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Academic year: 2021

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ご   挨   拶

早稲田大学 常任理事

 太 田 正 孝

 ただいまご紹介いただきました早稲田大学の教務と国際を担当しております常任理事の太田と申 します。本日は第36回の産研フォーラムに多数ご出席いただきまして、まことにありがとうござい ます。

 このホールは井深大記念ホール、いぶかだい記念ホールではなくて、いぶかまさる記念ホールで ございますけれども、420名の収容が可能ですが、先ほど伺ったところ、もう既に420席が満席にな るような状況だそうです。学会などでもここが満席になるのは非常に珍しいことですから、そのこ と自体が本日の「派遣法の改正と今後の労働市場 ―雇用機会の確保と雇用の質」というテーマの タイムリネスと妥当性を証明しているのではないかと思います。

 本日は産研のフォーラムとして、この方面の4人の専門家の方々をお招きすることができ、なお かつ ILO の駐日事務所、長谷川様の協力もいただいて講演していただくということで、大学を代表 いたしまして4人のスピーカーの方々と、ILO 日本事務所に御礼申し上げたいと思います。

 冒頭のご挨拶ですから長々と申し上げることはございませんが、これで終わりというのでは、早 稲田の常任理事は脳がないみたいになりますので、本日のテーマに関連して、ひと言ご挨拶させて いただきます。

 私自身はビジネス専攻の人間です。特にインターナショナルビジネスと異文化マネジメントとい うものを専攻しておりますが、そういう観点からしますと、企業が国際的に展開するときに、労働 市場の問題あるいは文化の違う人間の問題などということで、非常に関心を持っております。

 本日のテーマがそのことにフォーカスされているわけではありませんが、今の時代、グローバル 化と低成長経済のトレンド、それから製造業からサービス業へのパラダイムシフトが起きているこ と、それから少子化といったことが大きなチャレンジになっています。

 企業というのは、そういう流れの中でもちろん収益を上げることも重要ですが、アメリカのビジ ネススクールは、建前の部分もあるかもしれませんけれども、Business  is  no  just  making  money と必ず教えます。別に金もうけだけがビジネスではございません。守銭奴になることがビジネスで はなくて、やはり一番大きな目的の一つはエンプロイメントの確保です。サービスビジネスにシフ トすることによって、製造業が受け皿になっていた人々のエンプロイメントを確保することは、ビ ジネスにおいて大変重要な問題です。ですから、そういう意味ではこの派遣法はいろいろ便利な面 もありましたが、さまざまな問題も抱えていると思います。きょうの冒頭のスピーカーでいらっしゃ る早稲田大学法学学術院の島田陽一先生とは理事会のメンバーで、いつもこういう問題でアドバイ

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スをいただいていますので、ビジネスとの絡みでいいますと、雇用の確保さらにそれを単なる確保 ではなくて質の面でご議論いただく本日のフォーラムはとても意義のあるものになろうかと思いま す。

 私は申しわけございませんが、この後授業がありますのでずっと参加はできませんが、本日お集 まりの皆様方には、17時ぐらいまででしょうか、4人のすばらしいスピーカーの方々のご講演をエ ンジョイして頂ければ幸いです。最後にきょうのコーディネーターを ILO で長年、労働市場の問題 などでご経験が豊富でいらっしゃる本学の商学学術院の鈴木宏昌先生にしていただくということ は、とてもいい、キャスティングだと思っています。

 それでは、私は本学を代表してのご挨拶ということですので、これぐらいにさせていただきます が、皆様最後まで本日のフォーラムをご堪能いただければと思います。

 どうもありがとうございます。

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