ 1 3 裏 S15 裏 ﹃う﹂に予定 V 江

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イラエル言葉。 ゑらい"賢ノ・義ナリ。 ゑくそいき"乱募

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ナ ド ノ 義 。 ゑくぞいき"非常、多くナドノ載。 ヱ"此ノ語、疑問又ハ詠嘆ノかノ下ニ付ク時ハ、ャ、 敬語ヲ/ナスモノ、如シ.行たかヱ、見たかヱ、 ナド、単ニかト/云フヨリハ丁寧ニ開ユ。蓋し極 メテ親密ノ間柄ニノ/ミ用ヰラル。親シカラサル モノ又ハ長上ニ対しテハ、別ノ敏/語アリ。

(8)

紅!"紅lト長音ニ云フトキハ、人ヨリ帯雌掛命令セ ラレタルトキ、イラヘル語トナル.又、/申早︿行 ︻ イ ] テ コ イ ヨ . 乙 え

1

・ 紅 、 コ ノ ぇ 、 ノ 音 調 ハ 前ノえ/l、ノ下ノえヲ、ャ、長音ニセズシテ、 クリ返ヌカ如ク云フナリ。サテ之﹄ 八 1 6 表 V レハ人ヨリ呼ピ掛ケラレタルトキ、イラヘル語ナ リ。又談話中ニ/之レヲ掃ムトキハ、反問ノ語ト ナル.又えええlト云ハ、ロケ/タルトキハ、否 定スルトキノ語ナリ・又えilllト長ク・/韻 ヲ引クトキハャ歎息文ハ驚ガクノ語トナル。/ お l お お お お お お

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ん ! ん う ん ん う ん i l l l / モ 此 レ ト 同 シ 様ナリ・﹄ 八 1 6 裏 V { 白 紙 ︼ 八 1 7 表 S19 表 ﹃え﹂に予定 V おんぼろぼろ

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乱髭ノ形容詞・ おんぼろ.おんぼろぼうづ"上ニ同シ。 おら H 我ト云フニ岡シ。 をのれ。をどれ。をのし・"皆放ト云フニ同シ・極メ テ卑メテ云フ也・ おい"呼ヒカケテ云フ言葉。 おんぴき"鮭ヲ云 7 . をil!"イラヘル言葉.又、 おわへる

u

遅フト云フニ同シ. おツさん"年若キモノヨリ、男ノ年長者ヲ指シテ l l ト 云 フ 。 おばはん"女ノ年着帯番盤。長者ヲ指シテ l l ト 云 フ 。 おはち"飯植ヲ云フ. おまいすこ︿"諮言スルヲ云フ.﹄ 八 1 9 裏 V ヤ ァ 。 おゐでるか"在宅カノ意ナリ・ おゐでなさりますか"成ハ他行、外出ナドノ意ニモ用 ヰ ル 。 おやくにん"巡査ニノミ11ト云フ おねば N 緩雷スルヲ11ト云 7 . おこる

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怒ルヲ云フ. おもし,よい"面白キノ意ナリ。 おもいき"思ヒ存分ノ意。 おとなしい"静ナ、落チツイタナドト同ジ・ おんでんがやし"正反対ニナド云フニ同シ.敵打ト云 フニ通 7 . おぶける"驚クノ意ナリ・又おぴけるトモ云. おとい"恐シイノ意ナリ・専ラ小児ニノミ用ヰル. おめ﹁足﹄"御ノ字ノ義ナリ・﹄ 八 2 0 表 V - 30

(9)

おごツお!"御御馳走ノ転。 おげる M 他人ノモノヲアサムキトリ、又ハ強テ取ルヲ 一 五 。 おげ"前条ノ名詞法ナリ・ おちぶれる"零落スルコトナリ。 おきる"起きるナリ。立つトハ異ナリ・横ニ起き/る、 あわぬけに起き、腹はへに起きる/ナドノ知シ. おんぱう"随一ト云フ語ニ似タリ。魚釣ノ l l / ト云 ヘパ魚釣ノ先生。成、随一ナド云フ/ガ如シ。 おふく

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鼠 ノ 別 名 。 おたいこ"人ト共ニ飲食回遊浪シテ其消﹄ 八 2 0 裏 V お お お お お お お お を 八 う ち と と い 、 ん も せ

2

じ 己 ろ ま で が ぶ ぜ い 11費 1よ ふ し し 11す く / の 小 ヲ 表う,、 11い 来 1 111い ね 児 他 V 11v'お 11士 起 神 た ん ニ ノ 往 そ 劣 ニ シ 仏 ナ " 対 者 生 ろ る ト 取 ニ ド 思 シ ニ ノ し 、 云 ル 饗 。 ひ テ ナ 義 ノ 見 フ ヲ ス の大・

意 下 ニ 云 ル 念 人 サ リ 転 ケ 岡 フ 米 ニ ヲ シ 転 。 ル シ 。 ナ テ 云 ム シ ナ ・ リ 重 フ ル テ ド 。 語 。 ヲ ノ ナ / 難 意 リ l 苦 ナ

l ノ リ 思 ト 意

ひ 云 の フ ~。 五 フ が と &ョ おへつ"骨骨品ついしようト岡シ。おへつこくトハつ いしよ/う云ふを云. おとましい"劣等ノ意ナリ・ ぉ、けい"おほき

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ト云フニ岡シ. おけい"同前. おこる"怒ルヨリ転来シテ、叱ルノ義トナレリ。但シ 此ノ場合ニハ、自/動詞ハ他動詞ニ変セリ・ をく"接尾語・口語ニハとくト云フ.動詞ヲ受ケテ、 詞

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作ヲ確/ムルノ意アリ。捨てをく、見てをく・ 口語ニハ/捨てとく、見とくト云フ。置てをくナ ド/二重ニ置くノ音ヲクス

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カヘスコト、尚見て み/るト好一対。﹄ ︿ 2 1 裏 V 噌 E A q J おもしよい"面白いト云フニ意向シ。 おんびき"蛙ヲ云 7 . 祖谷ニテハ雨蛙をぎやしびきト 云 フ ト ゾ 。 *おこもじ"莱のつけたの口口。っけなと同し。 *おかちん"お菓子と同し。 *おまはん"あなたと岡し。 *おくど H かま場の事。 *おきんかい"起きなさいの事。起きませう。﹄ ︿ 2 2 表 V ︻ 白 紙 ︼ ︿ 2 2 裏 ﹃お﹄に予定 V

(10)

がいな

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猛しト云フニ岡シ. がいに引ク"強ク引クノ意ナリ・ かあ,ら"河原ヲ云フナリ・ かんまん"構ハヌト云フニ岡シ. かしこい H 大人ニ云フトキハ小才子、権謀家ノ意トナ リ、小児ニ云フ/トキハ賢ノ義トナル. かくれんぼ"一一種ノ児戯ナリ・数人相ヨリ、一人目ヲ フサギ、而シテ他/ノモノハ思ヒ/¥ニ隠レヲル ナリ・カクテ其目ヲフサグ/モノ、隠レタルモノ ヲサガシ出スナリ・﹂其目ヲフサグ/役ヲヌルモ ノヲ﹃目する﹂ト云フ。 かやる"強ク言ヒ、成ハ仰山ニ云フトキニ用ヰル.月 ガ澄シかへる。 かへる"水が濁りや

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や る 、 ︿

2

3

表 V をどりかやるナド多し。 ﹃たとへ﹂がし"語ヲ強メテ云フトキニ用ヰル。 か、りあう"男女私ニ相通スルヲ云フ。 かつ/¥﹃に世渡ル﹂"不自由ニ渡世スルヲ云フ。 かるみ"葬館ヲカク役ヲ l l ト 云 フ 。 がたち H 方等ト云フニ岡シク、人名ノ下ニ付シテ敬語 トス・多/数ヲ云フニアラズ・ がた"向上。 かあか"小児ノ烏ヲ称ヌル語・ かき"こざ、と、うすずみ、はっきり/かいさん、ナ ドノ名アリ・其名クル所以ヲ/知ラズ・ かけ"出来タラかけじ E や、続メタラかけじ E や 、 八

2

3

裏 V ナド用ヰル穏ニテ、其意ハ、出来ルナラパ賭デモ /セウ、決シテ出来マイト云フニシテ、今ハ賭ノ 意失/セテ、反語ノ如ク用ヰラル・ことト云フ語 ト/用法問シ. かたわ"凡テ普通ナラサルモノヲ云

7

.

