• 検索結果がありません。

生( 老人 子 共 )

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "生( 老人 子 共 )"

Copied!
13
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

老 人

.

t 共 生 ( 1 )

老 年 期 意 味 考 え る

生 田 貞 子

(20 031 02 0 日受 理)

A Study of Sy m biotic R elatio n sh ip bet w e e n Olde r Pe ople a nd C hildr e n

(

1

)

T he Rele v a n c e of・ O l de r' A ge

Sadako'I K U T A

E n ail:s adako@ edu.toya m au.a cj.p

T: 教 育 老 人 子も 超 越 共 生

Fey w o rds : edu c atio n, olde r pe ople ,ch ildr e n , tra n s c endenc e, s y mbio sis

1 .

は じ め

毎 年9敬 老 日 が65歳 以 上老 人 人口 や 日本 人平 均 寿 命新 聞 紙 上を か ざ る

世 界プ をく 長 寿 国あ る

、 子 出 生 率極度減少し

総 人 お け る高 齢 者比 率高 く

将 来 国 民 41高 齢 者 な る 予 想さ れ、 人比 率が し だい にピ ラ ミ

比 率づ く 不 安加 速さ れ る

そ う し た な か、 政 府地 方 自 治 体め と し

各 界 セ、 「 高 齢 者き が 社 会 参 加」 問 題 、 関JL

た れ る よ う て い

高 齢 者と は、 老 人 福 祉 法 は6 5歳 以 上老 人、 老 人 保 健 法 は 70歳 以 上老 人指 す。

̲ ま た 「 高 齢 化し た社 会」 と は 国 連定 義 よ れ ば 6 5歳 以 上老 人 人口 が全 人 口 の7 え た社会 をと さ れT

L

.o わ がで に 比 率を は る かて い 高 齢 社 会 化

国 民平 均 寿 命延 長出生 率低 下直 接

と な 生じれ は わ カIs国‑だ け く、 欧 米な ど先 進業 国共 通現 象れ ら 々 で 技 術 革 新高 度業 化経 済 成 長 ど よ 、 人 々 の生 活 水 準向 上 す 平 均 寿 命 び る と と. も 婦 人解 放職 場 進 出 教 育高 度 化 高 学 歴 化な ど 、 少く 産

手厚く育て よ 「少子 化」 現象 層、 高 齢 社 会 化促 進 す な か

も 日 こ の高 齢 社 会 化 の テ ポ が

あ る。 高 齢 社 会到 来人 類

未 曾 有経 験あ り そ れ がた らす 影 響々 の想 像え る,の で あ ると を指 摘し た

と し、 『見え ざ る革 命』 が あ るこ の書 物

ア メ を そ れ ぞ れ中 心東 西 世 界

政 治 的 対 立 さ な かか れ お り、 「 退 職 年 齢し た年 金 生 活 者 層」 増 大た らす 衝 撃 、 我々 の思 考習 慣を う ち砕 く 「 見え ざ る革 命」

と なり、 こ で政 治 的体 制 は なく 生 産 性 向 上 も 知 的 労 働生 産 性 る か が問 題に な る だ ろ う と て い1)0

後、 世 界 中社 会 的抑 圧さ れ た少 数 派

(2)

人 権尊 重全 人 類共 生地 球 環 境 甲 保 全目 標 よ り柔 軟思 考連 帯し よ う とすi さ ま ざ ま な運 動 わ ゆ る レ ス

l

( 新 思 考) 起 き. そ し近 代 科 学 決 定 論 的械 論 的 ダ イ 突 破 す方 向、 す て の 多 重連 関き あ' 全 体と しず 進 化

て い る と 、 世 界 「 開か れ た、 自 己 組 織 化 す と し と ら え よ う とす. 的 動 的 発 展 的な 理ま れ たこ で 、 近 代 合 主 義 的思 考生 活対 す批 判と づい て

「 共 生」 時 代 目 標と し 、 政 治社 会文 化総 体 的見 直し がわ れ た 政 治 的 対 立 た 21世 紀 、 もは や そ れ 追 従 け ば間 違が な う よ う な政 治体 制思 想 は な そ れ も か か わ ら 世 界 人 類当 面 す

は か え 増 大

う し た現 実認 識 、 我が な お共 生 目 標積 極 的生 きる た め、 す 関 連 ? 存 在て い る と本 源 そ れ ぞ れ がき る意 味 か け る必 要