かーはい"あら尤ナリト云フニ同ジ. かたずる"片一方ノ重を云 7 . から"空虚ト問シ。腹がからになる.此箱ハからで/ す. から H か、り合ひト云フニ同シ.人ノ物ヲ勝手ニ用ヰ ヨ/ツテ、破損デモシタラからになる。 かたん{に]ならぬ"他ニ比シテ恵ロキヲ云フ。 ︿

2

4

表 V - 32 かじける"手足ナドノ冷却シテ感ヲ失フヲ云フ。 からける"かきあけると云ニ同シ.尻から付る・幕か らげる. かなはん"椙ヘラレヌト云フ意・寒ウテかなわん。荷 ガ 重 ウ テ / か な は ん ・ 臆 協 ハ ズ 、 敵 セ ズ ナ ド 云フコト勿論ナリ・ かアかア"カラス・小児語・ かんか"門。小児語。

(11)

かったいぷくろ かわさつ H 紙幣ノコトナリ・ か わ H 接尾語。何ノ意味タルヲ知ラズ。寝坊かわ、う とか/わ、ひやかわ、た、かわ、ナド.[是語] 也有ガ蔵人伝ニモ、/世には[な]まかはノ蔵人 ともよふト見エタリ・ がね

u

かにヲ云 7 . 蟹. 八

2

4

裏 V かったしに"片端ヨリト云フニ同し。 *かち"徒歩で行く事と同し。 *かつぐ"水中に入る事。 *かったい"いやらしいと同し。 *かんか"下駄。幼語。 ︿

2

5

表 V 口 村 に 多 し 。 ︻ 白 紙 ︺ 八

2

5

S26

表 ﹁ か ﹂ に 予 定 V きつい"厳シイト岡シ. きしンだい"ヲソキヲ云 7 ・ きしような H 勇気アルヲ云フナリ・ きせり"煙管ヲ云フナリ・ き,ょとをう"突然ト云フニ岡シ。 きたない"音膏ヲ云 7 . きたない M 不潔ヲ云 7 . きこん"気随ニ、意ノマ、にナドノ意ナリ。 きほひ"勢イ、次手、ナトト岡シ.競ノ転ナラン。此 ノきほ/ひに事をするナド。 きりもの"きりもん、者。きもの、きもん、ペ¥/ナ ド並用ス.着物・乃チ衣服ヲ云

7

・ き り ノ ﹄ ︿

2

6

裏 V り文字甚ダ合点行カズ。 きれゐ"事ニ臨ミテ財ヲ茜マザルヲ云 7 . きてんきかす きちんと H 確然ノ意. きやすい M 気必兼ナシト云フ窓口。 きやすい"容易ノ義. きかん

u

ユルサズト云フニ同シ.又きヲ略シテかんト モ云フ様ニ/キコユ。八この項、朱書 V けふ"今日ナリ・サテ、今日ヲ中心トシテ既従[未来 ノ]ノ[日]時ヲ云フニハ/あした[あす]、あ さって、しやさって、五やさって.以下ハ/云フ コト稀ナリ・[あした]あさってハ単ニ云へトモ、 以下ハ数ヲクルトキニ/ノミ云フ。﹄ 八 2 7 表 V - 33-[ 月 及 年 } 未 来 ヲ云ニハ、らいげつ{年]、さら/いけつ[年]。 既往ノ日ヲ云フニハ、きのを、をとっぃ、さき/ を と っ ぃ 。

(12)

月 。 あ と の つ き . [ 年 ニ ハ ] き よ ね ん ・ 又過去若クハ未来口ニ付テ、成事実ノ起ル日ヲ中 /心トシテ過去ヲ云フニハ、/ よいの日(月(是ハ稀ナリ)@よいの年。また よいの/年.未来ノ云フニハ/ あくりひ{︽又あくる日ト正シク云フ人モアレト モ、其ハ教育ノ結果ナリ・︾) あくる月。是レハ前ト反対ニテ、あくり月ト云フ /モノハ少シ.﹄ 八

2

7

裏 V あ く り 年 。 きく[文き、]"足ラズト云フニ同シキナラン。彼学 校ノ生徒ハ百人で/[きくかへな︺き、ますか。 きかん"圃上ノ反ニテ過クルヲ云 7 . き 4 よと!日唐突ノ意ナリ。 きほひ H 勢ト云フニ岡シ。﹄ 八

2

8

表 V ︻ 白 紙 ︼ 八

2

8

S29

裏 ﹃ き ﹂ に 予 定 V くわし t やげる"撃ツ夕、グト岡シ。 くちーや/¥ゅう"多言ヌルヲ云 7 . ︿ , わ じ " 出 火 ヲ 云 フ 。 く わ る " 堅 ︻ コ ワ ク ︼ ナ ル ノ 義 ナ リ ・ く る り " 橿 ヲ 云 フ 。 くそペい H 重イト云フニ岡シ. くろと︹又くろう{オ]と]"物ノ上手ナル[者]ヲ云

.

くろい"前条ニ岡シク、上手ナルヲ云 7 . くたい"形容ノ接尾語ナリ・薄くたい紙.わるく/た

.

くさい"岡上.︹動綱ニモ付く︺馬鹿くさい人・水く さい温梅./肴くさい息。﹄ 八 3 0 表 V ぐとづく"何トナク愈情ヲ口ニモラスヲ云 7 . ぐと/¥ゆふ M 向上. ぐ ず い " 遅 鈍 ヲ 云 フ 。 ぐず/¥ゆふ"憲

φ

解 骨 曹 齢 世 島 北

H

骨量卦。小言ヲ 云 7 .

a

ぐわいち E よ"具合ト云フニ向シ。 くろし H ︿るしノ転ナル可シ。あつくろし.其他ニハ 見/当ラズ.いやくろしナドアレド最モ卑ナリ・ く"内ト云フ意義アリ・-某さんく、某サンノ内ノ意 /ナリ.又わんく、われノ内[をのれ文自分ノ内] ノ義ニテ、談話者ガ対者/其者曹若貴品目ノ内ヲ 云フワニテ、話者自カラヲ云フニアラズ。/文 しとんくハ談話者自己ノ内ヲ云フナリ・/又、わ のものト云フハ識者ノ対者ニ対シテ対者ヲ/ 八 3 0 裏 V 34

(13)

-われスルナリ・人のものハ談者自己ニ人口ル也・ *くれるで!"くれますか、下さいますかと問し・ *ぐちなは"へびの事・﹄ ︿ 3 1 表 V ︻ 白 紙 ︼ 八 3 1 裏 S33 表 ﹃︿﹄に予定 V げんこつ"中指ノ第二骨節ニテ物ヲ打ツヲ、付んこつ ヲ入レルト云 7 . けんど"けれともト云フニ岡シ. けたいのわるい"気色ノ恵シキヲ云 7 . けん"ガ故ニノ意ナリ・寒︻イ]けん、アツイけんナド 同 シ 。 け に " 向 上 。 げゑ"芸ヲけゑト長音ヌ・惣テイ列ヨリ、エ列ニ転シ テ発/音スルモノ多シ.慶ヲけゑ、栄ヲゑ、ナド。 けツこ"能ノ義ナリ・けッこ往ク、けッこするナド。 けつかる"居ルト云フノ卑メ罵ルトキニ用ヰラ

a v

語 ナ リ ・ げたは︿"上カサヲハネルト云フニ同シ.例ヘパ組合 ナ ド ニ / ニ ︽ 4 4 vテ物ヲ売ルニ、十円ノ物品ヲ売リタ ルニ、九円ニ/買

a v

リタリトテ、其一円ヲ自分ノ 物トスルガ如キ﹄ 八 3 3 裏 V ヲ云フ. げしに"様子ニ、成ハやうにト云フ意力・知ったげし に、/言やゑ、げしに・又考フルニ、げハ気ニテ 気/色ノ意、而シテ、しハ例ノ強メ雷葉ニモア/ ランカ・尚考フ可シ. げんとが・わるい"面た、しき意。乃チ外聞ノ惑しき /ヲ云 7 . けたくそのわるい"腹の立った時ニ云フ言葉・又、む わくそがわるいトモ云. けたいがわるい"(向上}心ニ善ラサルヲ云フナリ・ けし"一定ト云フ程ノ意。 l l あいたいナド.﹄ 八 3 4 表 V F h u n u ︻ 白 紙 ︼ ︿ 3 4 裏 S36 裏 ﹃け﹂に予定 V こち"呼懸ケテ云フ言辞. こつ日事ト云フニ岡シ。寒イこっしゃ、恵イこっしゃ ナド. こんにちわ"今日ワナリ・日常人相合へハ、互ニ今日 ワト謂ツテ辞/義︽

g

ヲスルナリ。又人家ニ入ルニ モ l l ト称シテ・入ル. ごとふむ日成人ハ、子うむト発音スレトモ、此ノ語 ふむト聞ユルニヤ./小児ハ悉クふむト発音ス・ 寒ウ﹁こわす﹄"御ザイマスノ意ナリ・

(14)

こをねつくさい"物知リ頗ナルヲ云 7.( 此の語江帥 ヨリ出タルコト徒然草/大全ニ見エタリ・)又こ うし云フトモ云フ. こすこい"巌智ノ類ナリ・ こすい"姦智姦謀ノ類ナリ・ ごみ"共ニノ意ナリ・﹄ ︿

3

7

表 V ことずける"托スルト云フト岡シ. こをばる"こりかたまるヲ云 7 . 血 ガ l l [ リ ] 付 ク 、 飯 ガ 1 1 ツ ク 。 こ、える"寒気ニ閉ラレテ、手足ナドノ自由ナラサル ヲ云. こける"転倒スルコトナリ。 こける"商人ノ物品ヲ安売スルニモ云 7 . こをとう"質素骨草

A

ト云フニ同シ。 こウこ"犬ヲ小児ノ略称スル語・ こすばい"股下ヲか、れて11ト云フ。 こすばい"向上ノ語ノ転シテ、うしろめだき事ニ云。 こと M 出来タラこと乱ジヤ、続メタラコトジヤ/ナド 用ヰラル.蓋し反語ノ用ヲナヌ・ ごせい"御精ノ字音ナリ・事ヲ勉メテスルヲ他ヨリ﹄ 八

37

裏 V 称ヌルナリ.御精デヌナア、ナド. 世花帯必腎跡"

こいつ"此ノ者ト云フニ岡シ. こいやげる"困難スル意。 ごりる"懲ノ義ナリ・ ごみ"塵ヲ云

7

.