老 人 問 題 い て1 近 代 以 来生 産 性 至 上 主 義 的先 入

度 括 弧,老年 期現 実 を あ り ま ま 「 老い の意 味可 能 性」

え る と 姿 勢必 要な るも 昭 和 60年 代 頃か ら、 老 人 問 題老 人 福 祉 や 老 人対 象

し た生 涯 学

論 議出 版 物急 増 、 高 齢 社 会を2 1世 紀避 けが た課 題と し受 け 止、 老 人 生 き 社会 参 加 を 真 剣 と が必 要あ る と認 識 共 通の に

て い o 吉寿、 も れ ま

よ う老 年人 生り、 「 実 生 活か ら退 余 生」 て い、 平 均 寿 命延 長

、 今

は ます 長無 意 味 「 老 残」 生 活え ると を余 儀さ れ、 単就 業 者 経 済 的負 担増 すだ け 精 神 的 社 会 的 あ ら た な深 刻問 題 を こ と だ ろ う と

̲

2'

o 老 人 福 祉 生 活保 障と と

す 長 くな るか ら退 人 生 考 ど う と ら え る か と問 題、 ま り

人 間 尊 厳 性」 「 人 間甲 斐」 関 連 見 直 ら れて い な る

古 来か ら哲 学宗 教な ど

た が、 生き が 社 会 参 加 も 含老 年 期見 方転 換必 要た な

小 論 「 共 生」 視 点か ら. 老 年 期を ど

え れ か と う 人 間 学 的 教 育 学い に い てえ るそ し よ う な老 人

̲「 共 生」 必 要と して い 、 子 は なか と 問 題 意 識 な ぐ 、 「 老 人 子とも共 生」 序 論

2 .

老 年期

意味 と 能性 ( 喪失 と 危

段階 を 超 え る )

長 寿 化少 子 化 イ ク変 化

価 値 観多 様 化な ど は、 長間、 私た ち が も て い 人 間 発 達 観根 本か ら し ま れ ま 、 人 間成 長 発 達乳 幼 児 期か ら 青 年 期で の こ あ り、 成 人 期 以 降精 神 的 な 変 化発 達 的変 化は なく、 個 人 差 お か れ た状 況対 す一適 応と し理 解さ れ る

と が 。 人 間生 涯、 成 長 最 盛 老 化 ( 老 衰) う ひ と 大 き

と ら え ら れ、 老 年 期衰 退 あ る とえ ら れ き た. 生 物

的 発 達 曲 線 該 当 すo

か し人 類寿 命し く延 長 老 年 期長 期 化 き た と か ら、 現 在 生 物 学 的 発 達 曲 線 定 義、 発

が と ら え ら れ る よ う

て い 。 最 近老 年 学 分 野お け る 見 識、 既 成老 人 を 大 き く 変て し

ま た現 実

な が ら立 派社 会 的 活 動 を して い 多 く 紹 介さ れ た りそ れ ら

著 述な る書 物多 く 出 版さ れ たて い

し か しそ れ ら は個 人 主 義 的観 点か ら 「 自 己

/

実 現」 社 会 参 加 姿 あ る と が、 老 年 期

問 題 右 現 役人 間り 壮 年

立 場尺 度か らて い の で は なか とえ る

問 題

ま た現 代社 会、 老 や そ あ る隠 蔽し タ ブ て い る と わ れ る。 新 聞

? 雑 誌な ど を み 、 過 剰健康願 望強 調 み ら れ る し、 若 者 中 心 文 化価 値 観喧 伝さ れ り、 類 す感 覚し う 。 現 代若 者 志 向社 会 あ りそ の反 面

(3)

片 隅や ら れ、 老 人 蔑 視思 想

て い ・。 老 人 自 身 「 若 く 元 気 あ る」 ‑ 誇 示 すと が あ る よ う、 老 と を拒 否 し よ う と意 識、 若 年 者 み な らず 老 人を もが り を み せて い る と 過 言 い の、 現 代社 会特 徴 と し .