こ う ︻ オ ︼ が す

u

崩すヲ云フ。 どんどんねる"・イピキカキテ寝ヌルヲ11ト云フ。 サテ/其響ハごう/¥ト聞ユル様ナルニ、ごん/ /¥トト云フ。此レ其俗音ノん多キ以所︽ 4 9 ナリ。﹄ ︿ 3 8 表 V こけ"非骨四ノ字ヲアツ・こけ言うなナド。 ごて

u

箱ごて。本ごて。 コ

l

コ"犬。小児語。 こ く と う ︻ オ ] H " 口 口 ノ 義 。 こっぷら

u

こじんまりノ意カ。婦人ナドノ、反物ノ品 柄ヲ品評スルニ多/ク聞ク語ナリ。 ご!"ご!なこと、ご!な人ナド云フコトアリ。業

3

1 ] ノ事ヲ云フカ。 こぽ/¥"春日ト云フニ同シ。 こまこい"ちいさいト岡シ. こーっと"物ヲ考フルトキ発ヌル歎調。﹄ ︿ 3 8 裏 V - 36 ︻ 白 紙 ︼ 八

3

9

表 4 3 4 0 表 ごとに予定

v

(15)

さかな"魚ノ惣名。 さいこづち"細工槌ノ転力。 さのぼり"聞を植終ルヲ云フ。後成雑誌応問録欄ニ、 /俗聞に田植後さなぷりの祝ト云フコトアリ、如 何ナル/意カトノ問ニ答ヘテ、本属翁古事記伝狭 蝿ノ下、/及高内真足ノ十二月和名考五月ノ下等 ニ、佐ト/云フ事ハ総テ田植ル業ヲサシティヘル [ 言 ] ニ テ 、 植 始 / ム ル ヲ 佐 開 ︻ ザ ビ ラ キ ︼ ト イ ヒ 、 植終ルヲ佐登百ノボ

U

2

ト云フト見エ/タリ、ト見 タリ。而シテ、さなぷりハ佐登ノ転靴ナラン/ト 云 ヘ リ 。 さいけ

u

苗ヲ植エ初ムルヲ l i ト 云 フ 。 さでる H-所ニ取り寄スルコトニ l l ト云フ。﹄ ︿ 4 0 裏 V ざった N ずあったノ約リニテ、往かぎった、来ざった /ナド用ヰル。蓋シ山分威ハ口口口口ノ用法。 さかゑ M 故ニト云フニ岡シ。古老ノ用語ニシテ、今多 ク用ヰズ。/寒イさかゑ衣物を着るナド。 さらへる"取り尽ス、取り除くト云フ意ナリ。 さっぱ

g v

り"鮮明ヲ云フ。転シテ城府ヲ殻ケズシテ人 ニ接シ、言語/ニカクス所ナキヲさっぱ

a v

りした 人 ト 云 フ 。 さっさと"療品篤々ト云フニ岡シ. さいきゃう"裁許ノ字音ナル可シ.何事ニヨラズ事ヲ 構フテ/支配スルヲ云フ。蓋シ通常語トナレリ・ さつば

a v

り"全くト云フニ同シ . 1 1 分 ラ ん ・ さんきんたん"僅カノ金銭ト云フ意ナル可シ.﹄ ︿

4

1

表 V ざ H 惣テ可能性ノ動詞ノ語尾ニ付ケテ、可能ノ意ヲ/ 強ムル語ナリ。単ニ出来

ZZ

ルト云フ可キヲ、て けざト云/ヒ、書けるト云フ可キヲ書けざト云フ ガ如シ。東京/語ノあるさナドノさヨリハ範囲セ マケレトモ、/其意義ハ楠々同シキナリ・但シ此 レハ可能性ノ/モノノミニ付クナリ。/ 東京語ノさノ場合ニハ・ざノ場合ノ外ハ﹁よ﹂又 ハ/﹃わ﹂ヲ以テ云フ.良いわ、良いよ。﹄ 八 4 1 裏

v

- 37 ︻ 白 紙 ︼ 八 4 2 表 543 裏 ﹁さ﹂に予定 V じように"多クノ意。又、じゃあにト云フ。此ノ語口 ロニ専ラ行ハル。 しんだい"気ノ弱ルヲ l l ト 云 フ 。 口口口口口口口口口口口 H 口口口口ナリ・ しなんだふむ"土地ヲ踏ミ鳴ラスヲ云フ也。 ﹃雨の﹄し[よ}ぼ/¥降る H 徐々ニ降ルヲ云フ. し l よぼこにぬれた"全身悉ク漉︹湿︺フタルヲ云 7 . しばや H 芝居ヲ云 7

(16)

じーやらこい"馬鹿/¥シイ、白々シイナドノ意。若ク じ﹃やら/¥"閉止ハ串談ノ意。 八注:初め﹃じ,やらこい﹂に﹃馬鹿/¥シイ、 白々シイナドノ意﹂の説明を付け、﹁じ,やら /¥﹂には﹃向上﹂としたが、後に﹃若クハ串 談ノ意﹂を付け加えたものと思われる・ V し , や ツ て " ジ ー ヤ ト 雷 フ テ ノ 意 。 じ , や ら " 串 談 ノ 意 。 ﹁ 誰 ﹂ し も M しハ語ヲ強メテ云フ時ニ用ヰル。﹄ 八 4 4 表 V しぶとい"執念ノ意ナリ。 しわい

u

執念ノ意ニシテャ、殊ナリ。繰返ス意アリ。 しと"人ヲ l l ト 発 音 ス 。 しとの﹃物﹂"他人ノ物ト云フ義ナリ・ しとの﹁物﹂"己レノ物ト云フ義ニモ用ヰラル。 しぶと"死人ヲ云フ。 しんにやりごんにやり"何レニモ付カズ、中間ニサマ ヨウヲ云フ。但シ/此ノ語博英ノ語ヨリ来ルト云 フ 。 削 W 郁

4

a

H

さ寒量五轟品管官時議曲曇晶曹咽骨量骨畠晶

a

t

しびれる"長座シテ足ナドノ自由ニ動力サルヲ云。 しぴり"同上ノ名詞法ナリ・ し,ゃンぎり"散髭ヲ云 7 . 八 4 5 裏 V しわくた"単ニ、しわト云フニ悶シ. しを"葉ト云ハンガ知シ.此ヲしを・ニ又御注文/申 サン、此ヲ l l ニ折々御尋ネ申サンナド. しば"演劇スル所ノ名。蓋シ大抵社内/ニテ為スニヨ リ、社︹ノ]内庭ヲ芝ト云 7./ 後世劇場ヲ芝居 ト云フモ、是レ/ヨリ転セシモノナラント云フ. しめる"火ノ減スルコトヲ云 7 ・蓋シ概ネ神仏ナドノ 燈/火ノ減スルヲ云フ。 し i ゃべる

u

強テ人ニ見セントスルヲ l l ト云 7 . しろと"くろとノ反対ニシテ、物ニ未熱ナルヲ云フ。 しき

u

底ノ方、下ノ方ヲ云フ。{︽栄花七巻ロロニ/ 其箱のしきにトモ見エタリ。︾﹄ 八 4 5 表 V o o q δ しき積ト云ヘバ、下積ノコト箱ノしきト云へば、 底 。 じゃら"容易ト云フニ同シ。 じゃら

u

イツハリト云フニ岡シ. しゃうぎだをし"将碁ノ駒たをしノ略ニテ、将碁ノ駒 ヲ井列シテ、/サテ其-端ノ駒ヲタヲセパ、前列 ノ駒順ニタヲルガ/知キニ例ロタル也. し,ゃうじ"不断ト云フニ同シ. じがまがする

u

小児ナドノロニ静容ナク動キマワルヲ 云 7 . しとしけない"しとハひとノ靴.意ハ人間ノ恵ルイト

(17)

云 フ ニ 同 シ 。 しんけん"真実ト云フニ同シ。 しゃぐ"古語ノしだくノ転シタルモノカ。砕キ折ルノ 意. じき H 直チニト同シ。しきニ行ク・ ︿ 4 5 裏 V しき後ニ。﹄ しわ

/

¥

u

寛々ナド云フニ岡シ。 しんし"汁。小児。 じよんし i よ"草履。小児語。 しなかヘ"しんかへノ転ナルペシ。而シテんハ語調ノ 為ニ副ハレ/ルモノナル可シ。しかヘト云フニ岡 シ 。 しつこい"又ひっこいトモ云フ。強テスルト云フ意。 しわい"強テスル意ナリ。 じか"直接ト云フニ同シ。 じ口し,ゆむ H しむト云フニ岡シ。漫むナリ。 しぶく

u

た、くト少シ異ナリ。細キ者ヲ以テ夕、くヲ l l ト/云フ。帯、竹ノ知キ類ヲ口ロスルヲ云フ。 しゃんと"シツカリ卦

#H

ト云フニ同シ.﹄‘ ︿ 4 6 表 V しな H 接尾語ナリ。行きしな、取りしな、読みしなノ /如シ.時にト云フ意義ヲモテリ・ しんと"物ノ真中ヲ云フ。又長キモノ、サキヲ云フ。 竿ノ l l / ト云ヘハ、竿端ヲ云フカ知シ。 しとつ"数詞{又-晶ノ意]又少しノ意.又口調ノ為 ニ云フ。先生ノ説/明ハしとつも分らぬナドハ、 少しノ意。しとつ/こ一一 V し , ょ に 行 き ま せ う ・ しゃうたく"妾ノ宅ヨリ転シテ、妾其者ノ称トナレリ。 *し"家の人、と同し意味. *しょうがない"致し方がない.﹄ ︿ 4 6 裏 V { 白 紙 ︼ ︿ 4 7 表 ﹃ し ﹄ に 予 定 V すな M 禁止ニ専ラ用ヰルニ、後者混用スルコトナシ. するな"詠嘆ノ詞ナリ・ ずっしり"十分ノ義ナリ・ すばぬける"すべり抜けるト云フト同シ。 すね"酒香マサルトキヲ云ク・此ノ語専ラ酒ニ対シテ 云フ。すね/の時、すね砿枇ニハ普キ人ナド云フ モ皆ナ対酒ニ/対シタル語ナリ。 すんがり"長ノ細長キヲ云

7

.

︽[古語]スガリノ延 ヒタルナリ・スカルのたち、/すかる峰、すかめ、 皆 細 キ 意 ・ ︾ ︿ ︽ ︾ 内 は 朱 書 V すねる M 人ニ従ハズシテ顛難{コマ︺ラセルナリ・ ずるこい"柔弱ト云フ語ニ似タリ・ すがり"物ノ終、又ハ末ヲ云フ・春すがり、花ノすが h ソ 。 ずき"芋ノ茎ニノミ、ずきト云フガ如シ.﹄ n H d 円 δ

(18)

︿ 4 7 裏 V すっぽ

a v

んごく"全クト云フニ岡シ. すりこむ"准第[痛人]気力ヲ失フヲ l l ト云フ. すツくら N 程よくト云フニ同ジ. す い な ン ど

l

で{ぞ]"すいなトハ一種特色アリト云フ 程ノ意/ナリ・ど

l

でト云フ語ハ、コ、ニ限ラズ 多カリ・/モトハ如何ノ意ナリシナレトモ、全ク 疑意ハ失/セテ詠嘆ニ多ク用ヰラル、モノアリ・ /又なントハなる事ヲ略セラレタルモノ/カ・是 外、妙ナン、奇れいなンナド。 すってのこと H す で に ト 云 フ ニ 岡 シ 。 おすあし"も、引ノ類ヲはかすして居るを、/すあし ト 云 7 ・はだしトハ別ナリ。﹄ ︿ 4 8 表 V ずっしり H 充分ノ意ナルペシ。但シ重量[容積]ノコ トニノミ云ヘリ。/ずっしり一荷。ずっしり一は

L V ず け " っ て け ノ 、 意 ナ リ 。 ﹄ ︿ 4 8 裏 V つノ省カレタルニテ、続ケテト云フ ︻ 白 紙 ︼ ︿ 4 9 表 S50 裏 ﹃ す ﹂ に 予 定 V せこい"山坂ナドヲ登リテ気ノアヘグヲ i l ト 云 7 . せがない

u

精ガ無イニテ、勉メ甲斐ガナキヲ云フ. せり識やい"競争ヲ云フ.購曲品書官五都骨脅揖・/ 車購ゃいハモト合ひノ転ナラン.然レトモ今ハ /競フ意ニ転シタルガ知シ.走りゃい、早ややい、 / ふ と や い ・ せわな"面倒なト云フニ同シ・ ぜ又ぜ!"そえノ約リコ

a v

ルモノナルペシ。是レ何ニ ぜ

l

、/今往くぜ. せわしない"忙シイト云フニ同シ。ないトハ語ヲ強ム ル ナ リ 。 古 語 ヨ リ 転 ズ ・ *せんば"十能の事.﹄ 八 5 1 表 V - 40-︻ 白 紙 ︼ ︿ 5 1 裏 S54 表 ﹁ せ ﹂ に 予 定 V そ ん じ 1 ゃけんど"夫レジヤケレトノモ意ナリ。 ぞん/¥する日熱発ナドシテ、身体ノ震動スルガ如譜 クナルヲ / 1 1 ス ル ト 云 フ 。 そ"草履鮭ナドヲ作ル可キ縄ヲ云

7

・ そっと"少シト云フ意ナリ・そっとの問、そっと買フ / ナ ド 。 昏 ぞ う [ オ ] で H 追 付 ノ 意 。 そりがあはぬ"事ノ反対ニナルコトヲ云フ.親子ノそ りがあはぬ/ト云へパ、親子ノなか悪しくして物

(19)

々反対ニナ/ルヲ云フ。 ぞい/¥"ソル.頭ヲソルコト。 ぞ

l

っ け な い ﹄ 八

5

4

裏 V 小 児 語 。 ぞ"諮問ノ意ナリ。何しよるぞ、何時︻イツ]来るぞナド ノ/知シ。疑問ノかトハ少シ異ナリ。 ぞ!たん M 京阪地方ノしようたんト同シ。但シ転靴セ シ者 . b ︿

5

5

表 V ︻ 白 紙 ︼ 八 5 5 裏 557 裏 ﹃そ﹂に予定 V ﹃ 小 便 ﹂ た ん ご 。 M 溺スル所ヲ云フナリ。 ﹃しよう﹂たんご"井戸ノ水ヲ捨ツル所ヲ云フナリ。 たツつあん"母ヲ云フナリ・ た{ツ ] A W た"唯ト云フニ同シ。たツた独り、たツた -トツナド. たてまい"建築ヲ云 7 . だらけ"悉ク其物ナルヲ云フ.灰たらけト云フ。 ニ 灰 ナ ル ヲ 云 。 だらげる"戯ムルヲ云 .

だりひり"伸縮ノ義ナリ・ だンない

u

構ハヌト云フニ岡シ. 面 だいじない"向上。 ﹃手が﹂だい、"手ノ堅ク{コワク]ナルヲ云フ。﹄ 八 5 8 表 V だいましい H 同 上 ・ だます M 欺 ク ヲ 云 。 だまかす"前条ニ悶シ。 たばかる"前条ニ岡シ。 たった"僅ト云フニ同シ。たツ

a v

一 文 。 たツすい H 思慮ナシト謂ハンガ如シ. たいそうな"物憂イト云フニ同シ. たびね"仮寝ヲ云 7 ・﹃旅寝ノ義カ﹂ たぷね"同上。 たゅう H 神宮ノ惣称. たゅう H 滞瑠璃かたりノ惣称。 だイこん H 拙手ノ芸者ヲ l l ト云 7 ・ ﹄ ︿ 5 8 裏 V たヅタ一トツ。 - 41 たげる

u

盗ムト云フニ岡シ. たいしゃう"大将ノ字音.家ノ主人ト云フニ同シ.費 ヨリ/他ニ向テ、己レノ夫ヲ呼ブニ l l ト 云 フ 。 又惟量相/長上ノ人ニ対シテモ l l ト呼ブ. たか

u

価値ト云フニ同シ.たかす知レタ去最彼レ/デ ハナイカ・たかす小使如キ者ナド. たどる"老衰シテ精神ヲ失フヲ 1 1 ト云 7 . たんと H 多クト云フニ岡シ.