女 性 自 身女 性 差 別づ かぬ こと が あ る よ う

老 人 自 身老 人 差 別い てい こと も あ 。 果た し は ど価 値、 老 る とと は反 価 値の でろ う か と 疑 問. 不 安と と

わ が 場 合、 老 人 自 殺未 遂め る と

統 計 上世 界 も 高 位あ る と わ れて い ま ざ ま心 身衰 弱喪 失

. 老 若 老 人未 来、 決と は え な。 負目 を 背 負 老 人C

.i 「 死 お ま え 宣 言は な ん と あ り が たい こ と か3) ト の

た よ う え る

,日 が あ る か も し れ な。 生 老 病 死 実 存 的不 安絶 望 は じ め と し、 人 生通 りな る

終 点 だ け

な ら ば

人 生8 0 時 代老 年 期き るし な と な し まい の 々 にた な意 味

だ し、 新た な価 値 を 創 造 す と ば き な 喪 失 あ る老 年 期 な お

甲 斐 生 涯 成 就な る よ う

と は ど うなもの で 、 老年期が そ れ 自 体 固 有価 値役 割 、 人 生 「 完 成」

と み な さ れ、 人間尊 厳る よ う な と ら え模 索さ れ な け れ ば な

1 9 9 7 「 心 豊 活 力あ る長 寿 社 会

関 す懇 談 会」 ( 以 下 懇 談 会) 最 終 報 告 老 年 期退 職 後 も 「り 自 由立 場か し

き、 楽し み 社 会貢 献 す」 「 第2 現 役 世 代」

え るあ る と提 案を し、 生甲 斐り と健 康り を 体 的 と ら え る と

観 点 ,方 策論じて い 4' 老 人 余 生き る社 会 的弱 者と み る通 俗 的老 人 観、 超 え ら れ な け れ ば な ら な、 老 年 期を と ら え る

識 変 革 自 立し た生 活積 極 的社 会 参 加姿

に の

め ら れ る と 、 多 少 た め ら

元 気老 人 こ の提 案肯 定 的め ら れ るあ ろ うし か し、 自 立生 活

き る 元 気老 人、 生き が 社 会 参 加を どこ にめ れ ばい い のか と 疑 問 く る

2 0 03発 表さ れ た厚 生 労 働 白 書 「 活 力あ る高 齢 者 像世 代 間た な関 係構 築」 就 業 ボ ラ 活 動高 齢 者 自 身き が 健 康く り な が る とに と ど ま らず、 世 代 間た ない の仕 組み が重 要 あ る と 問 題 提 議

で い そ し2 0 04

年 金 制 度改 革も 視 野 育 児な ど

現 役 世 代え る問 題軽 減、 老 年 期 世 代 役 立 と を強 調て い 1 99 7 懇 談 会 最 終 報 告な り2 00 3

厚 生 労 働 白 書報 告 、 世 代 間 世 代 間の ワ

グ とう 提案そ れ ら提 案 「 共 生」

視 点え ら れ お り肯 定 的評 価 き る が

「 第2 現 役 期」 と して こ 老 年 期充 実 す る と う と ら えか ら はて い こ に

限 界が み ら れ る

2 現 役 世 代と して の社 会 参 加. 老 年 期き がい の は な も す て に は な り

。 「 老 衰」 け が た現 実 あ る以 上、 よ う な状 況い ても 安JLる よ う な 「 老 年 期か ら 展 望」 き が 社 会 参 加え ら れ ね ば な ら な。 人 生が 50

時 代 70さ に 「 古 希」 老 後 「 余 生」 わ れ も、 そ れ は 「 長 寿」 同 義 そ う し た時 代 老 人、 現 役退

無 為 徒 食て いた ね け は な

戦 前だ け く 戦 後 時 期、 農 村 家 畜 甲 世 話. 農 作 業準 備片 付、 子 守り な ど は老 人仕 事と みさ れ、 村行 事い に 相 談 役と して の役 割 も こ のよ う、 社 会 仕 組み が比 較 的 単 純変 化や か 時 代

,、 農 村み な らこ の家 庭集 落

老 人仕 事生 活 う えで の経 験さ とか さ が意 味 応 分社 会 参 加家 庭 社 会 シ ス 当 然 ご とく 組ま れて い

ま た、 家 族 倫 「 孝」 対 象と し 尊 敬さ れ 大 切さ れ る存 在と して の位 置て い 社 会

(4)

生 産

.第 次 産 業JLて L

. 時 代 老 人人 生 先 達と して の指 導 力そ れ 相 応て の敬 意わ れて い ろ が、 第 次 産 業 ら 第 う 産業 構 複 雑 化じ る と と も、 老 人け ら れて い従 来価 値尊 敬崩 壊 転 倒 し ま

と さ. 無 力社 会 的 弱 者 .否 定 的老 人社 会浸 透 す 、 近 代 化 以

社 会 現 象

え ら れ る。 自 主 性 生 産 性、 活 動 性な ど を評 価 基 準近 代主 義 的人 間 観社 会

、 老 人社 会 的 弱 者と し 位 置づ け、 正 当評 価 す尺 度見 失 し ま oL 確前 進 的価 値 観人 生意 味を は か る な ら ば、 老 人

出 番は なな る. 結 果、 現 代社 会意 識 的

意 識 的も 老 死 を常 生 活か ら隠 蔽 する と と 老 人 「 健や か さ 「 自 助」

. 期 待 する よ う

i し か し 人 生 い て

あ る滅 す

、 確 実事 実は な

ど れ は ど元 気若 者 い の到 来 する し

れ るま た ど れ a )仮 説虚 構ま れ よ う と 生 老 病 死 姿だ け は、 変わ

ら な人生実 相と し永 遠存 在 す。 科

が ど れは ど時 代席 巻し よ う とも、 宗 教 が 常

き た=は そ ゆ え あ る。 老 人 老 人あ る現 実 をあ り ま まな お 尊 厳ち う る よ う な老 人 独 自存 在 い て、 私 達明 確え をち たの で

そ れ な 老 年 期現 役 世 代 論 も 現 役補 助若 年 労 働 力不足を 補 だ け社 会 的 適 応 策 と ど ま し ま うそ し

年 金 支 給 福 祉 費 め る た め

格 好 由 付 さ れ し ま う。 確 、 退 職 後 も 元 気け る 老 齢 人 口 が お り、 引い て適 切保 証さ れ た り経 験技 能趣 味か し社 会 的活 動し たり すと は、 疑な く老 人 生 活く 生き があ る もの に ま た. 出 生 率低 下よ る労 働 人恒 常 的減 少見 込 れ るか らそ れ を意 味 も、 社 会 有 意 義あ るし れ な し か しこ 老 人 就 業、 地 域 社 会 貢 献中 心と し

社 会参加、 生 涯 学 習 参 加 み ら れ る趣 味 を は じ め と個 人 的 主 観的き が 、 老 年 期 社 会 参 加尺 度意 識 的 無 意識 的 「 現 役 並」 「 に お 、 老 人安 心 う す る き な あ る 現 役 世 代 老 年 期自 分た ち と は 世 代 あ り か ら が あ る と認 識 、 第現 役 世 代 論 セ は な 老 年 期 独 自社 会

哲 学

さ ね ば な ら な

老 年 期は よく 人 生 「 黄 昏」 え ら れ る。 加 齢と と生 命え る心 身健 康 そ れ

維 持 す財 政 的 基 盤社 会 的 役 割や さ まざ ま人 間 関 係、 自存 在根 拠

生 き 甲 斐 す も 喪 失 す機 会多 くな り、 不 安 定状 況 陥 り が ち あ るう し た事 態ゆ え

老 年 期「 喪 失段 階」 '

「 危 機段 階」 わ れ る

,喪 失

存 在意 味わ れ くる老 年 期、 柔 軟 性 適 応 性与 欠iて い てさ ま ざ ま な変 化み や 対 処 すと が困 難な と き も あ るこ の段 階を ど う受・め る か 一加 齢意 味姿 全 く 変 。,の こと か老 年 期発 達 課 題危 機、 自 我 統 合 対 絶 望あ る と わ れ そ れ ま所 有て い権 力健 康な ど

「 喪 失」 れ る あ ま り、 喪 失 対 象 執 着 し た り、 もは や人 生は や りし が き か な 絶 望 感慎 悩 人 格 的 崩 壊, し たり、 自分世 界龍 もる な ど極 端 行 動を と る あ る。 「 年 寄水」 「 老

い の言」 「 老い のな ど老 年 期 を 否 定 的 と ら̲え る表 現、L こ のう な老 年 期 特 有行 動所 以 す し か しい に じ る喪 失 感 情 方 向か う わ け は な

危 機 期連 続 的

れ が突 如 予 測 不 可 能

事 態よ ち 中 断さ れ る と を意 味て い る が

「 分 離」 「 中 断」 「 分か れ目」 意 味 K risis危 機語 源で あ る よ う か れ り 人 生お けろ分 岐 点

て い

も 意 味て い 老 年 期か れ

あ る以 上 よ り段 階到 達道 も 残さ れて い る は あ るそ れ ま当 然

参照

関連したドキュメント

“Breuil-M´ezard conjecture and modularity lifting for potentially semistable deformations after

夏  祭  り  44名  家族  54名  朝倉 EG 八木節クラブ他14団体  109名 地域住民約140名. 敬老祝賀会  44名  家族 

北区では、外国人人口の増加等を受けて、多文化共生社会の実現に向けた取組 みを体系化した「北区多文化共生指針」

編﹁新しき命﹂の最後の一節である︒この作品は弥生子が次男︵茂吉

事 業 名 夜間・休日診療情報の多言語化 事業内容 夜間・休日診療の案内リーフレットを多言語化し周知を図る。.

   がんを体験した人が、京都で共に息し、意 気を持ち、粋(庶民の生活から生まれた美

小人 Child    ¥1,890 Egg 卵 Milk 乳 Wheat 小麦 wheat そば Buck 落花生 Peanut Crab 蟹 Shrimp 海老 りんご Apple Pork 豚肉 Beef 牛肉 Chicken 鶏肉..

○○でございます。私どもはもともと工場協会という形で活動していたのですけれども、要