(20)

たれこむ"稽シ込ムヲ云・河ニたれこむ.糟へたれこ む -たぽ

u

女ノ髭ノふくらしに入ル、モノ・髭筋ヲ多/︿ ヨセヮ、ゲタルモノ・ だち"初メ、成ハ直チニナド、云フニ同シキカ。来だ ち・口り﹄ 八

5

9

表 V だち.蓋シ離レテハ用ヰラレズ。按尾語力。 たんた H 足袋.小児語. たっち

u

v

・小児語. たった"テアツタヲ約・[メ]テ云フ語。置[ヲイ}た, った、ナドノ如し./蓋し多クハ正シク云ヘリ。 た"見ょった。往きょったナド。サテコソたヲ過去ノ 時/ヲ顕ハス語ナリト云フ人アリ・非ナル可シ. 是レハ確定ヲ/顕ハス語ナル可シ.故ニ現在ニ云 へハ、見ょった、未来/ニ云へハ、こけよった、 過去ニ云へハ見たトナル。 たっぷら"充分ノ意。 だんない"大事ナシト云フニ岡シ.﹄ 八

5

9

裏 V たっすい"馬鹿ラシイト云フニ同シ.﹄ 八 6 0 表 V ︻ 白 紙 ︼ ︿ 6 0 裏 4 3 6 1 表 ﹃た﹂に予定 V ち 。 よ ぴ り H 僅カト云フニ同シ。 ちん/¥ふむ"小児ナドノ拙クトキ、土地ヲ踏ムモノ ナリ・是レヲ

MM/

ちん/¥ふんで泣クト云フ。 ちん/¥"小児ノ片足ヲカマメ、片足ニテ歩ムヲ云 7 . ぢい

u

老男ヲ云フ。 ちツとばあ"小量斗リヲ云 7 . ぢぴる"糞ノ放リ出ツルヲ云。 ぢ I よびる H 夕方ニ[川池︺水面ニ、小魚ノ浮塵子ナド ヲ取ラントテ/水面ニ飛出ツルヲ云フ. ちびる"用ヰテ滋自然ニ滅亡スルヲ云フ。 ちびんや"物音ミスルモノヲ云 7 . ち , ょ ン ま げ H 結髭ヲ云 7 . ﹄ ︿ 6 1 裏 V っ “ A ι τ ち,ゃん"サント云フニ同シ。人名ノ下ニ附ケテ人ヲ呼 プトキ/ニ用ヰル・ ちゃのこ H 略シテちゃァトモ云フ。早朝ニ物スル飯食 ナリ。/序ニ日フ.あさはん、十時頃ニ食ヌル飯 ナリ・/ち,やづけ、二時ニ食ヌル飯・よはん又ゅ うは/ん、夜ニ入リテ食スル飯ナリ・ 右ハ普通称スル所ナリ・文ごはん、こぜん/ト称 スルハあさはん即チ十時食ニ限ラル。又や/しょ くト云へハ夜中、ゅうはんノ外ニ食ヌル/臨時ノ 食 ナ リ ・

(21)

ち ゑ る M 山崩る、ヲ l l ト云フ。山がちゑる、/又転 シテ落ツルコトニモ、下リルコトニモ云フガ如﹄ 八 6 2 表 V シ.・木から、うちち 4 ゑる、又たれち/,ゑるナ ﹄ p . 又子守ノ背ヨリ子供ノ嘗

H

方下リヲルヲ、/子ガ ずりちゑる、ト云 7 . 又、飛ぴち t ゑ る ・ ちやんちゃ"茶。小児語。 ち ゃ ん と " 確 然 ノ 義 。 ちーやす"動詞ニ付キテ語ヲ強ク云フトキニ用ラル。但 シ/都語ナリ。然シテ多ク使用セラル.ネギ/リ ちやす.はりち sやす。但接尾ニシテ意義ハ﹃下ス﹂ ト 云 フ コ ト ナ ラ ン 。 ちやす"ついやかすノ意ニテ、腫物ナド

H

意 ﹄ 八 6 2 裏 V ノ 服 肢 ヲ 出 ス ヲ 云 フ ナ リ 。 ちよる"待ツちよる。外多クヲ聞カズ・ ク / 多 カ ラ ス 。 ﹄ 八 6 3 表 V 土佐方言ノ知 ︻ 白 紙 ︼ 八 6 3 裏 S64 裏 ﹃ ち ﹂ に 予 定 V つぶし"膝頭ヲ云 7 . つばへる"善三三キモノヲ好ミテ、恵シキヲ取ラサル ヲ l l ト 云 7 ・増長ヌル意. っかはれ"下サレノ意ナリ・又っかハクレノ意、はれ ハ 敬 語 ・ つむ"散髭スルヲ l l ト云フ. っ 、 ︿

u

物ヲ突ヲ言 7 ・乃チ著

a v

ナドヲモテ飯ナド 突 ヲ l l ト 云 7 . 又転シテ、ハレモノナドニつ、 くガ知ク、イタク覚ユルヲ 1 1 ト 云 フ 。 つむ"鳥ノ物ヲ食フヲ 1 1 ト 云 7 . っと"女ノ髭ノ、首筋へ出シタルびんヲ l l と 云 フ . つむり"人ノ頭テ l l ト 云 フ 。 蓋 シ 敬 語 。 つな"ト云フノハ、ト云フ意。某つなドコノ子ナド。 つめこ"たもとノコト.又たもこトモ云 7 . づ く H ま、ト云フニ同シ.往かんづく。見ぬづく。﹄ 八 6 5 表 V - 43-{ 白 紙 ︼ ︿ 6 5 裏 168 表 ﹁ つ ﹂ に 予 定 V てんまをつれる"小供ヲ携フルニ岡シ. てんてこまい"非常ニイソガワシキ曹量骨形容。 てぶり"身辺[三何ニモ附ケズシテ行クヲ l l テ 行 ク ト 云 7 . てうだい"頂戴ノ字音ナリ。ツカサレト云フコトニ用 ヰ/ラル。取テ頂戴、言フテ頂戴ナドノ如シ。此 ノ/語今来中等以上ノ人々ニ行ハル。

(22)

てれる"衆人ニ顔見ラレテ、自ラ顔赤クナリ/テ、其 所ニモ層難クナルヲてれるト云 7 . でこ l l 又でこんぼう"人形ヲ云フ。転シテ人形芝 居ヲ云

7

.

︽所謂道君房ノ転︾ て[ん]ごう[オ } H H 弄ヌル意ナリ。滑稽ノ意アルカ・ ︽ 薗

& τ

訓掌轟暫事副轟令島 # E m 骨轟 H a ︾ てんご"徒ナル恵事トモ云フ可キカ。 てがながい

u

盗心アルヲ云フ。﹄ 八

6

8

裏 V て " 治 E 宿 品 世 皿 H 取テ見ル、往テ見ルナドアレパ、以上ノ定メハ非 ナ リ 。 てし"自ラ作ル[事]ヲ l l ト云 7 . 動詞ナリ・ てす[づ]くり"自ラ作リタル者.又転シテ、素人ノ 作リタルモノヲモ云フ。/名詞ナリ。 てすりごんぽ"手ヲヌリテ、テ︿叫 4v ヒタスラ頼ムヲ l ー ト 云 フ 。 てんじようやすく てんで"手。小児語。 て"方ト云フニ同シ。アッチテ、 八この項、朱書 V ﹄ ウ ラ テ 、 前 テ 。 八 6 9 表 V で"かト云フニ略岡シ・-ありますで・ の項、朱書 V て"とト云フニ同シ.下ノ語ヲ多ク省略スルコトアリ。 今日行/くんでて(云ヒマシタヲ省セリ}。 てんずりはんずり"過不及アルヲ云 7 . てんぷな"・思慮ナ

23

ナキ人。難官︻ケンポ 1 ] ナドノ 意-てんり,ゃう H ハパカル所ナキ意ニシテ、旧幕時代ニ天 領トテ朝廷ノ領/セラレタル芯圏ニハ守護ノ立入 ルコトヲ得サリシヨリ、自然晶品並/肱骨唱品

U H

ヲ昔北北ハバカル所ナリ・﹃チヨパク﹂ナドヲ為ト シ 得 ラ レ シ / ヨ リ 起 リ シ コ ト ト 思 フ 。 ぺ てんとう"天ト云フニ問、

ν

・ ﹄ 八 6 9 裏 V コ レ d ア 一 . 八 こ ︻ 白 紙 ︼ 八

7

0

S71

裏 ﹃て﹄に予定 V 疎イト同シ. とろ

a

い"

とろくそ"白痴・ どづく"打ヅ夕、クニ同シ・ どて"堤防ヲ云フナリ・ とへる"泊クコトヲ云フナリ・ とっぴした"カケヲチヲナシタルコトヲ云 7 .

(23)

とツつあん"父ヲ云フナリ。 ﹃草ガ生エ﹂とる H てをるノ約言。是ノ語多カリ。 とつぬけ"忘レ易キ性ヲ云フ。 とろくそ"白痴、馬鹿物 A 4 4 vナ ド 云 フ ニ 岡 シ 。 とうす H 酒ヲ、ア夕、メルヲ 1 1 ト云 7 . どさくさまぎれ"騒動ノマギレト云フ意ナリ。﹄ ︿ 7 2 表 V どくれる"心ニ怒ルナリ。不服ノ意ナリ。 とうふのはちはい

H a

粗末ナル払舞ニテ、多クハ葬家 { 時 } ニ 云 フ コ ト ナ リ 。 どツき,やら日トコヤラト云フニ同シ。 とばしり"水ノ、物ニ当リテ四散スル某

M

ヲ 云 フ 。 とばしり"同上ノ語ノ転シテ、物事ノ余勢#崩︹ヲ云 フ ニ ] ニ 用 ヰ ル 。 とっと"にはとりヲ云フ。但シ小児自ラ雷ヒ、 ニ / 向 テ 云 フ 語 。 とうどう H 終ニト云フニ悶シ。 どろかい H 濃

a v

液ヲ云

7

.

ど ろ / ¥ H 同 上 。 どろ"土ヲ l l ト 云 フ 。 どじる M 進退谷マルト云フニ同シ。﹄ 八 7 2 裏 V 又 小 児 とつと、"疾ク/¥とト云フニ岡シ。 とる"でをるノ約マリテとるトナルコト常ナリ。取と る、見/とお 4 v、読どる・濁ルモ岡シ。 と 、 H 魚ヲ云 7 . 小 児 ノ 語 。 と 、 び " 同 シ 。 とうなりこをなり M 漸クノ意。又大略. どぢる H 苦 ム 意 力 ・ どっこい H 発 語 。

X

歎 飼 ・ どっち E ゃいせ

u a

いずれト云フニ岡シ。 とっちゃ"・ドチラ. とんご M 高キ絶頂ヲ云フ。木のとんど、山のとんご。 ど

l

ばる"侃︽さトシテ動力ナ

h g

ル ヲ 云 。 ﹄ 八 7 3 表 V どんぶくろ"傾城反魂香ニかなしゅてならぬ/どうぶ くらにトアリ口口口口シテ l l ハ/た、ナカニト 云フ心ナリ。是ト同シ意ナリ。 とんご H 木或ハ峯ノ絶頂ヲ云フ。 *とびっ"米を入れる箱。 *どやす H たたく事。指帯喧嘩などして体をたたく事。 *どたま

u

頭 の 事 。 *どたまかち H 顕 の 大 き 事 。 *とへる *どツチヱル﹄ ︿ 7 3 裏 V - 45 ︻ 白 紙 ︼ 八

7

4

4

3

7

5

表 ﹁ と ﹄ に 予 定 V

(24)

などりなさけ

u

ーーもないト云ヘハつらきコトノ極ヲ 云 7 . なれとる"道路ナドノ平垣

A g

ナ ル ヲ 云 フ 。 なれとる"同心主慣

B

意 卦

O

ノ意ニテ、なれようて/ 人ヲ耽リナド云心ヲ合セテ行為ヲナヌナリ・ なれとる"練習シテヲルト云フニ問シ。 なれとる"又味噌ナドノ能ク混合シテ、食ヘル程ニナ リ タ / ル ヲ 云 フ 。 なん"サント云フニ同シ・人名ノ下ニ附ケテ、人ヲ呼 プニ用ヰル。/サレド極メテ卑語。 なんぼ"イクラト云フ語ニ岡シ。疑問代詞。 なり"様百三、風ナド云ハンガ如シ。 なまる"アクセントヲ殊ニヌルヲ i l ト云フ。東京ナ ドニハ、靴ヲ l l ﹄ 八 7 5 裏 V ト 云 フ ト 云 フ 。 なに世︹し]ように"古語ノなにせんにト云フニ岡シ. なにしやうにいらぬト云/意ナリ・又なんしよう に ト モ 云 フ 。 なんじ f や"否ト云フニ同シ.又斯ウだト云フ意ニモ用 ヰ ラ ル 。 なんならかもた[と︺か"なんであらふがかまふたこと か ノ 略 言 。 なんなら"如何ならノ意. なんじゃにならぬ"何ニモ成ラヌト云フ意ナリ。 な

u

東京語ノね

l

ト 同 シ . な へ H 是レモね

l

ト岡シ. な い な あ なにが"副詞ト呈爾波トナリ。尚なにかト云フガ如シ. ロ ノ ガ ノ 反 ﹄ 八 7 6 表 V 語 ノ 用 ヲ ナ ス 。 な も し H あのなもし、そーですなもし/等。 な、"下女ノコトナリ・近時此称絶ヘタリ・/祖谷一 字アタリニハ尚此諮アリト/云 7 . ﹄ 八 7 6 裏 V 46 -︻ 白 紙 ︼ ︿

7

7

4

3

7

8

裏 ﹁ な ﹄ に 予 定 V にげる"成ハぬけるトモ云フ。逃ケルト同シ。 にしめ"煮テ副食トナシタルモノ。 にこ/¥"喜びノ顔面ニ表ハル、様ニテ、乃チ内心ニ 笑ひ/て顔面ニ表ル、

? 4 4

v

ナ リ ・ にんぐわし"にぎはしノ靴・﹄ ︿

7

9

表 V ︻ 白 紙 ︼

(25)

︿

7

9

裏 4 3 8 2 表 ﹁ に ﹂ に 予 定 V ぬかす H 雷フト云フニ岡シ。﹄ ︿ 8 2 裏 V ︻ 白 紙 ︼ 八 8 3 表 g 3 8 5 裏 ﹁ ぬ ﹂ に 予 定 V ねそすける

1

言論シテ、人ノワズカノ語失ヲトラヘテ ギ

s v

ピシク/論シテ、対人ヲシテ語ヲ置ク所ナカ ラ シ ム ル ヲ 云 フ 。 ねき"傍ヲ云フナリ。人ノねき、家ノねきナド。 ねられん"其所ニテハ、ぬるベカラズト制ヌルトキニ 用 ヰ ラ ル 。 ねえられん

u

ねんトシテねられぬ意ナリ。 ね 、 H 赤 子 ヲ 云 フ 。 ね 、 こ " 岡 上 。 ね、こまくら M 布ヲ以テ製シタル丸キ枕ヲ云フ。 ねし/¥"ねし/¥頭痛がする。 ねんね"ねる・小児語。 ね

lu

よと[ト]云フ程ノ意ナリ。但シ独語ノ際ニ発 ス/ル感動詞ナリ。例口ハ今夜ら晴イね

l

、 ﹄ ︿ 8 6 表 V 寒いね

l

ナドノ知シ。必ス独語ノ時ニ限ル。/対 語ノトキハな

l

、或ハ少シ下回ニハの i / ナ ド 用 ヰ ル . ﹄ 八 8 6 裏 V ︻ 白 紙 ︼ 八

8

7

589

表 ﹃ ね ﹂ に 予 定 V のあき"降雨シテ岡地ヲヒタス程ノ水ヲ l l ト 云 7 ・ の わ き " 同 上 。 の ち " 怠 ル 意 ナ リ ・ のろけ借る"女ニ心ヲ入ル、ナリ・ のこりこぜりなし"残リヲシミハナシトナリ・ のって"﹃ガ故ニ﹄ト云フ意ナリ.此語現今漸々跡ヲ一 絶/タントス

a v

モノ、知シ・只古老ノ話頭ニ於テ U 問ハ/聞クヲ得ルノミ。例﹃そしーやのって夫レ一 ジヤ/カラ﹄﹃年寄ツタのって年寄ツタカラシ テ﹂/寒イのって行カヌ。寒イカラシテ行カヌ。 / のす"た、くト云フニ岡シ。義シ小人ノ言語。 のつびきならぬ

u

進退極マルト云意。﹄ ︿

8

9

裏 V のか"角度ノ広キニ過クルヲ云 7 ・例へパ良夫ノ用ヰ ル手/鍬ニ対テ命卦コノ手鍬ハのかなト云ヘパ、 サキト柄/トノ角度ノ広キヲ云フナリ・ のし"主ノ意ナリ。魚ののし。山ののし﹄ 八 9 0 表 V

(26)

︻ 白 紙 ︼ ︿ 9 0 裏 E 3 9 2 裏 ﹁ の ﹄ に 予 定 V はりこむ"重ネ増スノ意ナリ。 はしる"走ルト岡シ. ぱんぱ"雛人形ノ類ヲ云 7 . 但シ小児ニノミ云フ. ぱあ"老女ヲ云フ。 はいこい H 早 ク 来 { コ ] い ト 岡 シ 。 はがい"恵シミヲ感ズルヲ云フ。 はがいたらしい M 向上. はでな"をごりがましきノ義ナリ・ はずむ

u

盛大ニヌル義ナリ・ はれ"詠歎ノ詞ナリ。次ノ語ト共ニ口口口口ニ多ク 用 ヰ ル 。 は り ー や

u

同 上 。 ぱッば H 貧小児ヲ負フコトニモ、又負ハル、コトニモ 用ヰル。﹄ 八

9

3

表 V ばぜい

u

まばゆき意ナリ・ はいりょう"拝領ノ字音ナリ・ツカサレト云フ意ニ用 ヰル。/其物取テはいりょうナド云 7 ・此ノ語中 等/以上殊ニ婦人ノ閑ニ行ハル。 はざける日物ト物トノ問ニ差入ルルヲ云フ。 ばあ"ばかりト云フニ同シ.たった一文ばあ。たった 一 ト つ ば あ ・ はん"サント云フニ同シ.人名ノ下ニ附シテ人ヲ呼プ トキ/ニ用ヰル・︽又関東語ノ様ヲ用ヰル場合、 乃チ御苦労/様(サマ)ト云フ場合ニ、ゴクロ

l

ハント云フガ知シ.︾ 下駄ノはま"歯ヲ云フ・或国ニハ、単ニはトノミ云フ ト云へ/レパ是ニ出シツ。 はしごのした"酒・ニ対シテ雷フ語ニシテ、水ノ事ナ リ・麓/シ通常酒屋ニテハ、はしごノ下ニ水桶﹄ ︿

9

3

裏 V ヲ置キテ、酒ニ混シテ売ルニヨリテ、是ノ語アリ。 / 尤 モ 一 般 ニ 通 ス ル 語 ナ リ ・ ト は り ひ じ " 張 肱 カ ・ 公 然 ト 書 ハ ン カ 知 シ 。 ↓ はかゑ"故ニノ意ナリ。さかゑト同シ・恩イはかゑ/ 櫨 [ コ ラ へ ︼ ヘ テ ヲ ク レ ナ ド 用 ヰ ル 。 はいる"単ニ入ルト云フニ同シ.(古語ニはひいるト 云フモ同シカ)/源語巻十五十二丁ウ、ふとはひ いり/玉ひて。 はなあかす"素志ヲ空ウセシムノ意ナリ・はながあい たト云ヘバ、素志ガ空クナロタト云フ意ナリ・蓋 シ素志トハ、環テ約/束シ置ケリシ素志ナリ・ はやす"ドット笑フヲ云 7 ・ はしり H 井戸パタノヨリ]井ノ・しりへ通算島シ水ヲ走 ラヌモノ。﹄ 八 9 4 表 V

(27)

はやっけぎ

u

所 調 マ V チ ナ リ 。 八上部欄外に鉛筆で﹃はやずり﹂と書き込みあり

v

は つ ほ

{

Z

U

初穂ノ音読ナリ。意義転シテ物

H

最 初 ノ 物ト云フ/意ニ用ヰル・即チ茶初穂酒初穂等尚 多シ./又転シテ神事ニ金銭ノ事ヲ初穂ト云 7 . /即チ大蹴ノ代価何銭ト云ハズシテ大蔵ノ初穂何 銭 / ト 云 フ 。 はしか"麦穂ノ毛ヲ云 7 . ︽ け

a v

しかいヨりはしかノ 名詞ヲ生ミタルナル可シ。︾ はしかい"麦の穂の毛を扱フトキハ、イタガユキ感/ ジヲスルモノナリ。其触感ヲ l i ト云フ。/転シ テ、麦ノ穂ナラサルモ、塵ナドノ附キタ/ルニモ 云 フ 。 はずむ"盛ナルヲ云フ。角カがはずむ。﹄ 八 9 4 裏 V 接 会 が は ず む 。 は た

u

傍ト云フニ同シ. はざ"常、或ハ其間[合]ナド云フニ岡シ。 は ち ひ " 相 償 ノ 意 ナ リ ・ ばいふる H 単ニふるト云フト岡シ。 は が い はだし"はきものをはか事轟ずして地巷歩むヲ/はだ し で あ る く ト い ふ 。 はな"始メヲ云フ・しよはなトモ云 7 . ー ー が 大 事 。 は う ︻ ハ 1 ︺ H 口口口﹃方﹂ノ音ナリ・普通ハ﹃ホ l ﹂ ト 云フナリ・是レ然シナカラ/古語ヲ伝ヘタルモノ ナリ・﹃方﹄ノ字音ハ実ニ﹁ハウ﹄ニシテ﹃ホウ﹂ ナラス.﹃ウ﹄ヲ﹃!﹂ト引クハ其例多シ.︿こ の項、青インク、ペン書き V ﹄ 八 9 5 表 V ︻ 白 紙 ︼ 八 9 5 裏 ・ 9 6 表 V ひねくる"人指ト母指トヲモテ物ヲヒネルヲ云フ・ ひんねらむ.舵品世"ニラムト同じ。 ひとそばえる"他人ノ前ニテ、小児ノ常ニハセザル・ 芸ナドヲ示シ/成ハ云フペカラサル雷語ヲ弄スル ヲ 云 7 . ひ な た ぽ

a v

っこ"日アタリノ宜キ所ニテ、アタタマル ヲ 云 7 . ︽母ノ子ヲ臆噌ほところへ入レルヲ﹃ほ っこする﹂ト云ヘパ、ほっこトハ是等ノ意義ヲ含 メ ル ナ ル ペ シ . ︾ ひ こ ず る H 引 キ ズ ル ト 云 フ ニ 同 じ ・ びっし。やり"余地ナキ意ナリ。悉ク満ツルヲ云フ。 びっしり H 岡 上 . ぴんぽ

u

貧シキ・ヲ云 7 ・ ぴんぼたれ"向上. ひ っ こ い

u

執 念 ノ 意 ナ リ ・ ひょっと

u

万一ト云ハンガ如シ. -

(28)

49-八

9

6

裏 V 一 般 ノ 通 話 。 ひだり"水ノ事ナリ・蓋酒ニロノミ云 7 . ひだるい"空腫腹ヲ云 7 ・ ひんける M 干 ︻ カ ワ ク ︼ ヲ 云 フ . ひわかい"単ニ若シト云フニ同じ・栄花口口巻七ノニ

O

八/ニ、らうたき声のひわかくほそく云云トア リ 。 今 古 同 じ キ ニ ヤ 。 ひなへる H 日になへるト云フ義ナラン。 ひんかす"日ニ干ヲ云 7 ・ ひろぐ"文さらす、為るノ言フ可キヲ卑メ雷ふ也。/ 何ひろぐ、何さらすナド、シハ/¥八コギ口/ノ 口 頭 ニ 聞 ク 所 ナ リ ・ ひょう[オ]し"多ク運ト云フ意ニ用ヰル。ひょうしの 普 い ﹄ ︿ 9 7 表 V ひなみくさい"木綿紙ナドノヤケルヲ唄イテ l l ト 云 7 . モト/ハ小児ナドノ火ナヤミテ、[往々]衣 類ナドヤクヨリ、其嘆/ヲ聞イテ、直チニ小児ノ 火ナヤミスルト思ヒ、夫レヤ/ガテ転ジテ其唄ヲ ひなやみトハ云ヒナセルナラン. ひっつい"ついヘト云フニ岡シ. ひっそく"家政ノカタムクヲ云 7 . ひ t よろける"転ヌルヲ云 7 . ひ ど い

u

きびしト云フニ岡シ.思事がひどい・/ひと い寒気。又転シ、下ノ語ヲ略シテ勉励/ナドノ意 ヒ

a v

ヰ・君ハひどいなあ.おひど / l ごさります な . ひ ろ ぐ

u

僻語ナリ・するト云フニ同シ.﹄ ︿ 9 7 裏 V ひ ら け る " 物 恥 せ ぬ ヲ 云 。 ひ っ そ H 質素ノ転ナル可シ。シノヒト転スル例多シ。 びゃあ"これびゃあ、あれびゃあナド.此方言ハ阿/ 被一一般ノ方言ト見ユ.祖谷ノ方言トシテ徳島毎/ 白 紙 ニ 掲 載 セ シ コ ト ア リ 。 * び し ょ に な る ﹄ 八 9 8 表 V 50 ︻ 白 紙 } 八 9 8 裏 4 3 9 9 裏 ﹃ ひ ﹂ に 予 定 V ぶ っ ち , や め " 単 ニ 止 メ ト 云 フ ニ 岡 シ 。 ぷ ち 殺 ス

u

単ニ殺スト云フニ同シ.ぷんなぐるナド多 シ . ふみにゆく"往吊スルヲ云フ・ ぷ ン ぷ H 水ヲ云 7 ・ 小 児 ニ 専 ラ 用 ヰ ル ・ ぷげんし,や"不限者ノ義カ・富家ヲ云フナリ。 ふさがり"方ふさがりナド云ヒテ、昔ノ[和]書ニ見 エタルふたがりト同シ. ふさがる

u

俗ニいっぱいになるナド云フト同シテ、護

(29)

ロナル。品事藩畠

/

H

意 骨 骨 。 ぷせよう"物事ヲ労トシテ成サザルヲ云フ。 ぷる"漏[も]る、コトヲ云 7 . 雨 が ふ ︽ 4 4 v。傘の横ぷ h リ . ぷ!"火.小児語。 ぷーする"やくト云フニ同シ.小児語.﹄ ︿ 100 表 V ︻ 白 紙 ︼ 八 100 裏 4 3 1 0 3 表 ﹁ふ﹂に予定 V へんがかわる M 重言ノ知シ。単ニ変ハルト云フ意ナリ・ へんトハ変ノ字音力。 へそばる"しぼむト云フニ同シ。 へんじよ!こんご!"仏語ヨリ出テタル語ナリ。歎願 ト云フ意味ニ多ク使フ・ へとろに"非常にと云フニ岡シ。 ペ、"着物・小児語・ へらこい"小賢しト云フニ同シ。八この項、朱書 V へ ん そ へん"動詞ニ下ニ属シテ、せん[ぬ]ト云フ意義ヲ有 ス./せ

l

へん・為ハせぬノ意。行けへん。行キ ハせ/ぬノ意ナリ。 へら“里 A M ニテ、わきト云フニ岡シ. 云 7 . ﹄ 八 103 裏 V 山分ニテ専/ラ *へらこい﹄ 八 104 表 V ︻ 白 紙 ︼ 八 104 裏 S106 表 ﹁へ﹄に予定 V ほっとけ"捨テ置クト同シ.打遺リテ置クノ意. ほぐし"-尺計リノくいニテ、布ヲ経ルモノ。 ほんま"真実ト云フニ岡シ。 ほうずのない H 当テノナキ、又ハ思ヒモツカ・ヌコト ヲ 云 フ ナ リ ・ ほうかい"左様カヘト云フニ同シ. ほをちーやぷ"頬ヲ云フナリ・ ほをたぷ"上ニ悶シ. ほんじ,ゃけんど

u

﹁そんじゃ・けんどニ岡シ。夫レジ ヤケレドモノ意ナリ・ ほをけにする

u

アナドルノ意ナリ・ ぽンと

u

悉ク皆ナナドノ意ナリ・ ほをる"[俗ニ]なげるト云フニ同シ。投ト同シ意ナ H ソ ・ ほをる"打捨置ト云フ場合ニ用ヰル。鋤郷ノ字ノ意。﹄ ︿ 106 裏 V - 51-ほたえる"戯レ狂ウヲ云フ。 ほねをる

u

勉メテスル事ヲ云フ。

(30)

ぼつかん"水面ニ丸キ水玉ノ浮プコトアリ・其水玉ヲ l l ト云 7 ・/又花ノつぼみヲモ云 7 . 又転シテ 草木ナドニ/丸キモノアレパ亦称ス。然レトモ甚 タ局レリ. ほう︻主けにする"馬鹿ニスルヲ云フ. ほいて"又ほしてトモ云・而シテノ意ナリ・ ぼう︻オ]ど"蔓ノ義ニシテ、はら草ナドヲ積ミタル上 ニ、蓋/フモノシテ、をいト云フニ同シ. ぽっちり"少しト云フニ岡シ. ほうじよう日麦ノ穂ヲ打チタルかすヲ l l ト一五フ・/ 因ニ云フ麦ノ穂ヲ打ツニ当ヲ怒ク打終リタルニ﹄ 八 107 表 V 中ニ其侭ノ穂アルコトアリ。是レヲ称シテ/をに ほト云 7 . ほっこち"穏普クト云フニ同シ。 ほう[主こう門主"人ニ使ハル、ヲほうこうト云 7 . 奉 行

a v

ヨリ来レルモノ引/テ口口 ほん"本ノ字音カ。将タほんま︹ほんとに]ノ約カ。 実際ト云フニ同シキカ・/此ノ画ノ美人ハ、ほん 生き人の様なナド・ *ぽぽ"腹のふたころの事で、物をふたころに口口口 事て、ぽぽへ口口口すぞかと口口口幼穏なり・成 は腹の意なり・ *ほうで H そうですかと同じ・ *ほうけ

u

そうですかと同じ. *ほんなんいや"そんな事いやと同じ.﹄ ︿ 107 裏 V ︻ 白 紙 ︼ ︿ 108 表 5109 裏 ﹃ほ﹂に予定 V ませる"成人プルヲ云フ也。 ごとませる"同上. ﹃目﹄まあす"まわすト同ジ。 まんで"全ク皆ナ悉クナドト同シ。 まけ/¥入れる"十分ニ入レルヲ云フナリ・ まんざら"全ク更ラニノ意ナリ・ まい/¥した"非常二いそがはしきヲ形容スル詞ナリ。一 まあ / ¥ H 詠 歎 絢 ナ リ 。 又 誘 フ ノ 義 ア リ ・ 臼 まめ

u

不 性 ︽

g

ノ反対ニテ、物事ヲナスニ労トセザルヲ一 一 声 。 まんする"止[ヤ}ムルト云フニ同シ。 ま、一ぎる"眼前ニテ物ナドヲ・振ルヲ云フ。 まんじうなり"漫︿ 4 4 v顕状ニテ、所開漫顕︹ノ]菓子 ナリ蓋シ﹄ ︿ 110 表 V 費昔時ハ其形状[楕]随円形に

( n

u )

テ、/ま んしうなりト云ヘド施

a v

円形ヲ意味セリ・/然ル ニ当今ハ其形状専ラ正円形トナレトモ、/まんじ うなりト云フハ矢張随

a v

円形ヲ意シ/テヲル。又

(31)

s v

顕 笠 . ま 、 “ め し 、 こ ぜ ん 、

J

まし/¥と"偏・然トシテ居ルヲ云フ。 まどへ"文まどいトモ云。和泉ノ最庭ニスユル桶ヲ云 フ 。 まんべに"片落チナクニト云フニ同シ。 まある"事のしは/¥ナルニ云フナリ・言ひまあ A 4 4 v 衣まある、/見まある、為︹シ]まあるナド、皆ナ 其意ハ言ふ、着るト云フ/意ナリ。めぐるト様ノ 意 更 ニ ナ シ 。 ﹄ 八 110 裏 V こ は ん 、 トモ云フ。飯ノコトナ まがる

u

故障リニナルヲ云 7 . 柱がまがって物が見え ない。/小供がまがって仕事が出来ぬ。 まける"アプル、ト云フニ同シ。 *まどへ、まんでくれ。"制賞

a v

せ よ と 同 シ 。 ﹄ ︿ 111 表 V ︻ 白 紙 ︼ ︿ 111 裏 4 3 1 1 3 表 ﹁ ま ﹂ に 予 定 V みつめ"婚礼ノ三日目、遺リ方ヨリ・取方へ両親ノ行 ク儀式/ヲみつめト云フ。三日目ノ意ナランカ。 まくる"取り除クヲ云 7 . みつかなげず"三日ニ揚ケズニシテ、意ハしば/¥ト 同 シ . ー ー や す む 、 / l i ︿ る ・ みたやうな"の知きト云フニ岡ジ.馬みた様[な]顔、 吾みた様/小人ナド. * め め ず

u

み み ず の 事 。 ﹄ 八 113 裏 V ︻ 白 紙 ︼ 八 114 表 5118 裏 ﹃ め ﹂ に 予 定 V むぐる"歩ムノ意。専ラ新民部落ノ用語. む し , ゃ く し ー や す る 日 気 結 ボ ル ル ト キ ノ 形 容 ・ む ち 。 ゃ い き " 無 理 ナ リ ニ ト 云 フ ニ 同 シ 。 むしゃぶりつく"勢強ク、カキックナリ。 ン ね " 姉 ヲ 云 フ ナ リ ・ む ね や げ " 上 棟 ナ リ ・ むねあげ

u

向 上 。 んまへる"渇ニ水ヲ加ヘテ加減スルヲ云フ。 むツくり起きる"小児ナドノ寝テ居タルガ、自然ニ起 キ 出 ヅ ル ヲ / 云 フ 。 むすび"飯ヲ揖リテ三角形ニシタルモノ。弁当ナトニ ス ル 也 . むもう"小児ノ牛ヲ称スル語。﹄ ︿ 117 表 V q u R U む だ " 徒 ノ 意 ナ リ 。 む ら " 乱 レ タ ル ヲ 云 フ 。 又 ソ ロ ハ サ ル ヲ 云 。 ム ラ 食 ト

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